ボクはいいんです・・・東京大空襲見てください。(香取慎吾)あぁぁぁぁぁっ。(堀北真希)
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関係者および読者の皆様へ。
2008年03月18日(火)19:30~03月19日(水)11:00の約16時間
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ご注意くださるようお願いします。迷惑かけて申し訳ありません。
・・・人が良すぎるのは心の病気なのだが・・・それを病気と言ってしまうとエゴイストが死語になってしまうのだな・・・。冷たい人を愛していて花のように無邪気に笑う人というのも実はちょっと怖い・・・感じがします。
まあ・・・瑠璃(本仮屋ユイカ)が「ゲイじゃないか」と疑ってしまったので二週連続薔薇族妄想でお茶を濁してきたのに・・・その手を封じられてしまった。
その上・・・最終回の予告に雪山のシーンがないのである。・・・これは・・・ものすごく・・・オーソドックスに着地するしかないのではないか・・・。つまり・・・もう・・・妄想の余地がないっていうか・・・。いや・・・たとえ・・・指一本入らない隙間でも妄想しなければ・・・プロとは言えない・・・どんなプロなんだよ。
本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「4姉妹」↗*8.0%(実は平均*7.0%である・・・現在「喜多善男」の平均が*7.1%なので今クールの最下位争いは予断を許さないのである)、「エジソンの母」↗*9.9%(どうして、ねえ、どうして*0.1%届かなかったの?)、「女医と道化師」14.5%(これか?)、「めぐる」↘*8.1%(出だしとしめが下がるってクドカンならではだな・・・みんなお別れがつらいのか?)、「刑事の現場」↗12.6%(1ポンドから少し来たみたい)、「コンビニ」13.1%、「うどん」14.4%、「家康」12.0%(なんとなくいい並びだ)、「ロスタイム」↗10.2%(常盤フタケタ死守)、「篤姫」↗24.7%(だから・・・時が止まっているのだなあ・・・ずーっと鶴丸城から出ないつもりか・・・)、「佐々木夫妻」↗11.0%(脚本はテクニカルだけに仕掛けの暴投がもったいないの)・・・以上。
で、『薔薇のない花屋・第10話』(フジテレビ080317PM9~)脚本・野島伸司、演出・中江功を見た。頭巾の小学生(八木優希)で始まったこのドラマ。つまり・・・顔を隠した娘・雫と名前を隠した母・瑠璃の物語なのである。そして・・・主人公・英治(香取)は正体を隠していた。まあ・・・謎は痛々しいものだったので・・・それが明かされるたびに・・・お茶の間はもやもやしていったことだと思う。
雫は可愛い素顔を見せる・・・それは母親に似ている自分が父親を悲しい気持ちにさせるのではないかという・・・痛々しい配慮である。母親の名前がわかった時には・・・英治が雫の父親でも・・・瑠璃の恋人でもないという痛々しい事実が判明する。そして・・・英治の正体はまだ謎を残しているが・・・自称・名もない戦士なのである。
そして・・・二人の名もない戦士の対比が痛々しく展開していく。育児放棄をされて善意を拒絶したまま生きる瞬(玉山鉄二)と育児放棄されて悪意を拒絶したまま生きる英治。二人は他人を信じない点では共通している。しかし・・・瞬は悪賢い人間となり・・・英治はお人好しになった。つまり・・・周囲の人間にはそう見える。瞬は世界を欲望の対象としか見ないし・・・英治は世界に対する欲望を禁じている。
瞬にとってナース(竹内結子)も教師(釈由美子)も人間として考えることはできない。彼は世界にたった一人で生きているのである。
一方・・・同様に世界を拒絶して生きている英治は・・・雫との献身生活を続けるうちにほぼ癒されていたのである。冷たい男を愛して死んだ雫の母と違い、凍えている男を雫は温め続けたからである。
世界を拒絶し続けた二人の男の信頼に亀裂が生じる。「お前だけが世界を信じるって何だよ・・・俺を裏切るのかよ・・・」・・・瞬は英治に意地悪を始めるのである。
誰にも甘えない男・瞬と誰にでも甘える男(松田翔太)によって・・・英治は「家族」を奪われようとしている。言おうとしていた・・・本当の・・・でも言えなかった・・・本当の・・・つづくである。
もちろん・・・英治の心は病んでいる。もちろん・・・親に捨てられても健全な人間はいるだろう・・・しかし・・・親に捨てられて心が病んだ人間を責めることは・・・痛々しいのだな。
関連するキッドのブログ『第9回のレビュー』
で、『東京大空襲・第一夜・受難』(日本テレビ080316PM9~)脚本・寺田敏雄(他)、演出・上川伸廣を見た。ほぼ堀北真希の魅力で押していく展開。言葉使いが戦中っぽくないとか・・・髪型や化粧が現代人だとか・・・まあ・・・そういう点にアレやコレや注文をつけるのはお客としては自由だが・・・とりあえず・・・東京大空襲という事実をまったく知らない現代人にとってはそういうことがあったと知るだけでも意義があるのである。
姿勢を正して・・・直視するべきだろう。
総力戦とはこういうものなのである。後方の補給地をたたけば前線には武器弾薬が届かない。犠牲を少なく勝利するためにはルールは無用なのだ。
味方の命を犠牲にするルールが優先される理由などどこにもないからである。
そして・・・そういう戦争は今も続行中だし・・・日本は参戦中だ。
もちろん・・・現在の戦争は国土から遠く離れたところで行われている。しかし・・・曖昧な言葉の装飾で・・・あたかも・・・戦争をしていないような錯覚に陥っている現代人は多い。
キッドは基本的に現在の戦争を否定しない。日本人が世界の中で優位な立場を維持するために遂行している事業である。ただし・・・その事実から目をそらすような人々には危ういものを感じるのである。
人間は殺しあう生き物だ。そしてなるべくなら殺しあわないですむ道を探れる生き物なのである。片手に剣を片手に盾を持って・・・にらみ合い・・・できれば微笑み合う・・・。
それが限界なのである。それを忘れたらたちまち世界は血まみれになるのだ。
『ちりとてちん・25-1・第140回』うふ・・・ついに若狭の母と五木ひろしが遭遇・・・夫の見ている前で底抜けにラブラブである・・・いいのか。そして・・・弾き語りで「ふるさと」・・・さすがだな・・・ひろし・・・これが芸というものだ・・・。そして・・・A子B子急速解凍である。もう・・・グダグダギリギリの和解だが・・・幼馴染だから・・・いいか・・・。さらに・・・小草若・草々・兄弟の抱擁・・・四草・・・底抜けにツンデレである。・・・おいおい・・・全部解決かよっ・・・と・・・ゴリさんです・・・ラスボス・・・ですか・・・天狗のツンデレですか・・・。もう・・・ダンサーがスタンバっているので・・・最終コーナーか・・・最後は妊娠出産なのかな・・・。→24-6
水曜日に見る予定のテレビ『斉藤さん』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
メンテナンスになる前にやってきました(笑)
ここでもまた野島ワールドは
極端な人物描写ですが、完全に方向性が変わってきましたねぇ。
たしかに「愛」というテーマかもしんないですが
英治と美桜との「愛」から
完全に英治の人々に対する「愛」
子供に対する「愛」の注ぎ方
そのようなカタチになっていますかね。
何故そこまでに自分のものを与える事が出来るのか。
相手は明らかに英治を利用していたはずなのに。
それを英治は知っているはずなのに。
なんか英治が「聖者」となって行進してるような感じです。
一方で
一瞬でその幸せが崩壊していった時代-東京大空襲
前回のTBSでもそうですが
こういう映像を見せなければ
戦争というものがどれほど残酷なのか
どれほど人の心を傷つけてしまうのか
時が経つ度に
その事を忘れてしまう人達に忘れてはいけない
だからこそ何度も何度も伝えなければならない。
たしかにそういう事なんでしょうね。
自分が傷ついた事はよく覚えているけど
自分が傷つけた事はすぐに忘れてしまうもんですからね。
お隣さんの国がそのいい例です(苦笑)
投稿: ikasama4 | 2008年3月18日 (火) 07時55分
「ゲイ」って言葉が出て来た時はびっくりしましたよ!
思わずキッドさんを思い浮かべました(^_^;)
何だかそう見えて来たのが怖いわぁ(笑)
投稿: mana | 2008年3月18日 (火) 08時51分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
ふふふ・・・皆様の妄想が肥大化していって
野島作品に過度な期待が充満し
爆発寸前でございますね。
なんとなく脚本家が
巨大風船の部屋に閉じ込められた状態のようで
面白いのです。
もっともっとドロドロで
歪な世界を見せてくれ~
攻撃なのでございますよね。
まあ・・・聖者は常に街にやってくるのですね。
マーチでやってくるのです。
もう・・・仕方ないではありませんか。
キッドはあのマーチが大好きなので
OKです。
あのマーチってなんとなく
聖者というよりも
狂人がやってくるイキオイがありますからね。
東京大空襲のドラマが春先に三本もあるなんて
奇跡のような展開ですね。
どうしても日本の戦争ドラマというと
夏の風物詩的なのですが
3月、4月、5月の東京大空襲だって
もっともっと追求されるべき・・・と
都民としては思うのです。
まあ・・・パールハーバーを
奇襲成功物語として
ドラマ化する時代は当分こないと思いますけれど。
戦争は抑止しなければいけない・・・
とキッドは考えますが
戦争をタブー視すればするほど
それは遠ざかる・・・
とも考えます。
安全と安全保障の違いについて
現代の日本人はあまりにも疎い・・・。
憂慮いたしますのです。
投稿: キッド | 2008年3月22日 (土) 01時35分
|||-_||シャンプーブロー~mana様、いらっしゃいませ~トリートメント|||-_||
ふふふ・・・本編で言われてしまうと
妄想としては頭をかくしかなくなってしまうのです。
ポリポリ。
後は雪山ですけれど
キッドは材木置き場を
雫がヘルメットかぶって
通り過ぎるたびに
ちょっとドキドキします。
ああ・・・それだけはやめて~
という気持ちになるのでございますよ。
投稿: キッド | 2008年3月22日 (土) 01時41分