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2008年4月 4日 (金)

なぜオレのタマを崇めないのだ?(中山優馬)世界で一番安全な不時着。(上戸彩)

さて・・・木曜日は「ラストフレンズ」という・・・シンデレラVS雑草の激突する・・・謎のドラマがあるわけだが・・・一足先にNHKが木曜時代劇を木曜現代劇に換えてきたのである。

「ベストセラー」を「ジャニーズ」で・・・というミもフタもない展開である。

しかも・・・中学一年の男の子の友情物語である・・・腐女子でショタなのである。

こんな変態の物語を・・・それは違うだろう・・・堂々とゴールデンで・・・NHKのなみなみならぬ決意というか下心が窺えるのだな。

一方・・・長澤シンデレラまさみの相方である大塚スペシャルちひろをほぼ主役に据えた「アテプリSP」・・・とにかくあんぱんち様出演作なのでレビューしないわけにはいかないのでございます。

で、『バッテリー・第一話』(NHK総合080403PM8~)原作・あさのあつこ、脚本・相良敦子、演出・清水一彦を見た。小学校六年の最後の春休み・・・原田巧(中山)は岡山の田舎に引っ越してきたのだった。まあ・・・中山はギリギリ・・・小学生に見えなくはない。次回は中学生なので・・・違和感は減少するだろう。

小学校の野球大会で・・・巧の剛速球を目撃した永倉豪(高田翔)は巧に一目惚れ・・・その巧が近所に引っ越してくると知り・・・もうなんだかいてもたってもいられないほど興奮してしまうのだが・・・小学生なので・・・ストーカーになっても大丈夫なのである。

ちなみに豪はキャッチャーなのである。野球ではピッチャー(投手)とキャッチャー(捕手)のペアのことをバッテリーといいます。

豪の願いはただひとつ・・・「巧の剛速球をキャッチしてみたい」・・・ということだ。

ちなみに剛速球をとれないのはピッチャーのコントロールが悪い場合もあるが・・・この場合はあまりに巧のストレートが早いので・・・キャッチャーが恐怖を感じるからなのである。

しかし・・・ボールをキャッチするからキャッチャーなのであり・・・キャッチャーとしてはすごいタマほどキャッチしたいものなのだ。もう・・・ズバーンとズシーンとメリメリッと受け止めたいのである。

さて・・・巧は・・・少し・・・心に鬱屈を抱えている・・・。口うるさい上に・・・野球嫌いな母親(斉藤由貴)をもてあましているし・・・体の弱い弟・青波(森本慎太郎)がちょっと面倒くさいのである。もちろん・・・母親に「くそババアだまってろっ」とか弟に「お前・・・うざいよ」とかは言ったりしないのだが・・・一歩間違えば言いそうなムードなのだ。

それは「オレのタマは最高なんだ・・・」と信じているからなのだ。

そして・・・「野球がこの世で最高の真理なんだ・・・」と知っているからなのである。

豪は愛するものの勘で巧の心理を読み取り・・・とにかく一回だけでも捕らせてくれと泣きつくのである。

巧「しょうがねえな・・・一回だけだぞ」

豪「う・・・捕れそうなのに・・・お願い・・・もう一回だけ・・・ね・・・ねぇぇぇぇぇ」

巧「お前には無理なんだよ」

豪「そんな・・・寂しいこと言うなよ・・・お前だって捕ってもらいたいくせに・・・」

・・・いかにも腐女子が好みそうな展開である。

そして・・・ついに豪は巧をキャッチ・・・。ところが・・・豪は進学校に進学するために・・・巧とはバッテリーを組めないと宣言する。

豪「私・・・あなたのこと・・・世界で一番愛している・・・だけど・・・住む世界が違うのよ・・・」

巧「何だよ・・・それ・・・?」

・・・なのである。

もちろん・・・それでは話が進まないので・・・豪は教育ママを振り切り・・・巧と同じ中学に進むことにするのだった。

豪「あんなものみせられたら・・・ママの言うことなんて・・・聞いてられないよ」

巧「もう・・・お前を離さない・・・」

・・・まあ・・・とにかく・・・矢島繭(宮崎香蓮)とか・・・伊藤春菜(梶原ひかり)とか・・・女子の出番はあまりなさそうな・・・スタートなのだった。

・・・おじいちゃん(石橋蓮司)がおじいちゃんだけに・・・オタマとかの使用は差し控えてもらいたいものだ・・・映画「牛頭」を見ていない人にはわかりません・・・。

亀ちゃんがガイドしていたのだからもっとストレートに楽しみたい方はコチラへ→エリお嬢様のバッテリー

関連するキッドのブログ『タッチ

で、『アテンションプリーズスペシャル オーストラリア・シドニー編』(フジテレビ080403PM0930~)原案・上條逸雄、脚本・今井雅子、演出・佐藤祐市を見た。・・・なんていうか・・・可もなく不可もない・・・お手本のような・・・スペシャルドラマなのだった。

美咲洋子(上戸彩)と若村弥生(相武紗季)と関山有紀(大塚ちひろ)の同期生キャビンアテンダントの友情と成長の物語・・・。

美咲は生意気な後輩・上野(清水由紀)に煽られて発奮・・・若村と関山を引きずりまわすが・・・若村は家庭の事情・・・関山は恋愛関係で・・・悩んでいた・・・。

そこで・・・お互いを傷つけることに・・・しかし・・・スケジュールが合わなかったのか・・・回想シーンしかなかった中原(錦戸亮)との遠距離恋愛で美咲も悩んでいたのだった。

そこで仲直り・・・ついでに堤(小泉孝太郎)が関山にプロポーズしたりするのだった。

最後・・・ちょっとした故障による・・・スリリングな展開があって・・・「命懸けのビジネス」をアピール・・・そして・・・見事に成長したトリオの実力を見せ付ける・・・である。

視聴率が13.3%というのは微妙だが・・・海外ロケが楽しい人たちがいるので・・・続きはあるかもしれない・・・。「のだめ」と「アテプリ」・・・そして「P大作戦」・・・フジテレビのドラマスペシャル・・・海外編・・・だらけであるな・・・。まあ・・・そういうコンテンツ作りがお家芸なのかも・・・しれません。

あんぱんち様探しに熱中したあなたはコチラへ→アンナお嬢様のアテンションプリーズSP

でもやはり見つからなかったあなたはコチラへ→まこお嬢様のアテンションプリーズSP

関連するキッドのブログ『アテンションプリーズ』『アテンションプリーズ最終回

土曜日に見る予定のテレビ『SPスペシャルアンコール特別編』・・・新撮プラス総集編なのか・・・あこぎだな・・・『ロス:タイム:ライフ』(フジテレビ)『2クール』(日本テレビ)『東京フレンズ The Movie』(TBSテレビ)・・・土曜日は新枠登場なのか・・・。

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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