花嫁・花婿に挟まれてケチじゃなくエコをしました。(藤木直人)がんばれ~(戸田恵梨香)
そこはかとなく・・・「ギャルサー」の臭う「奇跡の動物園」~「アラ40」の流れだったな。
一方・・・「パズル」と「キミ犯」は脚本家チェンジでちょっと見やすかった。
唐突だがテレビ東京の「モヤさま2」でディレクターの中田麻紀子が派手な絵を求めてボーリング場に固執していた上に顔出ししていた。キッドはこの番組を「ガチャガチャさまぁ~ず」略して「ガチャさま」と呼び視聴している。本当は金曜日のどのドラマより楽しみなのである。今回のカプセルトイも素敵だった。
しかし・・・まあ・・・カプセルトイに秘められた・・・人の心の秘密はくすぐったいものだと考える。
キッドのブログもかくありたいものだ・・・。
で、『ドラマスペシャル・奇跡の動物園2008・旭山動物園物語』(フジテレビ080516PM0756~)脚本・大島里美、演出・加藤義人を見た。まあ・・・タイトルがかぶっているのは相変わらずだが・・・今回も動物たちの可愛さに支えられ・・・滞りなく、旭山動物園を堪能したのだった。今回のゲストは実習に来た獣医の卵・喜多嶋(平岡祐太)である。医者一家に生まれ・・・医学部受験に失敗した過去を持つ喜多嶋は・・・獣医になることにわだかまりを持っていたのだった。
つまり・・・オレは獣医にしかなれなかった男である・・・。
まあ・・・人間って難しいよね。
そんな・・・喜多嶋を「新しい動物」としか見ない・・・動物園の仲間たち・・・。伊東四郎はサケの卵をみつめ・・・「お前はイクラちゃんなんだよ・・・」と喜多嶋の未来を占うのだった。
さて・・・坂内(山口智充)は「オオカミ」に夢中である。オオカミを絶滅させた人間の業は・・・かって飼育していたオオカミを失ったことのある坂内の心にとりつき・・・やがて壮大な構想を持つ「オオカミの森復活計画」へと発展していく。
しかし・・・その実現はまだ未来の話・・・。今はとりあえず・・・レッサーパンダのショーアップが課題となり・・・それはつり橋渡りに結集するのである。
このつり橋の素材のアイディアを・・・戸田恵梨香は・・・しっくり行っていない父親からアドバイスしてもらうのである。
ペンギンの卵をあたためながら・・・戸田は・・・親と子の心というものの難しさを紐解いていくのだった。
もちろん・・・小出恵介はサルの玩具作りに夢中である。
そして・・・今回の犠牲者は・・・ホッキョクグマのハッピー・・・園で生まれ・・・乱暴な父親に舌を半分食いちぎられ・・・子育てのできないまま・・・年老いたハッピー・・・。ついに老衰のために入水して死亡である。
「今」を生きる動物たちを見た・・・喜多嶋はやがて・・・放流されるサケへと変化を遂げるのでした。
まあ・・・相変わらずだが・・・楽しいよな。上野にはパンダ不在中です。
関連するキッドのブログ『旭山動物園2006』
で、『Around40・注文の多いオンナたち・第6回』(TBSテレビ080516PM10~)脚本・橋部敦子、演出・川嶋龍太郎を見た。ますます・・・難解になっていく・・・幸せの定義。「他人からどう見られるか」と「自分が他人をどう見るか」の葛藤や・・・「自分の考える自分」と「他人の考える自分」そして「他人の考える自分を考える自分」・・・分析すればするほど・・・自分は自分というものが分らなくなるのである。
「男は経済的に強い女に屈折する」という・・・「世間の目」に振り回され・・・たちまちギクシャクする・・・聡子(天海祐希)の恵太郎(藤木)に対する態度。しかし・・・ついに二人は通い同棲に突入するのであった。
聡子「灯を消して・・・」
恵太郎「・・・ここは・・・エコよりエロだと思うんです・・・」
聡子「ああーっ」
というシーンはカットなのである。最近・・・そういうことの気配も消すから油断できないよな。
一方・・・大塚寧々は「夫婦生活」を計画的にしようとして失敗・・・まあ・・・性に対する男性と女性の差というよりは性癖の問題だよな・・・。ナチュラルというものに病的にこだわる男には計画妊娠は向かないのである。
しかし・・・まあ・・・ある意味・・・脚本的あざとさが唯一気になるポイントだ。
もちろん・・・筒井道隆の言う・・・男の中身が・・・間男の免罪符にはならないと思いますが・・・そう思うのは・・・一夫一婦制に対するフェティズムだという考え方もあります。
さて・・・そういうちょっと機知外の人々の中で正真正銘の患者である・・・ひきこもりの青年が登場・・・。エリートの父親の英才教育が仇となって・・・統合失調症を引き起こしたという・・・まあ・・・ベタな症例です。
父親「厳しい教育が息子のため」、息子「父親の期待に答えるのが父親のため」という関係で・・・疎外された息子自身が失調・・・ということです。
まあ・・・その程度で分裂してしまうのは「根性なしだっ」という考え方もあります。
しかし・・・「患者」であるからには「治療」するのが医療というサービス業。
公私ともにナイスコンビとなりつつある聡子と恵太郎はついに父親の世間体気兼ねを突破し患者の入院を獲得するのでした。
そして・・・結婚案内所の女(片桐はいり)が恵太郎関係者として登場。昔の女?・・・三人の姉の一人?・・・両方ならラスフレかっ。
ま・・・すっかり・・・ぬるいコメディーになってきましたよ。
関連するキッドのブログ『第五回のレビュー』
で、『キミ犯人じゃないよね?・第六回』(テレビ朝日080516PM1115~)脚本・加藤淳也、演出・田村直巳を見た。どこ・・・というのでなく・・・全体的にいい感じになっている。たとえば「もってかれた」要潤の彩色の処理の仕方とか・・・「見て見てビーム」とか・・・お約束のセリフの処理の仕方とか・・・要と貫地谷しほりのベッドシーンとか・・・そのムチムチな感じとか・・・そこかよっ。
ゲストの紺野まひるのダンスシーンが短く挿入されていて・・・そういうポイントの控え目なところも好感がもてる。
まあ・・・その他のお約束部分がダサダサなので・・・余計に苦労が感じられるからかもね。
ともかく・・・今回はまずまずだったのです。・・・掛布とか・・・どうでもいいよ。それよりも犯人の復讐についての経過をそれなりに描いてもらいたいよ。どうやって被害者の過去の殺人を知ったのかとか・・・そういう基本を処理してから・・・遊んでもらいたい。
関連するキッドのブログ『第4回のレビュー』
日曜日に見る予定のテレビ『コードギアスR2』(TBSテレビ)・『篤姫』『サラリーマンNEOシーズン3』(NHK総合)『猟奇的な彼女』(TBSテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
こんばんは 体調は如何でしょうか
ちょっと元気がないような気はしてたんですよ。
ま、先週は念願もかなったことだし、ゆっくり心身を
整えて、また新たな目標に向かって頑張ってください。
念願については、後でちょっとレス付けますけどね(^^♪
慎太郎のパンダ話も、大地震の凄さで吹っ飛んだ感じ。
ミャンマーでさえ影が薄くなったようで、
遠くのミャンマーより近くの中国ってことですかね。
日本の近くで五輪の近くに、阪神大震災の数倍の惨劇とは。。
そうでしょ。これ、ややこしい話になってるんですよ。
多分、視聴者には伝わってないでしょうけどね。
寝室の電気を消すって、超~婉曲表現でした。
まあ、一夫一婦制は、本質的にはフェティッシュかも
知れませんが、直接的には法的制度ですからね。
僕は奈央&マーくんの「違法行為」と呼んどきました。
映像は編集でカットされてたけど♪
アハハ(^^) 根性なし。。最近の社会は患者中心だから。。
う~ん、やっぱ、ぬるいでしょ。もう少しヒネらなきゃ。
片桐はいりが大失敗でないことを祈りたい気持ち。。
ともあれ、お大事に。。
投稿: テンメイ | 2008年5月19日 (月) 05時06分
○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))
さすがは天使テンメイ様・・・。
文章で体調不良を察するとは・・・。
お気遣いありがとう存じます。
まあ・・・死傷者30万人クラスの
災害となりますと・・・
ある程度シャットダウンしないと
妄想が限度越えますからね。
もう赤い核施設で
赤い核弾頭がゴロゴロしている
赤い悪夢にうなされますから・・・。
テンメイ様は
その最中に
チャイニーズに
好評をもって受け入れられるとは
快挙でございますね。
思わず
対不起!
とあやまりそうになりました。
大学の中国語の授業で
いつも
我来晩了。
と遅刻をわびていたのを
思い出します。
スレ違いですが
「ラスフレ」DV問題でコメント欄にて
ヒートアップがありましたが・・・
あれは・・・
テンメイ様の
反論カモンに乗って
常連様が
あえて・・・高姿勢で
リアクションしたのでは
なかったのでしょうか。
ふと・・・心配になりましたものですから。
ちなみに・・・アラ40は
密かにもう一回発想の逆回転が入ることを
期待しております。
このままだと・・・無難すぎる・・・。
投稿: キッド | 2008年5月22日 (木) 01時04分