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2008年5月23日 (金)

ピッチャーとキャッチャー二人の三角関係(中山優馬)VS・・・同じ苦しみなんてねえよっ(上野樹里)

・・・どうしてこんなことにっ・・・と誰もが思う時がある。しかし・・・中には願望達成能力に恵まれ・・・そういう気持ちを知らずに過ごすラッキーな奴もいるし・・・そういう気持ちに鈍感なラッキーな奴もいるだろう・・・しかし・・・愛の監獄で・・・愛の囚人たちは・・・どうしてこんなことにっ・・・と口に出さずにはいられないのだ・・・それは愛こそは罪そのものだからである。

そんな「バッテリー」↘*7.7%はともかく・・・「ラスフレ」↘16.0%である。ソースケが穏便だったから・・・いや・・・違う・・・名作映画「ランボー」10.5%の魂の叫びに少し削られたのである・・・「誰が好きだとか・・・気持ちが伝わらないとか・・・彼氏に暴力をふるわれたとか・・・孤独だとか・・・それが何なんだ・・・戦場から生きてかえってくると俺のこと人殺しだって罵りやがる・・・やつらに何が言えるんだ・・・人間爆弾でふっとんだ仲間の上半身だけの体を抱きかかえて・・・どこにいったかわからねえ、そいつの足を探し回ったことがあるのか・・・ええ?・・・やつらはオレと同じような目にあって・・・そんで・・・オレを赤ん坊殺しだって喚いてんのか・・・拷問で傷だらけになった俺の体を見て気味悪いってぬかすのかよ・・・オレはただ・・・食事をしようとしただけなのに・・・」

トラウトマン大佐「・・・・・・ランボー・・・・・・」

で、『バッテリー・第7話』(NHK総合・080522PM8~)原作・あさのあつこ、脚本・相良敦子、演出・田中健二を見た。例によって巧姫(中山)は中学生離れしたものすごいタマでライバル中学のスラッガーをしとめる。しかし・・・そのタマのあまりの凄さにキャッチャー豪(高田翔)は心がとろけてしまうのである。

ただでさえ・・・凄い巧のタマをキャッチするためには相当な集中力が要求されるのである。しかし・・・タマの威力に痺れてしまった豪の心は快感に翻弄されてしまうのだ。

「ああ・・・タマをとらなきゃ・・・ああ・・・すごいタマだったなぁ・・・タクミのタマは本当に凄いなあ・・・ああ・・・さすがにオレの惚れた男のタマだよなあ・・・もうズシンと来てメリメリって感じで・・・ああ・・・思い出しただけで・・・気持ちとろんとしてくるわ・・・」

そういう茫然自失の豪の心を見透かす男がいた・・・横手二中のテクニシャン瑞垣(川原一馬)である。

「ふふふ・・・もういっぱいいっぱいなんだろ?・・・もう無理なんだろ?・・・さっきのより凄いのが来たら・・・もうタマを受け止められないんだろう・・・ほらほら・・・もう・・・こんなになってるじゃないか・・・もう・・・冷や汗ダラダラなんだろう・・・息も苦しいんだろ・・・」

見かねた審判が口を挟みます。

「君・・・グランドではあまりエロくならないように・・・」

しかし・・・瑞垣の甘い言葉に心を揺らされた豪は目の前がグルグル回り始めるのです。

そして・・・巧の最高のタマを掴みそこねてしまうのです。

「ああ・・・巧のタマを最高のタマを・・・オレは・・・オレは・・・」

豪の心の動揺を感じた巧は・・・思わず・・・タマから力を抜きます。

「いただき・・・」

瑞垣は巧のタマを掠め取っていきました。

「ああ・・・とられちまった・・・オレのせいで・・・巧のタマが・・・なんでじゃ・・・巧・・・なんで・・・オレのためなんかに・・・タマを盗まれたりするんだ・・・オレなんか・・・どうなってもいいのに・・・オレ・・・もうダメだ・・・オレなんか・・・いたら・・・巧のタマが最高でなくなってしまう・・・」

豪の心に悲しみの嵐が吹きまくったのです。心の崩壊した豪にはもはや周囲の言葉は耳に入りません。

「巧の凄いタマがなくても・・・巧のちょっと凄いタマ(出力70%)があればいいって・・・なんですか・・・それは・・・オレのために・・・タクミの凄いタマをなかったことにするっていうことですか・・・そんなことになるくらいなら・・・オレは死んだ方がマシじゃ・・・」

恋に狂った豪の言葉はみんなを唖然とさせます。巧自身にも計りかねるのです。

「豪・・・何言ってるんだ・・・」

「巧・・・さよなら・・・」

「豪・・・何でそうなるんだよ・・・」

「オレ・・・思い違いしてた・・・タクミの凄いタマに惚れた自分も・・・最高だと自惚れてた・・・でも・・・凄いのは巧のタマなんじゃ・・・そのタマを汚すようなオレは・・・自分がイヤになったんじゃあ・・・」

「豪・・・何言ってるか・・・わからん・・・」

「巧・・・お前は・・・本当に・・・人の心のわからん奴じゃのーっ・・・タクミくんのバカバカっ」

こうして・・・決裂したバッテリー・・・豪は・・・恋を忘れるために・・・野球部に退部届けを提出するしかなかったのです・・・。

もつれた二人の仲に心を痛める周囲の人々・・・。

キャプテン海音寺(川村亮介)は原因となった瑞垣にアドバイスを求めます。

プレイボーイ瑞垣「おいおい・・・敵チームにそんなこと聞くなんて・・・平和ボケの日本じゃなきゃ・・・考えられないことだよね・・・いいか・・・あのヒメさん(巧)には・・・このままつぶれてしまってくれたほうが・・・ウチのチームに有利だろう・・・しかし・・・まあ・・・野球は中学で終わりじゃないからね・・・このまま・・・ヒメさんが成長して・・・高校野球に進んで・・・同じチームになったら・・・甲子園で優勝も夢じゃない・・・という考え方もあるよね・・・まあ・・・ウチの四番なら・・・そう考えるかもしれない・・・しかしだ・・・ボクにとってはどうだろう・・・高校まで野球を続けるかどうかもわからないし・・・甲子園を目指すかどうかもわからない・・・そうなると考えものだろう・・・でもね・・・あのタマを見ると・・・さすがのボクもグラッとくるよねえ。会わなければそれですんだことが・・・会ってしまったことで抜き差しならなくなるってことってあるよねえ・・・特上のステーキを食べてしまうと・・・ただの上のステーキがものたりなく感じるみたいにね・・・」

ノーマル海音寺「・・・もっとやさしく・・・ゆっくり・・・話してくれんとようわからん・・・」

一方・・・二人の美少年の影に埋もれていた東谷(松川尚瑠輝)がムクムクっと立ち上がった。

「そりゃ・・・オイラはおっさん顔さ・・・しかし・・・パッター・キャッチャーぶっとばすすごいタマの相手するには充分なはずさバンババン。オイラだって・・・女王の教室じゃ・・・志田未来といい仲になったほどの男だ・・・凄いタマは無理でも・・・ちょっと凄いタマならきっとキャッチできると思うんだ・・・豪のようにケツの穴の小さい男じゃなくて・・・オイラのケツの穴のでかさに賭けてみてくれよ・・・」

巧「・・・でも・・・君・・・事務所が違うからなあ・・・侍ジャイアンツネタ分りにくいし・・・恋する日曜日最終回でおじさんダンサーズが踊ってたし・・・」(つづく)

で、『ラスト・フレンズ・第7回』(フジテレビ080522PM10~)脚本・浅野妙子、演出・遠藤光貴を見た。心のすれちがいの連鎖に突入・・・変態メロドラマも最高潮に達してまいりました。いまだに・・・宗佑(錦戸亮)の愛の形を理解できない・・・人々には・・・大人しめの宗佑の態度に不満爆発です。もっと美智留(長澤まさみ)を虐めてくれなきゃ・・・イヤイヤなのです。

まあ・・・こちら・・・悪魔サイドも天使テンメイ様サイドも・・・ずっと宗佑擁護のレビューになっていて・・・DV被害者擁護派からバッシングを受ける悪寒にあるわけですが・・・ここで立場を明確にしておかねばなりません。

おそらく・・・天使サイドでは・・・「DV加害者=極悪」という残酷なテーゼに一石を投じているのであって・・・もう少し・・・多面的で・・・深い理解を志向しているわけです。

一方・・・こちら悪魔サイドはあくまで・・・暴力肯定・・・痛みも快感も刺激にすぎないという耽美的な側面を強調しております。宗佑の中に隠された・・・いわゆるひとつのインナーチャイルド・・・と・・・人それぞれの愛のカタチがあり・・・こういう風にしか・・・愛を表現できない人もいて・・・その心の暗部のささくれ立ちを楽しめばいいのに・・・というアジテーションでございます。

この・・・完全に相反するレビューも・・・視野狭窄の人々からは「宗佑の味方をしている」という同じカテゴリーに押し込まれることがある・・・そこが悪魔的にはお笑いのツボです。

まあ・・・前置きするほどのこともないのですが・・・悪魔としては立場をあえて鮮明にしてみましたーっ。ランボーが好きだからーっ。

たとえば・・・「ランボー」を二度目に見たとき・・・もう最初から最後まで涙が止まらない人間とそうでない人間は・・・住む世界が違うとしか・・・言いようがないということなのです。

少なくとも・・・「君の気持ちは分る」・・・と簡単に口に出せない瞬間がある・・・ということを人はどこかで学ぶべきなのですねえ・・・。

しかし・・・「ラスフレ」の登場人物はあえて・・・その言葉を口にして・・・もつれにもつれていくのです。それは・・・もうテクニックの基本でございますからーっ。

タケル(瑛太)はもっとも魂と魂が接近した瞬間・・・瑠可(上野)を突き放す行動に出た。

「わかるよ・・・僕にも・・・君と同じように・・・小さな頃・・・他人には言えない秘密ができて・・・それに・・・苦しんできたことがあるから・・・でも・・・そんなことよりもっと大事なことを君に伝えたいんだ・・・僕は・・・君のことを愛してる・・・」

もちろん・・・タケルが瑠可を愛しているというのはウソです。

タケルにとって秘密の打ち明けっこは絶対のタブー・・・それよりも愛の告白というウソの方がよい・・・とタケルの心の支配者が命じたのです・・・。

それは次のやりとりから明らかでしょう。

瑠可「タケルの気持ちにこたえることはできないよ」

タケル「そんなことはわかってた・・・」

つまり・・・タケルは・・・瑠可の秘密・・・「女しか愛せない女であること」も察知していて・・・瑠可がそれを告白することを封じたのです。なぜなら・・・自分の「秘密」を打ち明ける気持ちはこれっぽっちもなく・・・さらに言うならば・・・自分の傷の深さは・・・瑠可の心の傷よりもくらべられないほど深いことを誇っているからなのです。

そして・・・それは瑠可もまったく同じ。自分の苦しみの深さには自信満々なのです。

「なんだ・・・あんたの秘密がどれほどのもんか・・・知らないが・・・それよりもあんたの愛の告白の方が大切だってのか・・・オレの心の秘密が・・・あんたの秘密と同じようなものだとしたら・・・オレの秘密は・・・あんたの愛の告白より・・・大したことじゃないってことか・・・バカにするな・・・オレの心の秘密・・・オレの心の秘密がもたらすオレの苦しみ・・・それはあんたの過去の秘密・・・あんたがなかったことにしようとしている秘密・・・そんなものとはくらべものにならないんだよ。オレの秘密はもっともっと深刻なんだ・・・その証拠に・・・あんたの愛の告白に・・・オレは答えようがないんだからっ」

壮絶なすれ違いです。もう・・・博多行きの新幹線と東京行きの新幹線が関ヶ原あたりですれ違うくらいの圧力がかかっています。線路と線路の間に立っていたらちびってしまうほどの風圧です。ゴゴーって感じです。

この「個人の尊厳」の問題は・・・本質的に「共有」することが困難という性質を持っている。

なぜなら・・・個人は基本的に闇に閉ざされた存在で、個人と個人は基本的には断絶しているからだ。

それは・・・個人の集合体である・・・社会一般や・・・国家、あるいは世界という個人集合体と個人との相克を常に孕んでいる。

たとえば・・・日本には「児童売春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」が定められているが、この場合の児童は18才未満の男女を指す。

すると・・・18才以上の未成年者は保護の対象にならないし・・・男子の乳首露出は許される。しかし・・・男子の乳首に性的興奮するものはいると想像できるし、18才と一日なら何をしてもいいのか・・・という疑念も生じるのである。

さらに・・・「性」というものに対する保護対象者の認識が法律の内容に深く関わっているという問題がある。

「性的興奮」というものを知らないとされる低年齢の人間が・・・「性的興奮」の対象とされ・・・成長とともに・・・その事実に気がついた時のショックは測定不能であり・・・それを残虐と認識すれば・・・これは虐待に他ならない。

男女を問わず・・・自分の保護下にある児童がこのような虐待にさらされることは許しがたいことであり・・・世界がこれを抑制する法整備を行うことに疑義を挟む余地はない。

しかし・・・それでも日本は・・・「児童ポルノを所持していること」が罪にあたるかどうかで・・・なお・・・議論を継続している。

すでに・・・所持を禁じている米国では・・・冤罪事件が発生している。身に覚えのない児童ポルノの所持を告発されたときに・・・身の潔白を証明することが非常に困難であることは・・・火を見るよりも明らかだ。

それでもなお・・・児童の虐待を見過ごすわけにはいかない・・・とキッドは考える。たとえ・・・たった一人でも・・・恥ずかしい写真を撮られ・・・死ぬほど恥ずかしい思いをして・・・実際に死ぬ児童がいる以上・・・冤罪に陥れられ・・・一家は離散・・・本人が自殺してもいいという覚悟で法を制定するべきだろう。

しかし・・・どんな法律が定められようと・・・児童を性的に愛する人間は根絶できないだろう。実際に・・・自分の保護下にある児童を虐待する人間が存在するのが現実だからだ。

児童たちは自然には裸体である。児童たちは裸体であるこを恥じない。それを辱める人間がいる以上・・・そこには個人と個人の戦いが残るだろう。米国では年間二万人を越える児童ポルノの被害者児童がいる。その中には秘密の保持のために被害者となったあと・・・消息不明になるものもいるのである。

今・・・日本もまた・・・そういう世界にむかって流れつつあることは確実だろう。

信じがたい被害にあった児童たちの・・・心の傷は深い・・・そんな時・・・慰めの言葉にどんな力があるだろう。

ただひとつ言えることはそういう世界であるということなのだ。

それは・・・四川省の地震のもの言わぬ被害者と同じである。

それは・・・北朝鮮に拉致された横田めぐみさんと同じである。

それは・・・女しか愛せない女に生れついた瑠可と同じである。

そして・・・そういう世界を受け入れるかどうかは・・・個人の問題なのである。

瑠可は・・・今のところ・・・受け入れない。

そして・・・「世界で一番不幸なのは私」を譲らないのである。

それがどれほど・・・強固なものであるかは・・・宗佑の「告発文」が発布されるたびに明らかになる。

前回・・・瑠可の家族に・・・それが行われたときに・・・世界の残酷さが異様に強調されたことにお気づきだろうか。家族たちは・・・「個人的な中傷」という異常な行為の「見知らぬ敵」よりも・・・家族である瑠可への攻撃を優先するのである。「まさか・・・お前・・・本当に男女なんではないだろうな?」

今回・・・サーキットの仲間たちに・・・それが行われたときも・・・コーチは・・・「まさか・・・お前・・・本当に男女なんではないだろうな?」なのである。

この「周囲の敵意の強調」はある意味瑠可の内面世界が・・・周囲に露出した妄想と考えるべきなのだ。

瑠可にとって・・・世界は・・・「敵」なのである。そして・・・その最大の敵が・・・実は「最愛の女性」であることが・・・瑠可の孤立性を際立たせるのである。

そういう瑠可に「君の気持ちは分る・・・」とタケルは言ってはいけないのだな。

一方・・・スン止めで明らかにされないタケルの秘密・・・それはおそらく・・・父親の姉への性的虐待・・・姉の弟への性的虐待という虐待の連鎖による・・・タケルの性的不能と想像されるのだが・・・その秘密を持った人間に対して・・・瑠可の行動は・・・それを察知しているものとして非常に合理的なのである。

なぜなら・・・「いつか自分が男になったときまで・・・あずけておく相手として・・・性的不能者は・・・安全」なのだ。

ここで・・・美智留が・・・二人の性的異端者に・・・弄ばれている構図が浮上する。

家族に恵まれなかった美智留にとって・・・暴力的な愛の支配者・・・宗佑は無難な相手だった。しかし・・・「どうしても打ち明けられない秘密」を持つ瑠可と「どうしても忘れたい秘密」を持つタケルの作る虚飾の擬似家族は・・・見事に誘惑的な罠なのである。宗佑はこの罠のもついかがわしさを「洗脳」という言葉で端的に表現する。それはけして・・・宗佑の言いがかりではなく・・・作為的な事実なのである。

「タケル」と「瑠可」というカップルの存在をニセの恋人「コーチ」で否定した瑠可の意図は「タケル」のためではない。「美智留」を「性的不能者であるタケルという檻」に追い込むための策略なのである。

宗佑という檻から解放したタケルに対し・・・瑠可への遠慮から・・・気持ちを抑えていた美智留を・・・新たな檻に追い込む・・・瑠可の凶悪さが浮かび上がる。

でも・・・仕方ないのだ・・・瑠可は・・・一人で世界と戦争をしているのだから・・・。

瑠可の策略に利用されるタケルに残された道は「記憶を消すために自らを滅ぼす」か・・・「記憶を消すことを否定する瑠可への殺意の発露」・・・その可能性は五分五分ということになるだろう。

一方・・・宗佑の生い立ちは・・・現在の同じ境遇の子供によって淡々と描かれていく。

それは『誰も知らない』(2004年是枝裕和)の世界からのいただきと言っていいだろう。

ネグレクトされた・・・宗佑は・・・世界でも有数の豊かさに恵まれた世界で・・・ひっそりと飢餓していく恐怖を心に巣食わせているのである。

「美智留はきっと帰ってくる・・・美智留はきっと帰ってくる・・・どんなに・・・お腹がすいていても・・・淋しくはないよ・・・美智留はきっと帰ってくるんだ・・・」

宗佑が美智留を食べてしまおう・・・美智留とひとつになるにはそれしかない・・・と思いつめるまで・・・もう時間は少ないと思う。(つづく)

関連するキッドのブログ『先週の木曜日のレビュー

土曜日に見る予定のテレビ『ごくせん』『2クール』(日本テレビ)『トップセールス』(NHK総合)『ハチワンダイバー』(フジテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

☆*⋄◊✧◇✧◊⋄*今日のお言葉☆*⋄◊✧◇✧◊⋄* 

「アウトーーーーー」(五輪出場を決めた日本代表柳本監督・・・第四セットでの韓国のサーブを絶叫ジャッジ)

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コメント

こんばんは アハハ(^^) 変態メロドラマね。
宗佑の愛の形を理解できる人々って、この2人だけかも。
あっ、「人」って呼ぶとご不満なのかな♪
僕にとっては大満足な宗佑が、世間には露骨に不評。。^^;
たまたま(?)視聴率も落ちて、「悪影響」が心配です。
最後にまたホラーにするのだけはやめてくれぇ~
   
この「テンメイ様」の色が鮮やかで嬉しいですね
アハハ(^^) DV被害者擁護派からバッシング!
そうそう、余計な心配をおかけしまして、どうもです☆
よく見てますよね♪ あれには複雑な背景や経緯が
あるんだけど、まあ問題ないでしょう。
僕としては大勢の読者へのパフォーマンスのつもりです。
実は、今晩また全く別の「事件」が起きてましてね。。
ま、独自の記事を書くと色んな場所で反響がありますよ。
世界進出の道は慎重に歩むべきって教訓でしょう(^^ゞ
   
アハハ♪ こりゃまた、わかりやすい対比☆
石を投げる練習って側面もありますよ。長期戦略として。
宗佑の味方ね。いや、確かに、世間ってのはそんなもの。
敵・味方、賛成・反対、ひたすら二元論で押していく。
ほー、君の気持ちは分かるね。そりゃ注目すべきかも。
ブハハ(^o^) タケルの自信ね。ま、首尾一貫してますな♪
エッ、関が原あたり? あっ、そうか!
キッドさんって、アレだった♪
  
おや、突然文体が変化しちゃってる!
何がキッカケで別人格になっちゃったのかな♪
う~ん、やっぱり優子の性的イタズラを信じてるのか。
僕なら、それはやんないけどなぁ。。
で、結局死ぬのはどっちなんですか? 両方?
先週は宗佑って仰ってたような気がしますが。
僕は今回で、タケルが60%までアップしましたよ

投稿: テンメイ | 2008年5月24日 (土) 00時27分

わーはははは!
確かに言ってた!言ってた!
「どこの誰!」って思ってしまいましたもの。
キッド様素敵♪こんなにたくさんレビューされてなおかつ柳本監督の絶叫にまで
気を配るなんてできませんわ♪

投稿: みのむし | 2008年5月24日 (土) 10時23分

○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))

まあ、今回は映画「ランボー」
にかなり影響されてしまったので
記事内容は微妙でございます。
懐疑主義者にとって
信念を持つ人々ほど
恐ろしくも面白いものはないですからね。
もちろん・・・
懐疑主義もまた
何事も疑ってかかるという信念に基づいているわけですが。

途中で人格がスイッチしたのは
女子バレー世界最終予選で
日本が五輪切符を
手に入れて悪魔が失神したからで
下級悪魔が代筆したためです。

こちらは・・・まあ
タケルは性的虐待による
トラウマの持ち主という線なので
まあ・・・それが記憶の錯誤による
捏造された記憶だったとしても
幼児の精神的外傷は
なかなかにあなどれないですからね。

「狂気」とは
「ないものをある」
「あるものをない」
と信じて疑わないこと。
という古典的な定義によれば
「虐待の記憶」がある以上
それが事実でも妄想でも
心の傷として変わりはないわけですし。

で・・・そのために
「クローズアップ現代」が
「児童ポルノ」ネタだったのを
幸いに少し・・・日本の現状を
補足してみたのです。

まだまだ日本では
「男子児童」が
性的虐待被害者となりうる
ということについての
馴染みが薄いですからね。

しかし・・・
どんな不幸な過去を背負っても
狂うものと
狂わないものがいるという
個人差の問題もあります。

ミステリにマロリー・シリーズというのが
あるのですが
「氷の天使」(キャロル・オコンネル)
のヒロインは
幼児期に性的虐待を受けた過去を持っていて
正義の警官ですが・・・
実に危うい内面を持っています。

このあたりのダイナミックスさを
タケルが表現してくれると
悪魔としてはうれしいのですけれど。

悪魔としましては・・・
宗佑は・・・
妊娠した美智留と
結婚して・・・
一緒に住んでいる可能性が高い気がしてきました。

もちろん・・・
そのためには
宗佑の内面に劇的変化・・・治癒が
あったのでしょう。

そうなるともっとも
死ぬ可能性の高いのは
オグリン。
加害者はエリですね。
劇的という意味では。

今回の展開で言えば
妊娠した美智留を
瑠可が
殺そうとして・・・
タケルが制止しようとして死亡は
ありそうな気がしてきました。

タケルが姉の変わりに
美智留を殺そうとして
瑠可が身代わりに死ぬのも
同じようにありえますね。

宗佑が今回死なないとなると
かなり殺しにくくなるのは確実です。

まあ・・・悪魔としては
宗佑が美智留を食べようとして
瑠可に殺されるという
予想が本命なのですけれどね。

タケルの存在が
まだネタを割らない以上・・・
読みきれないのでございますよ。

投稿: キッド | 2008年5月24日 (土) 23時10分

*simple*life*みのむし様、いらっしゃいませ*simple*life*

ようやく・・・バレーの決着が
ついてホッとしました。
人間・・・限界がございますからね。

一日一本も達成できてないのに
サオリンとかメグとかに
連日ぴょんぴょんされてた日には
・・・殺す気かっでございます。

しかも・・・今回は
大山(姉)がメンバー落ちしていて
気が気じゃないですし・・・。

まあ・・・敵サーブに静まり返る会場に
響き渡る柳本監督の絶叫は・・・
勝利の予感・・・ああこれで楽になれる
サイレンでございました・・・るるる。

投稿: キッド | 2008年5月24日 (土) 23時16分

自分の考える常識と照らし合わせて
容認出来ない人に遭遇した場合
バッサリと拒絶する。

白か黒か
イチかゼロか

それが一番簡単で一番分かり易いやり方ですからね。

ただ、そこで問題になってくるのは
そうやってイチかゼロかを決める自分の判断という名の
常識なんでしょうね。

中国といえば
売春はとってもたくさんやっているのに
エロ雑誌の販売は死刑になるといいますからね。

この部分に違和感を感じるのは
そういった環境に自分達が置かれなかったという事の
要因がひとつにあるのかもしれませんね。

そこに違和感を感じずに盲信していけば
自分達からすれば、その人は「歪んでいる」と
見えるのかもしれません。


さてさて
今回は自分でやっといて
自分が望んだ現実を見せ付けれられて
逃げ出す瑠可が切ない限りですねぇ。

個人的には美知留をタケルみたいに抱き締めたいがために
海外に行って性転換して戻ってきて欲しいもんです。

そん時はヒゲとか生やして。

それって事務所としてはどうだろうかなぁ(; ̄∀ ̄)ゞ

投稿: ikasama4 | 2008年5月25日 (日) 03時09分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

どうしても人間は最後には何かを選ばなければ
ならない時がある。

神経細胞は驚くほど多数のイエス/ノー
の果てに
ひとつの結論を伝える。
その気の遠くなるような多量の結論の果てに
お湯に手をつっこんで
「あっちっち」
となっている人間というもの。

どれほど悩んでも答えはシンプルだったりする。

その途中経過の見えない部分に
想像をめぐらすこと・・・。
その訓練としては
「ラスフレ」はなかなかに
素晴らしい素材です。

はたして・・・タケルは瑠可の秘密を
瑠可はタケルの秘密を
どの程度理解しているのか・・・
その変数の設定によって
ドラマはまったく違ったものに見えてきます。

まあ・・・キッドの場合
ほとんど二人がテレパシストのような
つもりで視聴しているわけですが・・・。

過去を消せば忘れられるというタケルと
未来を変えればやりなおせるという瑠可。

二人のアプローチは
似て非なるもののようです。

だから・・・まったく情報を
共有しても
お互いを理解することはできない・・・。

このあたりの悲劇が美しく描かれると
凄いのに・・・と考えます。

投稿: キッド | 2008年5月27日 (火) 03時56分

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受信: 2008年5月24日 (土) 10時23分

» ラスト・フレンズ 第7話 [塩ひとつまみ]
タケルの気持ちに応えられないと言う瑠可。 タケルに言おうと思っていた自分の本当のことは言えずに 美知留を見てあげて…と。 福引で当た... [続きを読む]

受信: 2008年5月24日 (土) 12時12分

» 「ラスト・フレンズ第7話」 [みょうがの芯]
あーごまかしちゃいました~。タケルの告白を好きな人が居ると拒否した瑠可は、相談事は例の性同一性障害のことではなくって、美知留のことに摩り替えてしまいました。付け加えて林田と付き合ってますなどとみんなの前でお披露目しました。... [続きを読む]

受信: 2008年5月24日 (土) 23時38分

» 《ラスト・フレンズ》#07 [まぁ、お茶でも]
タケルに先を越されて好きと言われてしまった瑠可は、ずっと悩んでいることを言うタイミングを失った。タケルは一までも瑠可の味方だから、何でも打ち明けて欲しいと、タケルは言った。それでも、まだ瑠可は頑なにいえなかった。美知留を引き合いに出して、... [続きを読む]

受信: 2008年5月25日 (日) 10時00分

» ラスト・フレンズ(7) [ドラ☆カフェ]
視聴率は 16.0%・・・前回(17.2)より 「残酷な現実」 [続きを読む]

受信: 2008年5月26日 (月) 10時59分

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