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2008年6月22日 (日)

私の怒りで沈みなさい(仲間由紀恵)・・・泥棒・・・(大政絢)濡れ衣だけどね(黒川芽以)

土曜の夜のヤンキーナイト・・・またしても片肺飛行である。

その分・・・「ハチワンダイバー」で見た目ヤンキーのみさき(木下優樹菜)が活躍である。

そして・・・主人公の妹・歩美(大政絢)登場である。ケータイ刑事・銭形海である。海は雷の妹だ。

ちなみに土曜ワイド劇場「刑事殺し」シリーズ②には溝口刑事の娘・沙織(黒川芽以)登場である。誘拐されて緊縛・監禁である。ケータイ刑事・銭形泪である。銭形四姉妹の次女である。つまり・・・篤姫の妹と従姉妹が土曜の夜に登場である。篤姫の人気の影響なのか・・・それはどうだろうか。

ちなみにハチワンダイバーは「告白を賭ける」「もう告白してるじゃないか?」的に大爆笑の上・・・主人公の周りに女性キャラがハーレム状態で湧いて出て・・・仲里依紗、木下、大政、安田美沙子、さらにもう一人「姫」がいるらしく・・・もう少年マンガのグラビアみたいな展開である。もう鼻血ブーなのである。ある意味・・・今季一番楽しいぞ。しかし・・・あえてレビューはしない。佐伯日菜子→柴咲コウ→大政絢だーっとか思っても書かない。主題歌が新垣結衣だけどシカトだ。でも「姫」が新垣だったらダブル鼻血ブーである。ありえるか?

詰めろ逃れの詰めろ逃れの詰めろ・・・なんのこっちゃと言いながらケータイ刑事(TBSテレビ)とケータイ7(テレビ東京)の区別があえてつかないあなたはコチラへ→お気楽様のハチワンダイバー

で、『ごくせん・第10回』(日本テレビ080621PM9~)原作・森本梢子、脚本・松田裕子、演出・松田裕子を見た。話が毎回同じということでは空前絶後の現代劇だが・・・それは真剣に見ているある程度の記憶力の持ち主の話である。世の中には・・・一週間前のことなんか何一つ覚えていないという人間は多いのであり・・・そういう人にとっては極道の跡取り娘が高校教師で・・・世の中の悪い奴をぶっとばすという刺激的な話が毎週楽しめるのである。それでいいのだ。

来週、最終回スペシャルである。まだ卒業式までは遠いので・・・ひょっとしたら・・・もう1シーズンくらい・・・やるつもりか・・・とにかく・・・メイン生徒の主役回である。

大和(高木雄也)の父親(名高達男)はエリート高校の教師・・・優秀な兄たちと違い・・・三流高校に進学した大和を口汚くののしるダメ親父である。妻(床嶋佳子)との離婚も息子のせいにするほどのダメ人間なのである。そんな父親でも父親になじられるのはつらいものだ。

大和は「お前のような負け犬は一生幸せになれない」と父親に言われ、心に深い傷を負い父親を殴ってしまう。

ヤンクミは「あんな父親、もっと蹴りとか入れて、根性たたきなおし、それでもダメなら簀巻きにして大川へ流しちまっても構わないが・・・そんなことより・・・お前はその傷を抱えて生きていくことが大切なんだよ。心に傷がない奴なんていない。その傷を乗り越えてたくましく生きていく奴だけが生き残るんだ」と説教するのだった。

大和は弱いものいじめをしている街の不良を注意し・・・乱闘に発展・・・ひょんなことから傷害罪の濡れ衣を着せられてしまう。しかし・・・大和のクラスメートたちは目撃者を探し出し・・・大和の濡れ衣を晴らすのだった。

まあ・・・大江戸一家は組織暴力団ではなくてあくまで任侠の一家なので・・・どんなに極道に見えて・・・いかにも親分が・・・極道の会合に出席したりしていても・・・生徒に組のおごりでスキヤキ食べさせても・・・問題ありま・・・グエっ。

さて・・・武をもって武を制す。こんな真理の中の真理を真っ当にお伝えする良質なドラマである。最後まで高視聴率を維持してもらいたい。

星野監督も「オリンピックでの日本のライバルは韓国だ」と言っている。「優勝すると徴兵免除とかご褒美があるので命懸けで戦ってくる」と言っている。オリンピックで日本野球が勝つためには徴兵制度の復活を早急にしなければならないのである。

かって日本は全世界と戦争して敗北し・・・最低の落ちこぼれ国家となったわけだが・・・それから臥薪嘗胆し・・・ついに・・・列強諸国と肩を並べるまでになったのである。まさに「傷をかかえて懸命に生きてきた」のである。

しかし・・・それは落ちこぼれだけに許された様々な特権があったからだ。

たとえば「戦争放棄」である。しかし・・・もはや・・・そういう「甘え」は許されない。世界の平和秩序を維持するために日本が血と汗を流す時代が来たのである。それなのに「憲法見直し」のための国会論議は休止中である。まさに立法責任者の怠惰と言うほかはないだろう。

ごくせんで生徒たちは暴力で口封じをされようとする・・・その時・・・ヤンクミ(仲間由紀恵)が暴力で立ち向かわなかったとしたら・・・生徒たちは悪に敗北してしまうのである。

今・・・東アジアでは北朝鮮をめぐる戦略的交渉がひとつの局面を迎えている。北朝鮮は核武装、ミサイル、日本人の拉致奴隷化など・・・悪逆の限りを尽くしているのだが・・・核問題を重要視する日本以外の五カ国は合意に向けて動き出した。もちろん・・・同盟国である米国は日本に充分に配慮してくれているわけだが・・・それはあくまで・・・子分に対する配慮である。なにしろ・・・この国は自分の国民さえも自分で守ろうとしないのだ。そんな国家とは対等なパートナーシップは組めないのである。

一方・・・四川大地震の支援物資を詰め込んだ日本海軍(自称・海上自衛隊)の護衛艦「さざなみ」は中国広東省へ向った。日本と中国とが「戦略的互恵関係」にあることのひとつの証明であり・・・日本は海上国境問題でも中国と和解しつつあるという。しかし・・・「日中」が「共同開発」で合意したと外務省が発表する「東シナ海ガス田」問題は・・・その日のうちに「ガス田・白樺」は「協力開発・・・主権は中国にあり・・・日本はあくまで協力者」と「共同開発」を完全否定するのである。中国は「これはオレのもの」とはっきりと宣言し、日本は「これは日本と中国が仲良くごにょごにょ・・・」と言葉を濁す。

なぜなら・・・日本は軍事力を行使しない無力国家と認識されているからだ。

そして・・・中国の属国であり・・・半独立国である・・・台湾だか中華民国だか・・・国名さえ定かでない・・・仮称・台湾との尖閣諸島の周辺の領海問題では領海に不法侵入した台湾船舶を撃沈したことを謝罪する始末である。「泥棒に入られた家の人間が泥棒の車を破壊してごめんなさいと言っている」のである。そんなバカな話が実際にあるのである。現在進行形でだ。

なぜなら・・・日本は現在・・・「どんなことをされても抵抗しません」という法律を後生大事に守っているからである。

もちろん・・・知性と教養があれば・・・それが間違いであることは明白なのだが・・・なかなか・・・人々はそれほど知性も教養もない場合が多いのである。

もちろん・・・「徴兵制なんて乱暴じゃん」・・・とか・・・「平和憲法がないと戦争に巻き込まれる」・・・とか・・・いかにももっともらしい意見を述べるものがいる。もちろん・・・そういう人々は外国からワイロをもらっているのである。そういう人を昔から「売国奴」と言うのだが・・・今は言わないのだろうか? とにかく・・・刻一刻と日本国の国民は財産を略奪されているのだ。そして食卓には毒を乗せられても文句のひとつも言えないのである。

とにかく・・・武をもって武を制す・・・このどうしようもない真実を・・・真正面から伝え続けるドラマ「ごくせん」をキッドは面白いとか面白くないという次元では語れないのであります。

関連するキッドのブログ『第9回のレビュー

月曜日に見る予定のテレビ『CHANGE』(フジテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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