自分が一番大切だ・・・時々・・・見失うけどな(山下智久)メモしておく(新垣結衣)
大切にしている自分とは何か・・・自分の中の何が自分なのか・・・世界と自分の境界線はどこにあるのか・・・人はふと・・・我を忘れることがある。しかし・・・本当の自分とは自分を見失った時の自分だったりするのである。
結局・・・自己正当化・・・自己矛盾・・・自己憐憫・・・自責の念・・・そういうややこしさが・・・自分が生きている証だったりするということだ。
善も偽善もフィクションにすぎない。
それでも人は・・・良かれ・・・と思って何かを行い・・・誰かの言葉を待ったりする。
愛の果てにあるものが・・・憎しみだったとしても・・・それでも愛し始めてしまうように。
あるいは・・・何も考えないようにしようと考えてしまうように・・・。
メッセージが高尚すぎたのか・・・視聴率は↘10.8%である。・・・いやもちろん・・・北京オリンピックが19.1%だからでございますけれども。
で、『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急特命・第七回』(フジテレビ080814PM10~)脚本・林宏司、演出・葉山浩樹を見た。やや・・・お茶の間向きに甘めの軌道修正をしている演出だが・・・それでもまだ・・・スカシてくる部分は多い。たとえば・・・法廷で被告のドクター三井が「医療ミスを謝罪」し、原告の患者の夫でもあり父でもある真壁(阿南健治)がショックで食道が裂け「被告による原告の迅速な救命処置」というシーンはすかされている。
また・・・ナース冴島(比嘉愛未)の恋人・田沢(平山広行)が大学病院内でケガをするのは・・・故意なのか偶然なのかも・・・伏せられる。
さらには白石(新垣)が担当する女になりたい男・大山メリージェーン洋子(古本新乃輔)が失恋でケーキを焼け食いする場面も見せないのである。
もちろん・・・ドクターヘリ・チームが患者と出会うのは・・・その後の現場であることから・・・予算やスケジュールの都合が些少影響していたとしても・・・チームへの感情移入を誘導し臨場感を高めるドキュメンタリータッチの演出と考えることができる。
その分・・・お茶の間は能動的に・・・法廷における・・・三井と真壁の心理的葛藤や心境の変化を・・・その後の展開から想像しなければならない。同様に・・・不治の病で車椅子生活で余命五年で自殺未遂の過去があり恋人の冴島に去られかけている田沢の心のもやもやをあれこれ想像しなければならない。ついでに性転換手術でより女に近付いた男が男の恋人に別れを告げられ・・・涙にくれてケーキ丸かじりする哀愁漂うシーンも想像しなければならないのである。最後なんて想像するのが拷問に近いけどな。
もちろん・・・演出プランとしてはこれでいいと思う。たまには想像力をお茶の間に要求しないと深みのあるドラマなんて無理だからな。
今回のテーマは自意識と・・・世界認識の折り合いという非常に奥深い話だからだ。
多くの人間はなんとなく「自分」というものを信じているし・・・なんとなく「自分」と「世界」を対峙させて考える。しかし・・・突き詰めて考えていくと「自分」と「世界」の境界線は曖昧なものだ。
たとえば「他人」である。「自分の家族」と「それ以外の他人」という認識は・・・限りなく・・・「家族という他人」を「自分」に近づける。
その象徴が随所にちりばめられた今回。まず・・・妻と胎児を一度に失った真壁は・・・自分の身が切られたような口惜しさを覚え・・・担当医師・三井に対して怒りをぶつけ損害賠償裁判を起す。しかし・・・三井は自分が母であることから・・・難産に苦しむ患者に共感を覚え・・・医師としての客観的な判断力を失い・・・結果として母子共々の救命に失敗する。妊婦と胎児はまさに自分と他人が一心同体になっている象徴と言えるだろう。そして・・・それは一つの生命が二つの生命に分離する境界線上にあり・・・「生」と「死」の出発点でもある。つまり・・・自分の中から別の自分が生れる自然の驚異なのである。
三井の心情を知らず・・・敵と味方に分かれた真壁は・・・「自分の外の自分」である妻子を奪ったのが・・・「自分と同じような気持ちの他人」のギリギリの決断・・・「及ばなかったが全力を尽くした」結果だと知り・・・怒りの矛先を失うのだった。
それでもなお・・・三井は自責の念から逃れることができない。有能な医師を傘下から失いたくない田所部長(児玉清)は「ドクターコトーはすばらしいと賞賛する人は多いが・・・最初から目標が低ければ楽ができるということにすぎない」・・・と医療の最前線で戦う三井の心情をフォローする。そのために・・・あえて「自分」の「過去(離島医療に従事)」を貶め・・・「他人」の心理的圧力を軽減させる作戦である。「あなたが存在していることに感謝する患者は必ずいる」と・・・一度の失敗に拘泥する三井の「自分に対するこだわり」を和らげるのである。この時・・・田所の「自分」と三井の「自分」は限りなくお互いが「他人」である意味を失うのだ。あるのは・・・ただの情報の流れである。
そして・・・「自分」は世界の情報の流れの一瞬の明滅に過ぎない。
この物語は・・・その輝きを大切にしたいと願う主人公とその周囲の切磋琢磨の物語なのである。それは・・・北京五輪の柔道会場最後の決戦場で・・・王者・石井という一人の国士が放つ「滑らない」輝きを目指すことに似ているのだ。なでしこJAPANのリーダー沢が得意のヘディングシュートで八千人の偽造マナーのいいサポーターによる「ニセのがんばれ」を圧倒する極悪中国のブーイングを沈黙させ・・・競技場を静寂に包ませた・・・輝く「自分」なのである。世界の北島が・・・もういいか。
ともかく・・・ある意味では・・・なんとなく生きている多くの「自分」にとって・・・「お前ら・・・それでいいのかよ・・・」と「自覚」を促す「自分」が主人公なのです。
それは・・・困難な物語です。三井は・・・シニアドクターとして・・・「自己鍛錬」を重ねてきた「自分」なのですが・・・たった一度の判断ミスにより・・・「自分」を見失う瀬戸際まで追い込まれる。「自分」が・・・輝くことのいかに困難かという一例でございます。
そして・・・世界は「自分」と「自分」との戦いに満ち溢れているのです。
今日は・・・大日本帝国の敗戦記念日ですが・・・遠くに消え去った輝きが今もなお・・・人々の心に反射する日でもあります。「勝利を信じて戦って死んだものに対して敗北を認めて生き残ったもの」が「自分」を恥じつつ・・・生き残ってよかった・・・と「自分」を感じる日でもあるのです。そして・・・その「自分」から分裂した数多くの「自分」が「次はどうする?」と自問自答する日でもあります。そして「二度と戦わない自分」や「今度は負けない自分」そして「なんだかよくわからない自分」がひしめきあう日です・・・人生は輝きに満ちているのです。
そんな・・・自分たちの一組・・・冴島と田沢。二人は「自分」と「自分」の「愛」について・・・悶え苦しむのです。かって・・・恋人たちとして至福の時を過ごしただろうという二人。しかし・・・難病を発症した田沢は・・・パートナーに対する「無償の愛」を待つしかない立場に転落します。一方、冴島は「恋人に献身したい自分」と「医療技術を極めたい自分」に分裂します。もちろん・・・両立させるという選択もありますが・・・「自分」というもののバランスを保つのはより困難になるという「自己分析」が・・・冴島に二者択一を求めさせるのです。冴島は田沢の母のように・・・田沢とは一心同体になれない「自分」を感じたのです。
苦渋の決断です・・・そのために冴島は「決定的な別れの決意」を田沢に告げることができません。
もちろん・・・「自分にもっとも近い他人」として田沢にも冴島の気持ちは痛いほど分っています。それでも・・・田沢は「冴島に愛され続けたい自分」を捨て去ることができません。「医療従事者」と「不治の病の患者」・・・この「純愛」を描くには適当な題材を「自分を裏切らないために他人を裏切る自分」というテーマで描きぬいたすばらしいエピソードです。
「裏切らなければ恋人が重荷になって苦しい」・・・「裏切れば卑怯な行為が苦しい」・・・どちらにしても「自分」が傷つく・・・冴島の境遇・・・。
恋人に別れを告げ・・・ヘリに乗り込んだ・・・冴島に・・・「もう一人の自分」を感じた藍沢。他人の中に自分を見るのです。
任務終了後・・・気持ちの整理のために・・・装備の補充にやってきた冴島に・・・聴診器をわざと忘れた藍沢が歩み寄る。この二人に肉体関係が生じているかどうかは微妙ですが・・・キッドはある方に賭けますが・・・とにかく・・・二人は一人の「自分」なのです。
「自分がいいとか悪いとか・・・そんなことは関係ない・・・大切なのは・・・自分を律することだ・・・自分の決断を信じることだ・・・その結果をしっかりと受け止めることだ・・・中国の国歌は前進前進また前進だけど・・・日本の国家は千世代も八千世代も存続することだ・・・どちらにしても人間は過去には戻れない・・・それだけだ・・・俺だって・・・祖母ちゃんのために自分を捨てることだって・・・できる・・・しかし・・・俺はそうしない・・・自分を大切にして・・・そして・・・明日になれば・・・またヘリに乗るんだ・・・それが・・・自分なんだから・・・泣きたいなら泣けばいい・・・そしてまた明日も・・・俺と一緒に救命しようぜ・・・」
冴島は・・・もう一人の「自分」に許されて・・・泣きました。
そして・・・藍沢は・・・限りなく自分に近いただ一人の他人と一緒に・・・同じ釜のメシを食べるのです。
彼女が手掴みで食べるから彼も手掴みで食べるのです。
だって・・・二人は・・・ほとんど「自分」なのだから。
すると・・・二人は「自分」に向って「微笑みあう」という「輝き」に包まれて・・・。(つづく)
関連するキッドのブログ『第6回のレビュー』
さて・・・テンメイ様もレビュー続行中。今のところ人間は全員難病を発症していると考えられる・・・ほとんどの人間が余命150年もないのだ・・・。寿命という原因不明の病気・・・進行の早い人はもっと短命であることも・・・まあ・・・だからこそ・・・誰のために生きるのか・・・とか・・・何のために生きるのか・・・とかで頭を悩ますのかもしれません。もちろん・・・何事も例外はあるので・・・1000年ぐらい長生きの人もいるのかもしれません・・・。
エリお嬢様森の別荘・山P先輩研究室。エリ「ジュテームトモココモエスタジュンコメリージェ・・・痛~い・・・じいや~舌噛んだ~・・・網タイツ見えた~・・・ALSで衝撃・・・でも・・・藍沢Pとラブリーつまみ食いで・・・はうぅん・・・」mari「頭は正常・・・話も聞こえる・・・でも・・・体は不自由・・・ALSは辛い病気・・・一方・・・心が不自由になっていく認知症・・・藍沢Pの一瞬歪んだ頬が内面の葛藤を痛いほど示していたのです・・・そして・・・お互いの大切な人に背を向けて自分を貫く二人・・・藍沢は冴島を泣かせました・・・胸は貸してあげないのです・・・」翠「やはり・・・エレベーターですね・・・エレベーターでウソ泣きして・・・胸を借りてぼぎゃあんデス。更新なしデス」ikasama4「ハンドク!!!・・・見てないと意味不明なネタですね・・・しかもキャラ違いだし・・・思えば・・・セクスィーはあの頃からセクスィーでした・・・人の痛みなんてわからない・・・でも人の優しい気持ちはわかるような・・・気がします」
ごっこガーデン・夕映えのヘリポートセット。アンナ「フライトドクターたちはあと4話でどうなるのぴょん?・・・コードブルー2・・・コードブルー3・・・コードブルー4と続くつもりなのかぴょん・・・エリちゃんはOKでもレビューのまとめが大変ぴょんぴょ~ん・・・たまにはアンナもナース冴島がやりたいぴょん」くう「患者は言うのね・・・医者になんかこの痛みは分らないって・・・緋山が言うのね・・・誰のために医者なんかやってるのかって・・・自分を大切に思う気持ちは基本・・・そこからどう応用していくか・・・結局・・・人は誰もが一人・・・そして一人は淋しい・・・そして誰かを求めて・・・何かを求めて・・・いつだって人生に正解なんてないよね」みのむし「なつかしいという言葉は思い出せなくて孫の顔は思い出せなくともどこかでスイッチが入ってやさしい気持ちになる藍沢祖母・・・ほろりでございまするるる・・・」お気楽「梶(寺島進)さん44歳(実年齢)として44-17=27・・・27-8=21・・・そんなに不自然じゃないのね。藤川ははやく転職すればいいのに・・・キサラギは視聴率*6.6%だったのね・・・」あんぱんち「許してね・・・キサラギを応援しちゃいました・・・面白くて泣けるんですもの」
ごっこガーデン・大学病院病室セット(病院食付き)。まこ「手掴み!?・・・( ̄~ ̄) モグモグ...平成財閥の病院食は美味しすぎマス。患者の回転悪くなります・・・自殺未遂をして心が離れたのか・・・心が離れたから自殺未遂をしたのか・・・どっちにしても痛いお話しデス・・・じいやーっ・・・オカマバーに行きた~い・・・パーッと騒いでウサを晴らしマス」芯「自分の家族や恋人よりも・・・自分を優先する・・・その気持ち・・・芯にはちょっと納得いきません!」シャブリ「そうですね・・・中学生としてはその純粋な気持ち・・・とても素晴らしいのでありました。オリンピック・・・面白すぎる・・・」ろーじー「一週遅れて・・・クールな藍沢が崩れて・・・元に戻ってますがな・・・」ミマム「お盆なので帰省してついでにここで昼食を・・・じいや~スペシャルランチね~」aki「自分も人それぞれ・・・自分の家族も人それぞれ・・・患者も人それぞれ・・・でも・・・身内だからこそ・・・できたり・・・できなかったりすることもある・・・優先度があって・・・心を鬼にしても・・・辛い気持ちも残る・・・この感じ・・・なんだかとても伝わりました・・・」
土曜日に見る予定のテレビ『ヤスコとケンジ』(日本テレビ)・・・こ・・・これは・・・ま・・・五輪も見るけどね。
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
こんにちは
雨の前に猛暑の中を走って来ました
は、これから簡単じゃない。

地獄だけど、北京のロードレースと比べるとお遊び。
自分と比べると、どのくらい天上界の出来事なのか
よく分かりますね。陸上も。雲の上の輝きが羨ましい。。
さて、タイミングもずれて、1回お盆休みにしようかと
思いましたが、高尚なレビューに敬意を表して
軽くコメントしときましょうか♪
自分のためという時の自分とは何かって話は、別の
角度から見ると、「あるがまま」の問題になります。
精神的な側面での難しさはもちろん、
実は身体的な側面でも難しいんですよね。
時間的変化もあるし、認識の困難もある。
自分を見失った時の自分が本当の自分だって話は、
半ば同意します。限定付きだけど♪
田沢のケガっていうのは、興味深い描き方。
「自分」がやったのか、「たまたま」なのか分からない。
まあ、無意識の自分と見るべきかな。
アハハ(^^) ドクターコトー、真っ二つ♪
「自分を裏切らないために他人を裏切る自分」が
ヘリで号泣するわけだから、結局は自分を裏切る
結果になる可能性は残ってるんですよね。
ドラマ的には、今回で区切りを付けたそうだけど。
実際、藍沢はヘリでああゆう発言をしながら、
その直後にばあちゃんと仲良くしてますからね。
田沢と仲良くできない冴島
テンメイ様は、レビュー打ち切りのタイミングを
逃しちゃった感じですよ。
「もう1回、もう1回」で、ついに7話。。
「全員難病」話に食いついて頂いてどうも♪
余命150年ってのが笑える ^^ 男はその半分でしょ。
冷凍保存が気になる今日この頃。
ま、DNAとして生き延びるとか、作品として
生き延びるとか、色んな治療法を試しますかね。。
投稿: テンメイ | 2008年8月16日 (土) 15時55分
ふふふ・・・ついにケイリンメダリスト登場。
トラックでは969が特別な数字に・・・。
特別な「自分」の特別な「輝き」は
よくもわるくもまぶしいものでございますね。
かって専門学校で講師をしていた時に
サッカー部の若者が
ワールドカップを見るのが辛いと
言っていました・・・。
そこに同世代の「輝き」があるからだと。
もう一人の「自分」を
「他人」と感じる辛さ・・・。
まあ・・・多くの人生はこの味で
満ちているのかもしれません。
それでも・・・天上の輝きは
底辺の無数の輝きによって
支えられている・・・
まあ・・・天使テンメイ様には
釈迦に説法でございますし・・・
悪魔の語るセリフではないのですけど・・・。
金メダリストの輝きは
たまたま・・・
そういう認識が
心に馴染むまでは
夢破れた若者たちの心は
きっと騒ぐものなのでしょう・・・。
ふふふ・・・成功作「Dr.コトー診療所」の「輝き」に
脚本家も何かもやもやしたものがあるのかもしれません。
まあ・・・「コトー」の脚本家も
「ハタチの恋人」でひどい目にあってますけどね。
今回は記事の中で緋山(戸田恵梨香)にまったく
言及していないのですが
実は・・・「自分」に無自覚なのは彼女。
三井のエピソードで
大人の階段をまた昇っています。
ある意味で冴島は自意識過剰。
まあ・・・ツンデレの
基本要素ですからね。
自意識過剰のツンデレは・・・一人もがく。
そこがいい・・・のでございます。
ふふふ・・・
けして満足できない
とりとめないドラマだったとしても
テンメイ様は手を伸ばすのでございますね。
さすが天使様でございます。
寿命はコピー劣化と
らせんによる遺伝子特性の問題。
若返りの実用化と
電脳補助により生命科学的には
かなりの延命は可能が視野に入っているようです。
まあ・・・リーズナブルなお値段には
ほど遠いし・・・人口問題もありますからね。
テンメイ様もお盆の休養をしっかりととり
限りある人生を充実させるべく
ご自愛くださるようお願いいたします。
投稿: キッド | 2008年8月17日 (日) 06時41分
じいやさま、今日は涼しくなりそうです。
食欲のない日でも醗酵食品をひとつ取り入れて
お体を大切になさってください。
糠漬けにご飯でもチーズにワインでもいいらしいです♪
伊豆の別荘からはまたあじのヒモノをお持ちしましたよ。
じいや、こちらは日本酒がよく合いますyon♪
>テーマは自意識と・・・世界認識の折り合い
どっひゃ~ん・・む、難しすぎマス~。
目の前に美味しいものがあれば手づかみでも食べちゃうし、
面白い本があれば全部なげうって読み終わるまで何もしませぬ。
ただ自分の欲求を満たすだけ。
誰のためも何のためもなく本能だけ。
他との境界で泣く人がすばらしく見えるけど、
実際その場にならないと本能がどう指令するかわかりませぬ。
それでいいのだと天才バカボンも言ってました。
そしてエリの森の別荘ではP先輩ともぐもぐ競争が大流行中で~す♪
投稿: エリ | 2008年8月17日 (日) 08時46分
キッドさん、おはようございます。
連日、オリンピックで感動させられています。正直、始まるまではこんなに盛り上がるとは思ってなかったのですが、さすがオリンピックです。
100mバタフライでのフェリプスさんの金は一体どんな力が働いてのことなんでしょうか・・・
女子マラソン、土佐さんがー・・・
視聴率はオリンピックのせい・・・それだけだったらいいんですけど・・・
私は前回で確かなものを感じたので、今回からはなんの心配もせずにドラマに心をゆだねて見られました。
>この「純愛」を描くには適当な題材を「自分を裏切らないために他人を裏切る自分」というテーマで描きぬいたすばらしいエピソードです。
本当にすごいと思います。現実では普通にあることではないかと思うのですが、ドラマの主要キャラですから。しかも冴島さんが自分の心情を病気の彼にストレートに告白しているのがね・・・ある意味完全に悪役になっているわけですから・・・
>冴島は・・・もう一人の「自分」に許されて・・・泣きました。
冴島さんは藍沢先生に許しを求めたんでしょうか。「ヘリに乗ってもいいのか?」という言葉は自分に言ったのではなく、藍沢先生に聞いたように見えました。藍沢先生を見ていたので・・・
キッドさんの記事で今回もジーンとなってしまいました。なんか狙ってます?
>この二人に肉体関係が生じているかどうかは微妙ですが・・・キッドはある方に賭けますが・
私もある方に1票!
コトーはあの青い空と青い海だけでもういいのです。あれだけで癒されるのです。
私の中ではもうこのドラマはすでに傑作になっています。
藍沢先生は本当に魅力的で大好きです。Pちゃんが好きなのか、藍沢先生が好きなのか、わからなくなるくらいです。Pちゃんが演じている藍沢先生が好きで、藍沢先生を演じているPちゃんが好きということなんでしょうね。って、自分で結論付けちゃったわ。
各地で集中豪雨とか・・・たいへんですね。こちらは降りません。雷はなるのになあ。水不足です。暑いです。お盆はばたばたするしねえ。PCも寿命です。起動しないんだもの。コメントがなくなったら、PCが壊れたと思ってください。
読むだけは、ネットカフェとかで読ませていただきますから、よろしくお願いします。
女子マラソン、終わりました。本当に筋書きのないドラマなんですね。皆さん、おつかれさまでした。土佐さん、ゆっくり休んでください。
投稿: youko | 2008年8月17日 (日) 11時14分
あの日からしばらく涼しかったのに・・・
本日・・・結構きております。
しかし・・・お盆を超えて
今年の夏も過ぎ去り始めていますな。
五輪の後はかなり祭りの後の寂しさの予感・・・。
冷やしたチーズにクラッカーで軽いおやつでございます。
お茶はダージリンにいたしましたぞ。
レモンティーでお召し上がりください。
・・・ってお嬢様・・・くさやで昼間っから
凍結酒はおやめくだされませーっ。
じょ、女子高校生でございますぞーっ。
ふふふ・・・今回はかなり
難解な回のような気がしましたぞ。
特に・・・藍沢Pの
葛藤が・・・。
あまり一般受けしないエリアでございますからな・・・。
日々の暮らしの中に
長患いのものがいることで
生じる鬱屈・・・
それは経験したものでないと・・・
なかなかに分りがたいもの・・・。
健康であることの幸せほど
健康なものが
忘れていることはありませんからな・・・。
いえいえ・・・じいやは
鍛え方が違いますから
歯も丈夫ですし
消化器も循環器もタフネスでございます。
このようにめざしなども丸ごと
バリバリと・・・グキ・・・・
ふ・・・ふがふが~。
こ・・・これは・・・じいやちょっと歯医者に・・・。
投稿: キッド | 2008年8月19日 (火) 13時19分
それにしてもマラソンにおける陸連の
選手運用の甘さは・・・
驚きますね。
少なくとも本番前に補欠解除してるって
補欠の意味ないからーっ。
千葉選手の頃はしっかりと本番まで補欠が
帯同していたのに・・・。
もう・・・渋井をエントリーしちゃえよって
叫びましたよ。
あのレースなら勝てたような気がする。
前回前々回と・・・あまりにも大サービスだったので
今回の最後のセリフでの
藍沢Pのかっこよさを見逃した人がいたかもしれませんな。
家族のためなら・・・闘病に付き合って
看病が当たり前という
偽善を・・・真っ向から否定。
ついでにドクターコトーも否定するという
大胆展開にキッドは実は爆笑しました。
三井・田所のラインでの人情話と
白石とオカマ患者。
冴島と難病の恋人。
・・・まあ・・・この地味なとりあわせでは
視聴率は落ちるのも当然という観測もございます。
コネタも分りにくかったしなあ。
まあ・・・二人に肉体関係があるとすると
エレベーターとヘリでの会話は
二重の意味で面白い。
「恋人のいたこと黙っててごめん・・・」
「いいさ・・・別に・・・将来を誓い合ったわけでもないし」
・・・的なーっ。
二人はそういうこともドライなのかーっ。
としばらく妄想にひたれますしね。
冴島は・・・自分と同じくるしみを持つものを発見して
楽になりたかった・・・ということだと思います。
人間は孤独ですが・・・
みんなそうだと理解して
癒されるときがありますから。
コトーはまあ・・・鬼太郎が好きかどうかの
話なんですけどね。
キッドの中で実写版鬼太郎はウエンツじゃなくて
ヨシオカなんだよなあ・・・。
ふふふ・・・PCもまた
孤独な生き物・・・
時々・・・その短い寿命に・・・
幸あれ・・・と祈ります。
ああ・・・去っていった本体よ・・・
キーボードたちよ・・・
天国で
キッドを待っているのかい?
・・・でございます。
投稿: キッド | 2008年8月19日 (火) 13時41分
冴島さんと藍沢が大人の関係・・・
むむ、彼らはどこに寝泊りしてるのか、
休暇もなさそうな状況なのに、いつのまに・・・
スーパードクターと言ったら、やっぱ【医龍2】の
松平幸太朗@佐藤二朗先生なのデス。
この病院にも入院してた川島海荷ちゃんがそう言ってたもん。
もぐもぐ・・・しかしこのかぼちゃはウマーーーっ!
うっ、わっ、むほっ、ごほっ、ヤバい、かぼちゃが
のどに詰まって息が・・・息が・・・
人工呼吸してくれるドクターはどこですかーーーっ
投稿: まこ | 2008年8月19日 (火) 16時33分
ふふふ・・・このドラマ・・・
登場人物の住居は
一切出てこないという
ものすごさがございますね。
まったくホームドラマでないという
すばらしい展開です。
病院と救急現場だけの
ドラマ・・・それだけでも
特筆に値すると思うのでございます。
だから・・・病院を一歩出た
彼ら・・・藍沢や白石や緋山や藤川や冴島が
どんな・・・オフ・タイムを
過ごしているのか・・・。
じいやのオツムはもう妄想ではじけかえらんばかり
でございます。
ふふふ・・・松平先生・・・
まこお嬢様のご指摘・・・さすがでごさいます。
おおーっ・・・
お嬢様・・・かぼちゃを
喉につませらるとはーっ。
お嬢様ののどにつまるような
かぼちゃを用意したこのじいやの失態。
責任をとって切腹つかまつるーっ。
ザクっ・・・グフっ・・・ドムっ・・・・・・ふっかーつ。
投稿: キッド | 2008年8月21日 (木) 13時24分
コード・ブルー…リアルタイムで若干見てましたが、またも再放送チャンネルα枠でガッツリ見てしまいました。気まぐれにドラマを見ている弊害に過ぎないんですが(^^;
「自分が自分でいるために、他人を捨てる」矛盾というかなんというか・・・その視点を盛り込んだ第7話、素晴らしいですね!! 医師と患者のポジションの違いは埋まらないから医療訴訟は止まない。医師、患者どちらか一方の視点に偏る「単純な構図化」をしない脚本家の力を感じます。
離島医療に汗を流すDr.コトーも面白いし好きでしたが、児玉清が話すような[一定レベルの医療で済む]という視点もあるのだなあ・・・と感心しました。面白いと思ったドラマって台詞一言一言が重く感じられるのですが、言葉を紡いで台詞を書き連ねていく脚本家の努力って、並大抵じゃないんでしょうね。
来週スタートの2ndシーズンはキッチリみたいと思います。キッドさんのレビューを心待ちにしております
投稿: ys_maro | 2010年1月 8日 (金) 19時07分
ドラマにもよりますが
全体をわかった上で見ると
一回目には見えなかった面白さを発見することがありますね。
読書と同じで再読の喜びがあるわけです。
もちろん、繰り返して面白いドラマばかりでは
ありませんが
何度も見ることで
理解が深まっていくということはあるわけです。
ある程度、数をこなすことが
ドラマというものを理解するためには
必要ですが
同じ作品をくりかえし見ることにも
意味があるのですねぇ。
同じドラマでも
同じジャンルを比較してみるのも
楽しいですし
それは脚本別、演出別といった
選択にもつながっていきます。
二匹目のどじょうを狙って・・・
と続篇に眉をひそめる人もいるでしょうが・・・
続篇マニアにとっては
続篇こそ・・・本番だったりするわけです。
あの・・・メンバーを
次はどのように扱ってくるのか
ニューフェィスはどういう展開か・・・
同じ部分と
違う部分・・・
そしてより面白いのか
そうて゜ないのか・・・
パート2はいつだって
なによりの楽しみだったりして。
投稿: キッド | 2010年1月 8日 (金) 22時21分