迷っちゃったじゃねえか!(末永遥)茨の道に花ぞ咲く・・・・。(深田恭子)
学園青春ドラマだらけの夏ドラマ・・・その上・・・ある意味・・・青春ドキュメントのオリンピックが重なって・・・もう・・・さっぱりしたものが食べたいのである。でも「霧の火」を見る時間がない。不可侵条約破って侵攻するソ連(現ロシア)の話はタイムリーなのだがね。
で・・・火曜日のドラマ対決は・・・①「モンスターペアレント」↘11.6% ②「シバトラ」↘11.3% ③「学校じゃ教えられない!」↘*5.6%
夏休みも終わりが近付き・・・視聴率も夏バテかっ。
なんちゃって女子高校生対決は・・・。
①多部未華子のヤスケン↗
12.3↗13.1↘11.2↗12.9↘10.6↗12.3↗14.9%・・・・・・・・・平均12.5%
②大後寿々花のシバトラ↘
13.0↘12.2↗13.4↗14.0↘11.7↘*9.6↗13.7↘11.3%・・・・平均12.4%
③志田未来の正義の味方→
13.2↘10.1↘*8.7↗*9.4↗11.6↘*9.5↘*7.8%・・・・・・・・・平均10.0%
おおっ・・・多部が首位に・・・いい勝負だ。
で、『シバトラ 童顔刑事・柴田竹虎・第8回』(フジテレビ080826PM9~)原作・安童夕馬、脚本・武藤将吾、演出・佐藤祐一を見た。忙しい展開になっている。ドラマについていえば・・・天才的犯罪者・落合(橋爪遼)と父親の死を契機に悪から更生した刑事・シバトラ(小池徹平)との善悪の攻防と・・・母親としての適性のない女(春木みさよ)と育児放棄されたことで覚醒剤中毒者になった娘・リカ(末永)の心の葛藤と母子関係の再構築の話が軸になるわけだが・・・やや散漫な印象がある。
原作では義父に犯され生母に黙認された過去を持つリカであるが・・・娘の反抗期を受け入れられない発育不全・発達障害の母親という設定に置換されていて・・・理解しがたく・・・ややつかみどころのないエピソードになっている。
ここまで・・・このドラマは・・・「不完全な養育者」と「そのために犠牲になった子供」という主題の変奏曲であることは明らかなのだ。
ヒロインの美月(大後)は覚醒剤中毒の父親に虐待された過去を持つ。第二の事件の黒幕「鬼神」は両親に遺棄された子供(大東俊介)だった。第三の事件の小学生売春婦は両親から見捨てられていた。すべての・・・骨格が・・・「大人不在世界の子供」の物語なのである。この主題そのものはなかなかに重厚に展開していくのだが・・・ライバル落合に妹を殺されたさくら(真矢みき)、恋人を殺された藤木(藤木直人)、父親を殺されたシバトラ、そして潜入捜査をめぐる警察内部のゴタゴタや・・・シバトラを愛する婦人警官たちのドタバタなど・・・支流がゴチャゴチャしすぎて・・・非常にひたれないのである。
まあ・・・それでも冒険活劇としてはまあまあなのかな。
ああ・・・絶対絶命としてつづくになっても・・・どうってことのない展開が待っているのは連続ドラマだから仕方ないのですが・・・。
前回・・・美月は黒幕である落合に拉致される・・・。今回・・・ちょっとした会話を交わした後・・・電撃を浴び悶絶・・・さくらに救出される。
前回・・・覚醒剤中毒の集団に暴行される藤木たち・・・。今回・・・半殺しで解放される。
前回・・・リカにナイフで刺された上に電撃で気絶・・・リカとともに誘拐されたシバトラ。今回・・・樹海(青木ケ原)に生き埋めになる。・・・が・・・すぐに這い出してきて・・・樹海を彷徨い・・・狼煙を炊いて救出される・・・おーい・・・山火事になるぞーっ。
まあ・・・悪が適当に手を抜かないと・・・物語にならない展開ってすごくものたりない。
さて・・・リカを演じる末永遥は 美少女で脚線美スターなのだが・・・下積み長いな。
今回・・・恋愛感情なしのキスシーンのチャンスが二回あった。
別に・・・キス・シーンがあろうとなかろうと構わないのだが・・・そういう場面なのだから自動的にするべきだと言う気持ちもある。
第一に・・・生き埋めになったシバトラが先に息を吹き返し・・・リカを掘り出すシーン。
埋まっていたのである。そしてリカは気絶しているのである。・・・人工呼吸が自然の流れだろう。その方がスリル&サスペンスなのである。ところが・・・シバトラが呆然と見つめると・・・息を吹き返すリカ。スルーである。
第二に・・・リカに受けた傷が化膿し・・・高熱で昏睡するシバトラ。にわか雨のシーン。
雨を手で受けたリカはまず自分で水を飲み・・・それから手にためた水をシバトラにぶっかけである。・・・ここは口移しだろう・・・それが由緒正しい王道のお決まりの流れというものではないかっ・・・まあ・・・いいか。
落合たちのアジトに「シバトラ生還」の知らせが・・・「トドメを刺す必要がある」という落合。
入院中のシバトラの元へ・・・「リカの母親」が攫われたと一報が入る。
救出に向ったシバトラたちはそれが・・・リカと母を和解させるための一幕であることを知る。
そして・・・なんだか釈然としない和解が成立するのであった。
すべてを見ている落合が「そんなことで人は救われたりしない・・・」という意見に同感である。とにかく・・・早く・・・「誰もが信じあえない世界」の「本当の恐怖」を見せてくださいませませ。・・・ちなみにトドメをさされたのは落合の子分たちであるが・・・廃人になっただけで息はあるのだった。どこに遠慮して中途半端なんだか・・・。
関連するキッドのブログ『先週の火曜日のレビュー』
で、『学校じゃ教えられない!・第7話』(日本テレビ080826PM10~)脚本・遊川和彦、演出・石尾純を見た。今回は社交ダンス部の夏休み学校で合宿の巻である。
メインは舞(深田)の「学校の怪談・本当にあったこわい話・夜中に許してと泣く女の子」きゃーっである・・・違うだろっ。
いよいよ・・・叶夢(森崎ウィン)に対する一樹(中村蒼)が勇気を出して初めての告白である。叶夢への思いをふりきるために・・・瞳(朝倉あき)と交際を開始した一樹だったが・・・気もそぞろなデートに・・・瞳はキスを拒絶したり・・・裸になろうとしたりと揺さぶりをかけるのだった。
「あんたのにえきらない態度がいやなの・・・なんか間違ってる?」
だから・・・男が好きな男を好きになっているのが・・・間違いなのでは・・・?
とにかく・・・ここでもまたキス未遂である。
そして・・・ついにプールサイドに叶夢を呼び出した一樹は思いを伝える・・・。そして・・・二人はためしにキスをしてみるのだった。えーっ・・・待たされて実現したキスシーンがこれかよっ・・・とキッドはお茶の間でのけぞった。
そして・・・叶夢は「やっぱり・・・無理・・・でも親友でいてね」と一樹におねだり・・・一樹は「一生・・・お前のそばから離れない」と約束するのだった。
・・・なにか・・・伸展したのかな・・・まあ・・・一樹がすっきりしたというならそれでいいか。
で・・・結局・・・瞳と一樹はどうなるのですかーっ。
舞「ポカホンタスが道を失い迷っていると木の精が言うの・・・それは気のせいだって」
そして・・・持ち物検査でTバックを発見されてしまう叶夢だった。舞・・・穿いた下着返したのか・・・もう・・・どうでもいいよね。ビールのCMで海で泳ぐ深キョン・・・かわいいよ・・・深キョン。
木曜日に見る予定のテレビ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命』(フジテレビ)『四つの嘘』(テレビ朝日)『キャットストリート』(NHK総合)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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