他人の心配をしている場合じゃないのだが・・・(山下智久)・・・あんたもただの人間だったんだ・・・(戸田恵梨香)
スーパーエース上野・・・ついに金メダル・・・宇津木(母)も宇津木(娘)も泣いた・・・なでしこ残念賞。
みのもんた・・・ブストスを面白がりすぎ・・・。
そんな「北京五輪・ソフトボール決勝」の視聴率は30.6%である。
バッチリ金メダル表彰式にかぶった「コード・ブルー」だったが・・・↗13.4%である。立派だ。
まあ・・・とにかく・・・上野の三連投が五輪序破急の白眉であったようだ・・・。
で、『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~・第8回』(フジテレビ080821PM10~)脚本・林宏司、演出・西浦正記を見た。すべてのものに構成はある。ひとつの流れがあって・・・二分割ならフリとオチ、三分割なら序破急、四分割なら起承転結である。もちろん・・・五分割があっても六分割があってもいい。一年は一日で割れば365分割である。
もちろん・・・分割は・・・ドラマならカット割りという言葉がある通り・・・ワンカットに細かく分割できるわけだ。一つのカットでもカメラの動き・・・ズームやパン・・・あるいは登場人物のセリフや出入りでさらに分割される。分割されたものの統合が全体を作り・・・それを構成と呼ぶのである。
キッドはこのドラマは序破急で構成されていると感じるのだが・・・つまり・・・1~3話で一段目、4~6話で二段目、7~9話で三段となるのだ。だから・・・今回は序破急の破の部分で・・・決着はつかないのである。
ただし・・・1~8話で起承転結が二回と考えてもいい。そうなると・・・1話の最後で患者の腕を切断したフェロードクター藍沢(山下)が今回のラストでシニアドクター黒田(柳葉敏郎)の腕を切断するのはフリとオチになっているわけである。
しかし・・・それは支流で・・・やはり・・・本流は序破急の方だろう。
主人公の感情の流れがそうなっているのである。前回・・・「自分を主体とすること」を主張した主人公は今回・・・「他人に対して客観的になれない自分」を感じる。当然・・・次回は「世界に開きすぎた心を回収する」ことになるのだろう。
キッドは序破急は・・・ドーンドーン(序)ドンドンドン(破)ドドーン(急)ぐらいな感じが好きなのだが・・・このドラマの場合はドンドンドン(序)タタタタタ(破)パン(急)というような感じになっていると思う・・・まあ・・・あくまで主観です。
さて・・・藍沢がどのくらい・・・心を開いてしまうかを順番に見て行く。
まず・・・仲間である。認知症の祖母(島かおり)について気遣う藤川(浅利陽介)に対して「俺の背後に回るな・・・ではなくて・・・俺に気を使うな」と言うあたり・・・藍沢は藤川の心遣いに対して感謝している。エレベーターの中でそろっていく仲間たちの顔ぶれにどこかとまどいを感じている風なのは・・・心が揺れているからだ。相変わらず食卓を仲間と共にしないのだが・・・常に会話には参加するのである。キッドの妄想では愛人である冴島(比嘉愛未)が仲間たちのテーブルに迎え入れられる瞬間にはどことなく和みを感じている風情だ。
手術前に仲間たちに・・・「患者を助けたい」と心情を吐露したりもするのである。
さらには・・・終盤でドクターヘリに乗るために出動する白石を見送る視線は・・・仲間を心配する気配さえあるのだ。もちろん・・・物語としての演出は直後における悲劇の暗示でもあるが・・・流れから言えば・・・藍沢が仲間を強く意識し始めた兆候と考えた方が奥行きが生じる。
予知夢を見るようになったエスパー白石(新垣結衣)が放射する不吉な波動を感じたわけではないと思う。
そんな仲間たちに対応するため・・・投入される患者は・・・夏祭りで事故に遭遇した四人家族だ。
ものすごく人騒がせな患者一家だが・・・家族愛には満ちているらしい。
一番の重傷者は夫・達夫(平賀雅臣)である。緊急手術を経て一応容態は安定する。ドラマでは触れられないが担当は藤川である。かっては変な患者専門の藤川だが・・・今回は一番大人しい患者をヒットしたのだ。
その娘・結菜(大作空)はいわゆるひとつのマセガキである。ある意味早熟であり・・・もてあました白石は藍沢にパスするのだった。・・・というか結菜が自主的に乗り換えるのだった。キッドの妄想上の藍沢と冴島の「できていること」を見抜くのでただものではない。
その母・清美(宮地雅子)はぶしつけな女である。クレーマーでありやかましい。「ヘリは別料金だとしたら・・・勝手に乗せられて迷惑だ」とか「病室が気にいらない」とか軽症だが疲れる患者だが・・・一家の中心人物らしい。ここは無難に白石が対応する。
その父・重蔵(織本順吉)は戦中派である。「ROOKIES」の敵チーム監督からここなのだが・・・「沙粧妙子~最後の事件」では松岡刑事(柳葉)の恋人の父だった・・・とにかく猛烈に騒がしい。担架背負って手術室に乱入するは・・・ヘリのコクピットに搭乗するは・・・女医の尻をさわるは・・・国防を考えるは・・・乗ったことのない潜水艦を思い出すは・・・なのである。担当は緋山(戸田)である。
キッドの妄想では達夫は養子だと思う。つまり・・・重蔵~清美~結菜は血縁に違いないと思うからだ。
この序破急のサブテーマは「医師と患者と患者の家族」なので・・・ものすごく家族尽くしがされているわけだ。藍沢と祖母・・・フェロードクター三井(りょう)と医療ミスの訴訟相手・・・そしてこの患者一家。さらには来週は黒田の家族もからんでくるようだ。
そういう最中にフェロードクター森本(勝村政信)はオペレーターの聖子(遊井亮子)と家族に成り損ねるのだった。
ともかく・・・藍沢は結菜にモーションをかけられ・・・包帯を巻いたり金魚を買ったりして・・・すっかり気を許すのだった。
こうして・・・患者や仲間との心の距離を縮小してしまう・・・藍沢。
達夫の最初の手術でも・・・容態急変後の再手術でも・・・上司である黒田と藍沢は会話を繰り返す。
黒田「これはどうするのがいい?」
藍沢「こうします」
黒田「その通りだ・・・」
こうして・・・藍沢は黒田との師弟愛まで醸し出してしまうのだった。
失敗する可能性のある手術を失敗した時・・・手術ミスだと患者およびその家族に訴えられないための予防策としての「同意書」にやかましい母親にサインさせるほどに成長した白石。かってはたじろいだ自分を克服した白石だったが・・・こういうステップアップをしたときは慎重になる必要がある。つまり新領域に足を踏み入れているからだ。
流れから言えば藤川が起す方が自然な行動を白石がしてしまうのはキャスティングパワーというかタレント行政のなせるワザだが・・・とにかく・・・白石が「患者から逃げない」段階に突入したことで一応辻褄は合うのである。
ボイラー爆発事故・・・おそらくテロリストの仕掛けた鉄骨トラップに工作員におびき出された白石がまんまとひっかかり・・・白石を庇った黒田が負傷する。千葉県ではこういうことが日常茶飯事なのか・・・。
危険な現場に赴くドクターヘリ要員・・・このあたりのことで毎回盛り上げればいいのに・・・。鉄骨の下敷きになり腕を挟まれ大量に出血した黒田。
黒田「藍沢・・・切れ・・・」
藍沢「・・・切ります」
ともかく・・・自分の心が世界と癒着してしまったために・・・以前より・・・やや躊躇しながら・・・藍沢は黒田の腕を切断するのだった。
関連するキッドのブログ『第七話のレビュー』
さて、テンメイ様もすっかり二本立てである。半分ドラマレビューになりつつあります。毎回思うのだが・・・やはりドキュメンタリータッチというのは日本では馴染まない手法なのかもしれない。もちろん・・・キッドはこのぐらいの省略があった方が妄想が膨らみエンターティメント性は増すのだが・・・お茶の間的にはね。ただし・・・脚本も演出もフリは入念に散りばめられていてけして散漫ではない。どちらかといえば予算とスケジュールの限界に挑んだアクロバットになっているのである。まあ・・・ながら見していたテンメイ様が最後の場面を見逃しているのはガチだとしても・・・。黒田ヘリに乗ってるし・・・腕・・・切断されています。まあ・・・再生手術はあるかもとは思いますけど。あの状況だと無理だとも思いますが・・・中間の組織がつぶれているし・・・。
ごっこガーデン・ドクターヘリポート。お気楽「腕を切っちゃったの・・・う~ん・・・とっても痛いだろうにね・・・みんな夏休みの宿題そろそろやってね・・・エース上野・・・がんばったなぁ・・・患者役飽きたのね・・・やはりお医者さんごっこの醍醐味は・・・」エリ「藍沢Pのアップがどんどん増えているのでスー。世界はどんどん正しい方向に進んでいるのでスー・・・ゲッティング・ベターでスー・・・ああ・・・チビッ子は治外法権ですか・・・やりたい放題でスー・・・うらやましくてはうぅん」mari「金メダルは貴重です・・・スポーツ新聞の売り上げが違うから。女の子はいくつでも・・・イケメンに弱い・・・栴檀は双葉より香ばしです。衝撃的な事故でした・・・背負った十字架は・・・重い・・・重すぎる」翠「中学生の目から見ても・・・ガキンチョ生意気すぎデス・・・ぼぎゃ~んデス。更新なしデス」
ごっこガーデン・病院のいこいの廊下セット。アンナ「ふふふ・・・このごっこはちーずちゃんの独占ぴょん。ケロリも多数発見できたぴょん。ガッキー口紅が薄かった?・・・それにしても子役のマジ泣き?・・・こわすぎぴょん・・・ほんこわかと思いましたぴょ~ん」ちーず「あらすじ的には・・・ごっこが楽しいので遅れ目・・・ガッツだじぇ」みのむし「シンクロ・・・日本の頭脳流出・・・中国から選手をもらって・・・卓球とかねえ・・・あ・・・ソフトは宇津木(娘)の育てた上野るるるで金・・・」くう「もう・・・藍沢は・・・面白いって言わないキャラになっちゃったのかしら・・・今回の家族ネタはまとまりすぎだったけど・・・三井のネタはクッションで・・・来週の黒田の家族の話につづくのかな?・・・空港か・・・成田ね」ikasama4「森本さん・・・だーい・どーんでーん返しっ・・・轟木さんの表情が・・・なんとなく黒田ラブを感じさせたのです・・・必殺すそ握り・・・これは効いたっ。医者と患者およびその家族の意思疎通・・・結局・・・信頼関係の問題なのではないでしょうか・・・黒田は外科医生命と引き換えに・・・家族を取り戻すことになるのでしょうかね・・・ちなみに私はこのドラマには登場しないジム長です」・・・ガンダムネタ警報発令。
ごっこガーデン・授賞式セット。まこ「うっ、手が・・・・・・・・・・(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!・・・・ウザ家族・・・それにしても・・・子役はうますぎ~・・・だけど・・・少し・・・からみすぎデス。白石・・・辛すぎマス・・・なかったことにしてあげて~・・・夢オチ許可シマス・・・日本ばんじゃぁぁぁい」芯「金メダルの皆さん・・・バンザイ!・・・例によって遅刻しましたーっ」aki「もう・・・オリンピックとドラマでフラフラダンスーっ。三井先生の子供って・・・どうしているのかしら・・・訴訟が原因で・・・離婚・・・子供は夫がひきとった?・・・だとすると・・・真壁の言葉・・・ダブルできついっしょ~」ミマム「じいや・・・おつまみにとり天作って~・・・コードブルーは実は泣けた~・・・とにかく録画ものを・・・消化しないとどもならん・・・」ろーじー「・・・Tomorrowはおいついたけど・・・コード・ブルーは間に合わず・・・北京と日本・・・毎日往復ってありえないスケジュールですわ~」あんぱんち「関係ないけど33分探偵エキストラしてきたのよ」シャブリ「とりあえずケロリチェックはしましたが・・・レビュー間に合わず・・・五輪閉幕頼みでありました~」
土曜日に見る予定のテレビ『ヤスコとケンジ』(日本テレビ)『恋空』(TBSテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
| 固定リンク
« 絶対に負けられないエース上野さん・・・お姉ちゃんよりすごいかも・・・真夜中になってもタリラリラン(志田未来) | トップページ | 魔王は決別するのです。(大野智)・・・突然花火のように消えて。(小林涼子) »
コメント
こんばんは おや、これは珍しいですね♪
ウチの記事にここで直接的な突っ込みを入れるとは。。
今回あまりに退屈で、1回目はながら見しちゃったし、
2回目は途中で時間が無くなったんですよ
ヘリはどうでもいいとして、腕が切断されてるのは
ながら見だと分からなかったですね。
正直こうゆう映し方も不満です。意図的としても。
散漫さについては、これ以上は単なる水掛け論。
フリと散漫さとは別問題だとだけ書いときましょう。
もちろん、関係はある。ただ、その結びつきは緩い。
ちなみに、僕が脚本家なら、黒田の腕は切りません。
こんな事が二度もあるのは、医学的に不自然すぎるから。
実は今日、時間が無かったのは、現役のベテラン
医療関係者2人と会ってたのが大きかったんですが、
その際にこのドラマの話になりました。
2人とも、あそこで腕を切るのは変だと明言してます。
そのうち1人は、この分野の専門家。
ま、ドラマとして許容範囲だとは思いますが、
不要な不自然さだから、僕なら避けます。
せめて、ませガキがもうちょっと可愛ければ
僕の評価も甘くなってたかな。。
投稿: テンメイ | 2008年8月22日 (金) 23時51分
○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))
ふふふ・・・そちらの記事を読んで
アレ?っと思ったので
リピしたのでついでにつっこんでおきました。
悪魔の場合・・・ストーリーも
時々でっちあげのことがあるので
ツッコミ入れる資格ないでしょっ!
というツッコミは甘んじて受けます。
ダイジェストの仕方が
意図的なのか・・・限界なのか
微妙なところがあるのは
こちらでも何回か指摘しましたが・・・
まあ・・・力不足というのは
確実にありますね。
サッカー男子日本代表的に・・・。
スタッフがソフトボールの上野なみに
気合が入った番組も
たまには見たいですよね。
あるべき場面や
あってもいい場面が
ない場合を
キッドはスカシと表現しますが・・・
これはボケの一種です。
たとえばダウンタウン松本が
砲弾になって空中を飛ぶ
というコントで大砲に一切入らない・・・
といった展開です。
キッドは切ると言って
ギコギコ・・・ゴト・・・という描写が
ないのはゆるせないほどスカシてる・・・
と思います。
一方・・・そういうのがエレガントだという
風潮もあって・・・
予算不足やスケジュール不足が
スカシをアシストしたりします。
大河ドラマ「篤姫」はある意味ものすごいスカシですが
これが大成功したりします。
まあ・・・趣味の問題もあります。
とりあえず・・・不自然なほどに
いい感じに鉄骨落ちてきたので
もう・・・黒田の腕は風前の灯でしたね。
キッドは初回の藍沢の処置に対するリアクションを
見て・・・黒田の腕は切られたも同然と
思いましたが・・・。
ちなみに「ER」では
性格が悪いが名医という上司が
やはり腕を失くし絶望するという展開があるのです。
ガキの芝居がかった態度は
脚本家の限界なんですよね。
セリフまわしのひどさでは定評がありますから。
とにかく・・・久しぶりに
殺伐としたので
今回・・・悪魔は大満足でした。
父と息子の手術も失敗しちゃうくらいでも
まったく問題ないのに・・・
と悪魔は思っています。
投稿: キッド | 2008年8月23日 (土) 21時35分
序破急といったら雅楽ですがエリはついついドドンがドンって感じです。
シナリオ的には発端と結末の間にあと3つか4つぐらいの
展開の転びを入れてもいいかもです。
ただ今回に限っては二つの要素しかなかったかも。
次回に続く「急」もしくは「結末」はずるいとは思うのですが、
おかげでみんな引きずられますから~。
すっかり涼しくなって今日などは寒いって人もいたんでは。
じいやさま今夜は腹巻してお休みくださいね。
しかしチビッ子はやりたい放題。
教わる事も多くてなかなかの子役ちゃんでしたね^^
投稿: エリ | 2008年8月23日 (土) 23時45分
早いですね!もう8話です♪
裏で、ソフト優勝なのに頑張りましたよね♪
今大会は女子が頑張りましたね♪
女子マラソンには憤慨してしまいましたが★
なぜ?唯一完走した中村選手よりもう一人の方を
良く取り上げるのか?おかしいなって思ってました
男子400mリレーも凄かったです★
1話のちょっと猟奇かかった藍沢先生に何があったのだろうと
どうやって、変わっていくのかな~?なんて
楽しみしていたコード・ブルーも2話であっという間に
呆気にとられ、主役なんだから、もうちょっとゆっくりと
時間掛けて変えても良いじゃないか?なんて思いながら
3話は酷かった~!見るの止めようかと思いながら
5話は好きでした!!
6話でも、最初から白石先生には心を開いてる様子なので
お話するのは分りますが、なぜ?同じように緋山先生に
話しているのか、すごく違和感があり勿体無い気がしました。
次回は、好きな葉山さん演出なので楽しみです。
投稿: ユキヒョウ | 2008年8月24日 (日) 12時56分
キッドさん、こんばんは。
オリンピックも終わりですね。男子400mリレーはただただ
、おめでとうございます、です。予選で米国がバトンミスで失格をした時は泣いたのですが、この為だったのだと思えばね・・・
私はトラック短距離、競泳、に関しては米国ファンなので今回はちょっと辛かったかな。フェルプスさんの8冠はうれしかったですが・・・
イシンバエワさんの棒高跳びも良かったです。表彰式の涙は感動でしたわ。
日本はスポーツで世界と戦うのは大変だと思いますが、がんばってほしいです。
まあ、来週からは普通にドラマが見られるのはうれしいかな。日常に戻るかんじです。
8話は面白かったですよ。藍沢先生の世界との距離感の変化についてはそれほどは感じませんでした。会話は最初から普通にしてましたし。
>エレベーターの中でそろっていく仲間たちの顔ぶれにどこかとまどいを感じている風なのは・・・心が揺れているからだ。
これはそうかもしれませんね。
>キッドの妄想では愛人である冴島(比嘉愛未)が仲間たちのテーブルに迎え入れられる瞬間にはどことなく和みを感じている風情だ。
冴島さんのためにはそれがいいことだと思ってるんじゃないかなあ。自分と冴島さんは似てはいるけど、違う人間だとはっきり思っているということではないかと・・・
黒田先生が「切れ」と言わずに意識を失っていたら、藍沢先生が自ら切ることを決断していたと思うけど、それをしなかったのはなぜか・・・
藍沢先生の心が世界と癒着してしまった為、というのも少しはあるかなとは思うのですが・・・
自分1人の判断で切断して、その後、黒田先生がショックを受ける、周囲から批難を受ける、というようなことを藍沢先生が1人で受け止めてそれに耐える、という展開をさけたのではないかと、勝手に推測しています。それだと、あまりにヒューマンタッチになってしまうんじゃないかなと思うので・・・
他の3人はかなり仲間意識ができているような気がします。それが顕著になったかなと・・・皆が成長して自信も持ってきて、それをドーンと落とすという、まさしく「破」でした。
>キッドの妄想上の藍沢と冴島の「できていること」を見抜くのでただものではない。
あはは、結菜ちゃんはすごいわ。ここは私もTVを見ていてつっこみました。
来週も楽しみです。
PS、私は演出家の演出の違いって、よくわからないんですけど・・・4話はうーん?(藍沢先生は良かったけど)だけど、演出か脚本かわからないし・・・
投稿: youko | 2008年8月24日 (日) 18時53分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
エリお嬢様ーっ、H☆C納涼盆踊り大会の準備
できましたぞーっ。
やぐらの高さは100メートルにいたしましたーっ。
お嬢様専用大太鼓はデザインをシャネルに発注しましたっ。
どどーんっとお叩きなされーっ。
先輩Sの皆さんがかけつけて『H☆C音頭』を
歌ってくださりますぞーっ。
あ、ソーレ
踊り踊るなあらあ ちょいとH☆C音頭ぉぉぉぉ
お嬢様のお部屋も秋ヴァージョンに
模様替えいたしましたーっ。
季節の変わり目ご自愛くださりますように。
なんとじいやのためにハラマキの心配まで・・・。
じいやのこの涙計算まったくございませぬーっ。
(単にじいやバカ)
投稿: キッド | 2008年8月24日 (日) 21時07分
十人十色の意見が面白いです~♪
根本的に、自分が見て面白い、好きと思えれば
それが良いドラマになり、どんなに数字が良くても
好きになれないドラマだってありますし
消去法で選んで見てる私と違って色々見て意見を書いてる
キッドさんやリンクされている方々のコメは興味深くて
面白いです。(こういう見方もあるのかって♪)
初回から、キッドさんと同じく台詞の言い回しに
違和感を感じていましたが、どうしてこんなにERと違うのか?
群像劇だからなんでしょうか?
何はともあれ、燃料費が高騰しているこの時に
ヘリを何度も飛ばして撮影なんて、太っ腹なドラマです!
投稿: シロ | 2008年8月24日 (日) 23時16分
絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好
ふふふ・・・授賞式では瞬間的には50%近くの
視聴率があったはずなので
根性あったと思います。
21世紀に入ってからは女子はスポーツはずっと
元気がよろしいですね。
特に団体競技は
男子たちは・・・ぼぎゃあんです。
女子マラソンに限らず
スポーツ中継には
ショーとしての解釈がありますから
「見世物」として面白いもので
あれば目がそこに向いますし
また・・・ネームバリューというものもあります。
13位の中村友梨香選手より
故障発生の土佐礼子の途中棄権の方が
ニュースの価値があった・・・という判断です。
中村選手がメダルに届いていれば
価値は逆転していたと思います。
ふふふ・・・1話は藍沢中心
2話は緋山
3話はチーム
4話は藤川母子
5話は藍沢覚醒
6話は藍沢涙
7話は冴島・三井
8話は白石
とそれとなく・・・メインの推移する
群像展開・・・山P贔屓の皆様には
不満の残る展開も多いですよね。
そうなると
気になるのは
白石、緋山、冴島の
美しすぎるトリオと
藍沢Pとの距離感。
だから・・・藍沢Pが
冴島に優しくした7話は
全国で乙女の皆様が
複雑な気持ちになったのはガチ!
とキッドは妄想します。
キッドが妄想するトリオの
藍沢Pに対する心情は以下の通り。
白石・・・友情、同情、好奇心、不安
緋山・・・尊敬、嫉妬、ライバル心、興味
冴島・・・敬愛、共感、依存心、安堵
藍沢Pは基本的に人間関係に距離をおいているので
たとえ冴島とできちゃっているとしても
全員を同じような距離に遠ざけていると推測しています。
投稿: キッド | 2008年8月26日 (火) 13時14分
♢♦~山~♦♢youko様、いらっしゃいませ♢♦~P~♦♢♦♢
今回のアメリカンアスリートたちは
水泳と陸上では明暗わけましたね。
まあ・・・水泳も怪物フェルプスの一人舞台ですけど。
陸上短距離では100メートル銅メダル
200メートル銀・銅メダル
400メートル金・銀・銅メダル
なのですが・・・
ウサイン・ボルト(ジャマイカ)に金を
もってかれたーっというのが敗北色を濃厚に。
最後の砦・・・4×100メートルリレーで
痛恨のバトンミス・・・。
ま・・・いいじゃないですか・・・
4×400リレー金メダルだから・・・。
イシンバエワは世界新をどこまで小出しにするつもりなのか。
キッドは本当は6メートルを跳べるのではと
疑っています。
藍沢は両親のそろった家庭に育っていないので
ある種のこだわりを
無意識に持っていると
キッドは考えます。
そういうものは記憶の断片の積み重ねですからね。
それが・・・
世界にとって役に立つ人間でなければ
生きている資格はないという
藍沢の哲学に結晶しているのです。
つまり・・・無条件では愛されないという思い込みです。
もちろん・・・祖母の存在は
藍沢の確信を脅かすのですが・・・
人間の芯というものはそう簡単には回心しませんから。
もちろん・・・両親がそろっていも
子供が無条件に愛されていると感じるとは限りませんが。
ふふふ・・・冴島と藍沢はものすごく大人の関係・・・
というか・・・
医療技術を磨く一端的なものかもしれません。
ベッドをともにしていれば
手術の時に阿吽の呼吸でメスの受け渡しが
できるとかというレベルの・・・。
まあ・・・一般的な恋愛感情ではないと妄想します。
演出の基本はダイジェストとデフォルメです。
たとえば・・・
①金魚すくいにいって金魚を救う藍沢
②女の子に金魚を渡す藍沢
今回は①をダイジェストしていたわけです。
この場面を作る演出家かどうか・・・というのが
一つの演出の違いです。
次に
①金魚がビニール袋の中でポニョになる
②女の子の瞳
③金魚がポニョからただの金魚になる
④藍沢の瞳が金魚から女の子に移る
⑤女の子と藍沢の目が合う。
⑥微笑む女の子
⑦唇をゆがめる藍沢
⑧女の子がむっとして藍沢を手招きする
⑨つられて屈む藍沢
⑩女の子が藍沢の唇を奪う
このように「金魚を渡されてうれしい女の子」
を過剰に表現することもでき
こういう誇張(デフォルメ)のスタイルが
演出家の演出の違いになっています。
もちろん・・・人間が
なんとなく好きな人とキライな人がいるように
演出家に対しても好悪の情はあるわけです。
キッドは大抵の演出家はかわいいと感じます。
時々・・・いじわるなことを書くのも
かわいいからです。
もちろん例外はあって・・・
うちのめされるような演出に出会うこともあるし
ふみつけてやりたくなる演出にも出会いますけど。
投稿: キッド | 2008年8月26日 (火) 13時53分
山P(ノД`)・゚・。シロ様、いらっしゃいませヽ(゚∀゚)ノPちゃんガンバレ
ふふふ・・・なぜドラマを見るのかは
人それぞれ・・・。
ただし・・・もっともっと楽しみたいと思うと
勉強とか修行とかの要素がでてきます。
食べることは快楽ですが
もっとおいしいものが
食べたいと思うと
美味しい店を捜したり
自分で作って工夫を重ねたりするようにです。
好きなタレントのドラマを見る場合でも
一つの作品を繰り返してみたり
同じタレントの出ている他のドラマを
見ることによって何か違いに気がついたりして
ドラマそのものに興味がわいたり
心が動いていくことがあるわけです。
レビューしている皆さんもそれぞれが
様々な思いでアプローチしていて
いろいろな人がいる・・・
という面白さがございますね。
キッドの場合は基本的には
面白い番組を見て・・・
誰かと語らずにはいられない・・・
あの気分がなつかしくて・・・
書いていますよ。
セリフはもっとも好みが割れるところです。
医療ものではどうしても専門用語が
でてきて素人にはわかりにくい。
けれどあまり説明しすぎると
その場にふさわしくなくなるという
難しさがあります。
この脚本家はこの道のプロなのですが
ベタな部分(日常的な会話など)の
工夫がやや不足気味なのです。
キッドはそこは割り引いています。
ふふふ・・・ヘリはもっと飛んでもいいですね。
離着陸に失敗して爆発炎上してもいいくらいです。
・・・あくまでドラマとしてですよ。
時々・・・タレントの乗り込みから
上昇までを描くシーンがあると
キッドは無事に飛んでくれと
祈るような気持ちになります。
まあ・・・その時点では撮影は
無事終了しているわけですけど。
投稿: キッド | 2008年8月26日 (火) 14時11分
祭りを終えた後にやってまいりました。
やはり来ましたねぇ。
医者が患者になるケース。
たしかにこの流れは1話と同じ展開ですね。
あえてこういう風にしてきたんでしょうね。
この病院は
とある漫画「闇のイージス」のように
高性能の義手でも売りつける商売でもしてるのか
ってくらい腕を切断してるような気がします(笑)
それはさておき
どちらにしても人の痛みを
自分にも味合わせる事が
このドラマの一貫した主旨みたいですからねぇ。
なんとなく今期のフジは
その方向性で統一されてるような気がします。
それだけ今の社会は
人の痛みを分かろうとしない方というか
分かれない方が多いって事なんでしょうかねぇ(; ̄∀ ̄)ゞ
投稿: ikasama4 | 2008年8月26日 (火) 19時28分
ソフトの試合は全然見てないのですが、
オリンピック報道で流れる、宇津木さんの涙声の
「よしっ、よしっ、よぉ~~~しっ!!!」
を聞くたびに泣きそうになりますデス
そして、どちらかが試合してる最中の
観客席での伊調姉妹のリアクションにも涙デス
スポーツ観戦そのものより、人間ドラマに弱いみたいな
あたし・・・
なので今回、せっかく師弟愛を感じさせてくれた
黒田の手を藍沢が切っちゃうというシーンに
ひょえ~~~!!!
この場合も黒田が「よしっ、よしっ、よぉ~~~し!!!」と
藍沢をたたえてもいいはずなのに・・・
予告によると黒田らしからぬ泣き言みたいな
事ばっか言ってるのにちょっとがっかり・・・
弟子を育てる為にわざと言ってるんだとしたら
泣いちゃいますけどぉ~~~
投稿: まこ | 2008年8月27日 (水) 15時24分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
ふふふ・・・まあ・・・夏なので
水木先生の「呪」が
クリエイターの脳裏をかすめるのかもしれません。
世の中には残酷なことが満ち満ちているのですが
それを感じない人も多いし
それに打ちのめされる人もいる
そしてそれをのりこえて
なにかすばらしいものになる人もいる・・・。
しかし・・・現場ではただ残酷ですし
それを実行するものは
冷酷と感じられる・・・。
まあ・・・半世紀後には
金さえ出せばクローンパーツは
いくらでも交換可能という
時代に突入しているかもしれません。
そうなると笑い話になっているのかも。
「人命のために腕はあきらめるしかなかった・・・」
「・・・貧乏だったのね・・・」
・・・という感じで。
まあ・・・可能性は低いですが
美しい腕の物語なら・・・
序・・・見ず知らずの他人の腕
破・・・身近な他人の腕
急・・・自分の腕
という展開も想定できますが・・・
まあ・・・想像しただけで
山P先輩研究室から絶叫が
聞こえてくるので
これはないでしょうね。
「他人にはこの痛みがわからない」
と考える人と
「他人の痛みなんてわかりたくない」
と思う人で構成される世界。
殺伐としていますが・・・
世界のあちらこちらで
今・・・そういう流れが
湧き出しているようです。
ロシアとか・・・アフガンとか・・・
そして・・・。
キッドは漠然とした不安と
同時にかすかな愉悦を感じます。
投稿: キッド | 2008年8月28日 (木) 14時01分
●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●
おーっ・・・なんと心優しいお嬢様でしょうか!
じいや・・・そんなお嬢様のお心にふれ
滂沱の涙でございまするーっ。
おーいおいおい。
・・・失礼しました。
宇津木母娘監督。斉藤監督の監督トリオ。
心臓病克服の西山。ちょっとかわいい乾。
ずーっとノーヒットだったけど最後に打った三科。
決勝ホームランを打った女イチロー山田。
すべての選手たちが
「上野のためになんとか点をとりたかった」と語り
それに答えて三連続完投したエース上野。
じいやも思い出す度に胸が熱くなりまする。
それに対して男子のふがいなきこと
切腹ものでございますーっ。
まあ・・・じいやは
黒田はキライキライも好きのうち・・・
であのように言ってるのでは・・・
と期待しております。
つまり・・・絶世の美女に
「あなたにあわなければ萌え萌えにならずにすんだのに・・・」
とか
全員脱出せよ・・・のサインが出ているのに
艦長の回りに残った忠義の士官に・・・
「このバカどもが・・・」
・・・って感じで・・・。
だからーっ
まこお嬢様はまた来週も
涙涙になるのではないでしょうかーっ。
投稿: キッド | 2008年8月28日 (木) 14時21分