死神の手が見えましたっ(小池徹平)VS学校が我が家なんですっ(深田恭子)
・・・まあ・・・ちょっと頭が面白いことになっている二人が主人公になっている火曜日のドラマも終盤戦である。
火曜日のドラマ対決は①「シバトラ」↗12.1% ②「モンスターペアレント」↗12.0% ③「学校じゃ教えられない!」↗*7.1%
これは・・・なんちゃって女子高生の元祖・深キョンの攻撃炸裂!・・・はっきり言ってまだ全然イケル。「太陽と海の教室」の生徒に混じっていても違和感ないぞっ・・・それはどうかな・・・。
なんちゃって女子高生対決は・・・一回お休みの多部未華子が果報は寝て待て状態に・・・。
①多部未華子のヤスケン→
12.3↗13.1↘11.2↗12.9↘10.6↗12.3↗14.9%・・・・・・・・・平均12.5%
②大後寿々花のシバトラ→
13.0↘12.2↗13.4↗14.0↘11.7↘*9.6↗13.7↘11.3↗12.1%・・・・平均12.3%
③志田未来の正義の味方→
13.2↘10.1↘*8.7↗*9.4↗11.6↘*9.5↘*7.8↗10.5%・・・・・・・・・平均10.1%
順位変わらず。
モンスターペアレントについてはコチラをどうぞ→エリお嬢様のモンペア→くう様のモンペア→mari様のモンペア→みのむし様のモンペア
で、『シバトラ~童顔刑事・柴田竹虎~・第9回』(フジテレビ080902PM9~)原作・安童夕馬、脚本・武藤将吾、演出・岩田和行を見た。繰り出される豪華かどうか微妙なゲスト。
とりあえず・・・県警本部の監察官・常盤警視(井上和香)の制服ははちきれんばかりなのだった。そして音羽ヶ丘少年刑務所の服役囚・伊能(姜暢雄)は実年齢・29歳のなんちゃって少年である。まあ・・・去年は「イケ♂パラ」で高校生だからな。
神奈川県には少年刑務所が実在しない・・・また・・・少年と成人を混在させている場合もあるし・・・刑期が長い場合・・・成人しても少年刑務所に服役するため・・・少年刑務所は成人だらけである。
少年鑑別所→少年院→少年刑務所→刑務所というのが漠然とした・・・悪のステップアップであることは間違いない。
今回・・・悪の仕掛け人・落合(橋爪遼・・・功ジュニアである)の手がかりを求めて少年院に潜入する596さんなシバトラ(小池)だった。息子をいじめ殺された看守の小杉(大河内浩)は少年犯罪者を憎み・・・復讐的な過酷な制裁を加える。そんな小杉にシバトラは「息子さんはあなたにそんなこと望んでいない・・・罪を憎んで人を憎まずです・・・」ともっともらしいことを言うのだが・・・その前に「あなたを死神の手が掴んでいるのが見えます・・・」などというので・・・まったく説得力がないのだった。
一方・・・娑婆(刑務所外)では白豚(塚地武雅)と鮎川(南明奈)の交際宣言などがあって・・・新庄(宮川大輔)の報告書をさくら(真矢みき)のかっての部下だったらしい常盤監察官が握りつぶしたり・・・藤木(藤木直人)が落合の居場所をつかみ・・・さくらが任意同行をかけるが・・・肝心の証人である覚醒剤密売にからんだ島津警視正は自殺してしまったりする。落合の表情からは・・・作戦通りではなかったようだ。そういう事態を予想できないさくらもさくらだが・・・自殺とみせかけた計画殺人でない落合もなんだかなあである。
まあ・・・基本的に手ぬるいのが味ですか・・・まあ・・・小池徹平を裸にして・・・警棒でうったり・・・袋叩きにしたり・・・トイレで臭いメシを食べさせたり・・・すれば・・・視聴率がとれると誰かが思っているらしい・・・。
まあ・・・一部愛好家は熱狂的支持なのかもしれません。
そして・・・どこに通じているのか・・・分らない壁の穴。腐敗した権力者を脱獄した少年囚人たちが撃つ・・・それが本当の恐怖だとすると・・・待ったなしの日本運営にあたふたしている現状はいったい・・・どれほどの恐怖なのか・・・計り知れません・・・。
関連するキッドのブログ『先週の火曜日のレビュー』
で、『学校じゃ教えられない!・第8回』(日本テレビ080902PM10~)脚本・遊川和彦、演出・日暮謙を見た。えーっ・・・ディズニーなしかよっ・・・。ま、いいか。
とにかく・・・何が・・・いけなかったのかなあ・・・まあ・・・メルヘンな舞先生(深田)とTバックの下着のミスマッチかな。しかも・・・それを舞が装着し・・・装着したものを男子生徒の叶夢(森崎ウィン)が保管している・・・という生々しさなのである。
第一・・・一回穿いた下着を脱いで異性に渡すという手順が想像を越えている・・・なぜ・・・そんなことをする必要があったのか・・・まあ・・・脚本家の妄想がそうだったからしょうがないっていえばしょうがない。
しかし・・・舞が「そんなに目くじらたてないで・・・たかが下着の問題じゃないか・・・って誰か言って・・・」と言っても・・・常識的に言えない。
そこで・・・舞の心の病気が明らかになる・・・それは・・・男子高校生に穿いた下着を渡してエッチなことをしてもらいたいというプレーを・・・じゃなくて・・・愛灯学園で幸福を失った舞の心の病なのである。
女子高校生なのに他校の男子と社交ダンスで知り合い・・・その愛を伝えようとして校内でイチャイチャした舞は・・・伝統的にレズビアンな校風に触れ・・・ハブられたのだった。彼氏とも別れ・・・両親が事故で死亡。天涯孤独となった舞は・・・影山先生(伊藤蘭)を母と思い・・・学校を家だと思う・・・妄想の虜に・・・。
社交ダンス部もすべては・・・舞が・・・「友達が欲しい」という一念で立ち上げたものだった。ついでに不登校児ともよ(夏未エレナ)は遊園地の幽霊ではなくて影山の娘だった。
そのことに気がついた影山は・・・「先生になりなさいっ」と舞を一喝したのです。
とばっちりを受けた氷室校長(谷原章介)はひきこもってたらダメだ・・・と鏡の中のマリオネットに別れを告げ・・・職を辞するのでした。
しかし・・・学園の影の支配者・・・レズビアンの女王・生徒会長の真行寺(三浦葵)だけはこの茶番を認めないのである。
まあね・・・本当に・・・どうでもいいよね・・・この話。ここまでの平均視聴率が*6.6%なんだけど・・・6.6はなんとなくかわいいけどね。
木曜日に見る予定のテレビ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命』(フジテレビ)『四つの嘘』(テレビ朝日)『キャットストリート』(NHK総合)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
2008年9月9日(火)9:00から15:00までの約6時間、メンテナンスを実施いたします。
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