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2008年10月14日 (火)

妄想しない私なんて・・・(多部未華子)前半で銀角大王を倒しとくべきだった・・・(香取慎吾)

日曜日のガッキーVSまきまき対決を結構楽しみにしていたのに・・・緒形拳追悼番組が水を差したな・・・追悼してもいいが・・・もうあざとすぎるぞ・・・。「風のガーデン」の数字見て決めたよね。

本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「帽子(再)」11.8%、「恋のから騒ぎドラマSP」*6.6%(やっぱりかわいい数字が出るよね・・・さんまさみの後遺症は大きい)、「サラリーマン金太郎」13.8%(すげぇぇぇぇ金曜ナイトドラマ初回最高更新・・・黒い太陽かっ代役の井上和香かっ)、「赤い霊柩車23」16.1%(大西結花でかっ・・・有森也美でかっ)、「上海タイフーン」↗*7.8%(またあがった~・・・成功の甘い匂い?)、「ブラッディ・マンデイ」11.4%(小学生には複雑すぎ大人にはマンガ・・・でも恋空よりはあがった)、「鉄道捜査官9」14.7%(時刻表で間に合わない時はクルマ・・・わかります)、「スクラップ・ティーチャー」12.6%(皮肉も効いてメルヘンとしては完成度高し順当)、「Room Of King 」↘*7.1%(さがった~ヒロと杏のエンディングに違和感ありなのはキッドだけではないのか~)、「篤姫」↘24.2%(観行院・・・ひっそりと・・・)、「ディア・フレンド」14.2%(緒形拳さんに黙祷・・・)、「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイスSP」18.8%(まきまき旋風とどまるところを知らず・・・アカネだけがね・・・残念だよね)、「コラテラル・ダメージ」10.6%(メジャーになると大人しい法則)、ついでに「西遊記」15.5%・・・以上。

で、『映画・西遊記(2007年度公開)』(フジテレビ081013PM9~)原作・呉承恩(他)、脚本・坂元裕二、演出・澤田鎌作を見た。まあ・・・原作との関係というものはたとえば・・・このドラマを見て・・・ドラゴンボールのパクリを感じる教養の程度の差というものが介在するのである。すでに著作権は自然権に帰った・・・伝説の物語なのだが・・・それが中国産だからといって・・・その面白さは減じない。中国人は誇るだろうが・・・現在の中国人と「西遊記」は何の関係もない。「源氏物語」と現在の日本人が何の関係もないのと同じである。

たとえば・・・手塚治虫や・・・魔夜峰央が各自のキャラクターを使って原作に乗る場合、そしてそれを読者が楽しむ場合・・・それは伝統を継ぐのであって国際的な機能なのである。

キッドとしてはディズニーが世界一有名なネズミを使って「西遊記」をやればいいのにといつも思うのだな。ミッキー・孫悟空、ドナルド・沙悟浄、グーフィー・猪八戒、ミニー・三蔵法師で・・・。

さて・・・香取慎吾版ドラマの映画化である本作品。ドラマは怪物的視聴率だが・・・映画はそこそこである。

単純に構成ミスなのだな・・・。物語の見せ場は①巨大な石輪の転輪②銀角(岸谷五朗)との空中戦③金角大王(鹿賀丈史)との決戦④巨大な龍の封印なのである。

これにハートウォーミングな要素として①玲美姫(多部)と孫悟空(香取)の「ナカマ(仲間)」をめぐる友情物語、②父母と国家を人質にとられた玲美の苦渋、③三蔵法師(深津絵里)と孫悟空の師弟愛、④凛凛(水川あさみ)と孫悟空の幼い恋がからんでくるのである。

で・・・前半は人間関係の説明をくどくどと続けるのである。脚本家はメッセージを大切にするタイプだからだ・・・これが飽きる。

構成としては一番面白い「銀角との空中戦」を冒頭に持ってくる工夫をするべきだった。

そうすれば・・・まあまあエンターティメントになったと思う。

まあ・・・これは脚本家の責任とばかりは言えません。

演出家が・・・まあ・・・オーソドックスなこだわりを持っているのかもしれないし。

とにかく・・・南原清隆、草彅剛、猫ひろし、倖田來未のニセモノグループで掴みはOKと思ったら大間違い・・・。

まず・・・銀角空中戦でコケおどし・・・ニセモノで軽く失笑というのが正しい方程式だろう。

さて・・・脚本家は「ナマカ」というワンフレーズでドラマ版をヒットに導いている。孫悟空の重要な面白さであるチーム・プレイを新鮮な言葉で集約したというのがアイディアなのである。

今回は「親子」がテーマなのである。なぜ「オコヤ」にしなかったのだ。

さて・・・冗談はさておき・・・親を亀にかえて脅迫するような悪が・・・果たして約束を守ってくれるかどうか・・・そこに「信」という問題がある。

金角銀角は実は「老子の使い魔」である。本質的には仏教と老子教とは宗教的ライバル関係にあるので三蔵法師の旅(布教活動である)を邪魔するのは理の当然なのだ。

しかし・・・老子はどちらかといえば性善説である。孔子はどちらかといえば性悪説なので・・・そう考えるとこの世に正邪のない仏教は中立的立場ということになる。

三蔵法師は僧でありながら・・・時には老子的に「この世に本来悪はない」と言ったり、孔子的に「礼儀はわきまえないと」と言ったりする。つまり・・・非仏教的な優等生なのだ。

そうすると「孫悟空」は当たってくだけろタイプなのである。実はこれは「自然の理」であるので仏教的なのである。

父母への孝養という善を積もうとして結果として世界を破滅させる悪の手先となる玲美は要するに無知なのであるが・・・溺れるものは藁をもつかむのである。

ここに「信」の不確かさがある。

これに対し孫悟空は実力を持って応じる。信あれば大乗、知(実力)あれば小乗なのだな。

さて・・・そういう哲学的な命題とは別に・・・もっと単純なメッセージもある。

亀に変えられた玲美の父の王(三谷幸喜)は「親の無力」の象徴である。

基本的に格差社会にあっては・・・親の力の有無の差は激しい。そして常に勝ち組は少数派となるので無力の親を持つ子供は多数派なのである。

この映画には「無力の親を持ってもあきらめるな・・・努力しだいでは孫悟空(運)が味方になってくれる」という単純なメッセージがこめられている。

親子で見ると・・・多くの親が肩身のせまい思いをすることになり・・・当然、お茶の間の受けはそこそこになるのである。

関連するキッドのブログ『薔薇のない花屋

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水曜日に見る予定のテレビ『OLにっぽん』(日本テレビ)『サッカーアジア最終予選・日本VSウズペキスタン」(テレビ朝日)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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