指名フラッシユ!(原幹恵)だまされたらだましかえす・・・それが流星の絆!(戸田恵梨香)
・・・ふう・・・なかなか・・・困るよね。「ギラギラ」→「流星の絆」→「サラリーマンをなめんなよ金太郎」→「レオナ爆発メン☆ドル」と見逃せない展開になっている・・・っていうか・・・一日一本の誓いはどうしたぁっ!
だから・・・とりあえずレビューは「多岐川華子鑑賞メン☆ドル」と「久しぶりに切れちまった金太郎」はやらない。
しかし・・・とりあえず・・・「ギラギラ」と「流星の絆」の二本立てはやる。
「ギラギラ」は荒井修子→原幹恵→戸田恵子だし、「流星」はクドカン→中島美嘉→戸田恵梨香で・・・もう食いつくしかないのである。・・・そこかよっ。
ちなみにかけだしの芸人がドラマに参加すると不快になるキッドだが設楽統は別格。ホストという人間のクズをあつかったドラマは基本的に嫌いなキッドだが・・・今回は二つともホストがらみであるが・・・真摯に受け止めることができた。やはり・・・どんな素材も料理次第ということなのだろう。
「ROOKIES」は視聴率はともかく・・・役者の見本市としては成功しているのだろう。「ギラギラ」には五十嵐隼士が、「流星」には桐谷健太がキャスティングされている。
で、『ギラギラ・第一話』(テレビ朝日081017PM9~)原作・土田世紀、脚本・荒井修子、演出・高橋伸之を見た。基本的に女性の性の捌け口であるホストクラブに現場に顔を出す女性オーナーは異端であると思うが、園部(真矢みき)であるのが妙である。男であるのだな・・・女だが・・・男なのだ・・・脚本家はそういう変態が得意だから。
お話しはものすごいベタです。
伝説のホストだった七瀬公平(佐々木蔵之介)が桃子(原沙知絵)との結婚のために・・・引退・・・サラリーマンになるが36歳でリストラされ・・・業界に戻ってくるという話である。
六本木の古巣のホストクラブのオーナー・園部は難色を示すが・・・現在のナンバーワンホストであるイーグル(五十嵐)は底意地の悪い興味を示して・・・一週間で三人の指名客を獲得できたら・・・復帰を認めるという条件を出す。
女を金づると言い切るイーグルに・・・お客様を癒すのがホストの勤めですとアピールする公平。「体」と「心」の勝負である。
もちろん・・・愛妻家の公平は・・・妻に貞操を奉げているので体で御奉仕は厳禁なのである。
ま・・・つまり・・・そういうファンタジーなのです。
さて・・・ホストクラブにもピンからキリまであるが・・・客筋は①有閑マダム②もてない女実業家③荒んだOL④水商売の女というようなジャンルが想定される。もちろん、金で性を買うビジネスであるので客は金を落とす客ほど良いのである。
イーグルの恋人的存在の客である小夜(原幹恵)は一見、キャバクラ嬢モードのキューティーハニーのようであるが・・・実はエステサロンの経営者である。上筋の客だが・・・イーグルにとって金づるの一人にすぎない。その心のなさに疲れを感じていた小夜にそっと忍び寄る癒しのテクニシャン・ラクダ・・・ではなくて公平。
そして・・・いかにも・・・金には縁のなさそうな中年女・美砂(戸田恵子)・・・。
さらには・・・謎めいた銀座のナンバーワン・ホステス・優奈(芦名星・・・ブラッディ・マンデイでは南海かおる)・・・。
この三人が出た時点でもう・・・最後の瞬間まで展開が読めるのであるが・・・そういうベタさが最高なドラマである。
ゲームの締め切り間際・・・。
①優奈 ②小夜(イーグルから指名変更) ③美砂(実は化粧品会社のオーナー社長)
と言う順番で公平を指名である。
・・・かくて・・・六本木の夜に伝説のホストが再臨・・・なのである。
早くも公平の弟子志望の翔児(三浦翔平)を始め・・・ホストな俳優勢ぞろいである。ようするにミもフタもない「ごくせん」なのだった。
そんな六本木の夜を・・・銀座の大将・葛城(石橋凌)と新宿の帝王・堂島(平泉成)が虎視眈々と狙っているのである。
こうなると・・・財前直見とか上川隆也とか伊東美咲とか沢村一樹とか一色紗英とか長嶋一茂とか木村多江とか妻夫木聡とか横山めぐみとか・・・それは「お水の花道」か・・・。
で、『流星の絆・第1回』(TBSテレビ081017PM10~)原作・東野圭吾、脚本・宮藤官九郎、演出・金子文紀を見た。犯罪被害者遺族のその後を扱ったミステリーで・・・この脚本家でいいのか・・・という疑問は誰にもあると思うが・・・「池袋ウエストゲートパーク」だって連続殺人犯の話だったのである・・・だからいいと思う。まあ・・・数字は別として。
ちなみに・・・原作者は大阪府大卒業、演出家は二人とも早稲田である。クドカンは日大中退なので・・・心情的には社会の底辺に一番近いのであり・・・だから「心」はあると予想されるのである。
なんといっても・・・本編の主人公たちは両親を殺害されて施設で育った三兄妹である。
長男・有明功一(二宮和也)を「かわいそ村の村長さん( ´・ω・`)」と呼ぶ弟・泰輔(錦戸亮)と妹・静奈(戸田恵梨香)だが・・・二人もまたかわいそ村の村民であることに変わりはない。
その心に潜む傷跡の深さをドラマは淡々と語っていく。
雨上がりの夜空に流星群が舞う夜。父親(寺島進)と母親(りょう)の目を盗み・・・功一(斉藤隆成)、泰輔(嘉和一星)、静奈(熊田聖亜)の三兄妹(静奈は母親の連れ子だが本人はそれを知らない・・・)は家を抜け出して・・・横須賀港を見下ろす丘に登った・・・そして悲劇は起きたのだった。子供たちの両親は何者かに惨殺されたのである。
それから・・・14年・・・殺人罪の時効まで後三ヶ月という時に・・・捜査の担当だった柏原刑事(三浦友和)は東京のカレーショップで働く功一を訪ねてきた。
世間話をして・・・帰っていく刑事を見送る功一の目には不満がくすぶっていた。
「警察なんか・・・信用できない・・・犯人は・・・いつか自分がぶっ殺す」と功一は心に誓っている。
そのためにいざという時にそなえて・・・弟や妹と疎遠を装うこともしているのだ。
現在の日本では復讐のための殺人も犯罪だからである。
横須賀に戻った柏原は後輩の萩村刑事(設楽)に「あの三姉妹ももうバラバラになったようだ」・・・と往時を忍ぶ。しかし・・・当時新米だった萩村は・・・事件の起こった洋食屋「ありあけ」の料理の味も忘れているのだった。
しかし・・・三兄妹は固い絆で結ばれている。
育った施設の園長・林(尾美としのり)が経営するカレーショップで働く長男。レンタルビデオ店で働く次男。そして・・・一流企業を退職したばかりの・・・長女。
この妹の話が・・・やや・・・現実を離れた幻想のように展開していくのだが・・・すべて事実なのである。
最初は「会社を辞めた表向きの理由」である。ポストイットで注意をしすぎる上司・高山久伸(桐谷)が「ワードとエクセルおぼえろ」とか「朝シャンの匂いきつい」とか「仕事なめてる」とか「キーボード汚い」とかデスク周りはおろか衣服、さらには顔面までポストイットを貼り付けるので静奈は高山の顔面に「辞職」を貼り付けたのだった。
しかも・・・資格商法の詐欺にひっかかった静奈は三十万円を騙しとられてしまう。
キャンペーンガールとして「私も使ってます」と避妊具配りまでしてためたお金を失った妹を哀れに思う兄・功一は・・・復讐計画を立ち上げるのである。
その計画とは・・・執拗な張り込みで詐欺師の桂木(池津祥子)を発見・・・その祥子が入れあげるホストの一矢(杉浦太陽)から騙し取ろうという荒唐無稽なもの。
しかも・・・そのために・・・泰輔はホストクラブに潜入し・・・静奈はウサギのフリカケが熱を出したので病院を捜す体の弱い妹キャラ栞に変装して・・・一矢の心を獲得するという大胆不敵な展開である。
普通なら「そんなことができたらよかったよね」という場面だが・・・事実なのである。
「大好きなお兄ちゃんへ・・・栞はカナダに行くことになりました・・・念のためカナダの住所と口座番号を書いておきます」という手紙を読んで30万円を振り込む一矢だった。
そんなバカな・・・とついていけないお茶の間多数だと思うが・・・甘く見てはいけないのである。
彼らの心の傷は深いのだ。これから・・・彼らは詐欺の常習犯となっていくのである。
静奈が会社を辞めた本当の理由は過去を知るものが社内にいたからであった。
犯罪被害者は好奇の目にさらされるのである。そしていたたまれないのである。
だが・・・何気なく淡々と語られる物語の中にはすでに伏線が張り巡らされているのである。
たとえば・・・単純にハヤシライスと林ライス(林オリジナルまかない飯=納豆目玉焼きゴハン)という一発ネタのためにゲスト登場したように見える店の客・戸神(要潤)も実は重要なレギュラーキャラクターなのである。
まあね・・・とにかく・・・悲しいミステリーなのに笑っちゃうのは不謹慎だとは思いますよ。
でも・・・面白いときは笑った方がいいのです。
恐ろしい犯罪も・・・日常と日常の隙間にある非日常にすぎないからです。
キッドは・・・「ウサギの刺繍のハンカチ」で爆笑しました。
関連するキッドのブログ『先週のレビュー』
『コード・ブルー』
日曜日に見る予定のテレビ『機動戦士ガンダム00』(TBSテレビ)『篤姫』(NHK総合)『SCANDAL』(TBSテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
| 固定リンク
コメント
キッドさん、こんばんは~♪♪
「功一は刑事に、何故兄弟たちと
会っていないとウソをつくんだろう。」
アホか。
最後の方、功一君のお話聞いていましたが、
頭からトンでました。
あと静奈が
「同僚の子に横須賀出身と話したことから
「アリアケ」の子だと解って」
って退職理由の真実を語ったところも
頭からトンでました。
少女漫画大好きのホストの恋、
うさぎの熱と栞のくだりがあまりにも衝撃的で
余韻に浸っていたと思われます。
うさぎ抱いてホストクラブ入ってきちゃって。
なつかしい池津さんのあの笑い泣き、
ああぁ~何度でも観たい。
もっと真面目に見なくては、
ドラマ製作サイドの方々に失礼だ。
録画したの見直す前に
キッドさんのレビューで気付いた。
もう笑うところに気をとられすぎました。
宮藤官九郎さんは
「GO」でも
実に悲しい主人公の親友の死を描いていた、
結構重い題材もこなすのですよね。
と、知ったように言ってみる。
投稿: ヤマト | 2008年10月18日 (土) 19時03分
こんばんは
人間は一日一善、アスリートは一日一膳。


ブロガーは一日一本でしょ。僕は一週一本♪
ほほーっ、設楽は別格なんですか。確かに
かけだし芸人って感じは特に無かったですね。
むしろ安定感がありましたよ。
ホスト嫌い? 初耳のような気も。。
クドカンの脚本が合ってるかどうかがポイント☆
キッドさんはわりと温かい視線なのかな。
悲しいミステリーで笑うのはいいでしょう。
笑えるんならね。僕はほとんど笑えなかったなぁ。
見てる間中、大本命なのに困ったなぁって感じ (^^ゞ
あれ、キッドさんともあろう人が、コスプレへの
言及がありませんね。趣味じゃないのかな。
僕はドラマの筋書きと関係なくOKです
ひょっとして、原作をご存知なんですかね。
僕は早くも、ウィキのネタバレ攻撃で傷を
負ってるので、お手柔らかにお願いします♪
って言うか、来週書くかどうかビミョーですけどネ。。
投稿: テンメイ | 2008年10月18日 (土) 19時27分
ふふふ・・・クドカンのドラマとなると
実は書きたいこと多すぎてシンプルになるのでございます。
たとえば・・・フィクションは基本的には妄想です。
ドラマなんて妄想の産物。
しかし・・・多くの人が妄想と感じられなくなる
魔術使いだけが
擬似体験の喜びをお茶の間(の一部)にもたらす。
異種ですが「テレプシコーラ」の作者なんか
架空のマンガの登場人物を殺すだけで
キッドを一週間鬱にさせるマジックを使います。
もちろん・・・現実というフィクションの愛好家の
中には魔法の効きにくい人も多いわけで・・・
時には「ニブちんめ」と異種排除の気分にも
なるわけですが・・・
まあ・・・クドカンドラマの視聴率的惨敗を
見る度にそう思うのでございます。
今回も心配・・・。
しかし・・・そういうファン心理とは別に
「妄想の中の妄想」→「ただの妄想(事実)」
という展開に・・・。
キッドはブラボー!と叫びました。
もうトレビアンでファンタスティックで万歳です。
この他にも
「妻の浮気妄想で追い込まれるマスター」とか
「兄のストーカーぶりに妄想的に引く弟妹」とか
もう少しやりこめばさらに面白い・・・稽古不足ね。
とか・・・クドカンならではの
現実なんてそれぞれの妄想だから・・・という
戯作者魂が散りばめられ・・・
「処女」にしか価値を認めないから「童貞」という
悲しいマンガ喫茶の人々に
「ああ・・・あの貧しい人々を見よ」
と「エリナー・リグビー」を
熱唱したくなるキッドでございます。
そして・・・恐ろしいことに何度でもリピートできる
戸田恵梨香のおへそ付です。
もう・・・堀北真希のおへそで
検索入りまくるように
戸田恵梨香のおへそも
きっと入りまくるのです。
ああ・・・世界は・・・妄想に満ち溢れている・・・
妄想には重さも軽さもへったくれもないじゃん。
ま・・・文字数はあるけどね。
電子的には軽重あるけどね。
ああ・・・ハヤシライスはデミグラス。
巨大ホテルのまかないの
おいしいけれど味気ない青春のよすが。
横須賀ドブ板チルドレン。
カレーもいいけどハヤシもね。
投稿: キッド | 2008年10月18日 (土) 19時50分
ギラギラはもう
佐々木蔵之介さんのソツのない接客対応と
彼のギラギラした演技を楽しむ作品ですね。
流石「七瀬」の苗字は伊達じゃありません。
だから、お客様の心が読めるんでしょうね(笑)
そして流星の絆は
もう子役の名前が「りゅうせい」ですからね。
その辺りからネタが満載って感じです(笑)
個人的には静奈の年齢で
ポストイットを額に貼られてキョンシーって
言葉が出てきたとこがツボでした。
彼女は子供の頃、五円玉を集めて銭剣を作って
遊んでたかもしれません( ̄▽ ̄)
そして脚本家のアレンジで悲劇も喜劇に変わる面白さ。
なんか、喜劇の中の悲劇ってとこに
私はチャップリンを思い出します。
そんなチャップリンの作品で
私の中で印象深いもののひとつが
「キッド」でございます( ̄▽ ̄)
兎にも角煮も面白いですね。
戸田(恵梨香)さんにはバンバンコスプレをやって欲しいですね。
そして、悲しみを笑いでぶっ飛ばせってくらいの感じで
今後も楽しませて欲しいですね。
投稿: ikasama4 | 2008年10月18日 (土) 22時38分
ふふふ・・・テンメイ様も笑えなかったお一人でしたか。
まあ・・・クドカンと聞いただけで
ドーパミンが出てしまうタイプだと
笑いの判定基準が難しいのですよね。
しかも・・・クドカンの場合・・・
はずしていると一瞬思える笑いが
じわじわと効いて来るのが真骨頂なので
さらに今回がどうなのかは微妙ですが・・・
少なくとも金子文紀演出は
いつもの感じでいい感じでした。
特に二回目に子供たちが上がるときの
横須賀港を見下ろす光景は
絶妙でしたね。
さらに言えばクドカンワールドは
キッドにとっては死者の国からのメッセージ
というフィルターがかかりますので
全員が実は幽霊なのだ・・・
と思ってみるわけです。
そうするともう哄笑が止まらなくなるのです。
クドカンの場合・・・終ってみれば
傑作という傾向があります。
これは当然といえば当然なのですが
その間にその場限りのお笑いを
作っているように見えるところが
罠なのですが・・・それは・・・まあ・・・
ここでは語りつくせないと思われます。
とにかくアドリブに見えてスコアに忠実という
使い古された言葉でいえば「天才」の趣きですので
キッドの分析力の限界を感じたりも
するわけです。
早い話が浅野は読みきれる。
クドカンは読みきれない。
というのがキッドの正直な現状でございます。
戸田恵梨香のコスプレも
ただそうなのではなくて
一歩一歩忘れられないヒロインへの
階段を登っている過程。
コケシの加藤あい・・・モー子の酒井若菜
新妻の篠原涼子・・・タクシー運転手のキョンキョン
リサの蒼井優・・・めぐるの深キョン
すべて・・・の萌え部分が凝縮され
ひとつのクリスタルに結晶するわけですから・・・。
まあ・・・レビューは
ともかくとして
クドカンマジックを
なにはともあれ最後まで堪能することを
お勧めいたしますよ。
投稿: キッド | 2008年10月18日 (土) 23時05分
もう・・・見逃せないドラマ多すぎです。
「キョンシー」と聞いただけで
中国のかわいい幽霊を連想できるのは
やはり限られた人。
そしてクドカンワールドに漂う
「死」の香を
そこはかとなく感じる人も限られているのですよね。
水木しげるでいえば
画面にあの妖気の帯が
常に描かれている状態。
そうしたフィルターをかけると
もはや・・・生と死の境界線は定かではない。
すべては死者たちの舞踏に見えてきます。
もちろん・・・両親とともに三人の子供たちは
一家五人殺害事件の犠牲者として
流星となっていると
キッドはまず妄想してしまいます。
だからキョンシーの行(くだり)では
ああ・・・幽霊に幽霊って言っちゃったよ。
・・・ふはっ
とため息のような笑いがもれるのです。
ほのぼの・・・というのは明るさに通じていくのが
一般的ですが
クドカンは常に
ほのぼのと暗い。
この仄暗さが・・・
冥界から漏れ出る闇のもやによるものである。
そうすると・・・哀れな子供たちの
幽霊人生が・・・
もういきなり涙を誘うわけです。
あのマンガ喫茶の群集も
悲しい幽霊たち・・・。
ホストもジェシーもみな・・・幽霊・・・。
二人の刑事も幽霊です。
横須賀市民も東京都民も全員死滅しているのです。
ああ・・・幽霊祭りです。
クドカン幽霊祭りの開幕です。
投稿: キッド | 2008年10月18日 (土) 23時26分
じいや、、、コメントは久しぶりです。
ただ今追っかけ中につき、あっちの世界に行ってるのでね(笑)忙しいの。
じいやの言わんとしていることはわかります。
ただ、まだ馴染めてないだけです。
いや、馴染めるのかどうかが心配なのです。
笑えました。
途中ね。
重たいから笑って生きる。。。こんな悲しいことはない。
イメージしてたのと違うから戸惑ってますねん。
このドラマは悲しいドラマだよね?
悲しい時は、悲しいよーって思いきり泣く方が楽なんです。
悲しい時、笑う方が本当はものすごく悲しいのです。
もしかしたらラストに向かってとてつもないすごい
ドラマになりそうな気がしなくもなく。
最後まで見たいと今でも思わせるドラマ。
冒頭の雨の中の3人乗りにやられました(*^-^)
投稿: アンナ | 2008年10月19日 (日) 01時19分
お嬢様、お忙しいのにわざわざおでまし
ありがとうございます。
ダーロイドは現地でパニックを起すので
サングラス・付け髭仕様の
変装タイプをご使用くださいませ。
まもなくケロリンぴょん号の整備が終りますので
三番ゲートからお願いします。
クドカンのお笑いはいつも
物悲しさを秘めていますが
今回は最初から全開でございました。
あんなに幼い妹を連れて
自転車にのって夜の雨の中を・・・
流れ星を見に行くのです・・・
もっともっと昔の子供たちのような気がします。
星に願う何事かも
思いつかないのです・・・
妹は寝入ってしまうのです。
そして・・・妹をおんぶして
両親の死体を見るのです。
「見るな・・・死んでるから」
と言われて
弟はギャグだと思ってニヤリとするのです。
こんな哀れな子供たち・・・。
そして・・・犯人は絶対見つけるから・・・
と言われて14年です。
どれほどの荒み・・・どれほどの慰め
どれほどの苛立ちが通りすきだことでしょう。
三人は世界から遠く離れて生きている・・・
その痛々しさ・・・。
その心の結びつきの強さ・・・
そして・・・残酷な月日は
きっと・・・その結びつきさえ
解くのかもしれません。
その結末を思うだけでじいやは
泣いていいのか笑っていいのか
わけわかんなくなっちゃう・・・なのでございます。
投稿: キッド | 2008年10月19日 (日) 06時20分