運命の出会いの奇跡がどーたらこーたら(速水もこみち)ふっ・・・(吉田里琴)
つまり・・・もこみちのドラマなのだが・・・リアル子役の里琴が上手すぎて・・・もうバランス悪いわ・・・つんのめるドラマである。まあ・・・里琴のナレーションベースに走るもこみちが一番の名場面というのがすべてを物語ります。
ここでは・・・編集長に古田新太登場。今季・・・かけもち多いんじゃないか?
上地雄輔のダブルってなんだよ。
旬なのか、季節のフルーツなのか。
そして・・・推理もので小説、映画が先行した後のドラマ化って・・・結末知りたい病の人は瞬殺じゃないか。
キャスティング的に釈以外の犯人ってありえるのか?
火曜日のドラマ対決は①「セレブと貧乏太郎」17.6% ②「チーム・バチスタの栄光」15.2% ③「オー!マイ・ガール!! 」*8.3%
格差社会を「セレブ=知的、貧乏人=バカ」で描くと失敗するという証拠がここにありますね。「セレブ=バカ、貧乏人=やさしくてちょっとバカ」・・・これが正解です。それが大衆におもねる姿勢というものでございます。それにしても・・・「学校じゃ教えられない!」の傷は深いな・・・。日テレ再チャレンジさせすぎ・・・。しかし・・・「正義の味方」「ヤスコとケンジ」「スクラップ・ティーチャー」「OLにっぽん」と夏・秋すべてコメディーでそろえてきたのは何かの作戦なのか・・・。それとも「ホカベン」の後遺症なのか。
で、『セレブと貧乏太郎・第一回』(フジテレビ081014PM9~)脚本・徳永友一、演出・松田秀知を見た。貧乏男(上地)とセレブ女(上戸彩)、貧乏チームに国仲涼子がいて、セレブチームに柏原崇がいて・・・恋の三角関係である。まあ・・・上戸はとんな役でも観月ありさ同様にそれなりに楽しく見せるので・・・いい感じかな?
大河ドラマで観行院(堀北真希の母親役)の若村真由美・・・日曜日に大往生したのに上戸の義母役で復活である・・・すごい生命力だ・・・ザクっ・・・グフっ・・・ドムっ・・・・・・ふっかーつっレベルである。余韻もへったくれもないのだな。
貧乏人は何やっても許されると思ったら大間違いなドラマだが・・・まあ・・・金持ちなら何やっても許されるという本当のことを描いても・・・困るしな。
来週はいきなりキスシーンである。上戸もいよいよ少しは数字を獲りにきたといえる状態だが・・・そうではなくて企画の選択ミスの連打だと思うけどね。
今回は・・・まあ・・・いいと思うのだが・・・「ホカペン」とか「ホテリヤー」とかと違い「ホ」がついてないし・・・。
もちろん・・・一番の見せ場は風間杜夫の上戸彩を見つめる思わしげな表情である。アリスお嬢様(上戸)と秘書・郡司(風間)・・・この関係がじいや萌えにはたまらないのだな。
ちなみに誤解がらみで運転手が説教乱入するのだがセレブ登場のステージにありえない警備状況なのである。しかし・・・「デンジャラス・ビューティー」を月曜映画でやってたのでタイムリーすぎて面白かった。意地悪なのか。
・・・一言付け加えるなら・・・TBS(猟奇的な彼女)でもフジでも・・・冒頭変な役の岩佐真悠子・・・(´;ω;`)ウウ・・・。・・・もはや定番かよっ。
関連するキッドのブログ『ホカベン』
で、『オー!マイ・ガール!! ・第1回』(日本テレビ081014PM10~)脚本・武田有起、演出・吉野洋を見た。上戸彩と釈由美子を差し置いてタイトルに浮上している吉田里琴・・・恐ろしい子・・・。実は「セレブと貧乏太郎」とものすごく・・・似ている部分がある。たとえば・・・主人公がお嬢様でワガママ・・・相手役がイケメンだけどバカで貧乏・・・そして男の子育て・・・さらに脇を固める国仲涼子に対して加藤ローサである。
加藤ローサといえば・・・スターに押し付けられた子育てものとして「役者魂!」にもからんでいたが・・・今回は!が二つも多いのだ。
ま・・・ある意味・・・定番もので・・・そうなると役者の魅力がすべて・・・それに見事に答える吉田里琴・・・見事である。
脚本も六歳の子供のセリフは秀逸だ・・・もう少しワクを広げようね。
雑誌記者・山下耕太郎(速水)はボイスレコーダーを片手に宇宙旅行研究所を取材中である。ボソボソとしゃべっているのは素人を演じているからである。これと後半に見られる声をはりあげるのと二つしか演技パターンがないわけではない。ロボ(セクサロイド・ヴァージョン)があるからだ。
その頃・・・天才子役スター・桜井杏(吉田)は往時の鈴木杏を忍ばせる美少女ぶりで愛犬ビワ(竹矢ベル)と感動の再会・・・という映画の場面を撮影中。
もちろん・・・現場はスタッフ一同大喝采である。
そんな耕太郎は雑誌記者として・・・杏はスターとして映画の発表記者会見で運命の出会いを・・・しないのだった。真面目だが要領の悪い耕太郎が記者会見に遅刻したからだ。その上・・・楽屋に押しかけ強引に取材申し込みである。
もちろん・・・力関係でありといえばありのやり方だが・・・この場合は空気読めないことこの上なしである。普通なら首を洗うところだ。
案の定・・・編集部に戻った耕太郎は編集長(古田)にインドの神様ガネーシャについて・・・いや・・・クズあつかいされるのだった。
職場には冷たいやり手の石田(岡田義徳)や優しい先輩の安野(ともさかりえ)がいて・・・なかなかに豪華である。もこみちとしては「働きマン」より格落ちの編集部記者なのである。リストラされたのかっ。
失意の耕太郎だが・・・彼にはケータイ小説という夢のステージがあった。いつかはヒットを飛ばしたいと今日もピコピコするのだった。
「君は・・・運命の出会いを信じるかい」なのであった。
その夜・・・第一の運命の人は血縁ではない姉・大空ひなこ(YOU)だった。
部屋に突然現れたひなこを即座に追い返す耕太郎。二人は血のつながらない姉弟だった。セリフから察するにひなこは父親の連れ子で、耕太郎は母親の連れ子である。しかし・・・両親が事故死した時に・・・すでに大女優だったひなこは葬儀に姿を見せず・・・耕太郎はそのことを今も怨みに思っている心のせまい男なのである。
翌朝・・・第二の運命の人は血縁ではない姪の杏だったのである。杏は大空ひなこの隠し子だったのだ。しかも・・・ひなこは失踪・・・杏の面倒を耕太郎にまかせる・・・と事務所に伝言が残されていたと・・・杏のマネージャー藤峰子ちゃ~ん(加藤)は説明するのだった。それなら主人公の名前は竜峯太とか雷竜太にしてもらいたい。
しかし・・・心のせまい・・・というか身も心も貧しい耕太郎には到底受け入れられない事態である。
だが・・・唯一の戸籍上の家族として父親が死んで(ひなこ談)、母親が失踪中(ハリウッドにオーディションを受けに行ったらしい・・・)として無碍にも出来ない耕太郎。
成り行きで・・・杏が独占インタビューを受け編集部は大手柄だと喜び・・・杏には二名様八万円超の中華をゴチになる始末である。その上・・・巨大ベッドに・・・バースデイプレゼントの巨犬ビワまでが届き・・・ついに怒り爆発なのである。
しかし・・・夜に幼女を放り出すのはさすがに大人げないと考え・・・捜索である。
杏はビワとともに公園のベンチで涙をこぼして眠っていました・・・家なき子かっ。
だが・・・たちまち落ちる目薬。すべては演技だった・・・。
「お前はなんて子だ・・・お前はいけない子だ・・・お前は人をだまして喜んで悪い子だ・・・お前なんて捨てられて当然の子だ」・・・耕太郎・・・相手六歳です。
翌日・・・仕事終わりで失踪する杏。パニックに陥ったマネージャー藤は「ひなこさんがいないんで杏ちゃんが唯一の稼ぎ手なんです・・・もしも・・・いなくなったら会社倒産なんです・・・路頭に迷うのよ」とヒステリックに耕太郎を叱るのだった。
さて・・・ここまで・・・何度か呼び出し音が鳴るけれど放置されたままの謎の携帯電話のシーンが挿入されるのですが・・・キッドとしてはもう少しフッてもいいかなと思いました。
その正体は・・・杏を捜して・・・ひなこの豪華マンションに足を踏み入れた耕太郎によって明らかになるのです。それは・・・置き忘れたひなこの携帯電話でした。
耕太郎が・・・着信履歴を見るとそこには・・・杏から母親へのメッセージが十七件。
「・・・今・・・耕太郎のところについたよ・・・イケメンだっていうけど寝顔はバカみたいだね・・・耕太郎に食事を奢ってやったよ・・・耕太郎は貧乏だから・・・耕太郎のお風呂はせまいよ・・・体はでかいのにね・・・耕太郎とケンカをしたよ・・・だって犬を飼えないって言うんだもん・・・耕太郎は誕生日のお祝いもしてくれないのに文句ばっかだよ・・・耕太郎に捨てられて当然だって言われたよ・・・ママ・・・もうハリウッドについた・・・ママ・・・去年の誕生日は楽しかったな・・・二人で八景島シーパラダイスに行ったよね・・・イルカのショーが・・・」
耕太郎は走りました。
発見されて逃げ出そうとしたした杏はプールに転落・・・。しかし、ナイト・・・いや耕太郎はすかさず救助です。
「よし・・・わかった・・・俺がお前の面倒見る・・・ただし条件がある・・・贅沢は禁止だ・・・」
「わかったよ」
そして・・・その夜・・・耕太郎の狭いアパートには入りきらない犬小屋が届くのだった。
藤子・・・いや・・・峰子「ひなこさんのマンションに住んじゃえばいいのに・・・」
日本テレビ・・・コメディー路線快調だな・・・。視聴率はともかくとして。
関連するキッドのブログ『山田太郎ものがたり』
『ホタルノヒカリ』
『絶対彼氏』
で、『チーム・バチスタの栄光・第1回』(フジテレビ081014PM1010~)原作・海堂尊、脚本・後藤法子、演出・植田尚を見た。キッドの初恋の女子の一人は医者の娘でキッドに医師になることを求めたのだが・・・カエルの解剖ができなかったキッドは恋を断念した淡い思い出がある。だから・・・血を見るのがキライなくせに医者の田口(伊藤淳史)にはものすごく違和感があります。くそっ・・・心療内科医(原作では神経内科医)ってなんだよ。昔はなかったぞ。
医龍ではなく外科医・桐生(伊原剛志)はバチスタチームのリーダーとして圧倒的な成功率を誇る天才外科医だったが・・・続けざまに三件・・・患者が蘇生せずに鬱になる。
そのため・・・チームを作った高階病院長(林隆三)はその原因究明を田口と厚労省の変な役人・白鳥(仲村トオル)に託すのだった。
病院の影の支配者・ナース藤原(名取裕子)や喫茶店の女(奥貫薫)もいるのだが・・・チーム・バチスタにしぼると・・・残りは第一助手の垣谷(鶴見辰吾)、麻酔科医の氷室(城田優)、ナース大友(釈)の誰かが犯人である。だって鳴海(宮川大輔)が犯人だったりしたら最後の演技がこわいわ・・・。もちろん・・・主演級としては釈以外に犯人は考えられないのだが。穴としては新庄だろう・・・ホームランを打つ力はあるし・・・いや麻酔科医の氷室だった。
ま・・・医療もので推理もので・・・ちょっとコミカル・・・ベストセラーだけど読まない人にはちょっと面白いかもしれない。
まあ・・・どんな風に水増ししていくのか・・・ちょっと楽しみです。
ちなみに今回の演出は「結婚できない男」の演出家の一人。
それにしては音楽がちょっとチープだったな・・・狙いなのかもね。
解決しないと毎週患者が死にます。今回のゲスト死者(四人目)は朝加真由美でした。お涙頂戴ありがとう・・・なのだが・・・ギャグなのか?
それとも愛と感動のヒューマンドラマに仕立直す気なのかしら?
関連するキッドのブログ『ヒミツの花園』
木曜日に見る予定のテレビ『七瀬ふたたび』(NHK総合)『夢をかなえるゾウ』(日本テレビ)『風のガーデン』(フジテレビ)『小児救命』・・・四本立てか・・・逃げられないのか・・・。医療ドラマ多すぎ・・・。
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皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
火曜日の中では
貧乏フリーライターと天才子役の物語が一番面白かったです。
もう吉田里琴さんがめっちゃ上手くて。
まだ、8歳だというのに
留守電だけをとっても、トーンを使い分けて自分の感情を表す辺り。
多分、私同様シャブリさんもメロメロでしょう(〃▽〃)
なんか、フジは役者さんの画面のアップが多くて
演技じゃなくてルックスで勝負って感じがしたりして
ドラマを見たいと思う自分としてはイマイチでした(; ̄∀ ̄)ゞ
投稿: ikasama4 | 2008年10月15日 (水) 20時26分
>多分、私同様シャブリさんもメロメロでしょう(〃▽〃)
は~~い!! めろめろですぅ~~!!
たっぷり堪能させ頂きました。
留守電の語りは、涙涙涙涙涙でございます。
まさに最後は、”天才子役=目薬いりません”なのでした。
ああ~恵都~。
バチスタは未視聴ですが、たぶん軍配は里琴ちゃんでしょう。
セレブと貧乏太郎は・・・つまらん。
国仲さんが支えることになるんだろうなぁ。
スルーしたいところです。
投稿: シャブリ | 2008年10月15日 (水) 23時58分
・・・でございますよね。
まあ・・・宝石の輝きに
目が眩んでいるという点はありますでしょうが。
眩しすぎますからっ。
とにかく吉田里琴がヒロインとして
登場するまでになったことを喜んでおります。
キッドもシャブリikasama4様とともに
メロメロトリオになりますぞ。
お気楽様もいれたら
めろめろカルテット結成ですな。
もこローサを補ってあまりある
演技力に万歳でございます。
さすがYOUの隠し子です・・・それは違う。
お嬢様方に「チーバチ」が好評(くう様をのぞく)
なので犯人当てごっこを考え中です。
まあ・・・キッドは釈が目当てで見ます。
上戸ドラマはようするにガングロプレイですよね・・・。
投稿: キッド | 2008年10月16日 (木) 18時56分
ふふふ・・・でございますよね。
視聴率的には予想通りでしたが
「OLにっぽん」が↗10.6%とあげてきたので
来週に期待したいところ。
コメディーでハートウォーミング
日テレはこれでそろえる気満々。
お茶の間に伝わればかなり
効果が出てくると思います。
目薬を出して最後は天才子役の涙でしめる。
まさに吉田里琴主役デビューの夜でございましたね。
「みこん六姉妹」「しにがみのバラッド。」から
ここまで現在8歳の女優は
順調に着ましたね。
まあ・・・スキャンダルの心配がないのが
子役の真価でございますけど。
バチスタはまあ・・・
あれこれ想像しながら見るとそこそこ面白いです。
まあ・・・キッドは釈しか見てませんが。
セレブは・・・ようするに
上戸のキャバクラコスプレショーなのですよ。
たぶん・・・アゲアゲなのです。
上地はそれを誘惑するホストということです。
国仲はホストクラブの一般客でキャバクラに
身を落とす・・・そういうお話なのでございます。
もちろん・・・杜夫はしぶいキャバクラ支配人です。
そういう妄想なので大丈夫です。
たまごかけごはんはそのシンボルですから~。
投稿: キッド | 2008年10月16日 (木) 19時15分