まばたきするだけで笑わせる女(内田有紀)二夜連続イノセントラヴ涙色(堀北真希)
謎の寝たきり女・・・聖花(きよか・・・内田)・・・その一挙一動が見逃せない。
子供「聖花、瞬きするって本当?」
パパ「うん・・・見た人がいるって・・・」
子供(待ちくたびれて寝る)
パパ(よそ見)
聖花(瞬き)
・・・っていうことじゃねえか。どんなゲームだっ。
一方・・・そのキャラ設定にお茶の間がややひいている佳音(堀北)なのであるが・・・走る走る堀北~手作りサンドをお届けに~・・・せつない・・・せつないじゃないか・・・イノセントなんだから~。皆様・・・暖かく暖かく見守ってください・・・こんな風にしか愛を表現できないことなんてよくあることじゃないですか~。
本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「ギラギラ」↘11.2%(さよならハニー幸せになれよぉ)、「流星の絆」↘17.3%(下げたが・・・まだまだクドカンラインではない)、「サラ金」↘10.9%(まだまだ高水準)、「ブラ・マン」↘11.3%(好きな人は大好きなんだな・・・新鮮なのか?)「ジャッジⅡ」*6.6%(話し合いよりもお裁きか・・・数字はかわいい)、「スクラップ・ティーチャー」↗12.5%(加藤あいポテトを咥えて)、「巨人VS中日」20.7%(また・・・勘違いが・・・始まるのだな)、「劇団ひとりの棟方志功」*7.8%(私の宗教は・・・むながたすこうだっぺと言って欲しかった)、「ルーキン」↘*5.0%(布袋のガンダムスカシじゃな~カリフラワーにはマヨネーズ)、「東京駅お忘れ物預かり所」13.4%(櫻井淳子は桜田淳子じゃないし酒井美紀は酒井法子じゃないよ・・・みんな知ってるって)、「篤姫」↘24.5%(家茂も人気者だったんだな~)、「SCANDAL」↘14.4%(四草がんばってますっていう数字か?)、「LOVERS」12.2%(グリーン・ディスティニーも視たいぞ)、・・・ついでに「イノセント・ラヴ」↘13.3%・・・以上。
で、『イノセント・ラヴ・第2回』(フジテレビ・081027PM9~)脚本・浅野妙子、演出・加藤裕将を見た。たとえば・・・前回・・・インターネット上の記事を見ないと・・・事件の全貌が見えなかったり・・・今回は・・・よく見ないと・・・抱き上げられ、ピアノの前に座らされた自発呼吸の弱い聖花が一応、人工呼吸器を装着していることが分らない・・・そういうようなドラマ作りで去って行くお茶の間は相手にしない・・・という姿勢が感じられる。
おそらく・・・移ろいやすいエモーションを一番に考えているらしい。
たとえば・・・殉也(北川悠仁)が聖花をお姫様だっこで抱き上げた後で・・・ゴロゴロと人工呼吸器のワゴンを蹴りながら移動するシーンを撮影することは可能なのだが・・・そういうシーンよりも・・・(一方的に)愛する殉也のためにレタスとかトマトの入った手作りサンドイッチを作って幸福の絶頂の快速・佳音が・・・二人のツーショットを見て奈落の底に落ちる気分を大切にしているのである。
一方で・・・「ストーカー女」として認定された佳音が・・・「星屑として消え去りたい」と暗鬱な気持ちでいるところに薔薇じゃない花束の薔薇の人・昴(成宮寛貴)が「救いの電話」をかけてくるところは・・・あえてすごい省略が行われていることで謎を深める作用を期待しているようでもある。
駅で殉也が落としたハンカチを拾った佳音は・・・そのハンカチを届けに来て・・・悪魔の清掃員(宮崎美子)が去った後で・・・殉也の屋敷に不法侵入し・・・昴に見咎められてしまう。
この後・・・言い訳もしないで脱走である。
どうしたら・・・佳音を雇う気になるのかの理由は・・・聖花が笑ったから・・・なのであるが・・・この藁をもすがる感覚をそれほど強調する様子がない。
まして・・・ハンカチのことは触れないのである。
おそらく・・・ハンカチを発見して・・・届けに来た・・・返事がないので・・・家につい入った・・・オルゴールを見つけて・・・手にとってみた・・・人の気配に挨拶しようとした・・・別人がでてきたので驚いた・・・・・・悪気はなかったんじゃないのか。
という説明のシーンは出来たはずなのに・・・しないのである。
それよりも・・・本名を教え・・・携帯の電話番号を教える「スマイルクリーン」である。
当然・・・山本和美が秋山佳音と名乗っている理由を教え、二人は知っているのである。
寝たきりの恋人に献身する教会のピアニスト・殉也と・・・おそらく同性愛者なので・・・疎外されたものには過度の同情心を抱く男・昴・・・二人は語り合った。
昴「・・・親殺しの妹か・・・」
殉也「それは・・・ひどい目にあってきただろうね」
昴「辛かっただろうね・・・」
殉也「・・・ちょっと変な子になってもしょうがないよね」
二人は防犯カメラ(あれだけの家なのであってもおかしくない)の映像をチェックする。
・・・室内に入るとハンカチを置き・・・部屋を片付けはじめる佳音・・・ピアノのオルゴールを見つけ・・・磨く・・・そこへ・・・物音が・・・・・・・・・・・。
殉也「・・・きっといい子なんだよ・・・」
昴「・・・悲しいくらいにな・・・」
殉也「・・・オレ・・・あの子に何かしてやりたい・・・聖花が笑ったのは・・・なんだか・・・神様からのサインのような気がするよ」
殉也「ゆずじゃなくてミスチルか・・・」
というようなことがあったはずなのである。
一方・・・小石を川に投げる佳音は・・・もう死にたいのである。
キッドはかってこんな夢を見たことがある。
物音に気がついて屋外に出ると・・・近所の高層ビルで火災が発生している。音は・・・あの音である。
人々が焼死よりも墜落死を選んで降って来る音だ。
目の前に死体があってその上にグシャッと次の死体が重なる。
そのうち・・・見物人たちが右往左往し始める。飛び降りるものたちが放物線を描いてより遠くに降り始めるのである。
野次馬たちはもう必死だ。逃げ惑う人の間にビジネスマンが雄叫びをあげて落下してくる。制服をきたOLが地面に激突する。
見上げると燃え上がるビルには怪物がいて・・・人々をぶん投げているのである。
ハッと目が覚めるような電話がかかってくる。
その時の佳音の気持ちはそんなものであったのではないか・・・。
なぜなら・・・佳音は・・・今までのところ・・・無実の罪に苦しむ罪人だからである。
面会に来た・・・秘密を暴く男・池田(豊原功補)にようやく・・・地面の一端を話す佳音の兄・耀司(福士誠治)。
両親はすでに死んでいた。妹に無惨な死体を見せたくなくて・・・灯油を巻いて放火した。
・・・ので少なくとも死体損壊・放火の罪である。
凶器からは耀司の指紋だけが発見されるが・・・それは耀司が購入したものとネットの記事は伝えている。状況的には限りなく黒である。
弁護士(宮田早苗)も・・・「今のままでは冤罪として無罪は勝ち取れない・・・反省を示して仮釈放を得た方がお得だ」というのである。
お兄ちゃん・・・と語りかける佳音にも二種類ある。手紙を書く佳音と・・・心でつぶやく佳音である。
「お兄ちゃん・・・記者が・・・冤罪の可能性がある・・・と言ってくれました」と兄に手紙を書く佳音。
一方で・・・「お兄ちゃん・・・本当の私を知られたら・・・みんな去って行く」とつぶやく佳音である。
もしも・・・これをそのまま受け止めたら・・・「お兄ちゃんが・・・ひどいことをしたせいで・・・私はひどい目に遭っている・・・」という非難の言葉になるし・・・。
さらに深読みすれば・・・記者が何かを隠していると感じた・・・耀司の秘密に佳音が関与している可能性まで臭わせることになるのである。
「本当の私」がお茶の間にも隠されているということだ。
・・・まあ・・・基本的にそんなことばっかりやっているドラマです。
「ROOKIES」では未成年者の喫煙、「流星の絆」では自転車の二人~三人乗り、「ブラ・マン」ではハッカーをフィクションですと説明するTBSテレビに対し、ストーカー行為、住居不法侵入、身分詐称、窃盗、殺人未遂、他人の家の冷蔵庫にあるものでサンドイッチをつくることは違法行為ですと説明しないのは清々しいのだが、とにかく・・・有罪と無罪の間のもやもやしたものを・・・描くドラマではあるらしい。
そして・・・好きな人に・・・おそらく、冷たい目で見られたことが悲しくて・・・写真を破る佳音。
おそらく、好きな人を束縛から解放しようとして聖花の呼吸を停止させようとする昴。
おそらく、好きな人に振り向いてもらうために聖花への殺意を抱き告解する美月(香椎由宇)。
おそらく、人間の暗部を描きたくて描きたくて仕方のない脚本家。
まあ・・・おそらくだらけのレビューになってしまうドラマなのである。
そして・・・賛美歌312番のメロディーのオルゴール。
このメロディーで鼻歌を歌うとまばたきする聖花の反応の謎。
同じ街に住んでいるだけで幸せだと自分にウソをついていた佳音が・・・サンドイッチを取り落とした時・・・人々はどこにもいない神の落胆の音を聞いたのである。
それでも・・・神の子は・・・悔い改めれば罪は許されると・・・語りかける。
もちろん・・・それはアーメン(まったくその通り)的な真っ赤なウソであることは言うまでもない。
ついでに言えば・・・すべての宗教は誰かのフィクションです・・・ともフジテレビは説明しないのだった。
ただ・・・神がいようがいまいが・・・人々は愛し憎むのである。
そして・・・高いビルからは絶望が舞い降りるのだ。
そして無垢なのかどうかわからない佳音は・・・この世から穢れを払う清掃員なのである。
関連するキッドのブログ『第1回のレビュー』
ごっこガーデン・哀愁の親殺しの妹・ヤマダカナコの部屋セット。お気楽「マキマキだったら何をしても許される・・・株価が暴落してスタッフ一同そんな気持ちなのかな?・・・そのうち勝手に入籍、勝手に愛妻弁当とかしそうだよね?」まこ「チョコパはともかくとして・・・まこの頭は?でいっぱいデス・・・???で???が???なのデス。好きな人の匂いを嗅ぐのはのだめ?・・・はうぅん」アンナ「じいや~、これノンカロリーだよね~・・・チョコパのカロリーもゆずの人の演技もいちいち気になるぴょん」エリ「山田加奈子も山本和美もイニシャルKYでスー。知らない人の作ったサンドイッチを食べたらじいやに叱られますyon・・・でも噂によるとコンビニとかでは誰が作ったか分からないサンドイッチを売ってるとか・・・一度食べてみたいでスー・・・こわいもの食べたさでスー」シャブリ「お皿を落としそうで落さない・・・素晴らしい演技力でありましたーっ。雫はルリちゃんという名前でしたかーっ。来週の予告で殺すって脅されるのは誰かなー?」mari「重い十字架を背負った佳音・・・犯罪者の家族であるゆえの苦しみですから・・・新しい家族を求めることがすでに心苦しいことなんですね。脅されるのはしつこい記者かしら・・・取材って難しいのよね・・・」みのむし「ドロドロなのに・・・むむむ・・・加減が難しいるるる・・・それではチョコパを賭けて殉也争奪すごろく始めるよ・・・おっと駅でつきとばされたよ・・・一回休みるるる」くう「あああーっ・・・もう・・・すべての行動がコワイよっ・・・外国人にもいい人と悪い人がいるようにストーカーにもいいストーカーと悪いストーカーがいるみたいな・・・そうなの?・・・ああ・・・じいやのリンクもある意味・・・ストーカー行為?・・・ああ・・・和宮の翌日はイノセントなストーカー・・・まきまきって凄いな」ikasama4「ひょっとして・・・このドラマは全員・・・ソースケを目指しているのかもしれません。長野と横浜は遠いけど・・・教会がらみで・・・内藤さん(神父)はつながってくるのかなあ・・・脅されるのは彼だったりして・・・どんな罪も悔い改めれば許されるという信念の持ち主だったりして・・・ついでに眠れる森だったりして・・・ジークカノン!」
水曜日に見る予定のテレビ『OLにっぽん』(日本テレビ)『相棒』(テレビ朝日)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
まばたきするだけで笑わせる女
アハハハ
キッドさんのレビューが可笑しくて
このままドラマも楽しく見れそうです(爆)
また、楽しいレビュー待ってます。
ドラマは入り込めませんが、みんなの感想が
面白い不思議なドラマです♪
投稿: アンナ | 2008年10月28日 (火) 16時49分
>という説明のシーンは出来たはずなのに・・・しないのである。
いやぁ~。そこんとこ省かれちゃうと
危なくてネジが緩んだかわいそうな子?っていう風に
認識されるからやっぱ描いてくれないと~。
よほど、慈愛に満ちた一部の視聴者くらいしか
察してくれないと思うなー。
投稿: みのむし | 2008年10月28日 (火) 17時56分
『佳音』と聞くと
『カノン砲』を連想してしまう今日この頃(; ̄∀ ̄)ゞ
これはあれですかね。
とある世界でストーカーだけを集めて
純愛を描いたらどうなっていくのか
もう世にも奇妙な世界でございます。
罪人と満載ですね。
こんなドラマを許せる自分達は
心広き神父さんになってるような気分です(笑)
投稿: ikasama4 | 2008年10月28日 (火) 19時17分
こんばんは
唯一のレビュー作品が毎週あちこちで

は超~可愛いってことで。。
けなされまくりで、読むだけで疲れちゃいますよ (^^ゞ
ま、これもまた、精神修養の有難い機会なんでしょう。
神か仏か運命か知らないけど、感謝、感謝。。
いやいや、「ややひいている」んじゃないでしょ♪
僕は『クロサギ』をちょっと思い出しましたね。
あの時も氷柱に対する風当たりが強くて驚きました。
ま、氷柱よりは佳音の方が遥かに変だけど、
僕は温かく見守ってますよ。坂道ダッシュもね。
あぁ、「去って行くお茶の間は相手にしない」ね。
ま、浅野も加藤も数字を残してるから。
「すごい省略」はあちこちに見られますが、
僕はネガティブにとらえず、面白がってます。
謎めいてても、最低限の筋はきっちり通ってる。
佳音の無言の脱走は、シュールなギャグでしょ
僕は爆笑しましたよ。怒る気なんて全くなし。
そもそも、一緒に携帯写真撮ったほどの仲だし、
警察も相手にしない程度の犯罪ですからね。
スマイルクリーンも、あんなもんでしょ。
これだけ社会的に騒がれてても、まだウィニーで
個人情報流出なんてことが続いてる世の中なんだから。
そもそも、その辺の取り扱いがアバウトだからこそ、
佳音の本名もバレたことを考えると、むしろ整合的。
ずいぶん詳しい夢ですね☆ 僕は一時期、簡単に
メモってたんですが、面倒で止めちゃいました♪
でも、夢ってクリエイティヴで面白いと思います。
有罪と無罪の間のもやもやね。アーメン(その通り)。
僕的には、すべての科学は誰かのフィクションですって
説明も同時に入れて欲しい所。
アハハ (^^) そういえば清掃員続きか。
いや、無垢でしょ。ウチの記事タイトルに書いてました♪
とにかく穢れなき佳音
投稿: テンメイ | 2008年10月28日 (火) 23時31分
瞬き:まさに達磨さんがころんだ状態でございました。
内田さんの目が乾かないかと心配。
「ロートZiリセ」(1994)の目薬を使っているんでしょうか~!
「テスト出るかもよ!」とCMさながら言いそうであります。
賛美歌で聖花の反応の謎。今までも傍らで歌っていたと思うのですが気がつかなかったのかとの疑問も。
さらに言えば、並んでピアノに向かっているのは無理でしょう・・
などなどツッコミどころを見つけるドラマになりそうです。
まこ様いわく、全員ソースケ状態。
佳音も実は怪しいという視点を持った今日この頃です。
※お皿のシーンは、うん!うまかった!
例のレス。
温かいお言葉ありがとうございました。
クレーム元の正体がはっきりしないのが現状なのですが、ひとまず私も闘争せず逃走しました。
でもピンポイント指摘は不可解でございます。
H☆C天才子役様には一応お知らせはしてまいりましたが、その手の話は無いそうで・・。
はてはて・・なのでした。
どこかで復活させようかなぁ・・
投稿: シャブリ | 2008年10月29日 (水) 08時56分
ふむふむ、佳音にお掃除を頼む事にした裏には
殉也と昴の間でそんな会話が交わされていたのですネ
個人情報うんぬんのご時勢に、佳音の携帯番号を
教えるスマイルクリーン・・・
これもきっと監視カメラで前回の宮崎美子が
しでかした悪事を盾に、クレームを入れない代わりに
教えろと迫ったのだと脳内補充・・・
チョコパ、うまーーーっ!

写真の聖花がお気楽社長のチョコパで隠されてる・・・
お気楽社長、この同性愛を応援なのかっ!
投稿: まこ | 2008年10月29日 (水) 10時26分
ホッホッホ・・・「流星の絆」の場合
原作ものということもあり謎の範囲は限定されて
いるわけですが・・・。
「イ・ラ」の場合はオリジナル・・・
しかも「ラ・フ」の脚本家の人なので・・・
もう謎めかしが何でもあり状態なのですね。
しかも・・・この人の作る謎は・・・
緻密な計算で作られていると
みせかけて・・・最後は
シカトしたり
スカシたり
なんでもなかったように
通り過ぎたり
なかったことになったり
ものすごい超ご都合主義ですから
その分しかけられるクイズの多さは
並大抵の量じゃありません。
まさに十年付き合っても
正体明かさない謎の女のようでございます。
だから・・・もう・・・ブロガーの皆さんは
もうそれぞれの解釈で
あーだこーだする・・・
それが楽しいのでございますね。
ある意味・・・さすがーっなのでありましょう。
お嬢様も適当にフンフンと面白がっていて
よろしいと思うのでございます。
キッドは北川氏がピアノのオルゴールを
取り出す手つきが・・・
あまりにもぎこちなくて
緊張で手にあせ握ってしまいました。
きっとこれからも素人の芝居の面白さを
存分に味あわせてくれることと思いまする。
投稿: キッド | 2008年10月29日 (水) 12時58分
とってつけたような展開というのは
褒め言葉ではないのですが・・・
浅野妙子の場合は
それが結構・・・ワザなんですよね。
もう・・・今回もすばらしいとってつけの連続でした。
あの脱走後の二人と
お出迎えの二人の
手のひらを返したような態度の変化を
「聖花の3年ぶりの笑顔」で
片付けられるか・・・普通は。
なのです。
じいやは昴が聖花の顔を
いじくって笑顔を整えたに違いないと思ってます。
そして・・・佳音が掃除にきたときに
部屋に潜んで呼吸器をはずし
殺人の罪を佳音になすりつける陰謀を
考えているに違いないのです。
・・・なんて思っても・・・
おかしくない。
しかし・・・そこまではやらないんだな・・・きっと。
まあ・・・「ラ・フ」もそうでしたが
なんじゃこれはーっと憤慨しながら
妄想は炸裂・・・
釣られまくるじいやになることは間違いないようです。
投稿: キッド | 2008年10月29日 (水) 13時09分
ふふふ・・・カノンと聞いただけで
キャノンになってしまうキッドとしては
清掃員でなく事務員だったら
ジムキャノン・・・なのに
と乾いた笑いをいつも感じています。
再就職先が清掃員でガッカリです。
まあ・・・キッドは
正義の味方のストーカーという
キャラは大好物なんですけどね。
世間でおこる悲しい事件・・・
特にあの・・・有名な母子殺人事件などは
残された父でもある夫でもある人は
四六時中・・・妻子をストーキングしていれば
よかった・・・と思うのではないかと思います。
もちろん・・・ふつうの人々にはそれはできない。
愛するものに対してそれができるのは
死者だけなのですよね・・・死後の世界があったとして。
そういう意味ではストーキングとい愛のカタチを
全面否定はしないキッドです。
もちろん・・・されてる方は鬱陶しいこと
この上なしの場合があります。
娘のデートとかを監視している父親は・・・
悲しき変態ですからねぇ・・・。
まあ・・・愛が罪であり
生が罪であり
防衛が罪であるこの世界。
その傾きを面白おかしく描くという点では
なが~いなが~い世にも奇妙な物語を
堪能したいと思う今日この頃です。
投稿: キッド | 2008年10月29日 (水) 13時22分
ふふふ・・・うたれるほど萌える・・・
しんどいほど燃える・・・
天使テンメイ様も気がつけば
エムの小路に足を踏み入れておいでのようですな。
まことに喜ばしいことでございます。
我に艱難辛苦を与えたまえ!なのですな。
背景に雷鳴電光鳴り響く教会が見えますです。
ふふふ・・・まきまきは同性相手にも
そこそこウケがいいのですが
やはり・・・美人系の役柄になると
ムラムラっとする方が多いのかもしれません。
なによっ・・・ふつうの顔立ちのくせにっ・・・
と思ったりするのかもしれません。
いつまでもあどけない顔立ちというのは
天性の魅力の存在を示し
ある意味・・・究極の美であることを
同性の方々が認めたくない・・・
という気持ちはなんとなく分るのでございます。
化粧では是正できない部分ですからね。
こればっかりはっ。
だから・・・ちょっとふつうじゃないことをすると
メラメラっなのですね。
特に今回の場合はさしたる理由もなく
変な子が殿方に受け入れられてしまうという展開。
ムカムカっなのでございましょう。
まあ・・・ふつうに考えると
両親を失った・・・しかも・・・殺人者の妹である
中学生が・・・
施設で育って・・・一人暮らし・・・。
「普通」ではありえないことは想像に難くありません。
まず・・・基本的に発達障害ですよね。
そして・・・教育も満足に受けられていないだろうし。
その中に・・・小学生までに
培った優秀さがある。
早い話が「19歳の中学生」なのです。
しかも・・・過酷な経験でそれなりに
すれている。
その孤独を想像するだけで泣けてきます。
これは「私たちの教科書」の志田未来の役柄に
匹敵する哀れさです。
ヒマがあったらいつか見てくださいね。
キッドはそういう13~19歳をすごした
佳音の記憶をダイジェストしていることが
ものすごく浅野ドラマだなーっと思います。
お兄ちゃんへの呼びかけのナレーションも
ただの独白か・・・手紙か・・・
すごく曖昧にしていますしね。
それで・・・愛するものへの贈り物を落とした
佳音の感じる衝撃を
お茶の間に要求するのだから天晴れです。
まあ・・・夢は
「9・11」の頃に見た夢です。
最近「ユダヤ語で書かれたコーラン」問題の
ニュースで思い出しました。
人々がただ己の安寧を願うだけのふつうの態度を
凄まじい敵意として浴びせ続けられる
悲しい佳音の宿命。
これを描くことは
ある意味、お茶の間にケンカ売ってるのも同じですからね。
被害者遺族がふざけるのを世間は許さないし
加害者遺族が普通に生きることも世間は許さない。
両方の佳音の心がどんなにねじくれていても
おかしくありません。
そこにイノセントを背負わせるのですから
もうそれだけで悪魔は爆笑でございます。
第三の預言者であるムハマッドが
モーゼ(ユダヤ教)、イエス(キリスト教)に
続くイスラームの教えを説いたこと・・。
その信仰する神はみな同じなのに・・・。
それさえも知らぬ・・・教徒はあふれている。
情報に恵まれたものがそれを笑うのは簡単ですが
そうすると摩天楼から人が降るわけです。
この自然のしくみは
まさにわが主のなせる壮大なトリックでございます。
そういう意味では・・・「イ・ラ」もまた
同じ含みを持っていると悪魔は考えます。
投稿: キッド | 2008年10月29日 (水) 13時56分
ふふふ・・・じっくりと
ドラマを楽しむ方には考えられないことですが
普通のお茶の間は結構いい加減に見ているもの・・・。
重要なしぐさとして・・・まばたきってすごいです。
もっとも一応・・・にんまり笑いというか
ピエロの笑いというか
ジョーカーの笑いというか
あの大袈裟な笑いが前フリで
今度は「何」をしてくるか・・・
という緊張感は当然、生れてくるという
仕掛けにはなっているのですが
それでも見逃す人は見逃す。
あの「まばたき」を見ていなかったら
もう次の「まばたき」も楽しめないわけで
賛美歌がまばたきのきっかけなのはなぜという
次の謎にもたどりつかない。
この前・・・ディズニーVS虫プロで
「わかりやすさを求めるアメリカ」と
「作者のこだわりにこだわる日本」という
テーマをやっていましたが・・・
まあ・・・その一端でございますよね。
一度に一回の方がインパクトがあるが
一度に三回くらいの方が見逃さない。
そういうバトルをキッドは感じました。
二回目は見えているのか見えていないのか
登場人物はまばたきの気配を感じた
という演出で・・・ここも微妙です。
まあ・・・ピアノ室での聖花とのツーショットは
お気楽様のところの画像を見るまで
どひゃーっと思う展開でした。
あそこで
サンドイッチ。
佳音。
二人。
人工呼吸器。
というカットにしないのも
ものすごくこだわっている感じがします。
どひゃーって思う人は思えば・・・ってこってす。
まあ・・・著作権のことは
ある意味・・・生活かかってる問題なので
安易には言えないのですが
たとえばバラエティー・ショーなんかは
作家の考えた企画も平気で
著作権は局が持っていくのが伝統ですし
二次使用の際のギャランティーなんかも
プロデューサーの胸先三寸。
そして円形脱毛症とか
胃潰瘍とかに
なるまで根をつめて考えた新企画も・・・
翌週には他所で似たようなことをやっていても
誰も咎めないということがあります。
本当に作家からのクレームであれば
そういうひどい目にあった人のやつあたり・・・
ということは充分にあるでしょう。
まあ・・・キッドは好きなものを好きだといって
何が悪い・・・
好きだからちょっかい出すんだよっという
小学生のような気持ちで・・・
今後もやっていく方針です。
投稿: キッド | 2008年10月29日 (水) 15時01分
まあ・・・偽名使っている人を
雇ってしまい・・・
個人宅に清掃員を派遣してしまう・・・
これがもう
セキュリティーもへったくれもない会社だと
いうことでございますけど・・・。
しかし・・・本当は社会というのは
そういう人々の信じあいで
成り立つものでございますのにねえ・・・。
じいやが子供の頃には玄関にカギなんか
かけませんでしたし・・・。
それがいつしか玄関にカギをかけ
裏口にもカギをかけ
在宅のときにもかけ
監視カメラで監視しないと
安心できない社会に・・・。
まあ・・・そのために平成財閥警備部門は
大黒字なんでございますけど。
ソースケロイド改は警備ロボットとして
大量発注が来ておりますし・・・。
そういう世の中に
イノセントで真っ向勝負のこのドラマ
ある意味清々しいのでございます。
じいやのささいなギャグにツッコミありがとうございました。
お気楽様がお嬢様たちのためにイケメン画像を
アップしているうちに・・・いつのまにか・・・
というじいやの妄想でございます。
まこ様~。
またベッドでチョコパの隠れ食べをなさいましたな~。
虫歯になりますぞ~。
歯医者さん行きですぞ~。
知りませんぞ~。
投稿: キッド | 2008年10月29日 (水) 15時12分