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2008年12月23日 (火)

天使のように冷酷に悪魔のような情熱で一瞬を愛します(堀北真希)イノセント・ラヴ的着地点(内田有紀)

悪夢のようなドラマがまどろみの中に消えて行くのである。なんていうか・・・ため息が出るような美しさだったなあ。

ついに愛はメモリーだというキッドとある意味真っ向対立する愛とはモーメントだ・・・である。

もちろん・・・瞬間の中には永遠があり・・・そしてそれはメモリーに過ぎないから・・・アーメン(ごもっとも)というしかありません。

愛して愛して愛して愛していることが愛なのである。

パチンコに夢中になって子供を殺すような親が子供を愛しているとは言えないようなものだ。

その人が愛しているのはパチンコなのだから。

本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「流星の絆」↗22.6%(平均16.3%で秋ドラマの首位に立つ)、「ブラマン」↗13.2%(平均11.4%弱で11.4%強のスクティーに敗北・・・まあどんぐりですけど)、「さんスマ」16.8%(年々豪華にならなくなっているところがアナログテレビのカウントダウンである)、「終着駅の事件記者」14.4%(終着駅だけでいいのに・・・)、「マトリックス」11.8%(何度見てもつまらない)、「花の誇り」*7.6%(藤沢周平の女剣士ものは手傷を負うところがセクシーなのである・・・しかも百合だ)、「SCANDAL」↗15.5%(井上由美子面目保ったな)、「ダイ・ハード3」21.4%(すげぇぇぇぇぇ・・・翌日は「サハラ死の砂漠を脱出せよ」で二夜連続ヘリ撃墜である・・・前々日は「ラスト・キャッスルでヘリ撃墜・・・ヘリ撃墜強化週間か)・・・以上。

で、『イノセント・ラヴ・最終話』(フジテレビ081222PM9~)脚本・浅野妙子、演出・加藤裕将、音楽・菅野祐悟、MAYUKOを見た。久しぶりにオープニングのタイトルバックが登場である。

ヒロイン佳音(堀北)「Destiny 運命の女神 」

奇跡の人(ミラクル・イェス)殉也(北川悠仁)「Memory 死者を追慕する者 」

ゾンビ聖花(内田)「Betrayal 密通者 」

デビル美月(香椎由宇)「Jealousy 神の嫉妬を宿す者 」

ゲイ昴(成宮寛貴)「Denial 神の存在の否定者 」

ブラザー耀司(福士誠治)「Sacrifice 神への犠牲者 」

ライター池田(豊原功補)「Disclosure 罪の自白者」

・・・まあ・・・そのままなのである。この世界では佳音は神そのものであり、それは父に犯されたときから・・・佳音そのものがこの世のものではないということを示している。

殉也は一種の聖職者であり・・・死者を追慕する役割を果たしている。いかにも鈍感に見える殉也は・・・生き物を相手にはしていないので仕方ないのである。

この物語の二人の代表的な死者である佳音と聖花を殉也がこよなく愛するのはそのためである。

聖花は・・・生前に犯した不義密通の罪で・・・死後は魂を壊されゾンビとなっている。しかし、そのとりとめのない彷徨いは愛の記憶の断片により隠された罪を暴こうとするのだ。

美月と昴は生きながら地獄に堕ちたものである。美月は悪魔に誘惑され・・・神のように傲慢に嫉妬し・・・殉也を手に入れようと画策するが・・・ついに自分が「愛」と信じたものが「愛」ではないと悟るのである。そこで美月は人生が虚しいものであることを知り復活する。

一方の昴は「生めよ増やせよ」という神の命に逆らって己の嗜好を貫こうとする信仰なきものである。昴は己の嗜好を自由意志の及ばぬものと信じているのでそういう自分を生んだ自然(神)を憎悪している。彼は傷つくことを恐れ自らの「愛」を封じることにより聖花を殺した殺人者でもある。

耀司は父の犯した罪を贖うために神に奉げられた供物である。神となった佳音が復活するまでは血を流し続ける宿命なのである。

池田は昴と同様に「罪」を暴かなかった「罪」で苦しむ神の代理人である。為すべきことを為したとき・・・池田はひとつの愛を生むことにより贖罪を果たす。

これがこのドラマの基本構造である。・・・あまりにも趣味的で難解すぎるぞ。ここは月9なんだから・・・抑えて。

まあ・・・脚本家としてはそういう潜在的で神秘的な部分ではなく・・・表面上のおかしさで充分にお茶の間の期待に応えることができると読んでいたらしいが・・・やや甘かったらしい。それでも次から次へと繰り出される手品ネタに聖花的奇跡をようやくお茶の間も認識し始めたところで最終回である。惜しかったのです。

以前にも記したが・・・犬は連想のできる動物である。三日飼えば飼い主の恩を忘れないというのは・・・餌を与えられたものの記憶が残り・・・その記憶で飼い主の愛を感じるからだ。つまり愛とはメモリーなのだ。

自殺未遂によって脳に障害の残った聖花はいわば混乱したメモリーである。

聖花は壊れた機械のように記憶の断片で愛を表現する。昴への盲目的な愛の記憶だけが蘇れば昴の元へ行き、殉也の献身的介護の記憶が蘇れば衝動的に殉也を求める。

まるで殉也と佳音の結婚を阻止するために投身自殺を図ったように見える聖花だが・・・そうではないのである。殉也の記憶を思い出した聖花は殉也の姿を求めただけなのだ。建物に消えた殉也を追いかけて建物に入り、階段を登り、バルコニーに出たところで殉也を発見したのでただ前進しただけなのである。橋の上から河にいる魚をもっとよく見ようとして落下したことのあるキッドにはよく理解できるのである。

人々は壊れた機械の行動に何か神秘的な意図を見出そうとするが・・・それは見当違いですから。

こうして・・・ゾンビと女神の二人に仕えようとした殉也は神罰を受け・・・一神教の神は浮気を許しません・・・自ら生死の境界を彷徨うことになる。ミイラとりがミイラになったのである。

一方独りよがりの愛を告白できずに一歩も前に進めない昴は勇気を出して初めての告白に挑むのだが・・・やはりできないのである。あるがままの自分を受け入れられないものにとって・・・同性愛者と異性愛者の壁はチョモランマなみの高さにある。

「告白したら拒絶されるに決まっている・・・しかし・・・ひょっとしたら愛してもらえるかもしれない・・・可能性はゼロじゃないだろう・・・とにかく告白するまでは・・・好きって・・・言ったら意外とオレもだ・・・とか言われたりして・・・」という妄想の虜です。

告白して木っ端微塵になり・・・次の道を捜すのは同性愛者だろうが異性愛者だろうが同じということが・・・昴には理解できないのだな。

自分は特別だからそれができない・・・と自己憐憫の虜になっているのである。あるがままを受け入れられないものはあるがままに愛されることはないのであるけれど。

死者を救おうとして自ら半殺しの刑になった殉也。しかし・・・池田の自らの罪の告白により、生贄の兄の存在に気がついた佳音は女神として完全に復活する。

殉也の記憶の失われた再生装置を求めて・・・過去の女たちを召喚するのである。

嫉妬に燃えて道を失っていた美月は・・・佳音の献身を知り・・・自分の失恋をようやく悟る。愛に傷つかなければ愛は得られないという自然の姿が見えたのである。

殉也が自分の敵意を感じていることを知り・・・初めて自分の中に殉也への敵意が潜んでいたことを知る美月。美月はそれまでその敵意を愛だと錯覚していたのだった。

恋に敗れた美月は晴れ晴れとした顔で教会に立つのである。

佳音は壊れた機械である聖花を昴から借用する。美月の記憶から聖花の記憶へ・・・そして聖花の記憶から佳音の記憶へ・・・記憶の道を殉也にたどらせる回復療法である。

佳音は主要登場人物の中で唯一、昴の恋の悩みを知るものである。佳音は昴の恋に引導を渡すことが神の役割だと心得ている。

やがて・・・殉也が神である佳音に奉げた音楽の力で殉也は記憶の修復を完了する。愛はメモリーだからである。

一部ファンと昴が自殺未遂のキスのダメ押しがあって・・・ようやく・・・死にかかったものたちは生気を取り戻すのである。

神の否定者・昴は失恋により自分を否定し・・・新しい恋を始める決心をする。生贄の役割を終えた耀司は第二の人生を開始する。告発者としての自信をとりもどした池田は秘密の暴露に精を出す。

そして孤独な聖職者・殉也と孤独な女神・佳音はようやく・・・二人で一人になったのである。

もちろん・・・聖花は壊れたままだが・・・生ける死者もまた神の手のうちにある。昴が・・・美月が・・・そして殉也と佳音が・・・そのイノセントなものを死が優しく手を伸ばすまで暖かく見守ることは明確なのである。

怪しい神父(内藤剛志)は・・・すべてを見通して怪しく微笑むのだった。

幸せな二人にはソロモン三部作の第一部「雅歌」の第二章を引用する。すべては予定通りであり、全ては調和の交差点なのである。

愛を願うもの

愛するものの左腕を頭の下に

愛するものの右手で抱かれたいと望むもの

愛するものは囁くだろう

揺り動かしたり くすぐったりするのはおやめ

愛は目覚めたいと思う時に目覚めるもの

愛はいつでも自然なもの

愛は自らを知っているもの

美しい人よ

愛の時が至れば

愛は自ら立ち旅の支度を整える

冬は過ぎ去り

嵐も過ぎ去る

地には花が咲き乱れ

鳥の詩の季節が訪れる

愛する男は愛する女のものとなり

愛する女は愛する男のものとなる

美しい人よ

そよ風に吹かれ

影となり

愛に帰っていくものよ

愛の声に耳をすまして

その調べをお聞き

・・・すべての恋人たちが愛のある聖夜をお過ごしになられますように。

関連するキッドのブログ『第9話のレビュー

Hcinhawaii0492 まこちゃんハウス・ミステリーツアー出口。まこ殉也の脚力はかもしかのようでしゅ~。短距離のダッシュ力も長距離の持久力も五輪級・・・。バスも電車も追い抜くのデス。みのむし先輩に手品を習うと佳音ちゃんになれますか~お気楽オルゴールはダメだったけど・・・昴が告白したら驚いて起きたのね。耳元で男が男に愛を囁かれたら・・・ドキッとするよね・・・キス・キス・キスなのねikasama4素晴らしく創作意欲の湧くドラマでした。聖花と殉也が特に・・・。このドラマのタイトルがブラッディ・マンデイでもよかったと思うほどに・・・くう佳音ちゃんは美月にひどいことしているような気もするけど・・・愛って残酷ってこと・・・それとも恋の荒療治なの・・・?・・・ま、愛なんて第三者にとっては犬も食べないのが基本にしても!」みのむしツッコミつかれてしまいました~なにもかもにツッコミいれて最終回が来ました~。最後なんて・・・殉也・・・佳音探知機内臓ロイドかっ。池田がフリーでやっていけるのかどうかが心配だわ~あんぱんちとにかく出演者一同、神出鬼没よね。瞬間移動するのよね。とにかく殉也はミュージシャンというよりアスリート・・・まあ・・・愛って実際無限ループなのかもしれないけど~シャブリとにかく・・・最後はヒロインがハッピーエンドになって・・・・納得なのでありましたー・・・もう他に言葉がないほどにエリひえーっパンデミック!・・・イノセント・ラブ(誤検索用)は記憶喪失ドラマの金字塔でスー」アンナぴょえぇぇぇスマスマ!」mari昴ロイドとまったりしていたら遅刻しましたよ・・・お兄ちゃんの心の動きが面白かったのでもう少し掘り下げてくれると分りやすくなったのに・・・と思いましたよ

snowxmas天使テンメイ様はホワイトクリスマスを迎えてご満足の模様。まあ、近所では絶賛しているのは天使テンメイ様と悪魔キッドぐらいという・・・ある意味お仲間なのだが・・・ドラマ的には雪山遭難を軽くスルーされて悪魔としては少しガッカリしている。もちろん・・・失意こそはわが至上の喜びなのである。有罪(黒)と無罪(白)をテーマに論じてきた天使サイドとしては申し分のないラストである。どこにもないイノセントをグレイと呼ばずにオフホワイトと呼ぶところがおしゃれなのだな。つや消しの白は輝きを失ったが・・・心を和ませる落ち着きがある。純白は敵に狙われやすいがオフホワイトは迷彩たりえるのである。どちらが弱肉強食の世に大切なことかは明らかですからな。そして夢は現世となり現世は夢となるのでございます。もちろん・・・悪魔が見せるのは悪夢と決まっているのですが。

水曜日に見る予定のテレビ『ビートたけしの日米開戦と東条英機』(TBSテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

人は記憶を取り戻すと
何か覚醒するのかというくらい驚異的な脚力で
ドラマの全てをもっていけるのですからね。

脇に出てる方々を贅沢に使いますねぇ。

正直、意外に年に1回は
こういう作品があってもいいかもと思いました(爆)


P.S.
私の誕生日にこのようなものを頂きありがとうございます。
年明け早々玉木ロイドにも着手デス( ̄Д ̄)ゞ

投稿: ikasama4 | 2008年12月23日 (火) 21時31分

こんばんは night またココログの魔の時間帯にズレ込みましたよ。
秋以降、21時~24時くらいは結局ダメなまま。
重いし、2日連続でココフラッシュはシカトだし ^^;
ま、ドラマには十分満足したからOKですけどね☆
ため息が出るような美しさってことは、
キッドさんも満足ってことでいいんですよね?♪ 
             
なるほど、愛はメモリーかモーメント(瞬間)か。
ある意味対立ですけど、別の意味では両立的でしょ。
アハハ ^^ 瞬間も記憶って話にしたいわけですね。
記憶も瞬間だっていう逆の話はスルーして♪
それにしても、流星の視聴率は極端な動き!
    
手品ネタは佳音virgoの手品が最高でした。そのまんま♪
それにしても、ホントにひどい評価ですね。
浅野妙子もかなりショックでしょう。
世評を見渡すだけで、冷え冷えとします (^^ゞ
聖花はある意味、機械ですよね。
壊れたとも言えるし、正確とも言える。
少なくとも、結婚阻止じゃないのは明らかでしょう。
    
アハハ (^^) チョモランマ! どうなんですかね。
同性愛者と異性愛者って、重なってる部分とか
微妙な推移とか、少ないのかなぁ。。
性同一性障害者は、普通の生活も送ってる人が
少なくないみたいですが。
    
それにしても、最後の引用とそこまでのレビューの壁が、
チョモランマのように感じます ^^
引用が本音で、そこまでは照れと戯れなのかも♪
ともあれ、今年の連ドラ・レビューバトルもこれで終了。
果たして、どっちが勝ったんですかね (^^)
 
いずれにせよ、素敵なクリスマスをxmas・・じゃなかった!
そうか、キッドさんにとってはそうゆう日じゃないのか。
では、僕だけクリスマスを楽しみましょう。職場で♪shine

投稿: テンメイ | 2008年12月24日 (水) 02時30分

pencil✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥pencil

愛とはなりふりかまわないこと・・・。
というのは大切なポイントですよね。

昴が告白しないからすべての悲劇はおきる。
昴が告白して失恋すれば問題なかった。
しかし・・・それができないのが弱き人というもの。
なのでございます。

また愛に無理強いもよろしくない。
佳音の父が娘を嫌がる娘を犯さなければ
やはり悲劇は起きなかった。

愛ゆえに傷ついた二人が
めぐりあい宇宙であるこのドラマ。

正気を取り戻した殉也は
障害者を置き去りにして走り出すのですな。

その心にはカツレツキッカが
「こっちこっち」
「そこを右」
と進むべき方向を示していたのに違いありません。

ごめんよ・・・聖花
ボクはもう佳音ちゃんがいいんだ・・・。

と殉也は走りながらわびていたのでしょうね。

キッドとしてはこのドラマは非常に
刺激的なものでございました。

世の中に圧倒的に支持されないのは
あ・・・やっぱりという感じでしたけどーっ。

お誕生日の贈り物をご笑納いただき
恐悦至極でございまする。(・o・)ゞ

投稿: キッド | 2008年12月24日 (水) 05時13分

snowboard○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))bicycle

ふふふ・・・ココログも
どんどん機能を増やしているのに
基本的な使いやすさは
なかなか進化しないのですな。
まあ・・・キッドとしては
末永く機能してくれれば
それで満足なのですが・・・。
テレビよりは補完性があるが
プリントメディアほど保存性がない
というのでは困りますからねえ。

三千年前のソロモン王のように
とは申しませんが
キッドが消えてもしばらくは
ネット内に記事が残っていてほしいと思います。
So-netは一年更新しないと
記事削除なんていうシステムで
なんだかなあ・・・と思うのです。

まあ・・・それがビジネスというものですが。

記憶を情報と考えると
非物質的なものを想像する人が多いのですが
情報そのものは物質でもあるわけです。
当然それは空間的なもの。

もちろん・・・あらゆる物質がそうであるように
そこに意味を見出す「誰か」を
必要とするわけです。

そしてまあ・・・人間は「時間」と「空間」の
両方を用いないと意味を見出せない。

メモリーとモーメントは
一心同体・・・男と女のようなものですな。

そういう論点だけをとっても
このドラマはすばらしい奥行きを持っています。
それが大衆に伝わらないのは・・・
予測の範囲内ですが。

ふふふ・・・悪魔は逆説は自分の
都合のいいときだけ使うのが正しいと考えます。

流星は最初と最後だけ20%越え・・・
まあ娯楽でございますから
人それぞれでよろしいのですが
途中10%だったりすると
そんな見方で楽しいのか?と思うことがあります。

手品をする佳音は名場面でしたな。
ほのぼのとして愛を感じました。

聖花の意識というものが
乱暴な言い方ですが常人のようではない
と考えるのが自然なのですが
多くの人にとってそういう感じ方は
難しいのですな。

身の回りに認知症患者が一人でもいると
その・・・底抜けの意味の通じなさを
暗澹と感じることができるのですがね。
なんて話が通じないんだ・・・という世界。
たとえばお天気の話をしていて
晴れというものがどういうものか
説明しなければならなくなったりして・・・。
天気とはなにかという話になったりして。
もう・・・話にならないのです。

ふふふ・・・・同性愛が
心理的な倒錯か生理的な錯誤か
という問題から始まって
迷路に踏み込むのがこの世界。
昴の場合は両性愛者のようでもあり
複雑なのですな。
まあ・・・これはあの瑠可=ルークの時から
変わらぬ問題でございましょう。
どちらかといえば瑠可よりも
昴の方か同性愛限定のような気がしました。
まあ・・・これは男性と女性の構造上の
問題もありますが。
昴は性愛を禁欲して
聖花への慈愛や友情に生きる
という方向性であるような気がしますが・・・
まあ・・・そこはリドルストーリーということで
よろしいでしょう。

さて・・・「雅歌」は
旧約の中でも異端でございますからね。
それを正典(カノン)とするかどうかの
問題文書なのでラストに飾るのは
相応しいと考えています。

水木しげるのコミックに「悪魔くん」というのが
ありますが
悪魔くんが悪魔を使役するために使う
「ソロモンの笛」の発明者の手による書ですからな。

しかも第二部や第三部の「教え」や「嘆き」と
違って・・・実に青春のお花畑でラヴな内容。
つまり・・・知性にも若さゆえの華やぎがある
ということを端的に示していると思います。

それだけに悪魔としても婦女子を誘惑するときの
聖典でもあると考える次第です。

今年も一年戦いましたなぁ。
もちろん・・・勝利は天使テンメイ様のもので
ございますとも。
世界フライ級内藤VS山口でいえば
死闘の末にレフリーに頭を撫でてもらう
名誉のチャレンジャーとして
悪魔は自分をたとえるのでございますが。

わが主の敵の子の誕生を祝うのは
悪魔でも問題ないですぞ。
あの子が生れたからこそ・・・
ヘロデ王は罪なき嬰児を虐殺し
子の親を悲痛のどん底に落としたのですからな。

聖夜の次に嬰児虐殺記念日が来るのが
カレンダーというものでございます。

それでは来年も天使テンメイ様が
わが主の敵の栄光に輝くことを讃えて
悪魔はしばし闇に潜むことにいたします。
次のバトルの夢に萌えて・・・。typhoon

投稿: キッド | 2008年12月24日 (水) 06時01分

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