選ばれた一文無しだわよ(上戸彩)マックスぶちきれ加減が甘いのよ(吉田里琴)まだまだ言葉を濁しますよ(釈由美子)
まあ・・・火曜日なんだよな。全部お子様向けと割り切ればそれなりに楽しい・・・のかな。
火曜日のドラマ対決は順位に変動なし。①「バチスタ」↘12.3% ②「セレブ」↗11.8% ③「オマイガ!」↗*8.0%
最終回を迎えた「オマイガ!」は平均*7.5%だが・・・このワク前番組の「学校じゃ教えられない!」の平均*6.4%よりも*1%以上もあげているのである。「学校・・・」・・・どんだけ~!(西暦何年なんだよ)
で、『セレブと貧乏太郎・第9話』(フジテレビ081209PM9~)脚本・樫田正剛、演出・北川学を見た。一応・・・どんでん返しである。悪の黒幕だったアリスの義理の母(若村麻由美)がただのやや自己中心的でおせっかいな継母だった・・・ということが分り・・・その配下的扱いだった後藤田(柏原崇)が屈辱のために生きながら地獄に堕ちた復讐の鬼ダースベイダーだったのである。
まあ・・・まだ・・・残り2回もあるので・・・2回もあるのかよ!・・・もう一度逆転の可能性もあります。太郎(上地雄輔)の幼馴染・幸子(国仲涼子)と後藤田のハンカチの一件もあるしね。
それにしても美田園グループなんて防御が甘いんだ。まあ・・・総帥が宇宙を飛んでるから仕方ないのか。
「後藤田さんはお金で追い払われただけなのよ」という継母の説得にあっさりと後藤田の愛を受け入れるアリス(上戸彩)なのだが・・・その心情は結婚式当日、偶然間違えた結婚式場で偶然結婚式拒否の花嫁に出会い偶然友人と間違われて「私も昔裏切られた男にプロポーズされてやっぱり好きだからOKしちゃった・・・愛はチャレンジだから」と語られるのであるが。なんじゃそれゃ!(だから西暦何年なんだよ)
アリスが結婚することに漠然とした喪失感を感じる太郎。同時にわだかまりがあったはずのアリスと後藤田の結婚に釈然としないのだった。太郎は人間より野生動物に近いので自分の気持ちに気がつかないが・・・太郎の亡妻が死ぬ前からずっと太郎狙いの幸子にはお見通しである。もちろん、そのことを太郎に告げない賢さも持っているのだな。
結婚式前日、太郎とアリスはローマの休日ごっこである。盗んだスクーターで二人乗りだ。真実の口破壊、アメ横乱入、バッティングセンターでホームランで窃盗で逮捕である。郡司(風間杜夫)が超法規的措置で釈放させる。
一方・・・残りのメンバーは100万円のご祝儀で1000万円の引き出物がもらえるアリスの結婚式の招待状争奪戦・・・覆面ストッキングなつひ・・・なつひーっ!・・・エコエコアザラ~ク、エコエコザメラ~ク。
・・・昔・・・貧しかったオレは・・・愛する女を奪われ復讐を誓った・・・何が共和制だ・・・そんなものはクソだ・・・オレは・・・オレに屈辱を与えた世界に復讐する・・・世界のすべてにだ。もはやオレは誰も信じない。誰も愛さない。すべてを奪い、焼き尽くすのだ。かって愛した女だって容赦はしない・・・それが暗黒面に堕ちるということなのだ。食らえ・・・デススターの惑星破壊砲を・・・スーハースーハー。オレは・・・オレは・・・今月今夜のこの月をオレの涙できっと曇らせてみせると誓ったのだから・・・金色夜叉か!(だから西暦・・・もういいか)
バイクの合成は安っぽいけど思い出作りだからいいか・・・変顔もあるしと思うあなたはコチラへ→お気楽様のセレブと貧乏太郎
で、『オー!マイ・ガール!! ・最終回』(日本テレビ081209PM10~)脚本・武田有起、演出・吉野洋。まあ・・・恨みがましい人間の正論にはうんざりさせられるわけだが・・・ついに主人公なので善に・・・脇役なので悪になる展開である。
アイドルスターだから恋人や子供がいることを隠して海外に仕事があるから単身赴任して・・・何が悪いんだよお・・・と思います。
ただの弟(速水もこみち)なのに父親の再婚相手の連れ子である姉(YOU)にどれだけ甘えたかったのか・・・。
「だって・・・いつも待ってたのに仕事で帰ってこないんだよ・・・ひどいじゃないか」・・・ひどいのか?
で・・・もうしょうがないので・・・ひなこは謝罪します。「ごめん私が悪かった」です。
これだと・・・自由奔放なスターなのに・・・耕太郎に実の子で子役スターの杏(吉田)を預けた意味が分りません。帰国までマネージャー(加藤ローサ)が面倒見ればいい話でしょう。
そして・・・自分がひっかきまわしたあげくに杏の実の父親の経営する会社を破産に追い込んだ耕太郎は・・・自分のやってることはすべて正しいと・・・母子の仲直りをお膳立てする素っ頓狂さです。
しかし・・・口ごもるかブチきれるかの2パターンしかないのにマックスブチギレをよく演じたよな。ほとんど黄色い救急車を呼ばれるレベルだったぞ!(だから西・・・)
とにかく・・・矛盾に満ちた脚本の最高の幕切れは「家族にさよならなんてないんだよ・・・家族はどこにいたって家族なんだから・・・」だから・・・それは・・・耕太郎がひなこに対して持つべきだった気持ちじゃないのか・・・。
まあ・・・9回になった過程で・・・「いつまでも子供の頃の怨みを忘れない・・・耕太郎を心配したひなこが・・・天使杏を送り込んだ」という設定が抜け落ちたのだと・・・脳内補完終了。
まあ・・・キッド的には・・・杏しか見ていないのでストーリーはどうでもよかったんだろう・・・と言われればそうなのです。
CLUB Rico 慰労の集い。お気楽「もこみちはまたレガッタコースかあ・・・杏ちゃんはかわいかったのでそれでいいよね。事務所変わるときはウチもよろしくね・・・でもやっぱり六才という設定は子役の芸のフォローするレベルを越えてるよね」ikasama4「映画の撮影が終ったときの達成感と申しますかうれしくもあり淋しくもありといった細やかな表情・・・憎みきれない母親を見つめる眼差し・・・別離の涙と嗚咽・・・すべての演技が素晴らしかったです」シャブリ「里琴ちゃんの次のお仕事は・・・「メイちゃんの執事」(フジテレビ火曜9時)なのでありました~。それでは皆さんまたCLUB Ricoでお会いしましょう!」じいや「シェフ特製ふかひれラーメンのご用意が整いましたのでこちらにどうぞ・・・」ビワ(竹矢ベル)「ワン!」
で、『チーム・バチスタの栄光・第9回』(フジテレビ081209PM10~)原作・海堂尊、脚本・後藤法子、演出・植田尚を見た。ここからは毎週が二時間ドラマの最終回なのか。なにしろ・・・明らかになっているのは殺された麻酔医・氷室(城田優)の犯した最後の一件だけ。何人でも犯人を捏造できるのだからな。
そして・・・今回は・・・氷室を殺害した犯人が・・・酒井(鈴木裕樹)であることを警察をさしおいて・・・田口(伊藤淳史)がつきとめる。
普通の人が見ても・・・ただの糸としか思わないが・・・って殺人事件の容疑者の変死で警察が現場検証で・・・ソレを見逃すとでも・・・ま・・・見逃すときは見逃すか・・・。
これで・・・酒井は術死の容疑者リストから外れるのだが・・・酒井が氷室を殺す動機が弱いっていえば弱いよね・・・動機がすでに心の病っぽいから・・・屋上に呼び出して・・・問い詰めたら・・・自殺する場合もあるよね。
これで飛び降りちゃえば爆笑だったけどね。
貴様・・・人の死をなんだと思ってるんだ・・・あれあれー・・・そんなこと言われてもそこそこ人気のあるドラマの題材ですからーって答えるしかないよねー。
お前は白鳥(仲村トオル)かっ!
なんだかまだまだ隠されているような気がしてもしも違ったらイヤ!と思うあなたはコチラへ→エリお嬢様のチーム・バチスタの栄光
今夜はサービス一枚だけどなんかいい表情なんだよな釈由美子がというあなたはコチラへ→お気楽様のチーム・バチスタの栄光
関連するキッドのブログ『先週の火曜日のレビュー』
木曜日に見る予定のテレビ『七瀬ふたたび』(NHK総合)『夢をかなえるゾウ』(日本テレビ)『風のガーデン』(フジテレビ)『小児救命』(テレビ朝日)
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皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
なんか最近のドラマは言いたい事を
詰め込み過ぎて情報過多になってるようで。
喩えて言うならば
肥満児みたいなもんですかね。
まぁとりあえず最後は
杏ちゃんの笑顔で終わって何よりです(≧∇≦)
そして次期クールは「メイちゃんの執事」
仮面ライダー555と仮面ライダー電王のW出演ですからね。
榮倉さんは少々苦手なんですが(; ̄∀ ̄)ゞ
里琴さんも出てるし
なんと谷村美月さんも出てますからね。
来年は執事ロイドが大量生産されそうな予感
というか確実にされる事でしょう( ̄▽ ̄)
投稿: ikasama4 | 2008年12月12日 (金) 00時39分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
ふふふ・・・コレでおまんまを食べてる人間も
人間だから好不調の波があるので
主役をたてようとするあまりに
筋が通らなくなるのはたまにある事故ですけど・・・。
今回はあまりにもひどかったなぁ・・・。
まあ・・・なんか二流女流の競作大会みたいなので
「セレブ」の二流男性ぶっこみ大会とあわせて
研究対象としては面白かったけど
エンターティメントとしては最悪でした。
ま・・・結果からして明白なんですけれども。
ま・・・杏ちゃんたっぷりで最高なんですれど。(*´Д`)
ふふふ・・・このスライドはすごいですね。
そして・・・ついに執事もの・・・登場。
ケツの青いイケメン執事どものお手並みを
拝見するのが楽しみでございます。( ´Д`)y──┛~
・・・失礼いたしました。
・・・(妄想)私情が入りました(じいや)
新たな執事ロイドに期待しておりまする。
脚本は「セレブ」陣ではまともな出来だった
古家和尚のようなのでやや安心しています。
原作ありだし。
原作通りだと岩佐真悠子が
なんちゃって中学生・・・そこはちょっと不気味です。
まあ・・・高校生に換えてくるか・・・。(; ̄∀ ̄)ゞ
投稿: キッド | 2008年12月12日 (金) 11時38分