神の雫で恋人も濡れる画廊(亀梨和也)勝てと言われて素直に勝った(水嶋ヒロ)彼と兄とでトライアングル(相武紗季)
もう火曜日かよっ。・・・失礼しました。
火曜日のドラマ対決は①「メイちゃんの執事」↘14.8% ②「トライアングル」↗11.9% ③「神の雫」↘*7.3%
順位は変わらずだが、サッカーアジア杯予選の中継のために30分繰り下げの「神の雫」・・・致命傷を食らった感じ・・・。日テレ編成・・・。火の車なのか・・・。
で、『メイちゃんの執事・第2話』(フジテレビ090120PM9~)原作・宮城理子、脚本・古家和尚、演出・石川淳一を見た。聖ルチア学園のルチアとはイタリアの聖女であり、殉教者である。ルチアは光を意味するラテン語から派生した名前と言われる。ナポリ民謡の「サンタ・ルチア」はまさしく聖ルチアの唄なのである。ちなみに英語読みならルーシーだ。
聖ルチアは3~4世紀の人で・・・当時のイタリアではキリスト教徒は迫害されていた。聖ルチアは密告され拷問され目玉をえぐりだされている。それでも信仰を捨てなかったので聖女になったのだった。
まあ・・・そういう聖女に守護された学園の話である。何があってもおかしくないと思う。
次から次へと繰り出される奇想天外な校風は頭がお菓子な感じであるが仕方ないのである。
今回はまず階級制度の説明がなされ・・・ランクアップのために「いいことして星(ステラ)を集めよう」という「淑女(レディー)」になるための方法が示される。何がいいことかは学園長のシスター・ローズ(堀内敬子)がその時の気分で決めるらしい。
学園内がこれだけの階級制度なのでこの妄想世界の格差社会は相当にひどいことになっていると思われるがそれには触れない。
生徒と執事と学園の関係は結構謎だが・・・本来、執事とは家を中心と考えるべき存在なので・・・生徒が入学する場合、最低一人は執事を伴うという条件があり、その執事は学園に承認される必要があるというシステムなのであろう。
東雲メイ(榮倉奈々)の場合は・・・本郷家の血縁者として本郷家から柴田理人(水嶋)が出向しているというわけだ。
もちろん、究極のお嬢様学校というふれこみなので・・・その背景にはそれなりの財力と日本にはないはずの家柄が求められているわけである。
今回は竜恩寺泉(岩佐真悠子)の母(山口香緒里・・・ダンドリ。のさつき高校教師)が登場するのだが・・・お家の事情をそれぞれに抱えているらしい。
一体・・・学園の外はどうなっているのか・・・この学園創立のために立ち退きを迫られた都民の皆さんがどうなってしまったのか・・・想像するのも恐ろしいのである。
メイの祖父・本郷金太郎(津川雅彦)はメイの行動を監視しているらしいが・・・おそらく・・・お嬢様付の本物の執事たちが学園内の監視所に待機しているはずである。
どういう経過で理人の弟の剣人(佐藤健)が華山家の令嬢であるリカ(大政絢)の執事見習いにおさまるのか判然としないわけだが・・・大切なお嬢様をそんな不審人物に係わらせるようでは執事として面目が立たないからである。
加山家執事「・・・お嬢様の気まぐれにも困ったものでございますな」
夏目家執事「まあ・・・加山家の青山(真山明大)はなかなか見所があるではないですか」
加山家執事「いや・・・まだまだですわ・・・あのように裏表があるようではとても実務はまかせられません」
夏目家執事「それにしても本郷家もいろいろとご多難のようですな」
本郷家執事「いや・・・血は水よりも濃しと申しますからな・・・ただし・・・我が家は血縁だけでなく実力も重んじておりますゆえ・・・ああ・・・またあのように自由行動を許して・・・」
加山家執事「どうも・・・本郷家のご令嬢にご無礼を申し上げて心苦しゅうございます」
本郷家執事「いや・・・こちらこそ・・・何のお嬢様教育もないものとおつきあいいただき恐縮でございます」
・・・などとじいや集団が戦々恐々としているはずである。
ともかく・・・些細な口論から聖ルチア学園の仕来りによってデュエル(決闘)に発展するメイとリカであった。
決闘方法は執事同士の代理剣術勝負であり・・・今回は真剣勝負である。どうやら銃刀法は改正されているらしい。
口では理人のことを邪険に言っているが心配のあまり、仲本家に夕飯を食べに行くメイだった。そういう習性なので仕方ないらしい。
理人はお嬢様の応援欲しさに劣勢を装うが、メイが「勝って」と一言言うなり圧勝である。
負けた執事は勝者のものになるという学園ルールがあり、加山家執事の青山はメイのものに・・・とにかく基本的人権も憲法で保障されなくなっている模様である。
じいやたちは成り行きに頭を抱えているはずだ。
しかし・・・剣人の使えなさぶりと理人の策略でメイはリカに貸しを作る形で青山を返品するのだった。
銭形海ファンも・・・リカがただ腹黒いだけではない描写になりホッと胸をなでおろしたことだろう。
人間は皆平等であるという理想や幻想はさておき、人間関係はすべて主従関係だという考え方がある。主従関係を知らぬものはそれを殺伐したものと考えがちであるが・・・実は主従関係こそが情愛の基本なのである。
主人は従者を保護し、従者は主人に命を奉げる。どちらになりたいかは好みがわかれるところだが・・・主従関係とは麗しき関係である。それを歌い上げるこのドラマは教育的に非常に素晴らしいと言わざるをえない。まあ・・・すこし頭がお菓子なことになっている考え方かもしれませんがーっ。
関連するキッドのブログ『先週の火曜日のレビュー』
で、『トライアングル・第3回』(フジテレビ090120PM10~)原作・新津きよみ、脚本・水橋文美江、演出・三宅喜重を見た。結局、フリーホール(急転直下)ドラマらしい。今回は終盤・・・突然、容疑者・顔に痣のある男(宅間伸)初登場である。なんて言うか・・・ここまで序章だったのか・・・。
とにかく・・・回想シーンによって亮二(江口洋介)は「あいつ」という自分ではない誰かが葛城佐智絵(志田友美)を殺したと考えても差し支えない段階になったようだ。まあ「あいつ」がやったのが「殺人」とも限られていないのだが。
そして・・・前回失神するほどの刺傷を受けた亮二はあっさりと退院、妹・唯衣(相武)の仲立ちで、黒木刑事(稲垣吾郎)と「郷ちゃん」「黒スケちゃん」と呼び合う仲になり、二人の親密さに丸山刑事(小日向文世)は激しく嫉妬するのだった。まさか・・・亮介、黒木、丸山のトライアングルじゃないだろうな・・・。
黒木刑事は亮二の手紙を読むことにより「誰にも頼らず何かをしようとしている」亮二を少し理解した気分になる。
ただ一つ言えるのは三人の刑事の葛城佐智絵事件への係わりに明らかに「待った」をかける黒木刑事のパパ(北大路欣也)は明らかに怪しいし、第一なんだかこわいのである。
とにかく・・・殺された佐智絵の手紙を読んだサチ(広末涼子)は「事件と手紙との関係」を過去の新聞記事からリサーチし・・・そこに手紙の関与がないことを知り・・・愕然とするのだった。
そして・・・なぜか・・・ニヤニヤ笑いながら過去を封印しようとする志摩野(堺雅人)の意図も全く不明なのである。
やがて亮二が誘導尋問でサチから「顔に痣のある男」が手紙に書かれていたことを聞き出し、刺殺犯の依頼者が顔に痣のある男で、少女殺害事件の捜査資料に「顔に痣のある男」の文言があることを発見した頃・・・葛城清子(風吹ジュン)は「顔に痣のある男」の訪問を受けるのだった。そしてつづくである。
まあ・・・まだまだ謎が謎を呼びなんでもありだな。一回目の狂言強盗、二回目の刺傷事件・・・何れも犯人は金目当ての犯行で・・・事件への係わりは不明・・・この調子で行くと顔に痣のある男も単に通りすがりの人だったりして・・・。もう犯人は小学生の時に撲殺で最初の殺人を犯した銭ゲバでもいいくらいだけどな。
で、『神の雫・第2話』(日本テレビ090120PM1030~)原作・亜樹直、脚本・渡辺雄介、演出・中島悟を見た。一話完結スタイルで・・・第一の使徒が「ジョルジュ・ルーミエ レ・ザムルーズ (恋人たち)2001年」であることが判明する。遠峰(田辺誠一)は外し、神崎雫(亀梨)は当てた。ワイン銘柄当て七番勝負は雫の一勝となったのである。七番勝負は普通四勝したら勝利確定だが、この場合は引き分けもあるので一勝先行でも勝てるのである。前哨戦の敗北はノーカウントなのでこのまま両者が当て続けたり、はずし続ければ勝利は雫のものになる。こういう場合、心理的に優位に立つと言えるのだが・・・メンタルが弱い人間には逆に優位がプレッシャーとなり不利を感じたりする。心理戦のあやである。ワインのラベルについては天使テンメイ様が先行記事を書いているので興味のある方はそちらへ。
さて・・・ワインのラベルは別名エチケットと呼ばれる。今回は・・・第一の使徒ではなく・・・冒頭でふれられる・・・雫が「このワインは飲めない」と言い出す「シャトー・ムートン・ロートシルト1985年」のエチケットに注目してみることにする。
ちなみに前回の神崎家居住権対決の問題に出たのは「シャトー・ムートン・ロートシルト1990年」だった。この収穫年(ヴィンテージ)の差がドラマにどうかかわっていくのかは不詳だが・・・この「シャトー・ムートン・ロートシルト」はエチケットに特徴があることで知られている。エチケットの上部に「絵画」が描かれていて・・・これが毎年絵替わりするのである。
たとえば「1990年」はフランシス・ベーコン(アイルランドの画家・・・哲学者ベーコンの末裔)の作品であるし、「1988年」ならキース・ヘリング(アメリカの画家・・・ストリートアートの先駆者)の作品と言う具合である。基本的にエチケットのためのオリジナル作品なのである。
そして、今回登場する「1985年」はポール・デルヴォー(ベルギーの画家・・・幻想画家と呼ばれる)の作品なのである。
今回はごっこガーデンでお嬢様が「1985年」(お嬢様は高校生なので中身はぶどうから作ったジュースです)をお飲みになられているので興味のある方はごらんください。ちなみに背後のポスターは1973年(この年シャトー・ムートン・ロートシルトは二級ワインから一級ワインに格付けが昇級)のピカソによるものです。ドラマの中のワインバーでも注意深く見るとエチケットコレクションのポスターが貼られているようである。
さて「1985年」のポール・デルヴォーのエチケット絵画には二人の女性が描かれているのですが、一人は赤い服、一人は青い服を着ていて・・・二人ともぶどうの房を弄んでいるように見えます。実はこの作品はデルヴォーの画風から言うとかなり異常さ控え目の絵柄といえるのです。なにしろ、二人は着衣ですし、周囲には骸骨が踊っていたりもしません。逆にいうと裸体の女や骸骨が不気味な風景に佇むというのがデルヴォーのモチーフと言えるのです。
興味のある人は検索していただきたい。「魔女たちの夜宴」とか「寺院」とか「こだま」とか「ピグマリオン」とか「セイレンの村」とか「磔刑」とか「賢者たちの学校」とか・・・まあ猟奇的な幻想の数々が繰り広げられています。
さて・・・実はデルヴォーの母はデルヴォーを溺愛していたことで知られています。そして一説によれば彼は実の母ロールから「女は恐ろしい悪魔だから触れたら破滅する」と教育されていたと言います。つまり・・・息子を拘束するために洗脳教育をしたわけです。
このため・・・デルヴォーは女性を非常に恐れる男となったわけです。だから初恋が32才とかなり遅めの経験となりました。ま・・・母の拘束よりも本能が勝ったとも言えるわけですが。相手はアンヌ・マリーという年下の女性です。しかし・・・二人の仲を知ったロールは交際に反対した上で「二度と会ってはならない」と遺言を残し逝去したのです。デルヴォーはあろうことか・・・この母の最後の命令を守り・・・アンヌ・マリーとは別れたのです。
母の愛の恐ろしさが匂いたちますね。さあ・・・もうお分かりですね・・・エチケットの二人の女は母と恋人なのです。そしてぶどうは二人の間で弄ばれる彼そのものであると言えます。
まあ・・・愛というものはいつの時代も・・・そういう側面を持っていると言えるでしょう。
どちらが母でどちらが恋人なのかは意見が分かれると思いますが・・・動脈を示す赤が恋人、静脈を示す青が死んだ母親と見るのがノーマルかもしれません。
今回のドラマでは性別が逆になっていますが・・・不倫の果ての心中で生き残った女(加藤あい)が死んだ男と生きている男の間で葛藤するという展開になっています。
なんだか・・・記憶喪失がワインで回復するという絵空事のような話ですが・・・デルヴォーの絵が醸し出す雰囲気を感じれば意外と心に落ちる話だとも言えるとキッドは妄想いたしました。
さて・・・雫の心に眠る・・・目を背けたい記憶とはいかなるものなのか・・・やはり母への愛にまつわるものではないでしょうかね。まあ・・・とにかく・・・その点についてはさておき・・・こうした蘊蓄が果てしなく広がるこのドラマがお茶の間には近寄りがたい雰囲気をかもし出していることに間違いはないようです。ついてこれない人多いかも。
ごっこガーデン・魅惑のワインバー。エリ「天の時(天候)、地の利(養分)、人の和(創意工夫)によって愛はたわわに実るのでスー。河原毛部長は元ミス日本と不倫中。不倫はダメですyon・・・でもダメと言われると燃えたりするのがまたはうぅんの世界でスー。とにかく亀雫先輩の大勝利に乾杯なのでスー。先輩のスーツ姿にはぅぅぅぅぅぅぅんでスー。それにしてもビール会社の人はずーっとずーっと飲みっぱなしですか~。会社のビルが酒臭いのですか~。先輩も会社で何の仕事しているかさっぱりでスー。でもステキだから問題なしですyon!」
木曜日に見る予定のテレビ『Q.E.D.証明終了』(NHK総合)『特命係長只野仁』(テレビ朝日)『ありふれた奇跡』(フジテレビ)『リセット』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
| 固定リンク
« あ、タマゴの殻がっ・・・(瑛太)殻入りの方が栄養あんのよ(石原さとみ) | トップページ | そこにいけば必ず何かがある・・・かも・・・しれないのだ(菅野美穂)死者はあなたの不幸を望まないでしょう・・・絶望しているから(水谷豊) »
コメント
こんにちは。
毎回TBありがとうございます。
すみませんが・・・
誤ってTBを削除してしまいました。
誠に申し訳ないのですが、再度TBを送っていただけないでしょうか?
お手数をおかけしますが、宜しくお願い致します。
投稿: BROOK | 2009年1月21日 (水) 16時22分
ふふふ・・・今回のタイトルは
いかにもスパムでございますよね。
紛らわしくてすみません。
しかし・・・今後もコレで行くので
ご迷惑をおかけします。
タイトル考えるのが・・・
一番の楽しみなので・・・。
投稿: キッド | 2009年1月21日 (水) 21時30分
せっかくキッド様にアドバイスをいただいたのに
性懲りもなく亮二とおつき合いすることにしちゃいました・・・
極上のミステリーという謳い文句の呪縛に
とらわれすぎていたようで、今回はあっさりと見れました(笑)
それにしても、よりによって「顔にアザ」ってなんてわかりやすい特徴(爆)
投稿: Eureka | 2009年1月22日 (木) 01時17分
いえいえ・・・継続こそ力なり
ケイゾクはパチンコなりでございますからな。
そうですな、極上なんて
天丼の上より上はそうあるものじゃないので
そこそこのミステリーくらいの謳い文句に
しておけばよかったのに・・・とキッドは思いますです。
今、誇大広告は流行らないですからね。
キッドはタイトルに魅かれて
毎回トライアングル探し・・・。
小学校なんだから・・・楽器のトライアングルも
からめて欲しい気がします。
なんといったも
チーン~でございますからね。
①亮二、妹、黒木
②亮二、黒木、マルさん
③亮二、サチ、ニヤニヤ
④亮二、黒木パパ、痣男
⑤亮二、先生、佐智絵
⑥亮二、マギー、谷章
⑦亮二、漣、らくだ
⑧亮二、兄、佐智絵
⑨亮二、サチ、佐智絵
⑩亮二、サチ、サチママ
ああ・・・核心をつくトライアングルは
どこなんだ・・・と冬の大三角に吠える日です。
投稿: キッド | 2009年1月22日 (木) 02時32分
ほぉ~ワインのラベルにそんな意味があったとは。
絵画のラベルは時々見ますが
深いものにはそれなりの魂がこめられているんですねえ~。
男性にとっては母と恋人の狭間でどっちを選ぶのもそれは難題なのかもしれませんね。
といいながら、寝不足の目で見るそれは極上のブドウ・・
今週もめっちゃステキでしかもママへの苦渋も垣間見えてちょっとくすぐりますね。
こんな雫の隣で飲めるなんて最高の幸せをありがちょ~なのですー。
じいやさま、エリはワインは赤と白の区別がやっとなんですけど、
至福の時を味わいました~
ささじいや、甲府ワインと宇都宮餃子がさっき届きましたよ。
国産は天地人に恵まれてとってもおいしいのよん。
投稿: エリ | 2009年1月22日 (木) 11時57分
まさか、亀梨さんのドラマから
「天地人」を聞けるとは思ってもみませんでした(笑)
そういえば加藤あいさんの元彼って
マルセイ(´ε(○=ゲフ
以上、ちょっとした失言でした(; ̄∀ ̄)ゞ
人には誰も触れて欲しくない過去があるというもので。
そういうことは強引に聞き出すのではなく
相手から自然に行動させる状況を作り出す
じゃないとより険悪な関係を生み出してしまう。
それが火曜日の全体的な動きってやつでしょうか。
ちなみに私はワインよりも芋焼酎です
(・∀・)つ目よろしかったらどうぞ。
投稿: ikasama4 | 2009年1月22日 (木) 20時18分
こんばんは
ウチの記事の宣伝どうもです♪
も演技不要でOK。会社のハニーも悪くない。
なるほど! そう言えば1勝6分けでも勝ちなのか。
と言いつつ、今回の冒頭は録画できてないから、
霧生のルール説明を確認できないんですけどね。
先週も同じ説明をしてたのかな。。
おっと、そっちのエチケットで来ましたか。
僕は毎週1本限定と決めてるもんで、お任せします♪
キース・ヘリングは当然として、ベーコンも一応
名前だけ知ってますが、デルヴォーは知らないなぁ。
って言うか、なぜか「ですます調」が続きますネ ^^
早速、Googleでイメージ検索しましたが、
こんなに出ちゃっていいのって感じ。
どれもこれもズーンと沈ませてくれる作品で。。(^^ゞ
しかし32才で初恋だと、逆にのめり込んだり
しないんですかね。解放感と免疫の無さとで。
ぶどうかぁ・・でも個数が違・・失礼しました。。
芸術系の人間って、そうゆう人がやたら多いなぁ。
刑法には違反してませんが、男というものの
自然法に違反する生き方かも。
あるいは、DNAの生き残り戦略への反逆。
果てしないウンチク、いいんじゃないですか♪
聞くのも、考えるのも、離反者を見るのも、全て良し。
来週以降の視聴率が楽しみですよ。
どうせなら喜多善男の大記録5.2%を破って欲しいもの。
やっぱり、原作ファンはみやびへの抵抗があるようですが、
僕はお気に入りです。カラダじゃなくてキャラだけど♪
CGセーラ
まさかキッドさんが脱落したりしませんよね?(^^)
投稿: テンメイ | 2009年1月22日 (木) 22時51分
餃子は風邪にも効くのでございます。
じいやはすりおろしたニンニクを
醤油と酢とラー油をといた特製タレに
まぜて食べるのでございます。
翌日、周囲に誰も近づけなくなるのが
欠点ですな。
もちろん、執事たるもの気合で
口臭など消臭できなくてはなりません。
母への愛に縛られたデルヴォーの
自由奔放な恋人への渇望・・・。
この辺りが萌え~でございますな。
幻想と怪奇な彼のシュールレアリズムは
キリコとはまた一味違い
永遠の少年を感じさせます。
少年はほとんど描かれませんが
視点が少年なのですな。
男の子を虜にする永遠の三角関係が
随所に見られますぞ。
そして・・・ぶどうとしての彼は
結局、恋人にも母親にも
食べられてしまう運命なのですな。
まさに官能の世界でございます。
お嬢様はあくまで
清らかに先輩方との
しゃ~わせなひとときをお過ごしくださりますように。
今宵のお料理は平成牧場の最高級和牛の
シャトーブリアンステーキでございます。
シャトームートンロートシルトの
パンチの効いた濃厚さにジャストフィットですぞ~。
投稿: キッド | 2009年1月23日 (金) 00時54分
遠距離恋愛は大変でしょうが・・・
今は鹿島で近(´ε(○=ゲフ
・・・失礼しました。
マルセイユの港町ではワインとアヒル肉を買って
ノストラダムスから開錠のスキルを習うのですな。
大航海時代かっ。
天地人はすっかり休戦国時代のお話のようなので
意外なところでバトルが繰り広げられるのですな。
戦うことから逃げてばかりで
日本の将来がものすごく案じられる今日この頃です。
日露戦争はしっかり描いてもらいたいです。
まあ・・・しかし・・・
本人が自然とその気になる・・・
というのは教育の基本中の基本。
しかし・・・最大の弱点というか・・・
本人がその気になったと思っているので
わが師の恩を忘れがち・・・ということ。
しかし・・・大人の階段を上っていけば
どこかでそのことに気がつくのが希望です。
しかし・・・その時・・・感謝したい人は
すでにいない・・・
というのが人生なのですな。
秋ドラマの低調がウソのような
激しいバトルの火曜日。
それにしても・・・日テレのスポーツが
ドラマの足を引っ張るのは
もはや宿命のような感じです。
芋焼酎・・・薩摩ものですな。(*´∀`*)
それではさつまあげでもお焼きいたしましょう。ф
投稿: キッド | 2009年1月23日 (金) 01時15分
ドラマとしては最後のトロフィーを目指して
二者が対立していくという古典的な展開。
ゲームとしてどのように面白みを作っていくか・・・
という点にもキッドは注目しています。
今回は・・・遠峰との戦いではなく
亡き父との戦いだ・・・などとワクを拡げているのですが
それは結局・・・本質的な戦いからの逃避でも
あるわけで・・・闘技場の観客はブーイング。
これはある意味、構成ミスなのです。
基本的に「子は鎹」の物語で
母も父も愛している主人公。
ただし母を溺愛。
その母は父を溺愛。
父はワインを溺愛(しているように見える)
主人公はねじれて父を憎悪。
なので・・・第1回で住居を奪われたときに
母の思い出を汚されてしまうというような
わかりやすい「遠峰」への敵意を
設定するべきだった・・・と
エンターティメント構成的には考えます。
まあ・・・それ以外にも面白い部分は
たくさんあるので・・・仕方ないとは思いますが。
キッドは雫とみやびのツーショットで
背後にシャトームートンロートシルトの
エチケット・カタログを図案としたポスターが
貼られているように見えたので
今回はポール・デルボーの絵が見えてしまっていたのです。
心中で死に損なった女流画家なんていう設定が
もうたまらなくアンニュイでございますからーっ。
で・・・ある意味・・・お茶の間には高尚すぎる主題。
これは・・・ダメかもなーっと思っていたら案の定でした。
まあ・・・それはそれで面白いのですが。
デルボーはちょっと魅力的でございましょう。
不安定な静謐さが・・・刺激的なのです。
まあ・・・「エコー(こだま)」などは
完全に幽霊の世界でございますが。
まあ・・・あまり精神的に不安定な方には
推奨できない作品ですけれども。
悪魔は不安定な方をもっと不安定にするのも
お勤めというものなのでございまして。
まあ・・・精神的な高揚と
肉体的な情欲が
バランスを失って
一つの表現となっていくのでしょうねえ。
頭でははげしく青春に萌え
体はすでに盛りを過ぎているみたいな。
デルボーは静止への渇望を持っていたような気がします。
ま・・・とにかく・・・味覚と視覚が連動している
という発想が全然ピンとこない人には
全く雲をつかむようなドラマだということでしょう。
まあ・・・テンメイ様のお眼鏡にかなったということは
確かに・・・匂い立つ埋もれた財宝の香が
いたしますな・・・。
ともかく・・・ぶどう酒作りの職人たちが
丹精こめてつくった珠玉の一杯も
下戸にとってはまったく意味がない・・・
というところがこの世界の醍醐味でございますからねえ。
みやびの強力な曲線も
貧乳好みにはまったく役立たず。
どちらも愛せる大人は浮気者のレッテルを
貼られがちという世知辛さでございます。
しかし・・・もちろんテンメイ様とのバトル
命あるかぎりおつきあいいたしますぞ。
投稿: キッド | 2009年1月23日 (金) 01時48分
こんにちは~
>ワインのラベルは別名エチケットと呼ばれる。
お~お勉強に
)
なりましたズラ(ってこれは違う
天地人とワインが結び付くとは
どちらもワタシにはチンプンカンプンですが
何か惹かれてしまいます(笑)
ワインの向こうにある謎のような不思議さの方が
ミステリーかな
投稿: ルル | 2009年1月23日 (金) 13時40分
本来、フランス語では
名札はエチケットなのですな。
で階級制度があり
貴賎がございますと
その名札を持つ相手に相応しいもてなしが
必要となります。
つまり高貴なるお方には失礼のないように
そうでない方にはそれなりの応対があり
それがつまり礼儀としてのエチケットになっていく
わけです。
ですから、ラベルをエチケットと呼ぶのは
より本質的なことなのです。
つまり・・・礼儀とはある意味
差別主義の賜物なのでございます。
天地人は人間中心のこの世の三要素です。
人とその他の世界を示します。
天地とは時間と空間のことなのですな。
時空間に人があるということです。
日本人は聖徳太子以来、和を貴しとします。
つまり、出る杭は打たれるのです。
そこで天の時、地の利、人の和が
戦術の基本とされました。
つまり、調子のいいときに
自分たちの有利な場所で
団結して戦えば勝てる
ということです。
これをテーマにしたのが今年の大河ドラマなのですな。
ここではそれを
「美味しいワインの造り方」に置き換えているということなのでしょう。
まあ・・・含蓄はありますが
銭ゲバ的ポジションでは
「いつか殺してやる」と
殺意を覚える紳士淑女の戯言であるとも言えまする。
投稿: キッド | 2009年1月23日 (金) 23時43分
今観たのです。
で、「勝って」と言われれば勝つ。そうだろうと思っていたけれど、感動です。本質教徒の私は、この「愚か者の船」((c)サミュエル・L・ディレイニ)から降りないことに決めました。やはり、「ロボ、なんとかしろ!」と言われればなんとかしてしまうジャイアント・ロボ(実写版)で育った世代だからでしょうか(笑)。
投稿: 幻灯機 | 2009年1月27日 (火) 23時19分
ちゃ~ららら、んちゃっちゃ。
ちゃ~ららら、んちゃっちゃ。
かがやく~たいよう~せ~にうけて~・・・
「飛べ! ジャイアントロボ」
「ウヴァ」
「戦え! ジァイアントロボ」
「ウヴァ」
・・・でございますな。
上品な悪魔君金子(光伸)少年の方ですな。
やんちゃな河童の三平金子(吉延)少年も好きでしたぞ。
やんちゃな金子少年横山ワールドでは青影。
ご主人様タイプとともだち(子分)タイプを
みごとに棲み分けてました。
えーと・・・サミュエル・R・ディレイニーかな。
「天使も足を踏み入れるのをためらう場所に、愚か者は飛び込む」
と言う意味でしょうかな?
御意でございますな。
投稿: キッド | 2009年1月28日 (水) 05時05分
すみません。自分でもなんか変だと思いながらサミュエル・L・ジャクソンと混同しました。違いすぎる。うーん、チーズ・ロワイヤル~( 谷)。
投稿: 幻灯機 | 2009年1月28日 (水) 08時38分
どうか、お気遣いなく。
言葉なんてある程度意味通じればいいと
キッドは時々思います。
あるいは意味わかんなくても
なんか楽しけりゃいいとも。
まあ・・・現実世界では
時々痛い目も見ますが
それもまた一興ですしね。
投稿: キッド | 2009年1月29日 (木) 03時08分