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2009年1月 8日 (木)

信者と書いて儲かると読む・・・この世に正義はないのよ・・・しかるべく怨み屋本舗(木下あゆ美)

怨み屋(木下)来たーっ。しかるべく来たーっ。情報屋(寺島進)来たーっ。違うシュウ(竹財輝之助→小野健斗)来たーっ、女子高校生・里奈(葵)来たーっ。寄木刑事(きたろう)来たーっ。たしかに来たーっ。・・・十二月田(前田健)来たーっ。婦人警官(立花彩野)後姿で誰だかわからないが来たーっ。ペットのリンダ(パグ)来たーっ。

視聴率*7.6%微妙ーっ。しかし「エリヤン」の占い師の「寧々」*6.8~6.9%に勝った~・・・何の関係が。激情版「エリヤン」楽しみだーっ。→(参考)『エリートヤンキー三郎に登場する占い師は仲間由紀恵にそっくりな声だがおゆきなさいと云ったりします。』

まあ・・・夏に新シリーズ再開である。なんていうか・・・一花咲いてるよな。いわばテレビドラマのエンターティメントの最後の砦みたいな。逆にこれがあるから・・・「ブラマン」が色褪せるのである。少しは根性出せや・・・という気持ちになるのだな。

で、『み屋本舗 超闇の正義スペシャル・マインドコントロールの罠』(テレビ東京090107PM9~)原作・栗原正尚、脚本・川嶋澄乃、音楽・五十嵐由美、演出・仁木啓介を見た。レギュラーシーズン(2006)、スペシャル(2008)に続く、四年目の「怨み屋」である・・・凄いのはおよそ2年半前のネタフリのオチつきである。・・・どんだけ待たせるのかっ。

主題歌はお馴染み「いつまでも響くこのmelody」(mihimaru GT)・・・。

今 時は経ち そして旅立ち

忘れない 涙と汗と血

喉が枯れるまで叫ぶから

心からありがとう

今回も凄まじい「ありがとう」の言葉が待っています。

さて・・・「自己責任」という言葉と「正義」という言葉の狭間には「闇」がある。

「自分の身は自分で守れ」という合言葉の裏に「それでは警察は何のためにあるのか?」という素朴な疑念が浮かぶのである。

「霊感商法」や「マルチ商法」という詐欺まがいの「悪徳商法」を合法の名のもとに野放しにする政治は必ずや・・・愚かなもの・・・弱きものの血肉をすすりあげる。そこに「怨み」は生れるが・・・素人にはその「怨み」を晴らす術がない。そこで・・・プロとして確実に「怨み屋本舗」がお手伝いするのである。

①社会的抹殺

②実質的殺害

お客様のご指定のままにしかるぺくなのである。

「人を殺せば死刑」という常識の通用しない世界では当然必要とされる企業なのだな。もちろん、現実であれば秘密の組織だが虚構ではお茶の間にお届けできるのである。それがエンターティメントじゃないか。

今回の依頼人は信用金庫につとめるサラリーマン・佐藤和也(利重剛)である。つつましく暮らしていた佐藤だったが娘の事故死から生活が一変。妻・恵子(山下容莉枝)と息子・信一(佐藤貴広)が怪しい宗教団体・聖教新聞の聖と幸福の科学の福とオウム真理教の教で示される「聖福教」に溺れてしまったのである。

もう・・・あっぱれなネーミングである。ある意味、政府にケンカ売ってます。関係者逃げてーっと叫びたい心境です。・・・煽ってどうする。

日本人は無宗教という宗教にどっぷりつかっているとも言えます。

マインドコントロール(精神制御)や洗脳という高度な工作員技術を使わなくともたやすく心理操作が可能なほど性根が腐っているのですな。

ともかく・・・「聖福教」の幹部の占い師・ルチルクォーツ轟花江(東てる美)に「前世で人を殺したたたり」と脅されて恵子はたちまち300万円のありがたいパワーストーンを買い教団にとりこまれていったのでした。

家族を奪われた和也は警察に「奪回」を依頼するが「信教の自由」と「民事不介入」をまったく取合われない。

そこへ・・・一枚の名刺が。

18thedevil2_4  ・・・なのである。復讐代行業の「怨み屋本舗」は次のメンバーで構成されています。

怨み屋・・・謎の女。

情報屋・・・世界一。

工作員シュウ・・・ホスト。

工作員里奈・・・高校三年生。怨み屋への借金返済中。

工作員十二月田・・・知力体力抜群のおタク。

彼らは報酬のためにはどんな非合法活動も意にかいさず実行し・・・依頼人のために復讐を実現することにプロとしてそこそこプライドを抱いている。

なお、怨み屋は一家殺害事件の生存者・新城聖美と顔がそっくりであることが判明している。

・・・報酬一千万(横領で捻出)で和也は「家族の奪回と轟花江の社会的抹殺」を怨み屋に依頼する。

轟花江は占い師としてテレビにも出演し、信者獲得を目指す「聖福教」の幹部だった。さっそく・・・工作員シュウを轟の元へ送り込む。シュウはたちまち轟を「極楽に連れてって~」と叫ばせる仲になってしまう。轟はセーラー服を着て緊縛されるのが好きなエム体質だった。

一方、「聖福教」の極秘情報を入手したジャーナリスト・渡辺は愛人(森下千里)に情報を託し妻子の待つ自宅に帰宅するが・・・そこに待っていたのは緊縛された妻子と謎の一団だった。

謎の一団を指揮するのは般若の面をかぶり手斧を持つ聖福教の教祖側近アイスクリスタル(江波戸ミロ)である。

その場で妻子を惨殺された渡辺は手斧に指紋を残させられ拉致されてしまう。

現場には聖福教のバッジが残されていた。

母子殺害事件の捜査本部に加わった警視庁・渋谷南署の寄木刑事と年下の相棒・春日刑事(窪塚俊介)。凶器の指紋から夫の渡辺が容疑者として断定され指名手配である。

「聖福教のバッジについては・・・」と問いただす寄木だが高杉管理官(柳憂怜)は全く相手にしない。

渡辺の愛人であるジャーナリストを訪ねた寄木だったが「渡辺は聖福教について調査していた」という情報を得ただけだった。

一方、情報屋の情報源として小銭を稼いでいた春日は情報屋の本名・獅堂詠示を暴き、逆に情報屋を恐喝する。そこで怨み屋は春日を年収五千万円でスカウトした。

「春日は借金で首がまわらないし腹黒い男だ」と情報屋は注意するが「利用価値のあるものは利用する」のが怨み屋の流儀だった。怨み屋は「正義」を行っているのではなくあくまで「仕事」をしているのである。

やがて・・・渡辺を殺害した聖福教は轟にテレビ番組で自殺にみせかけた妻子殺害犯人の死体を占いで発見させ、轟の名声を高めようと画策する。

ワイドショー番組の生放送で・・・レポーターは轟の命ずるまま・・・廃墟のアパートを訪ねる。

そこで①容疑者の手帳 ②容疑者の腕時計 ③容疑者の死体を見つけさせるつもりだった轟。

しかし発見されたのは①轟の名前入り下着 ②ムチとローソク ③轟の顔写真付ダッチワイフだった。

生放送のスタジオはパニックになり、ディレクターはVTRに逃げようとするが、情報屋は電波ジャックを敢行。流されたのはシュウが撮影した轟の痴態だった。マゾである轟は命じられるままに「占いも聖福教もインチキで信者と書いて儲けと読む」という名言を残すのだった。

テレビでそれを視聴した和也の妻・恵子は卒倒する。騙されていた愚かな自分に耐えられなかったのだ。潜入工作中の里奈は思わず書いてみて「イ言者・・・あ、ホントだ」と納得するのだった。

妻を取り戻した渡辺は怨み屋に「息子は?」と尋ねる。怨み屋は「すでに息子さんは教団内リンチで殺され粉砕処理され畑の肥料にされてしまった」と告げる。

証拠の写真を示された渡辺は絶望し・・・「教団を滅ぼしてくれ」と依頼する。「報酬金額1億円」を提示する怨み屋に渡辺は「命」で払うことを約束する。最初の報酬一千万円を業務上横領で作った渡辺は息子を殺され逆上していた。「もうこわいものないもんね」なのだった。

聖福教の教祖・サンストーン(佐野史郎)は事態を知り、警察内部の信者に轟の殺害を命ずる。轟は留置所で不審死を遂げるのだった。

その頃・・・渡辺の愛人を殺害し聖福教の高級信者リストを入手した春日は怨み屋に1億円で売りつける。

怨み屋はその情報を寄木に流す。リストには高杉管理官の名前があった。

寄木は信頼する警察OBの薬師寺(竜雷太)に相談を持ちかけるが薬師寺は緘口令を引き・・・高杉を自殺で処理するのだった。

怨み屋は寄木に電話で「身内を信用しないことね・・・この世に正義はないのよ」と甘く囁くのだった。

怨み屋にそっくりの女・聖美の入院する病院は実は聖福教が運営していた。そして聖美は教祖サンストーンの妻となるマザー・オブ・パール・・・しんじゅのはは・・・新宿の母ではない・・・だったのである。

地球に優しいエコ教団でもある聖福教の静岡の本部組織に潜入した里奈は幻の蝶ブルーバタフライから抽出したドラッグにより薬物洗脳され、政財界の大物相手の外交部隊の性奴隷セルナイトの称号を得るまでになっていた。一方、先に潜入していた十二月田は情報担当官として頭角を現しラブラドライトのホーリーネームを得ていたのである。

マザー・オブ・パールとサン・ストーンとの聖なる結婚式を前に盛り上がる聖福教本部。

「地球を救え、未来を救え・・・君たちは地球防衛軍だ」なのだった。

しかし・・・マザーオブパールは変装した怨み屋だった。「お命頂戴」とサンストーンに迫る怨み屋だが・・・なぜか殺さない。それは新たなる謀略の一手だったのである。

洗脳対策のためにあらかじめ里奈に催眠術をかけていた怨み屋は里奈の正気を取り戻し・・・いつもの手で十二月田のマクロイン王国人格を覚醒させた情報屋は・・・いよいよ最後の仕上げにかかるのだった。

情報の報酬を受け取りにきた春日とマザー・オブ・パールの身代金を届けに来たアイスクリスタルを遭遇させ・・・悪をもって悪を相殺する怨み屋。

そして・・・再びサンストーンと対峙する。寄木が制止する中、怨み屋はサンストーンに殺害されてしまう。サンストーンこと桐生善道を現行犯逮捕する寄木。

その頃・・・携帯よる暗示で洗脳操作された信者たちは100人以上の死体を混入した肥料を公園に散布し始めていた。

警察に届けられたビデオ素材を取調べ室で桐生に見せる寄木。

ビデオに登場するのは聖美だった。「私は母をレイプした桐生の娘です。そして桐生は母や兄・・・そして新城の父を殺して・・・血縁者である私を妻にしようと画策したのです。すべてを知った私は死ぬか狂うしかありませんでした。愛する家族を奪った男の奴隷として生きる私に耐えられなかった・・・しかし・・・怨み屋さんが・・・命の使い道を教えてくれたのです。私は硫酸をかぶり、それを理由に怨み屋さんそっくりの顔に整形してもらいました。私はようやく私の生きる意味を見出しました・・・殺してくれてありがとう」

自分が殺したのが妄執していた聖美だと知った桐生は我を失うのだった。

そして・・・怨み屋本舗は渡辺が聖福教の信者リストを他の教団に売り渡して用意した1億円を受領するのだった。

ベイエリアには爽やかな風が吹くのである。

関連するキッドのブログ『正義じゃないの、必要悪なの、この殺人は

金曜日に見る予定のテレビ『デスノートthe Last name』(日本テレビ)『市原悦子のいじわるばあさん』(フジテレビ)『谷村美月の必殺仕事人2009』(テレビ朝日)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

じいやさま、こんにちは!
「聖福教」て三つの宗教がベースだったのね。
ほんとあっぱれなネーミングだわ~。
初めて見たんですけどとにかく面白かった。
じいやさまが叫ぶ気持ちよくわかるわ~^^

あの佐野さんの某人そっくりなかつらとか、
東さんの爆笑なシーンとかお笑い要素もたくさんでした。
寺島さんが情報屋として活躍するのは嬉しいですね。

そして警察官や刑務所で不審死を遂げるのは99%警察が介入してることも判明。
まさにこの世には正義などないみたいです。

オメデタくてのほほんと生きてるアタシなんですが
大事な人を奪われた人にとっては
こういう巨悪は怨み骨髄までですよねえ・・。
木下さんがムチでもってビシバシとふるっちゃう姿、
再び見てみたいですわ~ムフフフ

投稿: エリ | 2009年1月 9日 (金) 12時21分

ribbon✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿ribbon

ふふふ・・・新興宗教と申しましても
ピンからキリまで
ございますからなぁ。
特に最近では某教団では
政府与党でもびざいますから
うかつにおちょくれません。

キッドは現役時代に
この教団とか右翼とか在日外国人に
友人もいたし目の仇もいたので
実に微妙でございます。
しかし・・・基本的に
虎の衣を借る狐が必ずや
現れるので
ムラムラとして
すまきにして大川の橋下にぶらさげたくなるので
困るのでございます。

そういう意味ではこういう団体を
恐れも知らずおちょくるこのドラマ。
快哉を叫んでしまうのですな。

根性出してます。

関係者が
飛び降り死体や焼死体で発見されないことを
祈るばかりでございます。

さらに言えば「正義」じゃないところが
ますます萌えますな。
加害者も被害者もまとめて地獄行きみたいな
大胆不敵さが素晴らしいのでございます。

そして木下あゆ美は
ここでしか見たこともない女優なのに
主演です。
なんか・・・もう・・・秘密のドラマかよっ。
という感じがいたします。
テレ東ですからなー。
また全国的でないところが
そそりますなーっ。

しかるべく夏が
待ち遠しいのでございまするーっ。

投稿: キッド | 2009年1月10日 (土) 17時15分

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えーと、こっちも寝過ごして後半だけしか見れてませんよorz 相変わらずジャスミン姐さんのエロカッコよさ、寺島のアニキのカッコよさ、十二月田の痛いオタっぷりとか大好きなんですが… ひとつだけ、違和感が… あれ?ホストのシュウって牛乳さんじゃなくなってね? と... [続きを読む]

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