ぐっち(浅見れいな)ミチコマン(中村ゆり)ジョナ(野波麻帆)意地悪ばあさん(市原悦子)
「必殺仕事人2009」でもよかったのだが・・・いや・・・番組としてはかなりいい。
紅一点(リーダーを除く)は水川あさみから谷村美月にチェンジしているし、ゲスト町娘は「砂時計」「魔王」でお馴染みのお絹(小林涼子)である。ネタは大江戸ホストクラブというコントのような爆笑設定だ。
もう少し必殺したい人はコチラへ→まこお嬢様の必殺仕事人2009
しかし・・・まあ・・・ここには来週「ラブ♡シャッフル」が来るので・・・軽くスペシャルドラマとドラマ24を観測しておく。
で、『金曜プレステージ・いじわるばあさん』(フジテレビ090109PM9~)原作・長谷川町子、脚本・竹山洋(1話)、樫田正剛(2話)、鎌田敏夫(3話)、監督・堀川とんこう(1話)、鶴巻日出雄(2話)、吉川一義(3話)を見た。
1967年から1999年までほぼ意地悪ばあさんだった故・青島幸男(他には古今亭志ん馬、高松しげお、藤村有弘も演じた)から10年・・・市川悦子のいじわるばあさん登場である。
ばあさんなのに女性が演じるのは初めてという異常なキャラクター・・・それが意地悪ばあさんなのだが・・・はじめて意地悪ばあさんをドラマで見る人はともかく・・・一度でもおかまばあさんドラマを見たものは「こんなの意地悪ばあさんじゃない!」と思うのではないかと思う。少なくともキッドはそう思いました。
まず・・・基本的にコメディーではない。次にいつもの市原悦子である。
つまり・・・ある意味まったく新しい意地悪ばあさんなのである。しかも・・・ほとんどいじわるをしないし・・・自分や周囲がその行為を「いたずら」と言ったりする。
意地悪と悪戯は基本的にキッドは違うと思う。意地悪は『悪』なのである。それに対して悪戯は『遊び』にすぎない。
意地悪ばあさんとは悪を為すものなのである。それが「遊び」しかしないで「老婆心」とか「おばあちゃんの智恵」とか「説教」とかし始められたらたまらないのだな。
もちろん、市原悦子の不気味さとか気持ち悪さは充分に出ているから市原悦子のファンはそこそこ楽しめるかもしれない。
しかし・・・キッドはこれを「いじわるばあさん」のカテゴリーには入れたくないなぁ。
「悪戯おばあちゃん」というまったく別のソフトとしてやってもらいたいよ。
まあ・・・このスタッフから窺われるのは中高年向きの愚痴ドラマを作る気は満々なのだが・・・意地悪ばあさんは家族向け・・・つまり子供も楽しめる内容にしないといけないと考える。キッドはね、ちっとも面白くなかったよ。
ウッシッシといわない意地悪ばあさんなんてさ・・・。周囲をギャフンと言わせないなんて。そして時々やりすぎて自分も痛い目見ないなんて。別ものすぎる!
そのテイストがエンディングだけなんて・・・なめてんのか!・・・いじわる?
いえいえ結構面白かったという方はコチラへ→エリお嬢様のいじわるばあさん
で、『セレぶり3』(テレビ東京090110AM0012~)演出・片岡Kを見た。「メン☆ドル」の後を受けて枠としての予算が尽きたのだな。三人の正体不明の女・・・25才、26才、27才という設定・・・が部屋の中でほぼたわいないトーク「どうしたらセレブになれるの?」をくりひろげるだけという・・・脚本がつまらなかったらもう後がない展開である。「やっぱり猫が好き」をやろうとしているのだが・・・ものすごく微妙だった。
映画「パッチギ」の続編で沢尻エリカのバトンを受けた中村ゆり、「モップガール」のもげっの親友の浅見れいな、長澤まさみの前の東宝シンデレラで主演映画もあるが「富豪刑事」のおバカな婦人警官がハマリ役という野波麻帆というトリオである。
なんていうか・・・すべてがギリギリの番組である。
キッドは3分目くらいでだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっと脱力しました。
この後は春から大根仁の「湯けむりスナイパー」が予定されているのだが・・・まさにつなぎか・・・つなぎなのか・・・夏は本当に「怨み屋本舗」なのか・・・それまで予算を貯蓄するのかぁぁぁぁぁぁぁぁ。
関連するキッドのブログ『モップガール』
『メン☆ドル』
日曜日に見る予定のテレビ『機動戦士ガンダム00』(TBSテレビ)『天地人』(NHK総合)『どろろ』(TBSテレビ)映画版松子はどうしたっ!『69』(テレビ朝日)・・・妻夫木大会かっ!
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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