神の雫で豆腐も貴腐も不貞腐れも解消(亀梨和也)ビフテキとトンカツで敵に勝つ(水嶋ヒロ)暗闇でケーキ(相武紗季)
嗜好品とか趣味の品々とかは・・・無用の品である。しかし・・・酒は酔うし、盆栽は二酸化炭素をそこそこ消費する。積み上げられたフィクションの数々のソフトよりも・・・実用的であるとも言える。
しかしだ・・・他人にとって価値があるのかどうかなんて・・・面白みとは無関係だったりするのだよな。
それでも火曜日はドラマ対決なのである。①「メイちゃんの執事」↘14.4% ②「トライアングル」↘11.5% ③「神の雫」↘*6.2%
やはり、先週の日テレの編成は致命傷だったな。ただし・・・もう少し工夫がいるかも・・・とも思う。基本的には冬ドラマの火曜の三本は秋ドラマにくらべたらかなり面白いのだが・・・キッドが面白いのがすでに問題だしな。
で、『メイちゃんの執事・第3回』(フジテレビ090127PM9~)原作・宮城理子、脚本・古家和尚、演出・木下高男を見た。お嬢様と執事というのはキッドにとっては結構特別な主題だが・・・このブログを愛読されている方には説明不用と思う。少女漫画なのでそこに恋愛模様がさりげなく盛り込まれるのである。執事たるものお嬢様に懸想するなどとんでもないことでございます。で・・・基本的に主人と使用人の関係なのでそこにはご主人様と奴隷の愛が香り立ちます。禁断の愛です。ま・・・変態であるな。
メイ(榮倉奈々)の父親は財閥の後継者の地位から逃避する根性なしで・・・メイの母親は女狐らしいのだが・・・学園長シスター・ローズ(堀内敬子)の言動から・・・学園関係者で結構したたかな女であったことが判明する。そして祖父・金太郎(津川雅彦)がタヌキ爺なので・・・メイの体内にはかなり危険な血が流れているわけである。
へたれなのかキツネなのかタヌキなのか・・・風貌的には・・・危険なので言及を避ける。
で、遠縁の女ルチア=詩織(山田優)はメイの父親の身代わりとして扱きぬかれた本郷家の後継者候補なのである。そこへ直系後継者が出現なのだ。血を見ることは火を見るよりも明らかなのだった。
こうなると・・・基本はお家騒動である。世の中にはお家騒動の嫌いな人も多いだろうが、キッドは大好物なのだな。
そうなるとこの虚構世界は封建社会なのである。歴史は繰り返すのであり、封建社会が過去の遺物だと思ったら大間違いなので・・・格差社会とはその前触れにすぎないかもしれないのである。まあ・・・どんな時代になってもお家騒動に直接関われるのは選ばれた人々なのですが。
とにかく・・・ルチアの言動から考えて、本郷家は王権に近い特権階級に属することが分る。ひょっとしたらこの世界にはもう皇室はないのかもしれない。なにしろ・・・そこそこの財閥である竜恩寺(岩佐真悠子)の処遇をどうとでもできるらしい。
こうなるとこのドラマは王座をめぐり、王権後継者と貴族たちが暗躍する実に楽しい展開が予想されるのである。
お家騒動はお家騒動を呼び・・・やがて収拾がつかなくなって戦国時代に突入するのがセオリーである。
現在表面化しているのは次のお家騒動だ。
①本郷家後継者・・・実子(孫)のメイと養子(遠縁)のルチアの紛争
②竜音寺家後継者・・・先妻の娘・泉(岩佐真悠子)と後妻・都(山口香緒里)の紛争
古典です。しかも力関係が本郷家>竜恩寺家のために・・・竜音寺家の紛争に本郷家が介入するという図式である。
さて・・・現在のメイ対ルチアは圧倒的にルチアが有利に見える。なにしろメイはルチアに対して戦意さえ確立していないのである。しかし・・・主人公がメイである以上・・・ここは正統(血は水よりも濃し)が最終的勝利を収めるに決まっているのである。この圧倒的不利なポジションから逆転につぐ逆転でメイが女王に登りつめる・・・血沸き肉踊ります。また王権を確立するためにメイがいかに下級貴族たちの支持を集めていくかも興味津々なのでございます。最後は徒党を組んだものが勝つのです。
けれど・・・とにかく・・・そうはさせじと罠を仕掛ける、ルチアと執事の忍(向井理)の正義の味方夫妻・・・陰険です。これがまた面白いこと間違いなしですな。
一方、家の実権には未練はないが・・・育て上げた執事・木場(夕輝壽太)を惜しむ泉。羊年66才との婚姻はいいのか・・・。そこで・・・竜恩寺の家政に介入し・・・泉の願いを叶えようというルチア。「その代わり・・・メイをつぶしてちょうだい」である。
一方、メイはなんとなく・・・信頼し始めていた執事の理人(水嶋)がルチアの存在を隠していたことによって拗ねるのである。さらにルチアが「私が実権を握ったらメイの父と母を同じお墓に埋葬する」というメイの存在理由を奪うお約束である。
しかし・・・何やらルチアの腹黒さを知る理人はすべてのお膳立てを整え・・・「私の剣はメイ様に奉げたいのです」と殺し文句である。
そして・・・メイは・・・泉との決闘(方法も未だマスキング・・・隠し技)の場に到着するのだった。(少年マンガの試合開始みたいにものすごくひいて・・・燃えますっ・・・つづく)
関連するキッドのブログ『先週の火曜日のレビュー』
で、『トライアングル・第4回』(フジテレビ090127PM10~)原作・新津きよみ、脚本・水橋文美江、演出・木内健人を見た。うわーっ・・・ラブコメだったんだよ。サスペンスではなくて・・・亮二(江口洋介)とサチ(広末涼子)の・・・。それは・・・見たい人限定されるな。トライアングルとは亮二とサチの恋愛に影を落とす佐智絵(志田友美)らしい・・・まんまじゃねえか。
その仕組みが色濃く出たのが・・・黒木刑事(稲垣吾郎)のサチに対する次のセリフである。
「あの人を好きになったらダメですよ。あの人はあなたを守ろうとしたんじゃない。あなたに死んだ初恋の少女を投影しているだけなんだ・・・あなたは身代わりにされているんですーっ。きーっ」
・・・なのだな。余計なお世話だろう。
しかし・・・黒木刑事がそう言いたくなるのも分るのだな。どうやら・・・亮二は佐智絵殺害事件が未解決に至ったのは警察内部に問題があったと考えており・・・その黒幕を当時の捜査担当官である黒木の父親(北大路欣也)だと推定しているらしい。最後には黒木刑事部長の失脚を画策しており・・・そのために息子の黒木が失意に陥ることも予想しているのだ。その証拠が妹・唯衣(相武)に対する次のセリフによって物語られる。
「あいつは・・・やめておけ・・・兄のオレがあいつの父親を傷つけちゃうから・・・最後はお前が傷つくことになる・・・ぐふふ」
とにかく・・・真相にはちっとも近付かないのに・・・そうは見えない恋愛模様だけがどんどん進行しています。
亮二とサチ、黒木と唯衣、その愛の行方なんて誰か興味あるのかーっ。
ともかく・・・怪しくうごめく、痣の男(宅麻伸)、ニヤニヤする男(堺雅人)、佐智絵の父(大杉漣)、そしてサチの尾行まで始める黒木父である。どうでもいいレベルの男と女の恋路を邪魔する野暮な人々にしか見えません・・・。
どうやら・・・重大な秘密を握りながら・・・妄想世界に逃避しているらしい佐智絵の母(風吹ジュン)・・・「私が殺したのよ~」衝撃の告白(爆笑)のフリーホールオチでつづくである。
で、『神の雫・第3回』(日本テレビ090127PM10~)原作・亜樹直、脚本・渡辺雄介、演出・中島悟を見た。イメージの共有というのは困難なものだ。実際、「団欒」「夕食の香り」「草むら」「友達との遊び」「家路の途中で道に迷う」「見知らぬ優しい男性」「お菓子」「帰宅」「木の扉」・・・これらは絶対に共通の映像化はできない。まず・・・雫(亀梨)と父・豊多香(古谷一行)では世代が違うのでビジョンはまったく違うはずである。三丁目の夕日と中学生日記くらい違うはずである・・・たとえがわからんわっ・・・まあ20世紀少年でもいいや。とにかくファミコンとかケータイ電話とか景色はいくらでも変わるのだ。「都会」と「田舎」でも変わる・・・少年時代に草むらなんて見たことのない人もいるはずである。そういう景色の断絶を超えて・・・ビジョンを作らないと面白くならないのだな。
少なくとも・・・メイちゃんの執事と同様に・・・養子の一青(田辺誠一)と実子の雫では景色の共有に絶対的な差があるはずであり・・・そこを巧妙に映像化していかないと原作を越えたドラマにはならないだろう。
前回は偶然描かれた絵によって「楽園の島」への桟橋の有無が勝敗を分けたのだが・・・これも実はギリギリなのである。一青が桟橋を見落とすことに説得力のある絵を作っておく必要があったのだ。
「似て非なる幻想シーン」が作れないとこのドラマは成立しないと考える。
単純に言えば・・・前回は桟橋がなくてもたどり着ける地形を一青が見たことにすればよろしい。
で・・・今回は・・・「見知らぬ男性」が「年齢不詳」か「老人」かが勝負を分けるのだが・・・そこに「安心」というキーワードは弱いのである。こわい老人もいれば優しい若者だっているからだ。それよりも「木の扉」の方に傾斜すべきだったりだ。なぜなら今回の答えは「樹齢百年の葡萄の木」が正解の一部になっているからである。
さらにいえば・・・帰り道を忘れたり、知らない人から食べ物もらったり、知らない人について歩いたりする子供がバカという問題がある。
つまり・・・バカでも帰ることのできる家というのが要素なのである。
それが・・・有名だから安心のブランド志功に直結していることは間違いない。
一青は成り上りだから「バカな子供」に疑いを持つ。雫は「お坊ちゃま」だからわかるまいという差別化も簡単にできただろう。要するに二通りのビジョンを作る必要があるのだ。できれば出題者もあわせて三通りあると完璧である。同じようで違う風景を見せることでこのドラマはもっと深い味わいをもたらすだろう。基本は藪の中である。
藪の中でありながら真相は一つというのが醍醐味なのだな。
まあ・・・それはともかくとして・・・天性の素質を持つ雫、命を賭けて狂気一歩手前の一青、そしてどちらにも縁はないが・・・一人の女として雫にぞっこんのみやび(仲里依紗)という配置はなかなか軽妙洒脱に配置されている。三人の演技も素晴らしいと思う。だからこそ・・・脚本も演出ももう少し大胆に解釈していかないと凄いドラマにならないと思います。
今回・・・雫が外すのは「ユッセリオ コート・デュ・ローヌ2007年」で正解である第二の使徒は「ドメーヌ・デュ・ペゴー シャトー・ヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ダ・カポ 2000年」である。第二の使徒については例によって天使テンメイ様の先行記事があります。
実際に前者は比較的安価なワインで、後者は高級ワインである。しかし、共通点もある。後者の「シャトー・ヌフ・デュ・パブ」もローヌ地方の銘柄なのである。「ユッセリオ」もその名の示す通りローヌワインなのである。フランスのワインと聞けばまずボルドーワインが浮かぶわけだが・・・ボルドーは大西洋岸の地方。つぎにブルゴーニュ・ワインときてこれは内陸部。そしてローヌは地中海沿岸の地方なのである。
いわば・・・今回はローヌワインの安いワインと高いワインの対決だったのだな。そしてローヌワインの特徴はぶどう品種の混醸にある。その結果、強いスパイスのような香りが特徴とされるのである。つまり、ヒントの文言からすでに「ローヌワイン」は容疑者だったのだ。
次に甘い香りという文言から「貴腐ワイン」が登場するのだが・・・貴腐ワインとは要するに腐ったワインである。発酵したドリンクがさらに発酵することによって別の何かになったわけだ。「パンがなければケーキ」で有名なマリー・アントワネットの母・マリア・テレジアは「このワインには黄金が混入されている」と疑ったほどに美しい飲み物になったのだ。
ここにもヒントはあった。つまり・・・代替わりの芳香ということである。これを老舗の味・・・ブランドと発想することも可能だろうし・・・突然変異で・・・新参の味と錯誤していく展開もできたはずだ。結局・・・最後は一青も雫も飲んで飲んで飲みまくり・・・ふと正解(誤解)につきあたるというのでは・・・芸がないのだな。
ちなみにフランスにはAOCというお墨付制度がある。つまり公認ブランドのようなもので、「シャトー・ヌフ・デュ・パブ」は村名AOCにあたる。つまり名のある「シャトー・ヌフ・デュ・パブ」の「ドメーヌ・デュ・ペゴー」が作ったゆえに高級なのである。しかし「ユッセリオ コート・デュ・ローヌ」がノーブランドというわけではない。「コート・デュ・ローヌ」は広域AOCなのである。つまりローヌ地方の「ユッセリオ」が作ったというブランドはあるのだ。ただし・・・それが庶民的な価格設定になっているというだけだ。「ユッセリオ」もそれなりに名があり人気のあるワインであることを指摘しておく。
H☆Cお誕生日記念シングル第二弾「BIRTHDAY E」エリ「雫の父親は・・・謎の女性ほのかと浮気をしていたのでしょうか・・・単にほのかな香りとかの形容詞だったらどっひゃーでスー。今回は使徒勝負には負けましたが、営業の方はバッチリだっのですyon。亀雫先輩は転んでもただでは起きないのでスー。ほのかを追いかけるマキですが前が前だけに暴走しそうで不気味なのでスー。とにかく今回も先輩は名実共にを学んだのでしゅよん・・・はうぅん」
木曜日に見る予定のテレビ『Q.E.D.証明終了』(NHK総合)『特命係長只野仁』(テレビ朝日)『ありふれた奇跡』(フジテレビ)『リセット』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
先程
「貴腐」が「腐女子」に見えてしまった今日この頃(; ̄∀ ̄)ゞ
生まれながら神崎というブランドを背負っていながら
そこから逃げ出した雫と
自らのブランドを築き上げたいと
味覚と嗅覚を磨き上げ今の地位を気付いた一青。
そんな二人の対立がそのまま
今回のメインに繋がっていたみたいなんですが
それにはちょっと足りないものがある感じがします。
とりあえずこちらからはエリ御嬢様に
ホットワイン風呂でも(; ̄∀ ̄)ゞ
P.S.
NHKより↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000000-oric-ent
戦国時代に倫理って(苦笑)
とりあえずこの作品の時代考証担当の方は
仕事をサボってるという事で
以上 Q.E.D.( ̄ー ̄)/~~
投稿: ikasama4 | 2009年1月28日 (水) 22時01分
こんばんは 豆腐と貴腐ね♪ なるほど。
「不貞腐れ」ってこう書くんですか!
豊多香の「不貞」疑惑もありましたからね。
いやぁ、こうなると視聴率は5%の攻防でしょう。
そこをキープする限りは、そんなもんかって感じ。
まあ、スタッフ&キャストはなかなか大変かも。。
僕は今回の『お嬢様と執事』、じゃなくて『神の雫』♪
一番面白かったですよ☆ 色んな意味で。
おや、ワイン色に染められてる!
一青の手のひらのイメージと言うべきか。。
今回のビジョンは、あれだけで笑えました ^^
どんだけ古いんや!って感じ。
豊多香本人が描いたイメージなら分かるし、一青も
いいけど、雫があれをイメージするのはコントの世界。
竹馬を見た時にはプッと吹きだしそうになりました♪
アジアならともかく、フランスで放送されたら、
また一段と日本への誤解が増幅されるかも。
似て非なる幻想のイメージってのはよく分かります。
ただ、前回もし一青が桟橋なしでOKの地形を見てたら、
対決の場でハッとするカットが作れませんよね。
つまり、一青が別のイメージを持ってたんじゃなくて、
イメージの大切な要素を見落としてたという流れが必要。
実力が上の人間が1回負ける理由としても、
うっかりミスってのはアリだと思いますけど。
一青に人間味のある弱さを少し持たせる意味でもね。
木の扉。。僕は逆に、百年って話が弱いと書きました。
実は雫が持って来たワインも百年ものだから。
ま、ドラマを見た後から調べた話にすぎないけど♪
「パンがなければケーキ」! 僕と似てるかも ^^
ケーキが無ければアイスかチョコ。
飲みまくりってのは、一度見せる意味はあるでしょう。
と言うのも、普通の人間が誰でも考え付くことだし、
科学的探究の場でも単純な試行錯誤は重要。
ただ、それを一度見せたあとは、ドラマとしての技が
必要になってくるとは思います。来週以降に注目。
僕はもっと単純に、一青=田辺で笑えましたよ♪
コメディの主役がみやびから交代した感じ。
「ほのか」絡みで妖しい魅力の霧生も活躍しそうだし、
来週もますます楽しみです。。
投稿: テンメイ | 2009年1月29日 (木) 03時34分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
ふふふ・・・腐女子は執事さんたちが
なかなかハダカにならないし
理人と忍が愛の抱擁を交わさないのが不満だし
黒木と亮二は愛し合ってるとかの妄想に
ひたっている火曜日でございましょう。
「神の雫」の場合は
ロベールに雫や一青が教えを乞う時は
無理矢理体を奪われているとか
想像を膨らませているかも・・・。
メッセージによって広がる妄想の映像化は
それなりによく出来ているのですが
まともすぎるのですよね。
もっとゲーム感覚で作るべきだと思います。
実験的すぎるくらいでもいい
視聴率ですし。
これはこれはお嬢様に
ステキなプレゼントを
入浴剤としてなら法にふれませんですしね。
ありがたき幸せにございます。
ふふふ・・・戦国時代担当者・・・うかつの極みでしたな。
まあ・・・でも基本は脚本家が
疑問を呈すればいいだけの話で
やはり・・・この脚本家は
そういうことはどうでもいいタイプなんですよね。
視聴率見てごらんなさいよ。
と鼻をふくらませる姿が目に見えるようでございます。
まあ・・・信長様が上司なら
お役目怠慢の咎で初音は姉→妹→姉関係者は
さらし首確実でございます。
投稿: キッド | 2009年1月29日 (木) 03時41分
○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))
ふふふ。今夜は月齢2.5でほぼ新月ですな。
四捨五入で三日月にしてみました。
お気に入り→http://www.moonsystem.to/
不貞で腐れるのはなかなかに仇っぽいのです。
日本語ってステキだなぁ・・・と思います。
ドラマはうんちくコミックとしては
よくドラマ化できていると思うのですが
こうなってみると・・・もう少し冒険するべきだった
と考えます。
原作の二本目を跳ばすあたり・・・
ある種のオリジナリティーが要求されるわけで
早くもグダグダになっていたとキッドは感じています。
とくに幻影の映像化が生ぬるいですな。
キャスティングに金をかけなければ
もう少し手間暇かければよかったのに・・・
と思います。
仲の前々作「ハチワンダイバー」は
これでもか~と言うくらいのCG多用で
原作以上にマンガチックに仕上がっていたのですが
日テレは早い話が技術開発で
遅れをとっているのですな。
基本的には
雫が「父親の少年時代」を想像しているという
映像がお茶の間に届けられているのですが
そこで感じる違和感も
映像化した方が絶対に
「珍しい映像」が作れるはずなのです。
それが鑑賞に耐えられるものであって
初めて画期的なドラマになったはず・・・という
予感で胸が一杯のキッドです。
テンメイ様はゲームなどはあまり
やらないと知りつつ言うのですが
このドラマは
アドベンチャーゲームの分岐点探しが
ポイントなのですな。
「この世には星の数ほどバーがあるのに・・・
なぜこの店に来た・・・」
とハンフリー・ボガードが嘆くのは
映画「カサプランカ」ですが
「ワインのブランド」も膨大な数がある。
で、「出題」の限界はおのずとあるわけです。
なにしろ・・・ティスティングではなく
「味」を「言葉」で読み当てるというゲームなのです。
まず・・・田口浩正演じる雫のライバルの主張する
イタリーワインは問題外。
ドイツワインも日本ワインも右に同じです。
つまりフランスワイン限定ありきなのです。
ここからはフランス国内の生産地の
問題になります。
テンメイ様は樹齢百年の葡萄はありふれた
存在と説明していますが
実は樹齢百年の葡萄は古木ですので
そう多くはありません。
なにしろ、葡萄の木の実りも少なくなります。
また百年というのはおよそ三代に渡る
生産者の継続を意味しています。
老舗というものは三代を経ることがひとつの関門なのです。
評論家=鑑賞者という軸で言えば
幼い頃から仕込まれたうまみというものが
雫には常にあるという論理です。
たとえば歌舞伎の役者と
小劇団の役者の差異のようなもの。
幼い頃から伝統を仕込まれたものと
才を独自に開花したものでは
到達点に差異が生じるというものです。
どちらがいいというのではなく
そういう基本軸なのです。
ですから・・・味の描写からローヌワインに
しぼられた時点で
村名AOCに向かうか
広域AOCに向かうかは
ターニングポイント。
広域AOCに向かった雫は帰り道を忘れて
行方不明になる子供として描写されるべきでした。
そして・・・村名AOCに向かった一青は
残るは古木の味わいを看板とした
ブランドにしぼられ
その最高峰を目指すだけだったという絵作りに
なるでしょう。
見知らぬ人とは豊多香そのものであり
雫は父を見間違えていたという衝撃があってもいいほどです。
まあ・・・こういう感じで
幻想劇が繰り広げられていく・・・というのが
キッドの思い描くドラマ「神の雫」ということです。
ちなみに雫の「ユッセリオ」は100年葡萄も
まざっているという感じで100年ものとは言いがたく
生産者としての歴史も二代目で60年足らず・・・。
なのでございますよ。
それに対して「ドメーヌ・デュ・ペゴー」は300年以上の
伝統・・・ひれ伏します。
まあ・・・幽閉された法王が作ったワインだから・・・。
ティスティングは基本的には口に含むだけ
飲み残しのワインを片っ端から飲んで
感染症は大丈夫かっ!と
キッドは思いました。
紫のバラの人・田辺は
なんとなく豊川悦司の控えのイメージがあるのですが
敵役としては抜群ですよね。
しかし・・・ワインへの渇というのが
やや抽象的。
単純に「育ちが悪い」というヒントで
よかった気がします。
そこで一青は2世の雫にあって
自分にはない「伝統の重み」を
悟るわけですから。
とにかく切り口抱負で
楽しいドラマであることは間違いないですな。
さすがは天使テンメイ様、慧眼!
投稿: キッド | 2009年1月29日 (木) 05時42分
わお~エリの誕生日とH☆Cが一緒なんですね~♪
ドクターヘリでパリにひとッ飛び~。
すご~い・・エッフェル塔より高いケーキに大喜び~。
SENPAISに囲まれて世界中の誰よりも幸せなエリで~す。
そして今年も17才になりました^^
じいやさま、ありがとうなのです~♪
ブランドもノンブランドも関係ないですよね。
だって平成財閥がもうブランドですもん。
エリはいつだって安心に包まれているのデスー!
雫のパパは温もりの団欒を求めていたようですが
やっぱりそれは温めたワインですよね。
ええ~せっかくikasama先生が作ってくれたワイン風呂なのに
じいやが入浴剤にしちゃったのぉ><
そんならじいや、あとでこのワインにお砂糖とレモン絞ってもってきて~。
そうそう雫の負けでしょんぼりした顔にはぅ~んなのデス。
今日だけは聖母になって慰めてあげるのデス・・・ムハハハハハ
投稿: エリ | 2009年1月29日 (木) 14時59分
クロスケの余計な一言が
サチのハートに火をつけちゃったような?
たしかに恋愛要素が濃くなってきましたね
あんまり興味はないんですが・・(^▽^;)
今回の一番の謎は郷ちゃんの「茶をしばく」でした。
投稿: Eureka | 2009年1月30日 (金) 01時35分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
エリ様、各国のビップから
お祝いのプレゼントが届いておりますぞ。
目録をまとめると
ブリタニカ百科事典のようになりましたので
じいやが厳選したものを
お部屋にお持ちしました。
亀雫先輩の薔薇のピアス。
山P先輩の薔薇のリング。
赤お坊ちゃまの薔薇のネックレス。
さすがにSEN-PAISの皆様は
ナイス・コンビネーションでございますな。
来賓の各国首脳の皆様にはお嬢様のポートレートを
お礼状として発送しました。
平成財閥としては今年も
お誕生日チャリティー寄付総額が
国連予算を上回っております。
お嬢様はまさに誕生日をお迎えになるだけで
世界を救うのでございます~(じいやバカ)
お嬢様、あくまでホットワイン風呂で
ございますからな~。
けしてお飲みになってはなりませぬ~。
昔、チビ太がおでん風呂に入ってましたが
あのおでんを食べたらお腹イタイイタイになりますぞ~。
ワインにレモンとお砂糖絞ったら
ソフトドリンクに・・・なりませんぞ~。
じいやはまだまだボケておりませんぞ~。
ふふふ・・・お嬢様、
いじめておいてなぐさめる。
まさにお手の物でございますなーっ。
さすがでございますっ。
それでこそ世界の次期支配者の器っ。(じいや感激)
投稿: キッド | 2009年1月30日 (金) 09時20分
✛✛Paradise✛✛Eureka様いらっしゃいませ✛✛Paradise✛✛
ただいま、関東ローカルでは
「ランチの女王」とか「ひとつ屋根の下」とか
江口兄の再放送連打中。
あの頃みんな若かった~大会でございます。
しかし・・・ここでは江口おじさんのムードが。
いかにも広末のお兄さん的ポジションどりに
違和感を感じるのは
キッドだけなのでございましょうかーっ。
まあ・・・おそらく
「茶でもいてこましたろうやないかい」の
穏便な表現なのでは~。
茶は喫するものですけどね~。
投稿: キッド | 2009年1月30日 (金) 09時28分
腐ってても美味しい・・・それ~!倉庫にストックしてある
食べ物を全て試してみなきゃデス
このエリねーちゃんの巨大ケーキの残りも倉庫に隠しとこっ!
それにしても・・・エリねーちゃんのぱーちぃ
豪華で楽しかったデス
ぼよよん人妻スーツで、特別招待のお3方を誘惑してみたんですが
失敗・・・食い付いてくれたのは画伯だけでした
投稿: まこ | 2009年1月30日 (金) 11時32分
●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●
まこ様~。
この倉庫はなんですかーっ。
ぷはーっ。
清掃員、第一級防護服着用。
毒ガスマスクを装備して
消毒作業開始ーっ。
第22班、応答せよっ。
第22班ーっ。
おおーっ、C地区にサソリ多数発見じゃとっ。
おお・・・これは伝説の毒グモ。
ジャイアント・タランチュラ。
なんというものを飼育なさっているのですかーっ。
なになに小学校の夏休みの宿題で
観察日記をおつけになって
そのまま繁殖飼育を続けたと申されるのですかーっ。
それは感心ですな・・・って
ダメでございます。
じいや・・・さされましたぞーっ。
第17班・・・血清を・・・ぐふっ。
・・・・・・・・・・ふっかーつ。
まこ様、今夜はおしおきですぞ~。
むむ・・・この毛皮のコート・・・。
まだ暖かい・・・。
おおっ・・・こんなところに洞窟が・・・。
なぜ・・・お屋敷内に洞窟などが~。
まこ様追跡用ダーロイド緊急配備。
皆のもの、お嬢様を追え~。
投稿: キッド | 2009年1月30日 (金) 17時11分
榮倉奈々の使い方採点表
ダンドリ。 50点
C-1000タケダ CM 65点 (好きです!と滲みた~)
瞳 30点
メイちゃんの執事 「執事はーひとりでーじゅーぶん!」 75点
メイちゃんの執事 決闘バージョン 80点
その襟足のはね具合 99.9999点
手塚ファンにはたまらない、サファイア姫っぽさです。
投稿: 幻灯機 | 2009年1月30日 (金) 23時23分
✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪
ふふふ、榮倉奈々にとっては
申し分ない「メイちゃん」キャラ獲得のようですね。
榮倉奈々が丸なのか四角なのか
でイメージは変わってくると思います。
キッドは丸く見えたり四角く見えたりするので微妙。
少なくとも脇役の可愛さを引き立てるということでは
ダンドリ。の加藤、木南にはプラス。
脇役でも「プロポーズ大作戦」で長澤を
引き立てていますから
主従どちらでも周囲を引き立てるという
得がたいキャラクター特性を持っているようです。
サファイヤかぁ・・・実写で
サファイヤができるのは・・・
十代の頃の中谷美紀
十代の頃の水野美紀
十代の頃の佐伯日菜子
十代の頃のなっち
十代の頃の宮沢りえ
ですかね。
C-1000タケダ は鈴木蘭々。
投稿: キッド | 2009年1月31日 (土) 11時22分