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2009年2月19日 (木)

おいらくの恋と相棒(水谷豊)亡霊のナースとキイナ(菅野美穂)

水曜日のダンスは

「相棒」↗20.5%↘18.8%↗20.2% -----↘16.1%↗17.3%

「キイナ」・・・・・・ 16.5%↘15.5%↘15.3%↘12.7%↗14.2%

とようやく、落ち着いたステップ。

しかし、世間では有能と無能が激しくせめぎあい・・・観測が困難な状況を作り出している。

ライバルが次々に転び、転がりこんだイスに・・・疑惑を感じるべきなのは当然だが、それを知ってバカを演じることと本当にバカなことを見極めるのはなかなかに難しい。

マンガ宰相はそれなりに粋なのだが、背後に文学的教養を持つ必要がある。ルビなしで漢字を誤読した時にもそれをユーモアに変えるかどうかはその深みである。極道宰相にはそれがあった。その人とケンカして勝てるかどうかの見極めもできないのか・・・。あえて火中の栗を拾わんとしているのか。この辺りが解読不能であるな。

日本は超大国にはさまれたナンバー2である。日本史的に言えば、織田(アメリカ)と武田(中国)北条(ロシア)にはさまれた徳川のポジションなのである。もう相当にスリリングだ。信長に妻子を殺せと命じられたら殺すしかなかった家康の心情を我が国の宰相は常に想起しないといけないのですけどね。

で、『相棒・Season7・第15話』(テレビ朝日090218PM9~)脚本・古沢良太、監督・和泉聖治を見た。いかにも相棒らしい展開なのだが・・・そういう話が相棒なしで成立してしまうところが相棒の微妙なところである。しかし、出演者のギャラ配分の難しい局面なのだな。

今回は

痣のある未婚の美しい老婆(犯人)・・・岸恵子

結婚詐欺の常習者で毒薬を持つ初老の男(被害者)・・・国広富之

老婆が大学でフランス語を教えていた頃の学生で現在刑事の右京・・・水谷

・・・以上である。

まあ・・・県警の捜査ミスを警視庁特命係がまた暴いてしまいましたーっ。・・・なのである。

それにしても・・・岸恵子(76)・・・達者だなぁ。濡れ場までこなすとはーっ。

これは許された特殊なキャラだけが可能なことなのでけして真似しないでくださいレベルである。

顔に痣のある女(木南晴香)に対応して体に痣のある女で一本作ったかのような展開だ。ま、気のせいですけどね。

学生時代・・・フランス文学の師・悦子は学生・右京に単位を与えなかった。

それは右京にはおフランス式の愛が馴染まないと見抜いたからだった。

しかし、悦子はまた裸になって男性に拒否され・・・心に傷を負った醜い体の持ち主だったのである。

才色兼備の外面と服の下の欠陥。悦子の心は美しくねじれていく。

右京は悦子の見抜いたとおりに女心の分からない男に成長し、結婚に失敗したのだった。

そんな師弟が再会するのは・・・悦子が人生の最後に訪れた愛の物語を右京に聞かせるためである。

悦子の屋敷で服毒自殺した男。お約束の密室トリック。そしてB.G.M.はブラームスとかドヴォルザークとかモーツァルトとかおなじみマーラー5-4とかドラマチックにかけまくり、コーヒーしかないのよで始まり美肌効果のあるハーブティーオチである。アモル、アモル時、アモレば、アモール。パロール、パローレ、パロリーヌである・・・なんのこっちゃ。

まあ・・・結婚して殺害して遺産相続(保険金を含む)の常習犯である榊が・・・歪んだ心で悦子の愛に溺れ・・・悦子は初めての歓喜に震えつつ、乙女のように男の愛を疑い・・・榊の正体を知って逆上して毒殺・・・しかし・・・榊は今回は本当に愛していたので悦子を庇って密室トリックを完成させるのだった。

右京「あなたは良心の呵責に耐えかねて・・・私を呼んだのですね。・・・自首をお奨めしますよ・・・」

悦子を一人にする右京。横溝正史なら絶好の自害場面だが・・・悦子はおしゃれに着替えて登場。

悦子「本当に女心が分らない人ね・・・私は素晴らしい恋愛をしたことを誰かに自慢したかっただけなのよ・・・お礼に軽井沢駅前の薬膳カレーでもご馳走するわ・・・」

右京「・・・はいぃ?」

で、『キイナ・不可能犯罪捜査官・第5回』(日本テレビ090218PM10~)脚本・山崎淳也、演出・山下学美を見た。今回から「お前の渾名はビビリーだ」と呼ばれない別班刑事(平岡祐太)は別班長・天才捜査官・キイナ(菅野)に振り回され、神経性の急性胃腸炎を発症、緊急入院するのだった。

しかし、それは霊能ナース・ぐっち(浅見れいな)が不吉な予感におびえて手頃な刑事を召喚したのだった・・・かも。

だが、結局、刑事ビビリーはお役に立ちませんでした。そして刑事キイナもまた未然に犯罪を防ぐ能力は神から与えられてはいないのである。ドラマに登場する刑事たちは事件が起きるまでは傍観が鉄則である。

そして・・・密室での自殺トリック2である。かぶるな~。

今回はオーソドックスな犯人こっそり抜け出し、第一発見者にアリバイを証言させるテクニック。見つかるか見つからないかは五分五分だからな。

目撃者の証言なんて何一つ信用できない・・・と考えれば、「無関係な女性を性的欲望目当てで殺害したあげくに死体を解体して下水に流した男を死刑にできない裁判官」も成立するのである。間接的に人殺しができないなら裁判官なんてやめちまいな。

そして、保身のためには殺人も行為の一つであると考える医師・宮下(吹越満)は「病院の本当にこわい話サイト」に「呪いで自殺した看護師の話」を書き込むのだった。

しかし・・・この事件を冷静に見つめる元世田谷区役所勤務のナース麻衣子(西尾まり)はすべてを読んでいた。もちろん・・・背後に朝倉がいることを彼女は知っている。

しかし・・・犯人が朝倉が顔を変えた宮下である可能性もあり・・・他人の空似を装うナース麻衣子は沈黙を守る。

そのころ、残留思念モードとなったナースぐっちは病院を彷徨っていた。

「私は宮下医師の犯した投薬指示のミスによる殺人事件の口封じのためにころされましたぁぁぁぁぁ」と叫ぶのだが人々は現世の生活に忙しいのである。

そこへ鏡の霊がやってきた。自殺した女子高校生の浮遊霊である。

「ああたあしい、しいんんだあのお・・・」

「ちょっと早口でお願い」

「あぁたぁしぃ、しぃんぅだぁのぉ?」

「もうちょい・・・」

「あたし、死んだの?」

「お亡くなりになったわ」

「そうなんだ・・・」

「あんたも死んだの?」

「そうみたいね」

「あたし、死んだら、おわりだと思っていた」

「まあ・・・死んだらどうなるかなんて・・・誰も知らないと思うけど」

「そっか・・・ああ」

「どうしたの・・・」

「どんどん・・・意識が遠ざぁかぁぁぁあるうううううううううう」

「消えるのね・・・消えていくのね・・・原子より細かい素粒子に還元されるのね」

「さあぁぁあああぁぁぁぁよぉぉぉぉぉぉなあああああらーーーーーーー」

「わたしも・・・まもなく」

実は心霊刑事であるセクスィー係長刑事(沢村一樹)はすべてを知っていた。

「ごめん・・・でも・・・そんなこと言い出すと・・・病院行きになっちゃうからな・・・それに幽霊にはエロいことできないし・・・」

実は超能力探偵であるハンサム課長刑事(草刈正雄)は慰めた。

「普通の天才はいいよな・・・実力が実績に即決しやすくて・・・」

そして・・・キイナは見るに見かねたナース麻衣子のヒント「ナースの悩みはドクターの悩み、ミスをしたのはどっちだ?」でたちまち正解にたどりつくのである。

実は犯罪実録サイトの管理人である婦人警官・桜(小池栄子)はライバルサイトに宮下の書き込みを発見する。サイトごとつぶすチャンスに桜は微笑んだ。

「呼びました?」と夕実(さくら)婦警は言った。

「本番中だからーっ」と桜は注意した。

「紛らわしい役名ですまん」とネーミング担当者は謝罪した。

宮下がパソコンを起動すると自動的に地獄通信(偽)が開いた。

「なんだぁ・・・これ・・・」

ナースぐっちこと殺された看護婦・小久保(幽霊)は最後の力をふりしぼった。

「あなたのヒミツを知っています・・・あなたは・・・ズ」

「やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ」

逃げ出した宮下は待ち構えるキイナとビビリーにすべてを白状するのだった。

今日も病院ではたくさんの幽霊が誕生しています。

関連するキッドのブログ『先週の水曜日のレビュー

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ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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