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2009年4月16日 (木)

消えちゃえって云ったら消えちゃった(川島海荷)可愛い婦警不足(内野聖陽)ごめん、裏ですぅ(本仮屋ユイカ)

今後、続けるかどうは別として、水曜日のダンスは

「臨場」(テレビ朝日)・・・・・・・・・・・・・・・14.1%

「アイシテル~海容~」(日本テレビ)・・・13.2%

とそこそこ足並みそろえてスタートである。「臨場」は「ゴンゾウ」からの流れを考えてもセーラー服も似合う婦人警官・本仮屋ユイカが絶対にかかせないと思うのだが、裏番組に復活した水曜劇場「夫婦道」*9.2%が来て、続編で娘役だったので断りきれなかったのであろう。

「夫婦道」を大人しく木曜9時ワクでやっていれば、きっと水・木と本仮屋だったのにな・・・。

それにしてもTBSテレビ、「夫婦道」がこの日の最高視聴率番組である。つまり・・・朝から晩までヒトケタだったのだ。・・・大丈夫か?

おそらく、局的にはCNNのようなニュース専門チャンネルとしての特殊化による生き残り戦略なのだろうが、天下のNHKがある日本では仇花だと思う。いや・・・花咲いてないけど。

ただでさえ、オウム真理教による殺人事件に関与して以来、報道機関としての価値は回復していないのに無謀とさえ言えるだろう。・・・バッカじゃねえの。

もちろん・・・他国資本による実質支配がより可能になっていくわけであり、ある意味危険領域である。

その報道姿勢はさらに注意深く観察する必要があるだろう。

で、『臨場・第1回』(テレビ朝日090415PM9~)原作・横山秀夫、脚本・坂田義和、演出・橋本一を見た。長女の未成年喫煙問題で所轄署の署長の地位を失ったキャリアの捜査一課管理官が立原警視(高島政伸)である。一方、伝説の刑事ゴンゾウは警視庁の倉石検視官(内野)になっている・・・おい。

まあ・・・とにかく・・・山本勘助、ゴンゾウと続き、男らしげな芝居がくどい内野ドラマである。影響を受けて、周囲もどんどん大芝居になっていき、耐え難い人には耐え難いのでほどほどにしてもらいたい。

どこかの所轄にいるゴンゾウと倉石検視官が遭遇して一人二役をやり、すこし役柄の幅を拡げてもらいたい気がするゴンゾウな倉石であるが・・・まあ、いいか。

裁判員制度の実行によって・・・より・・・明らかな証拠が求められる方向の犯罪捜査。変死体を扱う捜査において初動捜査における検視官の役割は重要である。

死体がどのジャンルに属するかの判定(見立て)は捜査方針に関る問題だからだ。

その見立ての達人が倉石である。倉石が「自殺」と断定したら自殺。「他殺」と断定したら他殺。「事故」と言ったら事故なのだ。

この決定を不服とするのが捜査の指揮をとる倉石警視。つまり・・・縄張りを侵食されている気がするのである。ちなみに原作では捜査一課長のネーミングは高嶋だった。指導官として立原も登場するが、ドラマの立原の性格は高嶋課長を反映している。配役が的を得ているような気がするのは当然なのである。

さて、ついでに原作では離婚歴のある倉石は妻・雪絵(京野ことみ)と死別している。その妹がいきつけの店バー「かくれんぼ」のママ・真里子(伊藤裕子)である。エンケンに引き続き、秘境の温泉街の女将で東京のバーのママである。犯罪の匂いがします。

倉石を慕う検視補助官が小阪巡査部長(松下由樹)だ。同僚に検視官を腰掛と考える一之瀬警部補(渡辺大)がいる。

特ダネを求める新聞記者・花園(金子さやか)が一番の若手。女性陣にはマッサージ上手な出入りのクリーニング屋(松金よね子)が配置されている。・・・どんな配置だよ。

・・・ほら・・・本仮屋ユイカ・・・絶対不可欠だっただろう。ゴンゾウなんか、その上に前田亜季とか池脇千鶴までサービスされていたのである。

木南晴夏とは云わないが、前田愛とか大村彩子とか末永遥とかいつものメンバーまだいるじゃんか。

とにかく・・・純情で・・・正義を愛する・・・若い女の子ワクが空いてます。・・・まさか松下由樹で処理するつもりなのか・・・。

本日の事件①「痴情のもつれから愛人に監禁された男がダイイングメッセージを残し他殺にみせかけた自殺・・・紛らわしいダイイングメッセージだったため無実の女(筒井真理子)が逮捕寸前」

本日の事件②「不倫関係の男女が煙草のフィルターの血痕を口紅と勘違い青酸カリで無理心中」

オリジナルと原作ネタをまぜこぜにして破綻寸前だがなんとかまとまった・・・今後の展開は脚本次第であるな。とにかく・・・新米女刑事の移動は必携。

ちなみに検視官は警察官の担当職名。犯罪性の有無を究明する。

監察医は監察医制度のある行政区で行政解剖を行い、死因を究明する。

法医学教室では犯罪の疑いのある死体を司法解剖するが、監察医がこれを行う場合もある。

鑑識課は検視官の教育を担当することがある。警察犬の訓練も行う。

科学捜査研究所は科学的に鑑識課のバックアップを行うが独自に科学捜査を行う場合もある。

このあたりの組織構成は警視庁および県警によってまちまちである。つまり・・・国民は平等には捜査対象になりません。

ともかく、検視官、監察医、鑑識課、科捜研のテリトリーは紛らわしいのでご注意ください。

本当に警察は一筋縄ではいかない組織だよ。

関連するキッドのブログ『ゴンゾウ

で、『アイシテル・海容・第1回』(日本テレビ090415PM10~)原作・伊藤実、脚本・高橋麻紀、演出・吉野洋を見た。「海容」とは海のように広い寛容の意味で日本語です。当然、「人を殺しても許してあげる」・・・ということに通じるのだと思われ、とんでもない発想のドラマであることは間違いありません。キッドは「殺人」は絶対的な悪ではない。そして無法な「殺人」は絶対に許されないという立場ですので、いきなり眉をひそめるタイトルです。しかし、「殺人者の死刑を執行するものは殺人者ではないのか」という幼稚な設問に答える段階としては実にスリリングなテーマのドラマと言えるでしょう。

「小学生5年生の野口智也(嘉数一星)が小学生2年生の小沢清貴(佐藤詩音)を殺害。その後、加害者の家族と被害者の家族はどうなる」

実際、小学生が小学生を殺害した事件が発生後、創作された漫画が原作です。

だから・・・リアルといえばリアルな作品であり、子供を持つ親にとっては被害者・加害者双方の立場でゾッとできるエンターティメントになっています・・・おい、それ以上、言葉を選ぶなよ。普通に「考えさせるドラマ」とかでいいだろう。

さて、殺した側は野口家。妻・さつき(稲森いずみ)はパートで働く兼業主婦。それほど貧しい家ではないが、息子の教育にお金がかかっています。そのためにややオーバーヒート気味です。夫の和彦(山本太郎)は商社マンでありがちな育児と家事は妻まかせの一昔前の主流タイプです。

妻は最近、反抗的な子供に手を焼き、塾をさぼった子供を問い詰め「人を殺していた」と子供に答えられても冗談としか考えないし、夫は妻に命じられて子供とキャッチボールをしますが、将来の夢を子供に尋ねて「もう手遅れ」と云われ呆然とします。

一方、殺された側は小沢家。妻・聖子(板谷由夏)は専業主婦。うっかり勘違いして子供の下校時にランチを食べてしまったために締め出された子供が殺害され、罪悪感の虜に。夫・英昭(佐野史郎)は公務員。変態ではなく従順な父親の方で行く模様。そして被害者を「うざく」感じていた姉・美穂子(川島海荷)は中学2年生。ブラッディ・マンデイ以来、凶悪犯罪に巻き込まれる体質らしい。患者→患者→被害者家族→被害者家族です。誰か幸せにしてやってください。

加害者の母の方が主役視点なので、加害者の母の実家が登場します。とりあえず今回は独身の妹・森田彩乃(田畑智子)登場。ちなみに姉妹の母(藤田弓子)です。

母親と子供の様々な例を提示するために、取り調べる側に家庭裁判所調査官・富田葉子(田中美佐子)が登場。14才の母の母から一転、第三者のポジションをキープです。小学4年生の息子・健太(吉川史樹)がいるので他人事ではない感じを振舞うのでしょう。

さて・・・この事件にこそ・・・検視官チームを派遣して「他殺かどうかを認定する作業」から入ってもらいたいところですが・・・ここで大芝居されても困るので司法側はあくまで地味で穏やかなメンバー構成です。

警視庁捜査一課・菊池刑事(ダンカン)、佐伯刑事(高山猛久)、小泉刑事(小松和重)です。どんな事件も静かに淡々と捜査し、運不運で解決したり未解決に終ったりするムードが漂っていてリアルです。

まあ・・・なるようにしかならないドラマだといえますが・・・たとえば、交通事故、たとえば堕胎・・・たとえば自殺・・・人が人を殺す機会はすぐそこにあるというシミュレーションとしてはとてもスリリングだと考えます。

長男出産したばかりの板谷に対し、未婚の稲森である。女優魂が試される配役と言えるだろう。

まあ・・・人生、一寸先は闇なのでございます。

関連するキッドのブログ『14才の母

衝撃的すぎて泣いちゃったあなたはコチラへ→ミマム様のアイシテル・海容

金曜日に見る予定のテレビ『桜井幸子のコンカツ・リカツ』(NHK総合)『新垣結衣のスマイル』(TBSテレビ)『エンケンの湯けむりスナイパー』(テレビ東京)『香椎由宇の名探偵の掟』(テレビ朝日)・・・さて・・・生き残るのは・・・誰でしょう。

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

以前の内野さんが演じる役柄といえば
清廉潔白のようなスタイリッシュな感じがする役柄が
多かったような気がしますが

某ドラマで某テニスコーチを演じてからは
一気にワイルドで自信過剰な役柄が増えてきたなぁと
思う今日この頃

もうそろそろ他の役柄にシフトチェンジしても
いいかなぁと思ったりもしますね。

全体的になかなかまとまりを見せてるような感じですが
私も若手女優が欲しいと願っております。


松下さんがかつての交通課から後輩(美人)を
連れて頂きたいところです ̄▽ ̄

後、個人的な楽しみは渡辺さんが
どのように見せてくれるかなってとこかもしれません。

投稿: ikasama4 | 2009年4月18日 (土) 11時16分

pencil✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥pencil

ふふふ、やはり宗方コーチには
男らしさのナナメ上を行く男らしさで
激しく新人(女子)を教育してもらいたいですな。

松下由樹がそのポジションを占めるのは
おとり捜査官までにしてもらいたいのです。
なんか・・・物悲しくなりますからね。

今回も伝説の検視官は会議に乱入したり
ライバルとガンのくれあいとばしあいなのですが
検視官という役柄から考えて
もう少し抑制された男っぷりでも
よかったかもしれません。

まあ・・・一種の検視の神様のような
役どころで・・・
もう少し「バカとハサミは使いようだろう」ぐらいに
上司がお目こぼしするなら
それはそれで納得なんですけど。

けれど・・・結局は事件の面白さが
あるかどうかになってくるのです。
いつもピチピチな女優がらみの
犯罪になるとは限らないので
捜査一課か、鑑識に
若手女優が欲しいですよね。

原作的には事件が地味目なわけだし。

そうじゃないと「夫婦道」見ちゃうかも・・・。

投稿: キッド | 2009年4月19日 (日) 04時25分

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