もうっと言って地団駄始めました(堀北真希)手術中麻酔が切れたら痛いと思う(大橋のぞみ)ワッフルワッフル(吉高由里子)
死線の話である。生死の境目であるが・・・生命線でもいいのだが、手相を連想するとちょっと違う気がするのだな。
「アドレな!ガレッジ」はくまきりあさ美にとって一種の生命線だと思うが番組を卒業なのである。まあ・・・日本では29歳のバニーガールはまさに一線級としてはギリギリだからな。
芸能界では人間の商品化は日常的なことであり、それを賛否の対象にされても全関係者が困惑することになると思う。
そこには常に微妙な問題がある。それを暗示する言葉が「芸は売っても体は売らない」という芸者の決まり文句であるが・・・芸なんて体と切り離せるものではない。
もちろん・・・そこには法令や道徳の無言の圧力が関係してくる。
「売春禁止法」が出来れば枕芸者が犯罪者となり、「児童ポルノ法」が出来れば未成年のヌードモデルを起用すれば犯罪者なのである。
人間がどこに性的な欲望を感じるかについて科学的な解明はまったくなされていないわけだが、その曖昧な部分で時には児童の過度な虐待が行われることは問題である。しかし、何をもって虐待とするかの線引きは非常に難しいだろう。
たとえば・・・今回、さち(大橋のぞみ)が発熱して昏倒しているシーンに激しく欲情する人間がいないとは断言できないのだ。そうなると線引きをする人間の判断しだいではこのドラマのスタッフ一同児童虐待である。
家族で海水浴に行き、娘の水着の写真を撮った父親が現行犯逮捕される日も近いかもしれない。
まあ・・・キッドはそういう悪夢のような事態にはならないと人間の良識をある程度信じているわけだが。
火曜日のドラマ対決は①「白い春」↘12.5% ②「アタシんちの男子」↘10.4%
で、『アタシんちの男子・第9回』(フジテレビ090609PM9~)脚本・武藤将吾、演出・佐藤源太を見た。そういう意味では堂々と「性」を商品化しているドラマである。欧米では挨拶であるかもしれないキスも日本ではまぎれもなく性的行為である。その需要があるのかどうかは別として、千里(堀北真希20歳)は成人女性であり、堂々と職業・女優という立場でキス・シーンを演じるわけである。同様に長男も三男もいい体をしているイケメン俳優として上半身の裸体を惜しげもなくさらすのである。その需要があるのかどうかは別としてだ。もちろん、ドラマの中で女優がキスしようが、俳優が裸体を見せようが性的な問題ではないという考え方もあるが・・・それで激しく性的興奮を覚える人が絶対にいないとはいいきれないのである。・・・で、それは法的規制を必要とするものなのか・・・。
それが・・・人間の欲望の本質に根ざすものならば・・・その法的規制はほとんど効果がないと言ってさしつかえないだろう。禁酒法ができればスピーク・イージー(もぐりの酒場)が乱立し・・・それは非合法活動ゆえにギャングの資金源となるのだ。
もちろん・・・少年少女を性的に虐待しその人権を奪うような行為は激しく糾弾されなければならない。しかし・・・それは結局・・・あらゆる人間の根源的な日々の戦いに還元されるのである。
法はあくまでその手段にすぎないのである。
哀れな子供たちを救出するには結局はタクシードライバーが少女売春宿に武装して乱入し大暴れするしかないのだと思います。
今週の妄想イケメン度査定。
①故・大蔵新造(草刈正雄)・・・回想シーンで登場。殺人犯である猛の父親から猛を金で買ったと公言していたが実は犯罪者の子供である人生から猛を保護する方便であることが判明。長男への手紙に時田の野心について記す。相変わらず暗号で遊ぶのだが千里にはなぜかすぐに解明できるのである。これが夫婦の呼吸と言うものだろう。生前の仲むつまじさを感じさせる。とにかくこの世界の人々は正雄の遺骨の混じった大気を呼吸していることを忘れてはならない。まあ、深夜にはケータイ刑事の相棒として健在なのだが↗。
②時田修司(山本耕史)・・・理想の秘書。理想の弁護士でそっと背後に立つ小金井響子(高島礼子)を山川豊コンサートのプラチナチケットで買収したらしい。メイドで忍者の井上さん(江口のりこ)不在の間にやりたい放題だが、暗躍や陰謀をするときには声が震えるかわいさをアピール→。
③大蔵風(要潤)・・・無職の長男、実は新造の実子であることが判明。ハードゲイ(HG)にも手を出すバイセクシュアルである。最近はすっかりお兄さんである。時田は玩具メーカーのミラクルをゲームに一本化するらしいが・・・対抗するには兄弟が各部門のトップになる必要がある。風は科学教材担当か。→。
④大蔵翔(向井理)・・・ホストの三男、すっかり、千里びいきになり、あれこれと手を尽くす。風とはナイスコンビになりつつある。今回は千里の肩にタッチ。ミラクルでは大人の玩具担当か。↘。
⑤大蔵知(瀬戸康史)・・・ひきこもりの高校生の五男、大縄跳びで運動音痴であることが発覚。ミラクルでは手品グッズ担当か↘。
⑥大蔵明(岡本知樹)・・・生意気な中学生の六男、完璧な棒演技で追従を許さない。ちょっとしたナイス・ツッコミも棒であるところが救いである。今週の棒「それちょうだい」・・・ミラクルではマネーゲーム担当か↗。
⑦大蔵猛(岡田義徳)・・・ホスト見習いの次男、よっちゃんやうっちーであってそもそもイケメンではないのだが。実の父親と暮らすために旅立つ。ミラクルではミニカー担当か↗。
⑧大蔵優(山本裕典)・・・カリスマモデルの四男、女性恐怖症でおネー系男子、どちらかといえばキモカワレベル。千里も好きだが知も好きなボーイズラブにも目覚めたバイセクシュアルである。リカちゃん担当か↘。
⑨国士豊(つるの剛士)・・・ネットカフェの千里親衛隊長・・・空気だが今回は裏切りを暗示する自覚なきストーカー→。
⑩真島平次(永山絢斗)・・・ネットカフェの千里親衛隊員・・・空気だが自覚あるストーカー↘。
順位変動しないじゃないかっ・・・という人もいるでしょうがけして手抜きではなくそういう査定だからです。
まあ・・・結局・・・お世話になったらお礼が必要だ・・・それが作者の言いたいことなのだと思います。まあ・・・それはある意味正論ですが・・・そんなこと今さら言われてもな。
関連するキッドのブログ『先週の火曜日のレビュー』
で、『白い春・第9話』(フジテレビ090609PM10~)脚本・尾崎将也、演出・小松隆志を見た。人間の善意など信じないという人は愚かだし、人間の悪意だけを感じ取る人も愚かである。人間は善悪の塊であり・・・時には善意と悪意を同時に放出することも可能なのである。
たとえば育児放棄をしてしまうような鬼畜レベルはさておき・・・子供に対するしつけも善悪は糾う縄の如しである。
基本的には・・・家庭と社会は別の次元である。家庭には濃密な愛があるのが基本である。親は善意でもって社会の悪意から子供を守るという姿勢がある。
しかし、子供がやがて社会に適応しなければならないために・・・悪意に偽装した善意を持つ必要がある。かわいい子供を叱るのはつらいものだが・・・親は心を鬼にして子供をしつけるのである。もちろん・・・そこには加減が存在する。行き過ぎれば虐待と評価され、不足すれば甘やかしたことになるのである。
この加減は難しいぞ~。
しかし・・・このドラマではその加減は抜群に巧妙になっている。なにしろ・・・主役からして殺人の前科のある春男(阿部寛)なのであるが・・・さち(大橋)が実子だと悟った瞬間から全身全霊でさちに善意を放射するのである。
その放射はあまりにも強烈であるために・・・登場人物たちはどんどん善意の人になっていくのである。
さちを結果として春男から奪ったパン屋は・・・さちの実の父親である春男の再起のために機会を与え・・・さちから春男を遠ざけたいと願いつつ・・・春男を雇用する。
そして・・・恋した女の忘れ形見であるさちを全身全霊で育ての父親として愛するのである。
そして・・・やくざな春男の更生を信じたりするのである。
今回、心臓病で緊急手術の必要となったさちのためにパン屋を抵当に入れて借金する覚悟である。
そして・・・神社では・・・春男と並んで手術の成功を神頼みするのである。
パン屋の拍手がカタギな感じ、春男の拍手が極道風味で爆笑である。
栞(吉高由里子)は春男に父性を感じているのでさちには嫉妬するのであるが・・・その心を押し殺して・・・さちのために春男が初任給で買う水彩画セット選びをお手伝いである。
さちの母親(紺野まひる)の妹であるだけでさちの母親代わりをする佳奈子(白石美帆)は本来善意の人であるが・・・今回はさらに繊細だ。
さちが入院中・・・不安を感じていることをただ一人敏感に感じ取る。そして・・・パン屋の目を盗んでこっそり春男が見舞いにこれるように手配をするのである。
栞は佳奈子には「隠れてお見舞いさせるなんて勝手ね」と春男のために嫌味を言いつつ、春男には「意地を張っていないで見舞いに行け」とけしかける。
栞と佳奈子・・・あうんの呼吸である。
人々の過剰なまでの善意に見守られて・・・さちと春男は手術前の不安なひとときを楽しい一瞬に変えることができたのである。
実の父「大丈夫か」
そうとは知らない娘「こわい」
実の父「こわくなんかないさ」
そうとは知らない娘「うん」
なのである。・・・そして来週は・・・手術です。予告編はとても節度ある長めになっていました。こうでないと。ああ・・・善意にあふれたレビューは気が楽でいいなぁ。
木曜日に見る予定のテレビ『シスターミキのゴーストフレンズ』(NHK総合)『釈由美子のLOVE GAME』(日本テレビ)『中年悪女大集合の夜光の階段』(テレビ朝日)『戸田恵梨香のBOSS』(フジテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
| 固定リンク
« 狙われているのに気がつかない男(オダギリジョー)よりどりみどりなのに選ばない女(長澤まさみ) | トップページ | ぞうさんぞうさんお鼻が長いのね(川島海荷)そうよ母さんも長いのよ(稲森いずみ) »


コメント
なるほど!
二人が神頼みとして拍手する行為が
違うあのシーンは何か意味があるんだろうと
思ってたんですがカタギと極道だったんですねぇ。
う~ん、納得です≧∇≦b
誰かのために何が出来るのか
さちにおける春男・康史・佳奈子
それぞれが今自分が出来る事をする
普段はいがみ合っていても
同じ危機感を共有すれば手を取り合い
「家族」になっていく
そういう姿勢がキレイに描いてくれています。
そこに栞と小島が入ってこれるかなぁ(; ̄∀ ̄)ゞ
投稿: ikasama4 | 2009年6月10日 (水) 19時50分
パン屋拍手(はくしゅ)春男拍手(かしわで)
な感じでございました。
顔から言うと逆なので面白さ倍増。
このドラマ、そういう神経が通ってますね~。
佳奈子が
さちが絵の具セットを胸に抱く場面で
見せる
パン屋への気遣いなんか
ドラマの本筋・・・実の親と育ての親のデリケートな葛藤
脇道・・・佳奈子の小心さ
を併せ持つ華麗なパスまわし。
お得な感じがいたします。
誰かのために何ができるのか・・・
それはただやれば
いいってものじゃない
というあたりが
そこはかとなく匂いたつのでございます・・・。
家族と身内・・・そして仲間
この繊細な関係の描き方が
「スマイル」とは段違い平行棒なのですねーっ。
栞も小島のいい人っぽさも適度です。
春男が殺人の前科があることを
うっかり忘れそうになりますが
それを思い出させる
春男の人相の悪さも
さちへの心配のあまりにさらにやつれるのも
いいのですなーっ。
投稿: キッド | 2009年6月11日 (木) 00時07分