ともだちと恋人の境界線なんて知らない(山下智久)哀愁のゲーム・プレイヤー(相武紗季)素顔のままでブザー・ビート(北川景子)
視聴率的には得策ではないオープニング・主題歌を続けるということはある種の自信の表明である。スタッフはプロだからある程度、手応えを確信したのだろう。なにしろ、オンエアを見れば分るのだ。面白いか面白くないかは。
さて、オープニングの中で・・・主な登場人物紹介がある。
直輝(山P)から莉子(北川)に。莉子から菜月(相武)に。菜月から麻衣(貫地谷しほり)に。麻衣から川崎(伊藤英明)にバスケット・ボールがパスされていくのである。
もちろん・・・キャスティング・ボード的な順番であるといえばそれまでだが、妄想を膨らませればいろいろと考えることができる。
たとえばボールを「愛」と考えてみよう。直輝から莉子へ。これはストレートである。ところがそのボールを莉子は菜月にパスする。その時、菜月は意外・・・というような表情を作る。これは最終的に莉子が直輝を菜月に返却する・・・という暗示のようでもある。菜月からボールを受け取るのは麻衣。この二人はお互いを「嫌いなタイプ」と言い切る。ほとんど接点もないのにである。実は莉子と菜月は似た者同志である。それは付き合っている人がいるのに他の人を好きになってしまう・・・点だけでも明らかだ。麻衣は莉子とは親友だが、同じ性格の菜月を毛嫌いするのである。この辺りに人間関係の妙がある。菜月には女ともだちがいない。そういう意味で仲良しごっこをする二人がうらやましいし憎らしい。そういう意味では菜月は麻衣に愛されたいと願っているのである。そして最後に麻衣がパスする相手は川崎である。現在、川崎は必死すぎる態度でお茶の間の反感を一手に引き受けているわけだが麻衣はもともとが川崎狙いなのである。莉子が直輝を菜月に返すのは川崎を取ったからではないかもしれない。莉子は愛ではなく夢を追いかけて遠くに去って行く予感があるからだ。そうなると残された川崎をガッチリつかむのは・・・麻衣だったりして。
・・・とこのようにいくらでも妄想を膨らませることができる。それがここまでの脚本の勝利であることはボルトの世界新記録を見るよりも明らかなのである。0秒11の差なんてわかるかっ。ブザービート万歳。
本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「コールセンターの恋人」↘*4.5%(ギャル曽根・・・)、「オルトロスの犬」↗*8.6%(ドッグス・ボディ・・・)、「火垂るの墓」*9.4%(さくまのロロップ・・・)、「メイド刑事」↘*6.8%(山崎真実・・・)、「こち亀」↘*7.6%(お盆すぎる・・・)、「華麗なるスパイ」↘*9.7%(パパひど~い)、「硫黄島からの手紙」13.5%(おさえたんだけどね)、「法医学教室の事件ファイル29」15.8%(ル~ルルルル~と言っても過言ではないのだ)、「オトメン夏」↗*6.4%(呪怨・・・)、「天地人」↘20.3%(お盆なのに・・・)、「官僚たちの夏」↘*7.8%(裁判官に勝った)、「気骨の判決」*6.9%(官僚に負けた)、「トランスポーター2」14.9%(ルールに名前はいらない)・・・ついでに「ブザー・ビート」↗13.8%(しのいだ~)・・・以上。
で、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~・第6回』(フジテレビ090810PM9~)脚本・大森美香、演出・永山耕三を見た。さて・・・様々な仕掛けに満ちたブザー・ビート。ここまで雨天を使用していません。乾いているねえ。いいねえ。
そして・・・抱いて・・・抱かれて・・・つづくの後は・・・押し倒されてます。押し倒した人・莉子。押し倒された人・直輝です。直輝はTシャツの下に白いタンクトップをつけていてあたかもブラ透けの如し。オトメンか・・・オトメンなのか。
さらに朝のダイエット体操のためのケータイ目覚まし。タイマー掛けますね。カップラーメンの出来上がり時間もタイマー機能でバッチリです。そうめんの茹で上がりも・・・もういいわ。・・・つまり、展開がスピーディーということです。その展開の中で今回のテーマである「目をつぶれば君がいる」が明らかになっていきます。「よろしく哀愁」ということです。
直輝「なんで・・・」
莉子「友達だから・・・ファンでもあるし・・・ほっとけない」
直輝「君が友達でよかった・・・」
莉子「じゃ・・・帰る」
直輝「・・・川崎さんに会っていかないの・・・」
莉子「差し入れとかないし・・・」
直輝「じゃ・・・バス停まで送っていくよ」
なのである。その川崎はNG出したら殺伐のセリフありの早朝ランニングの後でバス停上の土手に仁王立ちなのであった。
バスで去って行く莉子は麻衣にメールを送る。麻衣は「何やってんだか・・・と独り言を言う私」と孤独を強調である。
お転婆娘の去った御殿場の合宿所からはチア・ガールの帰社である。しおん(小松彩夏)は今日もセリフを確保である。守口(青木崇高)も処理するお得な展開である。もう一人のお転婆ガール・菜月はさりげなくかつわざとらしく代々木(金子ノブアキ)との交際宣言を決行。
ここも・・・未練の残る直輝への挑発行為とも取れるし、自分への決別宣言ともとれるし、さらにはチーム内の違和感の早期払拭のための荒療治にもとれる。菜月の複雑性が感じ取れるシーンである。
ここで宇都宮(永井大)の問いかけに「ふられたのは私」と答える菜月は実に「かわいい女」なのである。
「浮気をしたけれど別れる気はない」というのはかっては男の常套手段だったわけだが、それを菜月は使い、「暗い闇の中」で愛が終ったのである。直輝は「やがてくる幸せをなぜに信じないの」と菜月をなじるのだが、菜月は「それならちょっとした浮気でなぜに私の愛を捨てるのか」と問いたいのである。まあ・・・愛はいつでも十字架にかかっているということです。
まあ・・・おてんばのやることなので可愛いと思うしかありません。
そして・・・莉子と直輝に「やきもち」の川崎は・・・コーチという立場を忘れて秦野(溝端淳平)のモチベーションを奈落の底に叩き込みつつ・・・恋愛をコートに持ち込むのだった。
主題歌。である。なんという濃密さであろうか。ブラボーを捧げるよ。
さて、恋愛を切り離してチームでは直輝と代々木がコンビネーションを作ることが一つの勝利の方程式になると川崎は考えているが・・・それはさておき、「朝の直輝と莉子のふるまい」についてはネチネチとはっきりさせておきたい川崎である。
川崎「オレに隠してることないか」(内緒でオレの女に手を出すとかな)
直輝「菜月と別れました」(莉子とのことは別に隠すつもりはないのです・・・ただ言わないだけ~)
川崎「大丈夫か」
直輝「プレイに集中できます。当分、女はなしの方向で・・・」
川崎「・・・」(信用してないけど・・・それならオレはガンガンやらしてもらうわ)
川崎・・・性悪の方向に猪突猛進です。まあ・・・よくあることですが・・・浮名を流した青春を過ごしてきたものほど・・・突然、自分が対象外になっている事実に気がつかず戸惑うものでございます。
そういう水面下の駆け引きに全く無頓着な・・・ある意味阿漕です・・・直輝の足に異変が。故障発生である。モーニング娘。の光井愛佳と同様に軟骨剥離で痛みが生じているのである。黒人初の大リーガー・ジャッキー・ロビンソンも引退後に46才で剥離した軟骨の除去手術を受けている。老若男女を問わず関節ねずみは発生するのである。
麻衣は「幸せ(川崎)を選ばずに不幸(直輝)を選ぶのか」と不吉な予言をするわけですが・・・直輝には暗雲の旗が立ちました。
そのように前途多難な直輝の合宿風景に対し、ひたすら食事シーン(流しそうめん器使用を含む)でガールズ・トークを繰り広げる莉子と麻衣。
莉子「押し倒し、あわよくば、のしかかって、自分からキスに行こうとした・・・彼のハートは低いファ(F)の音で誘惑するし・・・変態じゃないの・・・ただ普通に好きなだけ・・・」
麻衣「・・・ああ・・・言っちゃったよ・・・」
そして・・・会えない時間が愛を育てるのですな。
莉子「川崎さんからメール来てるけど・・・今度・・・会ったらはっきり言う・・・私は他に好きな人がいるって・・・川崎さんより胸板ちょっぴり薄めで・・・こわくないって・・・」
麻衣「・・・」
さて・・・化粧濃い目で酒場・・・会員制バーらしい・・・で演奏する莉子を見つめる謎の男(升毅)・・・まさか囁き刑事じゃあるまいな。麻衣は小説家目指してないし。キミ犯人じゃないよね?(参照)・・・。
家に戻ってくると早速、直輝と菜月の破局を見抜く母・真希子(真矢みき)。ドラマでは直接描かれないが・・・直輝と菜月の愛の障害はこの母親だったというニュアンスが漂う。
菜月と真希子は「仲のいい息子の恋人と恋人の母」を演じていたが・・・どこか相容れない気配があった。それは直輝が「ごめん・・・好きだったでしょう・・・菜月のこと」と母を慰めるのに対して「今度は直輝が心から安らげる人と出会えるといいわね・・・(菜月ちゃんはそうではなかったでしょう)」というセリフに毒として表現される。
菜月と直輝の破局の根には「直輝が家を捨て自分と暮らさないこと」があったはずである。
二人の愛の巣があるのに・・・お互いの優しさをもっと出し合えたのに・・・疲れた日にはあなたの腕でそっと眠りたかったのに・・・と菜月は思い続けた2年間なのである。
昔の貧しい恋人たちは・・・ふたりのアパートがあればいいのに・・・と嘆いたものだが・・・菜月は用意はできているのに暮らしを始めない直輝が不安だったのである。それはそれとして「ビール・・・メシ・・・」という昔風の男である代々木でよしとするかどうかはまた別の話である。
一方、家族がある直輝、友達と暮らす莉子は最初から不自由なのだった。
小さな「自分」を守って恋人と別離し・・・プライドとはわがままの敬称なのだ・・・足元の爆弾・・・軟骨剥離による痛み・・・というネズミにおびえる直輝。
今週の「A DAY IN THE LIFE/THE BEATLES」のインストゥメンタル挿入である。
「ついてなさすぎるだろう・・・」という夜の直輝の嘆きを昼の菜月が受け取る。
菜月には宇都宮という「男友達」がいるのである。菜月は基本的に「女という人種」が苦手なのかもしれない。菜月が宇都宮に語るのは直輝の気持ちである。
「正直・・・つらいんです・・・いつも・・・あの人のことを考えていたから・・・何か面白いことがあったら・・・あの人に言わなきゃって・・・つい思ってしまう自分がいます」
そして・・・菜月は・・・直輝とした格闘アクション・ゲームを一人でプレイする。
すると・・・失われてしまった愛のメモリーが頬を濡らすのだった。よくあることである。
一方、川崎に訣別するためにデートにでかけた莉子。
莉子の「話」の内容を予測しつつ、次々にあがく川崎スタートである。
「話なら部屋で聞こう」
本能的に「男は狼なのよ、気をつけなさい」を心の奥で聞いた莉子は路上で別れ話を切り出す。
「私・・・好きな人が出来てしまったんです・・・」
そこで川崎は両親を無線操縦で呼び出すのだった。
「息子はあなたをとても気に入っている攻撃」である。搦め手から攻める川崎だが、そんなことをされたら普通は倍速で引くものだ。
そして・・・ついには「あなたに好きな人がいても僕はそいつから君を奪ってみせます」宣言である。川崎・・・東十条さんか・・・東十条さん宣言なのか。
川崎の両親(田村亮・朝加真由美)・・・朝加はノリノリでウザウザの母親を演じるのだった。
その重さにゲンナリと疲れた莉子・・・。
そして・・・莉子を待ちわびる直輝。
二人は「好きだ。好きだよ。好きなんだよーっ」である。
愛のかさぶたをはがし、傷跡をスベスベツルツルして、「バカとか言ってくれ」「バカ」などと・・・友達と恋人の境を越えた以上・・・もう「恋人と別れたこと・・・故障の不安・・・恋人がいること・・・一方的な求愛・・・見えない明日」・・・様々な面倒も平気なのである。あとはそれぞれが感じる「哀しい愁い」におまかせなのだからーっ。
あの可愛いキスでそこまで越えますかーっ。
一方、「オレは帰ってくるつもりなんだ(I will be back !)」と言ったら死亡フラグですが・・・愛のターミネーターと化した川崎は直輝の選手生命を奪う強力ライバルを連れ帰る気満々だな。
序破急。序破急。で決めましたから次回拡大版です。
関連するキッドのブログ『第5話のレビュー』
ごっこガーデン。愛と青春のバス・ストップ・セット。エリ「恐怖!信じる独身瀬戸際男の罠でございまスー。直P先輩ピ~ンチっ。しかし・・・朝からハグされて、ハグしかえして、押し倒して、ドキドキを感じて・・・たたみかけるような攻撃でしゅ~。勉強になりますyon!・・・朝の体育館は穴場・・・と。メモしておきました~。最後はやはり、強引にいかないと初心なねんねは落せませんね~。脈なしだと何をやっても裏目裏目で恨めしいのです。黒い愛の天使菜月が終息したら黒い愛の猿川崎がゴリ押し降臨なのでスー。さて・・・そろそろ、夜の公園ではうぅんタイムでスー、じいやバスでお迎えして~」お気楽「ふふふ・・・ムカつくので代々木の存在はカットしておきました。菜月は精一杯なの?・・・フッとガッとドキドキドキドキッとグッとバタッとしたんだよな。宇都宮ホモなのかバイなのか・・・さて・・・川崎のプレゼントの箱の中身はなんじゃろな・・・薔薇は足が早し向日葵は長持ちなのね・・・造花?」みのむし「るるる・・・川崎応援団といたしましては・・・今回の川崎の一連の不祥事に対し・・・お詫び申し上げるるる・・・川崎さん~あこぎすぎ~。釘さしすぎ~・・・応援団も赤面。顔がドロドロに泥をぬられましたーっ・・・団の面目丸つぶれ~るるる」くう「まあまあ・・・恋をした人間はみな弱者・・・いたわりの気持ちで接することが大切だよっ。恋は盲目で・・・目も見えなくなるほどだから~。菜月だって痛々しいよ~。人前では精一杯胸をはって・・・一人ゲームをしながら涙~。痛い。痛いんだよね・・・ああ、優しくしてあげたいもんだ」まこ「それそれ~、合宿所の草々夫人差し入れの西瓜は全部イタダキでしゅ~。いかさまトンズラ~、あんぱんボヤッキー、一つでも落したらおしおきでしゅから~・・・宇都宮は川崎と直輝のフタマタ狙いでしゅか~・・・ラブ・ドロンンボーとしてはそこが一番気にかかりましゅ~」ikasama4「越えちゃったら・・・頂上ですね。コレにて前半終了~って感じでしょうか。で、次回拡大版は後半のスタートなんですかね。前半は黒い菜月で引っ張り・・・後半は黒い川崎で引っ張るのでしょうか。なんにしてもすっごく楽しみです・・・もっともっと複雑で月9な愛の世界が開始されそうです・・・そろそろ西瓜食べてもいいですかー」あんぱんち「優里(大政絢)の出番が少ないだけにその友達・沙織(杉本有美)の出番はさらに少ない・・・当然といえば当然だけどねーっ。「バカッ」と言いつつ「キスッ」で気合をチューニュウなのね。忘れられない恋って・・・みんな未練がましすぎるのよーっ・・・まこちゃん、西瓜は冷やさないとーっ」
ごっこガーデン。愛は貴方を強くする公園セット。mari「そろそろ花火かな~と思ったら、そうめんですかっ。うふん、体育館の姿勢が魅力的でしたよ。菜月と直輝ふられたのはどちら・・・ここは経験によって答えが変わるところですね。Pちゃま・・・引退した川崎に押されてちゃダメですよね。莉子は恋をして音楽の神様に見初められたのかしら・・・」翠「小鳥のようなチュッでもぼぎゃあああんデス。更新アリマセン」シャブリ「官僚たちの夏をやってたら遅刻なのでありました~。でもそうめんはいただきますーっ・・・つばさも13%台に回復~ホッと一息~」芯「うふふ・・・久しぶりに遅刻しませんでした~。会いたいって思ったり、会えばドキドキしたり・・・恋ですね~これが恋なのですね~、アンナちゃんがうたばんリピート止らないごとくなのですね~」aki「相手の気持ちを考えずにどんどん自分の気持ちで押して行く川崎・・・ダメですよ~・・・そういう強引さが吉と出るのは・・・滅多にないことですよね~。もうそういうタイプというだけでキライになっちゃいそうなタイプは多いです。私もそうですよ~。優しいばかりもダメですが・・・川崎さん問題外ですよ~」ミマム「他人(主に川崎)に見られたら困る関係・・・と思う直輝。この時点では莉子も直輝が菜月と別れたことを知らないはず・・・ある意味ダブル略奪愛・・・でも二人は相思相愛・・・いや~これは面白いわ~。菜月の表と裏は・・・本当に神秘だし~。キッドじいやはそういうタイプに魅力を感じるのね」アンナ「スマスマですぴょ~ん。でもリピしているのはうたばんぴょん。ダーリンともういくつ風船を割ったかしらん。これが「甘い生活」そして「ちょっとしあわせ」ぴょん。夏の水分補給は賞品の西瓜ぴょん」
水曜日に見る予定のテレビ『SONGS中森明菜・歌姫スペシャル②』(NHK総合)『赤鼻のセンセイ』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
もし、ドラマウォッチャーでない人に『ブザー・ビート』が好きというと、山Pファンなのかとか男の胸板が好きなのかとか言われてしまいそうですが、今本当に「作り」が面白いのはこのドラマですね。
一話につき何回も見返したいと思えますもん。
今週も、恋バナシーンが秀逸で何度も録画を見返しました。
最初は、徹夜で話しているのだとばかり思っていたのが、実はカットごとに衣装も変わっていて、「そんなこんなで一週間たちました」というセリフやナレーションではなく、ガールズトークを実際に時空間制御して「ヤッター!」。鉄腕アトムが、飛び立ってからもセリフが続いているのを何故か思い出す。タランティーノにも見せてやりたい。チーズロワイヤル食べたい。
投稿: 幻灯機 | 2009年8月19日 (水) 00時05分
もちろん、キッドも含めてですが
誰もが「語れる」時代。
ものすごい誹謗中傷、意味不明の言動が
世界を席巻しているわけです。
その中にはたとえばこの「ドラマ」の脚本の
出来が悪い・・・などという
知性のかけらもない発言があるわけで。
バカかっ・・・と。
どんだけバカかと。
ウルトラスーパーデラックス馬鹿じゃねえのかと。
まあ、呆れ顔で言っておきたい年頃でございます。
それほどこの脚本は素晴らしい出来ばえです。
芸術が「自然の模倣を目指す」という観点からでは
まさに芸術的な脚本といっても過言はないのでございますな。
このドラマの登場人物たちは
まさに血が通い
今も泣いたり笑ったりメシ食ったり悩んでいる
気配があるんですものーっ。
だから莉子と麻衣が
土俵入りの如きオープンスタンスクローズスタンス。
湿りタマに渇きタマ。
カレーに揚げパン。
毒キノコにエンゼル・ヘアー。
スッピンしたり化粧したりで
一週間のガールズ・トークを
ダイジェストなんてされちゃうと・・・
おしゃれさんだなぁ・・・と
恍惚となるのでございます。
もう歴史は改変されたのかっ!
でも時間流に記憶が馴染んで
変わったことに気がつかないからエンドレスで
ございます。
まさにルネッサンス。
ドナテッロのユーディットの如く。
ボッティチェッリの春と海のヴィーナスの如く。
ミケランジェロのダビデの如く。
美の祭典でございます。
でっかいチーズバーガーはよいチーズバーガーで
ございますな。
クォーター・パウンダーでよろしゅうございますか。
人間たまには下品なものを食べたくなりますからな。
密林から妄想電送機で転送いたします。
チーズ・ロワイヤル入りましたーっ。
パルプ・フィクション風味で転送!
きゅいぃぃぃぃ~ん。
投稿: キッド | 2009年8月19日 (水) 08時22分
おはようございます。
溜まっていたドラマを全部観ました。
「ランチの女王」、山形で前回まで再放送していました。
「カバチタレ」も、山Pが出演していますが、脚本家さんがキャスティングしたパターンでしょうか…。
投稿: ミオ | 2009年8月19日 (水) 08時58分
キッドさん、おはようございます。
おっしゃるとおり、ドラマレビューのブログをいくつか見ていると、「ブザー・ビート」の脚本をボロクソに書く投稿を散見しますね。中にはキャスティングから失敗、とか滅茶苦茶なのも含め…。各人が情報の発信者と成り得る昨今、ネットでレビューを配信するのは勝手ですが、感情的で意味を為さないレビューも多いですよね。
お茶の間でどの程度受け入れられているかは別としても、私はこのドラマ好きです。
構成が秀逸な作品だと思います。まさに序破急。直輝・莉子の見ていて可愛い(?)恋愛模様(冒頭のハグしてハグされ-の一連、最後の一線越えちゃったキス)、複雑な菜月の女心、暴走する川崎・・・この先どんな複雑性を持ったストーリーを見せてくれるのか楽しみです。もっとも、私は莉子・麻衣のガールズ・トークのシーンがほのぼのしていて一番好きなんですが
投稿: ys_maro | 2009年8月19日 (水) 09時00分
どうでしたか?
なかなかに・・・脚本家の味というものが
ございましたでしょう?
山Pは「ロング・ラブレター~漂流教室」にも
出ていて高校生時代を大森美香に
奉げたような感じです。
この後は10代後半を
「Stand Up!!」「それは、突然、嵐のように・・・」
と低視聴率の女王・金子ありさに奉げます。
その後は「ドラゴン桜」でコレに限り天才の秦健日子
「野ブタ。をプロデュース」でおしゃれな木皿泉。
「クロサギ」で地味だけど堅実な篠崎絵里子。
「プロポーズ大作戦」で新進気鋭の金子茂樹。
「コード・ブルー」で研究熱心な林宏司。
ともまれながら主演クラスになっていきます。
だから今回は一種の里帰りで・・・
懐かしい少年時代のキャラと
もはや子供ではない山Pが見事に混在している感じ。
そこがキッドにとってひとつのポイントです。
かめばかむほど味がでます。
今回は特にドライな感じがいいですね。
たとえると
Q「最近、知人が交通事故で泣くなり
残された家族のことを思うと気がかりです」
A「保険金がたくさん入るといいですね」
・・・というような楽しさがあります。
人の喜怒哀楽は自然ですが
世界に67億人いると思うと
毎日20万人くらい死ぬのが普通なので
いちいち悲しんでいられませんからな。
とはいえ・・・人間はメンタルに支配される。
失恋を引きずるタイプのスポーツマンは
試合での集中力を欠いたりします。
キッドは祖母が亡くなった時に
棺桶の横で締め切りに追われ
「笑点」の大喜利のネタを考えていたときに
ふとそう思いました。
「こんな悲しいときに楽しいことなんか考えられるかっての」
しかし、現実の状況に左右されないのが
妄想のプロたるものの務めなのです。
そういう時、キッドは
若いときに「剣の修行」をしたことが無駄ではないと感じます。
ようするに我を忘れ熱中しちゃえばいいのです。
もはやお小遣いをくれなくなった祖母が
花に埋もれ、火葬場の特上で焼かれ
その一部は煙突から温暖化の原因となって吐き出され
そして残骸を骨壷に入れそれをお墓に納める。
その間家族は泣いたり飲んだり食べたりします。
これはおもしれーっなのでございます。
そんなことしたって死んだものは何一つ感じないのにです。
こんな面白いことが他にあるでしょうかっ。
この罰当たりめがっ。
そこに直れ・・・お仕置きじゃ。
まあ・・・死後の世界を信じる方のキッドが
うるさいのでこのあたりにしておきます。
ただ一つ言えるのは死んだおばあちゃんは
お小遣いをくれない・・・これは確かです。
遺産相続とかは別としてーっ。
そういうリアルが大森美香脚本からは
漂ってくるのです。
まとめかっ。
投稿: キッド | 2009年8月19日 (水) 10時24分
ふふふ・・・まあ・・・
今シーズンのキッドのブログは
(月)大絶賛。
(火)叱咤激励。
(水)罵倒。
(木)親切丁寧。
(金)軽蔑と崇拝。
(土)慇懃無礼。
(日)罵詈雑言。
となっていますから他人様のことは
とやかく言えないのでございますけれどーっ。
それでも自分だけは棚の上にあげますけれどーっ。
もちろん、ドラマを見るためには
ある程度の知的水準は必要ですが
少なくともガールズトークをする人々は
ブザービートって
面白いよね~と話題にしていると思いますぞ~。
今回、13%を切らないのがその証拠です。
幼い子供から老婦人まで
ガールズ・トークは果てしなく続くのですな。
そういう「楽しみ」がないと
狂気に陥るのが人間でございます。
子供たちに「やっちまいな」とけしかける
ジャンキー・ママになる運命でございます。
キッドなども「お話」がたまってくると
ベッドの中で「ボーイ&ガールズ・トーク」が
止らなくなり歴代愛人・恋人・妻たちは皆
寝不足になるのでございます。
皆々様~申し訳ありませんでした~。
投稿: キッド | 2009年8月19日 (水) 10時40分
はじめまして(^^
と挨拶させて頂くのは初めてですがエリさんの所の住人のayakaです(エリさん読んでる?少し恥ずかしい)
こちらのエントリーも毎回楽しみに読ませていただいてます。キッドさんの事尊敬すらしております。
ブザビはコードブルーやプロ大より局への反響は届いていると思います。フジのHPのアクセスランキングでは
ずっと2位(ドラマでは1位)をキープし(コードとかは5~7位くらい)、公式HPやスタッフブログへのコメントも多いし熱いし若いです!
6話の感想はエリさんの所で叫ばせていただいたので、
コメント欄に反応して出張してまいりました。
+act miniという雑誌があるのですが、VOL6でブザービートの山下、伊藤、北川さんの3人のロングインタビューに加えて脚本の大森さんのインタビューも。
その中で、「去年から映画の仕事が続き・・・・・・
そんな時フジテレビさんと話す機会があって。しばらく休みたいなぁって考えていたんですが、山下さんが主演だし、久しぶりにフジテレビさんともお仕事がしたいなって思ってお受けしました。」って言って下さってます。そして「山下さんは私がAP時代からご一緒しているので中学生の頃から知っています。・・・・山下さん自信は凄い男気があって優しい方なので、普段は見えにくい、そういう部分を見せられたらと思っています。」
と。。。脚本家さんからこう言って頂けるって幸せだし彼の財産ですよね。脇から頑張った甲斐があったと。。
それに対して山下は「たぶん俺の事わかってるんだと思います。俺が15歳の時から知っててくれてるし、今の台本読んでるとなんか凄い。俺、心を読まれてる気がする。性格は(直輝と)全然違うんですけど、言葉の先にあるものとか伝えたい事っていうのが似てる気がする」と言ってます。直輝いい表情しますよね♪
そして一つ情報です。
映人社から毎月発売されている 『月刊ドラマ』9月号
「BUZZER BEAT~崖っぷちのヒーロー~」特集です。
ブザビのシナリオ1~4話が読めます!
こちらを読んでいてシナリオも読んでみたくなりました。ところでキッドさんって笑点の台本を書かれていたんですか?実は一番気になったのがここです(笑)
投稿: ayaka | 2009年8月19日 (水) 11時42分
おぉ~、あのタイトルのボールパスには

そんな裏があったとは・・・
ささやき刑事は最終的に川崎をゲットする為に
麻衣に雇われて莉子を尾行してるんじゃ・・・
御殿場での土壇場事件をきっかけに急接近の
直輝と莉子の裏では、着々と川崎を奪回すべく
麻衣が動いてるとか。最終回では
「海老名麻衣、川崎いただきっ!」のセリフが聞かれるのかっ
げふぅ~、スイカ食べ過ぎてお腹パンパン


腹ごなしにカラオケに行って歌いまくるぞ~
今日は、よろしく哀愁、愛の十字架、傷だらけのローラ
SOSと歌いまくるど~~~
投稿: まこ | 2009年8月19日 (水) 15時23分
これはこれはエリお嬢様のおともだちのayaka様、
いつもお嬢様がお世話になっております。
ただ今、妄想お茶をお持ちしまする。
じいめのような老骨のものを
お楽しみいただけるとは
恐悦至極でございます。
まことにお恥ずかしい限りです。
コードブルーやプロポーズ大作戦は
ドクターヘリとかタイムトラベルとかで
純粋に恋愛に集中できませんでした傾向が。
今回もプロバスケの世界があるわけですが
今のところは背景で
山Pをめぐる野獣系美女二人の
恋模様を丹念に描いているわけですから
乙女心がウハウハなのでございましょう。
まさに今回の直P先輩様は恋する男なのです。
大森美香の語る
「山下さんの隠された男気」に
お嬢様方ははうぅんなのですな。
それはおそらく来週から
さらにヒートアップするでしょう。
恋は人を強くしますが
鍛えるなら失恋ですからな。
山Pの語る
「心を読まれているような脚本」に
お嬢様方の妄想爆発なのでございましょう。
山Pと直Pの隙間に生じる
実像と虚像のすれちがいの真実に
お嬢様方はメロメロなのですなーっ。
エリお嬢様などは
よだれ増量で御めしかえ率アップです。
ふふふ。ドラマを見て
シナリオを読むのは勉強にもなるし楽しみにもなります。
シナリオにあるのにドラマにないセリフとか。
ドラマにあるのにシナリオにないセリフとか。
探すのも楽しいし。
演技でセリフの味わいはまた変わるし
セリフが演技を作っていくこともある。
といった視点で楽しむこともできる。
そして文章を読んで映像を想像すれば
すべてのシーンが山Pショットで構成などという
妄想もできますし。
ああ・・・そこまではなさりませんか。
「笑点」は太古の昔、キッドめが駆け出しの頃に
一年ほどある落語家様のブレーンを
務めさせていただいた頃の思い出です。
これは妄想ではなく実話でございますよ。
もちろん、お嬢様方がお生まれになるより
ずっとずっと前のことですけれどーっ。
その他のキッドの実話について
くわしく知りたい場合はプロフィールからどうぞ。
今、ブログへのリンクが工事中で一方通行なので
ご注意ください。
ブログへのリンクを踏むと白紙になってしまいますからね。
どうぞ、またお遊びにいらっしゃってくださりますように。
投稿: キッド | 2009年8月19日 (水) 16時09分
囁き刑事はひょっとすると
異国帰りの高名な指揮者かもですな。
なにやら外国語で同席者と
挨拶してましたし。
恋によって艶が出てきた
莉子の演奏がおめがねにかなったのかも・・・。
それか、国際人身売買組織のブローカーとか。
快楽殺人鬼・梶浦圭吾かもしれませんけど。
それにしても川崎ーっ。
もう毒キノコ丸出しでございますな。
川崎の狙いは
両親の介護をしてくれるお嫁さんさがし。
そういう意味でも
相応しいのは面倒見のいい麻衣。
しかし・・・どう見ても
川崎は下半身でものごとを考えるタイプ。
全国のお茶の間から「川崎サイテー」の声が
巻き起こること間違いなし。
まあ・・・そういうすったもんだを経て
土壇場でさくら・・・じゃなくて麻衣が
いただいていく可能性は濃厚です。
所詮、一平ちゃんも金太郎も通過点なのですな。
お嬢様、スイカ百個は食べすぎでございますぞ~。
カラオケでございますね。
新・御三家ロイドと
一人でもピンクレディーロイドを
蔵出しするのですな。
ミーロイドもケイロイドもご使用になられると。
衣装は全曲チェンジするのですな。
お嬢様、そろそろ・・・夏休みの宿題を・・・。
あっ・・・もういない。
カラオケ・ルームにも抜け穴を・・・。
皆のもの、出会え出会え~。
投稿: キッド | 2009年8月19日 (水) 16時43分
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さて・・・化粧濃い目で酒場・・・会員制バーらしい・・・で演奏する莉子を見つめる謎の男(升毅)・・・まさか囁き刑事じゃあるまいな。麻衣は小説家目指してないし。キミ犯人じゃないよね?(参照)・・・。
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ワッハハハハ!!!
私はこれだけでお腹いっぱいでございます!
投稿: シャブリ | 2009年8月19日 (水) 20時11分
じいやさま、こんにちは~!
わ~い、ayakaさんだわ~。
じいや、秘蔵のグレープビールもお出ししてね~。
ayakaさん、ここは居心地がいいから
ぜひとも常連になってねえ~。
じいや、夏はカレーなんでしょう?
あとですきやのカレーキングというものを食べに連れていってね。
4倍量という噂だからまこちゃまも呼ばなくちゃ。
カウンターに座るのでしょ?
で、ヘイラッシャイ~とか言ってもらえるの?
うふふふドキドキするわね。
今週は「よろしく哀愁」だったのね。
さっそく歌詞を探してきました。
ネットでは曲も一緒に聴けるようになってるんですよ。
ほんとに哀愁の曲。じ~んと染みますね。
友達と恋人の境・・と今週のテーマに即していて
びっくりするほどマッチしていました。
さすが選曲も天才のじいやだわ~。
「疲れた日の僕をそっと眠らせて」とありましたわ。
傷心の直Pちゃまをエリの膝枕で癒してあげるのよ。
あまりにもステキでうっとりしちゃったわ~
さ、じいやジントニックよ。
弱った胃にも良く効くはず。
今日もたくさんお疲れサマ~♪
投稿: エリ | 2009年8月20日 (木) 07時29分
なんと申しましても
莉子と麻衣の友情は・・・
「めぐる」をはさんで
「モップガール」(2007)
「キミ犯」(2008)の
金曜ナイトドラマ・ヒロイン仲間でございますからな。
相性バッチリなのです。
谷原章介や要潤がいつゲストに来てもおかしくありません。
美山加恋(12)・桑島真里乃(11)で
ブザー・ビート小学生篇をやってもらいたいくらいです。
松浦愛弓(8)だと少し年齢ずれるので
「モガ」「ちりとて」でセッティングしてみました。
もう・・・音大時代の友人ではなく
小学生からお友達だったでいいじゃないかっ。
・・・何がだっ。
まあ・・・おそらく「のだめ」展開の伏線ですが
とにかくどんな場面でもそれなりに面白い。
「ブザビ」トレビアンでございます。
投稿: キッド | 2009年8月20日 (木) 12時36分
本当に強いのはリコちゃん!!男前だわ~☆
直輝くん、男前って誉めてたし~♪(笑)
そして、直輝くんも甘ったれですが
全てを忘れ、許すという優しさの中に強さがあるな~って
思いました。代々木さんも菜月も川崎さんも弱いのかも☆
みんな、そんなに自分に自信がないのかもしれませんね♪
キッドさんの直輝母と菜月の葛藤が「なるほど~」と納得♪
そして、菜月とリコちゃんが似たもの同士ってのも同感です♪
似た者同士なんですよね~☆直接か間接か違いで☆
ちょっと、許せないのは、川崎さん公私混同して
秀治くんの気持ちまで踏みにじりおって(怒)
ただ、直輝くんの切替の早さにビックリでしたが
本当に大森さんの脚本は、面白いです。
麻衣ちゃんはモテない女子の気持ち代表みたくなっちゃって
可愛そうですが、秀治くんに頑張って貰って幸あれ♪
直輝くんはどうなるのか分らない方が面白いから~☆
投稿: ユキヒョウ | 2009年8月20日 (木) 13時25分
エリお嬢様、ayaka様とのご希望による
平成財閥シークレット盗聴部隊による
禁断のCDが完成しましたぞ。
平成レコード・レーベルから
闇ルートで販売予定の
「直輝・音の世界・第1集」でございます。
内容は
1 目覚めの心臓・鼓動
2 呼吸・やすらぎ
3 ドリブル
4 咀嚼・肉食
5 体をたたく・気合・・・
その他多数です・・・。
ayaka様にもお送りしますので
グランドピアノで
ファの音連弾はお控えくだされ~。
夜中に聞きますと不気味でございますから。
ご希望とおりに
すきや平成財閥邸内エリ様専用店舗を
オープンしましたぞ。
内装はオール・シャネルにいたしました。
カレーは
プチカレー、カレーなみもり、メガカレー、カレーキング
に加えてまこ様用ジャンボとくもりエンパイア・カレー
と
アンナ様用華麗カレーもメニューにしました。
先輩ロイドが「ヘイ、ラッシャイ」の
サービスをいたしますシステムになっておりまする。
どうかご堪能くだされ~。
今回はまさに「よろしく哀愁」でございましたな。
じいめは
当時から
「愛」が始まったのに「哀愁」によろしくするなんて
なんと奥深い歌詞だろうと賛嘆していたのでございます。
今回は直P先輩的にも
莉子も菜月もまさに
「よろしく哀愁」状態でございましたから~。
ひろみ先輩だけだとなんなので
新・御三家のヒット曲もトッピングして
おいたのでございます。
じいやにおつきあいくださって
音源までチェックしてくださるとは
じいや感激ーーーっ。でございまする。
なんとなく直P先輩やSEN-PAYSに
カヴァーしてもらいたいほどの名曲と
愚考いたしました。
するとお嬢様方はうっとりしまくりなのではーっ。
これはこれは
お勤め中ですが
お嬢様のお心遣いありがたくいただきまする。
しかし・・・このジンは
どこから調達なさったのですかーっ。
ああ・・・また・・・ベッドの下に
秘密の貯蔵庫をお作りになりましたなーっ。
投稿: キッド | 2009年8月20日 (木) 13時32分
そうなのでございますね。
恋する女は無鉄砲という感じです。
キッドは莉子と菜月は同じ種族の
別ヴァージョンぐらいに考えております。
ドラクエのモンスターかっ。
菜月も直輝の前で泣いたりしますが
あれはウソ泣きで
代々木の前ではふてぶてしく
宇都宮相手だとかなりハンサム。
そして・・・本当の涙は一人こっそり流す・・・みたいな。
莉子は庶民からのし上がるヴァイオリニストですからな。
欲しいものを手に入れる根性は筋金入りでしょう。
それに対して直輝が甘いのは
早くに才能が開花してしまったために
壁への対応力に問題ありなのですな。
甘いのだが
どこが甘いのか分らないタイプです。
母と姉と妹に囲まれて女を神聖視できないタイプでも
あります。
このままでいくと川崎タイプになります。
しかし・・・友情から発展する愛というスタイル、
尊敬すべき相手・莉子とめぐり合うことで
「愛し方」を覚え
それがプレイに反映し
壁を突き破ってヒーローになる・・・
というのがストレートな展開なのでございましょう。
女の敵は女という意味では
どんな彼氏の母親と娘の恋人も
嫁・姑問題からは逃れられないのです。
まあ・・・最後は男よりも女ともだちという域に達するのですがね。
まあ・・・秦野にとっては試練ですが
勝負の世界では
泣き言は許されないので
ガッツを見せるしかないのでございます。
麻衣はキッドの妄想では
虎視眈々と川崎さん狙い。
川崎・莉子の破綻も最初から
お見通し・・・。
川崎が大破局を迎えたときに
その心の隙間にもぐりこむために
ただ今、外堀を埋めている作業中です。
秦野・宇都宮との交際はダミーです。
莉子・菜月がケダモノ系なら
麻衣はスパイダー系です。
もう後半戦ですから
最後まで安心してお楽しみあれでございますーっ。
投稿: キッド | 2009年8月20日 (木) 15時17分
キッドさん、こんばんは。
6話は比較的楽に見られました。先週はムカムカして大変でしたが、、、。息子たちにあたりちらしていたらしいです。私は自覚がないのですが、息子たちは迷惑だったみたいなのです。
まあ、もう、直輝♡菜月については諦観モードに入りました。100%諦めたわけではないんですけどね。だからキッドさんのタイトルバックについての妄想はうれしかったです。ちょっと元気がでました。
直輝はやっぱりねえ、莉子ちゃんに「何かあった?」と聞かれて「プライドは守ったかな」という言葉にはほんと「こいつは~」でした。
他にもいろいろ
その1 川崎さんに「隠していることがないか?」と聞かれた時「しばらく女はいいです」などと言っておきながら、1週間後には「友達こえちゃった」ですと~。その相手が当の川崎さんの彼女で、しかも彼女の方からキスするように仕向けるとは、うーん、高等テクニック。
その2 直輝を励ます飲み会で、別れた原因が代々木さんにあることを否定しなかったことで、間接的に肯定し、そのうえで代々木さんを責める周りに対して「その話はもういいよ」って、いい子ぶりっこだあ。
その3 その2の続きだけど、その飲み会の翌日に代々木さんに「コンビを組まないか」なんて言ってるし。昨夜チームメイト達がさんざんに言っていた相手にということは、これでうまくいけばチームメイト達からの信頼もいっそう厚くなるし、バスケプレイヤーとして司令塔としの評価も高くなるだろうという、計算とまではいかなくても考えているそんな感じがするんですよ。
で、川崎さんに認められる予定が、莉子ちゃんのことで釘を刺されるという、、、。当然直輝は自分を守るために莉子ちゃんとは離れようとするわけだ。自分から「友達こえちゃった」って言ったくせに。
となると、その1の時、川崎さんに聞かれた時に莉子ちゃんのことを言わなかったのはなぜか、ぜんぜん頭になかったと思うんだけど、その時点では友達だからなのか、罪の意識がないからなのか、、、。
最後、川崎さんに言われるまですっかり念頭になかったみたいだものね。
なんかねえ、自分が大事なずるい男なんだなあっと思ってしまうのです。まあ、こんな風にはみんな思わないんだろうけど、、、。直輝を見ていると、なーんかそういう含みをもっている感じがするのよね。Pちゃんとは全く違うなあといつも思ってみています。だから余計にそう思ってしまうのかもしれないですけど。
まあ、誰でもそういうところはあると思うし、直輝って等身大の24歳なんだなっていうことなんだろうと思います。
これからは、菜月ちゃんの言動と直輝が私の中でいつ悪役からヒーローになるのかを楽しみに見たいと思います。Pちゃん、上手いなあ、うっとりとはいつも見ていますけどね。
それから、非難轟々の川崎さんですが、私はおお大人の男性だわと思いました。両親と合わせて1つ楔を打ち込んで、(莉子ちゃんには今だけだから、とか言ったと思う)本人には強引にはいかずに「待っているよ」と言い安心させて、(莉子ちゃんの気持ちを1番に考えるからということ)返す刀でライバルの直輝には釘を打つ(自分の立場を利用して直輝が身動きできないのがわかっていて)いやあ、さすがだわ。でもだからといってうまくいいくかどうかは別物なんだけどね。
PS、
>「ドラゴン桜」でコレに限り天才の秦健日子
笑いました。
「それ突」で3年半前にPちゃんに堕ちたので金子ありささんには足を向けて寝られません。
キャストはプロデューサーが中心で決めると思いますが、「カバチタレ」は常盤貴子さんのご推薦だそうです。これだけ知っているもので、。
投稿: youko | 2009年8月21日 (金) 22時49分
ふふふ・・・アイドルへの思いと危険薬物は
家庭に持ち込まないことが肝心ですな。
ルネッサンスの世界では
春のヴィーナスは
地上界の美の女神とされています。
春風に誘われて
花開く草々の中に生じる「美」には
侍女として三人の妖精が仕えます。
一人は「愛」
一人は「快感」
そしてもう一人は「貞淑」です。
「美」に「貞淑」が関係してくるところが
なかなかに奥深いのですな。
「花」はいつか枯れ行くもの。
どんな美しさも醜さを潜ませているということです。
「花」の「美」を「永遠」にしようと人は考えます。
ドライフラワー。
最初から造花。
そして芸術による記録。
しかし、もう一人の「天上界のヴィーナス」は
人の手にはとどかない場所にいて
人知を越えた「神の運行」を行います。
「春」はまた来るのです。
「花」の「美」はまた「復活」するのですね。
一方の「地上界のヴィーナス」は
人の手の届く「美」を表現するわけです。
「花」を見て「美」を感じ
「美」に「愛」を奉げ
「愛」が「貞淑」であること。
それが「美しさ」を成していくということです。
菜月が貞淑ではないのは誰の目にも明らかですが
よどみない脚本は
直輝の「不貞」を容赦なく紡いでいきます。
もちろん・・・そこは読み取れない人もいるし
それを「不貞」と感じない人もいる。
そういうところがドラマの醍醐味です。
地上に降りたヴィーナスの囁き。
「愛は貞淑であることが美しい」
これを信じる人で直輝の不貞を見逃さない人は
菜月の追い込まれた不遇が
哀れで哀れで仕方ないのですな。
その根底にあるのは
「なぜ彼は彼女を全身全霊で愛さないのか」
という悲嘆です。
その答えは直輝が「神」ではなく「人間」だから。
・・・につきるのですが
山Pに「神」を見出したい人は
そんなのいやぁんなのですな。
ま・・・最終的には神々しさも表現してくれるから
大丈夫でございますよ・・・
とお宥めするしかございません。
無惨に散った菜月と直輝の愛が復活するのか・・・
それとも死んだ愛を糧とした別の愛が
花開くのか・・・
行く先が秘密なのがまたお楽しみなのですしね。
まあ・・・直輝の不実な側面については
ご指摘の通りなのですが
「人間」というものはそういうものでしょう?
その1については直輝は「流されやすいタイプ」で
「自分に正直だ」ということですし。
その2については直輝は「周囲に波風をたてないタイプ」で「他人の悪口をあえて言わないタイプ」ということですし。
その3については「チームを勝利に導かなければ後がない」崖っぷちのプレーヤーとしては「ビジネスと色恋を一緒にしない」という一種の克己心です。
そのどれも「菜月への愛をないがしろにしている」といえばそうなのですが・・・まあ・・・人は恋愛のみにて生きるものにあらずということですな。
そういう人としてのどうしようもなさを
淡々と演じる山P・・・素晴らしいではございませんか。
直輝「愛のない毎日は自由な毎日」
菜月「揃いのモーニングカップも心に痛い思い出」
まあ・・・こういう世界も交錯しているのでしょう。
川崎が「貞節であること」と「未練がましいこと」は
紙一重でございます。
「愛されたら」「気持ちがいい」という側面と
「愛されたら」「迷惑」という側面がございますからな。
この違いが分らないと「子供」になってしまうのでございましょう。
今回の川崎は「大人」としてよりも「子供」として描かれていて
そこにお茶の間は阿鼻叫喚なのです。
特に川崎応援団が・・・。
「ドラゴン桜」の脚本家については一言言い忘れていました。・・・う、撃たないで・・・。
「それ突」に関しては
キッドは郷ひろみ主演の映画「突然、嵐のように」を
思い出します。
「カバチタレ」は「ビューティフルライフ」で
常盤が人気を不動のものとした翌年の作品。
「池袋ウエストゲートパーク」で山Pが
超絶美少年シュンを演じた翌年でもあります。
そういうこともありうるのでございましょうね。
ついでに
なおきとなつきの間には
おつ(乙)=普通である
・・・が潜んでいることを指摘しておきます。
二人そろえば乙な(いい感じの)泣きと泣きでございます。
投稿: キッド | 2009年8月22日 (土) 11時35分
ふられた方は何も悪くないんです。
でもふったふられたの判断は難しい。
相手が一線をはみ出して浮気。
痛いのは直輝ですが
菜月も痛くないかと言うとそうでもない。
慰謝料はウヤムヤですよね。
まだ若いので菜月には幸せになって欲しいです。
投稿: ミオ | 2009年8月24日 (月) 06時13分
劇的(ドラマチック)な出来事というのは
ひとつの素材ですよね。
劇に悲劇と喜劇があるとすると
悲しい出来事を悲しく描けば悲劇となるし
悲しい出来事を笑いに変換すれば喜劇となる。
というのが一つの基本です。
悲しさというのは一つの気持ちですが
それをそのまま表現して
その場に相応しい話題となるとは
限らない。
悲しい気持ちを別の何かにたとえるという作業は
作劇の基本です。
「死」は悲劇の基本的な素材ですが
「失恋」もまったく同じくらい悲しい場合がある。
時には「ひと夏の終わり」が悲しい時もあります。
人間には寿命があるから
「めぐる季節」は「死への道標」です。
それは悲劇。
「失恋」も悲劇です。
しかし「めぐる季節」によって
「悲しい失恋」が忘却されていくことは
ちょっと「喜劇」の匂いがします。
人は「お金」ではなく「愛」が欲しいと言ったりしますが
「同情するなら金をくれ」だったりもするわけです。
こうして・・・悲劇と喜劇は
視点によってたやすく変換される。
だから人生は悲喜交々。
悲劇と喜劇は一緒と言えるのです。
投稿: キッド | 2009年8月24日 (月) 14時01分