大阪で生れた天地人(妻夫木聡)女の子は比べられるのが大キライ(深田恭子)
毎日、毎日、のりピー語を聞かされて洗脳されそうだ。
とにかくワイド・ショーの憶測がそろそろ限度を越えてきたな・・・。
タトゥーを入れたり、髪の毛染めたりしたら・・・覚醒剤常用の兆し・・・って高校生の生活指導かよ。
覚醒剤やめますか・・・それとも人間やめますか・・・という線でお願いします。
それにしても、社長、マンガ化されたアイドルおタクみたいだよな・・・言ってることも見た目も。
そういうギャグなのか・・・。まさか「のりピーと替わりたい」って湾岸署に電話してたのは・・・。
まあ・・・芸能事務所の社長がファンのように商品を愛するのは基本か・・・。
自分で使いたくなるようなものしか売りません的な。
で、『天地人・第32回』(NHK総合090809PM8~)原作・火坂雅志、脚本・小松江里子、演出・野田雄介を見た。例によってシナリオに沿ったレビューはikasama4様を推奨します。あらすじ五行ツッコミ五行体制復活。まあ、やはりポイントは秀俊が12才ってところですよね。まさか・・・12才を上地雄輔が演じるとは・・・なんちゃってにも程があるだろうということでございますな。去年の松田翔太13才を凌駕するなんちゃってぶりでございましたーっ。ということで書き下ろしイラスト「毛利・小早川・豊臣・名跡継承問題トリオ」が炸裂でございます。マンモスうれピー大サービスです・・・おいっ。もうりてるもとと書かれただけてあぶりをやったと読めてしまう今日この頃です。おいおい。まあ、養子縁組でお家のっとりは常套手段ですからねえ。秀吉も近衛家の養子だし、景勝も兼続も養子、小早川隆景だって養子だもの~。養子大会か・・・父親代わりや母親代わりが多すぎるのは・・・おいおいおい。そして朝鮮半島の武将たちの雄姿は完璧にスルー。とにかく天地人の行方を支配する淀の方のルーツを知りたい方は浅井三代の秘密もお楽しみください。
で、例によって時間はうねり文禄元年~文禄四年(1595年)あたりを行ったり来たりの展開である。文禄元年に懐妊した淀の方はお拾い(後の豊臣秀頼)を生みその子が三つ子になる急行列車である。バッドトリップしそうな勢いです。おいおいおいおい。景勝・兼続主従は二泊三日の韓国ツアーに行ってきたみたいな。焼肉食べて美味かったみたいな。とりあえず現地妻は確保みたいな・・・おいおいおいおいおい。文禄元年、渡海した太閤軍はほぼ三ヶ月で朝鮮全土を制圧。朝鮮王宣祖は首都・平壌を脱出。辺境に身を潜めた。上杉勢など後続部隊も半島に上陸し、各拠点に展開する。朝鮮王の圧制に忍従の日々を過ごしていた半島庶民は太閤軍を歓迎したのである。しかし、その一部は海賊、山賊として各所に分散・・・占領軍に対して略奪目的の反乱を目論んでいた。
その事態を受けて明国皇帝は半島支援軍を派遣するとともに太閤軍に対して和平交渉を開始した。韃靼人の侵略に対処中の明国には余力がなかった。半島支援軍の郭将軍は先鋒部隊を用い平壌占領中の太閤軍肥後もっこす兵に威力偵察を試みた。
先鋒部隊は殲滅された。血まみれで脱出した戦しのびが報告する。「倭王の軍はおそろしい武器を使います・・・まずは種子島と申す西洋火縄銃を装備した部隊があり、弓矢のおよばぬ距離から鉛玉を撃ち放ちます。多くの兵が接近すること叶わず果てしものなり。そして白兵戦になるや巨大な刀を用いて斬りかかり、一閃にて十の明の兵の首が飛びまする。倭の兵は一人一人が関羽、張飛、趙雲の如き恐ろしさでございます」
郭将軍は軍師であり、外交官でもある沈大使をふりかえる。「倭奴など東海の蛮人と思いしに・・・これは如何に・・・」
倭研究家である沈大使は勢い込んで応える。「永く戦乱の続いた倭国では戦争技術が発達し、西洋から取り入れた新兵器を発展させ・・・西洋商人の語るところでは鉄砲なる新兵器の装備量は西洋にも比類するものがないほどの数と聞き及ぶ。またお互いを食い合って生き残った武者たちの戦上手もはかりしれぬもの。ここは増援を求めるとともに大砲などの秘蔵兵器を待つことが得策。そのための時間稼ぎを我が敵陣に赴き口説をもっていたしましょう」
かくて、沈大使は明国の使いと称し、占領軍に接触した。
その頃、朝鮮くのいち花姫の術中に陥った小西行長と加藤清正は花姫の気をひくために張り合い、軍事衝突寸前の状態にあった。太閤軍に下った朝鮮奴隷たちもその成り行きに困惑し、各地に集結しつつある朝鮮民兵組織に参加するものも現れた。
この情勢を分析した黒田如水は両者の和解を即すために平壌に乗り込んだ。
その行く手をはばむ花姫支配のしのびたち。しかし、謀略の鬼である黒田如水は後藤又兵衛の手の者を伏せていた。アリランを歌いながら麻薬煙を焚き朝鮮お化けに変装したしのびたちは伏兵の一斉射撃で全滅する。
報告を受けた花姫は平壌の城から姿を消す。
最前線に黒田如水が到着した頃、夢から醒めた小西行長は失策を取り戻すために沈大使の和平交渉に乗り気になっていた。
黒田如水は沈大使の文言に不実の影をたちどころに読み取ったが何故か交渉には口を挟まない。如水はまだ天下に対する野望を捨てたわけではなかったので心中ニヤリとしたのである。
そうした半島の情勢を余所に・・・肥前名護屋では太閤秀吉が歓喜していた。淀の方が男子を出産したのである。前々年に鶴松を失い、前年には母・大政所を失った秀吉の心の均衡は崩れ始めていた。
「今度は・・・寧々といえども・・・我子を殺すことは許すまじ・・・」
秀吉は大阪城に戻った。すでに北政所の放った刺客軍との戦いに疲れ果てていた大国実頼(泉小太郎)はほっと肩の荷を下ろした。すでに軒猿忍軍は半数が命を落としていた。
「実頼よ・・・よくぞ・・・茶々と腹の子を守ってくれた・・・恩に着るぞ・・・そうじゃ・・・このお拾いに・・・命の恩人の名を貰うとしようかの・・・やがて余の跡を継ぐものじゃ・・・秀頼じゃ・・・うんうん、いい名じゃ」
小太郎はそう語る太閤秀吉の目に狂気が宿るのを見た。
秀吉は景勝・兼続主従を半島から呼び戻すと京の地に伏見城を築城することを命じた。
そして・・・その目は秀頼の競争者となりえるおのれの養子たちに向けられたのである。
真っ先に目をつけられたのは・・・北政所の血縁である豊臣秀俊であった。
豊臣家にはいくつかの家内派閥がある。一つは北政所の縁者によるグループである。北政所の兄、木下家定、浅野長政がその骨格となっている。家定の子の一人が秀俊である。北政所にとって血縁の養子だった。言わば浅野系豊臣養子である。
秀吉に呼び出された家定と長政は秀吉に「秀俊を養子に出す」と告げられ絶句した。
二人の兄からその件を伝えられた北政所は「この辱めをいかにとやせん」と泣き崩れた。妹の心の闇を知る二人の兄はただ顔を見合わせるばかりだった。
白羽の矢を立てられたのは跡継ぎのない毛利家だった。それを察知した毛利家の家老・小早川隆景は・・・先手を打って秀吉に秀俊の小早川家相続を願い出たのである。
本家の血脈を守るため、鎌倉以来の名門・小早川家を秀吉に差し出すという苦肉の策だった。もちろん・・・秀吉にとっては秀俊が豊臣でなくなれば毛利でも小早川でもよかったのである。
残る豊臣には兼続がいるが・・・これは上杉家の家老なので問題はない。豊臣秀家も母で秀吉の愛妾おふくにとっては宇喜田秀家で問題はない。秀吉の弟・秀長の跡を継いだ豊臣秀保、そして秀吉の跡を継いで関白となった豊臣秀次はともに秀吉の姉・お智の子である。実質的な後ろ盾は大政所であった。
その大政所が死に・・・秀吉の冷たい眼は秀次の上で止った。
石田三成は秀吉に大阪城・金の茶室へと招かれた。
三成は京都・大阪・博多・肥前名護屋・釜山と渡り歩き疲労困憊していた。しかし、その気配は見せない。
秀吉は利休風の茶を点じる。「イエズス会のヴァリニャーノが肥前に伴天連の寺小屋を作ったそうだな・・・」
三成は秀吉が何か言い出しにくいことを言おうとしていると感じる。本題はまだ遠いのである。そういう場合は大人しく相槌を打っていればいいことを三成は知っている。
秀吉は話を続ける。「九州で南蛮の奴隷商人が出没していて・・・これは見過ごせぬ・・・しかし・・・伴天連との商いは利も捨てがたいし・・・何よりもまだ学ぶべきことが多い・・・しかし・・・伴天連は一向宗の匂いがするであろうず・・・」
三成はまたも畏まって頷く。
「余は・・・信長旦那とは違って・・・許せぬものも許してきた・・・たとえ明智が血筋で・・・伴天連であるガラシャを・・・細川が室にすることもだ。細川はまたとない味方ゆえにの。そして小六のせがれの家政が少しばかり南蛮贔屓がすぎるのも目こぼした。高山右近が前田にいるのも先刻承知だ。じゃがのう・・・そういう者たちが関白と仲良くするのは面白うないのう・・・」
三成は秀吉の本意を知った。それは淀の方のグループを主宰する自分の利にも適っていた。三成はすでに・・・関白秀次を貶めるいくつかの策謀を始めている。
利休を罠に落とすことよりはずっと楽そうだ・・・と三成は考える。あの時は主をその気にさせる必要があった。しかし・・・今回は・・・主・・・太閤秀吉はもはやその気なのである。
関連するキッドのブログ『第31話のレビュー』
火曜日に見る予定のテレビ『救命病棟24時』『恋して悪魔・ヴァンパイア☆ボーイ』(フジテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
最近はお月さんを見ると
ウサギさんがヤクついてるのかなと
思う人が出てくるかもしれないと思う今日この頃
一方で倭刀は朝鮮にとっては兵(つわもの)揃いだったんでしょうね。
まぁそんなとこも見えないくらいバッサリの今回 ̄▽ ̄
以前から彼女に関する噂はあったみたいですが
みんな、それを口にしないという事は
それをクチにする事で自分達に及ぶ弊害を
受けたくないからみたいなとこがありますね。
そうして、誰も注意できない。
それは秀吉のであっても同じようですねぇ。
小早川秀秋に関してはキャラはいいんですが
どうも個人的にタッパがでか過ぎかと(; ̄∀ ̄)ゞ
なるほど、秀俊を養子に出されると知って
ショックで泣き崩れた北政所が麻薬に走るんですね。
よく分かりました ̄▽ ̄b
最近は秀次が秀吉を暗殺するために
石川五右衛門を雇い、それが露見したために
妻子三十人以上が殺害されたという説もあるみたいですが
こちらではどんな感じになるのか、楽しみにしております ̄▽ ̄
それから、先日のお返しで、こちらも暑中見舞いをば↓
http://www7a.biglobe.ne.jp/~dessin-ikasama/ikasama/illust/2009/img/img0981.jpg
投稿: ikasama4 | 2009年8月11日 (火) 00時08分
日本の夏は台風と戦争で充分なのに
うさぎスキャンダルで
完全に寝不足でございます。
まあ、テレビ中毒患者が
違法でないがゆえに
誰も止めるものがいないのが残念です。
子供の頃ならママが叱ってくれたんですがね。
クスリというシステムには
精神論は無意味でございますしね。
ある意味グラスでもキメてるんじゃないか
と思うような大河ドラマ。
時々、時間がダイジェストとなり
木村佳乃に意味不明の出番を作るという
謎の展開。
「相棒」の片山雛子以来
それ以外の人に見えないのが残念。
生い立ち的にはうさぎとは真逆ですが
なんとなく・・・仕事内容がかぶって
危ういものを感じますな。
まあ・・・下ネタOKで発散しているからいいのか。
秀吉の晩年は狂気に陥っていたという
家康サイドの歴史解釈が定説に
なっていますが・・・
一仕事を終えて消耗しつくした偉人に
相応しい評価とはキッドにはどうしても思えないのでございますね。
後十年、長生きしてたら今の中華帝国は
なかったかもしれないし
太平洋戦争さえなかったかもしれないのに・・・。
まあ、歴史にたらレバはきんモツでございますが。
秀秋はおおむね優しくってちょっとバカが
定説ですが・・・
それも基本的には秀吉=農民という俗説の帰結です。
あくまで「勝てる戦しかしない」
という尾張武者の気質を見事に
完遂した優美な武将なのでございますから。
朝鮮では一撃で13人の首をとったという
伝説もあるくらいなので
生まれついて巨大だったのかもしれませんぞ。(・o・)ゞ
ふふふ・・・香川秀吉、おねPを
今、やってたらものすごいことになってましたな。
翌週から西村知美おねになっていたりとか。
まあ・・・秀次のところは最上駒姫、池田お若、菊亭一姫と超一流のくのいちがそろっているし
前野衆、服部衆、滝川衆という
信長以来の忍軍も精鋭ぞろい。
聚楽第が血風に染まったのは間違いないところでございます。
おそらくものすごい死者が出たのでございましょう。
こ、これは貴重な一枚を。(*´∀`*)
感謝感激雨霰
マクロイン王国もババリアン星も万歳でございます。
家宝にいたしますーっ。(@д@)
投稿: キッド | 2009年8月11日 (火) 03時38分