あなたの願いは私には叶わない(相武紗季)自分の幸せを願うのはわがままじゃないのよ(北川景子)最後のブザー・ビート(山下智久)
愛って残酷よね・・・だけど愛さずにはいられない。
見事につらぬかれた主題である。リアルな愛とはその一点に尽きるからな。
もちろん・・・そうなると菜月の病んだ愛の行き着く先を夢見る人とか、はかない願いの川崎さん応援団とかがきょぇぇぇぇぇと叫んだり組織的ブーイングをしたりすることになるのだが・・・・菜月は本人が「ちっ」と言ってるわけだし、川崎さん本人が最後のアピールを瞬殺されて「いい人」に進化したりするので納得してもらいたいものだ。このドラマの主人公が直輝であり、ヒロインが莉子である以上・・・それは宿命なのです。
ドラマを妄想レビューして思いつくまま書いていると様々な人が通り過ぎる。
今回なんて月~土まで帝国アイドルの途切れることなし状態である。
よどみない脚本、完璧なキャスティングで本年度最高傑作と思われる「ブザー・ビート」はさておき・・・残念なドラマてんこ盛りだった今年の夏。「●●の悪口書かないで~」というせつないコメントは多数寄せられるわけである。もちろんそういう場合、毒々しい悪意の腐臭が多くのコメントから発している。
たまに気がむけばコメントを公開をして罵倒の限りを尽くしたりもするのだが・・・多くは削除してしまう。
そういう時・・・愛を殺している気分になるのはさけられない。まさにそれがいかに不毛であろうとも愛には違いないからなぁ。
しかし・・・スターへの愛を貫いてファンから恋人になった実例をいくつか知るキッドはそういう愛をけして否定しないのだ。
ただし・・・ひとつの愛が叶うとき・・・周囲は愛の屍で満ちている場合があるということを忘れてはならない。
だから公開しないで削除するのも・・・公開して処刑するのも・・・どちらも愛と言えるのだ。
だって愛は気まぐれなんですもの。そして愛は一瞬である。それは試合中と試合終了の瞬間に煌く「ブザー・ビート」のようなものだと言える。この言葉に愛の物語を托そうと着想した瞬間にこのドラマは傑作になる運命だったのだ。もちろん・・・その後には血と汗の結晶として言葉を紡ぎだす作業を要するのである。だから一瞬の中に永遠があるのである。
そういうものを人は永遠の愛と呼ぶのだな。
で、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~・最終回』(フジテレビ090921PM9~)脚本・大森美香、演出・永山耕三を見た。お茶の間を唖然とさせた「別れ」の表明から一週間、オール・オア・ナッシングの莉子(北川)の暴走は止らないのである。「夢の道を歩んでくれ」と愛する直輝(山P)から告げられた莉子は・・・まるでそれを訣別宣言と受け止めたように「直輝断ち」に励むのだった。「直輝の声」を聞いたら決心がにぶるので携帯電話を解約してしまう勢いである。けして何かの証拠が残っているから処分したわけではないのだな。「直輝の寝顔写真」とかはパソコンに送信したとは思います。
まるで「莉子と直輝の愛」が終ったかのような莉子の振る舞いに麻衣(貫地谷しほり)は「本当にそれでいいの・・・」と問いかけます。
それに対して莉子は「私は夢の実現というものを甘く考えていたの・・・でもその入り口に立ったとき・・・その甘さが見えた気がした・・・だから夢の扉を開くためにそこから目をそらさない決心をしたの・・・私は強くならないといけない気がする・・・彼が背中を押してくれたから」
麻衣は莉子が遠くなっていくことに寂しさを感じ・・・その温もりを心に焼き付けようと抱きしめるのだった。
莉子の前世は麻衣のテディ・ベアだったのかもしれない。ふりかえればもっとも早くハッピー・エンド・コースに乗った麻衣は莉子と暮らし始めたことで・・・秦野(溝端淳平)の愛を掴んだのである。もちろん、麻衣と莉子の恋愛履歴が莉子の恋愛中心に語られるのは未だに「直輝と莉子の愛」を知らない秦野へのサービスである。麻衣が隠し事をしているのは言うまでもなく、阿吽の呼吸で莉子も応じているのである。
麻衣は莉子がラブのハートで一杯のハッピー・エンドを迎えることを願っている。それは「秦野と麻衣の愛」がハッピー・エンドであることに抵触しないからである。
すべては怒涛のハッピーエンドのために・・・なのである。
さて・・・直輝が莉子に渡し損ねた最初のひまわりのエピソードをものすごい荒技で回収である。
莉子と麻衣がアルバイトしている書店の店長は直輝の姉(ちすん)の夫・祐介(川端竜太)だったのだ。なんてせまい世間なんだ。代々木の次の駅が軽井沢くらいの距離感である。
そして・・・母親の誕生日プレゼントを買いに来ていた直輝が莉子にひまわりを渡し損ねていたことを姉は莉子に伝えるのである。
ああ・・・運命だ・・・(この時点では浮気です)・・・莉子は愛の雷に打たれ・・・直輝と連絡をとりたくてとりたくてたまらなくなるのだが・・・こらえるのだった。
もちろん、神の目を持つお茶の間にはお見通しのことだが・・・恐ろしい子である直輝は莉子のこの頑なな決心を知らない。秦野経由で莉子の「近くて遠い軽井沢への出発」が明日と知り・・・軽い気持ちで電話をかけるのだが・・・もはや連絡先はこの世のものではないのである。・・・ちなみにこのドラマにおける軽井沢とはクラシック音楽の聖地であり・・・いわゆるひとつの天上世界です。天使の羽根をもっていないとたどりつけない異次元空間なのです。つまり莉子はあの世に旅立つのです。
直輝ははじめて・・・自分の言葉の重さを知り・・・うろたえる。
崖から転落してよこたわる自分の姿が見えたのである。しかし、その指は実際には崖っぷちを捕らえていた。半端な願望には灰色の道しるべしか与えられないのだ。松葉杖をつき、愛が人を強くする公園にたどりついた直輝は・・・莉子の姿を求める。しかし、与えられたのは麻衣のシルエットだけだった。
莉子は白い光の向こうに行ってしまった。直輝はようやく莉子の決心に寄り添う覚悟をする。常識の通用しない相手には非常識で答えるしかないのである。
暴走する莉子に・・・直輝は暴走族と化すのだった。スプレーで公共物にメッセージ書き込みである。
自分にも夢があるという決意を込めて直輝はキャンパスを黒く塗り潰す。
夢に向かってガンバレ! 1番のファンより
花泥棒は罪にならないのは盗人猛々しいのであるが・・・もはや二人の愛の暴走を誰にも止められないのである。眉をひそめたければひそめるがいい。愛も夢もあきらめないのはある意味非常識だってことを思い知らせてやる宣言なのだ。
なにしろ・・・愛し合っているのに二人はお互いに背を向けて夢に向かって走り出しますからーっ。
ここからは・・・二人が距離を置くことになって感じる愛への幽かな怯えと・・・二人の愛に奉げられる犠牲者への美しい残虐の二重構造になっています。
まずは・・・公園の管理人である。「伝言板じゃないのに・・・」と思いつつ彼は松葉杖をつきながら深夜にスプレーでメッセージを書く直輝の後姿に胸を打たれ・・・このメッセージを保存することを決意するのである。メッセージは彼によって時々、修復されているので最後まで鮮明さを保つのだった。
翌日、直輝のメッセージを発見した莉子はかって公園に不法投棄をした男たちを追跡した女とは別人となって看板落書きを公認である。それどころか、携帯を封印してもデジカメがあるじゃないかのフレシキブルさで記念撮影敢行である。
だって愛だからな。愛なんて他人にとっては迷惑そのものだもの。
さて、軽井沢に到着した莉子は直輝への愛を胸に秘め・・・音楽に猪突猛進で耽溺する。
突然、ドラマ「夜逃げ屋本舗」じゃなかった「怨み屋本舗」で対女性工作員・・・いわゆるひとつの女殺しです・・・初代シュウを演じた竹財輝之助が登場。莉子が属することになる東都ユースオーケストラの先輩チェリスト役である。
彼は莉子と仲良く写真を撮ったり・・・莉子手作りのフレンチトーストを分けてもらったり・・・莉子の周囲にそれとなくつきまとい・・・莉子をロック・オンしているのは明瞭なのだが、莉子はまったくその気はないのである。彼がそのことに気がついた時、チェッて言うのは確実だし、場合によっては莉子に対するストーカーになるものと予想される。
愛とは残酷なものじゃないか。
しかし・・・ひょっとしたら莉子がよろめいて・・・直輝がまた傷つくことになるのじゃないかと・・・息を飲むお茶の間を他所に・・・莉子は直輝一筋を貫き通すのです。
さて「愛は運命」の信奉者である莉子はたまたま上京した時に一瞬、耳に届いた直輝の声を聞き逃さないのであるが・・・かって莉子と麻衣を乗せたバスを直輝が見送ったように・・・直輝と秦野を乗せたバスを見送るハメになると・・・「自分の直輝の愛」はもう交わらないのではないかと不安に襲われる。
そこへ偶然通りかかる川崎(伊藤英明)・・・。直輝と莉子の愛の前にそれはもはや運命ではないのです。
そこで「莉子を最後まであきらめない」と未練な心を明かす川崎を「それはない」と瞬殺する莉子。
愛は残酷だからです。しかし・・・川崎は変えられないものを受け入れる力を持っている大人なのだねぇ。「前を向いていればまた会える・・・未来はどこまでも続いているんだ・・・直輝は君を想いつづけている・・・」と敵に塩を送るのだった。
話は前後するが・・・川崎の愛に関する出番は終了なので・・・川崎だけはてんでハッピーになれないじゃないか・・・というお茶の間に一言。シーズンに一人しかいない優勝監督になれるのであればこれ以上のハッピーはないのです。
怒涛のハッピーエンドに死角なしなのでございます。
一方、莉子に負けないようにと黙々とリハビリに励む直輝。そんな直輝に恋人のように付き添う菜月。周囲はヨリが戻ったなどと噂し・・・まだまだ未熟な秦野は麻衣にご注進におよぶ。もちろん、莉子応援団にとってはハラハラさせられ、菜月応援団には最後の希望を感じさせる件。しかし・・・懸命な読者にはお分かりのように菜月は愛の残酷さを物語るための貴い犠牲なのでございます。
菜月は賞味期限の過ぎた後の恋の味を確かめつつ、そろそろ成果があらわれなきゃ投げ出したい気持ちになってきます。
菜月の最大の弱点はこの根気のなさ。おそらく・・・莉子との最大の違いはここにあるのでしょう。莉子はなにしろ楽器の習得者。根気の長さには定評があるのです。
菜月が献身的な偽りの愛の眼差しをリハビリに励む直輝に注ぎ、「無理しないでね」と直輝を思いやる瞬間。直輝の心にあるのは「莉子と過ごした愛の日々の反芻」なのです。
やはり・・・直輝は恐ろしい子です。
菜月はそろそろ恋人気取りで直輝を取り戻した幻想にひたるのですが・・・直輝は菜月とそぞろ歩き中・・・ふとヴァイオリンの音を耳に止めると・・・世界のすべてを忘れて莉子への愛で心を満たすのです。
そんな愛の天使と化した直輝に菜月が最後のアタック。
菜月「私・・・直輝とやりなおしたい。一年前のあの日に戻りたいの・・・今なら直輝の夢を信じることができるから」
直輝「菜月はきっと幸せになれるよ・・・でもそれはオレには無理なんだ・・・菜月にはすごく感謝してるけど・・・」
菜月「ちっ!・・・ああ・・・もうたくさん・・・そんななぐさめの言葉は時間のムダなのよ。そんなこと言ってるからだまされたり、浮気されたりしちゃうの・・・でもね・・・そんな直輝を・・・あの女・・・莉子さんは信じてたわ・・・私・・・彼女に言われたの・・・直輝の夢をバカにするのは許さないって・・・あ~、やだやだ・・・骨折り損のくたびれ儲けとはこのことね」
直輝は莉子と菜月の間にただならぬ暗闘があったことをようやく悟るのだが・・・そのことについて語ることはしないのだった。
菜月はこみあげてくるものを必死にこらえながら女の意地を見せるのだった。「もう行って・・・私の愛だってもうとっくに死んでたんだ。あんたの夢をかなえなさいよ。誰かのためじゃなくて・・・あんた自身の大切なプライドのためにね・・・」
直輝は自分が為す愛の残酷さに耐えながらその場を去るのだった。
どこか遠くへ逃げたら楽になるのかな・・・そんなわけないよね・・・どこにいったって失恋は失恋なんだから・・・と泣き崩れる菜月。
しかし、怒涛のハッピーエンドはそんな菜月を放置はしないのである。
愛の放置プレーは「直輝と莉子」のものだから。
すべてを立ち聞きして影のように菜月に寄り添い続けてきた宇都宮(永井大)登場である。
宇都宮「昔好きだった人が結婚してから三年間、ずっと菜月が好きだった・・・でも直輝に先を越されちゃって・・・それでも菜月を忘れられなくて・・・」
菜月「いつか・・誰かとまた恋におちるとしても・・・明日の今頃は私は直輝を思い出してきっと泣いてるわ・・・」
宇都宮「でも・・・ケーキを一緒に食べるくらいはできるだろう・・・」
菜月「一人じゃ・・・孤独を感じられないものね」
宇都宮「オレはタイムリミットに怯えないタイプなのさ」
シーズンが始まり快進撃を続けるJC ARCS。その優勝の瞬間に宇都宮が菜月を担ぎ上げ・・・菜月が宇都宮にすべてを委ねて笑顔を浮かべても菜月の心の闇が消えていないと信じたい人は信じ続けても構いません。
さて・・・別れがたい恋人たちとのつきあいも終局に差し掛かっています。
ついに復活した直輝は大活躍でチームをプレーオフ進出に導きます。恋敵でありヘッドコーチでもある川崎に背を押された直輝は軽井沢へ第4のひまわりを届ける。
コンサートを控え練習もおいこみにはいった莉子とはすれ違うが・・・莉子が夢に向かって突き進んでいることを確信する直輝。
莉子は残されたひまわりを見て・・・直輝が迎えに来たことを知る。
コンサートと優勝決定戦の日はずれているが・・・レッスンが重なるという微妙なスケジュール。
莉子の心は夢と愛のメトロノーム状態に・・・そしてついに試合当日のレッスンの最中に心が止ってしまう。放置プレー終了です。
ここで・・・職場放棄だとか・・・責任感がないとか・・・大人としての節度とかを言い出すのは野暮なのである。
コミック「いつもポケットにショパン/くらもちふさこ」(1980)でピアニスト志望のヒロインのピアニストの母親はヒロインに「料理」だとか「裁縫」だとか「掃除」だとかピアノ以外の日常の大切さを教える。技術だけでは音楽に深みが出ないことを知っているからだ。
「私・・・行かなくちゃいけないんです。大事な人の大事なときだから。今・・・応援しないとダメなんです」
と言い出した莉子の心を愛を知る指揮者のヴォルフガングは読みきるのだった。
「そりゃ・・・行かないといけないね。愛してるならそれがすべてなのだから。音楽のために愛があるのではなくて・・・愛のために音楽はあるのです。お行きなさい。すぐに行きなさい。走って行きなさい」
ありがとう・・・と莉子に言われるとなんだかせつない芸術家一同だった。
軽井沢-東京を愛のハイウェイは制限速度亜光速で無料開放なのである。意味不明だぞ。
白熱する優勝決定戦はブザービートをお膳立てる直輝のフリースロー。
静まりかえる会場に莉子ただ今参上。
ちょっと!・・・そこの8番!・・・ちゃんときたから~・・・ちゃんとファン一号が応援に来たから!・・・ちゃんと勝ちなさいよ!・・・ばーかっ!
会場全体が恐怖で莉子から目をそらした瞬間、直輝は愛で強化された自分を莉子に披露する。
そして・・・ブラザー代々木(金子ノブアキ)から慰謝料こみのパスを受け取った直輝は栄光に輝くフザービートを決めるのだった。
優勝決定!
勝者の歓喜と敗者の失望にわく会場。
その全部を振り捨てて・・・二人の世界に跳躍する直輝と莉子。
おそらく・・・スポーツチャンネルやスポーツニュースそして場合によっては東スポ紙面を飾る公開キスである。
直輝「バーカはひどいと思うけど君に会うと全部フッ飛んじゃうよ・・・もう・・・はなさない」
その時、母(真矢みき)「あれが・・・直輝の心からいやされる娘・・・ふっ・・・おそろしい子」
川崎「くそ~、見せ付けやがって・・・優勝インタビューのために考えてたコメント忘れちゃったぞ~」
麻衣「もう、秀治くんたら・・・先輩を見習いなさいよ!」
秀治「す、すみません」
代々木「えーと・・・・・・・・・しおんはっと」
しおん(小松彩夏)「愛の天罰、落させていただきます・・・キライなものはしいたけです」
宇都宮「今夜こそっ・・・オレも」
菜月「・・・もう宇都宮さんでいいや」
妹(大政絢)「寄せる・・・愛のさざなみ・・・」
愛はまさに周囲にとって迷惑なものである。しかし迷惑はいつだってお互い様なのだ。
さて、今回の「A DAY IN THE LIFE/THE BEATLES」のインストゥメンタル挿入は莉子と麻衣の「恋愛史年表」のお披露目の場面である。ついに最後まで挿入され続けたのでこれは「ひとつのこだわり」と言えるだろう。物語そのものは誰にでも分る面白さを求められるのだが・・・こうしたある意味隠れた要素はそれだけでは物足りないお茶の間へのサービスと言える。クラシック音楽とバスケットボールという二つの領域にまたがるこのドラマゆえにこのスタンダード曲の印象的な挿入というのは目印としても機能している。
愛は残酷。しかし愛は必然。このテーマにそって・・・勝者であるヒロインが敗者に残酷を与えるにあたって・・・莉子の愛の歴史を示すことは重要だからである。莉子はかって愛の残酷な仕打ちに耐えた。二回も愛の両てんびんにのせられ・・・結果として敗者になった過去を持つことの再確認である。
莉子はその痛みに耐えて蘇る過去を蹴っ飛ばし人生を変えてしまう別の一日にたどりついた。
直輝と出会いやさしさがつらかったりあいまいな態度に不安にさせられたりしながらも癒せない傷なんてないことを示してみせる。
そしてひとつの愛の理想にたどりついたのです。
愛は時には残酷だがそれは避けては通れない喜悦を含んでいる。
それを知っている人も知らない人も直輝と莉子の未来を祝福できるといいのになぁ。
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ごっこガーデン。愛はあなたを強くする公園清掃週間セット。エリ「はうぅ~ん。シュテキなシュテキな夏が去っていきましたyon!世界中の恋人たちに幸せがありますように。祈りをこめて愛の夢を奏でまスー。Pちゃまトリオはひと夏で全員ヴァイオリンが弾けるようになっちゃいましたーっ。ごっこの成果なのでスー。最終回の見所はいきなりリハビリでアンヨが痛くてウゥッとなる直P先輩の渾身のあえぎ演技でスー。もうたまりましぇーん。じいや、エリにもラブ運のいい部屋をキープしてぇ。エリも心から安らげる乙女ににるのでスー。半年も会わずに耐えるなんて放置プレーの極みなのでスー。でも火山爆発のような愛の噴火があるのかしら。山P先輩の次のドラマが待ち遠しいのよーっ。ラブカツ丼を食べて待つのでスー」お気楽「本屋の店長=直輝の義理のアニキ・・・存在感薄すぎてまったく気がつかなかったのね。まあ、あの後、どうなったのかは別のお話なのね。ダブルでシンデレラ・ストーリー・・・。莉子は指揮者のOKもらってるんだからコンサートはやるんだよね。それで毎年・・・優勝決定戦だけ見にくるの?・・・七夕?カラカラシュー」まこ「逮捕しちゃうぞってラブカツ丼はどこですか~?・・・まこ麗子は恋泥棒しゃんを捕まえちゃうのデス。そして恋のテクニックを習っちゃうぞ。秘訣は狙った獲物はあきらめないでしゅか~?打ち上げのカラオケは1曲歌ったらKiss & Cryで得点待ちシステム導入シマス~」ikasama4「まさに予想通りのラスト。そして全員が最高に絵になっています。しかしなんといっても( ̄⊿ ̄)チッこれにつきますね。まあ・・・続々と量産されるカップル・・・ハッピーエンドに万歳でございます」くう「うう~ん。莉子タイプの女の子に馴染めない私・・・だってさ、だってさ・・・自由すぎる・・・それに菜月のように痛い女の子につい感情移入しちゃう私・・・まあ・・・ヒロインは菜月じゃなくて莉子だから・・・しょうがないの?・・・うう~ん。納得いかないよ~カラカラシュー」みのむし「ドロドロも好きだけど超ハッピーエンドも好き。かゆいところに手の届く最終回でした。川崎さんはもうただのいい人になっていたしーっ。最後に莉子が天界から下るところは・・・いわば神々の世界の阿吽の呼吸で・・・庶民には理解しがたいのかも~。そんな大事な仕事の最中にキャンセルはないよね~。せめてお腹が痛くなっちゃったとかズルすればいいのに~え?それは違う?」あんぱんち「いろいろあった今年の夏も終わりですね・・・ってちょっと中川モードになってみたわーっ(爆)・・・夏の終わりもいろいろといそがしくて遅刻なのよ~許してね~」
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水曜日に見る予定のテレビ『働くゴン!』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
うほっ! 天才子役は大きくなって直輝のお母さんだったとは~、口癖は先生譲りですか~っ!
気付かんかった~。
沖縄返還を須藤と成し遂げたヒクソン大統領が、翌日には莉子にやさしい指揮者で現れて笑っちゃいましたけど、みんなハッピーエンドで何よりでした。
一番光っていたのは、しほり嬢かなぁ~。
悪魔を演じきった沙季ちゃんも、見事にウェルかめでございました。
投稿: シャブリ | 2009年9月22日 (火) 10時32分
キッドさん、全11話のレビュー執筆お疲れ様でした!昨夜は手に汗握りながらブラウン管に張り付いての視聴で…70分弱はほんの一瞬の如く過ぎてしまい。
菜月が直輝に「ちっ…」と素を出した瞬間、菜月は直輝からの呪縛から解かれた気がしました。最後まで気丈に振る舞い、宇都宮の涙を隠そうと必死で…不器用な…等身大の可愛い女の子。宇都宮と幸せになって欲しい!と思わせる、そんな菜月を演じきった相武紗季には、「更なるご活躍を!」と心から言いたいです。もちろん、山Pや北川景子もですが。
恋・夢に挟まれ苦しむのは青春ドラマの王道でしょうし、これまでも多数作品はありますが、各キャラが活きて生きてる大森脚本のブザビは冴えた作品でしたね。ビデオリサーチの視聴率とか作品の一部分だけで「もはや終わった月9枠」とか言う人(特に、週刊誌に酷いドラマレビューを書く自称ライター!)には、きちっと全話見てから批評してもらいたいものです。批判的な意見を言うにしても、批評できる土台(前提条件)に立ってない人が多いのが気になります。
最終話を見終わったときに寂しさや物足りなさを感じたのは、「また来週も続きあるんだよね?」と無意識に続編を期待してしまったからでしょうか。いつかSPが放映され、またキッドさんのレビューや様々な方のコメントを嬉々として読める日が来るのを心待ちにしています。
(他にも書きたいことはありますが、いっぱい有りすぎて…(^^;)
投稿: ys_maro | 2009年9月22日 (火) 10時40分
竹財さんが出演していた時に
私も( ̄ー ̄)ニヤリとしてしまいましたが
『本舗』が違いまする
切腹の際には某が介錯を仕りまする( ・ω・)∩
さてさて、今までの伏線の回収と
序盤の出来事の踏襲を踏まえた
展開になっていった最終回ですが
それもこれもある程度
視聴者が望んでいたかもしれない
ラストとしてはこれはこれでよかったのかもしれんですね。
その中での一番のオドロキは
「世間は狭い」って事でしょうかね ̄▽ ̄ゞ
それにしても莉子と菜月
この二人のキャラを見てると
直輝のいないところでは弱さを見せるものの
それを自分だけの心に留めておくのか
それを他人にもひけらかしてしまうか
それでそのキャラに対する印象が変わり
総じてキャラの好感の差になっているようですが
その点に関しては最後まで菜月に軍配です ̄▽ ̄b
菜月の場合はチアやってるので
ホッペをえらく塗って可愛く見えてしまうというのも
あるんでしょうけど ̄▽ ̄ゞ
まぁ黒い菜月と「黒い太陽」の宇都宮さんコンビも
結構御似合いだと思うのでこれはこれでアリですね。
ただ、しおんちゃんやら
妹のトモダチの出番があまりなかったのは
ちょっとだけ悲しかったです; ̄▽ ̄ゞ
投稿: ikasama4 | 2009年9月22日 (火) 11時15分
はじめまして、キッドさん
毎回レビューを楽しく読まさせて頂いてます。
今回何故コメントを寄せ様と思ったかというとそれ位このドラマに嵌まっておりました。山Pは不思議な魅力を持った俳優さんで滅茶苦茶演技が上手い訳ではないのですよ(失礼)でもつい見ちゃいます。ビジュアルがいいから?でももこみちくんも玉木くんも水嶋くんも惹かれないのよね。ブザービートはその彼の魅力と昔懐かしいベタなラブストーリーの展開で毎週楽しみに見てました。
゛えっ、あれで終わり?何か物足りない!続きはどうなるのよ?゛と思わせる展開でThe END.
まあ最後は駆け足で終わらせた感じは否めませんが久々に王道月9を堪能しました。
ところでフジとあの事務所は山Pにキムタクの後を継がすつもりなのでしょうか?
止めてほしいな。
テレビマン特にドラマ作りのプロの方はやはりラブストーリーを作りたいと思っているのですか?ブザービートのスタッフブログに一度はラブストーリーに携わりたかったとあったので。
長々と自分語りすみません。これからも陰ながらご活躍をお祈りいたします。楽しいレビューをよろしくお願いします。
投稿: 織姫 | 2009年9月22日 (火) 14時58分
▯▯black rabbit▯▯シャブリ様、いらっしゃいませ▯▯black rabbit▯▯
ふふふ、ヴォルフガング(Bill.D)は
「官僚たちの夏」にも出ていましたか。
キッドの場合、日本人の顔の区別もつかないので
外人さんともなるとみんな
同じに見えるんですけど。
先週から月影先生をやっていたら
今週、「オトメン」でネタがもろかぶりでした。
キッドも爆笑してしまいましたよ。
このメンバーでは月影先生は
真矢さんですよね。
あのニョロニョロとしたカツラかぶってもらいたい。
ラブシャ~では
結構顰蹙を買う役柄だったので
今回は洗練されたB子という無難な路線。
このぐらいが適役?
っていうか・・・皆さん以外と保守的なんですよね。
まあ・・・ブログ書くようなタイプは
基本的に優等生な眼鏡っ子体質なのかも・・・。
キッドは気が多いので
直輝ママからヒナコ(重本愛瑠)まで
みんなかわいく思うのですが・・・おいっ。
まあ・・・相武はこういう役こそ
はまり役だと思ってました。
「絶対彼氏」の時に少し片鱗がのぞいてましたな。
投稿: キッド | 2009年9月22日 (火) 23時41分
♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬ys_maro様いらっしゃいませ♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬
本当にあっという間の最終回でしたねぇ。
終ってみればきっとみなさんが
ああでもないこうでもないと
言うと思っていましたが
やはりなのですな。
それというのもキャラがしっかり
描かれていたからこそなのですな。
この子はこうじゃダメなのよ・・・
あの子はあああるべき・・・
皆さん親身になって
つい考えてしまう。
トレビアンなのでございます。
しかし・・・これドラマですからーっ。
セリフの中では
直輝ママが「恋愛はファンタジーじゃない」みたいな
ことを言うわけですが
キッドはどう考えても
時間が前後している
東京の試合場と
軽井沢のレッスン場との
やりとりあたりから
ああ・・・これはラブ・ファンタジーなんだなぁ
と思ってしまいました。
やはり・・・先週の別れの後
莉子は天に召され
あの時・・・
天上世界から出張してきたのです。
だから莉子の叫びは
直輝だけにしか聴こえないのです。
ゴースト、代々木体育館の幻なのです・・・おいっ。
まあ・・・そのくらいロマンチックでしたね。
相武に関して言えば
ヒロインと同じ女の子を好きになる二番手が得意で
あることは以前も申し上げたのですが
「アテプリ」で上戸と錦戸を争い
「いきまっしょい」で鈴木杏と錦戸を争って・・・なぜ錦戸を・・・。
今回はその進化形ですな。
「絶対彼氏」ではヒロインを演じ
相手が人間ではなかったことから
ツンデレを演じることになったので
ダークの要素がここで入ったわけです。
ダークな二番手・・・実に美しい進化です。
今後が楽しみですね。
週刊誌等のドラマ・レビューは
あくまで対象読者向けに書かれた
サービスですからね・・・。
そもそも作品を論じるというレベルでは
ないのが普通です。
おじさん雑誌ではおじさんに受けることが一番ですし
おばさん雑誌ではおばさんに受けることが一番。
キッドはそういうものは
そういう相手を相手にするときの
参考資料だと考えます。
そうかあ・・・イマドキのおじさんはこんなことがいいのか。
おばさんはこうなのか・・・ということですね。
ドラマを論じるためには
過去五十年くらいの
主要ドラマを全部分析し
現在のすべてのドラマを最低三回ずつ見る必要があり
忙しい現役ライターに
そんなこと無理ですから~。
とにかく・・・前期の「MR.BRAIN」に続き
夏ドラマも語るにたるドラマがあって
本当によかったと思うキッドです。
楽しかったなあ・・・今年の夏。
100年生きるとして1/100の夏ですから
楽しいのは何よりですものね。
投稿: キッド | 2009年9月23日 (水) 00時10分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
画伯様、毎度ありがたいご指摘ありがとうございます。
さっそく訂正いたしました。
では切腹つかまつる。
ザクっ。
クフっ。
ゾックっ。
ゲルググっ。
ドムっ。
・・・ふっかーつっ。
ああ・・・ひさしぶりだなぁぁぁぁぁっ。
本当に非のうちどころのない最終回でした。
さすがのさすがのさすがでございましたな。
こういう最終回を作るためには
それまでの回の積み重ねがあってこそ。
つまり・・・毎回素晴らしかったーっ。
ヽ(・∀・)ノバンジャイ!
キッドは最終回の世間の狭さには
ただならぬものを感じました。
死んでいるのは菜月かと思ったら
莉子だったのか・・・と言う感じです。
もう直輝もある意味逝っているのかも・・・。
すべては幻想なのですな。
莉子と菜月・・・
どちらが支持されているのか・・・
というのは非常に面白いところですねぇ。
菜月を最初から否定する殿方もいれば
莉子を最後まで受容できないご婦人もいる
このあたりのむずがゆさもまた
絶妙だったといえるでしょう。
女流には「女の魔性」への憧れが
あるのですが
たとえば向田邦子なら「阿修羅のごとく」がございます。
で・・・今回は菜月はストレートな魔性の女で
莉子はカーブの魔性の女。
まあ・・・どっちを敵に回したくないかで
女性陣の意見は割れるのです。
まさに
女の敵は女ですから。
菜月とは闘えるが
莉子とは勝負にならない・・・
という意見が多数を占めると
菜月の株があがるのですな。
まあ・・・キッドにとっては
どっちも凄くかわいい魔女だと思うばかりでございます。
菜月のチアへの変身。
莉子のスッピンとステージ・メイクのチェンジ。
なかなかにいい勝負でした。
このまま・・・ライダーものをやってもらいたいくらい。
仮面チアリーダーVS仮面ヴァイオリン弦
みたいな感じでーっ。
・・・無理ですか・・・そうですか。
ブラック菜月と黒い宇都宮。
特命女係長とかお水の花道・太陽篇もできそうです。
それはマジであるかもしれません。
そうですなーっ。
キッドは大政絢の出番が後30秒くらいあったら
いいのになーと思いました。
風呂上りで直輝とすれ違うとか。
直輝とすれ違ってお風呂に入るとかーっ。
投稿: キッド | 2009年9月23日 (水) 00時31分
☆☆アルタイル☆☆織姫様、いらっしゃいませ☆☆ヴェガ☆☆
楽しくお読みいただきありがとうございます。
山Pが演技が上手いかどうかは微妙な問題ですな。
そもそも何をもって演技が上手いというのかは
すごく困難な問題です。
たとえば・・・素人の方が
プロの演技を見て上手いと思うのは
素人がそう思うのか
プロがそう思わせているのか・・・という問題があります。
よく・・・ネット上では
「棒」という言葉が使われ
それはおそらく「棒読み」から来ていると
思うのですが・・・
そもそも素人の人は
演技の基本が
「棒読み」にあることからして
分っていないという証拠でもあります。
演技というものは「棒読み」に始まって
「棒読み」に終るのです。
キッドは素人がプロを「棒」呼ばわりしているのを
見るとそれだけで
ちょっと「バ~カだなぁ」と思うのでございます。
そういう意味で言うと
山Pの演技力はかなり卓越した段階に入っていると
最近思いますぞ。
今回でいえば・・・秦野とのやりとりの間などは
最高の演技でございました。
そもそも美しい素材であることが
美しさを演ずるにあたってすでに
高い演技力を約束されているということです。
美しいものが美しいものを演じる。
醜いものが醜いものを演じる。
この比較はかなりの評価力を持つ人間でも
かなり難しいのです。
それに加えて・・・素人に
演技が上手いと思わせなければならない
という問題があります。
これは「臭み」の問題で
素人受けを狙えば臭い演技になる危険が伴うのです。
山Pはこの点についても概ねクリアしていると考えます。
まことに僭越ながらキッドが山Pの演技力を評価すれば
かなりSに近いAということになります。
つまり若手ではナンバーワンです。
ふふふ・・・もっとみたいのにおわり。
これこそはスタッフに奉げられる栄冠と言えますね。
山Pが木村拓哉くんの後継者かどうかはまた微妙な問題ですが
山P(24)木村くん(36)と考えると
世代的には充分、差がありますからね。
木村くんが40代になれば
山Pは30代になり木村くんが30代にやっていたことを
やるのは普通にありうることだと考えます。
まあ、後を継がせるというのは意味不明ですが
山Pが二代目木村拓哉を襲名するということは
おそらくないと思いますよ。
テレビマンが何を作りたいか・・・
というのは人それぞれだと思いますが
基本的にドラマというものは
ラブ・ストーリーなのです。
つまりすべてのドラマがラブストーリーで
ある以上・・・
ドラマ・スタッフはラブ・ストーリーを
作る他はないのでございます。
長々と基本的なお答えをしたことをご容赦ください。
また遊びに来てくださいね。
投稿: キッド | 2009年9月23日 (水) 01時00分
キッドさんこんばんは(o^-^o)
「いつもポケットにショパン」
懐かしいフレーズを目にして嬉しく
なりました。大好きなコミックです。
きしんちゃんとあさこちゃんの繊細な
ラブストーリー・・・
くらもちふさこさんの描く男の子が
とても素敵でマーガレット時代の
コミックは何度も何度も読み返しました。
勝手な想いですが・・・
山下くんはくらもちふさこさんの
世界が・・・きっとよく似合う。
いつかくらもちふさこさんの原作を
演じる山下くんに会える日が来るといいな。
そして「ブザービート」最終話・・・
結末は幾通りも有り得る中のひとつでした。
幼い恋 幼い二人を最後までブレずに
描き切ったように感じました。
「自立」が全く描かれていなかった事に
違和感を感じましたが・・・その部分はきっと
続編かスペシャルで描いてくれるはず・・・
楽しみに待ちたいと思います。
キッドさん
この夏は本当にありがとうございました。
またお邪魔させてください(o^-^o)
投稿: しずく | 2009年9月23日 (水) 02時02分
こんばんは こちらではご無沙汰です。
ようやく「お仕事」が終わって、ホッと一息 (^^ゞ
これだけ色んな意味で「タダ働き」が続くと、
たまには報奨金とか欲しくなっちゃう訳ですが、
それはそれで激しい闘いになってます。
これじゃ、ガムさえもらえないかも。。
本年度最高傑作。。なるほど、とアッサリ
それはいいとして、そんなにコメントが
凄いんですか。僕には想像つかないな。
商業的スパムを除くと、削除するような
コメントは数ヶ月に1回です。
ラスフレとか雫とか、今と違って活況だった
時期でも、それは変わりませんね。
ちなみに、ブログからは削除するけど、
記録は個人的に残してます。老後の楽しみに ^^
ウチだと、記事を読めない人の捨て台詞が多いかな。
一応、フィードバックの参考データにはしますよ。
レビューの長さや難しさの調節用に。
ただ、学問的な記事だと調節不要なんですよね。
その辺りが、ドラマの世界の特殊性と言うべきか。。
ファンから恋人に。。それは知らないけど、
想像を絶するファンがいるのは最近偶然知りました。
文字通りの命賭けだから、人気タレントも
大変でしょうね。女より男の方が大変かも。
崖から転落と言えば、やっぱり「ああゆう場所」を
崖っぷちと言うんでしょ。ま、別にいいけど。
公共物は、汚した後に修復して欲しかったなぁ。
そうか、管理人が認めてくれたわけネ♪
職場放棄自体は一応スルーしてもいいんですよ。
ただ、職場復帰シーンが無いのが決定的。
僅かな時間で済んだのに、インフルの影響なのか。
僕から見ると、チアリーダーをきっちり映したのが
初回だけっていうのが象徴的なドラマでした。
後半はタイトルバックでの活躍さえカットじゃ、
心優しく寛容な僕でも穏やかじゃないわけです (^^)
ともあれ、ひとまずお疲れ様でした。
ではまた。。
投稿: テンメイ | 2009年9月23日 (水) 05時13分
もう・・本当に帝国アイドルの熱心な
信者さんにはほとほと困りますね。
私はドラマの中の役柄に対して
感想を述べているのに
ドラマの役柄=中の人と激しく勘違いをして
ものすごく熱く語る方がいて・・・
なんともトホホなわけです。
私にそんなこと言われても、困るんだよなぁって
もし文句があるならこんな脚本を書いた
脚本家さんに言ってくれ~。
と言いたくなってしまう。
恋は盲目と言いますけど・・
本当なのですね。
普通にドラマの感想を書いているだけなのに疲れます。
投稿: みのむし | 2009年9月23日 (水) 06時55分
(o^-^o)ブザビもピー~しずく様いらっしゃいませ~コドブもピー](o^-^o)
自転車で去ろうとするきしん。
あさこは追いすがるように叫ぶ。
あさこ「待って!・・・また会える?」
きしん「ああ」
あさこ「なんだかもう二度と会えない気がして」
きしん「会えるよ」
あさこ「そうじゃなくてもっと運命的によ」
(「いつもポケットにショパン」より引用)
5年くらい前にこれをやって欲しかったのですが
ある意味、今回はこれですよね。
「いつポケ」は「のだめ」に換骨奪胎されて
いるわけですが
「ブザビ」はきしんや千秋に出会えなかった
あさこやのだめの物語としてみることができますよね。
莉子は夢見るころを過ぎてしまいそうな年頃で
直輝に出会うわけです。
だからどこかに
ティーン・エイジャーの香りが
漂っているわけです。
それを幼いと言ってしまってもいいですが
キッドは
頑固とか反骨とかあきらめの悪さとか
そういうものを感じます。
菜月はストレートに
「直輝との恋をあきらめない女」を演じるのですが
直輝と莉子は誰もがもっと早く
あきらめてしまったものをあきらめないということ。
最後にかってのチームメイトたちが
「オレたちの直輝」を
応援するわけですが
実はキッドはここでちょっとうるっとしました。
あきらめたものたちがあきらめなかったものを
賞賛するのはなんてうるわしいことでしょう。
一方で莉子はようやくたどりついた場所から
抜け出してきます。
ここはやや説明不足にのかもしれないのですが
この場にはプロのマエストロ(師としての指揮者)が
いるのです。
その師にむかってレッスンからの退出を懇願する莉子。
マエストロは莉子の音楽を把握しています。
その音楽に含まれる
莉子があきらめなかったもの。
莉子が犠牲にしてきたもの。
莉子に秘められた決意と熱情。
そうしたものをすべて理解しているのです。
そのマエストロが
「Everything is OK.」(問題なし。)
と快諾するのですから
莉子は許されて愛する人のもとへ行った
ということです。
最後に直輝が「もうはなさない」と言うので
じゃ・・・莉子のコンサートはどうなるの?
という幼い反応はあるでしょうが
莉子が専業主婦になったりしないのは
ほぼ確実。
莉子のコンサートに直輝が
ひまわりの花束を持ってかけつけるのも確実なのです。
しかし・・・その場面は前回もう
やりましたからね。
描く必要はないわけです。
最後に直輝が「自立」したのかどうか
という問題があります。
まあ、日本のプロ・バスケの頂点にたった男は
自動的に自立していると言えるでしょう。
莉子はもう先週自立したのです。
最終回まで直輝をあきらめなかった菜月。
その菜月の行動を許容しているように見える直輝。
けれどけして恋人のようにはふるまわない。
あくまで仲間として接するのです。
菜月がせめて友達になれないかと求めた時に
拒絶した直輝ですが
その態度は急速に成長したわけです。
だから菜月はある意味直輝に浄化されていきます。
菜月はどんどん穏やかな顔になっていき・・・
そして最後には別れを受け入れて涙をこらえる。
なにしろ菜月はウソ泣きしかできないタイプですから。
ある意味・・・本当に泣いたのです。
菜月にそうさせる直輝の精神力は
もう「自立」しているといって過言ではないでしょう。
ああ・・・凄いぞ・・・直輝。
しずくさん、素敵な夏でしたね。
また、いつでも遊びに来てくださいませ。
投稿: キッド | 2009年9月23日 (水) 12時21分
○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))
これはこれは天使テンメイ様、
ご足労いただき恐縮です。
走ったり、サービスしたり、ガムをかんだり
その上、本職まで・・・。
どうかご無理をなさりませんように。
キッドはお墓参りのハシゴで
ぐったり疲れちゃう年頃なので
バイタリティーの旺盛なテンメイ様を
心配するのは僭越かもしれませんが。
ドラマ記事からは卒業したいのに
ついついサービスしちゃうその気持ち・・・。
やはり天使特性の「優しさ」なのですな。
名無しさんや通りすがりさんの
血の池地獄からのあえぎのようなコメントは
来ますともっ。
特に若手でこれからの人を
先物買いしている方は
一種のエリート意識が発生しているので
ものすごく傍若無人です。
まあ・・・キッドは若い頃
アイドル・タレントのラジオ番組も
かなりやっていて
ファンレターをのべ10万枚くらい読んでますから
懐かしい青春を懐古したりして
郷愁を感じることもありますけどね。
テンメイ様はキッドとちがって
基本的に記事に気配りがあるので
百鬼夜光が少ないのかもしれません。
ご存知のように悪魔が担当した場合に
限度ないレビューをしてしまうこちらとは
読者の皆様の洗練度が違うのでございましょう。
人を呪わば穴二つですからな。
キッドは管理画面でチェックした後
即断即削除しております。
基本的に著作権と論評の狭間にあるレビューの世界。
キッドに関して言えば
まるっきり営利目的ではないし
権利者から削除を求められれば
よほどのことが無い限り応ずる覚悟ですので
何があっても平気なのですが
うっかり粗雑なコメントを公開して
普通の読者にいやな気持ちになってほしくない。
という部分もございます。
キッドの知る限り、結婚した方もいるし
恋人になった方はたくさんいるし
関係を結んだだけなら星の数ほどいます。
たとえば有名な女性シンガー・ソング・ライターは
あるロック・バンドのおっかけで
そのリーダーから直接
「あいつと昔やったことある」と言われて
デビューして人気者になったその人に
「それって本当?」と確認したことがあります。
まあ・・・どうしてそんな会話が成立したのかは
不問にしてください。
大昔から・・・スターに恋する乙女というものは
存在しますし・・・
もちろんおタク(男性)もいるわけです。
そういう人たちの最終目標がどこにあるのかは
それぞれでしょうが・・・
100万人のファンの中から1人が結婚したりすれば
99万9999人が「死にたい」と思うわけで
愛って残酷なんだなぁと思うわけです。
まあ・・・キッドの知る限り
日本人はそういう時に泣き寝入りするのだと考えます。
これからはどうかわかりませんけど。
ふふふ、現実は常にピチピチの作家の心にシンクロします。
まあ・・・偶然ともいいますけどね。
本当は芸術家は基本的に不道徳でいいのですけどね。
スポーツマンにファール・プレイはつきものですし。
武道にいたっては相手を殺すのが根本ですから。
まあ、テンメイ様は天使なのでフェア・プレイで
活人剣とか護身術とおっしゃるのかもしれませんが。
職場復帰はおそらく前回達成した以上の
ホールが押さえられなかったのでしょう。
それに主人公は直輝で莉子はあくまで
ヒロイン(相手役)ですから。
キッドにとっては
「A DAY IN THE LIFE/THE BEATLES」の挿入が
キーポイントでした。
この曲は「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(1967年)のラスト・ナンバー。
世相を歌うメッセージ・ソングと欲望丸出しのラブ・ソングの合成。
ダウナーとアッパーを混ぜ合わせたドラッグという感じ。
前にも書きましたが亜流を数多く発生させています。
「ザ・ビートルズ1967年〜1970年」(青盤)にも
収録されていますが
「レット・イット・ビー」とか
「イエスタデイ」にくらべたら
超メジャーとは言えないと思います。
まあ・・・いわゆるツボなのでしょう。
このドラマをキッドなりに楽しく読み解くことが
できたのは・・・たまたまそれに気がついたからで
幸運だったと思っています。
「A DAY IN THE LIFE 山下智久 北川景子」で
検索するとぐぐれるし。(自慢)
「A DAY IN THE LIFE インストゥメンタル挿入」でも
ぐぐれます。(さらに自慢)
「ブザー・ビート A DAY IN THE LIFE」では
ぐぐれません。(失望)
でも「フザー・ビート A DAY IN THE LIFE」だと
ぐぐれます。(誤字か・・・また誤検索対応か)
それではガムの世界でテンメイ様が
ブザー・ビートを決められることを祈って・・・。
地獄の底へと失礼いたします。
投稿: キッド | 2009年9月23日 (水) 13時52分
キッドさんお疲れ様でした
ワタシ燃え尽きてしまってさ迷い歩きやっと帰ってきました
最終回は
これでもかと王道路線を爆走してくれて清々しくおもえました(´-ω-`)
結果はどうあれ終わってしまって寂しいんです
なんだかんだ言ってもブザー・ビートにどっぷりはまってたから直輝に恋してたから…
もう会えないなんて…
でも、取り敢えず皆様何となくハッピーになって良かった
ワタシの心はハッピーじゃないけど!
何かまとまらなくなりました
気持ちの整理をする為に走ってきます
又遊びに来てもいいですか?
投稿: たみ〜 | 2009年9月23日 (水) 13時54分
*simple*life*みのむし様、いらっしゃいませ*simple*life*
川崎さん応援団団長様、お疲れ様でした。
まこちゃんハウスのヨコの団長室は
固定配置してありますので
いつでもお使いください。
団員ロイドがいつもお掃除してお越しをお待ちしておりまする。
ですよね~。
帝国アイドルのファンは
お嬢様方に代表されるように
素晴らしい方が大部分とは思いますが
何しろ数が多いですからな。
特になんの意味もない
コメントをされる方は
すごく淋しいのだとは思いますけど~。
トホホなのですな~。
ラブ・ホリックなのですな~。
真のラブ・ホリック道を進まれる方は
応援メールを送ると思いますので
敵対アイドルによる偽装ファンなのかもしれません。
キッドは昔からご三家主義。
大体、女性の好みは三種類以上あるので
その方がアイドル業界活気付くと思うのです。
今は・・・毎日がエンペラー好みの美形だけが
登場するので困ってる人は多いと思うのです。
エンペラーが無理して好み以外の選択をすると
微妙な人もまじってきますしね。
●●ッチとか●●ッチとか●●ッチとか。
さあ、来るなら来いやあ・・・。
投稿: キッド | 2009年9月23日 (水) 14時06分
☇☈☇衝撃P☇☈☇たみ〜。様いらっしゃいませ☇☈☇衝撃P☇☈☇
たみ〜。様周辺に低気圧発生なのですな。
いつもそこにあるものがなくなる喪失感。
そのやるせなさなのですな。
今を生きる乙女にはつらいところですが。
リピートです。
リピってリピってリピりまくるのです。
思い出がハートに刻みつけられるまで。
何しろ・・・今度は最後は
必ずハッピーになることがわかっているんだから安心です。
ああ~あんなに思っても最後は宇都宮と~。
ああ~サヨナラなんて言っちゃって飛んで帰ってくるくせに~。
ああ~そんなにつらそうな顔して・・・でも
大丈夫。かならずヒーローになれるからぁぁぁぁぁっ。
・・・でございます。
ジョギングには最適のシーズンですな。
しかし、インフル流行中なので
帰宅後はうがいをお忘れなく。
どうぞ、どうぞ、お好きな時にいつでもどうぞ。
投稿: キッド | 2009年9月23日 (水) 14時31分
じいやさま、こんにちは~♪
秋のお酒といったらひやおろしなんですってね。
どういう味わいなんでしょう。
一度試してみたいわ~。
あと伊豆からアジの干物が届いたからあとで焼いてあげるね~。
じいやさま、長い夏の旅をありがとうございました。
思えば直Pを追いかけた深夜バスの初体験や、
人生勉強の滝修行への温水など
随所にじいやの深~い愛が感じられた夏でしたわ~。
ブザビは週に一度の楽しみでしたが
ずっと浸っているとその心地よさは
脳内モルヒネ状態だったかもしれませんよね~。
ストーリーも最強でしたが
美しいPさまを堪能できたのが
最大の幸せでしたわね~。
そしてじいやさまのごっこガーデンのおかげで
1億倍楽しめたことは言うまでもありません。
1番のファンからひまわりの花束をどうぞ~♪
まもなくラブ強化週間に入りますから、
ラブ運の強いお部屋でバイオリンを弾きながら
ラブカツ丼を食べるのよ。
じいや、喉が渇いたからラフランスビールをもってきて~。
投稿: エリ | 2009年9月24日 (木) 07時20分
キッドさん、こんにちは♪
素敵なレビュー、今回もありがとうございます♪
ブザービートも、終わってしまい、「あぁ、秋なのね。。。」なのでございます。
「あの人が頑張ってるから、私も頑張れる」
「あなたのことは、本当に好きだったわ…でも、私たちの運命は交わることは、もうないのね。。。」
「遠距離恋愛、あなたとなら乗り越えられる。。。」
そんな菜月の愛も、莉子の愛も、身にしみるようにわかる私なのでした。。。
あぁ、若いって素晴らしい♪
王道的にハッピーエンドを迎えた最終回、「ひまわり」大活躍でしたね。
これは、直輝が「俺は莉子だけを見てるから」というメッセージ。マグカップもチラリと登場!
対する莉子は、他の人からも「おいしそう」と思ってもらえるくらい、何度も直輝を思いつつ焼いた「フレンチトースト」。
子どもたちがバスケをしている様子に、直輝の姿を重ねながら、そのフレンチトーストを食べている。。。
もう、「直輝のこと思い続けているのー」オーラ満開です♪
最終回なので、演出側はじらしたくて仕方ないのでしょうが、ラストは直輝がブザービートを決めて、莉子をハグキス!
決まりきってますから〜
菜月は一種の依存状態だったのでしょうね。
浮気がばれて、急に別れることになって、その虚無感からヤンデレ状態になったのかなぁ〜と推測します。
莉子が携帯を解約したことは、菜月との接点がなくなったので、これは双方によかったことと思います。
連絡がとれないことで、菜月も莉子も、本来の自分を取り戻すことが出来たのでは?
菜月も、かいがいしく直輝に付き添っていましたが、頭のよい子ですから、直輝の心がどこに向かっているかは、とうに分かっていたはず。
最後の告白は、叶わないと分かっている菜月の本音でもあり、直輝に「あの子のとこに早くいきなよ!」という菜月のやさしさだったのかな〜と思います。
菜月は、直輝以上にやさしい、そしていい女だったと思います。
ウツさんは、菜月のやさしさもさみしさも苛立ちも、全てずっと見てきたわけで、なんというプラトニック!素晴らしいの一言です♪
莉子の代々木体育館にかけつける下りは、「職場放棄」やなんやと批判も多いようですが。。。
恋愛感情は、「生理現象」ですから、誰にも止められないのです♪
あぁ、若いって素晴らしい!
軽井沢からの移動は、大宮乗り換えで埼京線使用だったのかな?
原宿から代々木体育館まで、走っても、結構あるよね〜と思ったりしたのでした。。。
これからも、いろいろな作品のレビュー楽しみにしています。
いつも、丁寧なお返事ありがとうございました。
それではまた。。。
投稿: ゆきみき | 2009年9月24日 (木) 13時15分
キッドさん、お疲れ様でした。
個人的に五十嵐選手の扱いに涙を飲んだほかは、
大満足な最終回でした。
ジクソーパズルのピースのように、
あるべき所にあるべきものが納まっていく様を見るのは、爽快ですね。
先週は痛々しくて見ていられなかった菜月が穏やかな顔になって、
やっと本当の自分を出せるようになっていたり、
(半年は菜月の心のリハビリでもあったのですね)
女系家族の上矢家には、莉子のほうが合ってるなあとか考えてみたり、
社長からのお見合い話は、川崎さんへ廻ったんだろうかと想像してみたり、
莉子が気づいていないだけで、2年の間にもアプローチはあったんじゃないの?とか、
代々木としおんが続いているのにも軽くびっくりしてみたり、
スラムダンク懐かしいとか、
いろいろと楽しかったです。
山Pも、一歩間違えればとんでもないことになりそうな直樹を
全然ブレることなく演じていて、上手くなったなあと感動すら覚えました。
私は、菜月が「去年の夏と変わらないような気がする」と言った時に、
一瞬見せる笑顔⇒真顔にやられました。
柔らかな拒絶というか、恋人に向ける笑顔じゃないというか。
上手く言えませんが、菜月が敵う相手じゃないな、と。
毎回、このレビュー・コメント・お返事を読むのが楽しみでした。
こういう考え方もあるのね、と納得したり、考えさせられたり、
ただ普通に見ているだけでは、こんなに楽しめなかったと思います。
ありがとうございました。
秋ドラマも始まりますね。楽しみにしています。
投稿: mi-nuts | 2009年9月24日 (木) 13時33分
キッドさま
ついに終わってしまいました。
思えば私の2009年の夏は、ブザー・ビートとキッドさまのレビューとともにありました。
最終回のハッピーエンドは
それはそれでほっとしたのですが
後半は、なにか夢の世界のようで・・。
エンディングのあとに直樹が目を覚ますと
まだ足が治っていなくて
莉子とも連絡が取れずにいる
なんて、夢オチで
これからもう一度やりなおしでもいいな、
などと妄想してしまいます。
どうやら、このハッピーエンディングを
心から信じることのできない自分がいます。
そして今もまだ、
They lived happily ever after ...
とはいかないであろう直輝と莉子の今後が
気にかかる自分がいるのです。
こんなにテレビドラマの登場人物にはまったのは、
小学校以来・・・。
これがすぐれた脚本の力なのでしょう。
漫画では最近も『テレプシコーラ』など
いまだに思い出すだけで涙が出る作品がありますが。
ブザービートの途中でちょっと思い出し
甘ったれの主人公が大きな代償を払うことで
才能を開花させる展開になるのではないかと、
ちょっと脅えました。
漫画といえば、『いつもポケットにショパン』
私にとっては音楽漫画の最高傑作です。なにしろピアノを弾く描写など、音が聞こえてくるようで、登場人物それぞれの音楽性の違いまで表現できているような感じがします。
「松苗先生のよしがでたわ」というフレーズが
頭から離れず、ときどき使ってしまうのですが
ほぼ誰にも通じません。
うわわ、なんだかとりとめなさすぎです。
3カ月間楽しませていただきましたこと、
キッドさまに感謝したくておじゃましました。
愛をこめて
つぐみ
投稿: つぐみ | 2009年9月24日 (木) 15時28分
キッドさん、こんばんは。
終わってしまいました。実はこのコメントも1回書いたのを間違って消してしまいました。ショックです。ああ、もう2重に泣きたい気分です。
私はずっと菜月ちゃんで見てたから、やっぱり悲しいです。直輝とベストカップルだと思うから。
>菜月が宇都宮にすべてを委ねて笑顔を浮かべても菜月の心の闇が消えていないと信じたい人は信じ続けても構いません。
はい、そうします。
菜月ちゃんはずっと直輝を想い続けると思います。宇都さんとつきあって、結婚ということになってもです。菜月ちゃんも直輝を想っている限り浮気はしないだろうから、その方が上手くいく気もするしね。
莉子ちゃんは、、、私、初めて彼女の事を羨ましいと思いました。凄いと思う。ちょっと直輝とのこと、祝福してもいいかなと思ってしまいました。
さて、最終回、あらためて凄いと思ったのは、突然出てきた先輩チェリストさんのことです。ここで出てももしかして!と思って見た人はいないと思うんですよね。ということは他の役割があるのではと思うわけです。
莉子ちゃんとの2ショット写真はともかく、手作りフレンチトーストを食べられる(しかも莉子ちゃんが「食べる?」と勧めてくれた)役といえば、直輝における菜月ちゃんの役割なのではないでしょうか。これから、莉子ちゃんが音楽活動をやっていくうえで、彼は常にそばにいることになるのではないかと思うのです。もちろん仲間としてです。でも、ということは、直輝にそばに菜月ちゃんがいても浮気にならないということです。だから、そばにいてもいいのね。
莉子ちゃんの心の奥の1番大事なところには直輝がいて、2人の結びつきは確固たるものなんですが、莉子ちゃんの生活(人生)があちら(音楽=先輩チェリストのいるところ)に移ったことの象徴なのかなと考えました。
後、菜月ちゃんと麻衣ちゃんの関係がどうなるのか。菜月ちゃんは「私が支えてもいいのに」と思っていた相手と別れて、支えてくれる人と付き合うことになり(たぶんですが)、麻衣ちゃんは包容力のある大人の人にアタックをかけていたのに、年下の補欠くんを好きになってしまう。成立のしかたが反対です。で、そのアプローチをかけまくっていた宇都さんの相手が菜月ちゃんという、、、。うーん、これからも2人は犬猿の仲のままなんでしょうか。案外、なにかのきっかけで親友になったりしてね。面白そうです。
こんなふうに色々考えられるのがすごいところですよね。
しかし、最後まで視聴率は上がらなかったですね。TV誌によるとドラマの検索ランキングではずーーとトップだし、他のブログでのコメントでは10代の視聴率は90%(真偽の程は定かではないですが)とか、TV番組「トクダネ」では30代40代女性のあいだでは20%近いとか言ってたんですが、どうなっているんでしょう。キッドさんのおっしゃるように傑作すぎるのかしら。わかりませんねえ。
HPへの投稿では続編を期待する声が多いんですが、私は正直かんべんしてほしいです。これ以上直輝と莉子ちゃんのラブラブは見ていられないですから。辛いのよ。それさえなければ大歓迎なんですけどね。
あ、最後の試合の応援、「俺達の直輝は絶好調!」私もここはジーンときました。素直にくる感じです。女性陣が大勢で(しかも美人ばかり)むつごかったせいかもしれません。さわやかでした。
直輝のことをちっとも書いていませんね。どう書けばいいんだろう。
バスケ、がんばってね。怪我しないように。
わあーん、次のPちゃんはいつになるんだろ。
すみません。
キッドさん、3か月、ありがとうございました。
投稿: youko | 2009年9月24日 (木) 22時23分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
日本酒は冬に仕込みます。
これを春にしぼって火をいれまする。
夏を越えまして秋になりますと
酒の温度と気温が実にマッチします。
こうなると飲み頃です。
冷やのまま卸せるので冷おろしでございます。
平成財閥酒造では特選ひやおろし「亀雫」が
人気でございますな。
味わいはコクがありまったりとしております。
特別にひとなめしてもよろしゅうございますが・・・
・・・なんですかー、その直系1メートルのお猪口は。
ひやおろしの酒の肴に
アジの開きに大根おろし・・・日本の秋でございますな。
さすがはお嬢様・・・ですが
お酒は20歳になってからですぞーっ。
待つことすなわち喜びよ~ですぞーっ。
お嬢様のひと夏の恋のバカンスも
終着駅に到着ですな。
ごっこ特別編として翌週のコンサートごっこ。
コンサート終わりで直P先輩の花束贈呈2。
直輝と莉子が紅葉の軽井沢でサイクリング三昧コース。
二人乗り自転車サービスつきもご用意しましたぞ。
みのむし様が
あはは、あはは、あはははははははって笑って・・・
とアドバイスしてくださいました。
じいやもお嬢様のお供ではじめて
長距離バスなるものに乗り
景観維持のまま自然大改造のために
地元住民の反対運動を実力で鎮圧など・・・
久しぶりに楽しゅうございました。
お嬢様が直P先輩様との楽しいひとときを
過ごしていただければ
じいや本望でございまするーっ。
これはこれはじいやのために花束贈呈など
もったいなくて感謝感激雨あられ台風百号でございまする。
お嬢様の新しいお部屋の風水に関しましては
世界のスーパー・コンピューターすべてを
使って算定いたしました。
その結果
ラブ運増幅のためにお嬢様専用ヴァィオリンとして
幻の名器ストラディバリウス・バッカス(時価10億円)を
ピンク色に着色いたしましたぞ~。
これを黄金作りのお部屋で
奏でられると世界が平和になるそうでございますーっ。
(じいやバカ意味不明レベル)
投稿: キッド | 2009年9月25日 (金) 01時36分
✪✪ブザビーヤマピー✪✪ゆきみき様いらっしゃいませ✪✪ブザビーヤマピー✪✪
ブザービートも終わり哀愁の秋到来でございますね。
どうか火照ったハートのケアを抜かりなく
なさいますように。
若さゆえの情熱。
若さゆえのあやまち。
若さゆえの幸福。
誰もが味わいたい。
誰もが味わった。
老若男女の夢の青春の一幕。
パーフェクトこのうえなしのフィナーレで
ございましたな。
ああ・・・もう終わりなの・・・
全国津々浦々にもれるため息の
さざなみが聴こえた気がいたしました。
崇拝と高慢のひまわり。
若き恋人たちの朝の象徴・マグカップ。
そして愛を育むフレンチ・トースト。
いつもそばにいるよの恋の小道具満載ですね。
こうしたさりげない日常の見せ方は
まさに恋のテキストそのもの。
こういうものを見逃して
恋物語なんて・・・と言ってしまうのは
若者失格というべき愚かなことですからな。
王道のラストを王道たらしめるための
心憎い積み重ねが
しっとりと描かれていましたものね~。
毎回重ねてきたやや唐突なホワイトアウトも
最後まで続けることで
ああ・・・素敵だ・・・
なんて潔いハッピーエンドなんだと
心ふるえる幕引きでした。
三角関係の解消を
失恋したものと元彼のカップリング。
恋を得たものの待機で見せるなんて
なんて優しい展開でしょうか。
ある意味斬新なのでございます。
なるほど・・・携帯の契約解除は
菜月の封印でもあったわけですな。
それは素晴らしい着眼点です。
そうですねえ。
もうさいはてまでいってしまった
菜月の心をこちら側にとりもどすために
最終回を丁寧に展開していったと
見ることも可能です。
本当に隙がございませんね。
そして宇都宮が菜月の守護者であることが
最初から提示されているのに
ほとんどの人に気がつかせない
麻衣という煙幕も見事でした。
麻衣という菜月の隠れた恋敵は
最初からそれを言い続けていたのにです。
考え抜かれていますよねぇ。
まあ・・・すべてを説明しないのは
謎解きの楽しさを提供してくれる
ドラマの醍醐味なのですが
それはもう少しはっきりしてもらいたいとか
つい口を出してしまうのも
またそれだけドラマにはまっている証拠なんですよね。
未だに・・・かなり知的な方も
莉子はもう高みにたどり着いているので
ある程度の自由奔放さが
許されているということが
納得できなかったりします。
まあ・・・すぺてを捨てて
恋を獲ったという解釈が
お好みの方もいますしね。
このドラマの魔力はそういう好みの方が
莉子の成功する姿も見たいと
思ってしまうところにもあります。
ふふふ・・・莉子はすでに天使の羽根が生えているので
軽井沢から体育館まで
直通の特別列車が運行されているのだと
キッドは思っております。
こんな妄想ばかりのレビューに
おつきあいくださりありがとうございました。
またお目にかかれる時を楽しみにしております・・・。
投稿: キッド | 2009年9月25日 (金) 02時17分
✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭
ねぎらいの言葉ありがとうございます。
ふふふ・・・五十嵐選手は
バスケファンのための免罪符ですからな。
敵になったり味方になったり
ご苦労様でしたと申し上げたいです。
まあ・・・ドラマをじっくり見る習慣がないと
ものたりなく感じるものも
見る人が見れば
なんてご馳走なんだ・・・と
目をみはるというものがある・・・
ということでございます。
もういたれりつくせりの
最終回でございましたものーっ。
しかし、そういうテクニックというのは
諸刃の刃で
一瞬を見落とすと
見えるべきものが
見えなくなったり
勘違いをして
違うものを見せてしまったりする危険を
はらんでいます。
結構ドラマ視聴の巧みな方でも
この亀裂にはまった方もいるようなので
キッドはううん・・・かわいそう・・・
と思うことがありました。
しかし、それもまた運命ですからね。
そういうきわどい技巧をこらしながら
大筋では多くの視聴者を
脱落なしで引っ張っていく。
このあたりが底力を感じましたよ。
で、菜月も崖っぷちで踏みとどまるし
そこに救いのロープが下ろされ
健気に最後の力をふりしぼって
命びろいをする姿が描かれていく。
あっと驚くフォローアップなのに
まったく不自然ではないのですよね。
キッドは久しぶりに舌を巻きました。
ふふふ・・・ドラマの中では
女に受けのいい莉子ですからね。
麻衣がそう言っているのに
菜月応援団や
川崎応援団は
絶対にそれを許さないのがまた面白いところ。
キッドは直輝ママと菜月の間には
冷戦状態があると思っているのですが
莉子ならマイペースでのりきれそうです。
直輝ママも・・・あの子じゃ
しょうがないわぁと引き込まれていくような気がします。
菜月と莉子ママはなんとなく似ているなぁと
思ったりもして。
なるほどっ。
川崎さんの恋の相手もちゃんと提示されていたのですな。
宇都宮からのパスというのも気が効いてますね。
川崎→莉子→直輝→菜月→宇都宮→?→川崎
このパスですね。
そうなるとお見合い写真に写っているのは
1、加藤あい
2、篠原涼子
3、小雪
などと妄想膨らみますねぇ。
ふふふ・・・莉子だけでなく
それぞれの恋愛遍歴も考え出せばキリがないのでございます。
菜月としおん以外のチア・ガールたちだって
いろいろあるだろう・・・とか。
秦野は浮気するかもしれんぞ・・・とか。
女子バスケットチームとの交流会はないのか・・・とか。
直輝は最後まで恐ろしい子でありながら
本当は凄く思慮深い天使でもあったようでもあり
恐ろしい子から思慮深い天使に
莉子によって変えられた(ドラマの本筋としては)
急速成長があったようでもあり
それまでの回と最終回との落差を
見事に演じきっていました。
そういう意味では山Pこそがおそろしい子・・・なのかも。
キッドもまたmi-nuts様のコメントに答えることで
本記事では語りきれなかったことや
あるいは答えることで新たな発見もあり
とても有意義だったのでございます。
こちらこそありがとうございました。
またのお越しをお待ちしておりまする。
どうか素敵な秋をお過ごしくださいますように。
投稿: キッド | 2009年9月25日 (金) 02時57分
☒blackbird☒つぐみ様、いらっしゃいませ☒クロウタドリ☒
これはこれは過ぎたるお言葉。
かたじけありません。
まあ・・・リアルな展開から
夢の終わりのまどろみへと
現世とあの世の境界を渡っていくような
怪しさが意図的に演出されていたと考えます。
毎回最後は
唐突な目覚めを暗示しているようでしたからね。
ドラマという夢の世界が
これは夢なんだと
自己主張することで
疑り深いお茶の間を
惑わせていったという感じですね。
ふふふ・・・暗黒の夢オチ楽しゅうございます。
どこかなつかしい青春映画の世界ですな。
めでたしめでたし・・・で終われるかっ・・・
という感じでしょうか。
最近ではドラマ版「銭ゲバ」が
最高のどす黒いエンディングを迎えた後で
最終回に
まったく「めでたしめでたし」の
もうひとつの別の世界を描き
お茶の間をあっと言わせたのでございます。
そういう意味では前回もひとつの最終回なのですな。
愛し合っている二人が
それぞれの夢にむかって旅立つことで
愛を終えてしまう物語(ミュトス)。
それはそれでありえることですからねぇ。
また逆に直輝と莉子が家庭を築き
子供が生まれ・・・
スポーツマンになるのか
アーティストになるのか
どっちなんだよ・・・で夫婦喧嘩とか。
引退した直輝はフランス料理の店を
経営したりして・・・
莉子は世界中を飛び回ってちょっと浮気したりしてとか
もうとめどなく・・・でございますな。
まあ・・・脚本も素晴らしいし
ベテランと若手が交互に演出して
それぞれいい味を競争したり
もちろん・・・何よりも
ピタリとキャラを演じあげたキャストも
素晴らしかった。
ドラマはいわゆる総合芸術だし
エンターティメントはチームワークが命ですしね。
もう総合的によかった・・・とキッドは思います。
・・・・・・千花のストレッチを見て嬉々とする六花。
千花「・・・それにしても厳しいなバレエは・・・
こんなに簡単に身体・・・変わってしまって・・・」
六花「大丈夫だよ。千花ちゃんならすぐ元に戻るよ」
千花「・・・」
(コミック「舞姫テレプシコーラ/山岸凉子」より引用)
これが姉妹の最後の会話・・・・・・・。
。・゚・(ノД`)・゚・。なのでございますね。
しかし・・・この後のなんともいえない彼女の成長の軌跡。
そんなことをここでやるためには・・・。
莉子が・・・になってしまうではありませんか。
なりませぬー。
それはなりませぬぞ~。
少女漫画・・・少女とは限りませんけど・・・。
その洗礼を受けずに育つ
文系女子は少ないと思います。
まあ・・・この作品に関して言えば
間接的にも直接的にも
影響は濃厚でございますね。
キッドはまぎれもなく男子ですが洗礼受けてますし。
まあ、「舞姫」をドラマ化するとなると
美人の中学生とかわいい小学生
しかも二人とも天才バレリーナという
素材を確保しなければならず・・・
その可能性たるやほとんど絶望的。
そういう意味で「ブザビ」に登場する
美しい人々を自由に描いて
傑作に仕上げた脚本家は幸福と言えるでしょう。
そしてつぐみ様から愛をこめられたキッドもまた
幸福この上ないのでございます。
またお会いできる日を楽しみにしております。
投稿: キッド | 2009年9月25日 (金) 03時54分
♢♦~山~♦♢youko様、いらっしゃいませ♢♦~P~♦♢♦♢
ご心痛お察しいたします。
書き終わった記事の一発消去この世の終わりの如しです。
ふふふ・・・やはり菜月を
愛の監獄から釈放することは絶対絶対反対なのですな。
ないものねだりブルースをまた
お歌いになるのですなーっ。
満ち足りてるのに奪い合うのですなーっ。
それもまたよろしゅうございましょう。
そして宇都宮の苦悶は夫となっても続くのですね。
まあ・・・宇都宮の場合・・・
それこそが望むところなのかもしれませんがっ。
きっとyouko様はそうおっしゃると思ってましたぞっ。
莉子は平凡とは無縁の女だったのですな。
直輝が平凡ではないようにある意味似た者同志。
しかし、スポーツマンとアーティストですから
しっかりないものねだりもしているのでございます。
だからこそ・・・
お互いに理屈抜きでひかれあっていくという
仕掛けです。
まあ・・・平凡を生きるものには
明星はうらやましく・・・ねたましい・・・
ということになります。
お茶の間的には夢があるから充分じゃん。
という気持ちの沸きあがるところ。
愛も夢もなんて・・・。
そういう意味では二人の設定は
設定そのものが冒険です。
上野樹里と玉木宏には許されても
山Pともげっじゃダメだろーっという考え方もある。
しかし・・・ついに
youko様までも・・・ちょっとはあんたたちのこと
認めるよ・・・と言わしめる・・・
キッドが今回の脚本を賞賛しまくるポイントです。
チェリストに関して言えば
キッドは特別に「怨み屋本舗」が念頭にありますので
その点について・・・補足しますと・・・
「彼」はどんな女もメロメロにしてしまう
必殺仕事人なのでございます。
まあ・・・そのことをふまえてキャスティング
されているというのはキッドの妄想ですが・・・。
つまり・・・どんな女でもおとす「彼」が落せない
それほどの「純愛」が莉子にある・・・
ということでございます。
youko様の言う通り、
仲間としての菜月があるように
仲間としての「彼」があるのも間違いないと思います。
彼らはチャイコフスキーやパガニーニを
愛する仲間であり・・・
菜月が直輝に「フレンチトースト」のレシピを教えてもらう如く
「彼」は莉子に「フレンチトースト」をお裾分けしてもらえる。
ただそれだけの関係。
愛の前に・・・それらすべての人々は
眼中になくなってしまうというのが
ラスト・シーンの意味するところであり・・・
二人がいれば世界なんて
消えてもいいや・・・というのが
ロマンチックの極地になのだと思うのです。
ある意味・・・菜月の意地悪なふるまいなんて
かわいいものだという残虐さがここにあります。
二人のために世界はあるの・・・なのですから。
ふふふ・・・キッドは
菜月と麻衣は最初から恋敵だと思っていましたので
いつかは仲間にはなると思いますね。
なにしろ・・・
宇都宮-直輝-秦野は
しばらくはチームメイトで
その彼女たち。
菜月-莉子-麻衣なのですから。
チームの勝利は全員の喜びで
喜びを分かち合えば嫌いあってはいられません。
まあ・・・時々、キーッとなったりすると思いますが
それは「私の彼がナンバーワンだ」といった
ささいな揉め事でしょうからね。
まあ・・・最後はもう少し行ってもよかったのですが
「おくりびと」は
キラー・コンテンツと言っていいでしょう。
なにしろ・・・お茶の間は権威に弱いし
死体が大好きですから。
誰も死なない「ブザビ」が通常の倍近く数字を
とってきた相手に対し、*0.1%でもあげたということが
凄いと考えます。
キッドは「おくりびと」もそれなりに評価しますが
作品としては「ブザビ」の方が
比較にならないくらい優れていると考えますしね。
キッドはモッくんとレギュラー番組を
やった過去もあり贔屓と言う点では
甲乙つけがたいという上でそう考えます。
視聴率というものは評価としては非情に重要な
ものですが
あくまで
多数決の結論にすぎませんから。
自分が素晴らしいと思えば
他人の評価なんてどうでもいいじゃん。
キッドの本質はそういう感じでございますよぉ。
そして同じ趣味の仲間がいれば
このうえなくうれしいということです。
まあ・・・愛の前にはいなくて同然だとしても。
それではまたお目にかかりましょう。
youko様の日々に幸がありますように。
投稿: キッド | 2009年9月25日 (金) 04時47分
キッドさん初めまして出雲と言います。
ブザービート終わっちゃいましたね。
毎回ドラマもキッドさんのレビューも楽しみに見てました。
にしてもヒロインなのに莉子も菜月も強烈なアンチが存在するようで。
ふたりとも極端だったから仕方ないですかね。
でも莉子みたいに恋愛体質で周りに気がいかなくて迷惑かけてしまったり菜月みたいに嫉妬から嫌がらせしてしまったりするのも女性のなかに眠る負の一面なのかもしれないですね。
私はどちらも嫌いではないかな。
どちらかというと菜月のほうが好きですけど。
でもどちらが嫌いな人の気持ちも何となく分かる気もしたり。
でも宇都宮さんは菜月とうまく付き合って行けるんだろうか、そして相武ちゃんはイメージ大丈夫なんだろうかと色々将来を心配してしまいます。
最終回は賛否両論だったかもですが個人的にはとても楽しませてもらったドラマでした。
投稿: 出雲 | 2009年9月26日 (土) 04時49分
~~☀~~出雲様、いらっしゃいませ~~☀~~
出雲様、二度書きさせてしまい申し訳ありません。
SPAMコメント(過剰な宣伝や罵詈雑言)対策として
承認制度を採用しています。
両方のコメントを吟味して最初の書き込みを
公開させていただきますので
ご了承ください。
さて、毎回楽しんでいただきありがとうございました。
キッドも今年の1、2を争う楽しみでした。
莉子や菜月を受け入れられない人も
単なるアンチというよりは
複雑な心情のなせることだとキッドは考えます。
川崎さんを応援する人には
莉子の変心が許せないし
直輝を応援する人には
菜月の裏切りが許せない。
思慮深い人には莉子の素直さがうらやましいし
執念深い人には菜月の痛さがよくわかる。
才能ない人は莉子の才能を憎悪。
禁煙バカは菜月の喫煙そのものを嫌悪。
・・・それはキッドの妄想か。
それもこれも
脚本がそれぞれの人格の持つ
深みをしっかりと描いていたからなのですね。
まるで実在の人物に対するように
アドバイスやお小言をいいたくなる。
この作品の真価のひとつはここにあります。
そういう心が美しい登場人物たちに
宿っているわけなので
動きのひとつひとつが気になるわけでございましょう。
なにしろ・・・嫌な人が一人もいないという
ウルトラ・ハッピーエンドを迎えてしまうわけですし。
そのハッピーエンドの中で
そんなのイヤだ~という
へそまがりがいるのもこの世界の宿命だし
キッドはそこが一番面白いと思うのです。
莉子がちゃんと師の許可を得て
飛び出したにもかかわらず
「恋愛のために仕事をさぼった」
とどうしても言いたい人がでてくるし
直輝が主人公である以上
直輝が最高に輝いた場面で幕引きで当然なのに
最後に莉子のコンサートがないなんて
不自然と感じる人もいる・・・。
それほどまでに
登場人物のためを考えてしまうドラマなのですね。
凄いと思います。
愛は人を強くしますので
菜月も前よりきっと
うまく輝くのだと考えます。
菜月を演じた相武紗季は黒相武とかダーク紗季とか
渾名をいただいた今回ですが
女優としてはそれは勲章のようなものですからね。
何をやっても上戸彩というのも
ひとつの生き方ですが
ドラマによって全く違う自分を見せていく方が
女優としては王道なのです。
同じふられ役でも
「がんばっていきまっしょい」や
「アテンション・プリーズ」よりも
確実に女優としてのステータスが高まった
今回の役柄だったと考えます。
まあ・・・ファンは
いつまでも純真無垢な乙女の相武紗季を求めるかもしれませんが
そんな女優はいませんから~。
幻想と現実認識の二重構造化をするべきなのですな。
まあ・・・賛否両論はにぎわいの証です。
誰も論じないドラマはただの
淋しい通過駅ですからな。
自分が一番楽しい。
これが基本ですものね~。
また遊びに来てくださいね。
投稿: キッド | 2009年9月26日 (土) 13時48分
キッドさ、、こんばんは。
2回目の、おじゃまいたします。
書き忘れていたことがあったのを思い出しまして・・・
宇都さん役の永井、まさか月9に出演して、しかもただのキャプテンだと思ったら、物語にかかわってくる重要な、とてもいい役で・・・
けっこういろいろ出ていたみたいだけど、これで少しメジャーになったよね。
タイムレッドから何年になるのかなあ。ちょっと感慨深いです。戦隊シリーズの皆さん、がんばってほしいなあ
。
ずーっとこの事を書こうと思っていたんですけど、菜月ちゃんと直輝のことで頭がいっぱいで、つい忘れてしまって(爆)最終回でも忘れてしまって(爆)
それと、キッドさんからのコメントのお返事で、
愛の前に・・・から、二人のために世界はあるの・・・まで、これって菜月ちゃんが望んでいたこと、そのものだなと思うと、せつなくなってしまいました。
それと、「のだめ」が終わってしまいます!次号、最終回です。がーん!なのです。ばかみたいに続いているしょーもないマンガもあるのに、ずーと続いて欲しいと思うマンガは終わってしまうのですね。
なんか、秋を感じてしまいます。
投稿: youko | 2009年9月26日 (土) 22時06分
♢♦~山~♦♢youko様、いらっしゃいませ♢♦~P~♦♢♦♢
ふふふ・・・名残惜しさは尽きぬのですな。
どうぞどうぞ、何度でもどうぞ。
セーラームーンの二人もがんばっていましたしね。
永井大も未来戦隊タイムレンジャー(2000年)から
10年。
もう特命係長の森脇の方のイメージが強いのかも。
キッドは「アットホーム・ダッド」(2004)の
健児・冴子(滝沢沙織)ペアがなつかしい。
ライダーにくらべて戦隊ヒーローたちは
ハリケンレッド(塩谷瞬)とか
ガオシルバー(玉山鉄二)とか
割と地味目・・・やはり集団だからか。
ちなみにタイムピンクはライダーギルス
と結婚・出産・離婚したりしています。
愛も残酷だけど芸能界も残酷。
しかし・・・輝きをもとめて
人々はそれを今日も目指すのです。
ちなみに今季のキッドのもうひとつのお気に入り
「怨み屋本舗REBOOT」はデカイエローの主演。
ヒロインとしてウルトラマンマックスのミズキ隊員。
・・・特撮出身女優共演です。
みんな健気だっ。
ふふふ・・・輝けなかった人が
輝いた人を祝福すれば
うるる・・・なのは
そのせつなさがあるからでございましょう。
のだめはもうかなり
「おわり」が匂う展開になっていましたからね。
何度も何度もハッピーエンドを
迎えているのでそろそろ潮時かも・・・・
やはりシンデレラは結婚したら
お家に帰らないと・・・。
まあ・・・来年は正月と
春に「のだめ映画」があるわけで・・・
まだまだ盛り上がるでしょうけど。
まあ・・・すべてはじまりが
あればおわりがある。
秋でございます。
けれど春はまた来るのです。
運がよければ100回くらいは・・・。
投稿: キッド | 2009年9月26日 (土) 23時53分
おこんばんわです♪
ドラマの放送中は直輝くんの行動に放心状態になり
ドラマが終わったら、寂しさで放心状態です。
ERまで変な終わり方をして、次は何かな~って
思ったいたら、何とうれしい「アグリー」が帰ってきて
秋も楽しいドラマを堪能したいですが、どうでしょうね!!
正直、9話まで、楽しくて楽しくてドップリ嵌って
リピするたび、いろんなキャラの角度からドラマを見たりして
凄く、濃い内容でした。細かい所までスゴイな~って☆
ちょっと、10話、最終話は慌しい感じを思いました。
終わった後、きっと、リコちゃんの発表会にひまわり持って
行くんだろうなって場面は想像の中でって「大森さん」独特
の感じも残しながら
リコちゃんのバーカは要らないよね~って思っちゃたりして
だって、MVP取れるくらいだったのだから。
麻衣ちゃんから、上矢くんスゴイんだよって聞いている訳だし
そしてそして、最後の試合でコートに入ってくる時
タッチしながら、直輝くんが菜月に見せた笑顔も
あ~相変わらず、成長しつつも危ない所は変わってな~い♪
人間、そう変われないよね~って所も残していて
本当に傑作ですよね~☆
終わって、もう一週間経とうとしてるのに
皆、変わらず、バスケの練習したり、菜月と宇都宮との関係は
そんなに進展してなさそうだなとか想像しちゃいます。
私の友達は、親の前で息子にバーカっていう娘は
嫁姑戦争勃発するねって言ってました(笑)
ここには小姑もいましたけどね~(笑)
本当に楽しい夏でした♪
投稿: ユキヒョウ | 2009年9月28日 (月) 00時34分
絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好
放心状態につぐ放心状態なのですな。
まあ・・・秋の夜は長いので
ごゆっくり放心してくださりますように。
まもなく終了一週間。
それぞれが終った実感を味わう
月曜日です。
もうオンエアないですからなーっ。
「アグリー・ベティ」はシーズン2ですかな。
またラテンの血が騒ぐのですな。
ふふふ・・・10~最終回は
それだけでひとつのお話しですからね。
それぞれに夢を持つ二人が
正式に交際を始めて
お互いの夢を現実に変えつつ
愛の実りを迎えるという
デラックス・バージョン。
あまりにもパーフェクト・ラブなので
近寄りがたい人もいたかもしれません。
何しろ・・・直輝の愛は菜月の心も浄化しちゃうし
莉子の音楽への情熱はマエストロもメロメロに。
この辺りのことを感じないと
最終回はかなり意味不明に感じる部分が
あったのかもしれません。
ドラマ・レビューに長けた皆さんも
結構不満たらたらですしね。
しかし・・・キッドは
この素晴らしいドラマが
終ってしまうことの
不満の裏返しだったのではないかと
推測します。
えーっ直輝と
莉子と
菜月と
もうお別れですかーっでございます。
まあ・・・直Pを見ている人は
やっかみもあって
「バーカ」をそのまま言葉として聞いてしまうのですが
莉子にとって最初に
無我夢中で直輝の応援をしてしまったときの
バーカは「好きだーっ」ってことですし。
最後の「バーカ」は
「愛してる」ってことですからーっ。
つまり・・・それに対して
「いきなりバ~カはないだろう」っていう直輝の返しは
「いきなり愛してるはないだろう」ってことです。
だから・・・直輝は「もう離さない」としめる。
つまりそれは「愛してる」ってことです。
脚本家は意地でも「愛してる」ってことを
「愛してる」ってセリフにしないタイプでございます。
それはきっとプライドに関る問題なのですね。
まあ・・・ユキヒョウ様は
もう直輝ってばしょうがない子といいつつ
魔性の直輝に心魅かれていたいたのに
突然天使のようにパーフェクトになった直輝に
ええーっという感じを受けたのかもしれません。
菜月にいたってはどんなに
直輝に相手にされなくても
死ぬまで好きじゃなきゃダメじゃんぐらいな感じ?
しかし・・・最終回、
宇都宮に抱き上げられた菜月は
もはやフィギュア・スケートの
男女ペアのようなフィット感を出していましたからね。
これは一線越えちゃったなっと
キッドは思いましたぞーっ。
そして・・・直輝は莉子の元へ
一目散・・・もう・・・莉子だけを愛する男の行動ですぞ。
会場にいたファンはキスはごらんにならなかった(合成)
そうですが・・・それでもはうぅ~ん状態だったそうですからな。
なにしろ・・・直輝と莉子の仲は
秦野が知らなかったくらい。
知っているのは麻衣。
そして菜月・・・さらに川崎です。
それが全国津々浦々に知らせるラスト。
直輝の家族はもちろん・・・
スポーツ・ニュースで
莉子を知るすべての人々に発表なのです。
このインパクト・・・おそるべし。
おそらくこのシーズンで直輝人気はうなぎのぼり
だったでしょうから
(ドラマ内の)会場では泣いちゃった子もいるでしょう。
しかし・・・莉子はこう思うかもしれません。
(にわかのくせに・・・)
そうです。
(私なんか売れ残った8番を買ったんだからねっ)
まあ・・・そういうことを
考えもしないのが莉子だとしてもーっ。
直輝の母も妹も「ヤレヤレ」と思いつつ
息子や兄の意外な一面を見て「へーっ」とも思い
最後はうれしくてうれしくて泣いちゃったと
妄想しますね。
キッドはこのラストは実に
おしゃれでこれ以外にない
素晴らしいラストだと考えます。
ああ・・・こうしてシーズンというものは
過ぎていくものなのでございます。
そうです。もはや今日は月曜日。
そして「ブザー・ビート」のオン・エアは
ないのですからーっ。
さよなら・・・夏。
そしてこんにちは。新しいシーズン・・・。
今度はどんなドラマが待っているのか。
楽しみだーっ。
投稿: キッド | 2009年9月28日 (月) 02時55分