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2009年9月 1日 (火)

悲しいディスティニー(山下智久)愛している人は誰ですか(北川景子)冷たい雨のブザー・ビート(相武紗季)

まったく、困った奴だよ~。直輝(山P)は~。・・・なのである。

もちろん・・・菜月(相武)もそれなりに難儀である。

そうなると莉子(北川)も穏やかではいられない。

「恋愛ドラマ」なんて同じだ・・・という考え方はある。確かに誰かが誰かを好きになってすったもんだという意味ではそうだろう。

どんな「恋愛ドラマ」も「ロミオとジュリエット」だ・・・という言い方もできる。

さらに言えばディティールだって似たようなものだとも言える。

たとえば・・・前回・・・直輝を好きな莉子と直輝に未練が残る菜月はトイレで邂逅する。

最近の月9に限っても「のだめカンタービレ」(2006年)に千秋(玉木宏)を好きなのだめ(上野樹里)と千秋に未練が残る彩子(上原美佐)がトイレで邂逅するシーンがあるのである。

しかし・・・彩子が大人としてのだめに好感を持ち一種のあきらめの気持ちを深めるのに対し・・・菜月は莉子に毒々しく危険なアプローチを仕掛けていくのである。

こうして恋愛ドラマは変幻自在の深みを示しだす。

菜月はまた・・・別れた恋人に未練の残る普通の女の子のようでもあり・・・愛と憎しみの区別がつかなくなった心の病を発症しているようでもある。人によっては哀れを感じ、人によっては恐ろしさを感じるだろう。そして人によっては哀れで恐ろしいほどの共感を感じたりもする。

そして・・・あっという間の一時間なのである。今回はトレビアンを奉げます。さあ・・・褒め言葉のストックが残り少ないぞ~。だって初回からここまで残念な回が一つもないのだもの~。

で、本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。とりあえず日曜日は自民党を民主党が完膚なきまでに叩きのめした総選挙の投票日だったことを記しておく。「コールセンターの恋人」↘*4.0%(できる男3点セット沈没)、「派遣のオスカル」*4.7%(田中麗奈と鈴木杏で)、「オルトロスの犬」↘*6.7%(タッキーと錦戸で)、「外科医鳩村」12.0%(船越と美山加恋で)、「20世紀少年もうひとつ2」17.5%(ものすごくたくさんのスターと木南晴夏で)、「こち亀」↘*5.9%(民家の汚し方が中途半端)、「再生の町」*7.3%(た、高く感じる)、「にぃにのことを忘れないで」20.5%(錦戸と田中麗奈で)、「新聞記者・鶴巻3」11.8%(村上弘明と床嶋佳子で)、「天地人」19.9%(豊臣秀吉と淀の方で)、・・・ついでに「ブザー・ビート」17.5%・・・以上。

で、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~・第8回』(フジテレビ090831PM9~)脚本・大森美香、演出・西浦正記を見た。24才の不安定な職種の二人が・・・様々な人間関係にも拘束され・・・心に秘めていた恋愛感情を爆発させた前回。もちろん・・・先行していたのは莉子で・・・直輝は覚醒させられたという傾きはあります。このドラマの評価されるべき特徴は冒頭でそこからもう一展開もって行くことである。

熱烈キスから・・・押し倒す・・・お姫様抱っこ・・・もう一度抱擁・・・そして熱烈キスである。

痛いほど好きだ。私もよ・・・なのである。

そこで・・・買い物に出かけた麻衣(貫地谷しほり)と秦野(溝端淳平)が帰って来る。超常感覚というべき莉子の聴覚は麻衣の足音を察知し・・・野獣の時間終了である。

二人は何故かあわてふためく・・・これにはいくつか理由が考えられるが・・・ここは恥ずかしさということにしておく。なにしろ直輝にいたっては土足で貪っていたのである。莉子の部屋に収納される直輝。

間一髪・・・莉子は何事もなかったように二人を迎えいれ・・・そして莉子の誕生日会再開である。莉子は最高の誕生日プレゼントをもらったので・・・テンション高めなのである。そして24才の抱負を莉子に語らせる麻衣。

夢を追いかけていく・・・私はあきらめない。

その頃、直輝はいつも見上げていた窓から・・・莉子のような気分を感じてみるのだった。

三人は夜明かしで飲むが・・・最後まで眠らないのは莉子だった。麻衣・・・秦野の寝顔を楽しんだ後で・・・莉子はとっておきの直輝の寝顔を堪能しようとする。

しかし・・・直輝はただちに覚醒して・・・莉子をベッドに引きずり込むのだった。

もちろん・・・健全な男女なのでいろいろなことを行うのであるが・・・お茶の間的にはお茶を濁すのである。それでも充分刺激的な描写にチャレンジしています。

とにかく二人は隙間もなく凸凹を密着させたのである。変形横臥あすなろ抱きをクリア。

莉子・・・って呼んでみた。

直輝・・・って呼んでみた。

馬鹿野郎っである。おめでたいわ。

莉子の心は語る必要もないが・・・直輝は語る。

こんな気持ちになったのはまるで初めてみたい・・・不思議なほどの心地よさなのである。

時々・・・人は今までの好きとは違って信じられないほど好きだ・・・と感じることがあるが・・・まあ・・・多くの場合は・・・前の好き加減を忘却していることによる錯覚である。

しかし・・・時には比較して・・・これが本当の好きっていうことかと思う時がある。

まあ・・・それは幸せなことだよなあ・・・そういう時人は死ぬなら今だと思ったりもします。

しかし・・・死ななかった二人は・・・今後のことについて話し合うことになる。

もはや・・・当面の問題は・・・「川崎(伊藤英明)の片思い」をどうするか・・・である。

莉子が「好きな人が出来たこと」は告げたというと・・・直輝は「莉子と付き合うことを報告する」と言う。このあたりから・・・直輝の基本的な性格である根性なしが頭をもたげ始めているのである。それを理性といえば聞こえは良いが要するに及び腰なのである。

「だから・・・川崎さんが帰ってくるまでは・・・清い交際をしよう」

ああ・・・腰がすわらない。国際柔道で日本男子が金なしになるわけである。

詰めの甘い直輝はメール・アドレスを聞きそこなうが莉子は紙飛行機でお届けする。

その光景を朝食買出しカップルは見た!

恋愛に限らずあらゆる共同作業には「内政的な部分」と「外交的な部分」がある。

内政的には直輝と莉子は極めて建設的で絶好調な状態になったのであるが・・・外交的には非情に際どい局面に入ったのだ。莉子にとっては一方的とはいえ好意を寄せてくれ、強奪とはいえキスも交わし、それなりに交際もしている上にだまし討ちとはいえ婚約指輪のようなものを渡されている川崎に対する軽い後ろめたさがある。直輝はさらに直属の上官であり、尊敬すべき先輩であり、職業的には自分を高く評価している川崎が「絶対手を出すな・・・信じているぞ」と念を押した「女」を寝取ってしまったのである。その筋なら破門である。

しかし・・・恋に溺れる二人にとっては「きっと許してもらえるだろう」という希望的観測がある。なぜなら・・・他にどうしようもないからである。

外交は一筋縄ではいかないが、よりスケールの小さな先行略奪愛カップルである麻衣と秦野に目撃されたことは偶然とはいえ・・・「秘密にしようと誓った直輝と莉子」の暗黙の了解による機密情報の漏洩とも勘ぐることができる。「公式発表ではありませんが・・・否定はいたしません」という情報リークは常套手段とも言える。これは「既成事実」の浸透による「多数派工作」なのである。二人のような愛は特別なことではないと世間が認めることは有効なカードとなる。敵対者・・・この場合は川崎が「二人の仲を認めない」とクレームをつけてきた場合に周囲が知っていることによって大人気ない行動を慎むようにというサインとなる。「たしかに恋愛的にはルールに抵触していますが・・・ビジネスの分野で意趣返しなどをなさることは批判の対象となりますよ」という警告となるのである。

もちろん・・・当の本人たちにはそういう意図はさらさらなく・・・無防備なだけだが・・・それもまたDestiny(運命の女神)のなせるワザなのである。

「白川さん」を「莉子」と呼ぶことによって・・・直輝には幸運が舞い込み始める。

まず・・・菜月の裏切りによる傷心とそれに発する別離の孤独から・・・心身ともに解放されたことによって精神的な充足感を得られる。それによって体質改善がはかられ故障した足首も一時的な改善が見られるようになる。直輝には運命の女神が微笑んでいるように感じられるのだ。

そのために直輝は「莉子・・・」と一人口に出すことで快感を感じるのである。

一方で莉子は直輝のために周囲に暗雲が立ち込め始めていることに気がつきながら・・・それを恋愛絶対主義で乗り切ろうとする。

第一に直輝を選択することで川崎という「援助交際者」を失うのである。麻衣はそのことの危険性を莉子に説くがそういう自分が「高嶺の花」である宇都宮(永井大)をあきらめ「野の花」に「美」を見出してしまったために説得力を欠くのである。

第二に不安定な直輝を選択することで自分自身が不安定になるという悪循環を莉子は招いてしまう。「夜の仕事でも音楽の仕事だから」という理由で「音楽家になるという自分の夢に一歩ずつ近付く」ために始めた酒場のヴァイオリニストとしての仕事を「直輝の不実な態度によって乱され失うこと」になるのだ。

酒場の常連客(升毅)の正体は以前として不明だが・・・ここで作劇のアイディアとして上手いのは「辛辣な批評」が音楽家としての莉子の「成長」を促進するか否やという方向の問題ではなく・・・その批評による社会的効果により莉子の「失業」を招くというテクニックである。これには冒頭にオチながらつづきに対してさらにもう一度落とす・・・といういい意味での裏切りと同様のサービスが潜んでいる。お茶の間の意表をつきつつ目をひきつけるのである。つまり・・・その「手」についての考慮が深いのである。

もちろん・・・結局は悪意なき罠を仕掛けてしまった謎の常連客が最後に善意の救済者になる可能性も残してある。ただし・・・またしても莉子は見返りに体を要求されるかもしれませんが。音楽家は色事とビジネスのボーダーラインが最初から曖昧なものですからーっ。

第三に直輝はそのような莉子の内面的苦渋には頓着しないのである。絶好調状態となった直輝に対し莉子は「愛」以外には失うものが多い。「私の夢は遠ざかる」とふともらしても直輝はあっさりと聞き逃す。そして得意の「フレンチ・トーストのレシピ」をくれるのである。

だから莉子は「直輝」と呼んだことではなく「莉子」と呼んでもらえたことを噛みしめるしかないのだ・・・。

通信手段の発達によって・・・簡単には使えなくなるセリフというものがある。

もしもし私・・・誰だかわかる?・・・というのは発信者不明の電話を絶対に開かない人間には使えない。テレビ電話なら変装しないと使えないのである。

しかし、その分、たとえ「海猿」ロケ中でも使えるテクニックも生れる。・・・おいっ。

米国出張中の川崎はチームの状態をテレビ電話で聞くわけだが・・・基本的にチームの監督的立場の人間がシーズン開幕直前のこの時期に長期出張してて大丈夫なのかという問題はさておき・・・海外の川崎が直輝に不安げなアイ・コンタクトを送ることはできるのである。昔なら無言電話でプレッシャーをかけるところである。

一方的に愛する女を残して・・・おそらく電話もメールももらえない川崎の眠れない夜は続いているのである。

今週の「A DAY IN THE LIFE/THE BEATLES」のインストゥメンタル挿入は短い。ほんの一瞬であり、それは不在の川崎を象徴するものになっている。

直輝の心を曇らすものはただ一つ「川崎が帰ってくるその日」の憂鬱さだ。

しかし・・・ここから不在の川崎に変わり、直輝と莉子の幸せに水を差す低気圧が発生する。もちろん・・・菜月である。

菜月は何事もなくても「あの日に帰りたい」という切実な願いを持っている。

直輝と莉子が・・・川崎の不在に義理立てして・・・健全に・・・しかし誰がどう見てもイチャイチャしているところを菜月は通りすがりを装いつつタクシーから監視しているのである。

この一点だけでも菜月はヤンデレ・・・病めるような愛に染まりつつあることが瞭然なのだな。しかし・・・一方で理性的であろうとする菜月はストーカーとしての一線をまだ越えない。

ただ・・・もう許してくれたっていいころだと思ったのに直輝は川崎と交際しているはずの莉子とキャッチ・ボールなのである。もちろん・・・菜月は一瞬で直輝と莉子のただならぬ関係を見抜いている。

こんな気持ちのままではどこへも行けないと感じている菜月は薄氷の上で佇んでいるのである。そんな氷にヒビを入れるしおん(小松彩夏)の痛恨の一撃。

しおんと代々木との交際の発覚である。

しおん「すみません」

菜月「何に対して謝っているの?」

しおん「マニュアル通りの応対ですよ。悪いとは思わないですよ。だって先輩だって直輝さんとつきあっていたのに代々木さんと寝たわけじゃないですか。私は先輩を見習っただけですから」

菜月「ああ・・・なるほどね」

菜月の冷静な仮面がピシリと割れてからなにやら不穏なものが滲み出すのである。

そして・・・もちろん・・・怨む相手は直輝一人でもいいのだが直輝の相手を知った以上・・・その幸せを祝うことはできないし・・・呪うべきだと菜月は思う。

その狂った誘惑の手は莉子に伸びていく。

莉子の守護者である麻衣はその暗雲に気がつくが・・・莉子が選んだことには文句をつけつつ了解するのが礼節だと思っている。

親友の莉子の心の暗部に「麻衣を選び莉子を選ばなかった楽団に対する怨み」「相思相愛の秦野と同居している麻衣への羨ましさ」が潜んでいることを理知的な麻衣は察しているのである。

莉子と酒席をともにした菜月は一方的で懲罰的な暗黒のガールズ・トークを繰り広げるのである。

「あなたが直輝と知り合う前に私は運命的に直輝と出会ったの。まだ私も直輝もまだ大学生だった。あなたが知ることのできない若い直輝はそれは美しく素敵だった。私は夢中になった。そんな直輝と一緒の会社に入ったことに私は運命を感じだわ。そしてこともあろうに直輝から私は愛を告白されたのよ。私は運命を確信したわ。もう別れた相手だなんて信じられないくらい。そりゃあ・・・最初の頃は激しい夜を過ごしたものよ。バスケットボール・プレイヤーならではのタッチ・プレイに私は何度も何度も幸福を味わったわ。運命的で超絶的なフィンガー・ロールで愛撫されて・・・私は放物線を描いて何度も何度もゴールした。直輝は優しいからその後はフレンチ・トーストを作ってくれたり、お風呂の掃除までしてくれる・・・そしてまた夜のコートでマンツーマンなのよ・・・ふふふ・・・別れた人の話ばかりでごめんなさいね・・・でも私はまだ未練だらけ・・・私は直輝を愛しているの・・・だって運命なのだから」

もげっ、もげっ、もげっと菜月の暗黒面にひきずりこまれた莉子はまたしても・・・聖なるヴァイオリンの音を失うのだった。

直輝と交際することで「直輝の愛を得た」以外には失ってばかりいる莉子なのである。

麻衣は「21世紀の24才はタダの二度目の年女」と豪語するが「クリスマスケーキの売れ残りを心配する」莉子の山梨の実家からは「帰ってこいよ」コールがかかる。

そのことを告げると直輝はただ「見送ること」を約束するのだった。

しかし・・・心の暗部に踏み込めば直輝には「最近あった菜月からの着信」が気がかりであった。近い将来、菜月との間に「何か」が起こるかもしれない。その時に莉子が不在である方が好ましいと直輝は計算しているのである。

だが・・・すでに盗聴器を莉子の周囲に仕掛けている菜月にはそんなものは計算にも入らないのだった・・・おいおい・・・妄想が過ぎました。

けれど・・・莉子と直輝の短い別離の夜に待ち伏せを仕掛ける菜月はすでに魔女の気配を漂わせる。

菜月の秘めた呪力は突如として低気圧を発生させ・・・街は豪雨に包まれるのである。

菜月の心には何があるのだろう。それはおそらく「三年目の浮気くらい大目に見ろよ」という呪文である。「直輝のことは一日たりとも忘れたことのない私なのだから」なのだ。

菜月は代々木を挑発する。「私でなくてあの小娘のところへ行けばいいじゃない。結局あなたは直輝の潜在ポテンシャルに怯える小物だわ。かっての負け犬根性が抜けていないのよ。バスケットボールはチームプレイだからチームとフィットしなければあなたは誰にも勝てない・・・勝つ気があるのならもっと大人になりなさいよ・・・」

そこへやってくる直輝。菜月と代々木の不穏な空気を感じ取る。菜月の計算通りである。

しかし・・・菜月は自分の計画の不幸さにも気がついている。

すべてはムダなあがきではないのか・・・しかし・・・恋の病に依存してしまったラブ・ホリックな菜月には他に手はないのである。

玄関で間合いをはかる菜月。用意周到な菜月が傘を持っていないことなどありえないのだが、菜月には雨と傘がない自分が必要なのだった。

直輝に自分の「本気」を信じさせる魔法を使うためには・・・欠かせないのだった。

一方、すでに直輝は運命の女神の手の中にいる。直輝の中には「つめたくされて・・・いつかはみかえすつもりだった心」が眠っているのである。その心は「莉子にも実は心を許していない心」なのである。その悲しいディスティニー(置き去りにされた使命)は実は「愛のよみがえり」を待っているのである。

たとえ安いサンダルのようなちんけなプライドが邪魔しようともだ。

直輝ががんばるのも自分を飾るのも・・・すべては復讐のためである。しかし・・・その復讐は愛があるために生じた悲しいディスティニー(見捨てられた宿命)なのである。

冷たい雨に打たれたフリをする菜月にまんまとおびき出されていくのである。

そして「別れた女に中途半端に優しくしないで・・・」とツンデレ(キライキライもスキのうち)を仕掛ける菜月に「でも・・・お前は自分で思う以上に弱い奴だから」というキーワードを与えてしまうのだった。

たちまち由緒正しい最終兵器「行かないで・・・私を一人にしないで」とバック攻撃である。

今回の直輝は後から前からどうぞ状態である。

前回の逆あすなろ攻撃は夏の暑さで不発だった菜月だが今回は冷たい雨のあわせワザである。伝わるぬくもりが違います。

みんなに優しいのは誰にもやさしくないのと同じという真理を拒絶して墓穴を掘った直輝が同じ過ちを繰り返すのか・・・。

それとも大切なものを守るためには誰かを傷つけることが必要だという真理を悟るのか。

はたして・・・雨にうたれてふぞろいのフレンチトーストをかかえて一人直輝を待つ莉子をないがしろにしない新しい直輝になっているのかどうか・・・。

菜月が「存在しない愛」を見つめていればボーダーラインもしくはパラノイアであるが、「愛の破片」が実在すれば単にドロドロなだけなのだ。

恋人と友達の優先順位はわかるけれど・・・仲間と友達の優先順位は甲乙つけがたいし・・・違いがよくわからないお茶の間のとまどいを残しつつ・・・つづきをしりたいあなたはワクワクとして待ち遠しい来週を待つことになるでしょう。大丈夫。涙こぼれるように時もこぼれていくのです。

ちなみにキッドの他人優先順位はヒューマノイド→地球人→日本人→知人→友人→良い仲間→悪い仲間→親友→戦友→家族→愛犬→愛人→自分の中の他人の順です。

え・・・インフルエンザ・・・発症・・・夏ドラマにまで来たか。

関連するキッドのブログ『第7話のレビュー

Hcinhawaii0584 ごっこガーデン。後から前からベッドセット中央制御室。エリきゃーっ・・・エリの理性は崩壊寸前でスー。照明弱めでお願いしますyon!うえ~ん・・・ハードなキスはピュアなハートにギザギサのララバイ対ショック対閃光防御グラスが必要なのでしゅ~。私はカモメ・・・鷲や鷹にはまだまだなれましぇ~ん。小鳥のようにくるまれたいお年頃でスー。菜月ごっこはお終いかと思ったらなかなかどうしてです。言葉責めもなかなかですyon!・・・勉強になりまスー。さあ、次は雨のシーンでスー。じいや、インフルエンザが怖いので雨シャワー温水にしてねお気楽菜月のいやらしさがクセになりそうだよね。大きな声ではいえないけどね。普通は雨の中で待たないでベランダから見てるよね。誰かを一人にしなければ誰かが一人になるよね。3Pしない場合・・・まこエリ姉ちゃんのために録画装置を破壊したりいろいろとラブ・ドロンボーは忙しいのでしゅ~。ラブ・ドロンボーとしては菜月の盗みのテクニックにも興味がありますが・・・乙女としては直輝逃げて~・・・うしろうしろ~という気持ちデス。待ち合わせをしているのに直輝が携帯を留守電にしているところにイケナイ下心を貫地谷しほりマス~ikasama4エリちゃんのためにモニタリングしたこの場面は隠蔽ですな。新しい相関図をマスター・ブレインにインプットして脇役ロイドのA.I.をヴァージョン・アップせねばならんのです。プロなんだから当たり前的バスケット能力を一平ロイドに付加しないとならんのです。怪しいタクシーも開発せねば・・・はたして川崎は無事帰国できるのか・・・山梨セットは増築する必要があるのか・・・面白いけど忙しくて目が回りますくうさあ・・・来ました~・・・菜月のターン。同じ24才とは思えないおっとりの莉子に・・・不安かかえすぎの菜月・・・その捨て身の攻撃・・・直輝は断固として拒否しなければ人としたダメだけど~、拒否されたら菜月がどうにかなってしまいそうで心配だよ~。菜月・・・ソースケになるの・・・ブザー・フレンドになっちゃうのーっ・・・ああ、心が痛いーっみのむし一挙にドロドロ・モード加速ーっ。るるる。ダーク菜月最高ーっ。帰ってこないかもしれない川崎のためにもここはダメ人間直輝にお灸をすえてあげるべき。優しいだけで毎週誰かを傷つける直輝・・・いい加減・・・目覚めないとーっ・・・でもなー真矢ママが甘やかすからな・・・は・・・すると天海先生登場かっ・・・ないないるるるあんぱんちもう離れたくない・・・とかせつなさ全開の変態どMもげ天使莉子のミニスカのスカ丈には脱帽だわ~。フレンチトーストのレシピもメモしておくの。中途半端こそがわがポリシーなのよ。謎を残すのも大切でしょでしょ。とにかく・・・深夜バスに間に合うのかどうか心配だわね・・・ふるさとで待つ母のためにも・・・真矢ママ朝加ママに続く第三のママは(爆)」

Hcinhawaii0585 ごっこガーデン。どしゃぶりの冷たい雨のハイ・ファイ・セット。mariいかないでーっと濡れた背中をキャッチーっ。莉子にも菜月にもよく似合うイチブトゼンブ。いい曲ですねー。じいや~BGMの音量ガンガンでお願いしま~すっ。さあ~、こうなるとまたまた面白くなっていくのです~。直Pはどちらを選ぶか・・・じゃなくてどっちに捕まっちゃうか・・・ですよね~きゃーっギュっと捕まえたい~逆あすなろでキャッチしたらすかさずぼぎゃぁぁぁんなのデス。更新ありましぇんシャブリ遅刻なので仮記事アップなのでありました~。秦野と麻衣のアツアツぶりを知っていながら秦野と宇都宮のやりとりをさらっと交わしてそそくさと帰る直輝・・・根本的に女の子にだけ優しいタイプなのでは~メアドは飛行機にのって莉子発直輝着です。川崎さんの飛行機は無事着陸できるのか・・・麻衣の予言が気になります。それにしてもいけないと知りつつ優しくする直輝・・・殺し文句すぎますよーっ。最初から運命を感じた莉子と・・・それに気がつかなかった直輝・・・危険な温度差ですねぇ・・・ママの前では実力が発揮できないらしい直輝・・・まさかマザコ・・・ともかく菜月のアタックチャンスは逆転勝利できたのでしょうか・・・気になりますぅ・・・ワクワクミマムおっと~パヒュームのコンサートに行ったので遅刻っしょ~aki先週はダンスのしすぎで肩こりでした~。普通は肩こり解消のためにダンスするんですけど~。彼氏の元カノに会うなんて・・・莉子はどこまで天真爛漫なのでしょう・・・アーティストとしてももう少し読みが必要だわ~・・・彼女にはしっかりとした指導者が必要みたい・・・天性の素質はあるみたいだから・・・きっと千秋先輩に出会えなかったのだめちゃんなのね・・・アンナ今週はMステネタで~。夜中におしゃれな元彼映画も見ましたけど~ぴょ~ん・・・元彼はちょっと懐かしいくらいがいいのにねぇ

水曜日に見る予定のテレビ『赤鼻のセンセイ』(日本テレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

はじめまして。
いつも、ブログ楽しみにしてます。
月曜日のブザービートを見たあとは、こちらのブログの記事を読むのが、最近のお決まりになってます。
ドラマを見ただけだと、スルーしてしまった事柄など、こちらの記事で「なるほど〜」と、納得したりします。

ドラマはあと残り少ないですが、まだまだ楽しみにしてますので、これからもがんばってくださいませ

投稿: ゆきみき | 2009年9月 1日 (火) 10時46分

こんばんは、キッドさん。いつもながら深く鋭い考察に、「なるほど…」と感心を覚えながらレビューを読ませていただきました。

誰にでも優しくすることの危うさ、というか問題点を未だに認識していない山Pが…見ていて何とも腹立たしく、痛々しいですね。莉子は経済的基盤すら危うい窮地に追い込まれる一方なのに…(こういうことを実感できるだけでも、本作は秀作ですね)。

ここまで来ると菜月との復活愛の可能性や、直輝が莉子の実家へ迎えに行くパターン(ラブジェネみたいですが(^^;)など、いろいろ想像できてワクワクします。次回は菜月vs莉子のガチンコもあるようで、あと3話でENDなのが哀しいくらいです。ブザビがさらっていった2009年夏…

ちなみに改めて思いましたが、北川景子はデレデレや、だらけた表情・仕草にかけては天下一品ですね!他のシーンより(良くも悪くも)目立つと言いましょうか。

投稿: ys_maro | 2009年9月 1日 (火) 22時44分

キッドさんこんばんはです。衝撃の話に続き衝撃の話(#`皿´)
私はまだ立ち直れてません。前回の熱烈キスは直輝の男を見たようで褒めてやっりました。24才のの健全な男子が菜月との小鳥さんチューは駄目だろうって思ってたから。
でも、今回の朝のベッドでのやり取りはいらんだろ!!ですよ!!
早く帰らなきゃマイとシュウジに見つかるだろ!!って突っ込みながら直輝の美しいお顔にうっとりしちゃったりして…。
直輝が元気になって良かったけど、私は菜月といた時のキラキラした笑顔がもう一度見たいのッ!!

ごめんなさい。初コメントで長々と語ってしましました。
もう一言だけ、バスケのシーンが少ない!!みんなバスケに集中して!!

投稿: たみ〜。 | 2009年9月 1日 (火) 23時41分

✪✪ブザビーヤマピー✪✪ゆきみき様いらっしゃいませ✪✪ブザビーヤマピー✪✪

お楽しみいただきありがとうございます。
何よりも励みになるのでございます。

いつもアップが遅い上に不規則で申し訳ありません。
がんばっているのですが
なにしろロートルなのでございます。

ドラマは一瞬の娯楽でもあり
その場その場で楽しむのが一番。
しかし・・・もっともっと楽しもうと思うと
ふりかえってみるのもひとつの作戦です。
そういう参考に少しでもなればいいかなと
思っています。

まあ・・・何よりも書いていると楽しいので
書くのですけど。

今回は最初から面白く
さらに回をおうごとに面白くなるこのドラマ。
あっと言う間に終盤戦ですね。
キッドも最後まで楽しみたいと考えます。

ゆきみき様もまた遊びにいらっしゃってくださいね。

投稿: キッド | 2009年9月 2日 (水) 02時27分

♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬ys_maro様いらっしゃいませ♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬

毎度ありがとうございます。
ヒロインが音大出の音楽家志望なので
なんとなく「のだめ」の香りが
強くなってきましたねえ。

あのSオケにも入れなかった・・・莉子・・・
でも夢をあきらめない・・・
そんな空気が漂っています。

キッドの妄想では
莉子は「音楽的才能」とともに「美貌」にも
恵まれてしまった・・・。
そして「音楽的」であろうと「外見の美」で
あろうと「才能」には違いがないという
真理に気がつかない乙女なのですねぇ。

もちろん・・・夢を叶えるためには
全てを投げ打つ覚悟がない甘ちゃんでも
あるわけです。

だから・・・単に優しいだけの
山Pを見出してしまう・・・。

「夢をあきらめない」
「人に聞かせる音楽じゃない」
「道のりは遠い」
これだけのキーワードだけでも
莉子が最後に克服するのは「愛」では
ないような気がします。

だからといって謎の常連客に囁かれて
彼をパトロンとして宝石を身にまとう音楽家に
なるというオチでは夢も希望もないですからな。

一体どんな着地点が待っているのか・・・
ドキドキします。

莉子と麻衣の大学時代とか
直輝と菜月の大学時代とかも
ちょっと見たいですねぇ。

もげっと希望いたします。

北川は濃い目の化粧のキリキリした感じと
素顔風メイクのゆるい感じの落差が
素晴らしいのでございます。
すぐそこにいる女の子と高嶺の女豹を
同時に体験できるわけですから~。

ある意味、上野樹里より奥が深いかも。

投稿: キッド | 2009年9月 2日 (水) 02時42分

☇☈☇衝撃P☇☈☇たみ〜。様いらっしゃいませ☇☈☇衝撃P☇☈☇

ふふふ・・・かよわき乙女の山P軍団の皆様に
襲い掛かる毎週の嵐でございますな。
どうか、お気を確かに。

濡れ場を演じる山Pにショック&ウットリ~なのでございましょう。

ふりかえれば直輝のキスシーンは
かなり演技プランの練られたものだったと
わかるのでございます。

本当に「好き」ではなかったかもしれない菜月へのキスと
魂がふるえるほどに「好き」な莉子へのキス。

そのあまりにもある格差。

しかし・・・直輝自身が
その二つの愛の違いに気がついているかどうかは
また疑問になってくるのです。

直輝はすで愛をひとつぶっこわしています。
もう一度繰り返すようなら・・・
このドラマは愚かな男の物語ということになるでしょう。

そのテーマでここまで面白くできるのは
ある意味凄いことだとキッドは考えます。

半覚半睡のベッドでの睦言は
楽しいですからなぁ。
どうか・・・お許しくださりませぇ。
若いので口臭とか・・・尿意とかも
気にならないのです。
実にうらやましゅうございます。

それでも・・・傷心の乙女代表の菜月が
失った愛を取り戻すというアクロバットは
まだまだ脈ありですねぇ。

ビッチと呼ばれた菜月が
女性たちの祈りを力に替えて
マドンナに姿を変えるチャンスはありますからね。

そうなると直輝パパになっちゃうので
ファンの皆様はまた微妙なことに・・・。

バスケのシーンに関しては
やはり最終回に3000人の観衆が見守る中・・・
直Pがブザー・ビートを決める一瞬まで
とっておく気満々なのでは~と存じます。

たみ〜。様もどうかご辛抱くださりますように。
気が向いたらまた遊びに来てくださいね。

投稿: キッド | 2009年9月 2日 (水) 03時04分

もう!直輝と代々木がくっついたりして~(笑)
代々木まで潤んだ目で直輝をみてる~(笑)
まだ、川崎さんは海猿から帰ってきません♪

山Pインフルにかかってしまって心配ですが
多忙過ぎですね♪
6日に試合のシーンのエキストラが募集されている
ということなので、今は治すことに集中して欲しいです。

イヤー♪ダメ直輝くん炸裂な回でした。
最初のラブラブシーンは良かったのに
その後、すぐにダメ直輝くんが顔を出す。
前日に幼馴染と素の素晴らしい山Pを堪能した後なので
余計にイラッとしてしまいました!
後半8話でこのキャラですから、成長しないのかな??

やっぱり、付き合う恋人は変わっても
本人が変わっていないから、同じ状態になるんですね♪
本当に辛い時に、話せることが大切なのに

優しさは残酷さも持ち合わせているという事ですね♪
女兄弟がいるのに、ここまで女心分らないなんて(フッ!)

それでも、秀治と麻衣のホノボノとした告白シーンに
ツッコミを入れる直Pはさすがに面白かったです。
コミカルな直Pは久しぶりなので良いです~☆
土曜日に健ゾーSPの再放送してましたが
一途な健ゾーの方が直輝くんより魅力的でした♪

投稿: ユキヒョウ | 2009年9月 2日 (水) 10時44分

キッドさんこんにちは(o^-^o)
愚かな男の物語・・・キッドさんの分析力に脱帽です。
8話も見応えありました。ラストの直輝と菜月、綺麗でしたね(*ノv`)言葉のやりとりも表情も、二人の間に確かにあった愛情を感じ取ることができました・・・愛は簡単には無くならない・・・夢中にさせて好きでいたいの・・・菜月が直輝に欲しがったもの別れてから手に入るなんて皮肉ですね。
もっと大人になって願ってさえいれば夢が叶うなんて本気で思ってないよね子供じゃあるまいし・・・菜月は直輝を信じなかった・・・選手としても男としても。
二人の愛の終焉ですね。
もう悟っている菜月は莉子に近づき自虐行為です。あなたにも・・・直輝を信じさせない・・・私と同じように。
菜月はちゃんと失恋と向き合わなくちゃだめですね、そして自分とも。失恋から学ぶことはたくさんあります。

そして9話の予告では直輝と代々木の喧嘩のシーン・・・待ってましたーっ・・・これが無くちゃね(≧∇≦)

投稿: しずく | 2009年9月 2日 (水) 18時02分

残念な回は一度もないというのに
とっても残念な思いをしたり
振り返ることを許されなかったりなこの頃。
じいや様の深謀かと思いきや
まこドロンボちゃまの心遣いだったのですね~。
先週もなぐさめの優しさにとっても癒されましたが、
おかげさまで傷心の上塗りをせずなんとか生きてますの。
でもあの羽毛にくるまれたひと時だけは忘れないわ~。
冷たい雨にうたれて街をさまよったあげく
誰かの赤い靴があったりしませんように。
なんとなく莉子の背中が淋しくみえたのも
雨の夜だから?
じいやさま、そんな夜はホットドラムをどうぞ。
アタシはいつものアプリコットビールがいいわ。
お部屋が大分スッキリしたのも
小人ちゃんがきてくれたからね

投稿: エリ | 2009年9月 2日 (水) 20時09分

今回は一部のファンにとっては自分を莉子に置き換えて
ドラマの内容を脳内変換して萌えてみたり

また一部のファンにはあまりの衝撃に理性が
飛びそうになってしまったりと

それぞれあるようですが
ファンならずともとにかく萌えドコロが満載ですね。


今回の内容を見て『ラブジェネレーション』と
似てるかも?と思ったりしてたんですが

私のトコロに『東京ラブストーリー』に似てるみたいな意見があって
そういえばそうだなと思う今日この頃です。

ちなみに脳内変換では


織田裕二 ⇒直輝(山P)

鈴木保奈美⇒莉子(北川)

有森也実 ⇒菜月(相武)

江口洋介 ⇒代々木(金子)

千堂あきほ⇒しおん(小松)

西岡徳馬 ⇒川崎(伊藤)


とまぁこんな感じでしょうか ̄▽ ̄ゞ

投稿: ikasama4 | 2009年9月 2日 (水) 20時13分

キッドさま
はじめまして
いつもすばらしいレビューをありがとうございます。
感動しつつ、読ませていただいています。

山Pドラマは欠かさずみていますが、
前2作は正直、脚本につっこみたいところが多すぎて、
心からのめりこむことができませんでした。

今回は心から満足です。
計算されつくした緻密な構成、
義理堅いほどきっちり回収される伏線。
ありえない偶然の一致の連続も、違和感なく、
ドラマ世界の道具立てとして自然に受け入れられる。
予告のあらすじではいかにも陳腐な展開に思えるのだけど、
毎回、いい意味で驚かされる。
なんという快感!

そしてキッドさまのレビューを読む。
これはもう至福の時間でございます。

ただひとつ、結末への期待に影をさす暗雲、
それは莉子の夢であります。

そもそも莉子の夢って、何?。
バイオリンで食べていくって、具体的にどういうことを考えているのか。

莉子の音楽キャリアの設定では、クラシック界でまともにプロの演奏家として成功するって方面にいくのは荒唐無稽すぎませんか。


オケのオーディションで落ちた件も、
本番に弱いとか運が悪いというより、
そこまでのレベルじゃないから。

だから直樹みたいに、本当は才能あるのに
メンタルが弱くて実力が発揮できない人には思えない。

もし、プロの演奏家になる夢を追わせるというなら、
最低でも「過去には大きなコンクールで優勝して、
将来を嘱望されたことがある」くらいの経歴にしてほしかった。
どうして「2流音大をやっと卒業した程度」にしたのか・・・・。

きっと、ソノ手があったかというような
隠し玉を出してくれるんだと
祈るような気持ちでおります。

キッドさまがコメントで
この点にちらりとふれられていたので、
つい出てきてしまいました。

あと残り3回、今後ともよろしくお願いします。

投稿: つぐみ | 2009年9月 3日 (木) 00時28分

絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好

多摩動物公園のユキヒョウの赤ちゃんの名前が
ユキチに決まりましたな。
父ヴァルデマール 母ユキ
息子 ユキチ・・・稼がせる気ですな。

直輝と代々木は貴重なコンビですからな。
愛がもつれてもただれても
コートの中では平気なの・・・
でございます。

山Pは完治まで自宅療養とか・・・。
早期回復をお祈りしますぞ。
ゴールは目前ですからな~。

素晴らしいダメ直輝でございましたね~。
まあ、あくまで
山Pは山P、直Pは直Pでございます。
ご一緒になさらぬようにお願いします。
とにかく「みんなには秘密にしよう」で
おい。
「私の夢は・・・」のくだりで
おいおい。
「菜月は自分で思っているほど強くないから」で
おいおいおい。
菜月の手にそえた直輝の手で引くとは・・・。
脚本家の思惑通りでございます。

まあ・・・直輝には
相手の苦境を読み取る力はないのです。
ごはんを作ったり
寝かしつけたりできるのは
姉と妹の面倒をみてたからなのでしょうな。
その点は手際よしなのに・・・。

姉妹は女として本当につらいところは
直輝には隠してきたのでございましょう。

このあたりのメンタル的な弱さが
選手として伸び悩みの原因に。

そういう意味では直輝躍進気配の影には
莉子の激励と
菜月の裏切りがともに効いているともいえます。

果たして・・・プレイと同様に
女の扱いにも深みが増しているのか・・・
あの手の行方が気になりますな。

直輝に足りないのは女に対する畏怖なのです
姉妹がいて女を身近に感じると
女を知ったつもりになるということです。
直輝は菜月によってようやく女の恐ろしさを知り
母親の苦労も見えるようになった・・・
莉子の苦境もある程度気がついているのですが
まだまだ「自分」で精一杯なのですな。

もちろん・・・男としては普通のことですが・・・
ヒーローになるためには
この山を越えませんとな。

直輝は「秦野麻衣コンビ」をのぞいているのですが
自分たちが二人に覗かれていることを知りません。
このあたりが人間関係の面白いところですねえ。

ふふふ・・・プロポーズSPの健ゾーは
成長した果ての最終形態ですからな・・・
現在の直輝と比較しては
直輝がかわいそうですぞーっ。

投稿: キッド | 2009年9月 3日 (木) 03時54分

(o^-^o)ブザビもピー~しずく様いらっしゃいませ~コドブもピー](o^-^o)

もちろん・・・直輝だって
愚かさからは卒業しつつあるのですが
誕生日が来たからといって前日と
違う人間になれるわけではないし・・・。
成長のスピードは人それぞれですからな。
しかし・・・愚かさというのは
ぶりかえしたりしますからな。
同じ失敗を繰り返すのは
失敗を失敗と認めない場合に多いのです。
しかし・・・それが前と同じだと
気がつかないから失敗する・・・ということもあります。

菜月は追いかけたいタイプでもあるわけです。
そのために一度破局をあえて迎えるというのは
あまりにも趣味が過ぎていますから
ここは失ってはじめて
大切なものに気がついたということなのでしょう。

しかし・・・菜月はどうしても
最初からこの日のために
浮気しちゃった気配もあるのですよね。
すべてはプレーなのかも・・・みたいな。
ま、妄想的にはですがーっ。

また選手として崖っぷちに立っていた直輝は
結局・・・菜月の一撃で
目覚めた・・・とも言えます。
人々の善意や悪意が
ストレートに善や悪を生み出さないという点が
面白いところですな。

菜月と莉子はいかにも意地悪プレイですが・・・
なんとなくハリウッドの映画に
出てくるチア・リーダーのネタっぽい
金髪の女の子が赤毛の女の子にちょっと意地悪みたいな
菜月はただ鬱憤を晴らしたいだけなのかもしれません。

しかし・・・もはや今の菜月の
一挙一動は策略のようにも見えます。
ここがキッドは楽しいのですねぇ。

けれど単に自意識過剰で失敗しがちな女の子にも見える。

このあたりのバランスが見事でございます。

菜月のこの「危なっかしさ」は
非常にキュートですからな・・・
直輝・・・果たして攻撃に耐えられるか・・・。

菜月を未練たっぷりのダメ娘ととるか
不屈の闘志の持ち主ととるかも
人それぞれでしょうしねぇ。

直輝と代々木は代々木の片思いですからね・・・。
直輝がどこまでつきあってやるのか・・・。
代々木が「オレのことをちゃんと見てくれよ」
直輝「バカだな・・・オレはいつでも見てるさ・・・」
ぐらいは優しいから言うかもしれませんーっ。(・o・)ゞ

投稿: キッド | 2009年9月 3日 (木) 04時19分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿

お嬢様ーっ。お気を確かにーっ。
ただ今、鎮静薬をお持ちいたしますぞーっ。
お嬢様に鎮静薬をお持ちするのは
「ローマの休日」以来執事の見せ場ですからなーっ。

まこ様の悪戯に隠された
優しい心遣いでございますな。
じいめにお休みをくだされようと
地下電力施設を爆破なされた時には
復旧までに一週間不眠不休になりましたぞ。

ダブル胎児の姿勢は
テレビドラマ史上屈指の名場面でしたな。

目の下のやつれはメイクかとも思いましたが
山P先輩インフルエンザ発症報道を聞くと
疲労のピークだったのかもしれませんな。

赤い靴があるのはショッキングですからな
玄関をあけて男物のバッシュ。ハイヒール。
靴下。ストッキング。
バミューダ・パンツ。スカート。
Tシャツ。タンクトップ。
下着のパンツ(ダブル)がベッド・ルームまで
続いているのもショックですな。
出張から帰ると
家具が半分消えているのもショックです。
世の中にはショックが満ち溢れておりますようです。

そういう時冷たい雨は
ある意味優しいのかもしれません。
みじめな気分の時はみじめな舞台が
もりあがりますからなーっ。

誰かを待って雨に濡れながら
佇む人がいるーっのでございます。

雨に濡れた小鳥はいたいけなさ10倍なのですな。

またもや・・・ビール風フルーツ・ジュースを
御飲みになるので
これは仄かにアルコールの香りがいたしますが・・・
まさか本当はビールなのではないでしょうなーっ。

小人ロイド・メンテナンスに出しましたぞ~。
なぜか・・・オイルの代わりに
ワインが入っていたのは不思議なことでございまするーっ。
(じいやバカ肝心なことは見えない級)

投稿: キッド | 2009年9月 3日 (木) 04時47分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

ふふふ・・・ドラマの登場人物に
なりきって楽しむことは基本中の基本ですが
最近はそこまで人間を描いているドラマが
実に少ないですからな。

このドラマは
莉子にも菜月にも麻衣にも
なれるようになっているので
誰になったか・・・そして本命相手が
誰であって欲しいかで感想がまったく変わる
素晴らしい出来なのでございます。

まあ・・・とにかく一部の方にとってはムキーッで
一部の方にはニヤニヤと
まことにエンターティメント度高しでございます。

こういうノリで兼続とかお船とか初音を
掘り下げた大河も一度くらいは
見てみたいほどです。

月9オマージュとしても
それぞれの思い入れによって
「ロンバケ」にも見えるし
「ラブジェネ」にも見えるし
「やまとなでしこ」にも見えるし
「カンチとリカ」にも見えるように作ってある模様。

キッドは山P-莉子-川崎では
「やまとなでしこ」色を強く感じます。
逆に言えばこの脚本家は
ベタなラブ・ストーリーの書き手ではないので
壮大なパロディーみたいな感じもあります。

そういう意味では
莉子は普通の変態
麻衣は恋愛おタク
菜月は恋愛病
と・・・まともな女の子が一人もいない
という視点も成立します。

さらには莉子は夢を追いかける男の子
麻衣はクールだけど実はホットな青年
菜月は仕事はできるが浮気ものな男
と一昔前の男性キャラの性転換パロディーにもなっています。

するとノリノリのマイナーものなので
お茶の間的には呆然の部分もあるでしょう。

今回は台風と裏の洋画にアシストという視点も
ありますが・・・
もう・・・ノリノリにのってしまった方も
多いかも・・・と推測しております。(; ̄∀ ̄)ゞ

投稿: キッド | 2009年9月 3日 (木) 05時15分

☒blackbird☒つぐみ様、いらっしゃいませ☒クロウタドリ☒

感動までしていただき感激でございます。
気絶するほど恥ずかしい限りです。

キッドは「プロポーズ大作戦」も
「コード・ブルー」も
それなりに楽しみました。
どちらも男性作家で
「プロ大」は若気のいたり
「コドブ」はおじんくささもありましたが
女性心理に関してはまあ
おやおやという部分は確かにあったかもしれません。

ま・・・そういうところも楽しみますので。

その点・・・「ブザビ」は
実に乙女心の流れがとうとうと漲っていますからな。
乙女の皆さんは共感したり反感したりの
フィット感高しと推測いたします・・・。

いかに昔よりは男女雇用機会均等法が浸透していても
男にはわからない女の世界はあるし
それでこそ異性のある楽しさでございます。
そのかなり秘密の部分を
解剖していく感じの本作。
もう・・・痺れる筋書き満載ですねぇ。

キッドとしては毎回チャレンジャーとして
妄想全開バリバリの喜びに満ちております。
もはや・・・脚本家に対する恋に近い感じ?
その点については
確かに「プロポ」も「コドブ」も
及ばない部分を確かに感じますぞ。

まあ・・・ここまでくると決着らしい
決着はある意味無理だろうと思うのです。

これを終らせるのは最終回地震発生で
全員死亡しかない・・・ぐらいに。
もう・・・すべてのキャラが
生きてますからね・・・。
ドラマはどこかの時点で終息しても
彼らの人生はまだ続いていくでしょう。

そういう意味では莉子と直輝と菜月の三角関係に
決着つかずの可能性を覚悟しているくらいです。

その中で・・・実はもう風前の灯である
莉子の音楽家としての未来。
ドラマ的には
直輝が夢を叶えるものになるのなら
対比として莉子は夢を失うものとして
配置されている可能性もあります。

管楽器の麻衣が
弦楽器の莉子を
音楽家としてどう評価しているのかも
謎に包まれていますしね。

同性愛的には麻衣が莉子に片思い風ですし。
私と言うものがありながら・・・ですから。

莉子は自称・・・音楽的環境には恵まれていない階層。
それに対して麻衣はひょっとすると
かなりお嬢様の可能性もあります。
音楽家として食べていくという発想はなく
音楽家として食べさせてもらうという発言があるほどに。

クラシック畑には庶民にはうかがい知れぬ構造が
ありますからね。
元を糾せば所詮は貴族の玩具ですから。
しかし・・・才能というものは
貧しいものの中に出現することもある。
英才教育を受けただけでは到達できない超人の世界。
もはや・・・莉子は「それ」であるしかないわけです。

しかし・・・世界は早熟であることをもてはやす傾向もある。
早熟でありかつ止ることのない成長でしか
前人未到の世界には行けないという嗜好です。
まあ・・・パトロンたちがそう願うから・・・
という基本も無視できません。

とにかく・・・莉子はそういう世界とは無縁のまま
24才になってしまったのです。

世界に留学した気配もなければ
過去の栄光も語られない・・・
同世代のヴァイオリニストの動向も示されない。

そして脱げと言われて脱がずに
チャンスを逃す・・・プライドの持ち主です。
もちろん・・・脱いだら商品価値が下がる世界もありますが
莉子はステージで脱げといわれたわけではないのです。

こうなると眠っているが
目覚めると超絶的な才能があり
それを目覚めさせ・・・かつ育て上げる人物は
絶対必要になります。
ここまでではバイオリニストの中西(鈴木一真)か
謎の常連客(升毅)しか
該当者がいないので・・・
どちらかが謝罪してくるのが最も簡単な手。
しかし・・・ここまでの手口から
そんな見え透いた手は使ってこないような気もします。

そういう意味で莉子の夢の行方は
キッドにとっても大きな謎の一つでございますよ。

もちろん・・・音楽家の才能は
一代で花開くとは限らないので・・・
まずは家庭を築くという王道もあるわけです。

しかし・・・できれば
莉子にはヴァイオリニストとして花開いてもらいたい・・・。

そう思わせる可憐さを
北川景子は演じていると考えまする。

さて・・・どうなるでしょうかねぇ。実に楽しみです。

つぐみ様もまた遊びにいらっしゃってくださりますように。

投稿: キッド | 2009年9月 3日 (木) 06時30分

>ああ・・・腰がすわらない。国際柔道で日本男子が金なしになるわけである

死ぬほど笑ってしまいました。するどい!!!
今の日本がメダルを取れないのは
こういうわけだったのかぁぁぁーーーーー!!!
肉食系よぉ~~~~。カムバーーーーック!!

そして
>・ビジネスの分野で意趣返しなどをなさることは批判の対象となりますよ」という警告となるのである

あうううう。やっぱそうですか?
わたくしの応援の甲斐もなく
そうなってしまうのですね。
思えばわたくしは、箱の外からの傍観者。。。
手の施しようがございませぬぅ~。
でもいいんだ!
それでも応援するよ。いや。莉子とのことじゃなく
これからの川崎さんの幸せをぉぉぉぉ~~~!!

投稿: みのむし | 2009年9月 3日 (木) 12時50分

キッドじいや、ちゃま。
やっぱり、菜月との形式的なキスより、莉子との
愛情いっぱいのキスの方がよかったですね
これは、演出ですね。かなり差がありました。
これは良かったです
だから、すっかり主題歌まで、カッチョイイと思えましたもん。
あんなに心配していたのに、新インフルらしき、Pちゃま。
お休みが取れてかえって良かったかもです。

投稿: mari | 2009年9月 3日 (木) 20時58分

*simple*life*みのむし様、いらっしゃいませ*simple*life*

世界柔道選手権の腰の引けた男子選手たち。
逃げ腰で仕留められた大束正彦に内柴正人に塘内将彦
小野卓志に棟田康幸・・・。
大和魂が恥ずかしいわ・・・。

ヤマトナデシコたちの金の魂を分けてもらえばいいのに。

上野順恵の笑いながら技をかけ
笑いながら技を決め
笑いながら勝って・・・ちょっぴり泣く。
ああ・・・清々しい。

と思いましたぞ~。

まあ・・・川崎さんは
そんなに悪いことはしないと
思いますけどね。
あくまで東十条さん的最後までいい人で・・・。
ただちょっと己を知らない
かわいそうなキャラなんですよ・・・きっと。

そんな川崎さんでも
最後まで応援する
これぞやまとなでしこ純情でございますな。
キッドも
川崎さんを応援するみのむし様を応援しますぞ。
それ、フレフレるるる、フレフレるるる。

投稿: キッド | 2009年9月 4日 (金) 00時14分

❁~✾~❁~~✾mari様、いらっしゃいませ✾~~❁~✾~❁

そうですなぁ・・・
菜月の言うことを信用すれば
直輝が告白した・・・ということでしたが
なんとなく
直輝は菜月のことを愛そうとしていた感じ。

それに対し莉子に対しては
こみ上げてくる愛おしさを
こらえることができなくなった感じ。

この違いがどこからくるのか
鮮明ではないのですが
なんとなく・・・女の子の理想の愛のカタチなのかも
しれません。

直輝にはいたるところに
乙女な感じが漂う気がいたします。

そして・・・それにピッタリと
フィットした主題歌。
もはやメロディーを聞いただけで
キス・シーンが始まるような気がします。

それにしてもインフルエンザ感染心配ですな。

持病のある方中心とはいえ
死者も増加中ですし・・・。
じいめも直Pの無事復帰を
心からお祈り申し上げておりまするーっ。

投稿: キッド | 2009年9月 4日 (金) 00時24分

キッドさん、こんにちわ。
回を追うごとに面白くなってきますね。
脚本も演出もすごく計算されて、丁寧に作られている気がします。

錦戸君も復帰、山Pも平熱に下がったとのことで一安心ですね。

>「私の夢は遠ざかる」とふともらしても直輝はあっさりと聞き逃す。そして得意の「フレンチ・トーストのレシピ」をくれるのである。

ここには、私も反応してしまいました。
フレンチ・トーストが食べたいんじゃなくて、
一緒に朝ごはんを食べたいのよ、
直樹は何にも分かってないなあって。

運命的に会ってたんだよ、と無邪気に喜びを分かち合おうとする莉子に
そういえば、あの日菜月にプロポーズしたんだなあ、と
複雑な顔を見せる(?)直樹。

ラブラブな場面なのに、さりげない擦れ違い。
さすがとしか言いようがありません。

菜月派の私としては、
直樹や代々木のようなお子様はもう相手にしないで、
一番包容力のありそうなウツさんに引き取ってもらいたいです。

長々と駄文失礼しました。
次回も楽しみにしています。

投稿: mi-nuts | 2009年9月 4日 (金) 11時26分

やっぱ王道のラブストーリーにはユーミンソングが
似合うわ~
って、ママが言ってた
女子コーセーのまこ☆ミキは、ユーミンよりムーミンの方が
好きじいやが好きなのはフーミンだっけ?
オルトロスは結局緊急生放送特別編でお茶を濁すようだけど
ブザビは大丈夫かなぁ。
てか、その分本編が削られるなんて事になるのは
いやぁ~~~

投稿: まこ | 2009年9月 4日 (金) 14時46分

キッドさん、こんばんは。

すごく良かったです~。面白かったです。何より、8話にして初めて直輝のことを好きになりました。

巷ではさすがに直輝にダメ出し、いいかげんにしろーの声が多く出ているみたいで、ヤッター、そうだろそうだろ、とうれしいです。でね、そんな直輝が好きなのです。
なんかね、やっと人間的な弱さが出てきた気がするのよ。今までは、事なかれ主義というか、当たり障りのないようにという生き方にしか見えなかったのです。今回は菜月ちゃんに引きずられているのが、すごく魅力的なのです。

私はツンデレもヤンデレも好きなので、こういう菜月ちゃんもかわいい。

でもまあ、これで直輝♡菜月の線はなくなったかなと、、、。直輝は菜月ちゃんに引きずられてるだけだと思うので。直輝にとって特別に大切な人だというのは間違いないと思いますが、直輝が今恋して好きなのは莉子なんでしょうから。

私的には、直輝が莉子ちゃんを愛しながらも、菜月ちゃんを突き放せない、という病んだ愛でドラマが終わるのも大歓迎なんですが、それは絶対ないでしょうね。

今回は莉子ちゃんも、初めて少し可哀そうと思いました。なんでだろって思ってたんだけど、キッドさんの記事を読んで納得です。莉子ちゃんはもう直輝との恋しかないのね。というかそう思っているわけだな。これで、直輝が来なかったら莉子ちゃんの方も壊れてしまいそうだわ。
莉子ちゃんにはヴァイオリンがあるんだから、がんばれ!

2人の最大の問題は、莉子ちゃんのヴァイオリンと直輝の足でしょうね。直輝の足はまだ悪化しないようなので、いつ来るんでしょう?後3話しか残っていないのに。

ともかく、最初から展開がスピーディーでそれなのにあわただしくなく、濃密というすばらしさですね。

Pちゃんの復帰を祈って―無理しないでね―楽しみに待ちたいと思います。

PS、オープニングのタイトルバックは2話ずつの交替できていますね。ということで、9話、10話は有で、11話は最終回バージョンと予想しています。9話、10話のバックの画もどう変わっているか楽しみです。

投稿: youko | 2009年9月 4日 (金) 21時42分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

そうでございますね。
人間の描きこみに関してはまったく格別の作品。
もちろん・・・表面的な部分でも
あっさりと楽しめますが
噛めば噛むほど味が出る
この底の深さは恐ろしいほどです。

じっくりと視聴する方でも
一瞬を見逃すと
ついていけなくなるほどの
強烈な隠し味が仕掛けられている。
そういう味加減。

好事魔多しと申しますが
それだけに
山P、錦戸インフルエンザ感染は
ヒヤリといたしました。

快方にむかっているようで一安心でございますね。

魔物のように女の子の心を奪う直輝。
しかし・・・その飼育は一筋縄ではいかないのですな。
うっかりすると死んでしまうし
飼い主にあわせようとはけしてしない
野性味がある。

菜月=莉子だと考えると
莉子が菜月に変わっていく過程が
鮮やかに再現されていく今回。
しかし菜月≠莉子ならば
莉子はこの直輝の一方的な優しさ攻撃(悪)を
受け止めて欠陥の修正を行うはず。
そして菜月≒莉子となっていくわけです。

そうでなければ
莉子も菜月のように直輝に壊されてしまうのですね。

あくまでこの人間関係はキッドの妄想ですが
ここまでピタリと符号してきますから
当たらずとも遠からずでしょう。

菜月の普遍性がわからない人も多いでしょうしね。
最近では喫煙=極悪という健康バカの支配もありますし。
ある程度の色眼鏡で見るともう菜月が楽しめなくなるのです。

直輝は繊細さと鈍感さを併せ持つ
暴走機関車ですからな。
そういう意味では川崎=直輝でもあります。

直輝が
川崎の年まで独身で
選手を引退し
自分には不釣合いな年齢の女の子の尻を
追い回すようになってしまうかどうか
莉子と菜月の直輝改造の共同作業は
残酷な運命の女神の見つめる中で
続いていくのでございます。

まあ・・・恋愛ドラマとしては
変化球でもあり直球でもある・・・
まさに魔球クラスのインパクトがございます。

菜月も莉子も愛の狩人ですからな。

狩られるのはなんとなくいやなのです。
もう・・・狩られてもいいや・・・と
思うその日までは・・・。

しかし・・・相手はウサギや鹿ではなく・・・
熊とかライオンの類ですからな。

まさに命懸けの恋をするのです。
それがラブ・ハンターの生きる証ですからな~。

なんで・・・そこまでするのよ・・・
と思いつつ・・・いけるとこまでいきなさい・・・
とキッドの中の乙女が申しておりますぞ。

菜月がそれで木端微塵になっても
それはそれで面白いし~。

投稿: キッド | 2009年9月 4日 (金) 22時12分

●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●

なんですとーっ。
広島のお母様がお見えになられたのですかーっ。
それーっ・・・皆の者、紋付袴に衣装チェンジ~。
粗相をすると手打ちになりますぞ~。

え・・・テレビ電話でお話しになっただけですか。
皆の者、休め~。

じいやは柴門ふみも細川ふみえも檀ふみもファンですぞ。

今回のなつかしカラオケ・リストは
菜月のテーマ
「冷たい雨」
「3年目の浮気」
「Woman〜Wの悲劇より〜」

莉子のテーマ
「さまよいの果て波は寄せる」
「あなたを・もっと・知りたくて」

直輝のテーマ
「DESTINY」
「Love holic」

とユーミンと薬師丸ひろ子のブレンドになっています。
ボーナス・トラックはヒロシ&キーボーでございます。

本日はこれで打ち止めになさってくださりますように。
なにしろ夏休みの宿題が白紙ですからな。
ドラマの心配している場合ではありませんぞ。
お忘れのようですが・・・夏休み終っておりますぞ~。

投稿: キッド | 2009年9月 4日 (金) 22時51分

♢♦~山~♦♢youko様、いらっしゃいませ♢♦~P~♦♢♦♢

ふふふ、山Pから直Pへ。
魔性の直輝全開でございましたな。

莉子の求めに応じるままに
ドアを蹴破り、ディープに唇を奪い
抱き上げて告白して激しく貪るケダモノ。
ベッドに引きずり込んでくるみこみ朝寝。

これだけ莉子の心を虜にして
「もう離れたくない気持ち」に
させておきながら・・・
川崎にかこつけて「おあずけ」です。

そして・・・罠を仕掛けてきた菜月に
一本しかない傘。
匂いつきタオル。
優しい言葉。
返し技三段攻撃。
これで「行かないで~」を待ち構える。

見ようによっては悪魔の手練手管でございます。

そして・・・抱きつく菜月の手に添えられた直輝の手。

次のアクションは・・・やんわりとした拒絶なのか。
それとも裏切りの裏切りの裏切りなのか~。

まあ・・・受諾だと
「菜月を許容してやり直し・・・莉子と川崎成り行きまかせ」
という・・・もう恋愛ドラマとして許容範囲外の
リアルさになってしまうので
youko 様のご推察通りに
限りなく菜月・直輝の復活は無理目になってきましたな。

まあ・・・ミもフタもなく
フタマタ続行エンドならお茶の間気絶でしょうし。

いよいよ終盤戦でそれぞれの
恋愛とビジネス
夢と現実が
かなり錯綜している上での
人間関係。

もう・・・全体的なハッピーエンドは
無理でしょうし・・・
主人公のハッピーエンドさえ五分五分な感じ。

少なくとも「莉子の夢が壊れない」のは
直輝が「ハッピー」になる重要な要件ですからね。

しかし・・・直輝がヒーローとして輝くためには
莉子の夢を犠牲にする必要がある
みたいな「匂い」がします。
残り時間的にも・・・。

莉子が「直輝への愛」を奉げるほど
莉子の「夢」も壊さないであげてほしいという
「気持ち」が生じてくる仕掛けです。
次回・・・言葉では説明されている
「ヴァイオリニストを目指す上でのハンデ」が
ふるさとで展開されれば
もう・・・莉子ファンの激増間違いなしですし。

一方・・・菜月は知っていて
莉子が知らない・・・「直輝の足の爆弾」
これもまた直輝が教えないのだから
莉子には罪はないのですが
莉子が直輝を愛するためのハンデに
なっているわけです。

もう・・・こうしたフリが抜群でございます。
だから・・・きっと
最終回まで何がどうなるのかわからない
ドラマ本来の持つ面白さが炸裂していくのでしょう。

もう・・・決着なんてつかないんじゃないの。
いや・・・決着なんていらないんじゃないの。
このレベルまで来ています。

youko 様の予想通りのタイトルバック構成になるとよろしいですな。

そして何よりも無事の収録終了と・・・
続きができる程度の視聴率獲得を祈るキッドです。

投稿: キッド | 2009年9月 5日 (土) 00時06分

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