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2009年9月15日 (火)

夢と現実の境界線は濃くなった(山下智久)翼はなくても一緒に(相武紗季)目覚めのブザー・ビート(北川景子)

とにかく・・・二人はどうなっちゃったの・・・。

終った瞬間にそう思った人50%、遠距離恋愛が始まったのだと思った人25%、なんで二人は別れるのと思った人15%、その他10%くらいかな。

キッドは必殺技「最終回前なので曖昧にしてみました」かよっとテレビの前で拳を握りしめました。

もう・・・自由奔放だ。もう自由自在でもう自由って素晴らしいなのである。

ついに残り一回、一分の隙もなく、オーソドックスで重厚なラブ・ストーリーを展開中です。

もう・・・あとは本当のブザー・ビートを決めるだけだもんな~。天才。

で、本題に入る前に週末の視聴率チェック。「コールセンターの恋人」→*6.1%(→キターっ。ファンがついたか)、「ワールド・トレード・センター」13.7%(実話だがタワーリング・インフェルノを見るが如く)、「オルトロスの犬」↘*7.0%(総集編より落ちたか)、「派遣のオスカル」↘*6.0%(やっぱり猫娘が一番だな)、「メイド刑事」↗*9.6%(有終の美を飾ったか)、「こち亀」↗*7.6%(メイド刑事に負けた~)、「華麗なるスパイ」↗10.2%(つまらないのにがんばってる)、「だましゑ歌麿」15.2%(鈴木杏樹が水谷豊に・・・驚愕)、「薬師丸ひろ子の戦場のメロディ」12.0%(普通の戦争ものもお願いします)、「再生の町」↘*6.5%(さげたー)、「天地人」↗21.6%(歴史は今週も死んだ)、「官僚たちの夏」↘*7.2%(弱者は弱者救済を望む)、「9.11最後の真実」12.1%(実話だがタワー・・・みたいに見れない)・・・ついでに「ブザー・ビート」↘13.7%・・・以上。

で、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~・第10回』(フジテレビ090914PM9~)脚本・大森美香、演出・西浦正記を見た。今回の「A DAY IN THE LIFE/THE BEATLES」のインストゥメンタル挿入は直輝(山P)と代々木(金子ノブアキ)の和解のシーンで流れる。・・・と思ったのでちょっと確認しようと思って録画をチェックしてみる。・・・ハッと気がつくとラストシーンで莉子(北川)が泣いているのである。どんだけブザビが好きなんだ・・・という瞬間である。

構成的には序破急序破急序破急で9回を終え、最終章と銘打った10~11回はフリオチである。だから・・・前回の引きである「帰国した川崎(伊藤英明)が直輝の不実さに心が乱れた莉子を抱きしめているところへ・・・直輝が向かっている」は拍子抜けするほどあっさり決着する。

直輝は自分の不実さを思い至り菜月(相武)に訣別を告げたのである。ここで莉子が川崎と結ばれてしまうようなことになれば・・・話は振り出しに戻りすぎるのだな。

直輝は「莉子の不実の現場に遭遇しない」・・・部屋から出てきた暗い顔の川崎と遭遇するのである。ここで・・・直輝が現場を見ないのは・・・莉子が不実をしなかったからだが・・・それは次のシークエンスで明らかになる。シンプルな展開だが・・・やはりここにも小さなフリオチが作られていて脚本の上手いところなのである。

「愛が人を強くする広場」で直輝と川崎は男と男の話をする。恋に破れた川崎を直輝が鞭打つシーンだが・・・直輝がゆっくりとだが成長していることを物語るのである。

直輝「ごめんなさい。川崎さんが好きだということを知っていながら・・・釘まで刺されていたのに・・・友達のつもりが・・・行くところまで行っちゃいました。本当にすみません。でも彼女は悪くないんです。僕がどうしても我慢できなくなってやっちゃったんです」

川崎「お前に彼女を守れるとは思えんな・・・(嫉妬に燃えて)オレが今、彼女の部屋で何をしていたか分るか?・・・お前に泣かされた莉子ちゃんをオレがやさしく抱きしめてやったんだぞ」

直輝「(挑発に気がつかず)・・・確かにボクはダメな男でした。自分に自信がなくて・・・劣等感に苛まれ・・・周囲には甘え放題・・・でも彼女に逢ってもっと強くなりたいって心の底から思えたんです。夢を叶えるためにはあきらめないことしかないって彼女を見ていて分ったんです。だからボクは強くなりたい。そして彼女とどこまでも夢を追いかけたいって決心したんです。どうか許してください」

川崎「(直輝の幼さに萌えて)・・・まったく・・・若いってたまんないよな。オレ・・・今、莉子ちゃんに同じこと言われたとこ・・・直輝は悪くない・・・悪いのは自分だ・・・でも直輝のことが好きで好きでたまんなくてオレなんか眼中にないってな・・・指輪も受け取ってもらえなかったよ・・・もう・・・いいわ。結局・・・もう世代がズレちゃったってことだよな。まあな・・・お前たちが小学1年生の時、オレもう高校生だったし・・・オレ棄権するわ。その代わり・・・愛で強くなったお前って奴をしっかりみせてくれよ・・・」

去って行く川崎・・・男の引き際が見事である。麻生総理大臣にも見習ってもらいたいところだ。

そして・・・男たちの決着をいつもの窓から眺める莉子だった。

莉子と直輝はもう一度、お互いの心を確認する。若いのでそういう儀式は何度でも大丈夫なのである。

直輝「すべてオレが悪かった・・・でも心配をかけたくなかったんだ」

莉子「足は大丈夫なの・・・」

直輝「大丈夫だけど・・・なんでそれを知ってるの?」

莉子「・・・それは秘密・・・」

莉子は直輝の元彼の菜月のことは話せない。なぜなら本当のことを話すと菜月の悪口になってしまうからで・・・直輝がそういうことを嫌うからである。もちろん・・・単に菜月のことなんか話したくないという気持ちもあります。

そして当然のことだがそれを秘密にするからには・・・二人の愛はまだまだ菜月に翻弄されるということなのである。

直輝「莉子だってバイトをクビになったこと隠していただろう」

莉子「それは直輝に心配かけたくなかったから・・・」

直輝「ほら・・・莉子だって・・・一緒じゃないか・・・」

馬鹿野郎である。まあ・・・オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」のヴァリエーションだから古典だ。

相手のためにしたことが結局仇になるのである。

しかし・・・お互いを信じることができれば・・・二人は愛に触れるのである。

本当の優しさをどこかで間違って覚えていたと直輝は言う。まわりばかり気にするのはもう終わりにしよう。だからボクの愛を信じて・・・なのである。

もちろん・・・菜月の存在がなければ・・・それでよかったのかもしれない。

ヘッドコーチ川崎が戻り・・・シーズン前の仕上げ的な練習に突入したプロバスケットボールチーム「JC ARCS」・・・。その練習場に菜月がやってくる。笑みを浮かべた菜月は直輝の姿を見ると凍りつく。

莉子「直輝をバカにするのは許さない」

直輝「オレはオレの道を行く」

蘇る夢見る二人の言葉。たちまちダーク・サイドに落ちた菜月の呪いは直輝を直撃する。

ネズミ(遊離した軟骨)が動いて激痛に襲われた直輝は転倒し起き上がることができなくなってしまう。

ここで「夢の実現」に対する莉子と直輝のバランスは入れ替わっていく。

それは案の定・・・一本の電話から始まるストーリーなのだった。麻衣(貫地谷しほり)が秦野(溝端淳平)との家庭内恋愛によった莉子との間に生じた微妙なズレを埋めるぺく・・・ガールズ・トークを繰り広げると運命の電話がかかってくる。

会員制バーの仕事を莉子から奪った八尾(升毅)は演奏活動を支援する音楽団体・東都音楽財団の大物(理事)だったのである。

そして莉子の音楽性に磨けば光る宝石の原石を見出していたのである。

莉子は一週間の特訓を受け・・・その成果次第ではかなり有名な楽団のヴァイオリニストの欠員を埋めるためにステージに立てるというのだ。しかもヌードはなしである。ヌードありでもやれよ。それが夢にすべてを賭けるってことだろう・・・そういう流れはお茶の間が許しません。そうですか。

そんな夢のような話があるのか・・・と思う人は多いかもしれないが・・・意外とあります。しかし・・・そこからがまた長いのですけどね。

結局、すべてはレースなのである。分れ道に出逢う度に選ばなかったもう一方の道が輝いて見えたり・・・守るべきもののために今日も何かを犠牲にしたりしても・・・たったひとつの願いを祈るものは・・・いつかその地点にたどりつく。

学生時代に・・・オーディションで不合格の時に・・・たどり着けなかった地点に会員制バーで到着することがある。努力の成果はある日突然、花開くものだ。

こうして絶望的だった莉子の夢には一筋の光が差し・・・シーズン開幕直前に直輝の夢は前途多難となるのである。

またしてもすれ違っていく直樹と莉子の夢。

死んでいる菜月。死にかける直輝。生き返る莉子。三人の奇妙なダンス。

そして・・・まるでもう一つの別の現実を見ているような瞳の菜月は忍び足で直輝と莉子の間に割り込んでいく。

少なくとも菜月はもう普通の精神を失っているようだ。ざわめき苛立ち夜に飛び込む心。こわれゆくのを恐れ声を押し殺したカナリアのような感情のない言葉。

ただ泣かないと決めただけなのか。

とりあえず・・・宇都宮(永井大)がそんな菜月をせつない目つきでみるところをカメラは捉えました。

ねずみの早期手術を推奨する医師に直輝は「今シーズンは瀬戸際だから手術はできない」と訴える。しかし立ち会った菜月は「すぐに手術のスケジュールを決めてください」と告げる。

直輝が抗議すると菜月は答える。「これはあなたのためでもあり・・・チームのためでもあるの・・・もし試合中に今のような発作が起きたらチームに迷惑がかかるのよ・・・今は治療を優先するしかないの・・・・・・・・・まったく私がいれば・・・もっと早く決断できたのに」

莉子なんて女ではなくてこの私が。

直輝は言葉を飲み込む。やがて・・・もたらさせる莉子の幸運なチャンス。直輝はまた莉子に秘密を作るのだった。

菜月は正論を振りかざす。そこには悪意はないように見える。しかし・・・目はあくまで死んでいるのである。相武紗季・・・名演技だな。

そして・・・これまでの長いトンネルがウソだったように・・・優秀な指導者に優雅な環境でコーチされる莉子。その瞳は輝きを増していく。

そして直輝は自分が踏み外してきた崖の下に横たわっていることを強く意識するのだった。

ゆっくりとすれ違っていく二人。

それでも直輝は莉子の心を乱さないように細心の注意を払う。慣れない環境に戸惑う莉子を励ますはじめてのデート。

戯れながら温もりを感じる二人。キスを求める莉子に直輝は・・・優しく・・・口付けをする。

さあ・・・またしてもキスは優しくなってしまいましたーっ。

莉子「レッスンに戻らないと・・・」

直輝「がんばって・・・」

一人になった直輝は運命を呪う。

そんな直輝を気遣う母(真矢みき)と妹(大政絢)・・・。試合を見に行くと負けるというジンクスを持つ母は冗談めかして言う。「今度は試合を見に行こうかな・・・先週出番なかったし・・・」妹「私もー私もー」である。

手術の当日。練習さえできなくなった直輝の前に現れる代々木。二人の男の仲直りのために・・・今週はしおん(小松彩夏)の出番なしである。

直輝「この間は・・・急に殴って悪かったな・・・」

代々木(シュート外れる)「今日手術かよ・・・」

直輝「お前はオレの代わりにチーム・プレーにはげんでくれ」

代々木「そんなことブツクサ言ってるヒマがあったらとっとと直して・・・帰ってこいよ」

直輝「・・・」

代々木「このお人善しが・・・」(シュート入る)

そんな男と男の一日だった。

その頃、オーディションを受ける莉子は己のすべてを発揮して指揮者のお眼鏡にかなうのだった。四日後の夢のステージの切符を手にした莉子はスキップをしながら自宅に戻る。

待っていたのは・・・秦野→麻衣ルートのいつもの情報漏えいである。莉子は走ります。長澤まさみの場合、正面が見せ場ですが北川景子は後姿に味がある。

そしてかけつけた直輝の病室に蜘蛛の巣を張り、待ち構えるスパイダー菜月。

莉子は体がすくんで動けない。もしもこの世界が勝者と敗者のふたつきりにわかれるならああ私はいつだって勝者なのよと莉子を威嚇する菜月。

そして・・・莉子の前であえて直輝との親密ぶりをアピールする菜月。そして莉子には気付かないまま笑顔で菜月に身をまかせる直輝。

あら・・・今頃やってきてどうしたの。どうせまた大切なことは何一つ打ち明けてもらえなかったのでしょう。それなのに私はこうして直輝のすべての世話をしてあげたの。今さら来ても遅いのよ。さあ、もう直輝はもうおやすみ。あなたはもうお帰り。

そこに到着する母と妹。莉子の存在は疎外される。菜月は世話女房ぶりを発揮し・・・直輝と母と妹に対する親密ぶりをアピールする。

「直輝さんと別れたことを今でも後悔しているんです。失ってはじめて直輝さんの大切さが身に染みたんです。今でも直輝さんを忘れられないんです」

何が今の彼女よ・・・家族にも紹介されてないくせに。私なんかほら・・・家族ぐるみのおつきあいなのよ・・・。

怪しい毒蜘蛛の視線に莉子は耐え切れず逃げ出すのだった。

菜月・・・やはりもはや黒魔術の領域に踏み込んでるな。

しかし・・・莉子を慰める直輝からの長い長いメール。

「やあ、莉子、合格おめでとう。実はボクは今日手術をしました。心配かけると思って黙っていてごめん。手術は成功したから大丈夫・・・・演奏会・・・楽しみにしています・・・必ず見に行くからがんばって」

逢いたくて逢いたくてせめて声が聞きたくて・・・でも。

練習を邪魔しないように電話をしない直輝。

リハビリを邪魔しないように電話しない莉子。

演奏会当日。莉子もまた少し強くなっていた。

夢にまで見た幸せはつかむまでが一番いい・・・けれど。

今、莉子の願いはたったひとつだけ。

直輝がいるそれだけで・・・。

CMをはさんで開く扉の向こうには・・・。

松葉杖をついてひまわりの花束をかかえ直輝が立っていた。

莉子はドヴォルザークの弦楽セレナーデに身を委ねる。1875年・・・オーストリアの奨学金を手にした34才のチェコ人ドヴォルザークはウキウキした気分でこの曲を作ったのである。やがてその才能はブラームスの目にとまり・・・まもなく花開くのである。

今、莉子もはじめての成功を手にしていたのである。

そして次のステージは一年間の軽井沢の楽団勤務であった。

「でも・・・それは断ろうと思うの・・・だって一年も直輝と離れていたら淋しいし・・・」

菜月が何をしてくるかとても不安だからとは言えない莉子だった。

ステージ用のメイクを落としながら直輝には言えない言葉を麻衣に告げる莉子。

「直輝を失いそうでとても軽井沢には行けない・・・」

そして・・・いつもの場所で直輝と莉子は別れの道を選ぶ二人になる。

直輝「この場所で君に会えたことで僕は強くなれた。くじけそうなときに君が勇気をくれた。だからオレはがんばれた。だから・・・莉子にも夢を追い続けて欲しい。軽井沢に行って欲しいんだ」

莉子「嫌だ・・・私は直輝と」(・・・菜月さんに負けないようにただ一緒にいたいだけだもの)

直輝「大丈夫・・・離れていても莉子を応援しているから・・・俺たち・・・もう夢だけじゃなく現実も見なきゃいけない年頃だけど・・・最後まで夢を追いかけていこう・・・軽井沢に行って来い・・・」

莉子(莉子は涙を流す・・・静かに幕が降りていくのを感じながら)「うん・・・わかった」

莉子は2つそろいのカップの直輝の分を渡す。

今夜、今日がとても楽しいと明日もきっと楽しくてそんな日々が続いていくと思ったあの頃は終るのだ。そして全てが不器用で遠回りして傷つけあう日々が始まるのかもしれないのだった。

莉子「夢をあきらめないって約束したから・・・」

直輝「離れていても莉子を思って俺は強くなるから」

莉子「私も強くなる・・・」

言葉とは裏腹に遠ざかる二人。

莉子「さよなら・・・」

直輝「さよなら・・・」

何が正しいのか・・・誰にもわからない。ただ二人は一緒に・・・少しおびえていた。

莉子が去った後で・・・直輝の頬を伝う涙は・・・美しく花開いた季節が静かに散っていくかのようだった。何・・・どうしたの・・・軽井沢なんてすぐそこにあるじゃない・・・というお茶の間の絶叫を残し最終回へのフリ終了である。

果たしてこの恋は通過駅なのか・・・それとも始発駅で終着駅でもあったのか。まあ・・・二人ともすでに乗り換えてますけど・・・。直輝まさか・・・途中下車して・・・逃げたんじゃ・・・。

関連するキッドのブログ『第9話のレビュー

Hcinhawaii0588 ごっこガーデン。川崎さん失恋残念会会場セット。エリあーっ。遠距離恋愛で泣いちゃったりしてぇぇぇぇ。銀河の果てまで離れてもワープすればすむ話なのでスー。もう来週、最終回なんて信じられないのですyon! 莉子ちゃんにもらい泣きするのは~。秋の訪れがせつないからでもありましゅ~。それにしても菜月のイマカノいたぶりプレー・・・しゅごく参考になりまスー。心のひだの奥をグリグリゆさぶる感じ~。ひょっとして莉子・菜月のカップルが一番燃えてたりして~。でもね。やっぱり・・・ネズミの激痛に悶える直P先輩がシュテキ~お気楽ラスボスが軽井沢だったとはね。直輝が莉子を迎えに行ってそのまま打ち上げに突入か・・・。いや・・・メンバー的には試合会場か・・・。直輝は莉子のご両親に紹介されたの・・・まあ・・・元カノがこわくて夢をあきらめるってある意味超展開だけどね・・・秦野ネズミはサービスしときます・・・ヴァイオリンのコーチはサービスしなくていいよねまこもう・・・会わない・・・とか思わせぶりっこでしゅね~。なんか・・・もう莉子は最初から菜月との戦いに敗れてる感じ?・・・ラブ・ドロンボーの精神には反するのでしゅ。まこどろんじょは奪って奪って奪いまくりましゅ~・・・さあ・・・あゆの後はヒカル?」ikasama4それにしてもウツさんの女性の趣味は・・・かなり来ています・・・。あれだけ複雑だった相関図が一挙にシンプルに男と女の三角関係と夢と夢の愛と愛の夢と愛と・・・くんずほぐれつですね。川崎さんはアタックはドロドロ、引き際はスマート・・・海猿ロケでシェイプアップしたせいでしょうか。莉子のステージ用とすっぴん風のチェンジ、チーク赤めの菜月・・・計算されたメイクがこのドラマのポイントですね。秀治は直輝の穴を埋めて大活躍?」くう川崎・・・ケツの青い二人に敗れたり・・・鳩山式お見合い戦略で嫁取りかしら~。もう莉子は恋に酔いどれすぎですから~。もうプロとしてしっかり自覚を持って出世の階段かけあがらんか~・・・菜月はもう狂気の世界の一歩手前まで来ている感じがひしひしと・・・一番心配だよ~みのむしるるる・・・川崎さん男前だったっす~。惚れ直しましたから~。さて・・・莉子と直輝の愛はぶっこわすタッグが解散・・・孤立無縁の菜月の強い味方は軽井沢さんですかーっ。確かに自転車だとちょっと遠いかなー?」あんぱんち倉木麻衣テレフォンショッキングの出待ちしていたら遅刻だわ~(爆)、じいや・・・来週は宇多田じゃなくて倉木がお勧めよ~安室って手もあるわよ~(爆々)」

Hcinhawaii0589 ごっこガーデン。恋する二人のための夜の水際セット。mari二本目のひまわりをもらって一本目のひまわりのことを話す莉子を見つめる直輝のちょっとうれしそうな顔・・・。胸きゅんですね。でも莉子のかかえる秘密はもっと深刻・・・。今夜も菜月劇場は拍手喝采。一幕目直輝とイチャイチャ。二幕目直輝ファミリーをちやほや・・・莉子ちゃんはノックアウトですよ。してやったりの菜月・・・もはや魔性です。この精神攻撃が効いて・・・ただの遠距離恋愛がとてつもなくこわいこわい感じに。反則のPちゃま涙もあって・・・直Pも菜月の術中にはまったのかしら・・・もうウツさんにも浄化は不可能なのかも・・・う・・・また暗いことに・・・でも最後はきっとぼぎゃぁぁぁぁんデス。更新ありまセンわ~い、アイブデビル完成記念・キャンディー・ムーン・コスプレ大会です~。ミョウガ・アルテミス参上。・・・なので遅刻しました~復習のために9話で・・・ミマム川崎さん・・・淋しげに退場・・・大人っしょ~。升さんなのに・・・ものすごくまともキャラ・・・きっと女には興味がないタイプの方だと思ったのに~いってらっしゃい~いってきますじゃなくてサヨナラ~サヨナラってどういうことなの~軽井沢って地の果てなのかしら~akiビートルズ関連の番組多いな~とか思っていたら・・・大遅刻っしょ~、復習のために8話を・・・シャブリブザー・ビートについて大森美香さんが新聞に記事を書いていたのでありました~。恋する喜び伝わっているかな~。川崎さんがさわやかすぎるのもそういうこと?・・・最後は停電で・・・予告編なし~。直前生放送で山Pがクランクアップがまだと言ってたからもう撮って出しレベルの追い込みか~がんばれブザビの皆さんなのでありました~アンナスマスマですよ~。ふう・・・久しぶりのコスにサイズが・・・成長期だからね~。みんな夏バテに気をつけて~。アンナももうおやすみしましゅう・・・ダーリンの夢をそっときゅっと見るのだぴょん

水曜日に見る予定のテレビ『新・警視庁捜査一課9係』(日本テレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

キッドさん、こんばんは。
私は最後のシーンを鑑賞後、「なんで二人は別れるのと思った人15%」の1人です(笑)
軽井沢近いじゃないか・・・連絡取り合えるじゃないか・・・(菜月が間に割り込むことで直輝-莉子間の関係にヒビが入りかねない状況なのに)何ゆえ別れるのか・・・。軽井沢に送り出すのは結構なことですが、直輝の考えが読みきれず唸ってしまいました。。結局直輝は菜月のダークサイド、それに苦しむ莉子の心境を知ることなくヒーローになってしまうのか・・・(^^;

15分拡大最終回に向けた下地作りと位置づけられる第10話なので、莉子崖っぷちの前回の勢いがそのまま続かないのは当然でしょうが、川崎が潔く身を引き、莉子の将来が急速に開ける展開にはややアッサリ感がありました。下地がしっかり固まった今、最終回に期待したいところです。最終回レビュー、心待ちにしております。

ちなみに・・・ここ最近「美女か野獣」再放送を懐かしみつつ見ているのですが、松嶋菜々子は救命病棟-のような温かい人より、やまとなでしこ,美女か野獣のような“カワイイが鼻っ柱が強いお嬢”キャラのほうが似合いますね

投稿: ys_maro | 2009年9月15日 (火) 19時05分

♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬ys_maro様いらっしゃいませ♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬

腕の冴えといいますか・・・。
最後のシーンは
厳密に言えば理解不可能なシーンになっているわけです。
たとえば遠距離恋愛だとすると
莉子の唐突なサヨナラに対して
素直にサヨナラを返す直輝が不自然ですし
その後の直輝の涙が不可解。

婉曲な別れの描写だとすると
前段の直輝の莉子に対する説得が
あまりにも言葉を濁している。

かといって直輝が遠距離恋愛のつもり。
莉子が誤解して別れと判断した・・・
というのも無理がある。

莉子が胸が一杯になって過剰な反応を示し
直輝が誤解して別れを飲み込んだという場合も
ありえるほどです。

結局・・・直輝は莉子の夢を応援した。
莉子は直輝とただ一緒にいたかった。
ということですれちがってしまったような感じ。

もういくらでも状況が
解釈できてしまうわけです。

こうなると真相を知るにはその後の二人の
行動を確認するしかない・・・。
引きとしては最高なわけです。

いわゆる・・・わけのわからないところが面白いという
展開です。

普通・・・こういう手を使うと
わからなくてつまらないになるのですが
このドラマに乗っている視聴者は
こりゃ・・・たまらんわいになるわけです。

なにしろ・・・ここにくるまでに
莉子も直輝もかなりの困ったちゃんで
あることが提示されていますし
その二人が成長によって
さらに複雑になっている。
もう・・・この二人なら
どうなってもおかしくない状況です。

同様に菜月のふるまいも
ほとんど実行不可能な離れ業の連続ですが
実にギリギリで成立している。

これを絶妙と言わずして・・・でございます。

すんげぇっと思う次第です。

菜月はもう一押しで精神崩壊しそうですが
その場合は直輝も仰天ですね。
そうでない場合・・・
たとえば宇都宮・菜月カップル成立の場合は
菜月の攻撃は莉子の胸にしまいこまれる。
莉子はそれを秘密にすることは何故か
覚悟していますからね。
それも一つの愛ですから。

とにかく・・・「愛してる」と
言わないで・・・フリ終了ということです。

オチでも使わないかもしれんぞ・・・
と不気味な気がするほどです。

来週がもう・・・最後かと思うと
本当に淋しい気持ちになりますな。

ふふふ、松嶋菜々子は進藤先生に
育てられましたからね。
進藤先生のいないところでは
進藤先生そのものになれる。

24時ではどうしても進藤先生に育てられた小島に
なってしまうのです。
いわばここは聖域のようなものなのですな。

その前のキャピキャピがGTO以前。

そこにはどちらの松嶋も含有されています。

まあ・・・キッドはどの松嶋も
かわいくて魅力を感じますです。

投稿: キッド | 2009年9月15日 (火) 22時30分

キッドさん、こんにちは。
もう最終回なんて淋しいですね。

奥様きどりで、かいがいしく世話を焼く菜月と
それを断らない直樹にはビックリ。
ホント恐ろしい男です。

莉子も、彼氏の家族に挨拶もしなかったり、
升さんに対する言葉遣いなど、社会人としてどうなの?と幼さが気になります。
直樹より麻衣と離れるほうが心配。

などと考えつつ見ていると、まさかの軽井沢。
「俺のために夢をあきらめるなんて、なんて重い女なんだ。やってられねーぜ」と
直樹が思ってしまったのではないかと、一瞬、本気で考えてしまいました。
絶対に違うと思います。ファンの皆様、ごめんなさい。

それにしても、見ごたえのあるドラマでしたね。
大事件が起こるわけでもなく、ひたすら登場人物の心情を追いかけるだけでも、
こんなに続きが気になるんだ、と連続ドラマの面白さを再認識させていただきました。

またいつか、こんな素敵なドラマに出会えるといいですね。
最終回のレビューも楽しみにしております。

投稿: mi-nuts | 2009年9月16日 (水) 11時06分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

まあ、すべてのものには終わりがございます。
とにかく、これだけハイレベルの作品が
最終回を無事迎えられただけでも
よかった・・・と思うのでございます。

このテクニックがあれば
いくらでも甘口に作れるのに
作らない。
でも辛すぎないようにギリギリまとめる。

爽快でございます。

直輝の本質は甘えん坊。
いくら成長しても
善意で面倒を見てくれる仲間の申し出は
断れない。
それどころか居心地がよくなっちゃう。

莉子には手術を秘密にする。
菜月の世話焼きは断る。

このセットで「実」が生じるのですが
半分しか達成できないわけです。
心ある人は・・・そりゃないわ・・・と思います。

菜月はもはや夢遊病のような顔つきになっていますな。
夢と現実の区別がつかない状態です。

キッドが一番おそろしいのは
直輝がそれに気がつかない点。

莉子は病室に入っていって
「お世話になりました・・・後は私が」
と言えばいいのですが・・・
感受性が強すぎて
菜月が恐ろしいのです。
そんなことを言い出したら
何をされるかわかりません。

そして・・・彼氏から紹介されていない
彼氏の両親に
「彼女です」とは言えないタイプという考え方もあります。

しかし、キッドはそんなことを菜月の前で
言ったら大惨事になるのでは・・・
と莉子の直感が悟っているからだと妄想します。

莉子は八尾との最初の面接でも
わかるように社交的には
とんちんかんなところがあります。

しかし・・・ある意味、
いろいろなものを犠牲にして
修練してきたヴァイオリニストなのです。
書店での接客マナーは習得していますが
対人関係では様々な発達障害を持っているでしょう。
その中には
彼氏の看病をしている元彼女への接し方とか
彼氏に紹介されていない彼氏の家族への応じ方とか
そういうあれこれが含まれているのです。

だからこそ・・・見る人が見れば
宝石の技術を持っている芸術家なのですから。

まあ・・・麻衣がいないと
軽井沢の莉子の部屋は
とんでもないことになるかもしれませんが。

まあ・・・芸術の神は嫉妬深いのが定番です。

たとえば日本の弁天様なんかがそうですよね。
「才能」を願えば
「恋の縁」を絶つ。

まあ・・・芸術に恋したら異性に恋をすることは
不実という考え方があるということです。

逆説的に芸術家は恋多きものになるということになります。
つまり・・・「芸」のために「恋」があるということです。

莉子は「芸」と「恋」を両立させようと不器用にがんばるのですが
いざとなったら「恋」をとる。

直輝はそういう莉子の覚悟を受け止める覚悟はありません。

少なくとも・・・その覚悟で苦しむよりは
「恋」を一端打ち切ることを
簡単に選択できる・・・恐ろしいタイプなのです。

もちろん・・・かっての直輝よりも成長しているので
それが心苦しくもある。
ただし・・・莉子の中に菜月への恐怖があることを
知らないので
「君と逢えないのオレだってつらい。
でも君の夢はオレにとっても大切だから」
という正論を通すことができた。

しかし・・・表情はとても
それを信じているようには見えない。
だから・・・莉子は
「さよなら」なんだと感じてしまう・・・
とキッドには思えます。

だから「しばしの別れ」であるはずの
「軽井沢行き」は「永遠の別れ」の
ニュアンスを生じ・・・。

現実の残酷さに直輝は一滴の涙をこぼす。

「どうして直輝は泣いたのか」を
想像するだけでいくらでも妄想がふくらむ・・・
このドラマのおそろしさがここにあります。

ふふふ・・・最終回を前に
すでに別れの気分・・・。
莉子ですな・・・莉子になっちゃったのですな。

まあ・・・最終回・・・どんな結末が待っていようとも
キッドが楽しいことだけは確実だと
申しておきますぞ。

投稿: キッド | 2009年9月16日 (水) 16時00分

キッドさんこんばんは(o^-^o)
ラストの公園でのシーン・・・
前向きな言葉とは裏腹に切ない表情
の直輝・・・夢を引き寄せた莉子
夢から遠ざかる直輝。

人は気付いたからといってすぐには
変われない。
今の直輝の心理状態では幼い莉子を
受け入れ切れない・・・
このまま一緒にいたらお互いを
きっと見失う。

俺らもう会わない方がいい・・・

莉子は直輝の言葉にしないメッセージ
を受け取るのか・・・

莉子からの「さよなら」
メッセージは届いた・・・

寄り添う杖を捨てて一人で立つために
夢に向かって歩き出すために。

太陽の光のような莉子・・・
手離した直輝の喪失感が痛いほど
感じられて・・・

落とされた照明
うなだれ歩く直輝・・・

5話や7話の突き抜けるような
ラストシーン
8話の向日葵の花束・・・
どれも最終回にふさわしい演出

一体どんな感動的なラストなのか・・・

来週を静かに待ちたいと思います。

投稿: しずく | 2009年9月16日 (水) 20時03分

こんばんは♪
今回も、素敵なレビュー堪能させていただきました

私も、「どんだけブザビが好きなんだよ!」のお一人様でございます♪

古い回から見直してみますと、小ネタがちょくちょく仕込まれていて、それに萌える楽しみも見つけました。

気になる小道具としては、「ひまわり」と「フレンチトースト」と「マグカップ」ですね。

キッドさん、「ひまわり」の花言葉をご存知でしたか?
「あなただけを見つめてる」だそうです。

直輝が、はじめてひまわりを手にした時に、もうそれは暗示されたことだったのでしょうか?でも、直輝が実は、ひまわりをあの時渡そうとして、渡せなかった件は、投げられたまままだ回収されていません。
どんな風に着地するのか、ちょっと楽しみです。

そして、直輝の作ったフレンチトーストですが、莉子はまだ食べていません。これもまた、私的には気になるところです。

マグカップ。せっかくお揃いになったのだから、女子的にはいっしょに使う場面を作ってほしいですね。

話が前後しますが〜
第3回のエピソードで、気分の悪くなった莉子を直輝がおぶってアパートまで送っていき、あまりに汚いので、掃除までしてしまいますよね。

で、第8回でお姫様抱っこされた莉子が「案外私重い〜」、直輝「知ってる」(ここにつながるのかー)
翌朝、帰ろうとする直輝が、パーティー後で汚れた部屋を見て、「俺、ここ片付けないでいい?」と言っていたり〜(前来た時には片付けたから、気になったんだ)。

さらっと見ていた部分が、ちゃんとつながっていることに、変に感動したのでした。

今回も、コンサート会場に現れた直輝が、莉子に敬礼したのと、最後の公園のシーンで、莉子が敬礼したのが、一対だったのかな?って思いました。

語りたいことが多すぎて、わけの分からないコメントになってしまいました。

来週の最終回、レビュー楽しみにしています。

乱筆乱文にて、失礼いたしました。
それでは。。。

投稿: ゆきみき | 2009年9月16日 (水) 21時14分

キッドさんこんばちわです♪

ワタシは50%で一体何が起きたの?でした!

ラスト一話どうなるの?
ブザー・ビート?

今回一番だったのは莉子ちゃんが話と比べたら、顔とか二の腕とか太ももあたりが随分スッキリしたなってとこでしょうかね

恋をすると痩せるのかしらね〜♪
ワタシも直輝Pに恋してるのにちっとも痩せませんが何か違う成分があるのでしょうか?

あっ!!それから直輝の髪型が長かったり短かったり?ワタシの目が悪いのかな〜?
そんなんで今回はドラマの内容よりビジュアル第一で堪能しました

スーツ姿の直輝♪
素敵でした

病院でのパジャマ?
萌えました
眠ってる直輝Cawaii!
きゅ〜ん

来週で最後ですね
はあ〜
キラキラ直輝見れるかな〜?

キッドさん来週もよろしくお願いいたしますね

失礼しました。

投稿: たみ〜 | 2009年9月16日 (水) 22時31分

先週は、キッドさまの慧眼どおり、
渚にたたずみ、遠くを見つめていたつぐみです(笑)。

でも今は大丈夫。すっかり心は落ち着きました。
悲しくても、せつなくても
直輝が、いや山Pがステキならば、OKです(実はただのファンです)。

莉子は・・・「原石」でしたか!う~ん・・・・
もう少しプチ「のだめ」的なところをみせておいてほしかったかな。人間的にも音楽的にも。でもバイオリンの演技は上手になっていたので、ほっとしました。セカンドバイオリンの旋律をソロみたいに聞かせる演出は、なかなかでした。もう、細かいことは気にしないっ!

乗り越えた感のある二人に比べて、目が離せなくなったのは、菜月の壊れっぷりでした。現実、現実と連呼してきたヒトなのに、すっかり現実が見えなくなってしまいました。なのに反射神経と事務処理能力は健在なので、やることはやりつつ、言動のところどころに破綻が見えはじめて。凄いです。

菜月を振り切るとき、直輝は「俺は俺の道をいくから」と言いましたね。
この支配からの脱却~ならばもう世話になるな!というハナシではありますが。

独立宣言されても、菜月はますます妄執を深めてすが、それも妙に納得できてしいまうのは、直輝がステキすぎるから(スキもありすぎるから)。あと1回でどう収拾をつけるのでしょう。楽しみです。美に魅せられて、永遠に渇望し続けるという展開でも、私はかまいません。今回はまた、直輝(山P)が美しさ満開でしたから。

ああ、でも最終回。

キッドさまのレビューとともに味わうこの時間が
もう終わってしまうと思うと・・・涙。

投稿: つぐみ | 2009年9月17日 (木) 00時04分

(o^-^o)ブザビもピー~しずく様いらっしゃいませ~コドブもピー](o^-^o)

素晴らしい解釈でございますね。

前向きな言葉と
切ない表情・・・直輝を魔性の男ととらえるか・・・
精一杯の青年ととらえるか・・・
そこは
愛しさのフィルターで
温度差が生じますが・・・。

あの言葉とあの表情は
まるで真逆。
実に名セリフで
実に名演技であったのは
間違いないでしょう。

人生のその場その場に
正解はないわけですが
後悔はあるし
後知恵もある。

あの時の自分は愚かだった・・・
と直輝が思う可能性が高い・・・
あきらかに自分を見失っているセリフ。

明るい表情で
「大丈夫・・・どんなに離れていても
オレの愛は変わらない」
じゃなくて
暗い表情で
「大丈夫だよ・・・離れていても
ずっと莉子のこと応援している」
ですからね。

もう・・・それって
どういう意味よ~って
問いただしたいところです。

問いただせない莉子は

「うん・・・わかった」です。

わかんないのに了解です。

つまり・・・
直輝も自分を見失っているし
莉子も自分を見失ったのです。

もちろん・・・そうさせているのは
菜月の魔力なのでございます。

まあ・・・これが最終回なら
莉子のために身を引く直輝
それを受け入れる莉子は
大悲劇ですが・・・
あくまで今回は最終回のための
フリでございますからね。

まあ・・・相手にさよならを言わせるのは
ものすごく悪い男と相場が
決まっているわけでございますからーっ。

毎回が最終回のような
この情念のうねり・・・
作者が作品世界に酔いしれている気配さえ感じます。

どうだーって感じで
キッドはいつも参りましたでございます。

もうこっちも酔うしかないのです。

ああ・・・来週のフィナーレは
どれほどファンファーレが
鳴り響くのか・・・
楽しみだーっ。
その後は出演者一同インフルエンザで
倒れたりしてもーっ。
本望だろうと思うくらいにーっ。

投稿: キッド | 2009年9月17日 (木) 00時16分

✪✪ブザビーヤマピー✪✪ゆきみき様いらっしゃいませ✪✪ブザビーヤマピー✪✪

まあ・・・ブザビ・フレンチ・トーストとか
コンビニにあれば思わず買うこと
まちがいなしなのでございます。

ひまわりを大人買いです。

マグカップで毎朝ミネストローネです。

ひまわりは今回、
莉子が「あの日もひまわりもらった」で
直輝がふふんという顔をしたので
一応回収したのかな・・・。

直輝はそれを川崎のバラの花束とからんだ
自分だけが知っている秘密の想い出と感じている。
ところが
莉子は菜月との間にレベル違いの秘密を隠している。
この対比になっています。
そして・・・莉子の晴れ舞台で直輝は
ひまわりの花束をささげるわけです。

ひまわりの花言葉は
崇拝と高慢の二つに大別できます。

「いつもあなたのすばらしさを見つめています」
これは「崇拝」のニュアンス。

そこには太陽を見つめる花としての向日葵があります。

一方でひまわりは太陽そのもののサンフラワーでもある。

花なのに太陽を象ることが「高慢」です。

ギリシャ神話では太陽神はアポロンですが

彼は恋多き青年のシンボルでもあります。
アポロンは女を弄んでは捨てる常習犯です。
そうして捨てられた一人に精霊のクリュティエがいます。
クリュティエは捨てられてなお・・・
アポロンを見つめ続け
そして気がつくとひまわりになっていたのです。

ひまわり(菜月)と考えると
莉子と直輝のやりとりは
恋愛が残酷なものを含んでいることを暗示しています。

フレンチトーストは直輝から菜月へ。
マグカップは莉子から直輝へ。
まあ・・・三人の交わりを暗示しているわけです。

菜月が直輝にささげたものと
莉子が直輝にささげるものには
ヴァリエーションがあるが
直輝はフレンチトースト攻撃のみ・・・
というのも暗示的。

まあ・・・莉子にとっては
直輝の存在そのものが
サウンドであり・・・
音楽の贈り物という趣向になっています。

ともかく・・・リピートすれば
常に新しい発見がある・・・
脚本の緻密なことは
ちょっとした驚異でございます。

多くを語りすぎれば真実はぼやけてしまう
言葉は時に無力で想いを邪魔してしまうから
という考え方もありますが
語りつくせない魅力というものも
ここに確かにあるわけです。

ああ・・・こんなこともあったんだ
こことここがつながってたんだ
そういう訓練こそが
ドラマを見て
人生の深みを感じるポイントの一つなのでしょう。

まあ・・・あまりやりすぎると
人生の大切なポイントを見過ごしかねないので
ご注意くださりますように。

投稿: キッド | 2009年9月17日 (木) 01時09分

☇☈☇衝撃P☇☈☇たみ〜。様いらっしゃいませ☇☈☇衝撃P☇☈☇

まあ、キッドとしては
それが正解なのだ~という気持ちです。
本当のところはどうなのか秘密~><
正解は最終回で・・・ということでございます。

まあ、深読みして先読みして勝負するのも
人それぞれの好みの問題だったりして・・・。

とにかく・・・直Pの魅力にやられた皆様が
菜月や莉子レベルで
恋は盲目のヒートアップ疑いなーしっでございましょう。

莉子は本当の恋をすることで
田舎に帰るまでに減量したし
田舎で増量した後は
一日中レッスンの一週間で
またまた減量したわけです。
途中にはこわい菜月によって
身が縮む思いもして
最後の追い込み四日間。
ステージでは絞れた体でドレスアップでございます。

恋はやせるというより
わずらってやつれるものですからな。
援助交際的なものだと
タダメシ食って太りますけど~。

まあ・・・俗説として
セクシーな男は髪の伸びが早いので
こまめにカットしているのかもしれませんな。
とりあえず山Pダウンで
スケジュールはおせおせなのでございましょう。
シーンまとめ撮りで時系列あれこれです。

スーツを脱ぎ捨て
パジャマを脱ぎ捨て
寝顔できゅ〜ん・・・
をさっぱりさせてもらえない莉子。

まあ・・・お茶の間には見えないところで
ホテルを予約したり
麻衣と秦野の留守を狙ったり・・・
いろいろしているのかもしれません。

とにかく川崎からの許しを得て
公認になったのに
まったくすれちがった二人ですからな。
デート1回ですし~。

それでも夢の実現よりも
直輝を選択する莉子。
メロメロなのですな。

それを優しくはねのける直輝。

とりあえず・・・今回も
直輝は本当に恐ろしい子です。

最後は涙でごまかすしーっ。
しかもお茶の間向きでーっ。

それでも来週は
キラキラしてしまうことはもう絶対なのですな。
絶対の絶対の絶対そうだと思いますぞ~。

投稿: キッド | 2009年9月17日 (木) 01時42分

☒blackbird☒つぐみ様、いらっしゃいませ☒クロウタドリ☒

直輝の性悪なところは本人に
騙すつもりがこれっぽっちもないところなんですな。

でも外野席からはそれが
だましてるってことだろうーっと言う絶叫が。

まあ・・・そういう部分をひっくるめて
直輝であり
その罪な男をさりげなく演じる山Pということです。

若い男性の間では
菜月が変すぎるという意見もあると思いますが
それほどの魔性の魅力の虜になった
女の性というものがお分かりにならないというか
わかりたくないというか
そんなの許せないというか
ここに尽きると思うのでございます。

莉子の開花については
駆け込みでしたが思ったよりも
きっちり時間を使ったと思いますよ。
これで最終回はよどみなく直輝が開花できるわけです。

のだめの場合は一応、主役はのだめですからね。
ここでは莉子はあくまでヒロイン。
あくまでイメージとしての
成功の予感みたいなものが描ければいいということでしょう。

まあ・・・もしも
破局で終ったとすると
その後の莉子を
スペシャルで見たい気もします。

はたして・・・ソリストになるのか。
それともコンマスになるのか。
優秀なセカンド奏者で終るのか。

ソリストになったら値段のつかない
ストラディバリ、アマティを
自己所有するまでにのぼりつめるのか・・・。

ヨーロッパの貴族のボンボンに見初められたりするのか。

ああ・・・妄想の夜は更けるのでございます。

果てしなく続く階段を登る莉子に対して
菜月は一歩間違えれば
高層ビルからまっさかさまの可能性さえ
ありうる展開でございます。

菜月が変だ・・・という方の中には
菜月が本当におかしくなっている可能性が
ぬけているのでございます。

もちろん・・・ボーダーラインを彷徨っているだけで
妄執から解放されることになる可能性は大ですが
足を踏み外して
壊れてしまう可能性も充分。

なにしろ・・・直輝を引きずり倒してでも
連れて行く気満々ですからな。
それに対してズルズル引きづられていく直輝も
直輝なんですがーっ。

この支配からの卒業と決めておいて
留年したからもう一年かよっという態度でございます。

直輝・・・魔性すぎるぞ。

まあ・・・とにかくオープニングで
あれだけはっきりと明るい未来が提示され
宇都宮もチラ見しているわけですから
ものすごくおさまるべきところにおさまる
怒涛のハッピーエンドになるのかもしれませんぞ~。

そして・・・来週の火曜日には
そこはかとなく脱力して
ああ僕たちが本当に欲しいものは
一体ナンだろう・・・と街を彷徨う人が
きっといると思うのでございます。

投稿: キッド | 2009年9月17日 (木) 02時26分

じいやさま、秋のカクテルはカルアミルクをどうぞ。
甘いミルクコーヒー味ですが
腰が抜けますからお気をつけあそばせ。

演奏家はねとても神経質なのです。
一日30時間あっても足りないぐらい練習するのよ。
日常はステージのことで脳みそが埋まっていますし
他のことを考える余裕があるとはとうてい思えません。
とにかく練習漬けなのです。
たとえ直輝が軽井沢にやってきても5分会うことすら
逡巡するでしょう。
ただ技術を磨き、研ぎ澄まされた音だけを追究し、
精神の高みをさらに要求されるという日々。
演奏活動ってかなりきついし追いつめられます。
けれどステージの拍手でそれが快感になるんですよね。
そして信じているのひとことが
艶のある音を醸し出すに違いないのです。
辛くてきつくて泣いてばかりだった遠い日を思い出し莉子になってみたわ。
じいやさま、あの頃は献身的に支えてくれてアリガトウなのデス。

直輝も夢の実現の厳しさを知ってるから
サヨナラに同意したのでしょうね。
それにしても今週の直Pの痛そうな顔にキュンだわ。
おかげでラス前を堪能したと言うのはナイショです。
じいや、もう一回見たいからパイナップルビールもってきてね~。

投稿: エリ | 2009年9月17日 (木) 13時02分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿

カルアミルクは寝酒に最適ですな。
カルーアとウォッカならブラック・ルシアン。
生クリームを加えたらホワイト・ルシアンでございます。

パイナップル・ジュースですとラムとココナッツ・ミルクで
ピニャ・コラーダ。
これをフローズンスタイルで
いただくと夏を懐かしむ味がいたします・・・って

お嬢様、試しにお作りするたびに
グラスを空にしてはなりませぬぞ~。

お酒は20歳になってからでございまする。

さすがはエリお嬢様、
芸術家の心の奥底を読み込んだ
素晴らしい解釈ですな。

「軽井沢」に行くこと。
それは音楽の女神に
身を捧げることだと莉子にはわかっていたのですな。

ひょっとすると・・・
直輝の病室からひきあげたのも
最初で最後のステージに
全力をそそぐために・・・
あえて菜月にまかせたのかも
しれませんな。
その時・・・もう莉子は
音楽の女神に激しく誘惑されていたのかも。

恋の痛みも愛の夢も
すべて音楽に奉げて
何もかも忘れてしまう予感。
莉子が畏れていたのは
菜月ではなくて・・・
自分の中に眠る音楽家の魂だったと・・・。

だからこそ・・・

直輝がそれを許せば

「もう逢わない・・・」
になるのですな。
直輝の愛と音楽の精に
身を引き裂かれるから
「別れがつらい・・・」
なのですな。

そして・・・「さよなら」でございますかーっ。

これはせつない。

さらに直輝はそのすべてを理解した上で

「さよなら」なのですなーっ。

これはたまりませんわーっでございます。

さすがです。さすがはお嬢様~。
乙女の中の乙女でございまする。

しかも・・・これなら
直輝は悪者ではございませんからなーっ。
愛、愛でございますね~。

これですっきり最終回が迎えられますな。
お、お嬢様・・・
最終回が終ったことを想像して
ヤケ酒はおやめくだされ~。

おお・・・ドレッシングルームの隠し扉に
雫型バーテンダーロイドを
収納なさっているのは何故ですかーっ。
おおおっ・・・その背後にいつの間に
カウンターバーセットを構築なさったのですかーっ。

投稿: キッド | 2009年9月17日 (木) 18時52分

キッドさん、こんばんは。

今までの大リーグボールクラスの魔球から一転、今回は直球ど真ん中だったように思いました。

莉子ちゃんは、自分が音楽に飢えていたことに気づいてしまったのではないかと思いました。だから、軽井沢に行くことは距離の問題ではなくて、2人の夢の道の違いを象徴しているのではないかと思います。

だから、莉子ちゃんは覚悟を決めて「さよなら」だったと思うのですが、直輝の方はどうなんだか・・・

最後は2人の大団円だと思いますが、問題は菜月ちゃんですよねえ。

宇都さんとくっつくのがベストかもしれませんが、私は直輝を好きな気持ちを貫いてほしいです。病院で直輝ママに言ったことが本心で、片思いでもいいからという境地に達することができれば、そばにいられるんじゃないでしょうか。もちろん、恋人にはなれないわけで、プラトニックになりますが、直輝は受け入れるでしょうから。というか、もう受け入れているし、、、。

莉子ちゃんは直輝の最愛の人で、菜月ちゃんは直輝のバスケットボール人生をサポートということでどうでしょう。

直輝は2人の女性に支えられてヒーローとして輝くという結末ですね。この場合は逆もまた真ということで、直輝が2人の女性を支えているということにもなります。直輝って実はすごい男だったのね!というわけです。

深読み、先読みが好きなものでして、ははは。思いこみが激しいともいいますね。

八尾理事が莉子ちゃんのことを「磨けば光る原石」と言ったのが、莉子ちゃんがヌードの話をもちだした後だったので、「ここかい!」と突っ込みました。芸術家って・・・わからない。

後、1回、21日はお休みなので、朝からフジTVです。Pちゃんを堪能したいです。終わっちゃうと露出が少なくなってしまうだろうし、さびしくなってしまうだろうなあ。

投稿: youko | 2009年9月17日 (木) 22時34分

♢♦~山~♦♢youko様、いらっしゃいませ♢♦~P~♦♢♦♢

魔球は基本的に変化球ですから
直球をまぜて使うのが基本なのでございます。

莉子・直輝・菜月が直球なのですよね。

ここまでは
直輝・菜月・代々木
直輝・莉子・川崎
が変化球・・・。
これが今回は投球終了。

ま、他にも
直輝・菜月・宇都宮
宇都宮・麻衣・秦野
菜月・宇都宮・麻衣
菜月・代々木・しおん
なんていうくせ球もあって・・・。

宇都宮・川崎・直輝とか
麻衣・莉子・菜月なんていう
魔球もあったわけです。

この三角関係だらけの展開を
考えるだけでも
球種の多い物語だったのですね。

それが一挙に一本化・・・。

しかも莉子・直輝が分離し
直輝・バスケット(菜月)
莉子・ヴァイオリン(軽井沢)
というものすごく
シュールな展開になったとも考えられます。

「最後のブザー・ビート」の瞬間には
タイトルバック通りなら
全員集合なわけですが
そうなると直輝は
「軽井沢」→「試合場」なのか・・・。
それとも軽井沢は異次元空間にあって
誰も入れないのか・・・。

キッドは
菜月は「心の病院」→「試合場」もありだと思っています。

莉子・恋人
菜月・マネージャーというのは
どっちが本妻なのか
微妙ですが
二股なのでそれは莉子もお茶の間も許さないかなぁ。

まあ・・・やはりベタだけど
宇都宮に抱きすくめられて
悪夢から醒める菜月が
決め球でございましょう。

八尾理事が「莉子・大成功」で
ガッツポーズをするところを見ると
やはり最終的には
莉子のすべてを狙っている可能性もあります。
まあ・・・それほどの宝物発掘だったのかもしれませんが。

こうなると・・・「軽井沢」→「パリ」→「ニューヨーク」
となり・・・莉子がどんどん遠ざかる。
直輝はNBAにトライするしか再会のチャンスが
ないという状況に・・・拡大しても無理だろっ。

まあ・・・果てしなく夢の広がるこのドラマも
いよいよ終着駅に・・・。

たとえばひとりきりで
何も見えなくなったとして
たとえばそれでもまだ前に進もうとするなら
翼はなくとも楽しむわけですが。
できれば一緒に・・・ラスト・シーンを
堪能したいと思うのです。

さあ・・・もうまもなくでございます。

投稿: キッド | 2009年9月18日 (金) 00時55分

キッドさん、こんにちは。
拙いコメントに丁寧なお返事有難うございます。
つい調子に乗って、二度目の書き込みです。すみません。

落ち着いて考えてみました。
同級生にとっては夢を叶えた存在である直樹だけど、
まがりなりにも二年間プロとして生きてきて、
夢を現実にすることは、簡単なことじゃない、
いつも崖っぷちにいるようなものだと知っている。

同じスタートラインに立った莉子を支えてあげたいけど、
ドボルザークもしらない自分にサポートできるとも思えない。自分の夢さえも危ういのに。

莉子も「脱がなくていいんですか?」と聞かずにはいられないほど、
百パーセント自分の才能を買ってくれたものだとは信じられない。
(顔も才能の一部だろうけど)
そのために、今は、ひたすら技術を磨くしかない。

だから、互いの道で、お互いが頑張っているんだと信じる。
それだけで、頑張れる。強くなれる。

などと、妄想してしまいました。失礼しました。

テレビ誌によると、菜月は最終回でも幸せになれないとのことなので、
最終回は「すべてはここから」で終わるのでしょうか。(大森さんだし)
どんな最終回でも受け入れる覚悟は出来ていますが。

投稿: mi-nuts | 2009年9月18日 (金) 13時11分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

ふふふ、何度でもどうぞ。
最終回まで残り3日とちょっと。
いてもたってもいられないのですな。
山Pもまた魔性でございますね。

素直に考えれば
直輝は自分のために莉子を犠牲にしたくない。
莉子は直輝に献身したいのにそれが許されない。
その善意のすれちがいが生んだ「さよなら」だと
考えられる。

しかし、直輝は莉子と菜月の遭遇を知らない。
莉子は菜月に受けた傷を直輝に隠している。
この状況がことを複雑にしているのでございます。

だからちょっとしたすれちがいが
深刻なものになってしまうのでございますな。
もちろん・・・お茶の間的には
不実が直輝にあるのは明らかなので
ここがまたポイントです。

ただし・・・菜月応援団にとっては
莉子いじめは恋の駆け引きのうちに
おさまっているという考え方もあります。

特に莉子は川崎応援団のバッシングも受けているので
「才能あるんだからそっちでがんばりなさいよ」
というご意見もあるくらいですからね。

雇用機会均等法からこっち・・・
夫婦共稼ぎも分離しているのですな。

仕事をしながら夫の世話をするタイプと
仕事をしつつ家事を分業するタイプ。

菜月-直輝-莉子の三角関係には
そういうニュアンスが含まれている。
どちらも夫と二人三脚ですが
前者には妻のサポーター要素が強いのですな。

さらに莉子の場合はあまり一般的とはいえない
「才能」に恵まれてしまっているので
共感できない人も多いのでは・・・と思ったりします。

麻衣が「すごいことだ」と言うくらいのラッキーが
来ているのに
それを捨てようとするなんて何様よっ・・・。
というご意見もありますからね。

そういう意味で
莉子がヒロインとして輝くために
菜月がどんどん凄いことになってしまった・・・
という考え方もあります。

菜月がああなってもまだ
菜月に感情移入する女性は多いでしょうしね。

そうなると直輝がどちらを選んでも
片側の人々はぼぎゃぁぁぁぁんになりますので
どちらもえらばない直輝である可能性はあります。

まあ・・・それはそれでえぇぇぇぇぇぇっなので
恋の女神はさぞや悩んだことでしょう。

クライマックスの「最後のブザー・ビート」を決めてから
エピローグがどのくらいあるかですよねぇ。

場合によっては精神崩壊した菜月を
優しく看護する宇都宮で〆たりして・・・。

そして直輝と莉子は
山Pファン絶叫のラブ・シーンをぶちかましたりして。

投稿: キッド | 2009年9月18日 (金) 16時00分

キッド様、はじめまして。
いつも楽しませていただいています。

私なりの解釈を、どうしてもキッド様に聞いていただきたく、お邪魔致しました。

菜月が強引に手術させたのは、直輝を思っての事ではなく、今シーズンに掛けている直輝の邪魔ではないかと。

運良くネズミちゃんが出てこなくて、大活躍でシーズンを終了!なんてことにでもなったら…

莉子と直輝が「愛は人を強くするのね」などど夢を叶えるなんてことになったら…そんなの絶対許さない~菜月なのです。

なんてったって♪私を許さないで~憎んでも覚えてて~♪ byユーミン なのですから。

毎回、菜月にゾクゾクします。

あ~、最終回。抜け殻間違いなしですわ(涙)


投稿: 夏香 | 2009年9月19日 (土) 21時29分

☉☉夏のバカンス☉☉~夏香様、いらっしゃいませ~☉☉秋のリグレット☉☉

楽しんでくださってありがとうございます。

失恋はお悔やみ申し上げますですからね。

恋は死んで・・・菜月も死んだのですね。

ゾンビの菜月は怨みを胸に現世を彷徨うのでございます。

キッドは登場人物が実は幽霊と言う妄想は
大好物です。

今回の菜月の行動は鬼気迫るものが
ありましたからね。
あれは霊感強い莉子だけが
見える幻のようでもありました。
この世を去ったのは
直輝に独立宣言をされた後かな・・・。
おいっ・・・勝手に登場人物殺すなーっ。
・・・失礼しました。

そうですね。
もう菜月は直輝と莉子を
幸せにさせないためだけに
行動している感じが強いですねぇ。

まあ・・・菜月支持派の方には
あれで本気で直輝を取り戻せると
期待する人もいるでしょうし・・・
まさに人の心はアラベスクでございます。
意味不明だわっ。

時はいつの日にも親切な友達・・・
と思っていたけど
ただの物語にはできない思いがある・・・みたいな。
笑ってすませられる愛じゃない・・・みたいな。
ああ・・・愛は時には恐ろしいものなのですな。

その乙女心を見事に体現する菜月。
愛の残酷さに気がつかない方には
この凄みが伝わらなかったりして・・・。
ねーっ。

そうです・・・夏の寒き森には
見果てぬ夢の抜け殻が・・・
あちらこちらに転がって・・・。
センチメンタルになっていくのです。

またいつでも遊びに来てくださりますように。


投稿: キッド | 2009年9月20日 (日) 00時57分

キッドさん、こんばんは。
2度目の書き込み失礼します。
いよいよ明日の今頃には最終話クライマックス、今からドキドキしております!!(こんな月9は久々です笑)。

昨日ふと家にあった「東京ラブストーリー」のVTRを見る機会があり、小田和正の曲とあいまってシーン展開が絶妙だな~(さすがブザビも手がけてる演出の方。納得です)・・・リカは2話に1回ぐらいはカンチに駄々をこねて走るんだな・・・バブリーだな・・・と思いながら見ておりました。

そこで思ったのですけれど、
(菜月+莉子)÷2=リカ、ではないかと。

【菜月】…標準的な事務処理能力、社会的常識がある。頑張る直輝を応援したいが、平常な態度(=直輝以外に示す態度)では直輝に接することはできない。直輝に別れを告げられても固執する。

【莉子】…社会的常識に欠けたところがある。素直かつストレートに直輝とコミュニケーションを図るが、それがあだとなってトラブることも。

【リカ】…帰国子女出身で物事をはっきりという。素直にカンチがスキだとアプローチを掛け続けるものの、最後は自ら身を引く。

・・・リカはカンチが引くような言動(24時間好きって言って!)をしたりストレートすぎる行動が目立つものの最後は潔く身を引く。菜月・莉子の言動・行動をバランスよく調合するとリカになるのかな、と思いました(常識の度合いなど含め)。脚本家の方がどの程度過去の月9を参考にしているかは不明ですが、公式サイトに掲示板を読む限り、“往年の名作を髣髴とさせる”という理由で支持するミドルエイジ層(男女問わず)が多いのが、本作の成功要因の1つではないかと感じています。

理屈っぽい拙い分析(?)、失礼しました。

投稿: ys_maro | 2009年9月20日 (日) 21時55分

♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬ys_maro様いらっしゃいませ♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬

ふふふ・・・ドラマの中の恋人たちに
夢中になれるのは実に幸福なことですからな。

それはもう夢見る頃を過ぎても
夢見る頃でも
まだ夢を見ない頃でも
一緒なのでございます。

「東京ラブストーリー」の原作者は
柴門ふみですが
不良少女プラス文学少女=エキセントリックな女
というスタイルを確立している。
彼女の頃は今よりももっと
男性支配からの卒業が切実だったのです。

ドラマ版では坂元裕二が
もう少しオーソドックスなキャラ改正をして
二人の「かわいい女」を造形しています。

キッドはこの二人は
「風と共に去りぬ」からのいただきだと思っています。
リカはスカーレットで
さとみはメラニーです。

人はないものねだりですから
ドライを装うリカにあこがれ
ウエットなさとみを自己嫌悪的に嫌う構図になっています。

人の心はいつも同じように見えて違います。

18年後の「フザビ」では
リカとさとみが莉子と菜月の中に混在しているのでしょう。

菜月の中のウェットはラブ・ホリックとなり
そのいじましさに共感するものがいる。

莉子の自由奔放さは中途半端で
相手に対する独占欲の強さを疎ましく感じるものがいる。

そしてそれぞれにまったく逆を感じるものがいたり。

まあ・・・言うならばリカとさとみは合体して
そしてまた分離した。
それが莉子と菜月になったとも言えます。

六年後、カンチを演じた織田裕二は
「踊る大捜査線」の中で
「彼」を「にえきらない男だな」と言い放つのですが
菜月と莉子は変化したのに
直輝は未だにそのポジションに。

つまり「時代」は変わっても
「男」はあまり変化していない・・・というのが
キッドはちょっと面白いのです。

まあ・・・本当のエンターティメントは
老若男女が楽しめるものでなければならない
とキッドの永遠のライバル、W・ディズニーは
言うのですが
現在において・・・
これだけ「恋愛」を熱く描いて
それなりにお茶の間を面白がらせるのは
ほとんど奇跡じゃないのか・・・と
キッドは思ったりもするのです。

さあ・・・もう月曜日となりました。
ひと夏の夢のフィナーレでございます。


投稿: キッド | 2009年9月21日 (月) 01時23分

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