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2009年9月19日 (土)

オルトロスの犬?(滝沢秀明)日本の国みたいな(錦戸亮)じゃ、ヘラクレスの人じゃね?(水川あさみ)あなたの心に時効はあるの?(木下あゆ美)

まあ・・・「東京都の都」というとかぶった感じがするが、「東京の都」ならちょっときどった言い方でなくはない。

「日本国の国」はあきらかにくどいが、「日本の国」なら、「日本の言葉」とか「日本の人々」とかと区別する意味でも普通の言い回しである。

しかし・・・オルトロスの犬は・・・まあ、いいか。

ちなみにヘシオドスの「神統記」をたどってみると

カオスからガイアが生まれガイアがポントスを生み母なるガイアと子の海神ポントスの母子相姦によって海の怪物ケトが生れる。

ガイアとポントスは母なる大地の神と不毛の海の神だが生れた娘ケトは怪物となり・・・数々の魔獣の祖先となるのである。

ケトが兄である入江の神ポルキュスと兄妹相姦して生れるのが蝮の神エキドナである。

エキドナは上半身は美女、下半身は蛇体だった。

エキドナの祖母ガイアはまた地獄の神タルタロスと交わり魔の神テュポンを生む。

ケトは叔父にあたるテュポンの妻となり、合体獣キマイラ、地獄の番犬ケルベロス、百頭竜ラドン、海蛇ヒュドラなど数々の怪物を生み出すのである。双頭の犬オルトロスもまたしかりだった。

オルトロスは祖母ケトの姉である鋼の神ゲリオンに遣わされゲリオンの牛の番犬となる。

そこに牛泥棒のヘラクレスがやってきてオルトロスを殴り殺してゲリオンの牛を強奪するのである。

一方、オルトロス殺害犯人のヘラクレスの出自は次のようになっている。

ガイアは天の神ウラノスと交わり時の神クロノスを生む。クロノスは姉である地の神レアと交わり雷の神ゼウスを生む。

ゼウスはやがて神々の王となり、浮名を流す。特に人間の娘を愛人にするのが好みなのである。アルゴス王女ダナエを犯して生ませたのが英雄ペルセウスである。さらにペルセウスの孫娘アルクメネを犯して生ませたのがヘラクレスなのである。まさに奢れる神は獣の如しである。

嫉妬深いゼウスの妻ヘラはこの夫と人の娘との不義密通の子供たちに様々な呪いをかけるのであるが・・・その理不尽な苦難に打ち勝ったものを人々は英雄と呼ぶのだ。

ヘラクレスが牛泥棒になったのもすべて嫉妬の女神ヘラの差し金だが・・・そのために罪もないオルトロスが撲殺されるのはまことに不憫なことだ。

同じガイアの子孫でありながら英雄ヘラクレスと番犬オルトロスの運命の隔たりはまさに格差社会の縮図なのである・・・それはどうかな。

で、『オルトロスの犬・第8話』(TBSテレビ090918PM10~)脚本・小林雄次(他)、演出・吉田健(他)を見た。もう脚本も複数、演出も複数で編集してみるまで何がどうなっているかわからない大混乱が現場に巻き起こっていると思われるわけだが・・・今回はようやく話の流れが見えてきて、なんとか無難にまとまってきたのである。もうオチに差し掛かっているので話が破綻しないですむようになってきたのだな。それが面白いかどうかは別にして。

現実の社会では経営者党が労働組合党に敗北し、総理大臣は吉田茂元総理大臣の孫から鳩山一郎元総理大臣の孫にバトンタッチされたわけだが、このドラマの社会では現職総理大臣が後任の総理大臣を指名できるシステムらしく・・・榊大臣(高畑淳子)は瀬川総理大臣(大和田伸也)のお気に入りになるために全精力を傾けるのだった。

まさに密室政治である。

榊大臣の切り札は「超能力医療管理法」の立法である。どんな法律なんだよ。

どうやら・・・それは行政府が竜崎の委託を受け、超能力医療の施行を全面的に管理運営するというものらしい。

竜崎(滝沢)が委託の同意書にサインすると自由になれるらしいが・・・それでは行政府が管理運営できないじゃないか。

とにかく、何故か、涼介(錦戸)の殺した刑務所長のプライベートな特別監獄に居座る竜崎。まあ・・・セット費用の節約なんだよな。

もてもてなので女性客が次々に訪問である。

まずは加奈(波瑠)の父親・武田(布施博)に傷つけられた腕を治療する観察医・前園(原田夏希)。自称・美人である。

竜崎を誘惑するが「ムダにセクシーなのはキライだ」と意味不明な拒絶である。

しかし・・・前園は竜崎の血液を入手する。

次に渚(水川)が「あなたが社会に復帰しようとしたのは涼介の存在と関係あるんでしょう」と核心をつくが「母親なんだからこんなところで愛想ふりまいてないで澪(熊田聖亜)と過ごす時間を作ったらどうだ・・・」と痛い所をつかれて追い返される。

そして・・・榊登場である。

「利用できるものはなんでも使って総理大臣になって国民を幸せにするわ・・・」という榊に竜崎は「正直でいい女だ」と何故か殺し文句を言うのである。ま、あざといです。

一方、竜崎の治療を受けたことでわざとらしく迫害される加奈と母親(朝加真由美)。そこへ逮捕された武田の弁護士の紹介だと言って現れるカトリック教会の神父・巽(平田満)・・・。

彼は加奈たちの居住先を手配するのだった。

巽の教会を訪れた涼介は「償えない罪について」の悩みを相談する。

涼介「ボクは汚れちまったんです」

巽「人は皆今日も小雪のふりかかる罪人なんですよ。私もまた罪を償うために神におすがりしているのです」

涼介ともデートをする渚は澪の子守りとして前園を同行させる。

前園は涼介の髪の毛を採取する。

不良の息子・勝(八乙女光)を溺愛する熊切(柴俊夫)はなにやら画策しながら、榊と警察庁理事官・沢村(佐々木蔵之介)の日本私有化の陰謀チームに復帰するのだった。

そして・・・渚のかっての恋人・正人(忍成修吾)は「神の手研究チーム」の一員として前園とともに竜崎と涼介の遺伝子解析に取り組む・・・神の手の超能力は遺伝子レベルでは解明できないと思うぞ。

その結果、判明したのは竜崎と涼介が遺伝子的に兄弟である可能性が極めて高いということだった。そんなことかわかっても奇跡の解明にはならんがな。

沢村と竜崎の二重スパイとして働く二宮(六角精児)は解放された竜崎を巽の元へと導く。

ある意味・・・二宮こそがオルトロス(竜崎・涼介兄弟)の犬なんだな。二宮主役で最初から作りなおせばいいのに。まあ・・・番組がヒットするとかしないとかは別として。

そして、実の父親である巽と再会した竜崎は過去の真相を語るのである。

隠れ切支丹の村である龍谷村の神社の血脈には「神の手と鬼の手を生じる血」が流れていた。神主である巽の父親は孫兄弟が病気を治す神の手と人を殺す鬼の手を持ったことを知ると鬼の手を持つ弟を嫁と一緒に入水させて殺そうとする。

しかし・・・涼介は一命をとりとめ、たまたま旅行中の夫婦に拾われたのである。

巽は父親からも妻からも息子たちの恐ろしい超能力からも逃げ・・・行方をくらましていたのだった。

しかし・・・神に仕える身となって・・・人の生死を左右する子供たちの力が神の教えに背くと狂信した巽は涼介の殺害を決意したのだった。

父親の決心を変えるために竜崎は涼介を教会に呼び出し、全ての真相を明かそうとする。

しかし・・・巽はどこから入手したのか不明な大量のダイナマイトで竜崎もろとも爆死しようとするのだった。キリスト教の神を狂信しての行動だがキリスト教では自殺が禁じられていることは忘れているらしい。まあ・・・平田満が演じる敵役にそんな整合性を求めてもムダだがな。

涼介が生きていたことを知り爆破を中止しようとする巽だったが起爆装置は二宮が細工して解除不能のものとなっていた。

竜崎の抹殺を図る沢村の工作だが・・・そんな手間のかかることしなくても部下に狙撃させれば済む話でもある。しかも「究極の暗殺兵器」として入手したい涼介は監視対象になっているはずで爆破に巻き込まれるのを阻止しないのは本末転倒である。

おっと・・・また・・・マジになっちゃった。

大爆発。近所迷惑である。

重傷を負う巽と涼介と竜崎。

とりあえず現場近くでなんとなく二宮を逮捕する渚。

しかし・・・救急隊員に搬送される竜崎は涼介の傷を神の手で治すと・・・自分自身も治療するのだった。

「神の手で自分のケガは治せない」のは真っ赤なウソだったのだ。

それをどこからともなくあられた前園は見た。

そして竜崎は瀕死の父を見つめる。

それをどこからともなく監視しながら沢村は・・・

「あの兄弟オルトロスの犬みたいだろ・・・でもオルトロスの犬はヘラクレスに殴り殺されちゃうのさ」

どさくさにまぎれてタイトルコールである。もうこっそり言っておくしかないんだよね。さすがだ。さすがはラクダ・・・とぼけた顔してヘヘーイヘーイである。

ああ、ようやく終ってくれるよ。

もう少し内容を知りたい人はコチラへ→シャブリ様のオルトロスの犬

関連するキッドのブログ『先週の土曜日のレビュー

で、『み屋本舗REBOOT・第11回(最終話「心の闇・前編」)』(テレビ東京090182412~)原作・栗原正尚、脚本・川嶋澄乃、演出・森田昇を見た。架空のニュース番組「NEWS 24」でキャスター大橋未歩がお伝えするのは「時効が成立した一家三人殺害事件の犯人を名乗る男が現れました・・・この後、独占インタビューでお伝えします」なのである。

刑法は一部改正され、2005年から死刑にあたる罪についての時効は25年となっているがそれ以前に犯された死刑にあたる罪の時効は15年である。

殺人を犯した犯人が時効を経過して被害者遺族の前に現れるという起こりうる悪夢をドラマ化なのである。

現実に・・・時効成立後、すでに冤罪によって刑に服しているものとは別人が真犯人として自首した例もある。

恐ろしいことである。

その数日前。オフィスの自分の席に何者かが置いたオトギリソウの花瓶によって衝撃を受ける東京ベイテレビ報道記者・星影(長谷部瞳)。脳裏に浮かぶ刺青の男と母の怨みの叫び・・・・。気をとりなおしたその後で報道局デスクの城島(田中哲司)の命令で星影が取材に向かったのは・・・。

それは15年前に両親と弟を殺害された奈良崎(山中崇)の記者会見だった。事件は犯人を特定できないまま時効を迎えたのである。被害者遺族として奈良崎は「たとえ時効を迎えても犯人を絶対に許さない」と宣言する。

取材を終えた星影はニュース・ショーで記者としてコメントを求められ「これからの奈良崎さんには罪を憎んで人を憎まずの気持ちで前向きに生きてほしい」と答えるのだった。

それを新・情報屋(加藤雅也)のオフィスで視聴した怨み屋(木下)は「そんなの綺麗事よ」と一笑にふすのだった。

すでに・・・情報屋は「例の事件の真犯人」をおさえているのだった。

その資料にある「女の生首の刺青」の写真に興味を覚える怨み屋。

星影と城島は居酒屋で「奈良崎一家殺害事件の犯人」を名乗る男・久我山学(螢雪次朗)と出あう。城島は「顔出しをしないこと」を条件に100万円の謝礼でニュース・ショーへの出演を交渉する。

「焼き鳥屋がおいしい焼き鳥を客に出すようにニュース屋はおいしいニュースをお茶の間に届けなければならない」と城島は反対する星影の口を封じる。

やがて・・・「時効後の真犯人の独占インタビュー」はセンセーショナルな話題を巻き起こす。

最初は渋っていた城島の上司・大川部長(斉木しげる)も狂喜である。

城島は予算を獲得し・・・ついに1000万円で顔出し・実名登場の久我山の独占・インタビュー放送に成功する。

久我山「オレは殺人犯じゃなくて・・・元・殺人犯なんだ。そこを間違えないでくれよ。悪いとは思ってるよ。しかしその頃、ギャンブルで500万円の借金があってよ。通りがかりで押し入ったわけ。当時は怨恨かとか言って騒いでいたけどまったく赤の他人だったよ。あの小便もらしたガキが騒がなきゃ何も殺さずにすんだのによ。それにすべては格差社会のせいなわけ。オレだってそういう意味じゃ被害者なんだよ。しかし時効制度のおかげでこうして敗者復活できたわけ。人を殺しても15年逃げのびれば許されるってことなんだよ」

食事中にテレビでそれを見た被害者・遺族の奈良崎は憎悪でのたうちまわり、自分の枕を箸で刺すのだった。そこへ舞い込む・・・怨み屋本舗の名刺である。

奈良崎「あいつを・・・たとえ時効が成立しても罪からは逃れられないと世間に知らしめる形で実質殺害してください・・・」

怨み屋「3000万円でしかるべく・・・」

やがて人殺しだが時効が成立した男としてスターとなりもてはやされる久我山。

そんな久我山を怨み屋は「どうせ使い捨て」と断定する。

しかし・・・街角には有頂天の久我山を不快そうに見つめる謎の男(田山涼成)がいた。

ベイサイドテレビの受付には工作員・里奈(葵)が・・・報道局にはアシスタント・プロデューサー見習いとして工作員・シュウ(小野健斗)が配置される・・・どんな手段を使ったのかは不明である。

復習計画は着々進行中の模様だが・・・怨み屋は何故か・・・星影に電話をかけ「あなたの心に時効はあるの?」と問いかける。

星影が即行でリダイヤルすると「現在つかわれていない番号」である・・・どんな番号なんだよ。

続いて星影の前には寄木警部(きたろう)が忠告に現れる。

寄木「あの女からは手を引くんだ・・・この事件にも絶対あの女がからんでくる」

寄木の恩は仇となり・・・ヒントを得た星影は奈良崎を訪問するのだった。

「あなたの言うように・・・前向きに生きていきますよ」と嘯く奈良崎だったが・・・星影は奈良崎の部屋で怨み屋の名刺を発見する。

電話番号を入手した星影は・・・怨み屋に・・・「怨みを晴らしてもらいたい」と告げるのだった。

はたして・・・星影の真意は?・・・奈良崎の怨みは晴れるのか?・・・久我山は本当に犯人なのか?・・・そして謎の男の正体は?・・・十二月田の出番はあるのか?・・・いよいよ(おそらく)衝撃のクライマックスである。

怨み屋とのお別れの時も迫っているのだなぁ。秋もやればいいのになあ。ずーっとずーっとやってくれてもいいのだが。まあ・・・ネタにも限度があるだろうが・・・。

日曜日に見る予定のテレビ『天地人』(NHK総合)『官僚たちの夏』(TBSテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

キッドさんが話してくれる神話が好き♪
格差社会の縮図を魔獣相関図で見たいです(笑)
カタカナが頭の中で整理つかないわ~。

>なんとか無難にまとまってきたのである。
>それが面白いかどうかは別にして。
あ、「面白かった」とまとめてしまった私は、
まんまと悪魔の手にやられてしもたねー。

>「ムダにセクシーなのはキライだ」と意味不明な拒絶である。
そう、このセリフに意味があるのかと考えてしまいました。
だから渚?とかさ、どやさ(笑)

>二宮主役で最初から作りなおせばいいのに。
初回からずっと、ちょろちょろするあの動きが気になってたんですけど、
六角さんがここまで活躍してくれるとは思ってなかったです(^_^;)

>とりあえず現場近くでなんとなく二宮を逮捕する渚。
そう、なんとなくなの~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
ここに「なんとなく」を入れるのも見逃さないわ。
キッドさんの上手さ。
ドラマの中全てがなんとなく進行してない?
って改めて思い返したり…

>ああ、ようやく終ってくれるよ。
お疲れさまでした。
私はキッドさんのレビューで楽しめた
『オルトロスの犬』でございました。

次回はきっと、なんとなく終わっちゃうんでしょ(笑)

投稿: mana | 2009年9月20日 (日) 11時06分

|||-_||シャンプーブロー~mana様、いらっしゃいませ~トリートメント|||-_||

古の詩人ヘシオドスの魂に感謝を奉げまする。

カタカナを思いついた名もなき歌人にも万歳を。

カタカナの読みすぎは眩暈を生じさせるのでご注意ください。

キッドが好きなのは夜(ニュクス)と夜の子供たち。
眠り(ヒュプノス)とか死(タナトス)とか争い(エリス)とか
憤り(ネメシス)とか運命(モイラ)とかですね。

今回は吉田健と今井夏木のダブルで
クレジットがあり
いろいろ妄想できるのですな。
とにかく・・・シークエンスが一つの意味を生み
次のシークエンスへの興味をつなぐ・・・。
という基本的な流れが
ようやくできた・・・ということです。
小学生かっ。

それでもやはりシナリオは
あまりにもポエムに走っているときがあり
好き嫌いの問題以上に
「ナニイッテンダガワカンネ~」
の虫が騒ぐのです。

ろくに捜査している様子もない女刑事の娘を
女観察医がベビーシッターのように面倒見る・・・。

ヒマなのかっ。

そういう心のざわめきを鎮めるために
干し梅とかしゃぶらないと・・・。

とにかく・・・キッドは
竜崎が興味があるのは「澪」だと思っています。

もちろん・・・それは
不遇な幼少期の心の傷が
同情心を発しているのですが
同情はたやすく愛に変わるのです。
だから・・・竜崎はロ・・・。

警報が発令されました。

二宮は別の意味でちょっとキ・・・。

警報が発令されました。

少しエキセントリックなところがあるので
あの声無きヒヒヒ笑いを全面に押し出し
もっとハッカーでもっとストーカーな
キャラクターを造形できたと思います。

まあ、前園と二宮は時々瞬間移動しているのは
確実です。
タイムリープもしているかも~。

日本人は秘密警察というと
馴染みがないのですが
たとえば拉致問題のような
絵空事のような現実に遭遇すると
そういう事実を
真面目に考えられない側面を持つわけです。

えーっ・・・
工作員が工作船に乗ってきて
中学生を誘拐して
連れ去っちゃうなんて
ありえないでしょ~。

それが事実だと知ると

なんじゃそりゃー・・・になっちゃうのです。

そのあたりのことを

沢村・・・「法」に拘束されつつ
「超法規の存在」と悪戦苦闘。

二宮・・・愉快犯でありながら
凄まじい知力で「法」の裏をかきまくる。

巽・・・宗教的な教条主義で
常識的とはいえない行動を信念で連打。

こんなカタチで最初から盛り上げてほしかったのです。

そうした一般人の暗躍が主で
涼介と竜崎の「力」は従。

このバランスの方がきっと面白かったのになぁ。

いっそのこと、神の手は二宮、鬼の手は巽に
あげちゃえばいいのに・・・。

まあ・・・根本的にまちがってるみたいな
こと言ってますが
ほぼその通りだと思いますしね~。

ああ・・・この胸のやるせないもやもやに
救いはあるだろか~。

さあ・・・とにかく最後だ~。
結末万歳!


投稿: キッド | 2009年9月20日 (日) 12時44分

キッドさん、こんばんは~♪♪

あー・・・
おなかいたかった。

今回中盤くらいまで
いつもの、ストーリーに沿った
模範的かつ勉強させて頂ける
正しいレビュー、
慎重に読ませて頂いておりましたが、

だんだんとジャブを効かせた
辛口お笑いポイントがちらほら、
で、ヤマトは
大爆発→近所迷惑とか
小文字の部分(沢村の台詞)
でノックダウンでした。

こっそり言っておくしかないって・・・
ラクダって・・・
とぼけた顔してへへイ・・・

今回は昼休み中に読ませて頂いたので
不謹慎な職員にならずにすみましたが、
人間には「思い出し笑い」
にとりつかれる種類が結構いて、
ヤマトはその一人なので、

勤務中はりんごみたいな顔になりつつも
ガマンを貫きましたが、
お仕事終わって心ゆるんで爆発。
帰り道車の中で(車通勤)、
家帰ってお風呂の中で、
フラッシュバックしてアハハハハハハ!
でした。
あーやっぱり
キッドさんの、ダメなドラマのレビューは
格別です。
おねだりばかりして申し訳ござる。
お付き合い頂き誠にありがとうござる。
あと一回ですので今しばらくのご辛抱でござる。
ご辛抱でおさる。おさる?モンキーマジック?
孫悟空?夏目様の次は深津様?女の子ものがたり?

でもお笑い好きには
この「ダメドラマレビュー」が
たまらんよのう。
ぐへへへへ。
ぐへへへへへへ。おぬしもワルよのう。
由美かおるさんってやっぱりサイボーグですか?

投稿: ヤマト | 2009年9月24日 (木) 23時40分

☆*⋄◊✧◇✧◊⋄*ヤマト様、いらっしゃいませ*⋄◊✧◇✧◊⋄*☆

おなかいたくさせて申し訳ありません。
まあ、ダイエットになるかもしれませんからな。
お笑いダイエットの特許申請を妄想中・・・。

あいつにゃとってもかなわないババンバーンでございます。

まあ、「ナナ」の原点「おんなのこ物語/森脇真末味」

「緑茶夢」「緑茶夢~スラン~」とともにお楽しみください。

西遊記のだめ版のキャストは

三蔵法師(玉木宏)
孫悟空(瑛太)
白馬玉龍・前足(上野樹里)後足(福士誠治)
沙悟浄(橋爪遼)
猪八戒(小出恵介)

となっていますでおさる。

おさるさんですよ~。
渚「好感度アップを狙う戦略的おさるくん?」

由美かおるさんは見返り美人型セクサロイドSπ号です。

すべてのコメント内容はキッドの妄想が責任を転嫁します。

投稿: キッド | 2009年9月25日 (金) 15時22分

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