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2009年9月13日 (日)

私が愛した巡査長(速水もこみち)女の涙は煙幕よ(深田恭子)

政権交代である。民社国政権誕生によって我が国の秘密諜報部がどうなってしまうのか・・・。

非常に心配だが・・・それはキッドが心配性だからにすぎないだろう。

敗残自民党のおたおたぶりもなんだが・・・あきらかに仮想敵国のスパイである人物が入閣したりして・・・国民の良識ある選択の結果はとんでもない方向に向かいつつある。

これはもう爆笑の展開が待っているのである。それが我が国の国民にとって幸せであればいいと思う。

国際的地位がどんどん下降しつつある我が国だがもちろん世界はそれを待っているのだ。

次の首相はきっと言うだろう・・・「ゲームの世界でもっとも安全策はゲームに参加しないことなのです」と。

でもね。たぶん。きっと。シナの夜のシナが支那って書けなくなるようなことが・・・くちびるは動くけど言葉は風になる・・・。

で、『こちら葛飾区亀有公園前派出所・第6回』(TBSテレビ090912PM0756~)原作・秋本治、脚本・マギー、演出・武藤淳を見た。ついに原作からの乖離は両津(香取慎吾)にまで及んできたのである。現役アイドルであるAKB48のセレクションについて両津が知らないわけはないのである。それこそ意味もなく各メンバーの今日の下着の色まで何故か知っているのが両津なのである。「かわいー」「おもしろいー」とアイドルに言われてなははーってなるのが両津だろう。

もちろん・・・テレビ版はオリジナルでいいのだが・・・それって面白いのか。

なんとなく・・・脚本家は・・・それぞれのキャラクターが言わなさそうなセリフをあえて書いているようだ。それがファンに対しては遊び心になるのかもしれないが・・・「こち亀」を知らない人には一番魅力的なキャラのあり方を伝えてないということでもあるのだ。

そうかと思うと・・・「山田太郎ものがたり」(2007年)の執事・磯貝(綾田俊樹)のキャラをそのまま中川財閥執事・須崎に持ってきたりして・・・すごく安易である。

とにかく・・・中川は洗練されたお坊ちゃまであり・・・両津にいくら迷惑をかけられても基本的に面白がって後始末をなんとかつけるスマートさを持っている。たかだか50億円の絵画で鼻息を荒くしたりはしないのである。

さて・・・物語は「転校生」のパロディーで中川と中身が入れ替わったフリをした両津が中川家を私有化しようとする話と・・・施設の子供たちが泥棒になった話の二本立てである。

小さい子供たちが見ているのに「泥棒した人間を警官が特別に見逃す話」である。

さすがは坂本弁護士一家殺害事件に関与したテレビ局のドラマだと言わせたいのか?

ドラマなんだからいいじゃん・・・と言う人もいるかと思うがキッドは明らかにやりすぎだと思う。「サラリーマンNEO」では許されても「こち亀」でそれをやってはいけません。

この世界で泥棒をやってもいいのは両津だけだからです。その両津だって償いはいつもしますからね。

150億円の絵画を盗んで無罪放免なら警察いりません。

強盗団のエンジェルダストはゲストの島袋寛子、田中幸太郎、小柳友の三人。人間を誘拐して人質にとりチェーン・ソウで脅したりする凶悪犯を野放しにしてもいいのかよっ。

施設で育った子供は何をしても許されるんですかーっ。

ま、そんなことこの「こち亀」に言ってもムダか。

ちょっとかわいそうな子の設定がどことなく臭う麗子(香里奈)はかわいいです。そのうち、ひまわり~って叫びだしそうだ。

で、『華麗なるスパイ・第8回』(日本テレビ090912PM9~)脚本・君塚良一(他)、演出・狩山俊輔を見た。出来の悪さっていうか・・・なんだか思っていたのと微妙に違うって感じでは「こち亀」と1、2を争う「カレスパ」である。カレー・スパゲティーの略ではありません。

とりあえず・・・こちらは無理矢理混ぜた感じの人情風味とコメディー映画のパロディー・・・そして突然始まる小劇場的芝居のとりあわせが胸をむかつかせるのである。

あるいはカレーライスだと思って食べたらハヤシライスだったみたいな・・・残念な感じ。もっと下品なたとえをしたいぐらいだが自粛しておく。

突然・・・「テロリストなんて騒いでいるのはみんな軍国主義者なのれす~」と言い出す三九(杏)の謎を残したまま・・・結局、人間操縦装置というメカにコントロールされていたのだ。超科学すぎるだろう。

そして突然、始まる匠(柄本明)と京介(長瀬智也)のロシアン・ルーレット。

ロシアン・ルーレットを始める意味も意図も不明だ。

もちろん・・・ただやりたかっただけなのである。

まあ・・・百歩譲って・・・二人は死にたがっていた・・・ということにしておく。

匠と京介の頭のおかしい演技合戦はそれなりに楽しめるが全体のムードから言えばちっとも面白くないとも言える。

そしてドロシー(深田恭子)の目薬は「差したら死ぬで」クラスの威力を発揮である。

想像しただけで目が痛いのでその手の趣味の人は万歳ですね。

衛星は軌道上から都内各所に仕掛けられた生物兵器をセンシングできるし、暴風雨の進路予想とか残り時間設定とか・・・もうなんでもありの連続である。

その上・・・総理大臣の諮問機関である秘密諜報部が野党に国会で追及されると・・・そんなもの秘密でもなんでもないよう。

こんなどうでもいい状況で・・・スリルとかサスペンスとかスパイと一般人と主人公の三角関係とか・・・本当にどうでもいいでしょう。

スタッフ一同・・・人の楽しませ方の根本を見失っている・・・と考えます。

まあ・・・初回から第二回の視聴率15.6%↘*8.3%がかなり効いていると思いますが・・・忘れて・・・忘れて・・・気持ちを楽にして深呼吸。もうすぐくるしかった季節も終わり・・・すべては闇の歴史になりますからーっ。

関連するキッドのブログ『先週の土曜日のレビュー

で、『オトメン(乙男)~夏~・第6回』(フジテレビ0909121110~)原作・菅野文、脚本・半澤律子、演出・阿部雅和も見た。この回↘*6.0%と視聴率的には苦しいが面白さではゴールデン・タイムの二作品よりもずっと期待に答えている。

今回はヤマトナデシコの怪しい命名譚があり・・・ミス・コンテストものに突入する。

ここで「扇を矢で射れば結婚」という仕掛けが登場する。

フリでは「賞品が柳原可奈子」であるために求婚者が意図的に矢を外すが的が風で動き残念なことに的に的中してしまう・・・といういにしえの物語が紹介される。

後半では弓の名人である小針田(桐谷美玲)と都塚(夏帆)がミス・やまとなでしこの座をかけてこのゲームでの対決となる。

小針田は風のために的中を逃し・・・都塚は風を読んで的中させるというオチである。

実はこのフリオチはかなり苦しい。つまり・・・はずしたものがあたるというオチが最初から見えているからである。

もちろん・・・全体がそつなくまとまっているのでそれほど気にならないし・・・最初からわかっている結末の強化という意味ではあえてそうするのもありだと思う。

しかし・・・興をそぐことの回避という意味では伝説の中のオチは別のアイディアにした方が無難である。柳原可奈子がわざとそらした矢を風で的中コースに戻すとか・・・的が無数に出現するとか、的が巨大化するとか・・・なんでもあるだろう。「オチの絵を見せない工夫」が大切なのです。

ま・・・ささいなことですが・・・秋からプライムタイム移動なので要注意なのでございます。

関連するキッドのブログ『第3回のレビュー

月曜日に見る予定のテレビ『ブザー・ビート 崖っぷちのヒーロー』(フジテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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