浮世は万華鏡でありんす(中谷美紀)文久2年でございます(綾瀬はるか)仁です(大沢たかお)
久しぶりだな。医師の大沢たかおを見ると「星の金貨」を連想するのはキッドだけですか~。
倉本彩が何もかもなくして裸になって尻の穴まで調べられる被告になるとはなぁ・・・。
中谷美紀は「白州次郎」に続いてだが・・・民放連続ドラマとなると「おとうさん」(2002年TBSテレビ)以来か・・・。
何もかもがなつかしい・・・。ま、電車男のエルメスとか嫌われ松子とかスクリーンでは会っているわけだが。
大沢たかお、中谷美紀、綾瀬はるか、麻生祐未、小出恵介、内野聖陽、小日向文世、山本耕史、武田鉄矢。
この主演級のそろい踏み・・・重厚すぎる。バ、バランスをよろしく。
で、本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「ナイチンゲールの沈黙」11.1%(可もなく不可もなく)、「マイガール」*9.6%(父と娘ものはこのあたりが底辺かな・・・死んだ母をどう評価するかだ)、「チャレンジド」*5.3%(苦言を呈しただけのことはある苦しいスタート)、「天地人」↘17.7%(さがってまいりました~)、「JIN~仁~」16.5%(がんばりました~)・・・以上。
で、『JIN~仁~第1回』(TBSテレビ091011PM9~)原作・村上もとか、脚本・森下佳子、演出・平川雄一郎を見た。タイム・トラベル(時間旅行)ものではタイム・スリップの漂流記テイストである。初回を見る限り、時間旅行のシステムは超能力・魔術系で・・・SFというよりはファンタジーに属するものと窺われる。階段から落ちても江戸時代には普通は転落しないからである。含みとしてホルマリン漬けになってもなんらかの生体反応を示す超生命体が示されるが・・・まあ・・・夢物語と割り切った方がエンジョイできるでしょう。
現代の東京。実は腕のいい外科医・南方仁(大沢)は鬱屈した日々を送っていた。脳腫瘍を患った同僚で婚約者の未来(中谷美紀)のリスクの高い手術を執刀し、未来はいわゆる植物状態になってしまったのである。
心を苦しめる手術の前日の記憶。
未来「夕陽を見ながらビールが飲みたいの」
仁「ダメに決まってるだろうが」
未来「いや~ん」
仁「バカっ」
ここは爆笑でしのぎたい。おそらくこのあたりは脚本家の趣味なのだろう。
ついでに若き医師・野口(山本耕史)にナース博美(原千晶)が事情を告げたり、明らかにイントネーションのおかしい博美のナレーションで脱力したりするのもご愛嬌である。
野口「事情は聞きましたが・・・だからといって難しい手術を他人におしつけるのは卑怯というものです」
仁「そうなんだよ~へへへーっ」
と主演が笑って誤魔化すくらいです。
とある夜。包帯で顔を覆った不気味な急患が運ばれてくる。その包帯からのぞく目は明らかに大沢たかおにそっくりだが・・・正体は不明なのである。
患者は刀傷を負いさらに頭部には腫瘍が認められる。そしてその腫瘍は胎児の形をしていた。「ブラック・ジャック」的には双子が一方の体内に閉じ込められた奇形児(ピノコの元である)だが・・・ここでは「変な腫瘍細胞」として即効でホルマリン漬け標本である。アッチョンブリケっ。
しかし・・・その標本がただの標本でないことは「突然目を開いて仁を見つめる」イメージで表現される。ちなみに仁はいかにも脳に腫瘍があるが如き頭痛に悩まされている。だが・・・謎の患者の正体は謎である。
やがて意識を取り戻した患者はまるで医師であるかのように最低限の手術道具を持ち脱走する・・・しかし正体は不明である。
屋上に追い詰められた男は「あん世界へ。戻るぜよ」と怪しい土佐弁で語るのだ。後に過去の世界で坂本龍馬(内野)に出会った仁は「あんたの声が・・・聞こえた」と語るのだが・・・とにかく・・・坂本龍馬のような大沢たかおのような謎の患者の正体は不明なのである。
とにかく・・・やや・・・ドタバタした現代のシーンは終わり・・・階段から落ちた「謎の物体」入りのビンを拾おうとした仁は転落し・・・意識を失う。
目が覚めるとそこは異世界だった。
どこぞの夜の林の中である。そして仁は途方に暮れるのだが・・・ペンライトを片手に人の声のする方向へ。たちまち始まる剣戟の響き。侍たちの暗闘である。巻き込まれた仁は通りがかったお武家様たちによって九死に一生を得るのだった。そこには重傷を負った幕府旗本の橘恭太郎(小出)が残されている。手早く診察した仁は緊急手術が必要だと訴えるのだが周囲の人々は対応が普通ではない。
仁も「ドラえもん」とかをまったく知らないわけではないし「地下鉄に乗って」未来の人に出会ったこともあるわけで・・・なにしろ釈由美子と地獄の門で逢ったりしているわけであり・・・おい・・・とにかくこれはあれか・・・タイムスリップってやつか・・・と薄々感づくのであった。
とりあえず案内された橘家で・・・恭太郎の母で未亡人の栄(麻生祐未)や恭太郎の妹・咲(綾瀬)を説得し・・・満足な設備も道具もない場所で頭蓋骨を開き、脳内出血による血種を除去する手術を決行する。何故か緊急医療パックに謎の男が麻酔薬・キシロカインやメスや注射器などの医療機器をつめこんでいたから「神は克服できる試練しかあたえない」状況が作られたのであった。もちろん・・・ご都合主義という言い方もできます。
ともかく・・・息子の頭をノミとトンカチでかちわる男の振る舞いを激しく動揺しながら・・・藁をもすがる思いで見守る栄。絶品である。
そして、健気に助手を務めながら仁の針さばきにすぐに心を奪われ萌える咲。一目惚れ演技をさせたら天下一、ニを争うのだな。この場合、対抗馬は堀北真希になります。穴で長澤まさみ、もう一点抑える場合は新垣結衣まで。戸田恵梨香は障害に転向しました。ああ、沢尻エリカがいないのは残念だ。・・・おいおい。
やがて・・・ある意味、奇跡的に手術は成功。恭太郎は回復に向かう。
夢の中で「現代の病室で目覚め未来に手術された」と思ったがそれも夢で目覚めると橘家にいる仁。
おそるおそる咲に年号を聞くと「文久2年」なのだった。
もちろん・・・大河ドラマの作者でさえ元号を把握していない昨今である。文久2年が西暦何年なのかは理解できない仁だった。しかし・・・すでに黒船が来航していることを知り・・・幕末であることを察知する仁だった。
ちなみに・・・。
嘉永6年(1853年)浦賀沖にペリー提督の黒船来航。第12代将軍家慶が死去し第13代将軍を家定が継承。
安政3年(1856年)篤姫が家定の正室となる。
安政5年(1858年)に家定が死去し、第14代将軍を家茂が継承。
安政7年(1860年)桜田門外の変(井伊直弼暗殺事件)。
万延元年(1860年)勝海舟、米国より帰国。
文久元年(1861年)土佐勤皇党結成。
文久2年(1862年)和宮が家茂の正室となる。坂本龍馬が脱藩。
・・・で咲は「黒船は十年ほど前に参りました」となるのである。
壮大な江戸のセットに戸惑う仁。
やがて散歩中に坂本龍馬に出会い、馬に蹴られて死にそうになるタエ(戸田菜穂)に出会い、その息子で枝豆売りの喜市(伊澤柾樹)に会い、たまたま居合わせた緒方洪庵(武田鉄矢)の門下生・佐分利(桐谷健太)に出会い幕末に馴染んでいく。
タエの手術ではあわてんぼの咲が「手術のお道具」の麻酔薬を忘れたために「麻酔なしで脳の血管を縫うハメ」になる。そこで昔の人の辛抱強さと呪術である「智仁武勇御代の御宝」の効力を知り、医術の奥深さに目覚めるのであった。
とにかく・・・恵まれた医療環境で贅沢な悩みでたそがれていた自分に喝!なのであった。
しかし・・・自分が過去に戻ったことでたまたま持っていた未来の写真の手の位置が変わるなど歴史が変わっていく可能性を目にして・・・ふたたび不安になる仁だった。
まあ・・・写真が変わるなら意識も変容していて変わったことに気がつかないはずだとか細かいツッコミはさておき・・・。
まあ・・・大スター共演。幕末。医療。ミステリ。タイムスリップと盛り沢山の内容で初回としては充分面白かったのだった。
なぜか呼び出し花魁(座敷持ちや太夫にくらべれば格落ちするが幕末では超高級娼婦)の野風は未来のそっくりさん。現在でも過去でも出番を確保し、若きヒロイン・咲との三角関係に持ち込む展開は必至です。
さて・・・後は「月9」の出来次第で・・・秋ドラマのレビュー・スケジュールを決めたい。「月9」「日9」がともに同じくらいの面白さだったら・・・困るけどな。
ま・・・仁と同じでいざとなったら人間はなるようになるのである。
運命が変えられなくても
伝えたいことがある
なんて無理を言われても困るけどさ。
関連するキッドのブログ『プロポーズ大作戦』
『篤姫』
『MR.BRAIN』
水曜日に見る予定のテレビ『内山理名の相棒』(テレビ朝日)『本仮屋ユイカのネギ・産婦人科の女たち』(日本テレビ)さあ・・・今回はいいダンスがあるかもね。
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
こんにちは~。
私も『星の金貨』を思い出しましたよ~。
旬だから?ヾ(゚∇゚*)オイ
>包帯からのぞく目は明らかに大沢たかおにそっくりだが
そうなんですよね。目は大沢君、そしてあの喋りは…
となると色々考えさせられて面白いんですけどね~。
仁の先祖とか?商人や飛脚も居ましたしね^^
>坂本龍馬のような大沢たかおのような謎の患者の正体は不明なのである。
う~ん、ワクワクするぅ♪
投稿: mana | 2009年10月13日 (火) 15時54分
一番善を施した人が
毎回屋上で雨に打たれるご褒美シーンを
獲得できる謎のドラマ「星の金貨」・・・。
あの顔合わせは素晴らしかったのでございます。
現代のシーンの甘えんぼな
女医さんはちょっと鼻につくが
江戸時代で変な花魁をしていれば
うっとり・・・中谷美紀は不思議な女優。
この脚本家・・・知的な美人が書けないのだな。
自分の中で知的な美人というイメージが
難しい感じになるのではないかと
考えます。
タイムパラドックスや
同一人物の同時代存在のタブーを無視すれば
土佐訛りを習得した仁が過去から戻る。
標準語の仁が土佐訛りの仁を手術。
土佐訛りの仁が医療セットを準備。
セットを持って標準語の仁が過去へタイムワープ。
幕末でなんやかんやあって標準語の仁は
土佐訛りを習得するハメになる。
誰かに斬られて未来へタイムワープ。
仁が仁を手術・・・エンドレス・・・。
ということでございましょう。
まあ・・・時間旅行はご都合主義の権化ですからね。
そこは軽く考えることにしています。
本来は時間旅行を使った
無医村・・・ドクター・コトーもの・・・
ちょっとミステリ色を強めすぎて
欲張った感じがいたしましたよ。
まあ・・・メンバーほとんど達者なので(原千晶をのぞく)
ごまかしきれてましたけど~。
投稿: キッド | 2009年10月13日 (火) 17時32分
やっぱり、私も包帯の片目見て「大沢さん」だよね~って
見てました。中々、際どい手術シーンに目を隠しました♪
これは痛い~って(笑)言いながら♪
内容も結構楽しく拝見しました♪
ちょっと、ロングラブレターを思い出しました。
結構、ファンタジー?というかタイムスリップ物って
深い所を追求しないで観た方が面白いかも(笑)
頭蓋骨を工具でカチ割ってる時の
「あれ?なかなか割れないな~」は藍沢を思い出しました(笑)
秋ドラは、すんごく刑事物というかミステリーが
やけに多いですね~ミステリー以外を探す方が早い。
これは、大変、ミステリーの内容で攻めるか、
キャラで攻めるかわかれるのでしょうね♪脚本家が問われますね!
「アンタッチャブル」は楽しみです~☆☆☆
投稿: ユキヒョウ | 2009年10月13日 (火) 18時51分
こんにちは~^^
ブザービートで盛り上がりこの夏は楽しかったですね^^
キッドさんのレビューでいっそう面白くドラマをみれました ありがとうございました。。
秋はどうなるやら~ですけども
このドラマ面白かったです。
やっぱり綾瀬ちゃんは可愛いです。
それを見るだけでもこのドラマは見続けると思いますけども~
謎解きとか、
仁との接触で緒方洪庵の医術がレベルアップするのかしら~とか、
ファンタジーですね 妄想が膨らみますわ。
フィクションならフィクションでここまでやってもらった面白いです。
来年の龍馬伝の予習にもなるかしら?と思いつつ。
そうそう 旗本は江戸城からわりと遠いところに住んでいたんですね。
それには驚きました。
確かに石高が橘家は低そうなのでまた遠くに住まいがあったようですが
旗本の家はもっと江戸城近くに有るものと思っていました。
そんなこんな興味が膨らみ面白かったドラマでした。。
今期はどのドラマがはまれるか楽しみですが
>さて・・・後は「月9」の出来次第で・・・秋ドラマのレビュー・スケジュールを決めたい。「月9」「日9」がともに同じくらいの面白さだったら・・・困るけどな。
そう言わずにレビューしてください
キッドさんの≪突っ込み≫と≪突っ込み≫を見てみたい~~^^
>ま・・・仁と同じでいざとなったら人間はなるようになるのである。
そうそう(笑)
でも確かに私も「33分」とか「猿ロック」
面白いんだか~どうだか~さっぱりわからんのですわ^^;
で、結局途中で見なくなってしまいましたけども~
>「もう・・・降参したい気分です。石田小栗三成万歳!」
キッドさんはお手上げと言う意味ですね(笑)
私は拍手喝さいだったのですけども~~(笑)39話は^^
ということで月9不安と不安と期待で
贔屓の小栗・水嶋・吉高ちゃんだから見ますけども^^
さて どうなりますか~。
ではでは、よろしくお願いいたします~(笑)
投稿: ice | 2009年10月13日 (火) 19時49分
まあ・・・仁のそっくりさんである
可能性は残されていますが
道具集めの手際がいいのと
未来(現代)のことを知り過ぎているので
まず過去から戻ってきた仁ということでしょう。
歴史ものと医療ものとタイムトラベルもので
ラブ・ストーリー。
かなり欲張ってましたが・・・。
「ロング・ラブレター~漂流教室~」(2002)
は未来破滅テーマ、医療もの、タイムトラベルに
学園ものでラブ・ストーリーと
さらに盛りだくさんでしたな。
山P&達郎のダブル山下だし
跳ぶ前の洋介、20代の常盤貴子、
市原隼人、山田孝之、福士誠治、妻夫木聡
水川あさみ、香里奈、大村彩子、鈴木えみ
という今思えば超豪華メンバー。
まあ、原作とくらべるとかなり甘口でしたけど~。
ふふふ・・・どんな場面からでも
藍沢(山P)が登場したりするのは・・・重傷ですな。
ユキヒョウ様が~っ。
秋ドラマのキッドのポジショニングは
(月)「東京DOGS」顔ぶれは文句なし。脚本的赤信号点灯中。
(火)「オトメン(乙男)・秋」で。
(水)「相棒」→「ギネ」
(木)「ROMES/空港防御システム」
(金)「アンタッチャブル」
「おひとりさま」
「マイガール」
「嬢王Virgin」が横一線。
(土)「小公女セイラ」VS「サムライ・スクール」
(日)「天地人」(惰性)
「JIN~仁~」
こんな感じと予想。
(金)だな・・・(金)が問題でございます。
「アンタッチャブル」はかなり面白そうですが・・・
はたして~。
投稿: キッド | 2009年10月13日 (火) 19時50分
キッドさん、こんばんは。
面白かったですよー。原作が村上もとかさんなので、楽しみにしていたんですよね。この原作マンガは読んでいないので、展開が楽しみです。村上もとかさんといえば、「六三四の剣」が有名ですが、私は「赤いペガサス」が好きでした。ケン・アカバにキャーキャーいってました。なつかしいなあ。F1もセナの時は夢中で見ていたんですけどね。セナがいなくなってさっぱりです。
「エーイ!剣道」も好きだったなあ。
ああ、ドラマの話じゃなくなってるわ。
ドラマはね、手術シーンが怖くて、きちんと見られませんでした。それと、綾瀬さんがかわいかったわ。ああいう格好が似合いますよね。
久しぶりに日曜劇場を見られそうですわ。
投稿: youko | 2009年10月13日 (火) 20時00分
沖田艦長、どうもです。
まぁ自分のキャラでは「銀河鉄道999」の車掌に
なりそうな感じがします。
綾瀬さんはこういう健気でありながら
一本芯の通った強さを感じさせる女性が
抜群にハマりますね。
そういえば、今年の初め頃に
幕末の坂本龍馬のような格好をした大沢さんが
TBSのCMに出てた記憶があるんですが
全てはこのドラマの伏線だったのかもしれませんね。
患者の頭部の怪我から
龍馬のあの事件がリンクしてしまうんですが
龍馬の不遇の死で
仁が龍馬の代わりになったとか
龍馬を死なせないために自分が龍馬になったとか
色々と妄想は尽きませんが
だとしたら、この時代が1862年なので
1867年までネタは十分 ̄▽ ̄b
シーズン2やらSPやら映画化やら
そこまで、やりそうな気がする作品です。
それにしても、予告で見た時に流れてた
中島みゆきはどこに行ってしまったんでしょうか ̄▽ ̄ゞ
投稿: ikasama4 | 2009年10月13日 (火) 21時11分
夏は「ブザビ」を中心に一週間の早かったこと・・・。
目がまわりそうでございました。
「JIN~仁~」は久しぶりの大沢たかおで
やっぱりいい味出してるなっという感じ。
もちろん・・・綾瀬はるかも
裾をからげていい走りでございました。
とりあえず初回は大風呂敷ひろげちゃった感じが
ありますが
現代の医師が幕末に出現するだけで
面白いのでそのあたりを
丁寧に描いてもらいたいと思うのです。
橘の家は
湯島四丁目裏通り樹木谷にある・・・
と本人が言ってました。
現在も樹木谷坂(別名・地獄谷坂)は残っていて
東京医科歯科大学から本郷通りを渡り
湯島天神に向かって歩く途中にあります。
江戸城の北の丸までは直線距離で2キロメートルほど
歩けば20分ほどで到着です。
なにしろ幕末には地下鉄もタクシーもないので
遠く感じるかもしれませんが
昔の人は江戸から大坂までも船で行かない限りは
馬か・・・徒歩で旅をしたわけです。
そういう感覚で言うと
湯島・地獄谷と江戸城は「すぐそこ」という感じで
ございましょう。
小普請組屋敷というものもありましたが
組下とはいえ旗本の橘家は一家を構えていたということです。
なんとなく、田舎の景色・・・
つまり神田川がむきだしだったりして
郊外とお感じになったかもしれませんが
あそこは立派に
大江戸八百八町の内でございます。
一方、タエの手術現場は神田相生町の番所。
現在の秋葉原駅の北側です。
仁は神田川を見て本郷通りを東へとフラフラ
歩いて行ったわけです。
神田明神下を通れば相生町です。
樹木谷坂からは直線で1キロメートル。
徒歩10~15分と言う感じ。
まあ、江戸っ子の咲にとっては守備範囲でございましょうね。
まあ・・・そんなこともキッドは
結構楽しみました。
もう・・・かなり言っているのですが
月9は出演者もテーマも面白そうなのに
脚本家だけが・・・ちょっとなぁ・・・
と言う感じ。
しかし、深夜とは違う顔を
見せてくれるかもしれず
それは見てのお楽しみだと思っています。
「大河」プラス「仁」になるのか
「東京犬」プラス「仁」になるのは
分りませんが初回は取り合えずレビューする予定。
まあ・・・すべては視聴してからの
話なのでございます。
「スマイル」を最後まで
つきあったほどですから
「東京犬」も「仁」も
つきあうかもしれません。
でも・・・根気なくなってるからなぁ・・・。
とにかく秋もよろしくおつきあいくださいませ~。
投稿: キッド | 2009年10月13日 (火) 21時31分
ふふふ、村上もとかは「六三四の剣」で
剣道を流行させ
「赤いペガサス」でF-1を流行させましたからな。
・・・それはどうかな。
「赤いペガサス」には
ユキ・アカバ-ケン・アカバ-キャンディ・ウッドロング(女優)
という三角関係があり、
「龍-RON-」には
田鶴てい-李龍-小鈴(舞妓)
の三角関係があるので
「JIN~仁~」には
咲-仁-野風(花魁)
という三角関係があるのですな。
流れでいうと女優(ダンサー)とか舞妓とか花魁などの
女を売る職業の彼女はふられる法則があります。
まあ、浮名は流すが手堅いとこに落ち着くよくある話です。
しゅじゅちゅしてしゅじゅちゅしてしゅじゅちゅする
展開でございますので
そこはキャーッと手で顔を覆って
指のすきまから見ないといけませんぞっ。
見るところがなくなっちゃいますからして。
まあ・・・綾瀬はるかのドラマにはずれなしの
法則は永遠に続くのですな。
「僕の生きる道」→「ブラックジャックによろしく」→
「セカチュー」→「あいくるしい」→「白夜行」→
「HERO」→「たっ恋」→「ホタルノヒカリ」→「鹿男」
「ROOKIES」→「MR.BRAIN」→ココ
凄いですなーっ。本当に凄いですなーっ。
投稿: キッド | 2009年10月13日 (火) 22時39分
いつも事後承諾ですみませんです。
まあ・・・キッドもこれは・・・車掌さんに・・・。
と思いながら加工していたことを報告しておきます。
太さ控え目にしてもーっ。しなくてもーっ。
そうですねーっ。
綾瀬はるかだけでも充分に
成立しているのでございます。
キッドじいやの口調と
武家娘の綾瀬の口調はそっくりなのでございます。
ああーっ、ありましたねーっ。
そーゆーの。
統一キャンペーンで坂本龍馬やってましたーっ。
来年は映画で井伊直弼暗殺実行隊長・関鉄之介を
やるみたいですしーっ。
とりあえず原作も未完ですし
ある程度はテレビ・オリジナルな
展開になっていくのではないかと思います。
沖田総司の労咳も
和宮の脚気も治す勢いで
ガンガン歴史を変えていくので
場合によっては龍馬暗殺もないのかもしれません。
もう好きにやっちゃって~という気分がありますな。
中島みゆきの「二雙の舟」はなんとなく
イメージソングだったのでは~。
ノリとしては分ります。
とにかくやはり好きにやっちゃってる感じですな。
時は全てを連れてゆくものらしい・・・ですから~。
投稿: キッド | 2009年10月13日 (火) 22時59分
キッドさん、こんばんは!
面白そうなドラマが始まりましたね。
まあ私がある意味一番楽しみにしてるのは小公女なんですが(笑)
当たりでも外れでも。でも仁はブザービートに続いて三角関係勃発でしょうか。
まああんなにドロドロ修羅場なことにはならないと思いますが。
キッドさんは綾瀬さんもお好きなんですね。
最後まで面白いといいですね。
今後が楽しみです。
投稿: 出雲 | 2009年10月14日 (水) 00時17分
謎だらけの展開だけど、ジンジンきたぜよ~

はるか嬢って、おっとりさんのイメージがあるけど
陸上をやってただけあって、何気に走るシーンが多いなぁ。
そういえばセカチューでも陸上選手だったっけ
で、本日はじいやのお誕生日~





ぱーちぃ会場には遅れないで来てネ
エリねーちゃんが乾杯のシャンパンを飲みすぎないように
監視する役目も今日はじいやに代わってまこ☆ミキが
しかと目を光らせときます
アンナぴょんはアニソン好きのじいやの為に
ヤマトを歌うって張り切ってたじょ~
まこ☆ミキからは肩もみ券をプレゼント
特別に一枚だけ、胸もみ券を入れとくので、これは
じいやがお好きなご婦人に差し出してみてくだしゃい。
その後、ボコボコにされても当局は関知しましぇ~ん
投稿: まこ | 2009年10月14日 (水) 12時44分
そうでございますね。
キッドはちょっと面白すぎるというか
詰め込みすぎてる感じがしましたけど。
まあ・・・ジジイはあっさりしたものを好む
というので単に老いてるだけかもしれません。
お若い方にはこってりとしてよろしいのかも。
小公女は
サムライ・ハイスクールと
志田未来VS大後寿々花対決。
これに不毛地帯の多部未華子を加えると
久しぶりの
志田VS大後VS多部対決となります。
去年の夏ドラマなんちゃって高校生対決の再来。
前回は①多部 ②大後 ③志田で決着
詳しくは→http://kid-blog.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-2b46.html
果たして・・・今回はどうなりますか?
なんとなく結果は火を見るよりも明らかだったりして。
しかし、志田未来は主演ですからね。
キッドは基本的には女優は
全員大好きなのです。
秋ドラマもよろしくおつきあいくださいませ。
投稿: キッド | 2009年10月14日 (水) 14時16分
むほっ・・・まこ様に
お誕生日を祝っていただけるなど
じいや感激で
執事控え室涙の洪水でございます。。・゚・(ノД`)・゚・。
ただ今、排水作業をしております。
な、なんと胸もみ券ですとーっ。
それは胸をもみもみしてもらえるのですかーっ。
じいや・・・乳はあまりございませんがーっ。
ち、違うのですかーっ。
お嬢様三人に祝っていただけるとは
じいや感激で
執事控え室二度目の涙の排水中でございます。
さすがアンナ様・・・すでにヤマト歌詞カードなし状態に。
あーっ・・・エリ様がへべれけに~。
まこ様見張りはどうなさったのですか~。
あーっ。まこ様もへべれけに~。
はるかロイドMS-06F、MS-06J出動!
お嬢様たちをお部屋にお運びするのじゃ~。
全機種吐瀉物対応洗面器配備~。( ´Д`)y──┛~
投稿: キッド | 2009年10月14日 (水) 14時30分
キッドさん、こんにちは

遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます
バラエティ3時間祭が終わったと思えば、ドラマ初回2時間攻撃の嵐。
HDDの容量が一杯で、全然ついていけていません。
とのことで、今更ですが「仁」です。すみません。
幕末に行ってからが、面白かったですね。
NHKの「タイムスクープハンター」では、戦国時代の医僧が、
怪我人に無理やりお酒を飲ませて眠らせてから
手術をしていましたよ。(傷口にもお酒をふりかけて)
「ちちんぷいぷい」連呼は、毎日放送の番組名だから効いたんでしょうか。(違)
村上もとか先生は、「チーム・バチスタ」シリーズの原作者の
海堂尊先生と旧知の仲らしいですね。
そう思うと、このトンデモ設定にもそれなりの意趣があるような気がしてきます。
原作未読なので、この先どんな展開があるのか分からないのですが、
歴史の改編は大河で見慣れてしまっているので、
仁先生には、細かいことは気にせずにがんがん頑張ってほしいですね。
関係ないけど、「不毛地帯」。
シベリアと言えば、つい「はいからさんが通る」を思い出してしまいます
投稿: mi-nuts | 2009年10月16日 (金) 12時36分
これはこれはmi-nuts様にまで
お祝いしていただき感激でございます。
まあ・・・
お召し上がりください。
キッドは最近バラエティーはざっと
流し目でしか見ていません。
この時期はアニメも新作ラッシュですしね。
戦国時代でもとりあえず
止血をして
縫うことはしたのですな。
忍術には毒消しとしての薬物の利用も含まれるので
消毒という概念もあったわけです。
刀傷の宝庫ですから
いわば術例がたくさんあったわけで
それなりに発展したわけです。
凄い名医もいたかもしれませんが
戦乱の終わりとともに
廃れていったものと思われます。
病は気からというくらいで
暗示による麻酔というのはある程度効果があります。
心頭滅却すれば火もまた涼しなのでございますよ。
薬物にアレルギーがある場合
針麻酔もあるわけですし。
まあ・・・苦痛に対処する方法が
どんどん進化していくのは
痛くないのが好ましい方にはよきことですな。
なるほど海堂尊は医師ですしね。
特に最近は妄想医学的な方向の作品もありますし
しかし・・・幕末ものそのものは
それほどとんでもでもないんですよね。
坂本龍馬がいて
勝海舟がいて
一種のおなじみさんがこの後も
続々登場なのではないでしょうかね。
「はいからさんが通る」の時代のシベリア出兵では
日本はイギリス・アメリカ・フランス・イタリアとの
連合国側。
しかもシベリアに日本の傀儡国家を
作ろうという野心にふあれたもの。
結局失敗するのですがそれから20年後には
帝国軍人が捕虜奴隷として辛酸をなめるわけで
運命は過酷でございますねぇ。
投稿: キッド | 2009年10月16日 (金) 16時30分
キッドさんこんばんは(o^-^o)
10月といえば中秋の名月・・・
今年の月はとても美しかったですね・・・
キッドさんお誕生日おめでとうございます。
秋ドラマも始まりだしましたね。
いつもながらの速く詳細なレビューと丁寧な
返信コメントに驚かされます(*^-^)
「仁」第一話、面白かったです。
とても分かりやすい展開と役者さん達の
達者で濃い演技に引き込まれ・・・2時間が
あっという間でした。第二話も楽しみです。
またお邪魔します。
投稿: しずく | 2009年10月16日 (金) 22時28分
お祝いいただき恐悦至極でございます。

月見ケーキも風流ですな。
まあ、10月は黄昏の国ですので
キッドに似合いの月なのでございます。
テレビを見て語ることは
喜びですからな。
できればアナログテレビの終焉までは
続けてまいりたいと考えています。
仁は好評ですねぇ。
やはり大沢たかおが
久しぶりで新鮮なのかも・・・。
個性的な二枚目ですしね。
原作のざっくりした感じも功があるのかもしれません。
やはり楽しませようという気持ちが大切なのですねぇ。
いつでも遊びにきてください。
投稿: キッド | 2009年10月17日 (土) 00時38分