ちょっと前なら覚えているが50年前だとちとわからねぇな(多部未華子)不毛地帯か・・・(大倉忠義)
「ヤスコとケンジ」のヤスコ(多部未華子)とケンジの妻エリカの弟の純(大倉忠義)が連続登場であるのだが・・・そのドラマのあまりの落差に爆笑なのである。
しかし・・・大倉忠義主演の「ROMES/空港防御システム」はあまりの出来の悪さに単独でも爆笑である。
まあ・・・このワクのドラマには最初から期待していないのにそれを上回るひどさってある意味すごいな。
一方、主人公・壹岐正(唐沢寿明)の娘・直子を演じる多部未華子の「不毛地帯」は重厚でひとつのシークエンスごとにCMが入るので生放送で見るのはしんどいがドラマとしてはひとつの頂点といえるだろう。
初回視聴率は「不毛地帯」14.6%で、「ROMES」が*6.0%である意味、「不毛地帯」はもう少しとれてもよかったし、「ROMES」はとりすぎだろう。ちなみに「その男、副署長シーズン3スタートスペシャル 」は12.7%でちょうどいい湯加減です。
で、『ROMES/空港防御システム・第1回』(NHK総合091015PM8~)原作・五條瑛、脚本・佐伯俊道、演出・梛川善郎を見た。キッドが思い出したのは初期のテレビドラマのエピソードで「怪人20面相が黄金の観音像を盗むと予告した時間が過ぎたので金庫を開けてみると観音像は無事なので出演者一同立ちすくんだみたいな・・・つまり・・・すでに金庫は空っぽのはずなのに小道具さんが取り出し忘れていたのである。しかも生放送なのだ」というものである。もうそのくらいの仕上がりです。
ROMESとは監視カメラと画像解析装置を組み合わせた不特定多数者同時観測システムであって・・・今回、見る限り・・・空港防御システムではまったくない。
なにしろ・・・東京湾に開港された新ハブ空港・東京湾国際空港が舞台である。羽田と成田を両方敵にまわした恐ろしいフィクションなのだが・・・特に説明がない以上、そこは近未来なのである。
で、システム開発者が成嶋(大倉)なのだが、すでにシステムは現場で運用開始がなされ部外者となっている。その成嶋は「謎のメール」によって送られてきた「死者の画像」に誘われ久しぶりに東京湾国際空港に降り立ったのである。
しかし、システム運用にあたって成嶋の指導を受けた職員たちは畏敬の念を持って成嶋を迎えるのだった。おりしも、開港一周年記念イベントで空港内では世界の至宝「誘惑の女神」が展示されていてその強奪予告が届いている。
些少煩雑だし・・・国際空港で美術品窃盗ネタがうってつけなのかどうかは疑問だが・・・それなりに考えられた設定と言えるだろう・・・それがお茶の間に伝われば・・・。
キッドの考える限り・・・もうまったく伝わっていない気配があります。
窃盗団が単独なのか複数なのかも不明だし、レズビアンの二人組が犯行前日に興奮で眠れないから痴態の限りをつくしたことも伝わりません。どうせ映像化できないのになぜそんな設定を・・・と唖然とするばかり・・・。
さて・・・ともかく・・・成嶋は麻薬犬が好きだったり、心臓病の少女・閑野(美山加恋)とチェスをしたりするのですが・・・凛ちゃん(「僕と彼女と彼女の生きる道」2004年)大きくなったなぁ・・・以外の感想がありません。
とにかく・・・ROMESシステム発動です。空港内の不審人物を次々とチェックするシステムですが・・・肝心な工作員は見逃します・・・しかし、華麗なるアクションを披露した警備スタッフ・葵(国仲涼子)が直感で不審を感じIDカード(身分証明書)をチェックします。これを警備センターに報告。相手が空港内の航空会社の部員だったために・・・巡回中の警備員が航空会社のカウンターに照会に向かいます・・・。
ええーっ・・・空港内の全職員の動向さえ・・・センターで把握できないのかよーっ。リ、リンクって概念がこの世界にはないのか?
さらにROMESシステムはレズビアンの工作員を発見。警報が発令されますがそれを受けるのは別の用件で稼働中の警備スタッフ砂村(安田章大)だけなのです。他の警備員はあっさり工作員の侵入を許可します。しかも・・・レズビアンの工作員は銃器で武装しているのです。そんな空港から離発着する飛行機なんてこわくて乗れるかっでございます。
そして最初の工作員が空港内の動力管理システムに入り込んだ頃・・・ようやく不審者であることが判明。しかし・・・どこに行ったかのかはわからないROMESシステムって。
もう・・・大爆笑するしかないではありませんか。なんじゃこりゃ。「SP」もひどいと思ったがそれを上回るひどさの「ブラッディ・マンデイ」があったのに・・・「SP」も「ブラッディ・マンデイ」もまともにみえるひどい自称サスペンス作品がここにまた誕生しましたよ~。
関連するキッドのブログ『ヤスコとケンジ』
『SP』
で、『不毛地帯・第1回』(フジテレビ091015PM9~)原作・山崎豊子、脚本・橋部敦子、演出・澤田鎌作を見た。これまで主人公・壹岐正は仲代達矢(1976年東宝映画)、平幹二郎(1979年毎日放送)らによって演じられてきた。原作者の作品は最近では「華麗なる一族」(木村拓哉主演2007年)や「白い巨塔」(唐沢寿明主演2003年)とドラマ化されていて・・・唐沢は「白い巨塔」の財前五郎に続いて壹岐正も演じることになるのである。
壹岐正は1912年(明治45年であり大正元年でもある)生まれという設定なので現在97才である。まあ・・・ここまで生きたら長寿です。第1回は回想シーンが錯綜してただでさえ・・・難解なもうすぐ100才の人が現役だった頃の話がなにがなにやらだったお茶の間も多いのではないかと思う。脚本家や演出の責任もあるが基本的には現代史をまともに教えない義務教育に一番責任があることは確かなのである。
現在、ロシアと呼ばれている国がソ連と呼ばれていた頃、どれだけ悪逆の限りを尽くしていたかを小学生くらいからきちんと教えておけばぐっと身近な話題なのである。・・・ま、それができないのが敗戦国の苦しさということです。まあ・・・その結果が・・・今・・・コレをやってもロシア人に石を投げる国民は皆無だろう・・・ということだったりして。
まあ・・・戦争責任を軍部のエリートに押し付けてきた国民なので恥知らずな人間に育っても仕方ないということである。戦争に責任というものがあるとすればそれは国民全員にかかわってくるのが自然というものなのにだ。
そういう理論さえも語ると石を投げてきた国民たちなのである。
だから・・・もうなにがなにやらでもしょうがないのである。
ともかく、壹岐正は昭和20年(1945年)に大日本帝国が消滅した時に33才だった。妻がいて二児の父である。
帝国陸軍のエリート軍人として作戦指導に携わった壹岐は敗戦のショックを抱えたまま、日本が降伏する一週間前に突如参戦したソ連軍と対峙する満州に展開中の関東軍に停戦命令を伝えるために帝国陸軍一〇〇式司令部偵察機III型(最高速度630km/h)に搭乗して大陸に渡るのである。
そこでは終戦後も血と女に飢えたソ連軍の暴虐な殺戮劇が繰り広げられ老若男女を問わず強姦され拷問され虐殺されるというこの世の地獄が続いていたのである。ソ連の侵攻から昭和21年春まで続く満州占領での日本人の死者はおよそ六万人とされる。その後も大陸からの引き上げは難航し、在留した日本人180万人のうち20万人以上が飢餓や酷寒などで死亡したとされる。もちろん・・・それはソ連という国家が戦後も日本人を人間として扱わなかったという証拠である。まあ・・・ソ連の場合は自国民も人間として扱わないことが多いので仕方ないとも言えるのである。
戦後処理のために満州に残った壹岐正は帝国軍捕虜およそ57万人とともにシベリアなどで抑留生活に入る。極東裁判という勝者が敗者を裁く茶番劇に参加するために一時帰国した壹岐正は赤軍スパイとなることを拒否したため・・・家族と再会も出来ぬまま・・・奴隷として11年の月日を凍土で過ごすのである。抑留中、奴隷となった捕虜は五万人以上が死亡した。
昭和31年(1956年)、壹岐正は解放され・・・故国に戻る。妻の佳子(和久井映見)は大阪府庁で働きながら二人の子供と強制労働と栄養失調で心身ともに疲弊した壹岐の回復を支える。
壹岐が社会復帰を決意した昭和33年(1958年)はおよそ現代より半世紀前である。壹岐は46才になっていた。娘の直子(多部未華子)はまだ女学生であるため十代後半である。17才として現在68才なのである。
68才になった多部未華子が想像しにくいように・・・半世紀前のあれやこれやはお茶の間にとって霧の向こうの出来事である。
よほど丁寧に描かないと・・・何も伝えることはできないのではないかと思う。
たとえば・・・現在50才の人間ならば・・・ラッキード社と聞けばロッキード社がすぐに連想されるし・・・田中角栄の顔も思い浮かぶし無性にピーナッツが食べたくなるわけである。しかし、40才ともなるとピーナッツは食べたくならないかもしれないし、30才ともなると田中角栄よりも田中真紀子の方が馴染み深いかもしれないし・・・20才ともなるとグラントとグラマンは連想不能だったりする。
まして・・・ロッキードF-104を見てああ・・・超音速ジェット戦闘機スターファイターはジェット機の中のジェット機だよな・・・性能はともかくスタイルがとは思ったりしないのである。
この当時、航空自衛隊のドンの一人は元帝国海軍大佐で特攻作戦の発案者の一人である源田実である。源田は第二代の自衛隊航空幕僚長の佐薙毅(元帝国海軍大佐)の後を受け昭和34年(1959年)第三代の航空幕僚長に就任する。そして次期戦闘機について結論を出すことになるのである。
実は次期戦闘機(F-X)は常に黒い霧を身に纏う。何よりも軍事機密であり・・・そして取引額が巨額だからである。
当時、調査対象となった戦闘機は他にF-100スーパーセイバー(ノースアメリカン社)、F-5フリーダムファイター(ノースロップ社)、F-102デルタダガー(ジェネラル・ダイナミクス社)、F-11タイガー(グラマン社)などがある。
敗戦に終った戦争の指導者として万単位の人命を損なった重圧を背負い・・・軍事から離れた場所で再出発を成すべく商社に籍を置いた壹岐正だったが・・・結局・・・彼の心を動かしたものは戦闘機の聖なる轟音だった。
次期戦闘機をめぐり防衛庁と商社そして売り手の米国航空会社が暗躍する軍事ビシネスの世界に今・・・目覚めた壹岐正が足を踏み出すのである。
昭和33年10月14日。東京タワーが竣工する。そして壹岐正は不毛地帯に立つ。そして王貞治は読売巨人軍に入団するのだった。
関連するキッドのブログ『華麗なる一族』
『霧の火』
土曜日に見る予定のテレビ『オトコマエ!2』『チャレンジド』『アグリー・ベティ2』(NHK総合)『志田未来の小公女セイラ』(TBSテレビ)『大後寿々花のサムライ・ハイスクール』(日本テレビ)『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』(フジテレビ)さあ・・・困るよね。
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
不毛地帯思いのほか視聴率行きませんでしたね。やっぱり歴史とか戦争とか事業の話は難しいですかね。私も昨日気付いたら途中で寝ちゃってちゃんと見れてないんですよね。
半年やるのでちょっと心配ですよね。
次回から持ち直すといいのですが。
今期はこれと仁が目玉作品だと思うので頑張ってもらいたいです。
投稿: 出雲 | 2009年10月16日 (金) 19時22分
キッドさま、こんばんは。
ご覧になったんですね。最近のドラマと来た日にゃあ
ドイツもコイツも駄作ばかりで(ため息)
>それなりに考えられた設定と言えるだろう・・・それがお茶の間に伝われば・・・。
>キッドの考える限り・・・もうまったく伝わっていない気配があります。
「面白いんかな~?」と思ってみたんですよね。
でも全然面白くなくて「???」状態でした。
完全に視聴者置いてけぼりドラマですよね?
「国際空港」というわりに
全くのスケール感が感じられないし。
>レズビアンの二人組が犯行前日に興奮で眠れないから痴態の限りをつくしたことも伝わりません。どうせ映像化できないのになぜそんな設定を・・・と唖然とするばかり・・・。
あれも全く意味が解りませんでしたね・・・?
単に「国営放送でも同性愛を承認しています」と言いたいだけなのか
ジェンダープロパガンダなのか・・・
全てが謎にして中途半端でしたね。
小木さんとか良い役者さんも、ステレオタイプの役どころで
ツライ限りでございました。
投稿: なおみ | 2009年10月16日 (金) 20時55分
こんにちは。
いきなりの東京ビッグサイト東館ロケで「近未来の空港だよーん」という描写で萎え萎えでした。
せめて国仲涼子がロンドン帰りの主人公ならその興味で萌え萌え連続視聴もありえたでしょうが……。
(アゴのラインがシャープに変わった?)
『不毛地帯』は録画をまだ観ていませんが、まずは宣伝不足だったと思います。新聞のテレビ欄をチェックしているドラマ好きの両親の目にとまらず、帰宅したらBSかCSかでやっていた古い時代劇観てたりして「今日は『不毛地帯』だろう、常識的に考えて!」とか思ったり。
投稿: 幻灯機 | 2009年10月16日 (金) 23時40分
そうですねえ。
「官僚たちの夏」が
ジリ貧だったので
ちょっとあおりを食らったかも。
ただ山崎豊子は
城山三郎とはまた別の味が
ありますから次回が
大きく落ちなければ
このあたりの固定で推移するかもしれません。
佐藤浩一より唐沢寿明の方がちょっぴり
若いですし・・・。
まあ、「華麗」ほど「不毛」が受けないのは
流れとしてあります。
1974年「華麗」4位(ただし配収4億2000万円)
1976年「不毛」9位(ただし配収5億4400万円)
まあ・・・とりあえず
できあがっている作品ですから
ツボをはずさなければ大丈夫だと考えます。
投稿: キッド | 2009年10月16日 (金) 23時46分
ふふふ・・・だまされてもだまされても
つい見てしまうのですな。
そこそこのアイドル二人。
二番手ヒロインとしては抜群の国仲。
なにはなくても草刈正雄。
警察関係の上司をやらせたら小木茂光
現場をまかせられる渡辺裕之
貴重な脇役・近藤芳正、池田鉄洋、柄本佑
辻ちゃんの旦那・杉浦太陽
とりあえず凛ちゃん・美山加恋
なんとなく川村ゆきえ
これだけの人材そろえて・・・
このカスカスの内容・・・
まさに脚本と演出の無能さが
際立つ作品と言えるでしょう。
もちろん・・・予算と相談しつつ
この企画を通したプロデュース力も
大問題ですが・・・。
レズビアンを出すなら
二人がどんな風に出会い
どれだけ愛し合っているか
なぜ犯罪者なのかを
じっくり描いてもらわないと・・・。
もう嘲笑の対象でしかございません。
こういう作品はまずプロットが大切。
まず隙の無い防御システムがあり
それを機略ですり抜ける攻撃側のアタックで
緊迫感が生じるもの。
こんなに穴だらけの警備システムで
停電になりましたじゃ・・・
むなしいばかりのつづくでございます。
投稿: キッド | 2009年10月17日 (土) 00時00分
ふふふ・・・なんていうか・・・
すべてにおいて力量不足なのですな。
中学生がシェイクスピアやってるような
かわいそうな感じが漂ってきます。
ふふふ・・・国仲涼子の成嶋いいですねぇ。
しかし・・・それを云ってはおしまいですからーっ。
アクションがどの程度吹き替えだったのか
それが気になりますな。
見事なヒップラインでございましたから。
最近のデジタルテレビは
番組表機能がついているわけですが
テレビ雑誌もデジタル対応が増えてきました。
朝日新聞は番組欄がデジタル対応で
読売はまだアナログ仕様。
TBSの前にテレ朝とかあると
見難くて仕方ありません。
ガンバレ読売新聞っとつい思います。
『不毛地帯』は
回想シーンのつなぎの意図が
CMが売れすぎて計算通りに
行かなかった演出ミスが大きいでしょう。
もうみにくいったらありゃしないでしたぞ。
まあ・・・大ベテランに
そういう神経がないのは
すごく仕方ないとはおもいますけれどーっ。
投稿: キッド | 2009年10月17日 (土) 00時52分
キッドさん、こんばんは♪
不毛地帯、ガッツリ見させていただきました〜
確かに、時代が前後するので、途中から見始めた旦那に説明するのが邪魔くさかったり。。。
ってか、人が見ている脇でゴチャゴチャ言う人間が多すぎなんで〜悲しき大家族。。。
人の名前とか、人間関係とか、すぐには覚えられないんでね〜この手のドラマはちょっとはじめがたいへん〜
視聴率、案外伸びませんでしたねーキムタクだったら20%越えてたかな?(っと、ふと妄想してみる)
でも、一筋縄にはいかない主人公を演じるのは、やっぱり唐沢寿明くんかなぁ〜
年齢的にもね〜
あっ、あと「マイガール」の件〜「アンタッチャブル」と交換しちゃうとねー不味いんですよ〜横ならびにアレがありますから〜先輩とか後輩とかねー色々ねー
なんか雑多になりましたので、この辺で失礼しますね
ではでは。。。
投稿: ゆきみき | 2009年10月17日 (土) 23時17分
「仁」は現代人が江戸時代にタイムスリップするのを
楽しむドラマなのですが・・・。
本来・・・過去の時代を描くドラマの楽しみ方に
その時代に行った気持ちになれる・・・
どっぷり「昔」に浸れるという側面があるわけです。
ああーっシベリアで抑留されてみたいーっと
思う人間は少ないかもしれませんが
そして本当にタイムスリップして
栄養失調になるのは勘弁なのですが
酷寒のロシアの大地で
絶望的状況におかれる気分を
味わってみたい・・・そういう気持ちには
かなりこたえてくれたかな・・・と思います。
まあ・・・日本で日本食にありついた時に
ああ・・・生きててよかった・・・みたいな
分りやすい描写をしてくれるともっとひたれるんですけどね。
ロシア兵士に凌辱される婦女子の姿を
描いてもらった方が
壹岐正の苦悩が痛切に分るだろうし。
まあ・・・しかし・・・お茶の間向けを
考えると演出はすごくがんばった感じはします。
編成的に台無しでしたけど。
木村拓哉だと年齢的に
まだちょっと若すぎるでしょうね。
なんとなく「CASSHERN」(2004年)の
ブライキング・ボスを思い出させる壹岐正でした。
最後の「オレはやる!」感がひしひしと。
ふふふ・・・「マイガ」「アンタ」チェンジに
ついてはあえて申しあげましたぞ。
知ったことじゃないが~って感じで
やらないと
どうせ右も左も帝国タレントばかりなんだし。
まあ・・・逆に相葉で「アンタ」でもいいわけだし。
仲間で「マイガ」は企画成立が根底から
難しい感じはありますけれどーっ。
父親がこっそり生んで育てることは
できませんものねーっ。
投稿: キッド | 2009年10月18日 (日) 00時29分