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2009年10月19日 (月)

謙信公の血を引くおやかた様の子でなくばーっ。(比嘉愛未)オレ・・・養子だけど・・・はっ母上が姉弟で(北村一輝)うわ言でございます(妻夫木聡)

まあ・・・越後守護代・長尾為景の血筋という意味では姉・仙桃院と同母弟の謙信と景勝の血縁は濃いですが・・・断じて史上は謙信の血は引いてませんから~。もしそうなら御館の乱そのものが発生しなかった可能性大ですもの~。

どんな名場面を描いても必ず地雷を踏む・・・さすがだ。さすがだな。

まあ・・・側室の子ではお家が傾くという・・・幻想は菊姫自身が側室油川夫人の娘であるので特殊なこだわりがあったかもしれません・・・。まあ・・・菊姫に子があれば武田・上杉両家の血を引く貴種として名家好きの秀吉や家康に珍重されたことは間違いなかったとも言えます。

それに信濃や越後をすでに失った武田や上杉の家名にはもはやそれほどの脅威はありませんしね。

で、『天地人・第42回』(NHK総合091018PM8~)原作・火坂雅志、脚本・小松江里子、演出・一木正恵を見た。例によってシナリオに沿ったレビューはikasama4様を推奨します。今回はツッコミつつあらすじ五行ですな。スタッフの苦しいネタ作りに同情気配でございます。まあ・・・家康は江戸にいて、景勝は米沢にいて、菊姫は伏見にいるという設定で創作しているわけですが・・・家康の将軍宣下の儀式は伏見城で行われるわけで・・・この時期・・・家康も景勝も伏見にいたわけです。まあ・・・家康がインチキで領土配分を行ったみたいな無理矢理なナレーションにも眩暈を感じるわけですが。実力がなければだれが領地配分を認めるというのでしょうかーっ。実質、室町幕府は崩壊していても最後の室町将軍・足利義秋は慶長2年(1597年)まで生きていたわけで慶長8年(1603年)に家康が征夷大将軍に宣下されるのも「そろそろ将軍がいた方がいい」と誰かが考えたからという考え方もございます。ふふふ・・・とにかく直江家の悲願は上杉家の子種を授かることですからな・・・家督を継ぐものなければお家取り潰しの管理社会の到来に対して・・・景勝が後継者を得るために手段を選ばなかったとしたら・・・お船もお手つきになったかもしれないわけです。まあ・・・景勝・兼続は兄弟のような主従ですから・・・別の意味でも兄弟になったことは充分考えられますな。ちなみにお船はすでに慶長3年に兼続が米沢城主となったときに米沢入りしているのですな。この時に京から養女おまんを伴っていたという説がございます。おまんが四辻公遠の娘であればこの時11才。その後直江家の養女として景勝の側室にあげたとすれば辻褄は合うのです。おまんは17才で懐妊。定勝出産後18才で産後の肥立ちが悪く逝去するのです。さて大坂の陣まで戦不足にお嘆きの方は毛利勝永の秘密をお楽しみください。

Tenchijin160301 慶長8年(1603年)、関ヶ原の戦い・前哨戦で焼失した伏見城は徳川家康の指示によって再建され、その後の西軍追討作戦で壊滅した城下町も急速に回復した。軒猿陣の活躍により焼け残っていた上杉屋敷では梅の花が見ごろになっていた。甲斐御料人こと菊姫は病の床についている。父・武田信玄譲りの労咳であった。異母弟である武田信清が看護の采配をしているが病状は思わしくなかった。信清の母は根津夫人であり、信清には根津の忍びにつなぎがある。窮乏する上杉家は正室の医薬にも事欠くありさまだったので信清は根津の忍びに薬草を求めさせていた。この他にお船の姉・お悠の配下である軒猿衆、お船の前夫・信綱の子で高野山聖である龍光院清融の配下の寺医などが看病にあたっている。菊姫は微熱に犯され度々喀血していた。

菊姫は武田忍びを統括するくのいちである。忍びは本来・・・誰が主であるかは秘するものであるため・・・その実体を把握するのは主本人であっても困難である。しかし・・・菊姫が武田忍びの首領である以上・・・真田昌幸でさえ・・・その中忍にすぎない。菊姫は伏見の上杉屋敷で病床にありながら・・・世の動きを驚くほど精密に把握している。

その部屋に与六こと豊臣兼続が入ってきた。兼続が病気見舞いの言葉を述べ終わるのを待って菊姫は忍び声を発する。

「与六よ・・・まもなく・・・家康様に将軍宣下が下るであろう・・・そこで豊臣兼続の名乗りは不都合じゃ・・・改名せねばならんな・・・」

「・・・は・・・」

「直江兼続に戻したのでは外聞が悪い。諱もあらためるのじゃ。まずは樋口兼光以来の・・・先祖伝来の兼を光にするがよかろう・・・そして母・お蘭殿の父・尾崎重蔵より重をいただくがよい。直江重光とするのじゃ・・・よいな・・・信濃の名にこだわるのは・・・妾なき後・・・武田忍びの名跡を汝に継がせるためよ・・・」

「・・・菊姫様・・・」

「もっとも・・・武田しのびは絶えたも同然じゃがの・・・しかし・・・透破、乱破、突破の父・信玄の教え・・・伝えぬわけにはいかぬからの・・・妾亡き後・・・弟の信清がことを頼むぞえ・・・」

「・・・・・・御意にて候」

「・・・実力でいえば初音殿が相応しいが・・・あの方は別格じゃからの・・・もはや孤忍として生きて参るであろう・・・真田の忍びであり・・・抜け忍であり・・・渡りであることができるお方じゃ・・・九度山の昌幸ごときには手にあまるじゃろうからの・・・」

「昌幸殿はこのたびの家康上洛の折に忍び戦を仕掛ける様子ですぞ」

「ふ・・・真田の十人衆がどれほど・・・てだれ・・・であろうとも勝ち目などあるまいに・・・」

「さようでございましょうか」

「真田忍軍とて・・・半数は真田信之についておるのじゃ・・・家康様の忍び使いはなみなみならぬもの・・・信玄公・・・謙信公・・・信長公・・・秀吉公・・・すべてを越えておるかのようじゃ・・・そして・・・おそらく・・・初音殿はこの戦には参加すまい・・・」

「・・・」

「あの方が仕掛けるときは・・・おそらくお一人でなさるだろう」

「御意」

「さて・・・後は・・・上杉家の跡目の問題じゃ・・・四辻の姫君はどうかのう・・・」

「おてつきになりましたが・・・残念ながらご懐妊の気配はございません・・・」

「まったく・・・殿の精は薄いからのう・・・できることなら淀の方にお願いしたいくらいだわ」

「・・・」

「そうじゃ・・・与六の倅が嫁にも見当をつけておいたぞ・・・その昔、家康様が竹千代君と呼ばれていたころ、その身をかどわかして織田に売った戸田の一族じゃ・・・下総の松平康長の遠縁での・・・竹千代誘拐犯の戸田康光の従兄弟の氏輝の血筋じゃ・・・今は膳所城にある戸田一西の惣領・戸田氏鉄の娘じゃ・・・今七つの祝いを終えたそうじゃ・・・まあ・・・そのうち本多あたりが申してよこすじゃろう」

「・・・き、菊姫様・・・」

病床にあって悟りを開いたかのような菊姫の言葉に与六は涙を禁じえなかった。

「ふふふ・・・妾は人の話を聞く姫じゃ・・・与六・・・お前は涙もろいの・・・」

その頃、九度山を出立した真田十人衆は京都郊外で鷹狩りを楽しむ家康の元へ殺到した。

真田佐助、根津陣六、亀田太郎、亀田次郎、望月兵庫、海野一兵衛、筒井三蔵、伊賀才蔵、上和泉重三、穴山大介の十人の忍びは警護にあたる柳生衆によって家康の顔を見ることもかなわず殲滅された・・・。ただし・・・才蔵だけは落ち延びたという。

影の世に言う真田十勇士一の陣である。

吉野の桜が咲き誇る頃・・・征夷大将軍・徳川家康は己が妻を殺し、己が息子を殺した果ての栄光の座にたどり着いた。

関連するキッドのブログ『第41話のレビュー

火曜日に見る予定のテレビ『オトメン(乙男)・秋』『リアル・クローズ』(フジテレビ)『ケータイ刑事銭形命』(TBSテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

京極高次と清融の合成、お見事でございます。
誰と誰との合成か、意外にわかるもんですね。

それにしてもここまで
矛盾が生じているとはねぇ。


まぁ豊臣のやり方を気に入らないと考える
公家衆を家康が味方につけたのかもしれませんが

そんな事もお構いなし

で、定勝誕生とその母の経緯に関しては御茶を濁して

そうして上杉家のホームドラマは続いていく訳ですね。
┐(´ー`)┌


こんなドラマになってしまってる影響で
最近、この大河ドラマから9時のTBSに
流れてる視聴者が増えてきてるようですね。


来年の龍馬はプレッシャーですねぇ ̄▽ ̄

投稿: ikasama4 | 2009年10月20日 (火) 00時20分

pencil✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥pencil

毎度、事後承諾ですみませぬ。
作品を勝手に加工している時も
やばいのじゃないか・・・と
思うのですが
お着替えをしているあたりから
もはや加工中毒なのですな。
トリミングだけでなく・・・どうしても
カツラをかぶせたくなるのでごさいますーっ。
まあ・・・ものすごい無償労働の趣味的行為なので
どうかお目こぼしくださりますように。

まあ・・・京極高次は
大沢たかおで見てみたい気分になりました。
こうしてみると膳所には戸田一族が配置されているし
大和の片桐旦元はスパイですし
家康の実力がマップ上に反映してくるのです。

それを単なる敵役と処理している大河ドラマって
ある意味凄いのですが
どう考えても破綻しているのでございます。
もはや歴史に対するバカにつけるクスリも
こわいものもないみたい・・・。

まさにお手上げです。
もうキライな授業の終了チャイムを待つ
学生の気分です。

それでもここまでくると
やめられませんしーっ。

ある意味、風林火山の続きみたいな時代なので
一からあのスタッフで作りなおしてもらいたいと
夢見る今日この頃。

それに対して仁は
奇想天外なファンタジーにも
かかわらず・・・
きっちり時代を見せてくれるのですよねぇ。

場所の設定もちょっとリアルだし・・・。
本当に幕末に行った気分になれる。

そして坂本聖陽の見事な役作り・・・。
もうまるでドラマを見てるみたいです。
ドラマですけれどーっ。

来年かー・・・来年のことは
鬼が笑いますが
福山雅治って龍馬と
ある意味対角線で結ばれている感じ。
新鮮な感じになるのか・・・
なんじゃこりゃなのか・・・。

しかし岩崎弥太郎はまさに忍者なので
ストライクといえばストライクなんですけどーっ。

寺島しのぶの乙女もどうかと思うしな・・・。

奥貫薫の冨は逆にはまりすぎで・・・。

広末の加尾
真木よう子のお龍
貫地谷のさな子
も悪くはないですが・・・
逆にありきたりで
まあ・・・主役とのバランスを考えると
こうなるのか・・・という感じ。

武田鉄矢の勝海舟は絶対に違うと思うし・・・。

佐藤健の岡田以蔵は微妙です。

まあ・・・今年の大河以上に
ひどくはならないとは思いますけれど(; ̄∀ ̄)ゞ

投稿: キッド | 2009年10月20日 (火) 03時59分

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