義と愛のあげくの天地人(妻夫木聡)関ヶ原その後で(深田恭子)
景勝「また負け戦じゃったの・・・」
兼続「いかがなされますか?」
景勝「豊臣に膝を屈した我らじゃ、徳川に下るなど造作もないこと」
兼続「御意」
・・・・・・・・・・・・。
景勝「ごめんね、ごめんね」
家康「やはり、2回言うのがトレンドか」
・・・・・・・・・・・・。
秀頼「上杉を残せ」
家康「御意、御意」
淀の方「からくりTV超特大号を見たのね」
で、『天地人・第40回』(NHK総合091004PM8~)原作・火坂雅志、脚本・小松江里子、演出・野田雄介を見た。例によってシナリオに沿ったレビューはikasama4様を推奨します。今回もあらすじはあっさり系五行。もう萎えまくっておいででございます。しかし・・・ここまでくるとこのスタッフに天罰があたらないのが不可解になってきますな。まあ・・・神も仏もないのですな。家康に「戦を始めたのは御主たちではないか」と言われて「ギギギ・・・」ときしむ上杉主従。ひたすら謝罪して土下座外交しまくった歴史はどうなるのか・・・そんなものを闇に葬って上杉の夜明けは来るのか・・・あ・・・来ないのか・・・。兼続が養子にこだわるのは養子劣等感ともいうべき心のこだわりがあったのかもしれません。逆に養子慣れしているお船は婿取りにそれほど抵抗なかったりして。まあ・・・どう考えても上杉側からのアプローチではなくて徳川の政略を受け入れたに違いないわけですが。ああ・・・あと2ヶ月もこの地獄の責め苦が続くのか・・・と思うとうんざりなのでございますよね~。そういう方はつかの間の覇者・最上義光の秘密でお楽しみください。
(今回はある意味過激な描写が後半にあります。生理的な不快感を持ちたくない方には読み進めることを推奨いたしません)慶長六年(1601年)は新体制の発布に費やされた。家康がことさら慎重に行ったのは毛利輝元120万石の処遇である。毛利秀元・毛利秀包・吉川広家などの一族をあわせると安芸・周防・長門・備後・石見・出雲・豊前・筑前におよぶ巨大な毛利王国となる。これを家康は密約を反故にして周防・長門35万石に押し込めた。没収した領地には福島正則や細川忠興など豊臣系大名を配置していく。福島正則は尾張・清洲・20万石から安芸・広島50万石の太守となり、細川忠興は丹後・宮津20万石から豊前・小倉50万石の出世である。東軍に加担した大名たちは莫大な実利を得た。一方、毛利が処分を受け入れたのを見定めて、上杉の処分が決まる。景勝の会津120万石は没収。兼続の米沢30万石も没収である。ただし、上杉には替地として米沢が与えられる。つまり、景勝・兼続主従の150万石の領地は30万石に減少したのである。家康の忍びは上杉がこの仕置きを受け入れると観測したのである。会津120万石のうち60万石を得たのは元の領主である蒲生秀行であった。家康は山形25万石の最上義光に大きく加増を認め出羽60万石とした。岩手山の伊達政宗もまた60万石であり、最上と伊達を奥羽の要とする意図が見える。また上杉の転封を監視するために最上義光に奥羽で3万人の常備兵を許し、不測の事態に備えさせた。上杉はこれで転封に応ずる以外の道を絶たれた。これに対して徹底抗戦の構えを見せつつ恭順の意を示した島津義弘は薩摩50万石の安堵を勝ち取った。そのためには匿っていた宇喜田秀家を差し出す駆け引きの冴えを見せる。そうした諸々の処分が終ると200万石あった豊臣秀頼の直轄地は30万石ほどになっていた。まさに家康の政治的魔術である。
源頼朝のファンである家康は関東の武家政権樹立を目指し着々と手を打っていった。鎌倉に代わる地として江戸を選び・・・江戸城の改築を開始する。豊臣恩顧の大名たちは家康の主城建設のために駆り出される。
家康は大阪城を拠点に大津城や伏見城など戦火に焼けた京の都の復興にも着手する。関東で近畿で・・・経済活動は活発となった。
上杉景勝は家康の前で土下座をして謝罪し・・・転封を喜んで受け入れた。
お家存続のお礼に付き添った直江兼続は賑わう大坂の城下町に出た。
すでに関ヶ原の合戦から一年が過ぎている。しかし・・・戦国の夢が醒めぬ侍たちは禄を食むものも浪人も活気を示している。そんなものたちで盛る楼閣が大坂の町の一角に立ち並んでいる。
そのうちの耀貴楼は新築の巨大な館だった。黄昏が迫っている。
建物に入る前から酒と男と女の匂いが漂ってくる。背に刀を背負った浪人の装束を纏った兼続は応対に出た小娘に名乗った。
「主に樋口の与六が約定通りに来たと伝えてくれ」
小娘は心得た表情を示すと店の奥へと案内する。迷路のような廊下を進み一室に入るとそこに与六の忍びの師匠が女郎の姿で待っていた。初音である。与六は驚きが顔に出そうになるのをこらえる。
(オレが40を越えたのだから・・・初音様もとうに40を越えたはず・・・)
与六は疑いを抱かずにはいられなかった。初音はどう見ても20才そこそこの乙女に見えるのだった。
(さすがは・・・お師匠様・・・化けものだわ)
「ふふふ・・・与六・・・久しいの。まあ・・・腰をおろせ・・・酒など進ぜよう」
与六は疑心を隠しながら座に落ち着く。さきほどの小娘が現れて膳を整える。
与六が酒を杯であおぐのを待っていたように初音は声をかける。
「此度は負けいくさ・・・残念じゃったの・・・」
初音は優しさのにじむ声色で与六をねぎらった。
「真田の殿はさすがでございましたな・・・」
与六は初音が真田昌幸の娘だと知っている。
「ふふふ・・・しかし・・・所詮は負け戦よ・・・。なにしろ・・・内府(家康)の忍び使いは尋常の域ではない・・・父上のおよぶところではないわ。それは与六も承知のはず・・・」
真田家が東軍西軍の二手に分かれねばならぬほど・・・徳川の隠密は真田忍びにも入り込んでいた・・・と初音は言う。それは上杉の軒猿衆も同様だった。すでに戦う前に勝負はついていたも同然で・・・それでも戦わざるを得ない流れに乗せられてしまったのである。
与六は苦い思いを蘇らせる。
「さて・・・与六の願いを入れ・・・忍び送り(秘儀教授)をいたすのだが・・・うかみの習いと違い・・・これはただ覚悟を示すもの・・・かたなのしるしを受け取るか?」
「畏まって候」
与六は戦忍びとして・・・初音から秘儀伝授を受けるためにつなぎをつけたのだった。
「陽も落ちて・・・頃合もいいようじゃ・・・参る」
気がつくと初音は忍びの黒装束となっている。
すでに屋外は夕闇に包まれていた。耀貴楼の屋根に出た二人の忍びは大坂の町を走り出す。
「与六よ・・・大坂の町・・・京の町・・・江戸の町・・・いずれの町で今はやるものが何かしっているか・・・」
「さて・・・」
「辻斬りよ・・・若侍たちは度胸をつけるために試し切りをするものと相場が決まっているからの」
「・・・」
「与六よ・・・御主が戦に弱いわけを知っておるか」
「・・・」
「後生大事(死後の世界の極楽往生を願うこと)の心が抜けておらぬからじゃ・・・」
「・・・」
「御主は腕がよく頭が良すぎるゆえに修羅場を回避いたす・・・そのために忍びとして一番大切なものが抜け落ちておるのだわ」
「それは・・・」
与六は初音の問いかけに戸惑いを感じる。
二人の忍びは城下を過ぎ田畑の広がる地に入っていた。
初音が足を止めたのは古い百姓家だった。
「ここには後家が一人、乳飲み子を抱えて暮らしておるのだわ。夫は関ヶ原で西軍の足軽として命を落としたそうじゃ」
与六は初音の言葉の意味を図りかねる。
「では伝えるぞ。かたなの教えは二つだ。まずは妾(わらわ)を殺すのじゃ。殺さねば妾はこの家の後家を殺す」
言い終わると初音は家の戸を蹴倒した。囲炉裏の炎だけを灯とする小屋内の囲炉裏端で鍋を使っていた女が振り返る。
側には赤子が粗末な衣をつけて寝息を立てている。
次の瞬間、女の首は胴体を離れ血が囲炉裏の火に照らされ噴出するのが与六の目に入る。
「受けたか」と初音が問う。
「受けて候」と与六が応じる。与六の中で次の流れが読み取れ、心が波打ち騒ぐ。
「さすれば二つ目の教えじゃ。汝がその赤子を殺すのじゃ。殺さねば妾が汝を殺す」
与六の心が刹那のとまどいを見せれば与六の生は終っていたはずである。
しかし・・・与六の忍び刀は赤子の首を一瞬で切り落としていた。赤子の首がころころと転がる音がする。
生理的な痙攣をする二つの死体を残し与六と初音は夜の闇に消えていた。
「しかと授けたり」と初音の声が闇に響く。
「かたじけなく候」と与六の応答がある。
与六の心で何かが死に・・・新たに一人の忍びが生まれ出ていた。その名を鬼と呼ぶものがいる。しかし・・・それはただ忍びの別の名に過ぎない。二つの命を屠った二匹の鬼はそれぞれの修羅の道を駈けていく。
残されたのはただ秋の風。
関連するキッドのブログ『第39話のレビュー』
火曜日に見る予定のテレビ『谷村美月の誰かが嘘をついている』(フジテレビ)『ケータイ刑事銭形泪・最終回』(TBSテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
キッドさんこんばちわです。
お久し振りです。
キッドさんは毎日忙しい日々をお過ごしのようですね。
キッドさんにちょっと質問していいですか
実写版宇宙戦艦ヤマトのキャストについてです。
主役古代進役に木村拓哉氏
ってどういう事でしょうか!!
しかも、森ゆき役に黒木メイサ嬢(´Д`)
古代進との年齢差は?
そんなの関係ねえッ!?
って事ですか!!
古代進の親友の島大介役は柳葉敏郎氏ですよ!!
どうなっちゃうのヤマト!!何処に行くのヤマト!!
地球を救えるのかヤマト!!
ごめんなさい。
ドラマとは関係ない事で熱くなってしまいました。
乱心をお許し下さいませ。
投稿: たみ〜 | 2009年10月 5日 (月) 20時44分
☇☈☇衝撃P☇☈☇たみ〜。様いらっしゃいませ☇☈☇衝撃P☇☈☇
まあ、「宇宙戦艦ヤマト」といえば
大河アニメなのでギリギリセーフですかね。
さて、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」での
木村拓哉の古代進。
キッドは素晴らしいと思いますね。
他にこの役をできる俳優は
日本にはいないと考えます。
基本的に宇宙戦艦ヤマトの
古代進は男子たるものかくあるべきのタイプで
男の子なら誰でも自分が古代進だと
思うものです。
それが木村拓哉なら文句のつけようがありません。
アニメの実写化というか
原作のあるものの他メディア展開には
アレンジがつきもの。
「宇宙の戦士」→「機動戦士ガンダム」なんて
原作なんてないようという感じですし。
誰も原作って言ってないだろう。
古代進は
2181年生まれ。
2193年12才両親死亡
2199年18才兄死亡。ヤマト発進。
という初期設定ですが
別に30代であっても問題ない。
あの巨大戦艦の戦闘指揮官ですから
むしろ自然。
森雪も初期設定18才ですが
シリーズ途中から永遠の18才化としています。
ヒロインにはよくあることです。
キッドは個人的には
沢尻エリカの森雪が見たかったのですが
黒木メイサはどちらかといえばメーテル。
しかし・・・男まさりの女性士官ですから
黒木メイサが演じるのは面白い。
当然、「古代くんが死んじゃう」は
「古代さんが死んじゃう」に日本語的には
変更になるでしょうが・・・些細といえば些細ですね。
だから古代進(木村拓哉)
森雪(黒木メイサ)
のカップルには何の問題もないです。
まあ・・・カップルになるのかどうかは別として。
それよりキッドは
軍事の絶対必要性を説いたこのドラマのテイストが
妙な平和主義に置換されることのないように
願っています。
ヤマトの基本は
「武士道とは死ぬことと見つけたり」
でございますからね。
キッドの知る限り
島大介役は緒形直人です。
柳葉敏郎は真田志郎役。
どちらもナイス・キャスティングです。
佐渡先生が高嶋礼子なのはご愛嬌の範囲。
男女雇用機会均等法以前の原作ですからね。
男尊女卑も重要なファクターですが
それをあえて押す必要もないと考えます。
キッドが気になるのは
デスラーやスターシャを
誰がやるのか・・・ということです。
サーシャが黒木メイサならサーシャは外人?
そうなるとデスラーも・・・。
なんか・・・稲川素子事務所的キャスティング
だったらいやだな。
スターシャ(ナタリー・ポートマン)
デスラー(ユアン・マクレガー)
だといいなぁ。
スター・ウォーズかっ。
投稿: キッド | 2009年10月 6日 (火) 00時40分
実写版ヤマトは海外進出を視野に入れてるとか
場合によってはこの大河ドラマ同様
内容的に大コケする匂いがプンプンしてくる今日この頃
デスラーはやっぱ伊武雅刀さんでしょうかね ̄∇ ̄
米沢藩をWikiで調べるとよく分かるのですが
家老の大半を占めているのはかつては外様だった
揚北衆と信濃衆の面々達。
それもこれも譜代の方々が権力闘争で潰し合いした挙句
関ヶ原の敗戦処理で失墜していった結果だと思うのですが
そーゆー部分は全く描かれないキレイキレイな大河ドラマ。
ネタはいっぱいあるのに
どうしても宗教方向に走りたいみたいです。
ちなみにTBSでやっていた映画作品を見て
来年の大河で妻夫木さんに徳川慶喜をやってもらっては
と思う今日この頃です ̄∇ ̄ゞ
投稿: ikasama4 | 2009年10月 6日 (火) 13時02分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
ヤマトは人間ドラマ重視という方向があるそうですが
ヤマトにとっては軍事こそが人間ドラマですからな。
軍事=非人間という
知性のかけらもない方向には
間違っても行って貰いたくないのでございます。
ヤマトは軍事の絶対必要性を
高らかに歌い上げたからこそ
名作なのでございますから。
ふふふ・・・ヤマトの諸君・・・
といえば30年くらい前の
パチンコ屋を思い出します。
有線でスネークマン・ショーの
伊武雅之のセルフ・パロディーが
ガンガンにかかってましたので・・・。
米沢藩の貧乏ぶりについては
海坂藩(庄内藩の藤沢妄想モデル)と
匹敵することが想像されるわけですが
まあ・・・すべては
ご先祖様の祟りですな。
それにしても
徳川家康は鎖国という
国家による海外貿易の独占という
一大事業を成し遂げた偉人。
つまり聖徳太子と同様に
日本という国家における
重要なターニング・ポイントを
創作したわけです。
そんな人を貶めるにも
ほどがあるだろうなぁ・・・
と思いますね。
スタッフ一同を実質的処理したいくらいです。
まあ・・・イケメン兼続や
イケメン三成に
萌え~の人々は放置するとしても。
それにしてもこれで
はじめて歴史を知ったこどもたちが
実像を知って
ガッカリしたり
歴史に興味を失ったり
間違った歴史認識に固執したり
したらかわいそう・・・
と思うのでございます。
妻夫木の慶喜最高でございましたな。
投稿: キッド | 2009年10月 6日 (火) 20時51分
キッドさん、こんばんは。
大河ドラマですが、私は普通の歴史認識しか持っていませんが、???ですねえ。妻夫木くんが直江兼次を演ると聞いてすごく楽しみにしていたのですが・・・
最初の頃は、え~阿部ちゃんが謙信~、信長ちゃんを吉川くんってなにそれ~、だったのですが、今から思うとあの頃の方が面白かったです。
今では、まさみちゃんと深キョンだけが楽しみなんだけど、2人とも出番が少ないのよね。トホホ。
私は信長ちゃんと信忠さんが好きなので、「織田信長」をやってもらって、家臣団とかしっかり描いてもらって、最後の2,3か月は信忠さんが出ずっぱりというのが理想ですね。それでPちゃんに信忠さんを演ってもらえると最高です。あーうっとり。
で、ヤマトなんですが、私もキャストを聞いて「えー」と思ったくちです。18歳くらいのイメージがありますからね。それとぎりぎりの状況での戦士というとぱっと思い浮かぶのが幕末の志士達なのですが、彼らも若いですからね。あ、でも第2次大戦のイメージだと30代くらいでしょうか。クーデターを起こして政権交代を図ろうとしているわけではないので、こっちのほうが合っているのかもしれないですね。考えると、ヤマトの乗組員は政府軍のエリートのはずなので、やっぱりこれくらいでいいのかしら。
キャラ的には合っていると思います。問題はスターシャですよね。のだめのターニャ=ベッキーみたいな、おお!というキャスティングを期待します。難しいでしょうが。
しかし、ちゃんと外宇宙の感じがでるのか心配です。スターウォーズを見慣れていますから、比較しちゃうだろうしねえ。NBAと日本プロバスケみたいな・・・いや、こんなことを言ってはいけませんね。日本には日本の良さがあるわ!頑張ってください。
投稿: youko | 2009年10月 7日 (水) 20時40分
♢♦~山~♦♢youko様、いらっしゃいませ♢♦~P~♦♢♦♢
まあ・・・戦国時代を美化しているキッドが
直江兼続の美化になんか言うのもあれなんですが
ものには限度があると思うのですよねぇ。
今回の大河は兼続・三成を
美化しすぎて
どす黒い感じになってます。
まあ、戦国時代というものは
応仁の乱(1467~1477)から始まる
日本統一戦争で
その着地点がどこかは諸説がございます。
室町幕府の滅びた元亀4年(1573年)
信長が信忠に家督を譲った天正3年(1575年)
信長が安土を首都として天正4年(1576年)
安土城の完成した天正7年(1579年)
このあたりが最初の戦国終了ポイント。
そういう意味では天地人は
安土桃山江戸時代ものであって
戦国絵巻ではないという考え方もあるわけです。
もちろん関ヶ原の戦い(1600年)や
江戸幕府開き(1603年)
大坂の夏の陣(1615年)
島原の乱の鎮圧(1638年)
までが戦国時代だーっと言い張ることもできます。
まあ・・・そういう意味では
戦国時代の地味なところを
やっているということなのですねぇ。
キッドは戦国時代のクライマックスは
小牧・長久手の戦い(1584年)だと考えています。
ここで信長の
二人の子分・秀吉と家康が
握手して・・・戦国時代は終った・・・
と考えるからです。
信長・信忠父子が滅んで2年後のことでした。
だから信長の二つ年下の池田恒興を主人公に
信長を描くのがひとつのベストだと思っています。
ふふふ、山Pの信忠・・・信忠・享年26ですから
今が食べごろですな。
ヤマトはなにしろ実写ですからね。
人間はアニメじゃないという原則との戦いがあります。
あれほどのだめそのものの上野樹里が
未だに許せない人がいるだろうし
松ケンはカムイじゃないだろうとか
深キョンはドロンジョじゃないとか
デビルマンは・・・ごにょごにょとかね。
009だとかアムロだとか
人間が演じたら誰かが怒り出す
キャラはまだまだいます。
ま・・・そういう意味で
古代進を木村拓哉というのは
まったく問題ないとキッドは考えるのですな。
もちろんキャラ設定の変更はある程度必要です。
一方、最大の難関は
やはり、デスラーとスターシャ。
日本人キャストじゃ無理なんだよな。
のだめじゃないんだから。
ま・・・宇宙人だから・・・
思い切ってCGでもいいんじゃないかと思ったりして。
まあ・・・とにかく・・・
爆煙が風にたなびくかどうかが楽しみですね。
アニメ版は宇宙で
びゅうびゅう風が吹いていたからぁぁぁぁぁ。
帝国海軍万歳!
ヤマト特攻!
運命背負い旅立て宇宙戦艦!
憲法九条早期破棄!
おいっ。
投稿: キッド | 2009年10月 8日 (木) 00時35分