ボロは着てても心はプリンセスなの・・・てへっ(志田未来)侍高校騎馬武者の巻でござる(三浦春馬)
まあ・・・小公女スタッフは全員蒼ざめるスタートだったわけだが・・・原作者のせいにしちゃえばいいんじゃない。
一方、意外な好スタートをきった侍高校。みんなでマイム・マイム(お水・お水)を踊ったのか?
で、『小公女セイラ・第2回』(TBSテレビ091024PM0756~)原作・フランシス・E・H・バーネット、脚本・岡田惠和、演出・吉田秋生を見た。貧乏令嬢となったセイラ(志田)はビッグ・リボン真里亜(小島藤子)に水びたしの刑を受けて辱められる。親友のまさみ(岡本杏理)は気が弱いので救いの手をさしのべることができない。お嬢様育ちの悲しさでセイラはたちまち風邪をひいてしまう。
そんなセイラをお姫様抱っこするカイト(林遣都)だった。
夜中にこっそりとセイラを訪ねたまさみはおいしいパンとお菓子をセイラにプレゼント。ちょっと臭いセイラとともにペットのネズミにネミーとズミーと命名する。
そのころ、紫のバラのフランス語教師・亜蘭(田辺誠一)は理事長(樋口可南子)に「フランス語の上手な生徒がいたらフランス人が500万円くれる」という耳よりな話を持ち込んでくる。
理事長「セイラをピンチヒッターに起用します」
理事長の妹(斉藤由貴)「クッキーは五枚まで」
その頃セイラは「私が自分をかわいそうと思ったら同じ境遇のカイトに失礼だからもう思わないことにする」と決意する。
理事長「一日だけ生徒に戻るのよ」
セイラ「使用人には過ぎた申し出なのでお断りします」
理事長「奴隷がつべこべ文句を言うなーっ」
フランスから来た偉い人の前でスピーチをする。セイラ。
セイラ「Bonjour・・・(以下・日本語訳)・・・私の一番好きなフランス人はマリー・アントワネット。彼女のことを悪く言う人は多いけれど、彼女は首ちょんぱの時もプリンセス魂を失わなかったプリンセスの鏡だからです」
フランス人は少女趣味だったのでセイラを絶賛するのだった。
代打を出された真里亜は唇をかみしめるが、ポッキーかをり(忽那汐里)は無表情。
しかし・・・理事長は憎いライバルだったセーラの母(黒川智花)も同じようなことを言っていたのを思い出し母が憎けりゃ娘も憎いと憎悪の炎をかきたてる。
そして、セイラに「マリー・アントワネットなんて目標にしたら人生おわり」と忠告する。
セイラ「理事長は私が嫌いなんですか?」
理事長「嫌いよ、嫌い、大嫌い」
セイラ「愚民たちはマリーをののしって断頭台に送り込みましたが、マリーは最後まで愚民たちを愛していたので首チョンパになってもにっこり微笑んでいたのです。だから・・・私は理事長が大好きです・・・それが私のプリンセス道ですから」
理事長「・・・なんじゃ、そりゃ」
私の胸の片隅に咲いてる赤い花
その花が強く生きてとささやくのです
関連するキッドのブログ『先週の土曜日のレビュー』
で、『サムライ・ハイスクール・第2回』(日本テレビ091024PM0950~)脚本・井上由美子、演出・猪股隆一を見た。怪しい古文書の呪いでご先祖様の侍に憑依された望月小太郎(三浦)は絶対絶命になるとサムライモードに変化し、現代人の想像を陵駕する超人的な体力を発動する。しかし、心もご先祖様に支配されてしまうので、小太郎はその力をコントロールすることはできないのだった。
サムライモードになった小太郎はそのまま、家族に対面。
「これにて御免」などという兄に妹の優奈(大後寿々花)は「バカがもっとバカになった・・・」と呆れるのだった。大後本日の出番終了です。・・・短いわっ。
サムライモードのままの小太郎は学校に登校。体育祭の騎馬戦にクラス代表としてエントリーしてしまう。
そして幼馴染でクラスメートの永沢(杏)を体育館のマットの上で手篭めにしようとするが・・・そういう状況になるとシステムダウンするお茶の間向きのシステムになっています。
ダメ男モードになった小太郎は騎馬戦に対して消極的な姿勢だったが剛(城田優)を馬として乗りこなすうちに騎馬戦を心から愛するようになる。
しかし、全国レベルの秀才・黒田(若葉竜也)にテレビ取材が入ることになり、奸賊校長(室井滋)と奸賊教頭は「黒田くんに見せ場をつくるために騎馬戦での八百長」を画策し、全選手にわざと負けることを指示するのだった。
不満を感じつつ、小太郎に「八百長」を命ずる担任のサヤカ先生。
しかし・・・すっかり騎馬戦が好きになってしまった小太郎は「不正を見逃すのが大人だというのならそんな大人にはならない」と宣言。
全力で騎馬戦に挑み、黒田チームを追い込む。
そこで奸賊ペアは前半戦終了後、黒田の馬を強化するとともに総がかりで小太郎の騎馬を粉砕する作戦に出る。たちまちリンチされる小太郎。しかし・・・その衝撃がサムライ・モードを発動させる。そして小太郎は校舎裏に騎馬たちを誘い込み、一気呵成にハチマキの全取りを達成する。
校長「めんぼく丸つぶれ~」(卒倒)
教頭「ただ今の試合・・・小太郎チームはコースアウトで失格です。それでは名物の全校生徒によるフォーク・ダンスでお楽しみください」
突然始まるユダヤ人の踊り「マイム・マイム(神様、お水をありがとう)」に包囲される小太郎。
小太郎「むむ・・・面妖な南蛮渡来の妖術か・・・これはしたり・・・おのおの方であえであえ」
生徒たち「マイムマイムマイム」
小太郎「であえであえ」
生徒たち「マイムマイムマイム」
小太郎「であえであえ」
テレビの前でキッドは大爆笑でござる。
月曜日に見る予定のテレビ『吉高由里子の東京DOGS』(フジテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
こんばんはでござる。
>テレビの前でキッドは大爆笑でござる
私はパソコンの前で大爆笑でござるよ。
「マイムマイムマイム」「であえであえ」
「マイムマイムマイム」「であえであえ」
(≧∇≦)ノ彡バンバン!
でも今回は、
「大人って何?」に心が揺らいじゃったんですよぉ。
大人なキッドさんの答えは?
聞きたいな~(^人^)
毎度面倒クサイ奴ですみませぬ!
投稿: mana | 2009年10月26日 (月) 00時51分
|||-_||シャンプーブロー~mana様、いらっしゃいませ~トリートメント|||-_||
教頭が幕引きをはかると
さっと両側にもフォーク・ダンサーが
登場する。
このダンドリが
笑いの導火線に火をつけるわけで
構図作りで笑わせるというのが
ある意味、大人です。
「東京の犬たち」にはできないのですな。
キッドの大人三か条は
①買い食いはする(万引きはしない)
②大人買いは1万円まで(子供にも少し残せ)
③人前でタバコは吸わない(小心者でいい)
以上でございます。
投稿: キッド | 2009年10月26日 (月) 02時20分