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2009年10月 4日 (日)

最後に撃たれちゃいました(綾瀬はるか)最初に撃たれちゃいました(星野真里)

実際には夏子(綾瀬はるか)は弾着をしかけられただけの愉快な女の役で、沙希(星野真里)は橋の下で死体となる悲しい女の役である。

もちろんどちらもいい味を出しているわけである。

週末は見るものが多すぎてくたびれてしまいました。

本当は何かにしぼりたいのだが・・・甲乙つけがたい「もの」の連打だったから・・・あえて軽いメモにとどめておくことにする。

で、『ドリーム・キャッチャー(2003年公開・米国映画)』(テレビ朝日091003AM0315~)原作・スティーブン・キング、脚本・ウィリアム・ゴールドマン(他)、監督・ローレンス・カスダンを見た。ある意味、キングの集大成ともいうべき作品の映画化である。まあ、セルフ・パロディーと考えることもできます。まず、『スタンド・バイ・ミー』のメンバーが登場します。基本的に小学生チーム(善)で中学生チーム(悪)の対立である。善は知的障害者が悪のいじめから救う。この助けた亀が恩返しで悪いエイリアンから地球を救ってくれます・・・というとんでもない展開である。この善の小学生たちは『IT』みたいに大人になっても友情で結ばれるし『シャイニング』な力を手に入れます。『トミー・ノッカーズ』よりも邪悪なエイリアンとの戦いは例によって醜悪です。このてんこ盛りの長編小説をよくぞ136分でまとめたよな。モーガン・フリーマンは国防意識が強すぎて味方を殺してしまうという残念な軍人役で登場。まあ、こわい夢見ちゃう映画です。出るクソは絶えずして元のクソにあらずが合言葉。

関連するキッドのブログ『ニードフル・シングス

で、『花祭』(TBSテレビ091003PM2~)脚本・市川森一、演出・堀場正仁を見た。奥三河(愛知県)に伝わる花祭という郷土の行事にまつわる過疎と恋の物語。花(稚児)の舞、やまみ(鬼)の舞、さかき(鬼)の舞など多数の舞によって構成される神楽が祭りの中心にある。ドラマでは過疎により祭りの担い手が不足してしまい伝統があやうくなるひとつの山村を舞台に展開していく。てーほへてほへ。

白山乙弥(大滝秀治)は花祭を生きがいとする老人である。物語では語られないが、オトメンである。彼は「花」を舞うのであり、さかき鬼を舞う保坂老人とは同性愛的に結ばれている。ただし、愛と生殖は別次元にあるために乙弥には孫の茜(高畠華澄)がいるし、保坂老人にも孫の陽助(小川弦)がいる。

乙弥はかなえられない恋の縁として孫同志が結ばれることを密かに願っているが茜は名古屋の民俗学好きの中学教師・及川(蟹江一平)に憧れているし、陽助には許婚だったケイ(土田愛実)がいる。

茜は及川に会いたくて祭りを絶やさないために奮闘努力するが及川は別の女と結婚していた。一方、ケイは別の男と駆け落ちするが祭りを機に村に戻り陽助とヨリを戻す。

保坂老人は老衰死して・・・乙弥の恋は泡と消えるし・・・二人の孫は結ばれることはない。

ただ祭りがとりとめもなく続いていくのである。まあ・・・趣味の作品です。

関連するキッドのブログ『すみれの花咲く頃

で、『断絶』(テレビ朝日091003PM9~)原作・堂場瞬一、脚本・岩下悠子、演出・梶間俊一を見た。大物政治家、大物政治家の愛人、大物政治家の愛人の息子の愛憎劇である。まあ・・・十津川警部でやったばかりなほどよくある題材ということです。

今回のポイントは親子二代に渡って愛人が登場し・・・少しもつれるところ。

与党大物代議士の剱持(松平健)は愛人との間に子供を作りますが、愛人は産褥死。子供は剱持の親友・石神(長塚京三)の子供として育てられ石神刑事(西島秀俊)となります。一方、正妻の子・一郎(黄川田将也)は愛人・沙希(星野)を身ごもらせ、スキャンダルを畏れて自殺にみせかけて射殺。石神刑事は犯人が異母弟は知らずに捜査をすすめ、ついに実の父親の失脚を招くという趣向です。

まあ、剱持の秘書が本田博太郎や津田寛治だったり、後援会長が石橋蓮司だったり、石神刑事の上司が渡辺いっけいだったり濃い目のメンバーですが・・・なかなか明らかにされない沙希の身元を証言する沙希の後輩社員・愛子が小松彩夏だったことが一番の見どころでした。

星野真里・・・惨殺です。

関連するキッドのブログ『十津川警部42

で、『左目探偵EYE』(日本テレビ091003PM9~)脚本・秦建日子、演出・大塚恭司を見た。こちらは兄・夢人(横山裕)を殺された弟の中学生の愛之助(山田涼介)が凶悪犯罪に立ち向かうというサスペンス風コメディー。中学教諭の石原さとみが『パズル』とほぼ同じ守銭奴キャラクターで登場。相棒ではなくなった寺脇康文もおバカな刑事役で登場します。死んだ兄から移植された角膜で視力を回復した目に過去の出来事が映り謎解きのヒントになるという趣向です。銀行強盗とか細菌テロとかくりひろげる悪人の黒幕が死んだはずだよお兄さんオチ。ま、なんじゃこりゃドラマですな。・・・う、撃たないで。

関連するキッドのブログ『ホカベン

で、『ザ・マジックアワー(2008年公開・日本映画)』(フジテレビ091003PM9~)脚本・監督・三谷幸喜を見た。これでもかと豪華出演陣が登場する小劇場的映画です。映画のセットのような田舎の港町で起るギャングのボス(西田敏行)と愛人(深津絵里)と間男(妻夫木聡)の三角関係を軸にだまされて幻の殺し屋を演じることになった脇役俳優・村田(佐藤浩市)の悲喜劇というかドタバタです。

もう筋立てがかなりアクロバットなのでいたるところが破綻していますが・・・それを気にしなければ次から次へと登場するスターの魅力でなんとか最後まで見ることができます。

夏子(綾瀬)は悪い女にだまされる男をそれとなく慕う役。全編にくまなく登場するのでファンとしては満足できるでしょう。最後に殺されるフリでクルクルターンをするところは圧巻です。

主題は「人生のマジックアワー(日没後に世界が黄金色に輝くと言われるゴールデンタイム)はいつくるかわからない」ということ。まあ・・・こんな映画で楽しめる人はおおむね人生が薔薇色なのかもしれないと考えます。

まあ・・・こういう顔見世映画も悪くはないかな・・・たまには。

関連するキッドのブログ『THE 有頂天ホテル

月曜日に見る予定のテレビ『世にも奇妙な物語・秋の特別篇・釈由美子・井上真央』(フジテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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