絶対に触れられない領域があります(仲間由紀恵)貧乳VS巨乳(石井萌々果)浴衣で嬢王V03(原幹恵)
えーっ・・・またもスパム対策にひっかかりそうなタイトルじゃないかっ。
えっとー・・・「マイガール」はぁ、亡き母・陽子(優香)と忘れ形見の娘・コハル(石井)の正宗くん(相葉雅紀)をめぐる母性的な巨乳と幼女的な貧乳の家族愛のトライアングルだしぃ、それに「アンタッチャブル」の貧乳と「嬢王Virgin」の巨乳が見事に非対称的であることがかかってますぅ・・・。
また・・・だれも気がつかないことを自分で解説するかぁぁぁぁぁっ。「おひとりさま」はどうしたっ。
だってぇ・・・でかい女たち(観月ありさ、松下奈緒)に囲まれた小池徹平がひたすらかわいいだけのドラマじゃないですかぁ・・・これを絶賛すると変態だと思われますよぉ。
ああ・・・金曜日は案の定・・・大激戦になっちまったじゃねえか・・・エイリアンVSプレデターとか見ている場合じゃないほどに。
で、『アンタッチャブル・第1回』(テレビ朝日091016PM9~)脚本・橋本裕志、演出・下山天を見た。ここまでテレ朝金9といえば「コールセンターの恋人」平均視聴率*6.1%、「必殺仕事人」11.7%、「ギラギラ」10.2%、「ロト6」*6.6%、「パズル」10.0%、「4姉妹探偵団」*7.0%、「オトコの子育て」*8.6%、「女帝」11.6%、「生徒諸君」*7.6%、「わるいやつら」*9.4%、「家族」11.9%、「レガッタ」*5.4%、「富豪刑事デラックス」12.0%と2006年春ドラマまで遡らないと平均視聴率が12%に届かない・・・そして伝説の「レガッタ」も生んだワクなのである。様々な戦士たちが挑み・・・倒れていったこのワクに仲間由紀恵登場である。
しかも・・・ジャーナリストが業界のタブーに挑むという・・・かなり地味ネタだ。
とりあえず「トリック」でコミカルな仲間をプッシュする戦略で番宣していたわけだが・・・この脚本・演出コンビではあの域には届かないし、それはやめた方がいいと思う。じっくりと人の心の闇を追いかけていって仄かに笑うくらいで名作になると考えます。
「志」は一流のジャーナリストだが「実体」は三流ゴシップ誌「週刊アンタッチャブル」の記者である鳴海遼子(仲間)は上司とケンカして辞めるまでは本当に一流週刊誌「国民ジャーナル」に在籍していたので・・・プライドだけは高いのだった。
人間は情報を利用する生物である。もちろん、すべての生物は情報を利用するのだが人間はとりわけ情報を活用する。しかし、ほとんどの人間は情報とは何かということについては深く考えないしそれで日常生活にそれほど支障はないのである。
ほとんどの情報は不確実性を含んでいるが・・・その代表的なジャンルが「予測」とか「予言」である。たとえば多くの人間は「このままで地球温暖化が続けば世界は大変な危機に襲われる」という「予測」を信じているわけだが・・・実際に世界がそうなる保証はどこにもないのである。
しかし・・・科学という情報の体系は宗教という情報の体系よりも予測が当たる確率が高いとされる。
たとえば「物質を核分裂させると想像を絶するエネルギーが放出される」という予測は現実的に事象となって発生し、広島や長崎の人間はそれを身をもって体験している。
そういう意味では「広島」に「原爆」が投下されることを予測できるという考え方も成立する。
たとえば原爆を投下したB-29の搭乗員たちはそれをフライト中には予測できたはずだ。
もちろん、米軍の司令官にも予測できただろう。米国の大統領にもできた。しかし、「原爆」を製造した人々がそれを予測できたかどうか疑わしい。「原爆」をどこに投下するかはまた別の秘密情報だからである。
一方で情報を収集し、的確に処理すれば日本人がそれを成し遂げることも不可能ではない。
もちろん・・・未来からタイムスリップしなくてもだ。
科学技術の情報があれば・・・「原爆」の製造は予測できる。現に日本でもそれを作ろうとしていたのである。米国の技術水準や国力の情報があれば「原爆」がいつ完成するかの予測もできる。そして太平洋戦争の軍事的推移を分析すれば「完成した原爆を米軍がいつどこで投下する可能性があるか」も予測できるのである。
そう考えると・・・広島に原爆が投下される前に「そのこと」を予測していた日本人が一人もいなかったとは考えにくい。いや・・・いなかったかもしれないがいてもまったくおかしくないのである。
太平洋戦争における真珠湾攻撃が宣戦布告前の奇襲攻撃だった。この「事実」はよく知られている。米国ではそれが「真珠湾を忘れるな」ということで戦意高揚に利用されたことも「事実」らしい。そして大日本帝国の計画では「宣戦布告即時先制攻撃」だったものが外務省の不手際で通告予定時刻を過ぎてしまったこともよく知られる「事実」である。さらにすでに日本の暗号文を解読していた米国が通告前に通告内容を知っていたことも「事実」なのである。
どの「事実」を知るかによって「事件」の印象はまったく違うものになる。
「だまし討ちをした」と憤慨している人に「本当はあえてだまされたフリをしていたのでしょう」と言えば「なんのことかね?」ととぼけるのが情報戦争の基本なのである。
だから・・・「広島原爆投下前」に「それ」を予測していた情報分析者に「なぜだまっていたのか?」と問うことは無意味なのである。「それで事態が変わる可能性はほとんどない」ことも予測できるからだ。
しかし・・・場合によっては・・・「その日は・・・東京に一家で出かけることになった人」もいたはずでその家族が「秘密」を知らなかったとは断言できないのも「事実」だ。
こうした「ファールプレイ」(反則行為)を求めて人々は貴重な情報をいつも探している。
それを知っていれば自分だけが得をできる「なにか」を求めて・・・しかし・・・そこにはある種の浅ましさがあり・・・浅ましさがあれば・・・人はつけこまれやすいという「事実」もあるのである。
そういう悲劇は情報の受け手ばかりではなく送り手にも生ずる。なぜならば情報の送り手も情報の受け手にすぎないという「事実」があるからだ。
ジャーナルとは定期刊行物のことである。その発行人もしくは書き手がジャーナリストだ。ジャーナリストの仕事は情報を収集し分析し加工処理(発表)することである。当然、情報源を持っていて・・・情報源から情報を受け取るときは受け手になるわけだ。
ジャーナリズムが第4の権力と呼ばれるのは行政、司法、立法の権力者たちを情報操作によって攻撃・守備できるからである。しかし・・・同時に他の権力者たちもなんらかの実力でジャーナリズムを攻撃する。
その情報的なきったはったが報道の醍醐味であることは間違いないのである。
ミステリの領域に「事件記者」ものが成立するのはそういう背景がある。
遼子の最初の敵はテレビ・レポーターあがりのカリスマジャーナリスト・有栖川スミレ(浅野ゆう子)だった。彼女は「抜群の取材力によって企業の落ち度による事故を予測・・・最悪の事態を予言すること」で虚名を得ていた。
遼子は「巨大企業の不正行為」(おいしいネタ)を次々と暴く有栖川をうらやましく思いつつ・・・なぜ、彼女だけにそれができるのかを疑問に思う。
他人にできて自分にできない何かがあって・・・それによって自分が損をしていると感じれば怨まずにはいられないキャラクターなのである。
そんなことやっている間に仕事すればいいのでは・・・と思いつつ恨みノートを書きます。
わかります。キッドの怨みノートも5年で10メガバイトくらいたまりますから。
やがて取材対象(情報源)である有栖川から様々な教えを受け・・・芽生える擬似師弟関係、擬似先輩後輩関係、擬似友情関係・・・。
有栖川「読みが甘いのね・・・だから三流は底が浅いって云ってるの」
遼子「実力不足はしつこさでおぎないますから・・・」
有栖川「だったらのこのこと危険な場所に足を踏み込まないことよ・・・」
怪しい宗教団体ひので教幹部(篠井英介)から情報を得ることでひので教の敵対企業を弱体化させ共棲していた有栖川はすでに人命も情報にすぎないという程度に人格を歪ませていた。教団信者によって事故にみせかけた死刑を執行されそうになる遼子。
遼子「私の最後の武器は隠しコネクションなんです。私のお兄ちゃんは・・・警視庁の刑事なんですよ・・・しかも公安部です」
駆けつける兄・鳴海刑事(小沢征悦)・・・。
街を見下ろす高層ビルの屋上は大都会の断崖絶壁です。
鳴海「気をつけなさい・・・不可触領域にはご用心。私のようにならないように・・・ね」
最後のアドバイスをした有栖川はエレガントに投身自殺である。ただし墜落死体はけしてエレガントではありません。よい子のみんなは想像してみようね。グチャグチャのドロドロですから。
どこでも編集長・樫村(田中哲司)と同僚のカメラマン・鷹藤(佐藤智仁)や元・同僚の遠山(要潤)そしてなんでもおタクの城之内仁・・・おいっ(酒井敏也)の支援を得て・・・女・三流・事件記者の最初のスクープです。
・・・「ズバリ!予言的中の裏にはインチキ宗教団体の暗躍があったのだ!?」・・・
情報闇社会の黒幕。名無しの権兵衛こと永倉栄一(寺島進)・・・情報屋・・・お前はまたこんなところで。
ラーメンとカレーライスは相性抜群です。認めます。
関連するキッドのブログ『ありふれた奇跡』
で、『おひとりさま・第1回』(TBSテレビ091016PM10~)脚本・尾崎将也、演出・植田尚を見た。聖華女子学院高校ものである・・・どんなジャンルなんだよ。主人公は神坂真一(小池徹平)で・・・裏コマンドで名前を入力できます・・・できねぇよ・・・舞台となる女子学園は美人教師揃い(観月ありさ・松下奈緒・酒井若菜・鈴木亜美・北川弘美・麻尋エリカなど)・・・実はママかもしれない校長先生(真矢みき)を含む・・・女子高生もグラビアアイドル・大谷澪、元ジュニア・アイドル小林さり、ファッションモデル・石井美絵子とよりどりみどりです。目指せ!ハーレムエンド・・・どんなエロゲだよっ。
おいっ・・・。
失礼しました・・・宅配ピザ配達員のゴリと観月ありさの遭遇で「鬼嫁日記」はフジテレビだろうがっと思ったものですから。ついでに小池徹平と観月も「鬼嫁日記」で共演済み。
さらにいえば小池徹平と真矢みきはどうしても「シバトラ」(フジテレビ)の童顔刑事と千葉さくら係長みたいですからぁぁぁぁぁっ。ここは本当にTBSなの?
まあ・・・というわけで無数のライバルに囲まれて独身教師・秋山(観月)が唯一の獲物・新人教師・神坂(小池)を狙うラブコメ・・・そのままの設定だと視聴者すごく限定されている気がしますからぁぁぁぁぁぁぁぁっ。
まあ・・・徹平に癒される観月・・・気持ちはすごくわかりますけどぉぉぉぉ。
それはそれで気持ち悪いわっ。
今日のイベント・交互に酔って介抱→成り行きお泊り2回。
関連するキッドのブログ『OLにっぽん』
『シバトラ』
で、『マイガール・第2回』(テレビ朝日091016PM1130~)原作・佐原ミズ、脚本・荒井修子、演出・高橋伸之を見た。とりあえず・・・コハル(石井萌々果)のかわいさが炸裂します。
正宗くん(相葉雅紀・・・実の父)「着替え手伝おうか」
コハル「自分でできるから大丈夫です」
・・・。
同僚「その子、誰?」
正宗くん「し、親戚の子ですっ」
コハル(うつむく)
・・・・・・・。
同僚たち「その子誰の子だよっ」
正宗くん「ボクの娘です。笠間コハルです」
コハル(微笑む)
・・・・・・・・・・・・・・・・。
正宗くん(自転車にチャイルドシートを装着してコハルと二人乗り)
コハル「わーい、すごいーっ。正宗くん。早いーっ。早いよーっ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かわいすぎるわいっ・・・。
途中・・・こころあるお茶の間の人が正宗くんを殴ってやりたくなるポイントがあります。
しかし・・・淋しくなったら恋人のこととママのこと(共に優香)を語りあう約束をした正宗くんとコハルだったのです。それじゃしょうがねえやーっ。
正宗くん「陽子さんがいなくて淋しいです(泣く)」
コハル「ママに逢いたいです(泣く)」
・・・。
関連するキッドのブログ『第1回のレビュー』
で、『嬢王Virgin・第3回』(テレビ東京0910162412~)原作・倉科遼(他)、脚本・梶木美奈子、演出・植田泰史を見た。・・・四本立てかよっ・・・ぜ、善処します。ある意味・・・テレビ東京でなければコレだけにできるのに・・・かといって「アンタッチャブル」「おひとりさま」「マイガール」は甲乙つけがたく・・・。困りましたーっ。
さて、前回・・・凶悪トリオのうちエリナ(朝比奈あかり)が脱落。舞(原幹恵)は共同浴場で昭和生まれだから嬢王レースに参加できない昔のナンバーワン・キャバクラ嬢・亜美(麻美ゆま)から裸の交渉で「バックアップ」の申し込みを受ける。
亜美「私にあなたの優勝のお手伝いをさせて・・・悪いようにはしないから」
舞「ごめんなさい・・・私は自分の力で勝ちたいんです」
亜美「ちっ・・・」
エリナを脱落させた画像流出の嫌疑を舞にかける沙羅(辰巳奈都子)と美羽(桜木凛)・・・今回は定番のモップでいじめプレーである。
真犯人の朋(黒川芽衣)はいじめが終った後で「舞ちゃん・・・大丈夫」と舞を慰める。そろそろ・・・黒い朋が浮上中です。
一方、やり手婆あ色を強める亜美はメイド嬢・アイドルあがりの美羽をリクルート。
亜美「あなたに必殺技を伝授するわ・・・」
美羽「そんな・・・ただのマクラ営業(アフターと称して店外デートをして性交渉におよぶこと)じゃない・・・」
亜美「・・・あなた・・・衣装代がかさんでやばい筋から借金してるじゃない・・・あんたも胸の孤独を衣で包むタイプ・・・もうマクラするしかないんじゃないの?」
こうして・・・亜美に魂を売った美羽。美羽はメイド喫茶時代のアイドルあつかいが忘れられないのだった。
たちまち・・・客を食い散らかす美羽。客たちは「あなただけペンダント」を貰うのだった。同じ品物じゃすぐばれるだろうがーっ・・・ばれます。
そんな美羽を見下す指名1位の優衣華(原紗央莉)だった。
美羽「あんただってマクラしてるでしょう」
優衣華「私はマクラ営業はしない・・・私がしているのは色恋営業よ」
本日のイベントは浴衣ナイトである。季節的にはギリギリセーフかっ。
巨乳のために・・・浴衣を着こなせない舞。
それを笑って帯をつかって独楽回しプレーに興ずる極悪トリオあらため極悪コンビの沙羅と美羽。
そこになぜか手を差し伸べる優衣華。
「脱ぎなさい・・・」「きゃっ・・・」の原々対決お約束プレーがあって美乳を披露しつつ浴衣の着付けを指導する優衣華だった。
優衣華「巨乳を抑えるためにはサラシを巻いて凹凸をコントロールするの胸の間にパットを挟めば汗対策にもなるのよ・・・朋には気をつけなさい・・・自分はかわいく浴衣を着て・・・あなたを手伝おうともしない・・・裏表のある娘よ・・・」
舞「そんな・・・朋ちゃんは優しいいい娘です・・・」
しかし・・・朋はせっせと匿名メールを発信し「美羽のマクラ営業の噂」が客内に伝達されるのであった。
浴衣ナイト限定の「追加指名料金フリー・サービス」により・・・次々と相手をチェンジする客たち。
マクラ営業をされて傷心の客をそっと慰めることでまたもや客のハートをキャッチする舞。
一方・・・朋は純情ドキドキ・・・こっそり手つなぎプレーで美羽の客を奪取するのだった。
ついに黒い笑みを浮かべる朋。ブラック芽衣生誕です。
リーダー雨宮(永田彬)はその一挙一動を冷酷に見つめる。
今週のジャッジメント・・・複数客への枕営業が客の間で知れ渡り・・・美羽が脱落である。
その結果に同情し・・・美羽を見送る舞。
美羽「もっと人気者になりたい・・・もっと愛されたい・・・自分がそんなにたいしたことないって気がついていたのに私は・・・自分の弱さに飲み込まれてしまった・・・」
美羽が去って行くと舞の前に現れる優衣華。
優衣華「この世界では弱いものは強いものに食べられる宿命だから・・・あなたもそれを忘れないことね・・・強いものに支配されたくなければ強くなるしかないの」
一方・・・深夜の共同浴場ではついにピンとなった極悪トリオ最後の一人・・・沙羅に亜美が襲い掛かる・・・。
亜美「約束通り・・・美羽をつぶしてあげたわよ・・・さあ・・・私にすべてをまかせなさい・・・口約束なんて信用できない・・・私たちが信じるものは欲望だけ・・・さあ・・・身も心も私に委ねなさい・・・」
沙羅と亜美は湯煙官能プレーに突入するのだった・・・つづくである。
「アンタッチャブル」延長で「マイガール」と「嬢王V」まるかぶりである。同時刻にどんだけ異世界なんだよっ。っていうか・・・「マイガール」と「アンタッチャブル」時間帯チェンジした方がいいよね。
日曜日に見る予定のテレビ『天地人』(NHK総合)『JIN・仁』(TBSテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
アンタッチャブルは今期、期待してたのですが
期待し過ぎたのかも~♪勿体無い感じがしました♪
「トリック」っぽいのを創るより、違うスタッフなのだから
新しい別物を作ればいいのにな~って思いました。
前に見たテレビ東京の「怨み屋本舗」の2時間SPを
思い出しました。謎の宗教のお話で恐かった~!!
20世紀少年も少し入ってる感もありで♪
本当に、アンタッチャブルとマイガール時間帯変わればいいのに
まだまだ、新ドラ始りますね♪
キッドさん、お体に気をつけてください♪
投稿: ユキヒョウ | 2009年10月18日 (日) 00時36分
そうですねぇ・・・もう一歩感は
ただよってました。
なんていうか・・・堤演出は全開バリバリなんですよね。
もちろん、計算もあるのですが
とにかく出し惜しみをしない。
あるものは全部出す・・・。
それが独特の空気を作っていく。
今回で云えば黒幕の永倉を
最初から出すわけですが
堤だとさらに永倉を支配する何かも出す。
このもう一押しなんですね。
遠山と遼子の間には
過去になんらかの関係が
あるわけですが・・・
それを口ごもる。
それじゃダメなんです。
一回寝たけど鼾がフガーって
うるさいから別れたでも
なんでもいいから明らかにしろよ・・・です。
初回の配分ならカメラマンと役柄チェンジですよね。
もっと・・・一流と三流を
からめてこないと
仲間・要のコンビネーションに
期待するのが普通なのでガッカリ・・・ということに。
ただし・・・キッドは
有栖川と遼子の間に
通い合った「哀愁の心」みたいなものは
上手く描けていたと考えます。
ここをどうのばしていくかじゃないのかな。
まあ・・・理想のワクとか
理想の脚本とか
理想の演出とか
理想のキャストとか
そういうものは現実にはないので
あるものでなんとかしないと
いけません。
そういう時・・・思うのですよね。
なぜベストをつくさないのか・・・と。
投稿: キッド | 2009年10月18日 (日) 01時26分
どうも
アンタッチャブル期待はずれでした。なんか台本の底が浅いような気がして。
例えば、「敵対する企業」。新興宗教って普通、ガス会社や建設会社と敵対するものなんでしょうか?
例えば、献金を断った、あるいは敵対する宗教団体の系列企業 この程度の後付をしてくれてもいいんじゃないかと思いますけど、どう思われます?
それと闇の組織、なにか台詞で恐ろしい、恐ろしいと持ち上げるほど、嘘っぽく感じて。
言っちゃおしまいだけど、それほど恐ろしい(ということは力を持った)組織が、情報操作するのに三流雑誌にファックスって手段としちゃ、ずいぶん迂遠じゃありません?
それと、これも言ったらお終い、つかこの手のドラマ全否定になるんですが、それほど恐ろしい組織なら、一雑誌記者の動きを止めれない方がおかしい、それも出来なくてどこが「恐ろしい」やねん?
って突っ込みがつい出てしまいます。
少し余談に成りますが、「アメリカの9.11事件は、陰謀」などとしたり顔で言う人が多々見受けられますが、あれほどの大事件を、それほど完璧に偽装してこなせるほどの組織があったとしたら、ネットに情報が漏洩するのを遮断できないわけがないというところまで考えが及ばないのが疑問です。
投稿: rhforever | 2009年10月19日 (月) 08時36分
まあ・・・底が浅いのかどうかはまだ不明ですが
少なくとも説明不足の点が
あるのは明らかですよね。
まあ、ガス器具の会社や
建設企業と
新興宗教は対立しますな。
たとえば信者獲得のために
関係者を困惑させ
訴訟されれば
ありとあらゆるものと
対立するのが新興宗教というものですから。
それを説明するかどうか・・・
結構悩ましいところですな。
なにしろ・・・実在する吉外集団の話ですからな。
「あれはオレんところのことか」と
ねじ込まれるのがコワイという考え方もあります。
じゃあ・・・そんなネタやるなという考え方もありますが
そこが駆け引きです。
まあ・・・今回の場合は
rhforever様が想像できる範囲なので
ギリギリセーフなのではないでしょうか。
まあ・・・陰謀しているものが
あるのかどうか・・・。
それもまたボーダーラインですな。
世の中には自分が信じているもの以外は信じない人がいる。
そういう人に実はすでに地球は
宇宙人に支配されているといっても
信じてもらえないのが普通。
そうでありながら・・・本当はそうなのかもっという
懐疑を抱かせる物語はエンターティメントなのです。
キッドにとって「地球温暖化」も
「友愛」も
「Xファイル」も
同じくらいウソっぽいので
「情報操作をする闇の組織-意図不明」は
面白いですね。
闇の組織イコール恐ろしい組織とは限りませんし。
ものすごい慈善団体の可能性もありますし。
そして・・・人間にとって
知らず知らずに誰かの
思うツボにはまっていることは
結構おそろしいことです。
被害妄想なんていう専門の恐怖症があるくらいですから。
韓国では「大韓航空機爆破事件」が
北朝鮮の工作ではなく韓国の自作自演だと
ついこの間までまことしやかに語られていましたからね。
「9/11」の場合はどこまでが陰謀で
どこまでが真相なのか・・・
未だに微妙だと思っています。
たとえばあの悲劇を見て
「アメリカざまあみろ」と感じる日本人が
一人もいなかったと断言できないほどに・・・。
ネットに情報が流れるのを遮断できないわけではなくて
あえてしない・・・という考え方もありますよ。
キッドはすでにネットはひとつの意志を持った
新生命体だと確信していますし。
まあ・・・あくまで悪魔がそう囁くということですけど。
投稿: キッド | 2009年10月19日 (月) 20時46分
キッドさん、こんばんは。
「アンタッチャブル」見ました。旦那が楽しみにしていたもので。
実は私は仲間さんの事がよくわからないのです。いえ、もちろん美人で胸がないということは知っていますが(爆)女優としてもわからないし、だから、彼女が演じている役もよくわからない。したがって、ドラマ自体もよくわからないんです。
そんな感じでした。
ただ、有栖川さんとの関係はなんか信頼関係というのか、そういうものは感じました。
ちょっと考えたんですけど、仲間さんって、個性が強すぎて1人で主演だときついものがあるのではないでしょうか。「トリック」の阿部ちゃんとか、「ごくせん」だと生徒達とか、ドラマの中での立ち位置として彼女に対抗しうる役柄がないと難しいのではないかと。
このドラマの場合、とりあえず1回目は有栖川さん(浅野ゆう子)がそれにかろうじてなっているのかなと。だから、2人のところだけはなんか良かったのかなって、思ったりして。
まあ、あくまで私の勝手な思い込みですけどね。
私からすると、仲間さんて宇宙人みたいなんですもの。
我が家ではもっとも話題にのぼる女優さんなんですけどね。(半分は胸と色気がない事に関してのつっこみなんですが)
投稿: youko | 2009年10月19日 (月) 23時37分
そうでするねえ・・・。
仲間由紀恵は不思議な女優。
キッドは
①「トリック」の山田奈緒子
②「神様、もう少しだけ」の瀧村カヲル
③「エリートヤンキー三郎」の占い師
を高く評価しています。
まあ・・・山田奈緒子が好きだーっ。
一度、クドカン脚本で山田奈緒子を見てみたい・・・。
そういう意味では今回は
意外にもまあまあでしたな。
ただ・・・堤演出のような
フレシキブルさがないので
つかみどころのない役になっているとは思います。
「ジョシデカ」ほどの滑り方はしていませんが
「ごくせん」などで見せる固い演技とも違う。
もちろんまもなく30才という年齢的なものもあって
いつまでも山田奈緒子でいられないのもわかるのですが
ほっといても絵になる人が
なにかしでかしてしまう感じは
薄れていくのですよね。
そういう意味で「ごくせん」で
生徒の心がわかる先生という型を演じているのではなく
今回でいえば
ジャーナリストとしての辛さが
「私だってそうだけど・・・あなたのようにはならない」
みたいな皮肉として語られる役を
演じていけるかどうかが
勝負になってくると考えます。
「神様、もう少しだけ」で
エイズ患者を苛めていた仲間はちょっとよかったのです。
そういう意味では「MR.BRAIN」の秋吉かなこもよかった。
だからキッドはもう少し「アンタッチャブル」には
つきあいたいと考えます。
このドラマに関しては
佐藤智仁にこだわると失敗する可能性が高い。
小澤征悦が叱り
要潤がいびる
この二つの軸を生かさないと面白くならないと考えます。
ゲストはかなり弱いですしね。
居所を得られない鬱屈した
エネルギーみたいなものを
吐き出していく・・・。
それが仲間由紀恵の本質だと思います。
まあ・・・貞子ですから・・・。
投稿: キッド | 2009年10月20日 (火) 04時28分