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2009年11月 3日 (火)

星影静香からココでありんす(柴田杏花)仁は掘削(大沢たかお)吉原潜入(綾瀬はるか)

ドリルでゴリゴリで気弱な人が退場する「仁」なのだが・・・根性がためされているな。

関東ローカルなテレビ東京ネタで申し訳ないが「怨み屋本舗REBOOT」で母親が凌辱を苦に自殺したヒロイン星影(長谷部瞳)の幼少時代を演じた柴田杏花が野風(中谷美紀)の幼少時代を熱演である。ちなみにその前は「Tomorrow~陽はまたのぼる~」の遠藤医師(緒川たまき)の幼少時代を演じている。

長谷部瞳、中谷美紀、緒川たまき・・・その幼少時代を演じて違和感なしということは・・・すごい美少女なのである。

今回、坂本龍馬(内野聖陽)は落語「明烏」をモチーフに行動するわけだが、ドラマ「タイガー&ドラゴン」(2005年)では第6話のサブタイトルが「明烏」である。ここでは女嫌いの落語家・どん吉(春風亭昇太)が竜二(岡田准一)とどん太(阿部サダヲ)という遊び人に「女遊び」に誘われたあげく甘納豆の販売員(薬師丸ひろ子)のハートを射止めるというオチになっている。

「明烏」というタイトルはこの廓話の元ネタである新内節「明烏夢泡雪」が夢オチであることによる。遊女・浦里と町人・時次郎が恋の果てに心中を覚悟で廓の塀から飛び降りるがそこで夜明けの烏がカアと鳴き・・・すべては夢だったという趣向なのである。

まあ・・・ともかく・・・悪い遊びを覚えるとつい人に教えたくなり、教えた相手が自分より遊び上手になったりすると・・・複雑な気持ちになるというのが「お笑い」のポイントなのであります。

で、本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「アンタッチャブル」↘*6.2%(「オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル」20.3%なんてことを~)、「おひとりさま」↘*8.4%(「オー・・・以下同文」)、「隠し砦の三悪人」11.6%(ひどいもんな~無駄遣いの極み)、「マイガール」↗*9.7%(金曜ドラマのトップだよ)、「行列48時間」↘*3.8%(このワク・・・辛すぎる)、「チャレンジド」↗*6.7%(ラクダ、アンタに勝つ)、「小公女セイラ」↘*7.8%(エロゲだからな)、「サムライ・ハイスクール」↘*9.6%(文句を言う相手が違うんだなきっと)、「検事・朝日奈耀子8」14.8%(悪い母子を成敗・・・やはり怨み屋テイストか)、「天地人」↘19.5%(ついに最後まで・・・)、「JIN~仁~」→17.2%(→キターッ!!)・・・以上。

で、『JIN~仁~・第4回』(TBSテレビ091101PM9~)原作・村上もとか、脚本・森下佳子、演出・川嶋龍太郎を見た。タイム・パラドックスというものがある。これは「時間旅行」ものというジャンルが生んだ「矛盾」のヴァリエーションである。たとえば「タイム・マシンで過去に戻りタイムマシンの発明前に発明者を殺す」とどうなるのか?・・・という問題がある。一つの答えは「それではタイム・マシンが発明されないゆえに発明者が過去に戻れないので行為そのものが実行できない」というものだ。そこでは時間は一本化されていると考えられている。しかし、多元宇宙であれば時間軸の乗り換えという考え方が導入され、殺人者はタイムマシンの発明される時間軸からタイムマシンの発明されない時間軸に乗り換えるだけなので実行可能となる。その世界では「過去の自分を殺しても自分が消えたりはしない」のである。

このドラマでは明らかな「タイム・マシン」は登場しない。一種のマジックによって仁(大沢たかお)は現代から幕末にタイム・スリップするわけだが、時間軸が一本なのか、多元なのかはまだ伏せられている。マジックということはファンタジー属性なのでいわば「なんでもあり」なのである。そういう意味ではそのことにこだわっても仕方ないという一面はあります。でもあえて言うと、仁が過去に干渉することによって歴史が変容し・・・それが未来の仁に影響を与えるのはかなり・・・時間の一本化に近いアイディアです。それが示されるのは「写真」の変化。つまり・・・未来が変わると同時にその未来から持ち帰った「写真」も変わるという現象。しかし・・・その場合は仁の記憶も同様に変容するのが辻褄としてはあっています。つまり・・・もし未来の未来(中谷)が発病していないとすると・・・仁の記憶も更新されているはずなのです。まあ、心と体は別ものだという宗教的発想もあるわけですが・・・現代では記憶がほぼ物質的現象に過ぎないことは明白なわけですから。

その場合、仁の持っている写真は一種の「マジック・アイテム」だと考えることが必要です。仁の記憶が変容しない以上、そうでないと辻褄があわないからです。あの写真は未来の出来事が判る一種の超科学装置なのです。きっとそうなのです。

さて・・・もしも、時間が一本だった場合には、そろそろ、タイム・パトロールが来るはずです。だって~、未来が変更されて自分たちが消滅するなんて・・・未来人は絶対反対だからなのです。・・・来ないと思うぞ。特にスーパー・ジェッターはな。

さて・・・いくら、大金を積まれても好かない人のお相手はしない・・・という建前の吉原の花魁世界。もちろん・・・ほとんどの花魁は大金を積む人即ち好きな人なんですが。

ただ、欲望処理機関にも情緒は大切で、恋愛気分を楽しませるのも重要な要素にはなっています。

そのための建前が「好きな人だからお相手をする」というお約束なわけです。

とにかく、吉原の鈴屋(六平直政)を暴漢から救った坂本龍馬は鈴谷お抱えの花魁・野風(中谷)に一目惚れしてしまいます。この手の高級娼婦はいろいろと手間暇がかかるのですが、基本的に最初の一回が初見(ふり)、二回目が裏を返すことになり、三回目から馴染みとなるという段取りがあります。ところが・・・高級になると最初の初見がなかなか敷居が高いのです。客をじらすのも手のうちなのですな。「遊ぶ金」はかなりかかるのが普通です。そもそも、寝床のある部屋にたどり着くのが至難のワザなのです。まずは、茶屋でご馳走したり粋なところを見せて花魁の気をひかねばならない。

坂本龍馬はこの・・・初見にもたどり着けないのでございます。そんな折、鈴屋が病床に・・・。鈴屋を父と慕う野風は医師を求めます。たちまち、龍馬の頭に仁が浮かび、野風に恩を着せようと仁を「明烏」よろしく吉原に誘い込むのでした。

仁が吉原に行ったと知った咲(綾瀬)は「夕餉には揚げ出し豆腐」を用意したのに・・・と心穏やかではないのですが・・・野風と会った仁は未来の未来のそっくりさんに遭遇して唖然とするのです。

しかし・・・病人を目の前にするとたちまち医は仁術モードに・・・。

検査機械などに頼ることの出来ない仁は「脳内の血種」の除去手術をヤマカンで決行します。まあ・・・まさに運も実力のうちの展開。鈴屋の頭、穴だらけにならないでよかったよ。

その頃、夜風から身の上話を聞いた龍馬はますます野風に惚れこむわけですが・・・女郎の身の上話なんて筋書き決まってますから~。

ちなみに鈴屋の女将が水沢アキ、咲の兄・恭太郎(小出恵介)がふと見つめあう女郎が水沢エレナです。まあ、たまたま苗字が一緒です。

結局、野風が気に入ったのは仁だったらしく、龍馬涙目です。

一方、咲は仁と未来の未来の写真を発見、吉原に乗り込むとそっくりの野風を発見、またも唖然です。

そして・・・吉原には不治の病(当時)に冒された女郎・夕霧(高岡早紀)が待っていたのでした。

さて・・・なんとなくおっさんくさい・・・そこがいい・・・坂本龍馬ですが、文久二年(1862年)にはまだ25歳・・・いくら昔の人が老けやすいと言ってもまだピチピチの若者でございます。しかし・・・なんとなく坂本龍馬としては最高のフィット感がございます。

歴代龍馬を演じた俳優を振り返ると・・・故人をのぞく・・・映画『竜馬暗殺』(1974年)の原田芳雄をキッドはかなり印象深く感じるのです。暗殺寸前なのですでに31歳の竜馬ですが当時原田は34歳。ほぼ実年齢。中岡慎太郎を石橋蓮司が演じていて、その妻(桃井かおり)をいきなり犯そうとする竜馬。妻「さ、坂本様はケダモノですっ」というのが龍馬の獣性を象徴していて・・・そういう意味では内野龍馬はかなりいい感じにケダモノ感がございます。

同じ年、大河ドラマ『勝海舟』では藤岡弘が坂本龍馬。こちらはショーケンの演じた岡田以蔵がもの凄いインパクト(脚本・倉本總)だったのですが・・・仮面ライダーの演じる龍馬もなかなかに存在感があり、龍馬暗殺の報を聞いた勝海舟(松方弘樹)が「もう・・・日本には本当の夜明けは来ないかもしれねぇなぁ」というのが凄く納得だったのです。この時、藤岡は28歳。しかし・・・どちらかといえば大人顔でしたから・・・原田との落差はそれほどなかったような記憶があります。なんといっても改造人間としての超越感があった。これ以上ない正義の味方です。

とにかく、原田と藤岡の坂本龍馬は結構、原型を形成しているようです。役者も研究対象になりますからね。龍馬は結構ワイルド、そしてとてつもない正義漢なのです。

最近の大河では「翔ぶがごとく」(1990年)で佐藤浩市(当時30歳)、「新撰組!」(2004年)で江口洋介(当時37歳)、「篤姫」(2008年)で玉木宏(当時28歳)となっています。とにかく・・・龍馬は30歳前後のイメージが強いらしい。ちなみに内野聖陽は現在41歳。ま・・・とにかく・・・それがドラマというものでございます。それとも・・・最初から歴史は変わっているのかもしれないっ。坂本龍馬が15年早く生れた過去に~。

関連するキッドのブログ『第3話のレビュー

水曜日に見る予定のテレビ『浅見光彦・毎週が最終章』(TBSテレビ)『本仮屋ユイカのネギ・産婦人科の女たち』(日本テレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

「明烏」も改めて聞いてみると
どんな手練れもビギナーズラックには勝てないって
事かもしれませんね ̄▽ ̄

そうですよねぇ。
写真が変化するのであれば
その写真に映っている仁自身の記憶にも
なんらかの変化があるはずなんですがねぇ。


龍馬情報、ありがとうございます。

最近、イラストを描くために
大河ドラマ・ストーリーを収集しており

今では
「篤姫」「風林火山」「天地人」「独眼竜政宗」
「信長」「武田信玄」「北条時宗」「功名が辻」
「徳川家康」「春日局」「秀吉」「利家とまつ」
「琉球の風」「峠の群像」「花の乱」「太平記」
「徳川慶喜」「元禄繚乱」「毛利元就」「吉宗」
「おんな太閤記」「黄金の日日」
「翔ぶが如く(入手予定)」

後、「武蔵坊弁慶」「真田太平記」も

ヤフオクバンザイです。

これだけあると
坂本龍馬特集も全然出来ます ̄▽ ̄b

投稿: ikasama4 | 2009年11月 3日 (火) 11時57分

ご無沙汰しております。
体調崩してしまっていました。
徐々に浮上して来ています。
前クール「ブザー・ビート」に変わり、今回は「仁」にハマっています。かなり面白いです!!さかのぼってレビュー見せていただきます(^∀^)>

投稿: ミオ@モバイル | 2009年11月 3日 (火) 16時08分

こんにちは
JIN、第4話も面白かったですね
手術シーンは毎度のことながら肩が凝ってしまいました
あのゴリゴリ音が頭から離れません(笑)

投稿: ぱる | 2009年11月 3日 (火) 16時24分

明烏のお話面白いですねぇ~(笑)
なんだか語っていた龍馬が ほんとうにおぼこい?仁先生に
持っていかれた感じで
すねていたのが笑えました^^

スーパージェターより
おばQ、ジャングル大帝のほうが記憶が鮮明なのですが(笑)
『時間旅行』は難しいですね。
『写真が変わる』といえば 
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い出します。
マーティ・マクフライは 
家族写真をもちタイムスリップしましたが
ハイスクールの若かれし母にあい 
その母が彼に恋したとたん
彼は調子が悪くなりましたけども
そういえば仁&未来写真変わったのを見ても 
仁先生は頭痛おこさなかったですねぇ~? 
1話で蝶のはばたき云々を仁が語っておりましたけども
仁先生SF好き?
それとも作家さんが好き・なのでしょうか(笑)

私は「勝海舟」は
なんとなく松方弘樹さんに交代したのを覚えてます^^
で、勝さん肩こりが激しく首筋根元肩あたりを
刀で薄っすら切って血を絞り出し
妻の丘みつ子さんに処置させているのシーンを思い出します~^^
あれは痛そうでした。。

投稿: ice | 2009年11月 3日 (火) 23時43分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

もう少し、うがった見方をしますと
所詮、源兵衛と多助は遊び人であっても
他人の金で遊んでいるわけで
本当のスポンサー(親の金)を持っている若旦那を
ターゲットにするのは
ビジネスの鉄則にすぎない・・・
というミもフタもない話も浮かんでくるのでございます。

まあ・・・夢も希望もないのでここだけの話で(; ̄∀ ̄)ゞ

時間旅行というのも奥が深い知的遊戯ですよねぇ。

吉原に恋があると思うのも夢。
好きな時代に行けるわ~も夢。
そしてすべてのフィクションも夢なのでございます。
キッドは人生も泡沫の夢主義ですし。

一度くらいすべての時間旅行の集大成・・・
というように
時空神、タイムパトロール、不確定性原理
パラドックス克服、多元宇宙統一、記憶更新
逆回転、リフレイン、夢オチ・・・のすべてを含んだ
夢のようなドラマを見てみたいです。

そういう意味で過去の作品が
大人買い収集できる現代は
夢のような時代。
著作権や収納スペースの問題で
過去の保存されなかった
泡沫の夢もタイムマシンで
回収できればなぁ・・・と思ったりします。
しかし・・・すべてを再視聴するためには
同じだけの時間が必要となり
脳内補完も捨てがたいのですな。

一枚の絵ですべてを語る醍醐味がそこにございますでしょう。
まあ、創作する方はより膨大な時間を消費するわけですが。
ご苦労様でございます。

この中ではやはり・・・「信長」の
長篠の戦がもう一度見たいですな・・・。
あれは時間旅行をした気分になりました。

それから・・・人の顔の区別の苦手なキッドとしては
「毛利元就」(中村橋之助)と「武田信玄」(中井貴一)が
同一人物に思えて仕方ないとか。

龍馬は映画で言うと
「幕末純情伝」の渡辺謙(当時31歳)や
「RONIN坂本竜馬」の武田鉄矢(当時37歳)も捨てがたく
・・・高杉晋作(吉田拓郎)は爆笑だし。

「幕末純情伝」の舞台・初演は西岡徳馬(当時43歳)
これもいい味出してました。
まあ、ドラマより舞台はさらに年齢を超越しますから。

竜馬展覧会開催が楽しみでございます(´∀`)

投稿: キッド | 2009年11月 4日 (水) 01時21分

-△-ノンビリイコウ~ミオ@モバイル様、いらっしゃいませ~ミチノクノエンジェル-△-

ふふふ、人生はのぼりくだりでございますな。

しかし、登っているように見えて
下っていたり
下っているように見えて
登っていたりすることもあります。

時間を遡行するのは
不可能に見えてそうでもない。
キッドなどはどちらかといえば
過去にいる方が多いのがその証拠。

過去はとりかえしがつかないと申しますが
時間は品物ではないので
永遠に手にはいらないものだ・・・
という考えもございます。

残念な過去も夢なら
薔薇色の未来も夢。
要するにどれだけリアルに感じられるか・・・
という問題です。

まあ・・・キッドの守護天使は
常にそんなことを囁きかけてくるようです。

みちのくもでわも冬近しですな。
どうかお風邪などお召しにならぬように
ご自愛ください。

投稿: キッド | 2009年11月 4日 (水) 03時11分

☯☯アタルモ八卦☯☯ぱる様、いらっしゃいませ☯☯アタラヌモ八卦☯☯

注射がこわいのと同じように
他人の手術もこわいのは
感情移入が激しい証拠でございますからね。
まあこわいもの見たさで
目がはなせないという場合もございますな。

とにかくゴリゴリは頭に響きます。

また遊びにきてくださいね。

投稿: キッド | 2009年11月 4日 (水) 03時19分

ジョーダンジャナイヨオオオ~ice様、いらっしゃいませ~オグリンカワイソス

落語は落語家によってオチが変化しますが
有名な文楽師匠のオチは
「花魁が手を握ってはなさない・・・」
で、源兵衛たちが
帰ろうとすると
フリの部分(若旦那を逃がさない口実)を逆手にとって
「勝手に帰ると大門で袋だたきに・・・」
とダメ押しでさげるわけです。

まあ、源兵衛たちはぎゃふん(昭和)なので
竜馬もかなりぎゃふんだったわけでございますな。

「オバQ」や「ジャングル大帝」は
リメイクされていますからねぇ。
「スーパージェッター」も
最近ではパチンコにはなりましたけど。
キッドは三浦春馬、小栗旬、岡田将生の誰かに
ジェッターをやってもらいたいのです。

ただし、悪役のジャガーは鈴木亮平(クリーニング屋)で。

バック・トゥ・ザ・フューチャーは
オーソドックスな一本道もので
過去が変わると未来も変わり
敵と味方の改変合戦になるところが
ダイナミックでしたね。

このアイディアは「ターミネーター」に
受け継がれ
人類の存亡が問われるわけです。

それに対して日本では
時をかけても恋の話ですし
未来から来るのはともだちロボット。
自衛隊さえ、戦国時代に戻っても地球征服を考えない。

平和です。平和なのです。

まあ・・・そういうわけで一部若者の間では
戦争への憧憬がゆっくりと育っていることでしょう。

そして・・・仁は過去に戻っても病気を治すだけ。

坂本竜馬の姉の名は知っていても
もうすぐ始まる戦争のことは
まったく考えないのでこざいますよね。

キッドはこのあたりの匙加減が絶妙だなぁと
思ったりもいたします。

瀉血療法は現代でも多血症などの治療法として
使われていますが
この頃の「それ」は一種のマッサージ的なものなのですな。

まあ・・・肩こりをそうまでして
治したいという気持ちはなんとなくわかります。

キッドは小谷野クマ(大原麗子)と
岡田以蔵(萩原健一)が
ひっそりと語り合うシーンが一番好き。

人斬り以蔵は竜馬たちと別れ一人ぼっちに・・・。

クマ「なぜ・・・皆さんと行かなかったのです」

以蔵「わしは・・・みなとは・・・ようあわんけに」

クマ「・・・」

以蔵「・・・」

。・゚・(ノД`)・゚・。でございます。

オリジナル要素の強いこのドラマには
以蔵や沖田総司は登場するのかどうか・・・
楽しみなのでございます。

投稿: キッド | 2009年11月 4日 (水) 04時12分

キッドさん、こんばんは
内野龍馬は「粗にして野だが卑ではない」ところが、良いですね。
コンビとして、仁先生とのバランスも絶妙だなぁと、いつも感じます。

「明鴉」の解説、ありがとうございました。助かります

投稿: mi-nuts | 2009年11月 4日 (水) 17時15分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

ふふふ・・・総裁・石田礼助は
社長・島耕作みたいなものですからな。

たしかに竜馬には
「粗にして野だが卑ではない」
という一面も感じられるのでございますね。

竜馬の名を高めたのは
生涯の活躍ではなく
明治の皇后美子様の枕元にたって
日露戦争における海軍の勝利を
約束したというゴースト・ストーリー。

そういう意味では霊験もあらたかだったようです。

竜馬は死後も劇的な男だったのですねぇ。

坂本家の家紋は「組合せ角に桔梗」ですが
桔梗の花言葉は
「変わらぬ愛」です。

キッドはこの言葉の示す竜馬が
なんとなくあいくるしい感じがして好きです。

投稿: キッド | 2009年11月 5日 (木) 02時53分

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