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2009年11月14日 (土)

前人未踏の三十路宣言ドラマ手作りケーキで呪いいや祝い(仲間由紀恵)ビキニで嬢王V07(原幹恵)

朋(黒川芽以)が一回いなくなるだけでものすごくステータスの下がる嬢王である。もちろん・・・それは偏見に満ちた清浄なる世界のステータスだが・・・そういうものは現実に存在する。

もちろん・・・その逆に汚辱の世界があるわけでそれをキッドは完全否定もしないわけである。

しかし・・・この深夜だからといって何の根拠もなくやりたい放題の嬢王だからこそ。

清浄なる世界と汚辱の世界のバランスは大切なのだな。

それはつまり清浄なるものを汚辱することに淫靡の神髄があるからに他ならない。

舞(原幹恵)だけではマイナーにメジャーが埋没してしまいそうです。

で、『アンタッチャブル~事件記者・鳴海遼子・第5回』(テレビ朝日091106PM9~)脚本・橋本裕志、演出・唐木希浩を見た。このドラマのポイントは①仲間由紀恵が最高にイタい女を演じること。②常識を越えた闇の組織の実在に対する疑心暗鬼の追求。この2点だと思う。しかし、唐木演出になると微妙にこのポイントがずれていくのである。もう、こうなると天性とか偶然とかのレベルだけどな。

たとえば・・・①イタい部分では鳴海遼子(仲間)が間違って妹・美穂(名高梨緒)を殺された美鈴(芦名星)を遼子が片思いしている遠山(要潤)に優しく慰められ二人が抱擁するシーンで遼子は激しく嫉妬の感情を示すのだが・・・その演技をアップでとらえないのである。

これは隠し味にするべきところでなく・・・この後、遼子はこの嫉妬を原動力に犯罪コメンテーター楠田(中村獅童)との交際に溺れていくのである。そこがイタすぎて爆笑ポイントなのだが笑えるところまでもっていけなくなってしまう。

②についてもそろそろ・・・遼子の兄・鳴海刑事(小澤征悦)と片山刑事(辻谷嘉真)が口封じのために犯人を殺害しているという線がお茶の間には提示されているのだが・・・それについての疑念が芽生えたらしい鷹藤(佐藤智仁)の表情の演技だけでそれを示そうとしているらしい演出である。中途半端なんだよなぁ。

今回は前回、疑惑の対象となった城之内の疑惑が晴れたカタチになるのだが・・・それも安易である。この手のストーリーでは・・・最後には誰も味方がいないのでは・・・と遼子が追い込まれていくことがお約束である。

味方だと思っていた人が敵の連打ではもたないのである。敵だと思っていた人が味方だと思っていたら敵だと思っていたら味方だと思っていたら敵ぐらいの揺さぶりを登場人物全員にやらせるぐらいにしないと食い足りないのである。

なんだか・・・あっさりしていてメリハリないんだよな。

とにかく・・・仲間以外はやや弱いキャスティングだけに・・・もっとベタでくさい演出していかないと。

たとえば美鈴はどうみても・・・かわいい女には見えないのである。それをあえて見せる演出が必要なのだな。生前の姿を一度も見せぬまま死体となった妹を回想シーンに登場させるだけでいいわけだ。

たとえば鷹藤はかわいい男に見えないのである。占いを信じないと言われながら「ヒゲを剃るといいことがある」と言われて剃っちゃうくらいでいいのである。ついでにヒゲがあることでヒロインポジション適性を下げているのだから剃っちゃえたのに。

鷹藤と美鈴がかわいいキャラであることが・・・遼子が最高にイタい女になるために必要なのだし・・・二人がかわいいことがもしも本当に二人が死ぬことになれば闇の組織への敵意を遼子にもお茶の間にも強く持たせるのである。

美鈴はキャスティング的には今回、殺されていた方がインパクトがあったが、生き残って遼子の心の闇を拡大させるならそれをもっとお茶の間に伝わる形で見せないと・・・どこが面白いのか分らなくなってしまうのです。

まあ・・・とにかく・・・そんなこんなで面白いのにつまらないという微妙な部分をこのドラマは漂流中なのだ。

永倉ホールディングスが関係する環境保護のボランティア活動を支援する団体ラボネイチャリング。立てこもり犯人・菅原はそこで洗脳教育をされたと城之内(酒井敏也)は語る。Jリーガー高城(井上正大)とアイドル南彩香(松本若菜)との「交際疑惑そして異母兄妹発覚スキャンダル」を追いかけた遼子は事件を暴露したとされる占い師マーサ(三浦理恵子)とマーサをかばうカリスマ探偵の楠田と出会う。

何故か遼子に色仕掛けを仕掛ける楠田にいろいろあって心が痛い遼子はメロメロになっていく。

前回の歌手(金子さやか)に続いてちっともアイドルに見えない南が「全国的な盗聴組織がある」と言い出せば・・・誇大妄想と一笑にふすのである。

しかし・・・実際はカリスマ探偵として探偵学校を経営する楠田は卒業生の探偵をコントロールし、全国的な盗聴網を構築していたのだった。

それに得た情報をマーサに流し莫大な資金を稼ぎ出していたのである。

すべてはラボネイチャリングが新党を立ち上げて政界参入を目論むための資金集めだったのだと城之内は解説する。

その証拠に美鈴を狙い・・・美鈴の妹も殺したと告げる楠田・・・。遼子を刺そうとしてナイスタイミングで現れた鳴海刑事が射殺である。一方・・・マーサも自殺していたと片山刑事から報告が入る。

そして・・・遠山は東京にいるのに東京にいないと言って電話をしつつニヤニヤである。

もはや最も名無しの権兵衛に敵対するのは妹を殺された美鈴になるのだが・・・もちろんその場合も美鈴が普通に妹を愛していた場合である。

とにかく・・・遼子が15歳の時に鳴海兄妹の両親は放火によって殺害されたらしい・・・イノセント・ラヴかっ。

どこか・・・浮世離れした鳴海兄妹の描き方も不十分で・・・本当に面白いのにつまらないドラマなのである。そして公式裏サイトの間違い探しは七つ目がどうしても発見できないのである。・・・妙に不機嫌だと思ったらやつあたりかよっ。

関係するキッドのブログ『先週の金曜日のレビュー

で、『嬢王Virgin・第7回』(テレビ東京091114AM0012~)原作・倉科遼(他)、脚本・梶木美奈子、演出・岩田和行を見た。お茶の間にオンエアされるドラマのサブタイトルとしてはもはや限度を越えたな・・・。「㊙蜜汁絶頂昇天!生ビキニ」である。誰か、止めてやってくれと叫びたい夜があります。オスカープロモーションの原幹恵に対する態度はソニンに対する和田マネージャーの如しなのか。

もちろんクマのプーさんが蜜壷かかえているというオチでもないのである。

そして・・・失踪中の朋はこのサブタイトルから逃げたのではないかと妄想しました。

その密汁を垂れ流すのは舞であった。「いじめによるトラウマで男性と接することができない」という悩みを持つ舞に何故か優しく接する亜莉沙(蒼井そら)・・・。「ガリレオ」ではできないトップレス・サービスの後で怪しい飲料を舞に奨める。

亜莉沙「毒でもお酒でもないからお飲みなさい

舞(亜莉沙が先に飲むのでつい飲む)

亜莉沙「飲んでしまったわね。これは媚薬なの。インドのカーマ(性愛)について書かれた「カーマスートラ」(4~5世紀成立)が伝える秘密の薬よ・・・・」

舞(たちまち喘ぎだす)

亜莉沙「人間のすべてを知らなければ最高のおもてなしはできないの・・・さあ、あなたの心のフタをあけてあげる・・・」

亜莉沙の超絶テクニックで絶頂昇天いる舞だった。・・・おいっ。

一夜あけて・・・。

亜莉沙「昨夜は燃えたね」

舞「あの・・・クスリのせいです・・・」

亜莉沙「ふふふ・・・あれはただのハーブ・エキス・・・あなたの中にかくれていた欲望がただあふれ出しただけなのよ・・・性と愛は表裏一体・・・あなたの中に愛しい男への思いが隠れていて・・・それを私が引き出しただけ・・・」

暗示による偽薬(プラセボ)効果である。愛が錯覚に過ぎない以上、媚薬と偽薬の区別は無意味だという話なのだな。

とにかくだ・・・男が女を犯すのは犯罪だが・・・女が女を犯すのは犯罪ではなくて単なる変態だと・・・スタッフは主張しているのである・・・なんだかなぁ。

もう、とにかくお茶の間にオンエアされたドラマとしての一線を越えたのは間違いないな。

しかし・・・舞の心に性愛の相手として桜木(大口兼悟)が浮上したのだった。こんな本命の表現方法がかってなかったことだけは評価してください。

舞の心を見抜いたように優衣華(原紗央莉)が登場。

そんな二人の前に姿を見せる決戦出場者たち。九州代表(予選通過総合順位2位)の小悪魔系・珠里(木口亜矢)、そしていきなりパンチラ・サービスをする関西代表(総合第3位)のメガネ娘系ヤンキー・翔子(横山美雪)である。もうだれがグラビア・アイドルでだれがAV女優なのか判別不能です。

珠里「キャバ嬢の仕事はチームプレイが大事よね

優衣華(鼻で笑う)

珠里「無視かよ・・・」

一方、翔子はぬいぐるみの首を引きちぎる凶暴さを見せる。なんかクスリやってんのか。

とりあえず・・・本選大会メンバーがパワーダウンしていると感じたのか・・・特別枠として・・・亜美(麻美ゆま)を出場させる雨宮(永田彬)・・・焼け石に水とはこのことか。

香織(かでなれおん)の体の不具合の原因は雨宮のおこした交通事故にあったらしい。

とりあえず・・・香織は雨宮を一生縛りたいらしい。

香織の父の愛人である亜美はなぜか・・・舞に対する敵愾心を香織に植え付けようと画策するのだった。

本選第一夜はビキニ・ナイトである。下着で濡れ場を演じた後だがビキニ着用をためらう舞。朋はこれもパスしたな。とにかく桜木から送られたバラのコサージュに励まされ店に出る舞だった。

しかし・・・優衣華は店の子の反感を肩代わりさせるために自分の売り上げを舞に流す。

いきなりトップに躍り出る舞だった。

たちまち・・・店の子たちは舞を苛めるのである。

一方、兄に怨みを抱く優衣華に真意を質す舞。

舞「なぜ・・・兄と妹が憎みあうの?」

優衣華「あいつは・・・人殺し・・・」

舞は真相を確かめようという口実で桜木に会う。

そして・・・桜木に唇を許し・・・ふたたび密汁絶頂昇天なのである。もう笑うしかないな。

これ・・・ファースト・キスなのに・・・なにがなにやらでございます。

完全に一回休み状態で届く朋のファクス。「私には策があります」・・・つづくである。

日曜日に見る予定のテレビ『天地人』(NHK総合)『JIN・仁』(TBSテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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