近未来いじめ新入社員冷凍蟻地獄ホラー死霊の引き出しはじめました(榮倉奈々)
どうなんだ・・・冒頭、高層ビルから飛び降りてたよな。
最後は自殺して終わりってことじゃね。
夢オチだと思いますね。
避難訓練で下にはマットがある。
要潤が変身して助ける。
藤木直人が投げ縄で助ける。
榮倉奈々が超人化して浮揚・・・世界の終わりが始まる。
とにかくだ・・・中から開けられない冷凍倉庫を作るような会社はリスクの管理能力ゼロだよな。
そ、それを言ったらおしまいだろう・・・。
昔、冷凍倉庫からのイカの運び出し作業手伝ったことある。倉庫のイカをトラックに詰め込む作業。
で、どうした?
表で「腰が痛い」とか「手が冷たい」とか言っているバイトがいたが中の心底体が冷えた人は無口だった。
手伝いだからいいけど毎日だったら鬱になると思う。
まあ・・・人間、どんなことにもいつかは慣れるけどな。
火曜日のドラマ対決は①「泣かないと決めた日」10.2% ②「真直男」↘*8.6%
寒い・・・。
で、『泣かないと決めた日・第1回』(フジテレビ100126PM9~)脚本・渡辺千穂、演出・石川淳一を見た。企画者が「ヴォイス~命なき者の声~」からここ。プロデューサーが「メイちゃんの執事」からここ。脚本が「赤い糸」からここ。演出が「任侠ヘルパー」からここ。・・・凄い鬱集団であることは間違いないな。絶賛はされないが大きくははずさない手堅さがある。今回もそういう出来で・・・鬱な緊張感に耐えられればそれなりにドラマとしては成立している。「ライフ」関係者はいないのか・・・。いないのです。「小公女セイラ」のスタッフももちろんいません。志田未来と榮倉奈々は同じ事務所ですけれどーっ。
要するにあれだ・・・「いじめられる子」は永遠の主題なんだな。
しかし・・・「しごき」と「いじめ」の区別はもはや現代社会にはないんだよな。きっと。
そういう視点はないような気がする。一種のお化け屋敷じゃないか。
どっちかなあ・・・。
主人公の母親・角田紘子(大塚良重)がもうそうだろう。朝から晩まで泣いているような不気味さを漂わせている。不幸のオーラを体現しているっていうか。
もう、今にも首をつりそうな感じで・・・。崖から飛び降りそうで・・・。手首切りそうな・・・。
もう、母親のあのムードだけで鬱になるよな。
妹の角田愛(川口春奈)はどうなんだ。
「東京DOGS」の高倉カリンだぞ・・・。
うわ・・・まあ・・・女優に罪はないよね。
身体障害者だが唯一の救いとも言える。
足の長さが違うことになった原因を作ったのが姉。その事件の妹の記憶について曖昧にしているのがまた恐ろしい。
私がこうなったの・・・誰のせい・・・が来ますか・・・。
まあ・・・そうでなくても美樹(榮倉奈々)にとって重荷であることは間違いない。
それにしても・・・美樹の携帯電話って・・・マナー・モードついてないのか。
ある種の発達障害は抱えているのだろう。あの母親であの妹だもの。
それにしてはいじめられっ子の初心者っぽいよな。
周囲に対して無頓着だから・・・学校でもかなり苛められていたはずだ。
その点は・・・奇跡のような良好な周囲があってスルーしてきたと考えるしかないな。
初日の新人に何の説明もなく社外秘の書類をコピーさせたり、そこで冤罪とは言いながら失敗を犯した翌日に取引上重要な書類作成をさせて、上司もしくは教育係がノーチェックでミスがあったら土下座する必要があるような取引先に発送させるとか、創立記念日のセレモニーについて電子メールの通知もない。
大手商社である菱井商事・海外食品本部・イタリア食品部門・食品チーム・・・恐ろしい会社だな。
つまり・・・これは恐ろしい会社と恐ろしい娘が出会い巻き起こる恐ろしい物語なのだ。
・・・じゃ・・・そういう方向で。
美樹は大卒で最大手の商社に入社なのでエリートなのであるが・・・母子家庭。母親は故郷の岐阜で定職についている。高校生の妹は足の整形手術のために休学して上京。美樹とは六歳年が離れているが幼い頃の年齢差はそう見えない。愛が三歳だとしたら美樹は九歳である。・・・まあ、いいか。
とにかく、妹は木に登りおりられなくなり、姉はハシゴをもちあげることができず、助けを呼びに行こうとして妹は墜落、後遺症の残る粉砕骨折を負ったのである。
入院中の妹をフォローしながら社会人1年生の生活は始まったのである。
ところが・・・職場は前任者が机の中に「死にたい」と書いたノートを残し退職したという恐ろしい時空間だったのだ。しかも2010年4月の近未来から物語は始まるのだ。
たちまち・・・上司のミスを押し付けられた美樹は「トラブルメーカー」の烙印を押され、苛める気満々のチーム全員のターゲットにされてしまうのである。
いじめリーダーは佐野(木村佳乃)、女組が藤田(片瀬那奈)、工藤(町田マリー)、栗田(紺野まひる)、白石(有坂来瞳)、男組が西島(五十嵐隼士)、田沢(長谷川純)である。
集団いじめなので全員で一人を苛めます。
まあ・・・人間関係は敵か家族か使用人かしかないという考え方があれば想定内の出来事です。
孤立無援の美樹ですが何故か・・・海外帰りの統括マネージャー・桐野(藤木直人)はそれとなくアドバイスをしてくれます。
そのアドバイスとは「生き残りたかったら敵を倒せ」です。
・・・どんな会社だ。人材育成をしないで大手商社はやっていけるのか。
一方、ふとしたことで知り合った経営企画本部の先輩・仲原(要潤)には好意的な態度を見せられる美樹。分らないことも教えてもらえるのです。
そのアドバイスとは「ジュチュウザンーコミーはイタリア語ではなくて受注残込みという日本語だよ」です。
同期の桜であるワイン・チームの立花(杏)は「欲しいものは必ず手にいれるタイプ」ですでにエリートの仲原をロック・オン。表面上は美樹に友人面を向け、裏では美樹本人が気がついていないいじめの構図を「蟻地獄」として見抜いていながら放置。
さらには仲原との障害となると思われる美樹を冷凍室に閉じ込めてニヤリなのです。
零下20℃なんだから凍りつくよね。
・・・さてと・・・火曜日も終ったかな。
そろそろ・・・「まっすぐな男」が面白くなってこないと困るよね。
まあ・・・深夜には「ケータイ刑事銭形海」もあるけどね。
関連するキッドのブログ『メイちゃんの執事』
山P、亀ちゃん、フジッキーと定番俳優の連打につぶやきがとまらない天使テンメイ様のレビュー→テンメイ様の泣かないと決めた日
木曜日に見る予定のテレビ『とめはねっ!』『グインサーガ』(NHK総合)『853』『エンゼルバンク』『7万人探偵ニトベ』(テレビ朝日)『不毛地帯』(フジテレビ)
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コメント
なんともエグいいじめドラマが始まりましたね~。
ちまたでは脱落者が続出してるらしいです。この会社の人達の意地悪さにはブザービートの菜月ちゃんもびっくりですな。
ていうか杏さん怖いです。ガクガクブルブルあれは殺人未遂ですよね~。
しかも要さんと親しくしているのに嫉妬ってついさっき会ったばかりなのに殺人までするほど好きになるというのもよく分かんないですね。
まだこのドラマがどこに行こうとしてるのかが分かりません(>_<)
投稿: 出雲 | 2010年1月29日 (金) 00時10分
~~☀~~出雲様、いらっしゃいませ~~☀~~
ライアーゲームから引継ぎのあったような
葛城口元アップニヤリ→立花口元アップニヤリ
世界の陰湿さはやはりニヤリ笑いで示すのが
お手軽なんですな。
ニヤリとするのは楽しいことなのに・・・。
人間を冷凍にしておいてニヤリとするのは
もはや「お前なんか人間じゃねぇっ」と
罵られるレベルですよね。
まあ、そういう意味でこれは化け物屋敷の話なのでしょう。
そこで出てくるモンスターに
いちいち「脅かすんじゃねえよ」というのは
大人気ないのかもしれません。
しかし、そういうドラマである以上、
「いじめはよくない」とかいう話にされたら
ちゃんちゃらおかしいことになりますけど。
あのカバンとかに
立花の指紋がベタベタついているのは
間違いないので
翌日の右京さんに
「あからさまですねえ・・・自分がどんなに
寒い行為をしたのか
刑務所で頭を冷やしてきてください」
とガクガクブルブルしてもらいたいくらいです。
キッドは氷柱美人になった美樹を想像して
ちょっとうっとりしましたけど~。
投稿: キッド | 2010年1月29日 (金) 14時06分
こんばんは!
番宣でインパクトがあるシーン、
第一回みました!
でも、あの閉じ込められちゃうシーン
昨年12月頃 フジかな?
夜11時過ぎ?ぐらいにやってた
ヤングシナリオ大賞(だったか;??)
の作品をドラマ化したので似た シーンが
そのドラマは倉庫に閉じ込められちゃう主人公の
恋人役で紺野まひるさんが出てました。
わりと面白いドラマでした。
スタッフが共通なのかな・・・
テレビタックル、今観てるんですが、
ナレーターのひとが変わると、いつものかんじしませ ん。残念。(´・ω・`)ショボーン
投稿: マキシー | 2010年2月 1日 (月) 21時23分
☆ヨゾラニヒカルホシ☆~マキシー様、いらっしゃいませ~☆ネオンノサカミチ☆
それは一昨年(2008年)の12月オンエアの
「戦士の資格」(脚本・高橋幹子)ですかな。
再放送をしていましたかね?
まあ、倉庫に閉じ込められるというのは
よくある定番のネタでございます。
エレベーター、トイレ、倉庫は
日本三大監禁ポイントですな。
それにしても、その時間・・・
コード・ブルー2を見ないなんてもったいないですな。
まあ・・・オヤジ好きならたけしさんでもいいか・・・。
政府の教育改革では日本は変わりませんよ。
所詮、個々の現場の問題でございますから~。
・・・とキッドは考えます。
どんな制度でもやる先生はやる。
やらない先生はやらないのです。
どんな環境でもバカな生徒はバカですし~。
投稿: キッド | 2010年2月 2日 (火) 00時16分
A;´・ω・)アセアセ
去年じゃなくて、一昨年か・・・
ひまじんなもので、時の感覚が・・・
コードブルー、こんど機会があったら
観てみようと思います。
最近、若者向けキャストのドラマって
興味のある題材以外は観ないんですヨ・・・
でも榮倉奈々ちゃんとか、戸田えりかちゃんとかは
わりと好きなので、ときどき観てみよう思います。
投稿: マキシー | 2010年2月 2日 (火) 20時22分
☆ヨゾラニヒカルホシ☆~マキシー様、いらっしゃいませ~☆ネオンノサカミチ☆
いえいえ・・・地方によったら
去年の暮れにオンエアだったかもしれませんぞ。
それに今はBSもございますしね。
キッドもさすがにすべては網羅しきれなくなっております。
コードブルーはどちらかといえば
全年齢推奨と言えますよ。
まあ・・・キッドは二人の女医と一人のナースが
目の保養ですが・・・。
あくまでお気に召すままにどうぞですけれど・・・。
投稿: キッド | 2010年2月 3日 (水) 02時14分