« ラムールとラモールの不毛地帯(唐沢寿明)敵と味方の義父と父(多部未華子) | トップページ | 一筆啓上仕候。江戸に着仕り、築地屋敷に罷在候。大津波警報発令中(坂本龍馬) »

2010年2月27日 (土)

残念ながらをアナウンサーが言い続けるオリンピックシーズンの残念な感じのヤマトナデシコ同窓会(亀梨和也)

ここまでバンクーバーでは日本は一勝(金メダル獲得)もしていないわけである。

しつこいようだが、もう憲法改正するしかないと思うのだな。

まあ・・・五輪でスポーツ選手が勝たなくたって別にいい国民なのだ・・・と言われればそれまでなのだが。

もちろん、一番でなくたっていいという考え方もある。

だが、競技直後の浅田真央の屈辱を感じた心。

あれが自然というものではないか。

その屈辱に耐えて復讐を誓う人間をキッドは素晴らしいと思うのである。

え・・・別に復讐する気はないだろう・・・それは見解の相違でございます。

で、『ヤマトナデシコ七変化・第7回』(TBSテレビ100226PM10~)原作・はやかわともこ、脚本・篠崎絵里子、演出・川嶋龍太郎を見た。やられたらやりかえす。これはゲームのオーソドックスな戦法の一つである。しっぺ返し戦法とも言う。たとえばナイフ一本とサイフを持ったゲームを考えてみよう。

サイフの中にはコインがたくさん入っている。プレイヤーはみんな同じ条件でゲーム・フィールドに入る。他のプレイヤーに接触したら、ナイフを使うか使わないかを選択できる。ナイフを使った場合、相手が使わないを選択するとコインを一枚もらえる。相手が使う場合は相打ちでコインをお互いに一枚没収されるのだ。ナイフを使わない場合、相手が使わないとごほうびとしてコインを二枚もらえるのだ。相手がナイフを使うとコインを一枚とられる。

つまり、自分だけがナイフをつかうとコインはプラス1枚。

両方が使うとコインはマイナス1枚。

両方が使わないとコインはプラス2枚。

相手だけが使うとコインはマイナス1枚。

・・・というゲームである。みんなが一度もナイフを使わなければそれぞれが最高得点をあげることができる。

しかし、自分以外の全員がナイフを使い、自分一人だけが使わないと最下位決定である。

世界で唯一、平和憲法を持っているというのはそういうことだ。

そのゲームのセオリーの一つが最初はナイフを使わない。しかし、相手に使われたら次はナイフを使うというものである。

この場合、最初はプラス2点か、マイナス1点。

次に、もしもプラスならば次もプラス2点か、マイナス1点。

もしもマイナスなら次はプラス1点かマイナス1点。

第三に、もしもプラスなら最初に戻る。

もしもマイナスならナイフを使い続ける。

少なくとも、ずっと使わないよりも変化に富んだ対応になるのだ。

何よりも最下位は免れるのである。

つまり、「自分からはいじめないがいじめられたらいじめかえす」ということである。

このセオリーの他には「ずっといじめる」もあるがそれではご褒美を得られないし、世界は殺伐とするのである。

人生ゲームでは「いじめられてもいじめかえすのはよくない」という寝言が囁かれるときがある。その囁き手がどの戦略をとっている人間なのかをじっくりと考える必要があるだろう。

ちなみにキッドは「いじめられたら三倍返し」が理想の戦法だと思う。

多くの人間はすでにある社会に生まれいずる。その社会の基本戦略が何かを探ることはとても大切なことなのだ。

このドラマはもう少し複雑なゲームで、「いじめ」と「みため」の交錯が語られる。そこがものすごくドラマを曖昧なものにしている。

スナコ(大政絢)は「みため」によって「いじめ」を受けたという前提がある。

ただし、「みため」についての定義は曖昧である。

スナコの初恋相手・村田(江上晶真)がスナコを「ブスだからキライ」と評価したことでスナコは「ひきこもり」になったとされている。

しかし、本来、スナコは「みためがみにくいものが好き」でもあるのではないか。

村田によって「ひきこもり」になったのかどうかは謎なのである。

つまり、ドラマの作り手は「みためがみにくいものが好き」であることをなんとなく否定しているのである。

この怪奇趣味の否定が根底にあることによってこのドラマはなんだかわからないものになってしまっている可能性があるのだ。

今回、スナコの過去が同窓会に参加することによって明らかになるわけだが・・・「みためがみにくいものが好き」であることがスナコの本来の「中身」なのか、いじめによって付加されたものなのかによって・・・話は180度違うのである。

ドラマ版のスナコは一体、どちらなのだろうか。少なくとも、その答えの一つが今回、明らかになったような気がする。

スナコの高校時代の同窓会の発起人はすず(近野成美)である。いわずとしれた2006年度版の「エコエコアザラク」の黒井ミサなのである。

そんなすずが「昔、いじめたことをあやまりたいからぜひ、同窓会に出席して欲しい」と口説いてくるのだから裏があります。

実は、すずはクラスのいじめにあっていたスナコをかばっていた親友だった。

下宿人たちはせっかくだから・・・ひきこもり克服のために出席するように奨める。

しかし、ドラマ版の恭平(亀梨和也)はもはや自覚はないがスナコにぞっこん惚れてますなのでいい顔ができない。

もしも・・・初恋の人が心変わりしてスナコと相思相愛になったらと思うと嫉妬で食欲増進なのである。

トヨタ問題で子供店長が忙しいのか、中原家にいないタケル(加藤清史郎)は育児放棄と言われるのがイヤで子供を同伴中の美音(高島礼子)と一緒である。

やはり最初から設定に無理があったんだな。

そのために雪之丞(手越祐也)や蘭丸(宮尾俊太郎)そして武長(内博貴)&乃依(神戸蘭子)の出番確保が楽になっているし、妙にこじつけっぽい恭平の説教ネタの仕込みもスムーズに出来ている。

今回は警備員のバイトをする恭平。迷子を発見。お母さんが迎えに来るというシチュエーションがあり、喫茶店「迷宮入り」のマスター(大杉漣)が「迷子になったら大切な人が迎えに来ると信じるのも一つの方法だ」と仄めかす展開である。

恭平は自分こそが、スナコの大切な人になるべきだと考え、スナコのためにお守りのドクロのブレスレットを買うのである。

しかし、スナコは愛する人体模型のひろしに奉げようとするのでガッカリするのであった。

とにかく、勇気を出して同窓会に出席するスナコ。

しかし・・・スナコをかばったために高校でイジメを受け、大学受験に失敗、就職したホテルをリストラされ、恋人に二股をかけられたすずは気分転換のためにスナコをいじめようと計画していたのだった。・・・どんな計画なんだ・・・。

しかし・・・同窓会に現れたスナコはクラスで一番の美少女になっていたのである。

計画通りに進まないことに腹を立てたすずはスナコのトラウマを踏みにじりまくる作戦に出る。

一方、村田と再会したスナコは呪い殺すかもしれないとおそれていた相手が何のインパクトももたらさないことに戸惑いを感じるのだった。

そのことですずの気晴らし計画はますます暗礁に乗り上げるのだった。

仕方なく、必殺技の「ブスナコ」囁きをするすず。

たちまち、雷鳴が鳴り響き、超落雷で同窓生一同は絶叫する。

もはやヤケになったすずはスナコに赤ワインをそそぐのであった。

「お清めしないと呪われますから~・・・エコエコケルノノス」

スナコは思う。

(もしも・・・このワインが豚の血ならば・・・映画「キャリー」・・・なんて甘美な・・・)

スナコがエクスタシーを感じる寸前、恭平たちが乱入するのだった。

恭平はスナコが快感に浸っているのを悟り、嫉妬の青い炎を燃やすのである。

「くそ・・・スナコの初恋の相手ってどいつだよ」

突然、出現した美しい男たちの集団に気後れする村田はおずおずと手をあげる。

「くそ・・・スナコにあやまれよ」

一体、何を怒られているのか不明だが、恭平がこわいのでとにかく謝罪する村田だった。

「くそ・・・スナコもなんとかいってやれ」

そこで・・・スナコは高校時代からあやまろうと思っていたことを口に出すのである。

「あの・・・お弁当にカエルの唐揚げを入れたりして・・・みんなを不気味な気持ちにさせて・・・すみませんでした・・・」

ドドド・・・と雪崩れる一同だった。

周囲の和んだ雰囲気についに切れるすず。

「何よ・・・みんなして中途半端な感じにして・・・このままじゃ盛り上がらないんでないかい・・・よ~し、この場で自殺してやる~・・・みんな・・・一生忘れられない同窓会になるのよ」

すずがナイフを取り出すとその冷たく禍々しい輝きに魅かれ反射的にナイフに飛びつくスナコだった・・・。

そして・・・もみあう二人・・・あわてて恭平が割ってはいると・・・スナコの頬に傷が・・・。

滴り落ちる赤い鮮血。

(ま・・・血・・・素敵・・・)

うっとりするスナコだった。

全員が雪崩れる中、主人公として恭平はまとめの言葉をすずに語るのだった。

「あんたもいろいろたいへんらしいけど・・・人生に迷ったら・・・下手に動かず・・・迎えを待つのも一つの手だぜ・・・誰も迎えにこなかったら・・・残念だけどね」

恭平の言葉があまりにも説得力がないことに脱力するすずだった。

こうして・・・スナコの呪われた同窓会はつつがなく終了したのである。

「さて・・・どうする・・・二次会」

「せっかくだからゲテモノの店行こうか」

「ええー・・・カエルとか~」

「何言ってんの・・・カエルとか普通っしょ~」

「じゃ・・・ヘビとか」

「ハチの子とか・・・」

「サルの脳みそとか~」

「ええ~・・・マジ~」

盛り上がる道産子集団だった。

関連するキッドのブログ『第6話のレビュー

明日はマラソンランナー天使テンメイ様のレビュー。

Hcinhawaii0623 ごっこガーデン。トリプルスナコで飛び入りバンクーバーセット。エリむふふ・・・不甲斐ない日本チームを激励するためにバンクーバーまできたら迷子になってしまいました~。じいやじゃなくて恭平に見つけてもらうまでは帰れないのでスー。ついでにスケートと書道を組み合わせたパフォーマンスを披露したら場内熱狂の嵐になったのでしゅ~。さあ、後は亀梨先輩に手首をつかまれて会場脱出を堪能しますよ~まこサルベスタン鉱区で石油掘削してたらバンクーバーに出てきました~。すずちゃん(近野)とまちこちゃん(本仮屋ユイカ)って似てるのじゃ~あーりませんかぁ・・・。真央ちゃん、銀メダルおめでとう・・・お呪いしましゅ~お気楽スナコは女子高校生でも全然OKだよね・・・いじめた方が覚えていないのはよくある話だよね。実はいじめられた方も忘れてたりして・・・人間っていやなことは忘れるタイプもいるからなぁ・・・まさかスナコは妊娠したりしにいよね・・・生れるのはオーメンだったりするのかな・・・さて、おみやげは何買おう・・・名物アイスワインとかかなmariさすがです。さすがのパフォーマンス。残念ながら金メダルはありませんでしたが・・・それなりに盛り上がった冬季五輪・・・スナコと恭平は髪切り仲間ですね~・・・。来週は恭平の母(麻生祐未)登場の模様・・・蘭丸のお見合い相手の珠緒お嬢様(浅見れいな)も出る模様です・・・ちょっと豪華ですねーっ

日曜日に見る予定のテレビ『龍馬伝』(NHK総合)『深・ケロロ軍曹』(テレビ東京)『堀北真希の特上カバチ!! 』(TBSテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

|

« ラムールとラモールの不毛地帯(唐沢寿明)敵と味方の義父と父(多部未華子) | トップページ | 一筆啓上仕候。江戸に着仕り、築地屋敷に罷在候。大津波警報発令中(坂本龍馬) »

コメント

アハハhappy02
キッドさん、またTBのURLがないですよ。
2回目だからヤバイかも♪
あんまし続くと、僕も指摘しづらくなっちゃうから、
2回に留めてくださいね。
  
浅田真央virgoの悔し涙は素晴らしい☆
3流市民アスリートの僕も感動したし、
トップアスリートのイチローも「すごい」とのこと。
   
ま、東京マラソン会長の都知事が、銀メダルを
「残念」と言ったのも、ある意味すごいことですが♪
「論外」と冷笑されないよう、雨と闘って来ます run shine

投稿: テンメイ | 2010年2月27日 (土) 20時03分

run○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))bicycle

ふふふ・・・またしてもテンメイ様によって
救援・・・。
前回・・・コードブルー2だったし
なんでなのか・・・
やはり・・・呪い?

単なるボケ・・・。
それにしても3年以上もやってて
突然立て続けっていうのも不思議。
マウスのクリックがバカになってきたのかしら・・・。
それにしても・・・。
そう簡単にポインタが乗るわけはないのに・・・。
不思議です。

とにもかくにもありがとうございました。

三度目があったら・・・
きっと口惜しくて
エッエッ・・・と泣くと思う。

キッドはあのこらえようとして
こらえられない嗚咽を
久しぶりに聞きました。
誠に感動的でございましたね。

イチローも感じたのですね。

まあ、フィギュアの得点のおかしさは
どんなに改良を重ねても
起こるときは起こる。
今回は誰の目にもわかる失敗でよかったとも
考えます。
ノーミスで225点くらいだったら
さすがに日本国民と都知事は爆発しそうだから・・・。

明日は暖かい雨天のようですが
水分補給は逆に大切かもしれませんな。
ご無事を祈っておりますぞ~。

投稿: キッド | 2010年2月27日 (土) 21時39分

じいやさま、TB欄がないのはエリも気づきました~。
何かで深く傷ついておられるのかと
そっとしておくべきか迷ってたんですわ~。
しかしなんてことでしょう~。
んまあ・・テンメイさんが優しく教えてくださったのね。
麗しい友情ですわ~。
無事に返信できて良かったですーっ。

バンクーバーでは必殺16回転を披露してきたので
なんだかとっても目が回りました。
おかげで迷子になっちゃったから
ずっとお迎えを待ってたんですの。
おかげでKSENPAIのお手々つかみコースも最高に楽しめましたわ。
じいやがこの前作ってくれた特製の梅お粥がまた欲しいの。
まこちゃまがドクロでお払いしてくれたのもあって
お熱は下がったけれど
まだ痛みが・・
エリはどうなるんでしょう。
でもSENPAISがお姫様抱っこして子守唄うたってくれたら
治るような気がするぅ~confident

投稿: エリ | 2010年2月28日 (日) 16時27分

ribbon✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿ribbon

お嬢様にご心配をかけるとは
不徳の極み。
切腹つかまつる。
ザク、グフ、ドム・・・ふっかーつっ。

TBを受け付けるは
☑方式なのですが
いつも受け付ける状態が記憶されているはずなのに
いつのまにか
はずれているのです・・・。
まったくはずした記憶がないので
ボケかもしれませんーっ。

さすがはお嬢様16回転でございますかーっ。
真央ちゃんもヨナちゃんも
真っ青ですなーっ。

お嬢様が出場なさらないのは
残念でございます。
まあ・・・国際的にあまり差をつけるのも
なんですからなーっ。

なんですとーっ。
まだお加減が優れないのですかーっ。

ご安静にと申し上げましたのに
16回転なさってる場合ではないですぞ~。

ただちにこの場に
緊急ご寝室を展開いたしますので
さっそくお休みくださりませ~。

ものども、第一級ベッド・ルーム設置体制~。

投稿: キッド | 2010年2月28日 (日) 22時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/83353/33560018

この記事へのトラックバック一覧です: 残念ながらをアナウンサーが言い続けるオリンピックシーズンの残念な感じのヤマトナデシコ同窓会(亀梨和也):

» 空から雨、浅田真央は悔し涙&『ヤマトナデシコ七変化』第7話 [テンメイのRUN&BIKE]
金曜の午前中までは、日曜の東京の天気予報は「雨のち曇」だった。そ の後、「曇時々 [続きを読む]

受信: 2010年2月27日 (土) 22時22分

» ヤマトナデシコ七変化 第7回 感想 [ぐ〜たらにっき]
『ウラギリの同窓会』 [続きを読む]

受信: 2010年2月28日 (日) 00時27分

» ヤマトナデシコ七変化 第7話 [エリのささやき]
恭平がスナコちゃんにあげたブレスレットには逃げない誓いが入ってたのね。さて本当に迷子なのは誰? [続きを読む]

受信: 2010年2月28日 (日) 11時18分

» 《ヤマトナデシコ七変化》#07 [まぁ、お茶でも]
せっかく少しずつ変わって行ったスナコがすっかりホラーに戻ってしまった。 同窓会の通知が来てから、嫌な記憶が戻り、ドクロを振り回して悪魔払いをしていた。 同級生のすずが訪ねてきても、ホラーの中から出てこられなかった... [続きを読む]

受信: 2010年3月 1日 (月) 21時05分

« ラムールとラモールの不毛地帯(唐沢寿明)敵と味方の義父と父(多部未華子) | トップページ | 一筆啓上仕候。江戸に着仕り、築地屋敷に罷在候。大津波警報発令中(坂本龍馬) »