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2010年3月 2日 (火)

愚かさに学ぶものを賢者と呼ぶ(山下智久)過信が過誤を招くコード・ブルー(戸田恵梨香)

大津波警報を発したことの是非が問われ、韓国のナショナリストは日本の情報発生源を無差別攻撃する。

世界は混沌に満ちている。

不愉快な言動を圧殺するのは優れた行為とは呼びがたいが通り魔に命を奪われる無防備な人間を弱者と規定することには抵抗がある。

参加することに意義があるという理念に基づくオリンピックで金メダルを取れなかった競技の責任者は辞表を書くべきだとロシアの大統領はもの申す。

あらゆる科学技術の発達は情報の蓄積に負うところが大きいが、情報を持たざるものの持つものへの嫉妬は凄まじい。

なぜなら、安定した社会では情報をコントロールしたものが勝者であり支配階級なのである。

だからこそ階級闘争が爆発した時、愚者は知識人を虐殺する。

そして・・・ふと気がつくのである。憎いエリートは殺した。しかし、自分が病気になった時、治療してくれるものがいなくなっていることを。

自分を滅ぼすもの・・・それは常に自分なのである。

予想の精度が悪いから大津波警報は無意味だというものは次の津波で溺死するのである。

銀メダルを絶賛するものは金メダルを讃える言葉を失うのだ。

愛を信じなければ喜びもなく、愛を信じれば悲しみがある。

禍福は糾える縄の如しなのである。

本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「宿命」↗*6.4%(母の邪な愛は嫉妬で胎児をも殺す)、「ヤマトナデシコ七変化」↗*7.6%(ドタバタといじめは紙一重である)、「サラ金2」↘*8.9%(幼いものに学ぶこと)、「ファンタスティック・フォー」12.7%(ボイルの出番だボヨヨンヨン)、「ブラマン2」↗*9.1%(川島海荷とったな)、「左目探偵」↘*7.0%(佐野史郎の無駄使いだな)、「明日はない」↘*5.9%(麻生祐未がもったいないな)、「トリビアの泉」20.1%(へぇへぇ)、「龍馬伝」↘21.0%(山本琢磨とれなかったな)、「特上カバチ」↗*8.5%(バンビいったりきたりしすぎだな)・・・ついでに「ハンチョウ」↗12.5%、「コードブルー2」↘15.3%・・・以上。

で、『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd Season・第8回』(フジテレビ100301PM9~)脚本・林宏司、演出・関野宗紀を見た。「できちゃった結婚」とか「離婚弁護士」の演出補(アシスタント・ディレクター)の昇格演出である。ちょっとフレッシュなすべりを感じるが・・・今回は脚本も際どい感じなので別のドラマのように感じた人も多かったと思う。もちろん、若気の至りというものはあるので・・・最初から天才的演出であるより・・・ここからどう成長するかを考えるといいと思う。まあ、ある意味、バンクーバー・デビューの女子中学生・高木選手のような感じである。

フェロー・ドクター(専門研修医)たちはドクター・ヘリのスタッフとしてはいよいよ卒業が迫ってきている。藍沢(山下)、白石(新垣結衣)、藤川(浅利陽介)はプライベートで問題を抱えるが医師としては順調に成長している。しかし心肺停止からの蘇生を乗り越えた緋山(戸田)だけは医師として大問題に直面しているのである。

藍沢は自殺した母と無責任な父という問題のある両親に悩み、白石は葛藤のあった父親の不治の病に苦しみ、藤川はちょっと無理めの片思いに悶えている。

そして・・・緋山は信念に基づき手続きを怠ったために遺族から医療過誤の訴訟をおこされてしまう。

医療の最前線で働くドクター・ヘリ・チームは一人の人材を謹慎させたために苛酷な勤務体制に直面するのだった。

結果にはそうなった理由がある。しかし、何を原因とするかを判断するのはとても困難なことなのである。なぜなら・・・原因もまた一つの結果にすぎないからだ。

白石は追い詰められた現状を語りだす。

働きすぎだって思うことがある。

一日、十時間も働くと残りは十四時間しかない。

そのうち、何時間を仕事のための準備に使っているだろう。

完全を求めればきりがないのだ。

最善を尽くすためには最新の情報はかかせない。

新しい技術の成果、その導入の方法、成否の統計。

知らないですませることは簡単ではない。

特に人命を預る仕事では・・・。

その終わりのない情報収集を適当にきりあげるのにさえエネルギーがいる。

常にベストを尽くすのは基本である。

しかし、限界を追いかけるうちに最後の一線は見えなくなる。

世界がくれる暖かい言葉。

自分が成し遂げることの喜び。

そうしたものを糧に眠りから目覚める。

そして・・・ふと自分に問いかけるのだ。

一体、私はなんのためにこんなにがんばっているのか・・・と。

緋山は翔北救命センターを彷徨う。謹慎処分中であり、医療行為は禁じられている。死から蘇った緋山にとって・・・これは死後の世界の悪夢なのではないかと思える日々である。

患者を救うために全力を尽くして力及ばず、残された遺族に精一杯の誠意を示そうとした結果、訴えられ拘束され裁きを待つ身である。

そのために緋山は事件の本質に目を向けることができない。

自分の過誤を認めるためにはそれが過誤だったことを受け入れるほかないのである。

しかし・・・私の何が間違いだったというのか。

戦って常に勝ってきた緋山には勝者が弱者に裁かれるという世界の理不尽なシステムを受け入れることが困難なのである。

契約とは賢者と賢者のシステムではない。愚者のための賢者によるシステムなのである。

愚者を賢者と取り違え、愚者の人間性を信じた緋山は先人の知恵をないがしろにしている自分に気がつかない。

自分のしたことをなかったことにする愚か者のためにDNR(do not resuscitate=延命するな)オーダー(同意書)は存在する。

愚者を愚者として扱うことに負い目を感じる賢者は賢いとは言えないのである。

しかし・・・緋山はその非を認めることができないのだ。

愚者を賢者と信じた自分を否定することになるからである。

緋山は希望に縋りつく。どうか、周囲の人々が愚者であると決めたあの人が・・・私の信じた通りに賢者でありますように。

だが、それは所詮、他力本願なのだ。

食堂にすわりこむ緋山の中にかっての自分の姿を見出したシニア・ドクター(指導医)の三井(りょう)はそれを告げる。

「裁判や医師免許の剥奪のことよりも・・・病院や仲間に迷惑をかけていることが苦しいまでしょう・・・分るわよ・・・私もそうだったから・・・」

しかし、緋山は答えない。

(本当に分ると言うのだろうか。私もそうだと思いたい。しかし、幼い子供を失った母親の苦しみを分ると思った私はどうなった。目の前に患者がいても何もできない医者になってしまったのです。このまま、医者でなくなるかもしれない自分のことを案じていないと言えるのか。それよりも人員不足のチームの心配を私がしていると。私は本当にそこまで自分をないがしろにしていると・・・三井先生は本当に信じているのですか・・・つけてはいけない聴診器に手をのばした私の胸の痛み・・・相手側弁護士の説明申し入れを待つ死刑囚ののような私の不安を・・・)

そこへ、もう一人の指導医・橘(椎名桔平)がやってくる。

「連絡があった・・・間もなく先方が到着する・・・」

絶望は愚か者の結論だと言う。それでは希望を持つことは愚かなことではないのだろうか。

緋山の心には希望と絶望が交互に去来しているのである。

父親が絶望的なガンであることを知り、自分を見失いつつある白石は、緋山が実質不在の翔北救命センターを離脱し、休暇をとって故郷に帰ろうとしている。

過労気味の顔をした田所部長(児玉清)は快く白石を送り出そうとする。

「気にすることはありません・・・あなたの大切なお父様のためだ・・・」

白石は父親の不調を見抜けなかったように・・・上司の不調を見抜けないのである。

緋山の不在の穴を埋めるために田所部長は当直を増やしている。

白石が抜ければさらに老骨に鞭を打つことになるのである。

(しかし・・・私の大好きな大好きなパパは・・・もうすぐいなくなってしまうのです)

白石は気を許せば泣き出しそうな自分に耐えている。

スタッフ・ボードに休暇のスケジュールを書き込むと藍沢と遭遇する。

「今夜・・・予定通り・・・帰郷するのか・・・」

「あなたは・・・お父様とは会えたの・・・」

「ああ・・・結局、母が死んだのは俺が生れたためだったらしい・・・しかし、どうでもいいことだ・・・何しろ、覚えてすらいないことだからな・・・」

「そのこと・・・お祖母様には伝えたの・・・」

「いや・・・忙しくて・・・最近は見舞いにいく時間もない」

「でも・・・まもなく退院でしょう」

「そうだ・・・病気が治って病院を出て行く・・・いいことじゃないか」

白石は藍沢の鬱屈が手に取るように分った。しかし、それを慰める術をもたないのである。いや、あるにはあるが・・・今夜は自分のもうすぐ死ぬ父親のために実家に戻るのだ。

そんなドクターヘリ・チームの中に忙しさに喜びを感じている男がいた。

愛する女をニクソンという外国人に奪われた森本医師(勝村政信)である。

「俺はわかったんだ・・・彼女が誰かを愛していても、俺が彼女を愛していればなにも問題がないってことがな」

藤川には忙しさのあまりに森本が狂を発しているとしか思えなかった。

藤川にとっての問題はフライトナースの冴島(比嘉愛未)が自分を愛し始める糸口をつかめないことである。藤川は糸口さえ掴めば愛が始まる自信があった。

何しろ、自分の愛はもう始まっているからである。

藤川には恋敵がいたが、なんとかなる自信もある。なにしろ、相手はもう死んでいるのである。

死者にできることが少ないことを藤川はもう充分に知っていると信じている。なにしろ、医者なのだ。

藤川は冴島を見かければふらふらと尾行を開始する。草津の湯でも治せない病にかかっているからである。

冴島はロビーにやってきた。その視線の先には一ヶ月前にこの病院で死んだ娘の面会に訪れるという精神的に問題のある母親がいる。

「毎日・・・ああしていらっしゃるんです・・・」

藤川の中に奇妙な苛立ちが芽生えた。

「いつまでも・・・死んだ子供の病室を訪ねても・・・仕方ないじゃないか・・・」

藤川は憐れな母親を説得しようとする。

「娘さんは・・・もう葬儀も済んでいるのですよ・・・気持ちは分るけど・・・もういい加減、前向きに考えないと・・・」

その言葉を憐れな母親と同様に途方に暮れて聞き流す冴島だった。

その時、ニクソンを愛する女・轟木(遊井亮子)の声が響く。「ドクターヘリ・エンジン・スタート」

藍沢、三井、冴島のトリオは我を忘れて出動する。

モルガン菌などのヒスタミン合成菌に汚染されたイワシはヒスタミンを蓄積していく。低温でも増殖するタイプに汚染されれば蓄積量は増加する。加熱調理をすれば菌は死滅しても毒素としてのヒスタミンは分解されないのである。問題のないように見えるイワシは蒲焼にされ、高校サッカー・チームの試合後の弁当のおかずとなった。

腐敗臭のないヒスタミン入りイワシを美味しくいただいた少年たちはまもなく、化学性食中毒によるアナフィラキシー・ショックに急襲されるのである。

少年たちは個人的な発症の時差はありつつ、次々と発作に襲われるのだった。

いわゆる一つの集団食中毒である。

最初の発生からまもなく、ドクターヘリ、救急車、送迎バスと様々な手段で搬送されたサッカー高校生で翔北救命センターは大混乱に陥るのだった。

そんな折に緋山を訴えた遺族と弁護士が来院した。

医師にとっては医療訴訟は毒素に他ならない。消毒装置である延命処置の停止に対する同意書のサインという手続きを軽視した報いが緋山にショックを持たらすのだ。

そして、緋山の医師生命は生死の境を彷徨うのである。

田所は状況を見つめて思う。

今日も大漁じゃないか・・・。医者にとって患者は何よりのクスリだ。飯の種だし、生きがいだ・・・患者がいれば医師はなんとか生きていけるのだ。

だが・・・患者は大人しく治療されるとは限らない。それに患者にはやっかいな家族というオマケもついてくる。このオマケが曲者なんだよな。家族もみんな患者になっちまえばいいのになぁ。

より多くの患者を求めてドクターヘリを開設した田所にとってその組織の存亡をかけて緋山事件に立ち向かわなければならない。

遺族側は死んだ患者の母親(吉田羊)、その兄でいかにもクレーマーな死んだ患者の伯父(松田賢二)と弁護士。

病院側は田所救命センター部長、春日部事務長(田窪一世)、相馬弁護士(隈部洋平)が出席している。

そこへ橘に付き添われ緋山がやってくる。

緋山の中では医師としての無力感と、人間としての正義感が激しく火花を散らしている。

そんな緋山にクレーマーは激しく噛み付くのだった。

「がるる・・・たしかに翼(死んだ患者)に残された時間は少なかったかもしれない。しかし、その期限を決める資格は貴様にはないだろうが・・・」

「す・・・すみません」

緋山はこの理不尽な男がこわかった。今にも口から火を吹きそうであり、瞳には地獄の青い炎が燃えている。あまりの恐怖にあれほど「あやまってはいけない」と念を押されたのについ謝罪してしまうのだった。

青ざめる事務長と顧問弁護士・・・。

しかし、橘は冷静に緋山をフォローするのだった。

「確かに・・・同意書のサインを求めるべきだった・・・そうしなかったのには理由があったはずだ」

田所部長も即座に支援の煙幕を張るのだった。

「そうです・・・医者としてあやまらなければならないことを・・・本当にあなたはしたのですか・・・患者のためにならないことをしたと・・・」

緋山の中でけして自分の過ちを認めない心が張り裂けた。

「私は患者の命を救おうと全力でがんばりましたが・・・患者には脳死判定がくだりました。私はそのことを翼くんの母親に伝えました。翼くんの目はもう何も見ないし、翼くんの耳は何も聞こえない。翼くんの心は何も感じない。つまり、翼くんが脳死しているということをです。そのことを翼くんの母親は理解してくれたと感じました。そしてどんなに深い悲しみが彼女を襲っているのか想像もつかないと感じました。私は彼女のためにできることはないかと・・・たずねたのです・・・すると彼女は・・・患者を抱きしめたいとおっしゃいました・・・私はまだぬくもりがあるうちにと・・・挿管をはずしたのです・・・お母さんにわが子を抱きしめさせてあげたかったのです・・・」

さすがのクレーマーも実際に起きたことを賢者の口から聞き言葉を失うのだった。

遺族の弁護士は冷静に反論する。

「しかし・・・同意書にサインを求めることはできたでしょう」

「子供を失った母親にそれを認めさせるサインをさせるのはあまりにも残酷なことのように私には思えました。そんなむごいことを平気でできる医師はどこか・・・狂っているような気がしたのです」

緋山は同意を求めて母親を見た。

(あの時、サインを求める医者と求めない医者・・・人として正しいのはどちらですか)

しかし・・・愛児を失った母親にとってそんなことはどうでもよかったのである。

ただ、今の話を聞いて蘇ってきたのはその時の温もり。そしてその温もりが二度と戻らずその手から失われたこと。それを思うと気分が悪くなる。

「私・・・気分が悪くなりました・・・」

母親は退席した。

緋山の最後の希望は無惨にも打ち砕かれた。

(私の正しいと思った選択は・・・間違っていた・・・間違っていた・・・間違っていたんだ)

愚者を賢者と信じてしまうのは何故だろう。

それは自己過信のなせる技なのである。

つまり、緋山は「自分の善意が相手に伝わった」と信じたのである。しかし、相手は時にはその事実を認めなかったり、忘れたり、違うと信じたりするものだ。

愛児を失った母親がどんな気持ちになるのか・・・緋山には想像もつかないのである。

未だに緋山は「相手に裏切られた」と感じているが・・・実際に裏切ったのは「自分自身」なのである。そして緋山はそのことに気がつかないのだ。

なぜなら・・・緋山は自分を疑うことが苦手なタイプだからである。

そういう人はここで制限速度があるのはおかしいと判断して速度違反でキップをきられることがよくあります。

田所は緋山の気持ちがよく分った。

(この娘は本当に患者が大好きなんだなあ・・・好きで好きで自分を見失うほどに・・・)

そして退室してからそっと言うのである。

「患者や患者の家族と信頼関係を築けば築くほど・・・裏切られたショックは大きいものです・・・彼女の傷はかなり深いでしょう・・・いわば・・・心のアナフィラキシー・ショック・・・私はそれが心配です」

同意があったのか・・・なかったのかは裁判の争点になるが、「息子の死」から逃れたい一心の母親の記憶は混乱する。

結局・・・同意書はそういう場合に備えた手続きであり・・・それが無いのは致命的なのである。

緋山の医師生命は脳死と心肺停止の区別もつかない素人にたやすく握られてしまったのである。

もちろん・・・それを握らせたのは緋山自身なのであるけれど。

そうした皮肉で暗鬱な会議室とは別に処置室は症状の軽重もまちまちな高校生サッカーチームの喧騒で満たされていた。

特にやや自閉症的な発達障害の傾向が窺える中毒症状の比較的軽症な自称エース・ストライカーは興奮して饒舌になっているのだった。

エース「うわっ・・・うわっ・・・なんなの・・・管してんの・・・なに管入れたりして・・・マスク・・・マスク・・・俺・・・マスクないの・・・あんた・・・小さい先生・・・あんた控えのドクター・・・後半にも出場機会がないタイプ・・・うわっ・・・かっこいい・・・先生は・・・ポジション的に・・・フォワードでしょ・・・俺と同じで・・・ワントップだったりして・・・うわっ・・・へへへ・・・うわっ」

藍沢「お前・・・うるさい」

エース「うわっ・・・なにそれ・・・うわっ」

司令塔「す、すみません・・・そいつ・・・本当にちょっとバカなんで・・・」

藍沢「そうなのか・・・」

司令塔「でも・・・サッカーセンスは抜群なんですよ・・・ちょっと暴走することもありますけど」

白石「君・・・キャプテンでしょ・・・」

司令塔「あ・・・わかります」

白石「優等生タイプだもんね・・・」

司令塔「ウチは親の代から続いたサッカー一家なんで・・・」

白石「そうなんだ・・・」

司令塔「先生も親の代から医者でしょう」

白石「あら・・・なんでわかるの・・・」

司令塔「分りますよ・・・優等生タイプは親の言うことをよく聞くんです・・・結局・・・親の見た夢を見るようなになるんですよ」

白石「あら・・・あなた・・・耳から出血が・・・」

司令塔は転倒して頭蓋底出血をしていたのだった。

エース「うわっ・・・どうしたの・・・うわっ・・・どこいくの」

藍沢「心配ない・・・落ち着け」

エース「うわっ・・・あいつ・・・大丈夫なの・・・あいついないと、困る・・・いいパスこなくなる」

藍沢「本当にサッカー馬鹿なんだな」

エース「うわっ・・・オレ、サッカーしかない・・・オレ、みんなにバカって言われる・・・ともだちもいなかった・・・うわっ・・・でも、シュートを決めると・・・みんな喜ぶ・・・うわっ・・・先生もほめてくれる・・・サッカーをはじめて・・・ともだちできた・・・オレ・・・サッカー大好き・・・」

藍沢「・・・・・・・・・・・・そうか」

幼いもの、愚かなもの、他愛無い者・・・そういうものは毒にも薬にもなるものだ。その時、暗雲の立ちこめた藍沢の心にサッカー・バカの魂が稲妻のように轟いたのである。

エース「うわっ・・・うわっ・・・オレ・・・心配・・・」

藍沢「おい・・・安静にしてないと・・・」

走り出したサッカー・バカはたちまち発作を起こして転倒するのだった。

藍沢「運動誘発性アナァフィラキシーだ・・・」

てんやわんやの救命センターだったが、食中毒患者からは一人の死者も出さずに一日を終えたのだった。

二人の指導医のコント。

三井「・・・緋山に助け舟を出してくれたそうね」

橘「かわいい教え子だからな・・・っていうか・・・俺は・・・悔やんでいるのさ」

三井「何を・・・」

橘「あの時・・・君を庇ってやらなかったことをだ・・・」

三井「・・・」

橘「それどころか・・・医療訴訟で困っている君に離婚届をたたきつけた・・・」

三井「ひどい男だと思ったわ・・・」

橘「すまない」

三井「・・・」

お互いに草臥れてちょっと温もりがほしくなる年頃だったらしい。

ヘリポートのいつものコント。

藤川「やはり・・・死んだ恋人の方が生きているオレよりマシなんですかね・・・そんなバカなことがあるんでしょうか・・・」

梶(寺島進)「昔、オレのダチにも似たようなことがあってな・・・親友の彼女に惚れたんだ・・・でも、結局、彼女は親友を選んだんだ・・・ダチは仕方なく、祝福をするフリをした・・・ところが・・・親友は程なく死んだ・・・事故でな・・・それゃ・・・酷い事故だった・・・親友の彼女はショックでふさぎこんだよ・・・それをオレのダチは元気付けようと・・・毎日・・・電話した。いや・・・惚れたはれたって話はなしさ・・・ただ二人の結婚を心から祝福しなかったことに心がとがめてたんだな・・・だから下心はなしで・・・ただ彼女の世話を焼いたのさ・・・彼女が立ち直るまで二年とちょっとかかった・・・彼女ってのは今のオレの嫁さんだけどな」

藤川「えーっ・・・そうなんですか・・・」

梶「ああ」

藤川「すげえ・・・いい話だ・・・」

藤川は何事か悟ったように立ち去るのだった。

梶「まあ・・・あくまでダチの話だけどな。嫁さんから聞いた話だと・・・ダチの奴、未だに独身らしいけどな・・・」

梶は最後の方は言わぬが花と心得た男なのである。

藤川と冴島のコント。

藤川「亡くなった人を早く忘れろなんて言うのは間違いだと思った・・・」

冴島「・・・」

藤川「そりゃ・・・引きずるよな・・・引きずって当然だもの・・・だから引きずればいいんだ・・・その間・・・何かあって・・・オレができることがあったら・・・オレ・・・何でもするからさ・・・」

冴島「ありがとうございます」

翌日、冴島は娘を亡くした憐れな母親を娘のいた病室に案内した。

冴島「大切な人をなくしたからといって・・・それをすぐには信じられませんよね」

憐母「・・・」

冴島「だから・・・何回でも病室にいらしてください・・・私・・・何度でも病室にご案内します」

憐母「・・・ありがとう・・・ありがとうございます」

信じられないことに藤川の心は少しだけ冴島に通じたようだ。ただ二人が結婚するかどうかは全く別の話であることは言うまでもない。

白石は結局、故郷に向かう飛行機に乗りそびれた。

白石「もしもし、私、誰だかわかる」

父「なんだ・・・もう・・・こっちについたのか・・・」

白石「私・・・お父さんのこと・・・気がつけなくてごめんなさい」

父「なんだ・・・そんなこと・・・」

白石「昔のお父さんを思い出した・・・患者患者で・・・いつも家にいないし・・・私との約束はいつもすっぽかして・・・」

父「そりゃ・・・すまなかったな・・・しかし・・・お前の寝顔はいつもかわいかった・・・」

白石「でもね・・・私・・・そんな・・・お父さんが大好きだった・・・いつも誇りに思ってた」

父「・・・」

白石「だから・・・私は帰れません・・・今、私、医者になったから・・・まだ・・・お父さんには遠くおよばないけれど・・・」

父「・・・」

白石「だから・・・私が立派な医者になるまで・・・長生きしてください・・・」

父「・・・ふふふ・・・わがままな娘に育ったもんだ・・・わかった・・・お父さん、がんばるよ」

白石「・・・お父さん・・・」

これ以上は前が見えないので書けません。

翌日、藍沢の祖母・絹江(島かおり)は退院した。藍沢はひっそりと病院を去ろうとする絹江に声をかける。白石が帰郷しなかったのですっきりしたような落ち着きである。

藍沢「昨日、サッカー馬鹿がいてさ・・・こう言うんだ・・・いいところ見せると喜んでくれる人がいる・・・だから、オレはがんばるんだって・・・そんな当たり前のこと・・・オレは忘れてたよ・・・オレが100点とると・・・ばあちゃんは喜んでくれた・・・大学合格した時も・・・ばあちゃんは喜んでくれた・・・俺が今、医者になれたのはばあちゃんが喜んでくれたからだ・・・母さんのこと・・・父さんから聞いたよ・・・そのこと・・・隠されていたことにちょっととまどったけど・・・もう平気さ・・・次の母さんの墓参り・・・一緒に行って・・・たまには美味しいものでも食べようよ・・・仕事ばっかりしていて・・・俺・・・お金の使い道に困ってるんだ・・・」

絹江「貯金しなさい」

藍沢「ばあちゃん・・・」

生きるために理由がいらないように。

医者を続けるために理由なんていらない。

ただ、人は時には生きるための理由が欲しいときがある。

生きているのが辛いとき。

生きる意味が分らなくなった時。

生きているのがイヤになった時。

どうして生きつづける必要があるのか・・・人は考える。

だから、医者が医者であることに理由を見つけ出そうとしても

不思議ではないのだ。

それがどんなに愚かで馬鹿らしくてとりとめない理由でも

ないよりはずっとマシなのだ。

だが白石の答えは緋山には無用のものである。

だが・・・そんな他愛の無い理由にも

裏切られたものはどうしていいのかもうわからない。

緋山がいつものように藍沢に声をかける。

「アナフィラキシー・ショックの集団発症だったんですってね・・・」

「そうだよ・・・うらやましいか」

「・・・そうそう・・・うらやましい・・・って・・・いつもの気持ちになれればよかったのに」

「・・・緋山・・・」

「私・・・もう・・・患者が・・・ダメみたい・・・患者が怖くて・・・患者がいやでいやでたまらないの・・・患者なんてみんな死んじゃえばいいのよ・・・私は・・・患者が憎いの・・・憎くて憎くてたまらないの・・・・」

「・・・」

かける言葉が見つからず・・・立ちすくむ藍沢だった。

どうする・・・ビンタして・・・バカッて言うところなのか。今日はベタベタだからそれもいいかもな。・・・いや・・・さすがにそれじゃ・・・格調も品位もあったもんじゃないからな。背中のロゴが泣いちゃうもんな。

「・・・患者だ・・・医者には患者が必要なんだ。どんな傷心もきっと患者が癒してくれる。だが、患者を奪われた医者はどうすれば傷ついた心を癒すことができるというのだ・・・」

床に倒れた田所部長は薄れ行く意識の片隅で必死に答えを求めるのだった。

患者が医者になるのは大変だが医者が患者になるのは一瞬ですむことが多い。

関連するキッドのブログ『第7話のレビュー

一ヶ月に300キロメートル以上走る天使テンメイ様のレビュー。

Hcinhawaii0624 ごっこガーデン。憧れのドクター・ヘリ・ランデブー・セット。エリ伝わらない善意・・・凍った心・・・すべては負のスパイラル・・・逆転現象への布石なのでスー。藍沢の患者を通じる心の旅路も高校時代までやってきました・・・困難な卒業儀礼を潜り抜け・・・旅立ちの季節は桜の花咲く頃(東北地方をのぞく)なのですyon!・・・ああ・・・一歩一歩、大人になっていくフェローたち、青春の終わりに漂う一抹の寂しさの予感・・・一番幼い緋山は末っ子感が漂います・・・あの頑なさは大切にしたいけれど・・・大人になるときは何かを喪失するものと・・・はうぅんな噂なのでスーお気楽ヘリがかっこよく飛んで、デンジャラスな現場で命懸けの救命活動、スカッと人命を助けてオフはおかまバーでパッと騒ぐ・・・そんなコード・ブルーも見てみたい・・・毎週毎週辛気臭さが加速してるよねmariあの人と呼ばれたお父さん・・・藍沢Pはわだかまりをそっと潜ませたみたいです・・・一方、純真な自分にこだわるあまり・・・ついにひび割れた緋山の心・・・ドクター・ヘリの静脈と動脈は一体どうなってしまうのか・・・ああ・・・結末が待ち遠しいし・・・永遠にこないで欲しい気もする春なのですikasama4今回の脚本は実にクサイ展開の連続でしたね~・・・すべては大団円に向かっていく気がしますが・・・海外ドラマの流行を考え・・・シーズン3を考えるとものすごい最終回の布石とも考えられますな。緋山の裁判はいよいよ開始・・・白石は父危篤の知らせを受け空港に向かうが春の嵐で欠航・・・ロビーで急患発生、藤川は冴島に告白しようとして転倒、冴島は再び不治の病の患者と恋の予感、藍沢の前に死んだはずの母親が現れる・・・そして千葉には巨大地震が・・・つづく・・・だったらどうしようくう高校生たちはあまりにも頭悪そうでしたけど・・・ま・・・食中毒で頭おかしくなっていたのかも・・・それにしてもいつも以上にネタ満載で・・・登場人物の誰が何に悩んでいるのか・・・失念してしまいそう・・・なんじゃこりゃー・・・って新人演出家ほろ苦いデビューだったのか・・・まこ誰か・・・緋山先生を助けてくだしゃい~・・・あの母親の目を覚ましてくれる立派なお坊さんはいないのですか~・・・心の優しいいいドクターの医師生命を奪ったら・・・死んだ翼くんも浮かばれまいに・・・三途の川で溺れちゃうど~・・・ナムナム・・・

水曜日に見る予定のテレビ『曲げられない女』(日本テレビ)『相棒』(テレビ朝日)『赤かぶ検事京都篇』『新撰組ピースメーカー』(TBSテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

キッドさん、こんにちはhappy01

今回は、今までのまとめの回といったところでしょうか。
ドラマって、演出によって変わるものなんですね。

いつもながら、丁寧なレビューをありがとうございます。
緋山の心中の解説は、なるほどと、うなずかされました。
三井先生は緋山の気持ちが「分かる」と言うけれど、
実際には分かっているわけではないのですね。
それは、緋山が翼君の母親の気持ちが分かると信じてしまった過失に
繋がっているのでしょうか。

泣き崩れてしまった緋山を見て、つい、緋山も藍沢レースに参戦したのね、
と思ってしまったりもしましたけどcoldsweats01

>白石が帰郷しなかったのですっきりしたような落ち着きである。

これはシフトに余裕ができて、仮眠を取れたと解釈しておきますね。
よろしいでしょうかwink

これから怒涛の終盤戦ですね。
スカッとした最終回を迎えたいですねえhappy02


投稿: mi-nuts | 2010年3月 3日 (水) 13時35分

crown✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭parking

高校生たちのちょっとした
普段は口に出せない
仲間を思う気持ちの表現が
あまりにもストレートなんですよね。

このあたりは脚本よりも
演出の問題。
今回はドクターたちの背中を見せる
演出のこだわりがあったのですが
そういう強調の仕方も生臭い。

天才はそういうのが眩しい感じになるのですが
凡人はもう少し・・・メリハリを
覚えないといい味にならないという
分りやすい展開でございました。

だから・・・
高校生たちの会話から
白石や藍沢が
初心を思い出すという展開も
ものすごくとってつけた感じになるし

緋山と三井の心が
触れ合っているようで
重なり合わない部分があるという
このストーリーのうまみを
逃がしているのです。

がっかりとまでは言わなくても
ちょっと残念な仕上がりを
感じた皆様は多かったのでは・・・と推測します。

ふふふ・・・緋山は
あの後、「なにもかも忘れたいっ」
とか言ってふりむいた・・・と考えるのが基本ですな。

まあ、それに応える藍沢は
どれだけタフなのかっ・・・でございます。

さあ・・・もう・・・
おしまいなのーっと叫ぶドラマは
数少ないですからね・・・。
果たしてどんな途中経過が
待っているのか・・・楽しみです。

投稿: キッド | 2010年3月 3日 (水) 20時55分

キッドさん こんばんは(o^-^o)

前回は、うっかりとネームを入れ忘れてしまって
大変、失礼しました。以後、気をつけます。

今回は、藍沢と緋山のエピソードと救命のシーン
に時間を割いてほしかったですね。

必要じゃないと感じるシーン、セリフが多かった
ように思います。

藍沢と藤川の、同期でありライバルでもある、
男くさいエピソードを、もっと描いてほしかった
なと思います。


投稿: しずく | 2010年3月 3日 (水) 21時02分

basketball(o^-^o)ブザビもピー~しずく様いらっしゃいませ~コドブもピー](o^-^o)parking

いえいえ、namelessでもかまわないのですが
どうしてもこちらの対応が浅くなりますし。

場合によっては削除してしまいますので・・・。

藍沢と三人のフェローとフライトナースを中心とした
群像劇。
これに田所部長と三人の指導医。
三人のフライトスタッフ。

西条などの専門医。

さらには顔なじみの看護婦。

かなり、濃密な人間関係ですからね・・・。
タレント目当てで
見ているとかなり食い足りない方は多いかも。

それでも1st Seasonと
くらべると藍沢をたてたエピソード構成に
なっていますよ。

藍沢と藤川も序盤にいいエピソードありましたしね。
男くさいエピソードは無理かもしれません。
藍沢はクールだし
藤川はまだ男になっているように見えないし・・・。
まして・・・藍沢と藤川は
もはやライバルではないでしょうね・・・。
プチ指導医と・・・落ちこぼれの関係濃い目でございます。

まあ・・・ムダに見えるエピソードが
すべてリンクしている
脚本のアクロバットが・・・
今回は演出のほんのちょっとした拙さで
くどかったんだと考えます。

まあ・・・どう見るかは
お茶の間それぞれでございますけれど~。

投稿: キッド | 2010年3月 3日 (水) 23時17分

>演出補(アシスタント・ディレクター)の昇格演出
今回、「脚本」がちょっと要素を詰め込みすぎたのかな、と思いきや「演出」の方がイレギュラーだったのですね。個人的には高校生サッカー選手あたりのくだりがなんだか直球過ぎる上、藍沢たちとのリンクが見えにくく・・・若干、違和感が生じました。

“愚か者を愚か者と見なせない”が故の過誤・・・。この辺りのキッドさんの分析、いつもながら秀逸ですね。これだけの質・量で、日々レビューを執筆するのは相当な疲労がたまるのではないでしょうか。

確認書の類は紛争を防ぐための先人の知恵なわけで、その辺が納得できない緋山は、高度専門職者にも関わらず(年齢設定の割りにも)幼い気がしなくもありません。育ちのよさもあるかもしれませんが、コード・ブルーなのでその辺りは多めに見てます。

藍沢というより山Pのシーンとしては、終盤の対おばあちゃんのシーンが一番好きです。思わず泣きそうになってしまいます・・・。

ちなみに先週末は、「プロフェッショナル 仕事の流儀」のパロディでBPOに痛烈な“反撃”に出た「めちゃイケ」を楽しんでおりました。『最近のお笑い(特にゴールデン)、萎縮してるんちゃう?』という岡村隆史の問いかけは本音に聞こえました。

投稿: inno-can | 2010年3月 4日 (木) 08時47分

イヤ~!もう毎週、色々なメッセージを送ってくる
コード・ブルーを楽しく、ジーンとしながら見ていたのに
今回は、心になにも響かなくて、何で?って、
今までと全然違う出来に、エンドロールで誰だろう?この演出って思ったら
最後に見なれない名前が・・・そうだったんですね(笑)
新人ですか、だったらシニアが一緒にやらなきゃダメですね(笑)
本当に同じドラマなの?って違和感がすごくて
ここに来て、視聴率気にしなくなったの???
折角の題材なのに・・・・・
しかも、出演してる俳優さん、女優さんの顔がキレイじゃない♪
今までは、状況に合わせた照明とかカメラアングルが
とってもキレイだったのにそんな所まで変わるの?って感じです。
来週は元に戻って欲しいです。
あとちょっとで終わっちゃうのに♪あ~寂しい~♪

投稿: ユキヒョウ | 2010年3月 4日 (木) 19時33分

carouselpony♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬inno-can 様いらっしゃいませ♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬carouselpony

まあ、気になるのは
ある程度
固定視聴者で
場面、場面では気にならないが
全体的には
今日はひきこまれなかった・・・
と感じる程度でしょうけれどね。

これを論じるとと
もうものすごい膨大な
文字数が必要なので
さらっと指摘する程度にしておきました。

何でもそうですが
作り手は自分の作ったものの粗を
直後には中々自覚できません。

生き残って数年後に見直すと
赤面確実の仕上がりということです。

しかし・・・そういう失敗から学ぶということで
いいのですよね。
商品として成立していないわけではないし
ある意味・・・初期設定値が高めで
アップアップなわけですし。

補助をしている時と
上にたった時では
見える世界が違う・・・
そういうところからのスタートですし
どんな人でもそこを通過しないと
創められないわけですから。

逆に
初心の不足から
学ぶことは
多いという考え方もあります。
キッドは逆に
いつもはタイトロープで処理している
このドラマの凄さが
際立ってよかったと思ったりしますし。

逆に先輩たちが
丁寧にふってきたネタを
引き継ぐ連続ドラマならではの
緊張感が感じられて
キッドなんかは軽く興奮しました。

脚本的にも
誰が撮っても大丈夫な
お約束ネタもサービスしているようでしたし。

緋山が痛々しくとんがっているのは
最初からそうですしね。

どんな試練にも
ナイーブさを失わないのが
緋山の魅力でございます。

田所も橘もそれが
分っているからの必死の援護射撃。

部下を庇った上官が救出中に被弾は
よくある展開でございます。

戦争ものかっ。

藍沢と絹江の和解は
実に素晴らしかったのですが
そこにいたるまでに胸焼けしてしまった方が
多い感じも残念です。

エースをもう少し
「学習障害の子」として描いていれば
問題なかったのに・・・とキッドは妄想しました。

バカほどかわいいものはないのですから・・・。

山Pがなぜ「彼」に愛を感じて微笑んだのか・・・
伝わらなかったんじゃないのかな・・・。

過酸化ベンゾイルは危険物ですが
放送倫理・番組向上機構は諸悪の根源です。

しかし・・・まあ・・・そういうのも
一種のポーズなんですよね。

キッドは昔はネタについては
結構、抑圧を認めないタイプでしたが
まあ、そんなところで笑いをとっているだけなのも
むなしいときがありますし。
そういうのが受けるものに迎合と言う問題もあります。

ディズニーの言葉が心に染みてからは
人を傷つけてまで
笑いをとらなくてすむなら
それはそれでいいのじゃないか・・・
と思うようになりました。

ま・・・思うだけはね。

投稿: キッド | 2010年3月 4日 (木) 21時43分

snow絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好cat

まあ、キャストの応援団的には
もっと今後に有利な結果を・・・と
ドキドキする気持ちも分りますが
逆に言えば
新人にまかせることができるほどの
地位がある・・・ポジションも大切です。

つまり、それだけ将来性があるということですからね。

まあ、ファンとしては
そこも暖かく見守る必要があるのではないでしょうか。

もちろん、苦言を呈するのも愛のうちでしょうけど。

逆にいつもは
どれだけ見えない力が
働いているのか・・・
ということが見えてくるわけでございます。

演出家は
流れを作り
空気を作り
熱を作り
色を作り
間を作り
そしてそれをまとめあげる。
さらにつなげてきってまたつなげ・・・
なかなかどうして大変な仕事なのでございます。

失って初めて気がつくというのは
大切なことでございましょう?

ま・・・ずーっとそうだと
困りますけどねーっ。

投稿: キッド | 2010年3月 4日 (木) 21時50分

じいやさま、こんにちは!
今日は温かくて嬉しい日ですね。
ドラマは引き算の美学を学ぶときだったようですが
藍沢先生の出番が多いから
それはそれでいいのでした~。
緋山の甘さと涙は藍沢に何かを求めたようですが
動かない藍沢はさすがです~。
って、いいのよね?それで?
なんとなく不穏な空気にはオレンジ酒で和むことにするぅ。
ひなまつりも終わり、次はホワイトデーですね~。
じいやさまには柔らかい焼きプリンをどうぞ~。

投稿: エリ | 2010年3月 5日 (金) 12時03分

ribbon✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿ribbon

じいや、おでんを作りましたところ、
アツアツで汗ダラダラでございましたぞーっ。

今回はベタベタで
若いって加減を知らないっていう
象徴でございましたな。

しかし、じいめはそれなりにおいしくいただきました~。

やはり、1st Seasonよりも藍沢の
出番が万遍ないのですな~。
藍沢が各人に気配りしている様子が
窺われます。
偶然を装って
仲間のピンチには顔を出す態勢です。

たとえ、ドラマの中の妄想では
ドン・ファンな藍沢も
心は常にお嬢様一筋でございましょうともっ。
(じいやバカ炸裂クラス)

お嬢様、フレッシュ・フレーツ・ジュースは
じいめがただちに作りますので
酒蔵の鍵をご返却くださりますように。

マンダリン・オレンジをば
きゅきゅ~っとしぼったジュースは
実に甘露でございます。
けしてアルコールで割ったりなさっては
いけませんぞ~。
お酒は二十歳になってから~ですぞーっ。

ただいまプリン・ア・ラ・モードの
特別おなかにやさしいクリームを
ご用意いたしまするーっ。

投稿: キッド | 2010年3月 5日 (金) 20時37分

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