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2010年3月29日 (月)

死にそうな場面に出ても死なず死のうとしても死に至らず(坂本龍馬)

脱藩から一年後の乙女に宛てた手紙で龍馬は「自分の運の良さ」で「死地」を脱したことを語っている。

その死地とは何だったのかは不明だが・・・いろいろと想像は膨らむのである。

そもそも龍馬は何故、文久2年(1862年)の春に最初の脱藩を実行したのだろうか。

まず、当時の坂本龍馬は家督を持っていないことが前提となる。

坂本家は兄の権平が継いでおり、龍馬は身分的にはその家士(家来)ということになる。

現代では想像がつきにくいことだが、長子相続制度の下では坂本龍馬は郷士でもないのである。あくまで郷士・権平の家人という立場しかない。

山内容堂の家来と言えるのは坂本権平であって、龍馬はその権平の家来なのである。

もちろん、藩から役目を命じられればその時から龍馬は藩士の一員となるが、この時点での龍馬は無役であったと推定される。

つまり、龍馬が脱藩しても要するに坂本家からの出奔ということである。

ただし、手形なしの越境が発覚すればもちろん、罪に問われるのである。逆に言えば発覚しなければよほどのことがない限り無罪である。要するに消息不明ということだ。

ところが、龍馬が脱藩直後に吉田東洋が暗殺され、容疑者の一人となったために坂本家は詮議の対象となるのである。

しかし、これも真犯人の那須信吾が組上の上士で吉田東洋の政敵である深尾重先に報告の上、脱藩したために沙汰止みになったと思われる。

つまり、そういう意味では龍馬の脱藩はそれほど深刻なものではなかった可能性がある。

龍馬の脱藩についてよく語られるのは次のような諸説である。

①前年の長州探索の旅で過激派の久坂玄瑞に洗脳された

②吉田東洋に命じられ極秘の探索の旅に出たが直後に東洋が暗殺され戻れなくなった

③武市瑞山とのなんらかのトラブル

④鬱だった

⑤失恋

⑥若気のいたり

・・・つまり、よくわかっていないのである。ある意味、脱藩は衝動的だったとも言える。

土佐勤皇党の中で、「武市の一藩勤皇に飽き足らず反目」説も成立するし、吉田東洋派であるにも関らず、武市半平太の親戚であるという立場に「苦慮」した可能性もあり、撃剣家としての腕を買われ「吉田東洋から武市暗殺を武市から東洋暗殺を依頼されて進退極まった」という空想さえ出来る。

出自から言えば「明智」の血を曳く坂本家は本来、勤皇家である。しかし、二度の江戸留学や、河田小龍・吉田東洋の影響で通商の重要性を感じている龍馬は「尊王攘夷」でもなく、「佐幕開国」でもない、「尊王開国」という特殊なポジションに早くも推移していた可能性もある。

脱藩後、龍馬は九州地方から中国地方へそして大坂・京から江戸へとおよそ半年で移動していく。

吉田東洋の密命ならば薩摩藩探索の可能性は高い。しかし、単なる物見遊山の匂いも感じられる。

その行動半径の広さから流浪ムードも漂うし、最後に江戸に落ち着くところから、千葉さな子との恋愛も浮かびあがるのである。

この頃、龍馬は26~27才であり、この時代としてはすでに分別のつく年頃である。しかし、そこで大人気ない行動をしているところが龍馬の異常性や魅力を形勢しているとも言える。

今回のドラマでは「何故脱藩したのか」が「曖昧」に描かれているが・・・事実・・・「曖昧だった」のではないかということも充分考えられる。

龍馬は糸の切れた凧のように終焉の地まで・・・ただ彷徨っていくだけなのかもしれないのである。

で、『龍馬伝・第13回』(NHK総合100328PM8~)脚本・福田靖、演出・大友啓史を見た。例によってシナリオに沿ったレビューはikasama4様を推奨します。今回は新作・坂本龍馬、父代わりの兄・権平、乙女姉やんの豪華坂本一家描き下ろし三大イラストで出血大サービスでございます。末っ子パワー爆発の龍馬、苦味ばしった惣領の権平、そしてどこかミーハー気質の乙女と各人の魅力が爆発でございます。織田信長と並び、もしもあの日あなたが殺られていなかったらこの国はどんな未来が待っていたでしょうとテレサ・テンも浅丘めぐみも歌いだす坂本龍馬の旅が今始まるのです。ドラマでは弥太郎一家は大物両親の出番を作るために二世帯同居ですが、この頃の弥太郎は妻・お喜勢と城下で新婚生活を送っていたと思われます。何しろ、弥太郎は吉田東洋の密偵でございますからね。それにしても弥太郎の嫁をめぐる龍馬への警戒感・・・加尾の件が相当にトラウマになっている演技プランが毎回爆笑でございますね。そして・・・どことなく加尾に似ている喜勢・・・ナイス・キャスティング・・・けしておねだりではございません。田舎娘・春猪や田舎妻・冨もまだなんですものねぇ。

Ryoma186201 文久二年三月。土佐ではすでに桜が満開である。正月に江戸では老中安藤信正が坂下門外で襲撃され、幕府の権威はさらに低下した。各藩では攘夷運動が盛んになり、公武合体で政界再編を図る佐幕派と下克上の情念に先鋭化する尊皇派は軋轢を増していく。長州佐幕派は開国による富国強兵策を幕府とともに朝廷に認可させようと策動するが長州攘夷派によって失敗かる。薩摩攘夷派は京都でのクーデターを計画するが藩主・島津久光ら佐幕派はこれを弾圧し寺田屋騒動に発展する。島津久光は上京したが立場はあくまで公武合体の推進であった。安政の大獄で頓挫した雄藩連合による幕府補佐が主眼なのである。各藩の過激派はこの流れに逆らい空想的な尊皇攘夷の情熱に突き動かされ脱藩し京都に集い始めていた。土佐勤王党の武市瑞山は藩政を勤王派で統一しようと試みるが、前藩主・容堂と仕置き家老・吉田東洋の理念を突き崩すことはできない。あくまで土佐一国の勤王に拘る瑞山に対して土佐藩過激派もまた脱藩の兆候を示し始めていた。

それは徳川幕府250年の歴史の中で飽くことなく繰り返されてきたお家騒動に過ぎなかった。藩主がいて、その側近がいる。側近は権力を握り派閥を作る。世代交代によって新・藩主が立てば新たな側近が生まれ、新たな派閥が出来る。旧派閥と新派閥の間に摩擦が生じる。時には旧派閥が勝ち、新派閥を粛清し、新派閥が勝てば旧派閥を弾圧する。苛酷なパイの争奪戦は陰湿なものとなるのである。

幕末の土佐では藩主の父・山内少将、前藩主で藩主の叔父・山内容堂、藩主・山内豊範の三つの派閥が競合していた。これに加え、山内家家臣と旧主・長宗我部家家臣の開藩以来の怨念が上士と郷士の間にもつれている。そこに西洋列強という外圧が加わることによって複雑怪奇な情勢が醸し出されていた。

文久二年、春、土佐で政治の実権を握るのは前藩主・容堂に重用される吉田東洋である。ジョン・万次郎に対する調査により、異国を実感している東洋にとって土佐勤王党の唱える尊皇攘夷などは絵空事に過ぎなかった。吉田東洋の意を汲む河田小龍の教えを受けた坂本龍馬もまた東洋派の一員であった。

龍馬の悲劇はまた土佐勤王党の盟主である武市瑞山の知遇を得ていたことである。

武市瑞山は下士たちの下克上のエネルギーを得て出世を夢見る理想主義者であった。現実主義の東洋と夢想家の瑞山。二者はけして混ざることのない水と油だったのである。

東洋の屋敷に呼び出された龍馬は武市瑞山暗殺を命じられ・・・進退に屈した。

瑞山からは東洋暗殺を持ちかけられていたのである。

東洋「その顔は不服のようであるな」

龍馬「武市先生を抜けば土佐の郷士の不満を抑えるものがなくなりまする」

東洋「しかし・・・龍馬、今は国難じゃ・・・武市のような愚者を利用して、柴田備後や深尾鼎など・・・能無し家老どもが巻き返しをはかってくる。目先の瑣事に目を奪われて大局を見誤る有象無象だらけだぞ・・・この土佐っちゅう国はな・・・たまるか」

龍馬「けんど・・・それを丸く治めてこそ・・・吉田様の器量というものじゃございませぬか」

東洋「・・・ふふふ・・・言うのう・・・ま、良いわ・・・それならお前は九州に旅に出よ」

龍馬「九州に・・・長崎ですか・・・」

東洋「長崎のことはもう目当てがついちょる・・・薩摩じゃ・・・薩摩の動向が気にかかる・・・」

龍馬「上洛の件ですか・・・」

東洋「そうじゃ・・・なにしろ・・・あの国(薩摩藩)はご親戚とは言え、油断ならん国じゃ・・・」

龍馬「それでは旅の手形は・・・」

東洋「これはうかみ(斥候)じゃ・・・忍んで参るのじゃ・・・」

龍馬「・・・それがしの留守の間・・・吉田様の警護が案じられまする」

東洋「たわけ・・・ワシに警護など用無しじゃき」

龍馬は暗い予感に襲われながら吉田屋敷を後にした。

見上げた空は花曇りである。星はない。

(星占いを封じるか・・・それもまた宿命じゃの・・・)

龍馬はもう一人の吉田である・・・今は亡き松陰の予言を思い出す。

(血で血を洗うしか・・・道はないのかのう)

龍馬は年下の忍びである沢村惣之丞を選んだ。沢村もまた弥太郎と同じく地下浪人の子である。弥太郎は東洋の目に適い出世を果たしたが・・・沢村にはまだそういう特出した才はない。まもなく二十歳になる沢村は童顔である。

沢村はすでに脱藩第一号となった吉村寅太郎とは江の口村の間崎塾の後輩だった。

(血で血を洗う土佐から・・・こいつを救い出しちゃるか・・・)

龍馬はふとそう思う。自分とともにある限り・・・沢村は生きると・・・龍馬の千里眼は見通している。

しかし・・・龍馬自身が旅立った後で・・・沢村の命運が尽きることまでは龍馬には見通せないのである。

桜が散った頃・・・龍馬と沢村は土佐から姿を消した。

五月雨の夕刻・・・田淵町の武市道場に男たちが集まっていた。

武市とともに鏡心明智流を学んだ島村衛吉、岡本猪之助など土佐勤王党の中でも手練れの者がそろっている。

そこに異形の男が到着した。男は烏天狗の面をかぶっている。その面をあげて男が言う。

「那須信吾でござる」

武市は頷いて男たちの顔を眺める。

「城内より・・・知らせが参った。今宵・・・藩主・豊範様はご進講なされる。教授は吉田だ・・・」

武市は初めて東洋を呼び捨てた。その顔に高ぶりが生じる。

「すでに・・・薩摩は藩主自らが上洛し・・・京に尊王攘夷の御旗を立てる構えだ・・・このままでは土佐は乗り遅れる・・・吉田を誅るしか道はないき・・・」

男たちは沈黙したままだった。彼らには言葉がなかった。言葉は武市が語れば足りた。

その言葉に酔い・・・男たちに殺気が生じる。

「今宵は雨じゃ・・・吉田屋敷までの帯屋町の辻で待ち伏せをかける。先手に岡本殿、次手に島村殿、止めに那須殿・・・この嵐流三段攻めで土佐に夜明けをもたらしちゃれ」

男たちは盃を交わした。

夜道を東洋は屋敷に向かっている。先導するのは提灯を持った下働きの小者である。その後に荷役の若者が続く。剣の心得があるのは東洋一人だった。しかし、東洋には無双の自信がある。

前方の剣気に東洋は気がついていた。

「ふん・・・小賢しい・・・」

東洋はずいと前に出る。

「弥助・・・さがっておれ・・・」

提灯をもった小者は振り返り、怪訝な顔で足をとめる。

東洋が提灯の前に出ると白刃が閃いた。

チリンと金属音が鳴り・・・呻き声があがる。

一瞬で二人の男が路上に倒れ伏す。

「峰打ちじゃ・・・骨は折れたかもしれんの・・・」

東洋は身動きできない男たちに冷笑を浴びせた。

暗がりから第二陣が躍り出る。今度は三人だった。東洋は一陣の風のように男たちを縫っていく。

東洋の通り過ぎた後には再び、男たちが悶絶していた。

「おい・・・残ったものども・・・こやつらを連れて帰れ・・・」

東洋は暗闇に声をかける。

闇の中の三人のうち・・・二人の男はすくみあがっていた。

一人、野武士のようないでたちの男だけが間合いを詰める。

「さすがは・・・東洋様・・・聞きしに勝るお手並みじゃ・・・」

「ほほう・・・天狗か・・・少しは使えるようじゃの・・・」

野武士は烏天狗の面をかぶっている。

「拙者に峰打ちなどのお気遣いは無用ですぞ・・・」

その声に含まれる嘲りの気配が東洋の自尊心に火を着けた。

「しれものっ」

東洋は刀を返すと必殺の一刀両断を放つ。その刀が空を切った。

「お・・・」

東洋は目を疑った。飛びのいた烏天狗は虚空に浮かんでいる。その背中には羽根が生えていた。

「あやかし・・・」

「ふふふ・・・東洋様・・・闇に潜みしものは・・・人とは限りませんぞ」

烏天狗は空中を遊泳しながら弓矢を取り出していた。

「お命頂戴いたす・・・」

虚空を矢が切り裂く。

「笑止」

その矢を東洋は真っ二つに切り割った。次の瞬間、神業の如く放たれた二の矢が東洋の眉間に突き刺さる。

「那須流与一の弓術・・・五月雨の矢」

仰け反った東洋の体を無数の矢が貫いていく。

「・・・ば・・・か・・・な・・・」

東洋は矢によって地面に縫い付けられていた。

倒れたときにはすでに絶命している。控えていた大石団蔵が抜刀し・・・東洋の首を刈り取った。

那須信吾がその傍らに舞い降りる。

「安岡殿・・・人手を呼んでくれ・・・けが人を片付けねば・・・の」

青ざめた安岡嘉吉は頷くと闇の中を走り出した。

天狗が飛んだ瞬間に腰を抜かしていた東洋の供のものたちもすでに絶命していた。胸には一本ずつ矢が生えている。

那須信吾は羽を収めた。雨がしとしとと降り続ける。

関連するキッドのブログ『第12話のレビュー

火曜日に見る予定のテレビ『八日目の蝉』(NHK総合)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

人が故郷を捨てる時、それは夢に浮かれるか、夢に破れるかのいずれか。なんてな言葉はあったかなかったか。
小千葉道場に転がり込むかwくらいしか外にアテもない龍馬の大迷惑家出=脱藩では、司馬史観には適わないのでしょうね。
妙に男気出す兄はじめ、史実とは随分と違う対応の坂本家に、こんなキャラで船中八策⇒大政奉還はどうなるぜよ?な後藤象二郎の毒殺計画など、龍馬のために段々とキャラ違いも生じてきました。
視聴率とは案外と正直だなぁとちょっと思います。

理由のないことが理由を描いてくれるかなぁと期待するだけの最初の数話だったんですけどね。

投稿: ひろすけ | 2010年3月29日 (月) 22時51分

ship(笑)偏差値40~ひろすけ様、いらっしゃいませ~偏差値65(苦笑)cake

キッドは長い旅をしたことはありますが
基本的に生れた土地(東京の片隅)から
離れたことがないので
故郷を捨てる気持ちというのは
妄想の域を出ないのですが
幕末に二度も江戸留学している無役の部屋子にとっては
それほど高い壁ではなかったかもしれない。

なにしろ・・・実際には陸続きだし、
海路も金を出せば船を雇うことができる。

・・・と考えるのですな。

もちろん、飛躍はありますが
それが宗教的情熱のためか
単なる冒険心か
どちらかに断定したくない気持ちというのも
分るような気がします。

愛国心に燃えても
自由に憧れても
どっちもあった・・・というのも嘘のようですし。

結局、幕末という時代を描き
龍馬という人物を描く
その結果、龍馬は脱藩という行動をとるが
その心情はお茶の間の想像にまかせる。
これはかなり高尚と言えますな。

お彼岸疲れの人々はつい寝てしまうかもしれません。

しかし、キッドはなかなかやるなぁと思います。

結局、お茶の間の「坂本龍馬」というのは

コミック「お~い竜馬」や小説「竜馬がゆく」に
かなり支配されていますからな
作家たちの空想上のキャラクターやエピソードに
史実というフィクションが根負けする場面は多いのですが
史実と言ったって所詮はフィクションでございます。
たとえば龍馬脱藩にあっては
次姉の栄が嫁ぎ先の柴田家を離縁され自害したという
説もありますが
栄の生没年は不詳であることからの創作とする説もあるし
栄は龍馬脱藩以前に没しているという説もあります。
結局、真相は時の彼方に忘却されているのです。

なぜなら、どんな資料が発見されても
その資料もまた誰かの記録によるフィクションに
過ぎないからでございます。

キッドは基本的に史実などというものを
まったく信用しないのでございます。
多くは思い込みに過ぎない・・・。
たとえば今日の読売新聞には
「日韓併合」という歴史的事実を
「日本による韓国植民地統治」などと記述しています。

そうなるとやがて
沖縄県も
「薩摩による琉球植民地統治」から解放される・・・
ということになるかもしれません。

「ベルリンの壁崩壊」も
「西ドイツによる東ドイツの植民地統治」なのかもしれないし。

「南北統一」が実現しないのも
「韓国による北朝鮮の植民地統治」か
「北朝鮮による韓国の植民地統治」になったら
どうしよう・・・と誰かが考えるからかも。

鳩山兄弟を見るまでもなく
人と人との交流なんて一筋縄ではないですからな
殺したいほど憎いと思った龍馬に
後藤象二郎がやがて依存するようになる。
そういうことはよくあることです。

なにしろ、明治になれば
岩崎家と後藤家は身分を越えてご縁戚ですし。

結局・・・坂本龍馬は霊として
日本海海戦を守護するのが精一杯だったのでございます。

投稿: キッド | 2010年3月30日 (火) 08時15分

こういう物語では
時に登場人物に対するイメージとかがあったりして
作り上げられていくものなんで
史実でのその人の逸話からその人の性格を考え
それによって、どうしても作り手側の主観が入るのは
致し方ないのでしょう。

後はその作り手との共感と
視聴者との共感の最大公約数がどこまで
もってこれるかで物語の良し悪しが
変わってくるんでしょうね。


ま、今回はその最大公約数が
思ったよりも小さかったってとこでしょうかね。

次なる人物に関しては
松平慶永にジョン万次郎に
徳川家茂、横井さんと次から次へと出てきますからねぇ。

とりあえず当面は以蔵と勝さんってとこで
富に関しては武市さんの最期までには間に合えば
いっかなぁと(; ̄∀ ̄)ゞ

後はテキトーに人物の穴埋めです ̄▽ ̄ゞ

それにしてもここで烏天狗が出てくるとは。

流石は血族の末裔達です ̄▽ ̄b

投稿: ikasama4 | 2010年3月31日 (水) 21時18分

pencil✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥pencil

龍馬の母が死に龍馬の父が死に
将軍家定が死に
そして井伊直弼が殺され
ついに吉田東洋が殺される。

大河ドラマならではの
去って行く人々の物語。

それを淡々と描いていく
醍醐味がございますね。

とりあえず
幕末はここから
殺して殺して殺しまくる展開なので
そこをどう描いていくのか・・・
とても興味深い・・・
関係者第一号の暗殺。

もう少し、吉田東洋の強さを
見たかった気もするし
あれでさえ・・・今の世では
やりすぎと感じるお茶の間も
あるかもしれない・・・。

その辺りの匙加減が難しいのですな。

篤姫は無理でも風林火山くらいの
視聴率を目指す姿勢で
お願いしたいですな。

ここからは
長州勢もあり
薩摩勢もあり
幕府も朝廷もあり
新撰組もあり
海援隊もあり
もう誰が出てきて
誰が出てこないのか
戦国シミュレーションゲームの登録武将のもどかしさが
きっとある・・・でございます。

勝さん以蔵さん冨さんの
完成がものすごく楽しみです。

ふふふ、東洋無双を
描くために
天狗那須には烏をつけてみました。

天狗族はこれからも
登場する予定でございます。

投稿: キッド | 2010年4月 1日 (木) 16時16分

「脱藩」についての解説、助かります。
可能性を想像するだけでワクワクします。
そしてあの福山龍馬が苦悩する姿にドキドキ♪

武市と龍馬は親戚だったんですね~。
それはまた違った目線で見ちゃうかも。
益々面白いぜよぉ。

>弥太郎の嫁をめぐる龍馬への警戒感・・・
>加尾の件が相当にトラウマになっている
面白いですよね~。香川さんやるな~。上手いな~。
そうそう、加尾に似てますよね!
何であんな可愛い子が弥太郎に?

キッドさんの解説を読んで、
このすったもんだをドラマで見せるって
簡単じゃないよな~って思いますね。
私はその他の幕末ドラマを(歴史自体)あまり知らないので
比べるものもなく素直~に見てるだけ。
本当に勉強になりますわ。

「文久2年」なんて言葉も、
『JIN』で忘れられないものになったし。テヘ

東洋、龍馬、武市。
この関係をこうして見ると、
それぞれの複雑な思いが想像出来ますね~。

そしてこの人達はどうして死ななきゃいけなかったのかと…
あ~勿体ない。
三菱があれだけ大きくなったのなら…
志半ばで死んだ者たちを思うと、
あ~残念。
とかさどやさ(笑)
あ~面白い!

投稿: mana | 2010年4月 2日 (金) 13時14分

hairsalon|||-_||シャンプーブロー~mana様、いらっしゃいませ~トリートメント|||-_||hairsalon

まあ、お茶の間はいつでも
あの「坂本龍馬」で見るわけですが
この時点では
土佐の人々にはちょっとアホで
名が知れた郷士の家士に過ぎない龍馬。
江戸でも一部の塾仲間が腕について
知っているだけ・・・。

そういう男の家出なわけで
「尊王攘夷の志に熱く燃えて・・・」いないことは
充分考えられる。
それにガッカリの皆さんが多くて
爆笑(多重人格)です。

旧岩崎家は車で五分くらいのところに
ある知人の菩提寺の正面で
懐かしい感じがいたします。

犯罪の影に女ありと申しますが
立身出世の影にも女がある感じ・・・。
弥太郎の母も妻もちょっと偉人の気配がしますな。

三菱はある意味、土佐国の国営企業のようなもの。

スポンサー(後藤)
社長(坂本)
番頭(岩崎)
と考えると
後藤・岩崎ラインの怪しい龍馬暗殺黒幕説も
浮上するのですな。

なにしろ・・・時代はまさに
金のためなら何でもする時代になっていくわけで。

ちなみに後藤(政治家)・岩崎(企業家)コンビは
元祖・汚職・インサイダー取引で
私腹を肥やしたことで有名です。

まあ・・・当時は薩長土が全員それを
やってたわけですが・・・。

まあ・・・革命や戦争は
いい商売になるということです。
龍馬も早い話が武器商人ですからね。

投稿: キッド | 2010年4月 2日 (金) 14時11分

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受信: 2010年3月29日 (月) 23時47分

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龍馬に、憎っくき吉田東洋を消せと狂気な半平太。 そんな恐ろしい事をと意見する冨。 しかし、足蹴にされた恨みは消えない。 おまけに東洋が居る限り土佐勤王党は、何もできないと騒いだ。 龍馬は吉田東洋に直接会い腹の中を確かめてくると約束。 ... [続きを読む]

受信: 2010年3月30日 (火) 07時18分

» 福山雅治『龍馬伝』第13回★断末魔も濃い、吉田東洋!! [世事熟視〜コソダチP(気分は冥王星)]
『龍馬伝』 第13回「さらば土佐よ」 【 その場で斬りまする 】  前回、吉田東洋(田中泯)らに足蹴にされて、正気を失った武市(大森南朋)が「龍馬、東洋を斬ってくれや」と龍馬に依頼した場面が、そのまま続いてる。  龍馬は「儂が直接、あの人にあって腹の中を確かめて来るき」と武市を必死で宥めるも、「もし儂の前で、吉田様がおかしなコトを言うたら・・・・・、その場で斬りまする。」と・・・。  龍馬は、吉田東洋を信じながらも、友・武市をも納得させる、両睨み。  吉田を斬るケースもあり得ること... [続きを読む]

受信: 2010年3月30日 (火) 11時08分

» 【龍馬伝】第十三回 [見取り八段・実0段]
解った!武市さん!わしが直接あん人に会って、腹の中を確かめて来るき。けんど、もし、吉田さまがおかしな事を言うたらその場で斬ります。東洋がいる限り、自分に将来はない、と切実に迫る武市と嘆く武市の妻を見て、龍馬はそう言うしか無かった。一方、後藤象二郎から龍...... [続きを読む]

受信: 2010年3月30日 (火) 21時37分

» 『龍馬伝』 裏話 [美容師は見た…]
1862年3月24日、龍馬は沢村惣之丞と脱藩しました。ちなみにこの年、仁先生と龍馬は出会います(笑)暗殺されるまであと5年。。。6年後には明治ですもんね~。『JIN』の時から、そんな計算ばかりしちゃってます。どうしても亡くなっちゃうんですよね~。龍馬~(ノ゚ο゚)ノ ニゲロー『龍... [続きを読む]

受信: 2010年4月 4日 (日) 00時19分

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