ヤッターマン(櫻井翔)正妻(深田恭子)二号さん(福田沙紀)恋人(岡本杏理)
限りなく心にフィットする映像作家を一人あげるとすれば・・・この監督ということになるだろう。
もちろん、他にも素晴らしい作家は星の数ほどいるが、笑いの発作で咳き込んで目を白黒させるほどの爆発力を持っているのはこの人だけだ。
今回もギャハハ・・・ゲホゲホ・・・ヒーッていう感じに2回ほど襲われた。
キッドは「極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU」(2003)がふと夜中に見たくなる映画ナンバーワンでその白眉は吉野きみ佳が哀川翔を出産するシーンだと考えるが、そのアイディアを「ヤッターマン」で敷衍してくるところが凄いと思う。
ドクロベエが翔子(岡本)の父(阿部サダヲ)を吐き出すシーンがそれである。
もちろん・・・この監督の斬新さを「オゲレツ」と感じる人もいるだろうし、お茶の間向きという意味ではこれほど言葉を濁す必要を感じる監督も珍しい。
しかし・・・誰もが・・・特に子供が心を鷲づかみにされることは間違いないのである。
だから2009年の春休みの興行ナンバーワンはこの映画だったのだ。
で、『ヤッターマン(2009年劇場公開)』(日本テレビ100423PM9~)原作・竜の子プロダクション、脚本・十川誠志、監督・三池崇史を見た。感じやすい女性は恥ずかしくて身悶えすることになるわけだが、特に「良妻賢母」を演じている場合、身の置き所のないことこの上なしなのである。しかし、そのようなモラルが実は無意味であることを物語るのがこの作品の芸術性なのである。もちろん、キッドは「精神疾患の分類と診断の手引きDSM-IV-TR」で自己診断すると「社会的規範に不適合」「嘘つき」「衝動的」「攻撃的」「冒険的」「無責任」「無反省」という七つの該当項目(三つ以上で該当)が全部該当する反社会性人格障害者の疑いがあるために言っていることを信用する必要はありません。
冒頭、廃墟と化した町で逆さになっているのは竜の子プロダクションのキャラクターの中でも抜群にエロティックな「ハクション大魔王」のアクビちゃんである。大魔王の娘であるから魔女なのである。しかも嫉妬深いヒロインだ。嫉妬は愛(欲望)という悪の生み出すさらなる悪である。もちろん、愛(慈しみ)を善と考えれば嫉妬も善となる。それは正義の怒りを示すからである。善悪の相対性を示すキャラクターを逆立ちさせているところがものすごく意味深いのである。
つぎに渋谷の忠犬ハチ公の代わりに登場するのが渋山のみなしごハッチの銅像である。母を求めて冒険する幼子のシンボルは瓦礫の山に埋もれている。すべては絶望から始まる物語なのである。この後もナルウエーの森だとかオジプトとか南ハルプスとかもじりの嵐が吹き荒れるのだが、地名をないがしろにする感じがいじましい。
ここで破壊の限りを尽くした悪なるドロンボーメカが登場する。花柄炊飯器をモチーフにしたダイドコロンである。後に判明するがドロンボー一味のドロンジョ(深田)が夢見るのは夕焼けの町で屋台の豆腐屋から絹ごし豆腐を一丁買う昭和の新妻である。つまり、ダイドコロンは悪なる乙女の夢の結晶をドロンボー一味のメカ担当ボヤッキーが具現化したものなのである。もちろん、三池作品ではお玉(穴あき)は大杉漣が尻に刺すものと相場が決まっている。・・・嘘です。
そこにヒーローのガンちゃん(櫻井翔)が変身したヤッターマン1号が登場する。大写しになった仮面の男は充分な間をとってその涼しい眼差しを見せる。
キッドの一番言いたいことは・・・「木更津キャッツアイ」のバンビを演じて以来・・・どうしてもその影から抜け出せなかった櫻井翔が・・・ここにはいないということだ。
ヤッターマン1号という正義のヒーローを演じるのにこれ以上の役者はいないと断言できるほどにパーフェクトな存在感なのである。つまり、嘘くさいほどに愛すべきヒーローが登場しているのだ。これがこれほどにフィットしてしまう以上、普通の人間の役を演じる彼がなんとなく嘘くさいのは仕方ないことだと思う。
「ヤッターマンがいる限り、この世に悪は栄えない」が似合う男に普通の人間の男の役が似合うはずはないのだな。
つまり、ヤッターマン1号=櫻井翔・・・万歳なのである。
さて、アクビちゃんの焼餅焼き気質を受け継ぐのがアイちゃん(福田沙紀)である。ガンちゃんが高田玩具店の一人息子なら、アイちゃんは上成電気店の一人娘なのである。どちらも後継者なので結婚の場合は障害が生じるわけだが、それはまた別の話なのだ。とにかく、ヤッターマン2号はヤッターマンチームのお色気担当なのである。そのピンクのつなぎは幼い男子にとって限りなく健康的で極上のエロスを提供するのだ。上成=雷で武器のシビレステッキは電撃系である。もちろん、うる星やつらのラムちゃんの原型なのである。
1号がケンダマジック(けん玉状武装)でドロンボー一味の戦闘員担当トンズラー(ケンドーコバヤシ)と豪快なアクション対決をしている間に2号はボヤッキーと対決する。
ボヤッキーの武器は巨大フォークで伸縮自在である。
その伸びに伸びたスティック部分が2号にのしかかり、伸縮して2号の股間から胸にかけてをスリスリと摩擦する。
2号「あー、熱い、熱い」である。
劇場では館内の幼い男子の股間が熱を孕み、全員が一斉に前かがみになったであろう。
そして・・・これまで「ライフ」の意地悪なお嬢様が最高の当り役だった福田沙紀がこれほどに可憐なヒロイン役を演じることができたとはまさに予想外なのである。
2号の福田沙紀・・・かわいさ爆発なのだ。非の打ち所のない美少女と化している。
まさに三池マジックである。
次に狙いを外した巨大フォークは瓦礫の山になぜか倒壊した巨大看板の「長門裕之のような人」に突き刺さる。長門さんと言えば名優だが時々、理不尽な癇癪玉を破裂させることがあり、深層心理に積年の恨みが篭っているのかもしれないと妄想させるほど看板の長門の鼻は潰されるのだった。しかし逆説的に考えればそれは闘病生活をする妻を看護中だった長門への激励だったのかもしれない。
ついに撤退を開始したボヤッキーとトンズラー。
ドロンジョの元に逃げ帰る途中で躓いたボヤッキーは空中を滑空し、その両手はドロンジョの巨大な乳房を鷲掴みにする幸運に恵まれる。
この時、ドロンジョは「あへ」である。館内の男子幼児たちの股間に・・・もういいか。
悪というものは常に墜落する運命にある。それは神の怒りに触れた天使ルシファーが奈落の底に墜落した故事に習うものだ。
しかし、ここでは墜落の前に昇天なのである。恥辱を感じだドロンジョは「スカポンタン」とボヤッキーを天空の彼方に蹴り上げるのだ。
そして、お約束のメカ対決である。お約束のポチッとなの猛攻撃でお約束でピンチになった正義のメカ・ヤッターワンにガンちゃんはお約束でメカの素というパワー・アップ・アイテムを投入する。しかし、ここでダイドコロンはメカの素を横取り。悪の一味が勝利を目前にする。
もちろん、お約束で喜びの興奮でうっかりドロンジョは自爆スイッチを押すのである。
自分のミスを知らん顔で退場するドロンジョが・・・また最高なのである。
実写版にあたり・・・すでに深田恭子のドロンジョが神秘的なほどにはまり役だったことは公開前の最大の話題だったことは言うまでもない。「新堂本兄弟」(フジテレビ)における「天才ドロンボー」ライブは永久保存版なのである。ついでに三ツ矢サイダーレモン味についていたキャラクター・キーホルダーの2号はキッドのお気に入りである。
とにかく、お約束の大逆転なのだった。で、悪の権化であるドクロベエ(声・滝口順平)のお仕置きもお約束なのだった。
この作品を見ていて思いだすのはスティーヴン・E・キングの小説「ザ・スタンド」(1978年)である。アニメ「ヤッターマン」(1977年~)なのでこちらが先行なのである。「ザ・スタンド」はウイルス兵器拡散事故によって滅亡の危機に瀕した地球を舞台とする恐怖小説であるが・・・そこでは善なる神を信じるものたちと闇の男が対立する。その結末は闇の男たちが核兵器によって自滅するというものだ。生き残ったヒーローたちは荒野の彼方に立ち上るきのこ雲によってつかのまの勝利を確信するのである。
このイメージはドロンボー一味のどくろ雲と一致するのである。
アニメではドクロベエの正体は宇宙人だったのだが・・・今回の作品ではどちらかといえば「ザ・スタンド」の闇の男により近いイメージになっている。
闇の男は「神」でもあり、「悪魔」でもある。彼は「邪悪な心を持つもの」を恐怖で支配するモンスターなのである。
「ヤッターマン」の世界と「ザ・スタンド」の世界は限りなく境界が接近していると考えられる。
アニメではドクロベエの狙うドクロストーンは実は分解されたドクロベエの体だったわけだが、今回の作品では古代の魔石の破片となっている。「ザ・スタンド」の闇の男が親しい子分たちに闇の力を秘めた石を預けるのと相似した形になっているのだ。
ドクロストーンを研究するゲストキャラクターの海江田博士(阿部)はインディー・ジョーンズ・スタイルである。表面上は善玉として描かれるが・・・その正体は墓荒しつまり泥棒なのである。
廃墟から現れた海江田の娘・翔子(岡本杏理)はゲストとしての第三のヒロインになるわけだが、翔子が第一のドクロストーンの所有権を主張するのは実は根拠がない。
ヤッターマンたちは悪に勝利を治めさせないために翔子を守るだけである。
しかし、翔子の慕う父はもはやドクロベエと合体しているというのが善悪の抗争の定番なのである。
そういう神話的な世界と・・・ドクロベエのドロンジョへの邪悪な愛、ボヤッキーのドロンジョへの忠節を尽くす愛、ボヤッキーへのトンズラーの男同士の愛、ヤッターマン1号と2号の正統な愛、1号とドロンジョの禁断の愛、そしてゲスト父娘の親子愛・・・こういう下世話な世界が融合して「ヤッターマン」を深みのあるファンタジーに仕上げていくわけだが・・・闇の世界に背を向けると物語の本質を見逃す可能性があります。
そして忘れてはならないのがおとぼけである。
「これがあのドクロストーンか・・・で、ドクロストーンって何なの?」
「えーっ」
ガンちゃんのこういうところって櫻井翔に本当に合うのだな。
だから・・・ドロンジョとはずみでキスしたりとか、2号に嫉妬されたりとか、出番を失ったりとかのボケもきれいに決まるのである。
基本的にドロンジョがお風呂でついた泡をシャワーで流されるとか、翔子が時々、スカートから脚線美を覗かせるとかは男の子向けのサービス。
そしてドロンジョや2号とのキス・シーンは女の子向けのサービスである。
そういう男女別にそつのないサービスが設定されているところも見逃せない。
もちろん、メカ同士のラブは変態の子供用である。
まあ・・・これ以上の分析は野暮なので控えるが・・・とにかく・・・素晴らしい作品なのである。
もちろん・・・キッドはこれからもう一回見るのです。
関連するキッドのブログ『木更津キャッツアイとゴーストフレンズ』
『ゼブラーマン』
『ケータイ捜査官7』
『クローズZERO』
『特上カバチ!!』
『ライフ』
で、『ヤンキー君とメガネちゃん・第1回』(TBSテレビ100423PM10~)原作・吉河美希、脚本・永田優子、演出・高成麻畝子を見た。女流の少年コミックを脚本・演出・女流で尽くしてお届けである。ある意味変態だ。まあ、長年、少女コミックも愛読してきたキッドが言うのもなんなんですけれど~。ちなみに登場人物のネーミングが地名からのイタダキである。主人公が品川(成宮寛貴)でヒロインが足立(仲里依紗)なのだな。こういうのは基本的に地理に属する。女の子の苦手とする「地図を読むこと」の神話はこういうところから崩壊していくのである。
品川(区)と足立(区)と言えば基本的にヤンキー区である。ただし、品川から都心に向かえば港区であり、そこそこおしゃれなのに対して、足立区は都心に向かってもまだ荒川区があり、ヤンキーかつださいのが足立(区)であることは言うまでもない・・・あくまで妄想です。
ふつうの女の子を装う足立が実はヤンキー(この場合は暴力沙汰を得意とする不良の若者)であることは最初から明確なのである。
その他の登場人物。和泉(本郷奏多)は和泉の国(現在の大阪府)なので大阪のヤンキー、千葉(小柳友)は千葉(県)なので一般人でも根はヤンキーなのだ。姫路(川口春奈)は兵庫(県)のヤンキーである。城下町には基本的にヤンキーがいる。練馬(鈴木亮平)の練馬(区)は大根の似合うヤンキーである。まあ・・・日本全国ヤンキーだらけという考え方もあります。ゲストの相模(波岡一喜)はもう言うまでもないな。
まあ・・・TBSテレビは金曜日、土曜日とヤンキーを続けて・・・どういう方針なんだろうと遠くを見つめたくなりますね。
ともかく、27才の成宮と20才の仲がなんちゃって高校生としてはかなりベスト・カップルな感じがいたします。
特に・・・メガネをはずしたら美少女というお約束を演じる仲の変身は妖気が漂っている。太めの輪郭がほっそりするのは・・・どんなマジックなんだよ・・・。
とにかく・・・恐ろしいラインナップの金曜日である。
この作品がレビュー対象として生き残るのはもはや・・・運まかせといって言いだろう。
関連するキッドのブログ『任侠ヘルパー』
日曜日に見る予定のテレビ『龍馬伝』(NHK総合)『新参者』(TBSテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
| 固定リンク
コメント
『ヤンキー君とメガネちゃん』、ベタな要素満載で笑えます。
・めがねを外したらカワイイ
・ふてくされてる時、夜間街中を歩くとチンピラにぶつかる→乱闘シーン(スロー)
・「俺には関係ねーしー」とうそぶきながらヒロインが気がかりで走り出す主人公
...などなど。
まぁ、原作がヤンキー漫画多いマガジンですしね。
GTO等と同様、ぶっ飛んだ感じがポイントで
そこをどう“連続ドラマ”という形で調理するのか・・・。
ドタバタ劇の要素が強く、
(i)もっとシリアスな面を出していくか
(ii)徹底的に胸キュンキュンなものにするか
すると良いと思うんですけどね~。
(i)だったら姉との関係やレッテル張りの話の説明がもう少しほしいですし。、
あ、でも成宮・仲は相思相愛になるだろうから(ii)は達成されそうですね^^;
とりあえず、6年前に大学4年生を演じていたのに高2へ逆戻りした成宮寛貴が好演しているのでダラダラ見ようと思います。
彼は「(目力強いから)見た目ヤンキーだけど、心根は優しい」キャラをNANA、オレンジデイズなどで実績残してますから、その点は安心して見れますね。
ただし、いい加減ヤンキーブームにあやかるのは考えたほうが良い・・・とTBSには忠告したいです、ハイ。
投稿: inno-can | 2010年4月27日 (火) 03時43分
♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬inno-can 様いらっしゃいませ♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬
『ヤンメガ』を見ていると
『ヤマナデ』をなんちゃって高校生で
やっていればよかったのに・・・
とつくづく思いますな。
高校生のすることを大学生がするのには
無理があるけれど
大人が高校生を演じるのは問題ではないってことです。
要するに大人が赤ちゃん言葉で話すのは
気持ち悪いけれど
大人が赤ちゃんのぬいぐるみを着たら
かわいいかもしれないってことでございます。
まあ・・・たとえとしては失敗してますな。
もちろん、国仲涼子や大塚寧々が
なんちゃってはじめるのはドラマではさすがに無理ですが
・・・舞台ならできるけどなーっ。
森光子とかあの年までやっちゃてるからなーっ。
まあ、天才子役は別として
若者は実年齢が役年齢より上が演じた方が
それらしいということは多いのですな。
まあ・・・美少女に関しては
年齢制限はそれなりに厳しいですが
イケメンくんはある程度いいんじゃね・・・
というダブル・スタンダードですけどね~。
キッドはマガジンのヤンキーは渡世人。
サンデーはギャング。
チャンピオンはチンピラ。
ジャンプは極道と・・・なんとなくレッテルを貼ってます。
本物の不良は「漫画サンデー」です・・・なんのこっちゃ。
まあ・・・拳で語らないと
分かり合えないヤツラがいる・・・という幻想は
ケンカなんかしたことなくて
マンガばかり読んでいるおタクにこそふさわしいのですな。
キッドは武闘派にも関らずおタクなので
両方から「はっきりしろ」と苛められた経験があります。
だからアダの気持ちはよくわかります。
まあ・・・ケンカ上等を隠しておタクになるか
おタクを隠してケンカ上等になるか
二束の草鞋はしんどいわ・・・でございますね。
そういう意味では長島☆自演乙☆雄一郎は
最高なのかもしれません・・・それはどうかな。
本来、ヤンキーとは
アロハシャツを来たヤンキーかぶれの愚連隊の
ことで日本が米国に戦争で負けたことが
その根底にあります。
ヤンキーとは日本人をジャップと呼ぶような意味で
アメリカ人を指す言葉。
しかし、ヤンキースがある通りに
ヤンキーであることを誇りとするヤンキーがいるわけです。
南北戦争時代には
南部が北部野郎のことをヤンキーと呼びました。
独立戦争前はオランダ出身者がイギリス出身者を
ヤンキーと侮蔑していました。つまり、オランダ語です。
英語に直訳するとヤンキーは「ジョン・チーズ」で
「納豆太郎」みたいな感じ。
まあ・・・納豆を愛する江戸っ子としては意訳を
「くさや太郎」にしたいと思います。
まあ・・・とにかく・・・ある種の人々にとって
「ヤンキー」という語感は
たとえ「バカにされている」としても
なんか本人的に気にいる・・・響きがあるのでしょう。
まあ・・・それが不良をなめるなよという覚悟ですな。
ああ・・・ヤンキーよ、ヤンキーたちよ
愛すべき愚か者たちよ・・・でございます。
投稿: キッド | 2010年4月27日 (火) 10時40分
キッドさん、こんばんは~♪♪
そうだったのか、品川区と足立区か。
同年代の男女のアレコレモメゴト満載で
ヘキエキするドラマは見ててヘキエキするので、
しかも育児放棄とか離婚とか妊娠とか姑とか
抱えてる問題が同年代すぎて
意味も無くもやもやするので、
やっぱり学園モノが良い。
樹里ちゃんと瑛太のも考えたけど
若いんだよな。
青いんだよな。
リスカとかウゲー海里なら許すけど
それ以外はウゲー、
あと悲劇のヒーロー&ヒロイン見せられても
こっちもいろいろ大変だからなあ。
20代は肌年齢も若くて徹夜だって平気でしょ?
頑張リナヨ、まだまだこれからだし、とかなるし。
学園モノは、青さが青すぎて微笑ましいし、
ドロップで成宮君良かったし、
仲さんはやっぱり特攻服が似合うし。
黒木瞳様のとかは年上モノですが、
もうねぇ・・・こっちは熟しすぎてて・・・
「スキャンダル」はすごく好きでしたが。
投稿: ヤマト | 2010年4月29日 (木) 22時05分
☆*⋄◊✧◇✧◊⋄*ヤマト様、いらっしゃいませ*⋄◊✧◇✧◊⋄*☆
ふふふ、神奈川県はハマトラ的にヤンキーですからな。
いわば関東におけるヤンキーの巣窟。
湘南爆走族でございますし~。
ヤンキーが好きなのは仕方ないのですな。
「ニードフル・シングス/スティーヴン・キング」の中に
妖しい店の主人と客が語り合う場面があります。
「値段は・・・時価ということですか」
「いえ・・・必要に応じた価格ということです」
「それは・・・ヤンキーを相手にする場合・・・無謀と言えるのでは・・・」
つまり、ヤンキーには「やり手」というニュアンスがあるのですな。
日本人はそういう意味で
「ヤンキー」に対して特殊な感情を
持っているようです。
特に永ちゃんを敬う気持ちのような。
あいつにゃとってもかなわな~い・・・なのです。
まあ、キッドは悪魔でもありますので
その程度の悪への憧れは
かわいい感じもいたします。
とにかく・・・数あるドラマの中から
コレをチョイスする
ヤマト様の慧眼には恐れ入るばかりでございます。
今週は前田愛・亜紀姉妹にはさまれた「ヤンメガ」
激戦が続きますな・・・。
しかも上下はエロ男爵とヅラ矢部にはさまれて
四面楚歌な感じで・・・。
しかし、万難を排して
「ヤンメガ」タイトルは死守するつもりです。
まあ・・・今回は三池監督を敵にまわしたので
かなり圧縮されましたけどーっ。
さて・・・上野ものは
少し、キャラクターが変転しすぎですねえ。
キッドは「ジョゼと虎と魚たち」の上野も好きなんですが
そこで身体障害者の池脇千鶴から
妻夫木を寝取るという通俗的な悪どさみたいなものを
感じさせたり
「のだめ」そのまんまだったりと
もう場面ごとに違う女になってる感じが
ちょっと面白いです。
まあ、若さは眩しいですからな。
明日使うつもりのネタでしたが
70才から見れば60才は眩しいなう・・・
でございます。
ピチピチですからなー・・・それはどうかな。
仲は未だに体型が
どういうことになっているか
よくわかりません。
「ハチワンダイバー」の時の
勝負師とメイドの二つの顔を持つ役から
演技力には定評がありますからねえ。
「神の雫」とか「任侠ヘルパー」とか
普通の女の子の役が続いたので
二面性のある魔性の女はいい感じです。
なにしろ特攻服が似合いますからな。
黒木瞳はある意味モンスターですが
さすがに・・・ちょっと辛いときがありますな。
微妙な陰影が・・・。
斉藤由貴のスケバン刑事時代を知るものは
なんだか物悲しい気分になりますし・・・。
時は流れますな。
流れ流れて行くのですなーっ。
投稿: キッド | 2010年4月30日 (金) 00時22分