恐ろしい恋が始まりそうだと月の恋人は抱きしめた(木村拓哉)
一見すると絵に描いたような青年実業家の華麗なるラブ・ロマンスが始まったように見える。
いや・・・別にそれはそれで構わないのだが・・・本当にそうなのか・・・と疑念が生じるのである。
月9で木村拓哉主演の恋愛を主軸をしたドラマなんだから王道でいいじゃないか・・・と考える人もいるだろう。
しかし、原作が書き下ろし小説で・・・「向日葵の咲かない夏」の道尾秀介と聞いた時から・・・それを読んだことのある人間はちょっと違和感を感じたはずである。ミステリ作家としてはかなり不気味なホラー・テイスト使いである。おどろおどろしくちょっと気持ちが悪いくらいの作風の持ち主なのである。
そして脚本家が浅野妙子である。ある意味、非常に気持ち悪い作品と言える「八日目の蝉」・・・犯罪加害者の一方的な美化を描ききったばかりである。流れでいえば「イノセント・ラブ」さらには「ラスト・フレンズ」と非常識の極地を忍び足で進んでいる人である。
そして演出は「ガリレオ」や「任侠ヘルパー」の西谷弘である。そう言えばそれほどおかしくはないが、猟奇的な事件を科学で解明したり、ヤクザが老人介護ビジネスに参入する話の演出家である。さらに遡ると「催眠」を演出しているし、その前は「らせん」もやっている・・・もちろん「リング~最終章~」の演出家でもあるのだ。
常識的に考えて、この原作者でこの脚本家でこの演出家ではまともなラブ・ストーリーにはならないと考える方が自然なのである。
まあ・・・別にドラマは不自然に展開してもいいとも考えます。
本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。ゴールデン・ウイーク明けとまとめてどうぞ。「失踪人」↘*9.5%↗12.2%(↘↗がGWの威力もこみちとったな)、「ヤンメガ」↘12.8%↘12.5%(すでに固定ファン獲得か)、「矢部」↗10.8%↘10.5%(↗↘へそまがりか)、「タンブリング」↘*6.9%↘*6.8%(もう少し競技色強めで)、「怪物くん」↘12.8%↗13.1%(稲森いずみとったな)、「チェイス」↗*6.7%↗*7.8%(第二の義手の男はいあがってきた~)、「龍馬伝」↘18.4%↗19.0%(以蔵ファンがっかりか)、「新参者」↘13.3%↗14.7%(もう少し作りがしっかりしていればなぁ)、「女帝薫子」↘*8.3%↘*7.8%(風俗営業ドラマだからな・・・)・・・ついでに「月の恋人」22.4%・・・以上。
ヒット作も難しいが、傑作作りも難しい。傑作でヒット作となれば至難のハードルである。そこにチャレンジし続ける男の華麗なるチャレンジが再び始まったらしい。
で、『月の恋人~Moon Lovers~・第1回』(フジテレビ100510PM9~)原作・道尾秀介、脚本・浅野妙子、演出・西谷弘を見た。急成長を遂げるインテリア(家具)メーカー「レゴリス」の経営者は葉月蓮介(木村拓哉)である。若く美しく知的で辣腕・・・うっとりするような貴族的な趣が漂う。誰もがなりたくても簡単にはなれない夢のキャラクターだ。ある意味、人間離れしているのである。ここでそもそもレゴリスとは何なのかを知る必要があるだろう。
レゴリスとは広義では「土壌」と言った意味である。地球科学では地表の堆積物の総称がレゴリスだし、惑星科学では月などの天体における砕石された細粒物がレゴリスだ。
もっと月並みな言い方をすると・・・レゴリスとは「月の砂」なのである。月に行けば判ることだが、それはダイヤモンドのようにキラキラと輝く砂なのである。その成分にガラスが含まれているからだ。とにかく・・・レゴリスという会社が月に深く関わっていることがご理解いただけただろうか。
さて、不気味なラブ・ストーリーの傑作と言えば何と言っても映画「ティファニーで朝食を」(1961年)だが・・・その主題歌は「ムーン・リバー」である。
その歌はこう歌う。
月川さん、1000歩で渡りきれないあなた
でもいつか私はきっとあなたを堂々と乗り越える
あなたは私に夢を見せてくれたし
その夢を打ち壊したりもしてくれた
あなたは気ままに流れていくけど
私はけしてあなたを逃がさない
この歌はまだ続くが、ドラマをご覧になった方はすでにいくつもの暗示が浮かび上がったはずだ。
ちなみに主人公は月川ではなく・・・葉月・・・つまり八月さんである。ちなみに旧暦なので八月は秋の月だ。
主人公には噂の恋人がいる。相手はカリスマモデルの大貫柚月(北川景子)である。ちなみに柚子の花は夏に咲く。つまり彼女は夏の月なのである。柚月は23才であり、35才の葉月にとってはかなり年下の女なのである。葉月と柚月は一夜を共にしたことがあるが放置プレーだった。それを何もしなかったととるか、柚月が一方的にサービスさせられたととるかは各自の性向によって判断してもらいたい。
さらに柚月は単なる美貌の持ち主ではなく、資産家の娘でもある。実は「レゴリス」はインテリア・メーカーとして国内第2位のシェアを持っているが、柚月の父親の照源(長塚京三)は業界第1位の「マストポール(帆柱男根)」の社長なのである。とにかくひどい社名である。このネーミングからも判るように柚月は最悪のキャラクター設定を与えられていることを覚悟しなければならない。もげっファン絶叫の凶悪キャラが炸裂するはずである。美貌と資産に恵まれた若い娘が善良な性格であっては立場がないお茶の間の法則が発動するからである。
これはある意味、嗜虐プレーなのでもげっファンは甘んじて耐えるしかないのである。
そもそも・・・柚月は三番手女優なのである。
だから、柚月はオフを利用して、葉月を上海まで追いかけても、パンダのきぐるみを着用してもてんで相手にしてもらえない宿命なのだった。
すでに誰もが知っているように日本国内のビジネスは旨みが少なくなっている。団塊の世代によってもたらされた人口ボーナスは底を尽き、これからは長い停滞が始まるのである。そのために人々は先を争って大陸に進出する。そこには日本の十倍の人口がひしめいているからだ。
もちろん・・・中国人はただの食い物ではない。下手をすれば逆流してくる気配さえあるのだが、それはまた別の話だ。
ここでは葉月が貪欲に市場を求めて、大陸に進出し、「レゴリス」直営工場と「レゴリス」上海1号店をオープンしようとしていることが問題なのである。
葉月が上海にやってきたのは他人任せでは思うようにことが運ばないからだった。
直営工場は中国地元企業の「天美家具」を買収したのだが、雇用を失った中国人の工員たちが不穏な気配を見せていた。そのために直営工場の建設日程に狂いが生じているのである。葉月は現地責任者を解任し、強硬手段を手配する。
一方、上海1号店は一応順調な仕上がりを見せていた。内装を担当するのは葉月の大学時代からの交際相手で下請けのインテリア・デザイナー・二宮真絵美(篠原涼子)である。二宮は葉月と同じ35才だ。もちろん、そこそこの視聴率の女王である以上、単なるがてんおばさんではないのである。
直ちゃん(戸田恵梨香)の私物の秋山さん・・・ではなく、日本育ちの中国人で葉月の右腕である蔡風見(松田翔太)25才が「俺の方が社長より床上手」とアピールするほどまだまだ女盛りはこれからよ・・・なのである。。ただし、某掲示板には専用スレは立たないのである。残念ながら二番手なのである。しかし、一応、煙幕として四番手の若手・リナ(満島ひかり)をアシスタントにしている。ついでに五番手は葉月の実質的秘書である笠原(中村ゆり)である。もうひとつおまけに六番手は柚月のモデル仲間エルカ(西山茉希)である。鉄壁な布陣であるがここまでくるとネーミングもおふざけとしか思えないレベルになっている。
ともかく・・・葉月が上海に入るだけで滞っていた作業は魔法のように進展し、工場で座り込んでいた憐れな中国人貧民は瓦礫の下に阿鼻叫喚を残して葬られ、新店舗は現地の人々に配慮した仕様に手直しされるのだった。
二宮も抵抗のポーズは示すが・・・葉月には逆らえないのである。
一段落した葉月はさらに中国進出の目玉商品について言及する。
コインを四つ、四角に並べて・・・なんらかのシンボルを作ろうと考えている。
それは記憶の中に埋もれた「おしゃれなアイディア」の発掘作業だった。
葉月「これ・・・なんだと思う・・・」
蔡「花・・・星ですか・・・」
葉月「いや・・・もっと心にフィットする何かなんだ・・・」
その答えを二宮は知っているが二番手女優である以上、口には出せないのである。
ちなみに・・・キッドは四葉のクローバーだと思いました。
さて・・・すべての準備は整い・・・ヒロインの登場である。
瓦礫の山と化した「天美家具跡地」で「レゴリス工場建設予定地」に女工員の劉秀美(リュウ・シュウメイ=リン・チーリン)が佇み、視察に訪れた葉月と出会うのである。
秀美は28才、工員ながら工場の工員募集のポスターのモデルに起用されるほど美貌とナイス・ボディーの持ち主だった。
「日本の観光客の貴様、そこは危ないよ」
怪しい日本語を操る秀美に葉月の心は「萌え~」になるのだった。
妖しい中国人(高橋昌也)に日本語を習った秀美は「日本に旅立った父をいつか訪ねたい」という夢を持ち病弱な母親と二人暮らしをしているのである。
葉月のプリティー・ウーマン魂に火がついたのである。
この女こそマイ・フェア・レディー・・・中国進出の「顔」に相応しい。
水溜りを指でつつく謎の仕草もまた葉月の心を激しく揺さぶるのであった。
ちなみに・・・あめんぼうは足先で餌となる小動物の振動を感じ取るために波紋をつくるとそこに寄ってくる習性があります。
かって庭にあった祖父手作りの池で一日中、あめんぼう寄せをしていた記憶があるのです。葉月がか・・・いや、キッドが。じゃかあしいわっ。
ともかく、中国人の男娼・ミン(阿部力)を抱き込んで秀美を経済的苦境に追い込んだ葉月は・・・彼女を支配下に置くことに成功するのだった。
やがて、秀美を日中双方で通用するタレントにするための特訓が始まる。
そんな、ある日・・・例のシンボルについての正解を秀美は示す。
「それは水馬(シェイミン=水黽→黽はカエルの一種、亀ではない・・・ただし水馬はカメムシの一種であるので水亀と書いてもあながち間違いではない・・・つまり水辺のカメムシの略だからである・・・ついでに言えばミズスマシとアメンボウはまったく別の種族でミズスマシは甲虫でオサムシの仲間、漢字にすると鼓豆虫である・・・ちなみに広東語では馬はマー、亀はグエイ、黽はミンと発音するため秀美は水黽と言っていることになるが文中では水馬と統一して表記する)よ」
水馬とはアメンボのことである。六足の昆虫であるが、四足歩行のために水輪は四つ生じるのである。
「シェイミンを見ると幸せになると私のお父さん言いました。だから私はいつもシェイミンさがした。シェイミンは水溜りにいる。水溜りは雨降ると出来る。雨降ると街はきれいになる。木も花も米も育つ。みんな幸せになるアルよ~」
その言葉にますます萌えを感じる葉月だった。
黙って聞いていた二宮が付け加える。
「アメンボは飛べるのよ・・・飴のような甘い臭いのする棒のような虫だから飴ん棒とも言うし、雨上がりに現れるから雨ん坊とも言うの。足の触手は油分に弱いから汚染された水だと溺れるわ・・・だから・・・水馬は水の清浄さを示す環境指標でもあるの」
「お前・・・詳しいな・・・」と言い掛けて葉月はクイズの出題者が誰であったかを思い出した。
言葉を飲み込んで葉月は言った。「知ってるか・・・正岡子規は・・・」
水馬流れんとして飛び返る
「って句を詠んだ・・・アメンボはロマンチックではなくて必死なんだよ」
・・・そんな展開はないだろう・・・ごめん・・・つい教養で筆がすべりました。
「とにかく・・・このシンボルで目玉商品をデザインしてくれ」と二宮に持ちかける葉月。
「そんな・・・今さら・・・」と反発する二宮。
「しかし・・・・発案者がまとめるべきだろう・・・」と殺し文句を決める葉月。
(ああ・・・憶えていてくれたんだ・・・あの愛の日々を・・・)と萌え~っ・・・ぐっときたとなる二宮だった。
まあ・・・葉月は今の今まで忘れていたわけですが・・・。
いよいよ・・・秀美のお披露目の日。お約束で暴露される葉月の姑息な陰謀。
裏切られた気持ちで逃亡する秀美。繰り出される大捜索隊。
ベタで降り出す雨。
もちろん・・・二人は出会いの場所へゴーである。
「もう・・・やめる・・・貴様は私を騙したひどい日本人・・・反日教育をなめないで」
「そんなら金返せ・・・」
もちろん、中国人は日本人と違って個人主義である。仲間より家族、家族より自分が大切が基本なのである。秀美もちょっと拗ねてみただけなのだ。
「夢のアメンボなんてこの街にはいないよ・・・お前が必死のアメンボになればいいんだよ」
ひるんだ秀美を抱きしめる葉月。最初から秀美の体も目当てだったりである。
「怨みたければ怨め・・・謝罪もしない・・・ただ俺はお前が欲しい。お前が欲しくてたまらないんだ。愛は貴いわーだっ」
「モモエちゃん?」
そのまま、愛の一夜を過ごす葉月と秀美だった。
内容は各自で妄想してください。
朝帰りした葉月を待ち伏せる二宮。目玉商品を仕上げるために徹夜したのである。
「水馬椅子」のデザインは完成していた。
「見つかったの・・・」
「ああ・・・朝まで一緒にいた・・・」
「何してたのよ・・・」
「水馬(アメンボ)を探していたのさ」
もうバカバカ~である。
そして・・・インテリアメーカーとはほぼ無関係に思える秀美のキャバレー風お披露目ショーは盛況のうちに幕を閉じたのである。
「あの人を信じていい・・・?」とトマホークの二宮に尋ねる秀美。二宮は二番手なので仕方なく頷くのである。
そして赤壁の戦いに敗れた柚月はもげっと叫び、玉を手に入れた葉月は思わずニヤリとするのだった。
こうしてラブ・ストーリーは始まったのである。
キッドとしてはリナにもそこそこがんばってもらいたい。
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H☆Cごっこガーデン。誰でもダーリンと熱愛報道セット。アンナ「あ~ん、待ちに待って待ちに待ったのでもう何がなんだか分らないぴょ~ん。ごっこガーデンも久しぶりなので迷っちゃった・・・。えーと・・・ダーリンとはあくまで仲の良いお友達で・・・そりゃ・・・もうはうぅんでアチアチなのですぴょん・・・えーっ・・・お泊りですか・・・そんな恥ずかしくて・・・無理でしゅぴょん。張り込みとかしてもムダでしゅからぴょんぴょんぴょ~ん。葉月蓮介ブログには朝から晩まで連続投稿してますぴょん。秘密の暗号で二人だけの愛のサインを交わすのでしゅ~。えーっ・・・どんな暗号かは言えないぴょんぴょんです~・・・しゅごく緊張してドキドキぴょんぴょんなのデス~」
ごっこガーデン。上海もそもそっとおいでセット。まこ「ぎゃぼーんっ。パンダ祭りデス。ばばーんとお前が欲しい攻撃でうひょひょひょひょーと悩殺御礼でごじゃります。まさにばんじゃいアタックでしゅね~。花男ペアあり、美女軍団あり、とにかくお待たせ月9スタートでしゅよ~、じいや冷やし中華食べたい~」ikasama4「いやいやMotherに続いて高橋昌也さん連続登場に痺れました~。エステーのCMの草刈麻有さんにも萌え~でございます。次回の竹中・温水コンビも強烈っぽいです」エリ「とにかくアンナちゃんがバテないことを祈りまス~。一人三役やる気満々ですものね~・・・じいやエリは紹興酒を所望~」お気楽「なんでリン・チーリンは敬礼三連打なの?借金のカタなら母親じゃなくて娘だよね~。即日返済できそ~。まあヒロインそろえすぎてみんな出番あるのか不安にならないのかな~」くう「こ、これはリン・チーリンのサクセス・ストーリーなの・・・このままアンナちゃんのダーリンは紫のバラの人になっていくのかいっ。ま、やることはやっちゃうみたいだけど~。今後どうなるのか予想もつかないよ~」あんぱんち「なんといっても主題歌は、「LA・LA・LA LOVE SONG」の久保田利伸だから注目なのよね~。桃子にすっぴんで来ちゃったとか言われたら昇天する人もいるわよね~。まあキムタクのキムタクによるキムタクのためのドラマ・・・お手並み拝見なのよ~」ミマム「最近、ココログにTBとびにくいっしょ~、待ちに待った月9の始まり始まり・・・成功してほしい気持ちが高ぶって・・・おっかなびっくり見ているっしょ~」
お前が欲しい・・・俺はお前が欲しいんだぁぁぁぁぁ。
はぅぅぅぅぅぅぅぅぅん。
じいや「お嬢様、お気を確かにーっ」
水曜日に見る予定のテレビ『臨場』(テレビ朝日)『ERⅩⅢ』(NHK総合)『Mother』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
初回視聴率、22.4%・・・。
怒涛の番宣が入っていたので24%ぐらいかと思ってましたが、
連続ドラマ冬の時代としては、まあ十分ですかね。
舞台が上海、月がキーワード、リン・チーリンを起用という段階で異質な月9だとは思ってましたが、
スタッフ陣からしてもヤバイ要素づくしなのですね。
現地法人買収のくだり(工場閉鎖→直営設置<一時解雇?>)がわかりにくい、
お披露目パーティでのダンスが意味不明^^;、
五番手・北川景子がリン・チーリンにかすんでる?、
などなど突っ込みどころ満載ですが、
2-3回見直して「噛み締めるほど味が出てくる話かなあ」と勝手に解釈しています。
アメンボの話はよかったですしね。
個人的には月9なんだからもっと「王道」にすればいいのにーと感じますが、じっくり見守りたいです。あと、リン・チーリンはなんつー体・・・いや、ナイスバディなんでしょ。圧巻されっぱなしでした(笑)。
投稿: inno-can | 2010年5月11日 (火) 15時24分
こんにちは。
TB用のURLが表示されていないので、ご報告を。
表示されるようになりましたら、再度伺いますね。
投稿: BROOK | 2010年5月11日 (火) 15時28分
やはりゴールデン・ウイークの視聴率の上下を
見ると戦略としては正解なんだなあ・・・。
と思ったりもします。
ただ、ドラマ好きとしては
普通に始めても勝つのじゃないか・・・
と思ったりして・・・。
ただ、みんなと一緒にやるのがいつも正しいわけでもなく
できる人がやってみるのは悪くないとも思うのでございます。
海外スターを含めて主演級のヒロインが三人。
主演級のお供を従えて
まさに豪華な布陣。
しかし、本当の主演は
スターの中のスターですからね。
まさに別格のドラマ。
こういう場合、嫉妬ややっかみも
半端なものではないので
どうしても守りたくなるところを・・・
攻める・・・そういうムードが感じられます。
日本企業の中国進出には
様々なカラクリがあるわけですが
そこにちょっと踏み込んだだけでも
結構、恐ろしいことはあります。
貧富の差も日本人の想像をはるかに越えた
部分があるわけです。
キッドは最近では9億人のホームレスという
比喩を使っています。
家具という視点も面白い。
中国には伝統家具がございますからね。
そういう意味ではチャイナ・ドレスの本場で
ユニクロがチャイナ・ドレスを
売る・・・みたいな部分をどうするか・・・
ということとか。
北川景子にしてみれば
普通のドラマに主演するよりも
大スターと共演することをチョイスしたわけで
存在感を示せるかどうかが勝負になるでしょう。
その点だけでもかなりスリリングです。
スタッフについてはある程度
希望が入ってます。
木村拓哉はいつも
少しだけ「変わった」チョイスをするわけで
キッドが「これはミスかも」と
ヒヤリとした時も
結果オーライにこぎつけるなにか
とてつもないパワーを持っている。
まあ・・・運と言ってもいいのですが・・・
しかし、それが大衆性というものかもしれません。
今回で言えば
ラブロマンスのキーワードが
「水馬」という虫ですからね・・・
ものすごく際どいところを
ついている。
しかし・・・それが
なんともいえない「味」になってくるわけです。
秀美のダンス・ショーも
「作られた部分」よりも「本人の魅力」が
勝利する・・・という辺りに
「素材への自信」がさりげなく語られたりしています。
あの長身で可憐な女も演じることができる・・・
ハリウッド女優の底力でございましたね。
まあ、日本にも小雪がいるわけですが。
そういう意味でリン、篠原、北川の
女優魂の炸裂は楽しみでございます。
投稿: キッド | 2010年5月12日 (水) 04時05分
またしても痛恨の非表示。
早めのお知らせありがとうございました。
とても助かりました。
お手数かけさせて
本当に申し訳ありません。
どうかお許しくださいませ・・・。
投稿: キッド | 2010年5月12日 (水) 04時08分
じいや、ご無沙汰してます。
エリぴょんが心配してるように
バテないように頑張りまっす(爆)
ごっこガーデンに蓮介さんと2ショット。

それだけで幸せです
4枚のコイン・・・4つ葉のクローバー
いや~~~ん、じいや。。。目からうろこ。
乙女なじいやに乾杯
では。。。溶けないように
みんなに迷惑をかけないように
最終回までガンバリまっす。
投稿: アンナ | 2010年5月12日 (水) 10時37分
わたし中国は広島生まれあるヨ。
アメンボて聞いたら、ガラかめでマヤが
アメンボ赤いなあいうえおて発声練習してた場面を
思い出したあるヨ。
パンダの着ぐるみ、ほしいあるネ。
マングース着ぐるみはもう飽きたあるヨ。
まだ寒いから、冷やし中華よりは
中華そば食べたいあるヨ。
何ちゅうか、本中華・・・
投稿: まこ | 2010年5月12日 (水) 13時14分
アンナ様のハイテンションご機嫌麗しいモード
よろしゅうございますね。
ikasama4博士の新型ロイド完成まで
BRAINダーロイドのヴァージョンアップで
ご辛抱くださりませ~。
四葉のクローバーは
じいやの妄想限界点でございましたが
アメンボと来てさすがはアンナ様のダーリン様は
傑作モードに入っていると
感服つかまつりました。
お嬢様のお部屋もさっそく
レゴリス特製
水溜りフローリングに
アメンボ・ストゥール
アメンボ・テーブル
アメンボ・ベッド
アメンボ・ソファー
アメンボ・デスクなどに
仕様変更いたしましたぞ~。
アメンボ・スリッパを履かないと
水没しますのでご注意くださりませ~。
おおーっ、リピ中の
お嬢様がとろけてスライム状態に~。
形状安定班緊急出動ーっ。
お嬢様、お気を確かに~。
投稿: キッドじいや | 2010年5月13日 (木) 02時00分
じいやもアメンボ赤いなあいうえおとか
あいうええおあおとか
発声練習が頭にこだましましたぞ・・・
そしてアンナ様のダーリンが
「ガラスの仮面」の速水様に
ガンガン見えていきました。
秀美はちっとも「おチビちゃん」じゃ
ないのにでございます。
まこ様、専用パンダスーツが完成しましたぞ。
ご要望に答えまして
ジェット噴射飛行装置
レーザーガン
四連装ミサイル
大口径マシンガンを内蔵させましたが
一体、何をなさるおつもりで・・・。
なになに上海の銀行には
金が落ちているから回収なさると・・・
なりませぬ~。
それは銀行強盗ですから~。
投稿: キッドじいや | 2010年5月13日 (木) 02時14分
全然見てなくてもこれ読んで充分見た気になりました!
投稿: リンゴあめ | 2010年5月13日 (木) 15時20分
じいやちゃま、渾身のごっこガーデンお疲れ様でした。
それから5年目突入、おめでとうございます。
継続は力なんですね!
H☆Cも一緒に時を刻み5年目に入っていて
それでも高校生のアタシたちはいつも新鮮なのですね~。
月の恋人はアンナちゃん決定ですが
エリは隅っこでおいしいおちゃけを堪能することにしま~す。
アンナちゃんのダーですが時々脳内変換してみるから淋しくないです、ムフっ。
ということでじいや、疲れたらアメンボスツールじゃなくて
アメンボハンモックでゆら~りお昼寝してくだされ~。
エリは雲のベッドがいいなあ~。
投稿: エリ | 2010年5月13日 (木) 20時22分
まあ、できればご覧になって
さらに楽しんでもらえると本望でございます。
あくまでキッドのレビューは
他人の褌で相撲をとっているものですから。
ただ・・・忙しい世の中・・・
こんな駄文で少しでも楽しんでもらえたら
キッドとしては無上の喜びでございまする。
投稿: キッド | 2010年5月13日 (木) 20時55分
お嬢様、お祝いのお言葉を賜りまして
じいめは恐悦至極に存じます。
お嬢様方の若いエナジーの応援があってこそ
ここまで続けることができたと
感謝の念が絶えません。
永遠高校生のお嬢様をお世話する限り
じいめも永遠なのでございますーっ。
最近、めっきりドラマ畑で
お遊びにならないアンナ様が
この遊びっぷり
まことに愛は貴いものでございますなーっ。
じいや感服つかまつりました。
中国では飲酒に対する
年齢制限がございませんからな。
無礼講でございますが
飲みすぎは禁物ですぞ~。
このことから考えますに
中国のあの異様な熱気は
酔っ払いばかりだからと
妄想できますし~。
じいやの休息体制まで
お気遣いいただき
お嬢様のお優しい気配りに
じいや涙の洪水でございまする。
は、ただ今、雲のカーペット
雲のベッド
雲のバスルーム
ハレルヤ三点セットを上海別荘に
手配いたしました~。
ごゆっくりおくつろぎくださいませ~。
投稿: キッド | 2010年5月13日 (木) 23時34分
なかなかに面白かったです。
家に閉じこもって出てこない秀美は
天岩戸に隠れてしまった天照に見えました。
となると蓮介はスサノオで
真絵美はツクヨミといったとこでしょうか。
さてはて、第一話の数字は
ご祝儀のようなもんですから
物語としての真価が試されるのは第2話以降
そこでどんな物語を見せてくれるのか
そこがこのドラマで楽しみなところです。
とりあえず、ごっこの真っ只中で思ったのは
蓮介の横顔も描いた方がよさそうですってとこですかね
 ̄▽ ̄ゞ
投稿: ikasama4 | 2010年5月13日 (木) 23時44分
「Mother」が日本映画の極地ならば
こちらはハリウッド直輸入の趣きでございます。
なにしろ秀美がドラマ・レベルじゃないんだもの・・・
というゴージャス感。
ある意味、もはやアンナ様のダーリンと
互角に恋愛できる女優はいない・・・のかもしれません。
安易に旬のアイドル女優とカップリングして
ラブ・ストーリーを作って失敗を重ねた
男優たちの顔ぶれがふと思い浮かびます。
・・・でございましょう。
キッドは異色のスタッフを並べたところに
かなり期待しているのですが
好色一代男でも別に構わないとも思います。
毎週、ゲストを呼んで
「お前が欲しい」攻撃もありだと思うし・・・。
・・・それはないだろう。
とにかく・・・前へ前へと進む
エネルギーと
それにどうしようもなく巻き込まれる人々・・・。
そういう物語はそれだけで評価に値いたします。
きっと忘れていた何かを思い出させてくれるから・・・。
日中関係の新たな視点を見せてくれるかもしれないし。
まあ、すべては男と女のラブ・ゲームですからね。
ダーロイドは横顔ヴァーが
武士の一分改良型もあるのですが
ヒゲとか盲目とか・・・いろいろと
難点があるのですなー。
それでカメラ目線ヘアピースタイプを投入。
お嬢様は新作の完成をお待ちかねだと思いますが
どうかマイペースでよろしくお願い申し上げまする。
横顔ダーロイドの完成はお嬢様たちを
さらに夢の世界へ誘うこと確実ですぞ~。
投稿: キッド | 2010年5月14日 (金) 01時51分
キッドさん、こんにちは。
ようやく始まった月9、初回はまずまず…?
豪華な役者さんたちと久保田さんの主題歌には
期待できそうな雰囲気ではあるかな~と思いつつ
ちょっと身構えてしまう自分がいます(苦笑)
コイン4枚が四つ葉のクローバーに見えたキッドさん…
何てロマンティック~♪
トラバ、入れてみましたが
入ってなかったらゴメンなさいね。
投稿: ミマム | 2010年5月16日 (日) 13時04分
TB届かずでお手数かけてすみません。
一応、ごっこガーデンでリンクを貼っておきました。
じいや、未だにTBの仕組みが解からずごにょごにょ・・・。
ふふふ・・スマップ関係では
婚カツのトラウマがございますからなーっ。
キッドは四葉のクローバーだろうと思っていたら
あめんぼだったという
してやられた感じに
ぐっと傑作の予感を感じましたぞ~。
こういうひねりは
ドラマ、特にラブ・ストーリーには
かかせない感じがしますからねえ。
まあ、グッとくるポイントと申しますか。
きちんとアメンボをふっておいての
アメンボオチ・・・。
主題歌も「恋の雨」ですから
飴ん棒よりも
雨ん坊をあてたいところ。
どこからともなく翔んでくる恋・・・。
ふりそそぐ恋。
見上げると恋。
恋はやはりロマンチックでないと・・・
とじいめは思うのでごいまするーっ。
そういう点から
「月の恋人」は大丈夫だと思いますぞ~。
投稿: キッド | 2010年5月16日 (日) 18時10分
はじめまして、ドラマの考察とても参考になりました。
個人的には、主人公がヒロインをなぜ好きになってるのか、表現が少ないからさっぱり分かりません。主人公意味不明です。
しかもメイン台湾女優が日本で無名すぎて見る気が起きません。魅力もないですし。
(北川・松田以外)役者全員が35歳以上の恋愛ドラマはしんどいです。
私は女ですが、北川目当てで見たのに、彼女の役が悪すぎるのでがっかりしました。
そういう若い人は結構多いのでは。メイン俳優の中で「今」一番人気があるのは北川でしょうに。
しかも不気味なドラマの可能性があるんですね。気持ち悪すぎます。
日本のドラマには丁寧な誠実さがありませんね。
暗い性格の悪い、ひとりよがりなドラマばかりです。
真摯に人間を、恋愛を描こうと言う気がないのでしょうか。
まともな配役・脚本のドラマが見たいです…。
日本のドラマは海外ドラマ(台湾・韓国)の良い点も勉強して、反省してほしいと思います。
制作側に謙虚さが無く、一方的なドラマばかりな感じがします。
しかも日本人俳優を馬鹿にしてるような配役に思えます。
キムタクは冷酷金持ち、突然中国女性にべた惚れ役。
篠原はまったく相手にされてないふられ役。女らしさのない役。
北川は悪役・ピエロ扱い。松田は中国人役。
阿部がおかまさん役ってひどすぎでしょう。
これからも頑張ってください。それでは、失礼します。
投稿: toki | 2010年6月 3日 (木) 19時24分
励ましの言葉ありがとうございます。
コメントを公開するかどうかやや悩みましたが
お若い方の率直な意見ということで
公開に踏み切りました。
一部、修正しましたがご了承ください。
まず・・・どうして主人公がヒロインを
好きになったのか・・・ですが
すでに四回目で主人公の背景も
ある程度明らかになっており
蓮介は秀美の生まれ持った魅力に
一目惚れをしたというニュアンスに
なっていると考えます。
もちろん、それがすべてではないと
思えますが
「人を好きになるのに理由はいらない」
という主張にも一理ございますでしょう?
ヒロインのリン・チーリンに関しては
日本でも大ヒットした「レッド・クリフ」の
ヒロインですし、日本でも無名とは言えません。
toki様がご存知なかったのは残念でしたね。
そして、このドラマにおける彼女は
魅力がありすぎて
一般女性が感情移入ができない・・・
というのがキッドの観測です。
その証拠に男性の間では
秀美にメロメロになっている人続出でございます。
35才以上の俳優に恋愛ドラマが無理というのは
若さゆえに感じることかもしれませんねえ。
それとも若いことに特に価値を見出すタイプなのか。
これだけは確かなことですが
やがて35才になる方は35才を笑わぬことです。
いつかは自分も35才になるわけですから。
キッドもまた35才を笑いません。
かっては35才だったわけですから。
北川の役が悪いというのは
おそらくtoki様が期待していた役とは
違ったという意味だと思いますが
三番手女優としてなかなかに好演していると思いますね。
「モップガール」から注目している女優ですが
いいステップアップになっていると思います。
今、一番北川が人気があるかどうかは
神のみぞ知ることだと思います。
ましてtoki様が決めることではございません。
キッドは不気味なドラマというフレーズを
最上級の誉め言葉として使っています。
誤解なさったら申し訳ありません。
例として恋愛ドラマの珠玉の名作を
あげているわけですから
不気味なドラマ=これ以上なく期待できる作品
ということです。
日本のドラマには丁寧な誠実さがない
というのは一般論としても
まったく不見識だと思われます。
日本のドラマには珠玉の名作が
たくさんございます。
まして暗い一人よがりのドラマばかりと
断じるのは
toki様がよほど不運でハズレばかり引いてしまうのか
見る目がないのかのどちらかと思われます。
基本的に韓国ドラマや中国ドラマは
過去の日本ドラマを研究して
それをお手本に作っているわけですので
その点をもう少しお勉強なさるとよろしいかと考えます。
製作者に謙虚さを求めるのも一方的だと考えるのも
筋違いでございますね。
表現は基本的に自己主張がベースでございますし
マスメディアは一方通行が基本ですから。
日本人俳優を馬鹿にしている配役とは全く思えません。
主人公は冷酷な金持ちとは描かれていませんし
篠原は片思いの女性をたくみに演じています。
北川は素晴らしいピエロぶりですし
松田は中国人役を好演しています。
阿部は性的倒錯者を実に愛らしく演じていると考えます。
もう少し、じっくりドラマをご覧になり
欠点ではなく長所を見出すことに
目覚めること。
その方が人生を豊かにすることになる・・・
と老婆心ながら申し上げたいと思います。
そうでないと単なるおバカさんですからな。
投稿: キッド | 2010年6月 4日 (金) 01時16分
とても丁寧な長文のお返事ありがとうございます。未熟な文章に、ご迷惑なのにお答えいただき、感謝いたします。
無関係ですが、最近のドラマで一般視聴者に評判が良いのは朝ドラ「ゲゲゲの女房」かなと思います。
それは「普通で丁寧で優しい」からではないでしょうか。一般視聴者が見て「楽しい」ということです。
本当に失礼します。人さまのブログでご迷惑をおかけしました…。
若輩者のコメントに、丁寧にお返事を下さった優しい管理人様に感謝いたします。
投稿: toki | 2010年6月 7日 (月) 01時18分
丁寧な反省文ありがとうございました。
例によって一部修正させていただきました。
ご意見は拝読しましたが
ここで公開できる内容は
ここまでということです。
拙いブログですが
管理している以上、編集権を
行使せざるを得ないことを
ご了承ください。
基本的に仮にtoki様が
日本人だとしても1億人の一人に
過ぎないということを
もう少し深く考えるとよろしいでしょう。
その上で
どうしてもご自分の意見を
主張したい場合は
ご自分のブログを開設することを
お勧めします。
自分の意見について
自由に表現するには
toki様にとっても
その方がよろしいかと
思います。
「ゲゲゲの女房」は
キッドも高く評価していますよ。
毎朝、楽しみにしていますしね。
そしてそれを一般視聴者が
評価しているかどうかは別問題です。
一般視聴者などというものは
実はどこにもいない・・・
ということから考えてみては
いかがでしょうか。
たとえ20%の視聴率があっても
それは1/5でしかないわけです。
世の中には多種多様の人がいて
キッドもtoki様も
その一人に過ぎません。
それでもキッドのブログを見て楽しむ方も
いるでしょうし
toki様の意見に賛同する方もいるでしょう。
しかし、ここではtoki様の意見を
紹介しかねるというのが現実というものなのです。
あるいは匿名性の限界とも言えます。
toki様がおバカさんでなくなる日をお祈りいたします。
投稿: キッド | 2010年6月 7日 (月) 03時18分