この花は私ですよヤンキー君(仲里依紗)背中で泣いてる唐獅子牡丹なんだよメガネちゃん(成宮寛貴)
念を押しておくが・・・コミック原作である。
なんでクラスだけが突然、合宿に行くんだよ。
なんで湯河原なんだよ。
なんで数学だけの弱点克服補修なんだよ。
なんで夫婦仲修復にクラスを巻き込むんだよ。
なんでたまたまヤンキーが湯河原出張中なんだよ。
なんで花(仲里依紗)は湯けむり美人なんだよ。
なんで花と凛風(川口春奈)は入浴シーンがないんだよ。
最後以外の疑問はスルーしてください。最後は絶対に許さない。絶対だぞ~。
で、『ヤンキー君とメガネちゃん・第7話』(TBSテレビ100604PM10~)原作・吉河美希、脚本・永田優子、演出・吉田秋生を見た。進学校である紋白高校の生徒会は元ヤンキーと元引きこもりで構成されている。生徒会長の足立花は学業は校内最下位の赤点女王だが闇の世界ではハリケーン・アダと畏怖される国内最凶の暴力の実力者なのであった。花の絶対的な統制の下、生徒会は学園の平和を守るために今日も明るく楽しく不幸の芽をつみとる運動を展開するのだった。
やたらと出演シーンの多い担任の堺先生(皆川猿時→大人計画)であるがついに主役回まで・・・一般人には菅直人の対抗馬が樽床氏だったような驚きだろう。もしも、間違えて樽床氏が総理大臣になっていたらどうするつもりだったのだ。全国で「知らない人が総理大臣になった騒動」が巻き起こっていただろう・・・的な抜擢である。
突然、発表される勉強合宿計画。温泉地湯河原で二泊三日の学級旅行なのである。しかし、これには恐るべき公私混同の陰謀が隠されていたのである。数日前、堺先生の家庭では教育者としての仕事に熱中するあまり家庭を顧みない夫への今時珍しい妻(坂井真紀)との夫婦喧嘩が勃発。妻は子供(田中理勇)を連れて湯河原の実家へ里帰りしていたのだった。妻を説得しようにも大事な学校は休めない。坂井先生は仕事と家庭を両立させるべく計画を実行したのである・・・アホかっ。
そんなこととは露知らず、遠足気分でルンルンになる花だった。
バスガイドごっこで思う存分、リンゴとバナナとオーブレネリを満喫するのだった。
しかし、一部生徒の目には花が品川大地(成宮)とイチャイチャしているようにしか見えないのがお約束である。
敬慕する生徒会会長・花と意中の人である副会長・大地の仲睦まじさに複雑な気持ちになる生徒会書記の凛風だった。それをもう一人の副会長の和泉(本郷奏多)は悩ましげに見つめる。しかし、引きこもりの会計・千葉は全く空気を読まないのだった。
坂井先生の計画。昼間は補習授業。夕方、近所の神社で子供と花火でご機嫌取り。夜、妻と関係修復である。しかし、花がまったく授業内容を理解できないために居残り補修をする必要に迫られ・・・子供との約束をすっぽかし。妻に離婚宣言をたたきつけられる。
しかし・・・坂井真紀も皆川猿時の妻役をやるところまで・・・ま、いいか。
悄然とした坂井先生であった。
一方、頭の良くなる足湯の存在を知り、逆上した花は男湯まで大地を誘いに行くのである。しかし、唖然として拒絶する大地。
楽しく旅行を楽しむ花だったが・・・坂井先生の家庭の不幸の原因が自分にあると知り・・・落ち込むのだった。
花「なんとかしてくださいよ~」
大地「うっぜ~」
なのである。
しかし・・・かっては医師である父親(古田新太)の後姿に憧れを感じた大地・・・。
一肌脱ぐことを決意する。なにしろ・・・シャーペンの君(実はメガネをとったソフト・フォーカスの花)と温泉で偶然に再会し、デートの約束を取り付けてモチベーション上昇中なのである。
坂井先生の教育者ぶりを見せようと子供を迎えに出た花は遠征中のヤンキーたちに包囲されるのだった。しかし、花、大地、和泉の最強トリオにたちまち退治されるヤンキー軍団。修羅場は忘れた頃にやってくるのだった。
「家庭より教室を大事にする夫が嫌い」だった妻は・・・劣等性を見捨てない夫に男気を感じ・・・夫婦仲は修復されるのであった。
しかし・・・デートの時間に遅れる大地。もちろん・・・シャーペンの君はいない。しかし、花はかけつけるのである。
一瞬、きちゃいそうになる(=ラブラブになりそうになる)二人だったが、足湯の営業時間終了オチでチャンチャンである。あくまで寸止め・ラブコメですから~。
しかし、帰りのバスでは行きよりもさらにはしゃぐ花だった。
大地はこれっぽっちも気付いていないが・・・大地は花にデートを申し込んでいたからなのである。もちろん・・・それを愛と花が理解しているかどうかは別として。
喧嘩と勉強 秤にかけりゃ
喧嘩が上等 ヤンキーの世界・・・。
関連するキッドのブログ『第六話のレビュー』
一方、「ハガネの女」は先週よりかなり見やすくなったがまだまだ薄さが否めない。機会があればじっくり失敗点を検証したいが・・・今回もスルーすることにする。今回は一応、好きな子に意地悪してしまう美奈(八木優希)の主役回でした。意中の人・雪哉(宮城孔明)の母親役で西山繭子登場である。本当にキャスティングだけは抜群だな。来週は真理依(吉田里琴)の主役回で母親役は荻野目慶子である。想像するだけでも強烈だ・・・。
日曜日に見る予定のテレビ『龍馬伝』(NHK総合)『新参者』(TBSテレビ)『女帝薫子』(テレビ朝日)『荒川アンダー ザ ブリッジ』(テレビ東京)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
キッドさん、こんばんは〜♪♪
今日はかなりポッコリしたおなかで
また世界一有名な
ネズミさんの国へ行ってきました。
いませんね。遊園地に。
仲間を探しましたが、
そんな人、いませんでしたね。
それはよしとして。
第六話には比較的好意的だった
キッドさんでしたが、
第七話であいたたたでしたか。
先生の夫婦関係なんて
知らないよなぁ。
青い春と書いて
青春を見たくて見てるのに。
とはいえ
合宿で浮き足立つ子供たちは
なんか良かったです。
さぞかし楽しかろうなあ、
皆キラキラする時期よのう、
みたいな、
高校生いいなぁ。
投稿: ヤマト | 2010年6月10日 (木) 22時38分
☆*⋄◊✧◇✧◊⋄*ヤマト様、いらっしゃいませ*⋄◊✧◇✧◊⋄*☆
ふふふ・・・胎教ですな。
おなかにいるうちに
すっかり世界一有名なネズミをインプットですな。
筋金入りにするのですなーっ。
しかしスペース・マウンテン系は
お控えくださりませ~。
話聞くだけでドキドキしますから~。
「ヤンメガ」は
なんだかキャスティングに
引きずられた展開が挿入されるのが
ちょっと困りますな。
意外な人にスポットライトを
あてるのは・・・麗しいことですが
そんな甘い世界じゃねーっ!
と昔の自分が叫ぶのですな。
せめて下積みつんでこいや~なのです。
まあ・・・器なんて
後からついてくるという考え方も
ありますが
キッドは器絶対主義者だったので・・・。
先生の夫婦関係を入れてもいいけど
ついでくらいにしとけや~。
フレンチのフルコースの
メイン・ディッシュに
さけ茶漬だされて
笑えるか・・・なのでございますよ~。
なんとなく・・・温泉の季節なのですな。
・・・春が寒かったからかもですね。
そして今や、完全に季節はずれに・・・。
海ですよね~。
温泉までいって入浴サービスないなら
水着を出さんか~でございます。
いや・・・純粋にドラマの中の青春を謳歌するためにです。
けして邪な気持ちではございませんから~。
投稿: キッド | 2010年6月10日 (木) 23時42分