欠けた月の恋人はホームレス・・・変なことはしない(木村拓哉)
抱いてくれたらいいのに・・・と二宮真絵美(篠原涼子)は歌いだしたい気分で寝たフリである。
そばにいたいから・・・胸のふるえを止めて・・・愛がわかりかけたら・・・きっときっとあなたのことしかみえないし、真夜中の碧い海、潮風にさらわれる肌、こんな場所に二人がいることを誰も知らないのにである。
いやあ・・・正直言って・・・性的に何か問題があるとしか思えない展開だ。
いつもなら・・・お茶の間向きではないシーンを省略の技法で暗黒の彼方に葬り去っているだけですむのだが、このドラマの場合は違うような気がする。
第一の犠牲者である大貫柚月(北川景子)は「彼は指一本ふれなかった」と証言している。
第二の犠牲者であるリュウ・シュウメイ(リン・チーリン)は「ルームサービスを一緒に食べた」だけらしい。
そして・・・第三の犠牲者は・・・ドキドキしながら待ちくたびれて寝て、目覚めたときには何かされた形跡はない。
ある意味で・・・一般的な母親ではないと自ら語る蓮介(木村)の母(倍賞美津子)は「育て方を間違えた・・・一人で生きていけるように育てたつもりだったけど・・・」と言葉を濁す。
その果てにあるのは「一人でしか生きられない男」であるかのようである。
蓮介の母親の言動はいかにも少し狂っている感じが漂う。たとえば・・・消息不明の息子について真絵美に「あの子のことは基本的に放置して・・・」と言いながら「ずっとそばにいてあげてほしい」と言い添える。もちろん、心配のあまり気が動転していると考えることもできるが・・・キッドには狂った母親に育てられた狂った息子の説明にも思えるのだ。
おそらく、メイン・ライターはそのつもりで話を作っていると思えるが・・・世間の反応のあまりの悪さに修羅場と化した現場の臭いがするのである。
突然、投入された名もなき新人脚本家が二人・・・。
思わず、合掌したくなる重い空気が感じられる。梅雨だからか・・・。
で、本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「ヤンキー君とメガネちゃん」↗11.6%(無理のあるキャストを無理なくおさめた見事なドラマだった)、「ハガネの女」↘*8.8%(ろくでなしの親と困った子供のパレードである)、「タンブリング」↗*7.6%(国仲涼子はババアじゃないと思う)、「帰ってきた怪物くん」↘11.6%(幼児番組としては素晴らしい仕上がりでした・・・クリスマスとかにもヨロシク)、「龍馬伝」↘17.9%(歴史にくわしくないものにもう少し優しくしてあげてもいいかもしれない・・・がキッドはこのままどこまでもつっ走ってほしい気持ちで一杯だ)、ついでに「月の恋人」↗14.4%・・・以上。
で、『月の恋人~Moon Lovers~・第7回』(フジテレビ100628PM9~)原作・道尾秀介、脚本・浅野妙子・高橋幹子・山上ちはる、演出・平野眞を見た。高橋幹子はヤングシナリオ大賞(2007)の受賞者。山上ちはるは大河ドラマ「天地人」などにもかかわった取材ライターである。脚本家としては「みこん六姉妹」(TBSテレビ2006年)「リセット」(日本テレビ2009年)などがある。。今回の放送分を見る限り、いくつかの「情報ネタ」が盛り込まれていたり、違うトーンのセリフが出現していて・・・かなりちぐはぐに感じた視聴者も多いと思うが・・・脚本に女流が三人も名を連ねて成功した例をキッドは知らないので当然である。つまりきっと切羽詰っています。
しかし・・・まあ・・・そういう現場の混乱振りと作品とはある意味、無関係だし、気がつかない姿勢で話を進めたい。
ついでに・・・途中で愛する男の消息を恋敵の真絵美から聞かされた柚月が電話の向こうに波の音を聞くというロマンチックなシーンがあるが、水洗トイレから出てきた丸山鉄二(竹中直人)が「それは恋の音さ」などと言ってムードをぶち壊す場面がある。「不毛地帯」で傷だらけになった演出家が自分を見失っているのがよくわかる。この流れでそんなことしちゃダメだぞ。
さあ・・・とにかく・・・妄想の旅へ向かうことにしよう。
若い社長の下で若い役員たちは「代表取締役解任の動議」を提出する。
その理由は①無謀なインド進出 ②無謀な中国からの撤退 ③公私に渡る不祥事
・・・である。
③についてはレゴリスのイスガス爆発事故と社長と専属モデルとの不適切な関係が問題になっている。
一番、最後について言えば、蓮介はシュンメイに求婚しているので不適切とは言えないが会社のイメージを甚だしく損ねたとも言える。
側近の蔡(松田翔太)の主導によるクーデター劇に・・・蓮介は最後までクールに振舞う。
「あなた方がそうおっしゃるなら・・・私はこの場にとどまることはできない」
まるで他人事のように会社を去る蓮介だった。
もちろん、蓮介はすでに世界から逃避したくて逃避したくてたまらない心境なので渡りに船なのである。
「君を幸せにしたい、しかし、自分の生き方を変えることはできない」
とシュンメイに告げたように
「会社のために尽くしたい、しかし、自分の生き方を変えることはできない」
のである。
もちろん、蓮介の「生き方」というものが何かをお茶の間は知らされないために戸惑うばかりなのだが・・・精神的に不安定なものにまともな言動は期待できないのである。
とにかく・・・こうして・・・業界第二位の大企業である「レゴリス」のトップは放逐されたのだった。結局、少しもワンマン経営者ではなかったのである。ナンバー・ツーの蔡が簡単にクーデターを成功させたのがその証拠だ。
優秀な経営陣は早速、かねてから業務提携をもちかけていた第一位企業の「マストポール」と提携する。詳しい説明はないが・・・どう考えても吸収合併であり、「レゴリス」は「マストポール」のブランドの一つに後退したわけだが・・・残留した社員たちには危機感がない。
「えらそうな社長から解放されてよかった・・・もっとはやく謀反をしていればよかった」なのである・・・小学生かっ。
しかし、解放されたのはレゴリスではなく・・・蓮介だったというのが今回の主題となる。
大学卒業後、「レゴリス」を起業した蓮介は身も心も会社に奉げ、我を見失っていたらしい。
愛する女・シュウメイに去られ、やる気を失ったというわけでもない。
飼い犬に手をかまれ、育てあげた会社を奪われても何かを嘆くわけでもない。
蓮介にとって・・・おそらく・・・すべてのことが・・・どうでもよかったのである。
蓮介にとって世界は本来、馴染めない存在だった。あらゆるものにイヤイヤつきあっていたのである。もちろん、そういう蓮介の本質とは別に会社を運営し、シュウメイと交際する人間的な表面を装う蓮介も存在する。
しかし、蓮介の核心は空虚であり、おそらく、蓮介の心は母親の心無き育児によって破壊されているのである。何をして生計を得ているのかも不明な母親はどう考えても怪物的な存在を垣間見せている。おそらく、蓮介と同様に自分以外を愛せないタイプなのである。もちろん、わが子といえども自分以外の存在なのである。
真絵美は蓮介の母親の恐ろしい正体に気がついている気配があるが、それを口にすることはしない。突然、首を絞められたらこわいからである。
真絵美は自分が愛する蓮介を出会いの前に壊してしまった母親を憎悪しているが、それをけしてあからさまな態度で示さない。蓮介の母親が自分の理解を超えた存在であることを知っているからだ。
「あの子はダメな子なのよ・・・でも・・・あなたが面倒みてもいいわよ」
何様なんだという態度を崩さない蓮介の母親に真絵美はすでに馴染んでいる。
(この人も・・・ある意味、憐れな存在なのだ)と真絵美は思う。(あの素晴らしい子供を愛せないのだから)と。
愛を知らない母親に育てられた愛を知らない子供。
そんな愛を知らない男を愛してしまった自分。
その滑稽な関係に真絵美は苦笑する。
そういう深みをまるで関知しないような蔡が真絵美を口説き始める。
「蓮介さんの持っていたものはすべて・・・私のものになりました・・・あなたはどうですか」
「蓮介は最初から何も所有していなかったわよ・・・彼はすべてを与え続けていただけ・・・あなたは何かを手に入れた気がしているけれど・・・それは彼から何かを盗んだわけじゃないのよ・・・あなたは自分のものを奪い取って自分のものだと満足している子供のようなもの。この話・・・理解してもらえるかしら」
「いいえ・・・さっぱり」
「それが・・・あなたの限界というものかもね・・・だからあなたは私の愛の対象になれない」
「私があなたのお飾りになり、あなたが私のお飾りになる・・・そういう関係はお嫌ですか」
「私は飾りじゃないのよ」
かわいい部下(満島ひかり・濱田岳)に見送られて真絵美は蓮介・捜索ツアーに出発する。
蓮介はこの世から去りつつある自分を半ば怖れ、半ば喜びながら後始末に乗り出す。
無能だが情のある男・雉畑(渡辺いっけい)をキャッチした蓮介は雉畑に別れを告げる。
「オレは・・・レンスケと一緒に働きたいんだよ・・・」
「いいえ・・・あなたには私の育てたレゴリスを見守ってもらいたいのです」
「そんな・・・オレは淋しいよ」
しかし、シュンメイ、柚月、真絵美、リナ(満島)、笠原(中村ゆり)にさえ触手を動かさない蓮介なのである。雉畑を抱いたりはしない。この脚本家がいかに同性愛好きだとしても蔡までが限度なのである。
そして・・・蓮介は定宿としていたホテルをチェック・アウトした。前回も指摘したようにインテリアの会社を経営しながらインテリアに興味のない蓮介である。
そして・・・彼はいまや文字通りホームレスなのである。
着の身着のまま、愛車を転がして蓮介は開放感を味わう。
俺は何者でもない
俺はどこからも来ないしどこへも行かない
俺はただの男
俺は愛さない男
蓮介はそこでふと・・・愛のようなものの記憶に刺激される。
愛を知らない蓮介。
それでもシュンメイにはなぜか気がひかれるのである。
もちろん・・・それは蓮介とシュンメイの身長差に無関係ではない。
大柄な女に蓮介が惹かれるのは失われたものの臭いがするからである。
それはマザー・コンプレックスである。
愛を知らない狂った母親に壊された母と子の絆。
蓮介が理由もなくシュンメイに執着するのは・・・ただそれだけのことだった。
蓮介は無自覚に最初から失われた母の姿を追い求め、中華料理屋「食料ガエル」を訪ねる。そこにはシュンメイが暮らしていたからである。
しかし、そこに網を張っていたのは柚月だった。
柚月は本能的に蓮介の欠落を知っている登場人物である。柚月は自分の愛がその欠落を埋めることができるのを知っている。ただし、その方法がわからないのである。
柚月は「蓮介と裸の付き合い」をすることにより、蓮介の子供を懐妊し、出産すれば蓮介を育てなおすことができることを知っている。しかし、どうすれば蓮介をその気にさせられるかがわからないのである。
実はパンダのきぐるみを来たまま、下半身だけ露出すればすむ話なのだが・・・蓮介がパンダのぬいぐるみコンプレックスなのは明らかである。しかし、あまりに非常識なのでその手があるとは思いつかないのである。
もちろん、それが判明しても柚月は思うだろう・・・それじゃ・・・私を愛するんじゃなくて・・・パンダのぬいぐるみを愛することにならないか。
いや・・・そうなんですけど・・・彼はそういう心の病気ですから。
昼間が夜になれば・・・そういうチャンスがありえた展開に、美しい男を心の底から憎む醜い男(温水洋一)が邪魔にはいる。禿男はシュンメイのノートを蓮介に差し出すのだった。
嫉妬のために・・・あるいは蓮介の傷心を思いやって血相を変える柚月。
その一瞬の隙に蓮介は再び彷徨い出すのだった。
かって蓮介が手作りの家具を売ったフリーマーケットには柚月の父親(長塚京三)が待っていた。
「君は本当に世界に馴染まない男だな」
「あなたはすべてを手元に置きたがる・・・まるで想像上の父親のような人だ」
「しかし・・・私は君の才能を買った男だよ」
「いつまでもお客さんならよかったのに」
「私は君の父親になってもいいと思っているのに」
「ボクの父親はこの世界には存在しないのです」
超現実的な会話を交わしながら、柚月の父親は常識の通じない男を見送った。
(とにかく・・・婿には向かない男だよな)
柚月の父親は徒労を感じた。
どこへともなく、消え去った蓮介。
しかし、数十年、蓮介のストーカーを続けている真絵美には最後の手段があった。
蓮介の愛車には発信器が仕掛けられていたのである。
たちまち・・・蓮介の居場所を特定する真絵美。
(なるほど・・・)そこは真絵美にも思い出の深い場所だった。
海の見える大学。真絵美と蓮介の母校。そして懐かしい美大前のバス・ストップ。
真絵美は直行した。
夏季休業前の美大は開放的なムードに満ちていた。
芸術家肌の学生たちのために不審者対策は遅れ気味である。なにしろ、学生どころか教職員さえもが不審者であるのが美大というものなのだから。
妙にリッチで同時にクールな雰囲気の蓮介を誰もが不審には思わないのである。
「グラサンかけた変な人来なかった?」
真絵美が尋ねると蓮介の辿った道はたちまち発見されるのだった。
出現した真絵美に苦笑する蓮介。
「みつかっちゃった」
「みつけちゃった」
二人は微笑むと学食の豚キムチ定職を海辺へと運ぶ。
学生時代の二人が好んだランチタイムが蘇る。
「さっきの青い鳥のフィギュア・・・お気に入りなの?」
「ニワシドリを知ってるかい・・・漢字で書くと庭師鳥・・・」
「青いの?」
「スズメの一種だから・・・青いというより青黒い奴はいる・・・オーストラリアのアオアズマヤドリとか・・・」
「巣を作るときに結構、青いビー玉とかで巣を飾るんでしょ」
「そう・・・花びらとか鳥の羽根とかもね」
「かたつむりとかを置いたりするんでしょ」
「かたつむりを奪い合ったりもする」
「アーチ形の奇妙な巣を作ったりするんでしょ」
「種類によって巣のカタチもいろいろあるしね」
「鳥だって巣を作るのに・・・あなたは他人の住む場所ばかりを作り続けてきた」
「そりゃ・・・オレだっていつかは巣を作りたいさ」
「木工の授業で・・・材質の話をしたのを憶えてる?」
「さあ・・・?」
「育ちすぎて大木になった木は均質な木材としては適正とは言えない・・・」
「だけど・・・木は木材になるために生きているとは限らないって話か?」
「そう・・・あなたにはあなたの生き方があるってこと・・・」
「そうかな・・・」
二人は学内のアトリエを勝手に仮の宿にした・・・美大の建築物管理などというものは・・・もういいか。
「あの頃も・・・徹夜して・・・こうして月を見たよな」
「ええ・・・」
「月ってさ・・・気がつくといつの間にか空にあると思わない?」
「さあ・・・」
「日の出は待つけど・・・月の出は待たないだろう?」
「昔は・・・月の出を待って歌を詠む人がいたっていうけどね」
「そうか・・・そういう教養はなかったな・・・」
「ふふふ・・・蓮介は家具おタクだもんね」
「お前だってそうだろう・・・」
「で・・・気がつくとそこにある月みたいな・・・何かを求めているわけ?」
「さあ・・・」
「いいけど・・・変なことはしないでよ」
「するわけないだろ」
(バカ・・・してって言ってるのに・・・もうずっとずっと前から)
待つことしばし・・・真絵美は夢の世界に旅立った。
(どうして・・・私をお嫁さんにしてくれないの?)
(ごめん・・・ボクはママのお婿さんになるって約束しちゃったから・・・)
(バカ・・・それは子供の世界の話じゃないの・・・ピーターパンとか青い鳥とか・・・家なき子とか・・・)
眠ることを忘れた蓮介は真絵美のためにニワシドリの巣のディスプレーを作りはじめた。
(ボクを見つけたご褒美だよ・・・君のために本当の巣は作れないけどね)
二人の失職者が幸せな過去を彷徨っていた頃。
二人の中国人は顔を合わせていた。
「同志シュンメイ・・・すべて計画通りだ・・・日本企業ののっとりは実に簡単だ」
「同志ツァイ、社長は・・・レンスケは・・・どうしているの・・・」
「さあね・・・真絵美が追っていったから・・・今頃、二人でよろしくやってるんじゃないか」
「そう・・・真絵美さんが・・・そうね・・・真絵美さんの方が・・・レンスケにふさわしいものね」
「なんだ・・・同志シュンメイ・・・工作員が愛に溺れたら命とりだぞ・・・」
「・・・」
さあ・・・一体、どんな結末が待っているというのか・・・最終回は2時間15分スペシャル。要するに・・・最終回が本編なのか。
関連するキッドのブログ『第6話のレビュー』
ごっこガーデン。愛と青春の美大前セット。アンナ「ダーリンの作る巣で愛の暮しを送る日々・・・はうぅんなのでしゅ~。ハートがぴょんぴょんぴょんでぴょ~ん。待ちに待った真絵美パート。なつかしのキャンパス・ライフ・・・海の見える大学で・・・学生たちは講義に集中なんかできるものですかぴょ~ん。毎日、サーフィン&バーベキューですぴょ~ん。バス停留所から学食、レゴリス落書き教室を経てアトリエ長屋へ。そして・・・ドキドキの寝たフリ大作戦・・・最初から・・・こういう流れでは何故ダメだったのか!・・・大人の世界は不思議なのぴょ~ん」まこ「蓮介と真絵美はすっかりいい感じなのでシュウメイの存在を完全に忘れてマシタ!青島!すみれさん。それにしても社長でなくなった蓮介はどうやって食べていくのでしゅか? ママはお小遣いくれましゅか? 最後は2時間15分スペシャル・・・劇場で!じゃなくてお茶の間で!・・・これは新しい手口かもしれましぇ~ん・・・っていうかこの青い鳥はしゃーわせの青い鳥でしゅか~・・・色違いヴァージョンがあったとは・・・じいや・・・ヒヨコロイドの在庫一斉処分する気でしゅね」お気楽「怪物くんの怪子ちゃんはベッキーの目がこわいからまあまあだったんじゃないの?・・・来週・・・ものすごく面白くなったら・・・衝撃だよね・・・次回作からアンナちゃんのダーリンは連続2時間ドラマ体制になったりして・・・とにかくもう少しまとめて欲しいよね・・・なんだかんだを」ikasama4「執事長・・・日本VSパラグアイ直前でお尻に火がついてますな。とにかく、今回はなんか、教科書的なベタドラマでしたな・・・。真絵美はちょっと気を使いすぎてうろたえる・・・みたいな損なキャラクターを演じているのか・・・演技に悩んでいるのか微妙な感じになってますな。はたして・・・月は誰を指すシンボルなのか・・・今回のところはズバリベタベタに真絵美でしたが・・・泣いても笑っても最終回・・・とにかく映画化決定しなくて幸いだったかもしれませんねえ」あんぱんち「波の音は一生忘れない失恋の音・・・そんなことで海を嫌いになったらたまりませんわ・・・台湾美人女優、視聴率の女王、若手ナンバーワン女優を集めてグダグダな展開・・・一体、誰のせいなのかしらーっ・・・まあ、出演者の一人としてこれだけは言いたい・・・キャストに罪はないんですぅーっ。さあ・・・拡大スペシャル・・・どんなことになるのか・・・やはり楽しみなのねー・・・ドラマ好きって困った生き物だわ~」mari「一人で生きていくことしか学ばなかった蓮介・・・母に代わってずっと蓮介に尽くし見守ってきた真絵美・・・生まれついての美しさで愛をふりまきながら愛を知らない蓮介の矛盾・・・はたして・・・物語はどこへ収斂していくのでしょう。蓮介が誰かと幸せになってくれるといいのですけど・・・」
水曜日に見る予定のテレビ『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日)『中谷美紀の離婚シンドローム』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
キッドじいや、こんばんは。
月恋ごっこガーデンもいよいよ来週で見おさめです。
それはそれでとっても寂しいです。
でも、2カ月間ありがとうございますです。
ホント、いつもいつもありがとう。
月恋・・・早く終わって欲しいと思ったのはナイショです。
シー。
でも、最後は泣きます。号泣です。
蓮介ブログとサヨナラするから
呆れてもいいです。ビェ~~~~(涙)
真絵美と蓮介だけの夜。
あんなシュチュエーションになって期待しない女はいない。
あそこで・・・ガッと抱きしめ、グイっ!と引き寄せ合体!を夢見て
寝たふりしてたのよね?真絵美さん(^^;
蓮介さん・・・やっぱりヘン?
じいや。。。サッカーが始まった
後でまた来るね。じゃ!
投稿: アンナ | 2010年6月29日 (火) 22時58分
☁Building☁アンナ☆ラン様いらっしゃいませ☁Building☁
遠藤はコロコロシュートを打たず
長谷部はキャプテンシー。
駒野は見事にバーをとらえる・・・。
本田は最後までクール。
実に、天晴れな専守防衛でございました~。
ああ・・・もう一試合見たかった。
じいやの生れてはじめての
ベスト8観戦、おあずけでございます。
結局、メイン脚本家は
どうしても主人公を
病的に描きたい・・・
しかし、それをお茶の間が許さない。
このあたりの葛藤が・・・
いろいろと問題作なのではございませんでしょうか。
じいやはレビューに書いている通りに
それなりに楽しんでいるのですが・・・
HEROであれだけ
娯楽色の高い主人公を
演じたアンナ様のダーリン様なので
こんなに冒険しなくてもいいのでは~とも
思いまする。
とにかく・・・お嬢様方の心をガッチリつかんだのは
蓮介ブログだった・・・
ということにスタッフ一同唇を
駒野なみに噛みしめてもらいたいですなーっ。
しかし・・・あそこで
いい年して・・・
なにもこんなところで・・・
というプレイに至らないというのは・・・
蓮介様の心の傷は
相当に根深いと考えるしかないのですなーっ。
枝を編んでる場合じゃないですぞーっと
じいや頭から湯気がでたのでございます。
お嬢様、真夜中の豚キムチ丼はお控えくださりませ~。
投稿: キッド | 2010年6月30日 (水) 02時15分
キッドさん またまたお邪魔いたします。
待ちに待った蓮介さま出ずっぱり・・・あぁここまで来るのに7話もかかってしまいました。。。来週はどうしても最終回なんですよね・・・
もう振り返っても付いて来てくれているのはキッドさんと 耐性のある木村君ファンと 怖い物見たさの方々か・・・
蓮介さまが「出来る社長」というのが描ききれてなくて どうしても違和感がぬぐえないのに社長さんやめたとたんに反省する謙虚な青年になっちゃうなんて・・・
脚本家さま、どちらかに徹底してください。お願い致します。
最終回が本編だというキッドさんの予想に 一縷の希(どんな??)をかけて 見届けます。
今更なんですが、シュウメイとだけは・・・勘弁してね。。。。《また恋がしたくなるラブストーリー》なんて宣伝文句は忘れてあげてるんだから・・・最後だけ・・・そんなの許さないわよ!
投稿: 壊れかかっている 木村君ファン | 2010年6月30日 (水) 09時20分
レゴリスシンドローム↘↗壊れかかっている 木村君ファン様、いらっしゃいませ↘↗
ふふふ、ファンの皆様にとっては待望の蓮介の回で
ございましたね。
世界一美しいホームレス。
アダルト・家なき子。
青春をふりかえっても絵になる男。
ある意味、やりたい放題の第7回でございます。
皆様は感覚麻痺していますが
この視聴率でも
最近の月9では充分ヒットと言える数字なのですが
特別な人には
特別の評価がございますからねえ。
リアルな世の中では
ベンチャー・ビジネスで
ものすごい資産を手にする方が
ないわけではない。
しかし、レゴリスは基本的に
堅実なインテリアの世界。
一体、蓮介はどのくらいの銀行預金を
持っているのか?
真絵美の言う通りだと
「すべてをいつでもバラまいてきた」ので
一文無しだったらどうしよう・・・
とまったくロマンチックでない
心配をしてしまいますな。
とにかく残されたのは
ライバル企業の娘と
追放された企業の専属モデル。
そして親友のような召使のような保護者のような彼女。
最後の2時間15分は
どんな風にも描けるので
期待してよろしいかと思います。
キッドは蓮介=かぐや姫論なので
三人の誰も選ばずに
蓮介は異次元の彼方に消え去ると
考えておりますがーっ。
とにかくお茶の間の支持(主に女性)を集める真絵美。
お茶の間の支持(主に男性)を集めるシュウメイ。
子供からお年寄りまで幅広い人気の柚月。
それぞれの支持者は一喜一憂して
恋のレースを観戦する。
ここまでの苦闘に付き合った人々には
きっと素晴らしい贈り物があるはずと
考えるのでございます。
投稿: キッド | 2010年6月30日 (水) 11時15分
そっか~蓮介は青い鳥症候群だったあるネ。
そこに送り込まれたのが工作員のシュウメイ…
蔡は側近を装ったドクターだったのでしゅか???
シュウメイを逃げた青い鳥と見せかけて、
実は鳥かごの中にいた真絵美が本命なのでしゅか???
このわかりにくい物語の中には、秘かにかぐや姫や、
青い鳥といった昔話や童話が仕込まれてあったあるか…
じゃぁじゃぁ、このあと白雪姫や花咲かじいさんとか
浦島太郎は出てくるのでしゅかーーーっ!?
で、家なき子の蓮介には、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家を
プレゼントしてあげたいあるヨ
投稿: まこ | 2010年6月30日 (水) 16時18分
来週の最終回は21:00~23:03の2時間3分(通常の54分+69分拡大・・・一般的なドラマの最後2話分に匹敵!)みたいですが、、、このボリュームでどのくらいの数字が取れるのでしょう。
やっぱり、キムタクをあまりにも病的に描きすぎて視聴者が逃げた気がします。。篠原はいつまで経っても煮え切らないし。個人的には、サービス精神たっぷりだったHEROの久利生検事の方が好きでした(爆発による白煙で、ピザプレートの文字を「smoky?」とおどけて読み上げるなど^^;)。
ちょっと月9を見て疲れている間に、NTVゴゴドラ枠でホタルノヒカリ(再)を鑑賞。なんとなくダラダラ見ながら楽しい作品で、綾瀬はるか演ずる蛍かわいいよ蛍・・・と思いつつ、近々パート2があることを知った今日この頃です。
次クールは月9、水10、土9(「美丘」ヒロインに吉高由利子なんて奇跡のキャスティング!)と楽しみがいっぱいですね。
投稿: inno-can | 2010年7月 1日 (木) 01時26分
●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●
家具屋の社長がホームレスに・・・。
このシチュエーションだけでも
一同爆笑の展開なのですな。
かぐや姫=家具屋姫・・・
ということでは柚月こそが
かぐや姫・・・。
蓮介は家具屋王ですからな。
で、楽屋を失いただの王子になったわけでございます。
その一点にもっともっと
しぼっていけばいいのに
青い鳥やら家なき子やら
ピーターパンやらの
メルヘンを寄せ集めてしまうので
なんだか・・・わけがわらない・・・。
そんなドラマでもあるようです。
灯台下暗し・・・と幸せは身近にある・・・
というのは似ているようで違いますな。
なんとなく・・・星の金貨とか
幸せの王子とか・・・
そういうムードまで織り込んできた気も
いたします。
まあ・・・三人寄れば文殊の知恵となるか
船頭多くて船沈没になるのか・・・
泣いても笑っても最終回。
まこちゃんハウスに
お菓子の家をお作りになりたいのですな。
ただいま、生クリームを100トン発注しましたぞ~。
投稿: キッド | 2010年7月 1日 (木) 02時16分
♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬inno-can 様いらっしゃいませ♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬
この脚本家はダメ人間を
それほどダメじゃない風に描くのが
得意なのですが・・・
時にはダメ人間がどうしても似合わない人々・・・
というのがいて・・・
ある意味、このドラマのキャストは
90%がそのタイプ。
その結果、温水洋一と竹中直人が
浮きまくるという状況です。
しかし、2時間くらいあると
その交通整理ができるのではないか・・・
とキッドは期待しています。
まあ、常にネクストを
追い続ければ
こういうこともある・・・としか申せません。
アホミヤとブチョーの名コンビは
早くも告知でのほほん炸裂していますな。
月9は芸能界もの。
木10は長澤まさみが脇役落ち。
金1115はオダジョーの新・コネタ刑事もの。
テレ東金深夜には
満島ひかり・野波麻帆・菊地凛子・松本莉緒
という濃い目のラブ・コメ。
金10はクドカン・長瀬の黄金ペア。
土8はもこみち・志田のコミック原作もの。
土9は吉高の難病もの。
日9は多部ドクター。
こうしてみると(金)が非常事態宣言ですな。
(月)夏恋(竹内結子・大森美香)
(火)ジョーカー/逃亡弁護士
(水)アホミヤ
(木)GOLD野島伸司
(金)うぬぼれ刑事
(金)熱海の捜査官(演出・三木聡)
(日)龍馬伝
こんなラインナップになりそう・・・。
吉高・・・好きなのにめぐりあわせが悪いのです。
火曜日は脚本家が両方とも
やや難ありですが
一曜日くらいはツッコミ日があってもいいかな・・・と。
投稿: キッド | 2010年7月 1日 (木) 13時59分
キッドじいやさん、はじめまして
「月の恋人」、一回だけ見て、そのまま見なくなっちゃいました。
最終回だけは見ておこうと思います(^-^)
見なくなった理由は、
・話があまりにも昔的
今や中国の富裕層が日本を乗っ取り、中国企業のM&Aもあるのに、シュウメイを取り巻く環境と、レゴリスのその対応方法が50年くらい前の話みたい!
・リンチーリンが主役としては魅力が欠けすぎ
これって、台湾企業もスポンサーなんですか?
女性陣の中で一番見劣りするリンチーリンを、
どうして愛するのか?どうして真絵美がそんなに助けるのか?
・ケイスケが強引にリンチーリンを男らしく抱きすくめる
というようなシーンが多すぎ
素敵な男性に強引に唇奪われるのは1回くらいは良いかも
と女性脚本家が思って、ついそんな場面を沢山つくってしまったのでしょうねえ。。。
・けいすけがモテすぎ
ちょっと昔の韓国ドラマみたい
投稿: 通りすがり | 2010年7月 3日 (土) 14時01分
~通りすがり様、いらっしゃいませ~アナタハダアレ
基本的に通りすがり様は認めないのですが
恥ずかしがりや様なのだと判断して公開させていただきました。
名前はないよりあった方がよろしゅうございますよ。
一回目と最終回だけ見るというのも
悪い見方ではないですね。
キッドは一回目だけとか
最終回だけとかも昔はよくやってました。
そして・・・いろいろと妄想するわけです。
一回目だけなら・・・この後どうなるかとか。
最終回だけなら・・・どうしてこうなったかとか。
そうやって妄想力を鍛錬するのでございます。
もちろん、全話を通じて見るという場合もないと
素材にことかきますけれど。
時には同じ回を何度も見るというのも大切で
そこで発見できる何かを特に分析したりもします。
まあ・・・そういうのは基本的に作り手としての
修行ですな。
仕事仲間には開始十分を見ると結末まで
おおまかな流れをすべて読み解くことができる
超能力者もいましたし~。
まあ・・・中国は巨大な国家ですから
いろいろとあるのですな。
富裕層といっても一握りだし
経済力が日本と肩を並べたといっても
人口10倍なので
要するに9億人のホームレスがいるようなものです。
だから・・・ものすごく強い中国も
ものすごく弱い中国も
同時に存在しているのでございます。
林志玲(リン・チーリン)は
ものすごく魅力的な女優ですが
日本での知名度はやや不足していましたな。
こればかりは好みの問題ですが
男性の間ではリンチーリンファンは急増しましたな。
基本的にキッドの周囲の緊急アンケートでは
男性が
①リンチーリン②北川景子③篠原涼子
女性が
①篠原涼子②北川景子③リンチーリン
という人気度になっています。
まさに・・・セックス・ギャップです。
シュンメイは実に魅力的な役柄ですから
蓮介の心は溶けていく・・・
その辺りは上手く描けていると思います。
お茶の間がそれに納得するかどうかは別問題なのでございます。
ちなみにケイスケってどなたでしょうか。
まあ、今回の蓮介の役柄は
ある種の対人恐怖症なので
どうしても愛情表現が無骨になる・・・
そういう感じなのだと考えます。
蓮介が女心をつかむのは
そういう危うい感じが滲み出るから・・・
なのではないでしょうか。
キッドはベースが
蓮介=かぐや姫としてみているので
主人公がもてもてなのは当然のことだと思いまする。
次は主人公のお名前くらい間違わないとよろしいですね。
投稿: キッド | 2010年7月 3日 (土) 18時41分