プラトニック・ラブはシンデレラ・ストーリーの礎(綾瀬はるか)
温故知新というのはあらゆる創作の基本である。
初心忘れるべからずというのはあらゆる芸事の基本である。
キッドは闇の古武術の伝承者として幼少の砌、祖父に連れられて山篭りを強制させられたことがある。
そこでは筆舌に尽くしがたい幼児虐待が行われるのだが、扱きというものはそういうものだ。
そして、就学以前の童子は密殺の七つの秘伝を継承するわけである。
以来、ずっと平和な日本でその秘術を使う機会もなく・・・何のための修行だったのか・・・疑問に思うこともある。
しかし、世界は悪で満ちているわけではない。
夏山で祖父は蛍を数匹捕まえてくれて・・・虫かごにいれてくれた。
夜光る・・・その神秘の蛍光色。
ホタルノヒカリはいつも心を和ませる。
さて、最終回を迎えたばかりの「月の恋人」が「竹取物語」を原典にするとすれば、「ホタルノヒカリ」は「シンデレラ」である。これもまた「ラブ・ストーリー」の古典中の古典なので説明は不要だろう。
しかし、「月の恋人」が「竹取物語」の結末ひねりであるように、「ホタルノヒカリ」もかなり変形された「シンデレラ」であると言える。
なにしろ、天日干しされたシンデレラが主人公なのである。ただのアジの干物ならそのまま、焼いておいしくいただけばいいのだが、「くさや」となると保存のためにいろいろ問題があったりする。そのへんに放置しておくと異臭が凄いからである。
まあ・・・干物女はその中間くらいの芳香を発するのだな。
さて、「シンデレラ・ストーリー」には「ガラスの靴」や「かぼちゃの馬車」を用意する女魔術師あるいは魔法使いのおばあさんが登場する。「灰かぶり姫」を「シンデレラ」に変身させる魔法が「シンデレラ・ストーリー」の重要な要素であることは間違いない。
ここをピックアップして恋物語の基本が作られるくらいである。それが「マイ・フェア・レディー」だとか「プリティー・ウーマン」となっていくわけだ。「月の恋人」でもシュンメイに対しての蓮介という関係で、部分的なシンデレラ・ストーリーが展開していたわけである。つまり・・・「貧しい中国の女工を美しいトップ・モデルに変身させる」魔法の行使ということだ。
もちろん、干物女に魔法を使う役割は「ホタルノヒカリ」では分業体制になっていて・・・前作には主人公・蛍(綾瀬はるか)の目指すステキ女子として優華(国仲涼子)が配置されていた。
そういう人々の魔法によって・・・王子様であるマコト(加藤和樹)さえ乗り越えて、ハンサムな王様である高野部長(藤木直人)のハートを干物女が射止めたのが前作の結末だった。
しかし・・・そのゴールは遠距離恋愛のスタートでもあったのだ。
あれから、三年。高野(37)は高野(40)に、蛍(24)は蛍(27)に変転した。
二人の関係はどうなったのだろうか・・・そして「シンデレラ・ストーリー」の行方は・・・?
で、『ホタルノヒカリ2・第1回』(日本テレビ100707PM10~)原作・ひうらさとる、脚本・水橋文美江、演出・吉野洋を見た。第1シリーズの最終話が15.3%だったので初回↗16.2%はまずまずの好スタートである。スタッフ一同、ホッと安堵したことだろう。「トライアングル」平均視聴率12.4%からココの脚本家も安心したし、前作「曲げられない女」平均視聴率・14.6%の演出家も無難な立ち上がりを感じたはずだ。とにかく、至極の名作「Mother」の後だけにいろいろと迷いも生じるところで・・・この数字は有難いのだな。きっと。
さて、物語は三年前に遡る。紆余曲折の果てに相思相愛となった同居する上司と部下は「翔んだカップル」にはならず、蛍の香港転勤によって「ビバ!遠距離恋愛」になったのである。でも・・・アツアツでラブラブだから大丈夫と信じた二人。
あれから・・・3年なのだ。
2007年~ 蛍は突然、教師になり鹿の呪いにかかった男とちょっとした恋をする。
その後はサイボーグになったり、
盲目の殺し屋になったり、
科捜研の女になってバナナを頭にのせられたり、
おっぱいバレーをしたり、
未来から来た医者と恋に落ちたりして波乱万丈だったのである。
2007年~ 部長はAround40の女と恋におちる。
その後は元暴走族のリーダーとして童顔刑事を助けたり、
夜光の階段を昇ったり降りたりしながら連続殺人、
いじめられてばかりいる新人女子社員をフォローしたりと
それなりに充実した人生を過ごしてきたのだった。
そして・・・2010年。二人は再会するのだった。
かって、インテリア事業部の部長だった高野は・・・今は第一企画部の部長である。
そのポーカーフェイスからはどことなく怒りのオーラが滲み出ている。
第一企画部にはかっての同僚たちの姿はなく、蛍の憧れの山田先輩(板谷由夏)だけが残っている。
2007年~ 山田姉さんはあれから結婚して息子を殺されたり、
産婦人科医師になったり、
薩摩藩鶴丸城の大奥を取り仕切ったり、
夫の愛人に娘を誘拐されたりとそれなりに懸命に生きてきたのだ。
蛍と部長の特殊な関係を知るのは山田と人事部の二ッ木(安田顕)ぐらいになってしまった。
2007年~ 二ッ木は・・・もういいか。
とにかく、香港でのプロジェクトを無事に成功させた蛍はOLとしては凱旋帰国の趣である。
そのために・・・少し気負いの感じられる初出社なのであった。
部下には桜木(臼田あさ美)、椿(佐藤千亜妃)、杉下(中別府葵)などが顔をそろえるのであるが・・・このメンバーちょっと強面揃いだよな・・・いい先輩たろうとして浮きまくるのである。
ちょっとゲゲゲな契約社員・瀬乃(向井理)には「嵐山のドキュンコ」に似ていると言われてからかわれる始末である。
蛍は日本にいない間に売れ出したアイドルかといい気になるが・・・実はドキュンコは嵐山水族館のアイドル・アザラシだった。
一体・・・部長と蛍の関係はどうなったのか・・・誰もが疑問に思ったところで就業時間終了のホイッスル。
二人が帰宅するのは・・・いつものあの家だった。
都会としては奇跡の中庭にホタルのいる縁側でジャージに着替えてくつろぐホタル。
しかし、部長の怒りは頂点に達したのだった。
部長「君は毎日メールして毎日電話して毎日はがきを書くっていってたよな」
蛍「はい・・・いいました・・・」
部長「しかし・・・三年間で私信がはがき一枚ってどういうことなんだよ」
蛍「でも・・・部長だって最初は週三回くれてたメールが最後は音沙汰なしに・・・」
部長「だって返事が来ないんだもん」
蛍「・・・・・・・」
部長「一体・・・君は三年間・・・何をやっていたのだ」
答えに困る蛍だった。
そこへ・・・かかってくる電話・・・謎の女・小夏(木村多江)登場である。
思わせぶりすぎるのだが・・・木村多江に娘・千夏(石井萌々果)までつけられたらここは我慢するしかあるまい。
ちなみにバツイチである高野部長の別れた妻は深雪(黒谷友香)である。
とにかく・・・こうして第一夜は何事もなく過ぎ去る。
そして・・・明らかになったことは蛍と部長は・・・相思相愛にもかかわらず・・・キスひとつしていないのである・・・初心者は唖然とするが・・・それが干物女のおそろしいところなのである。
たちまちゴミ屋敷となりかかる高野家だった。
ちなみに部長に恋する男性社員・井崎(高橋努)が登場し、「仕事一筋で女には目もくれない部長」と語るので・・・部長もまた・・・蛍不在の間、貞操を守っていたことは明らかになる。
そういう前提での小夏登場なのであんまりもったいぶるとひっこみがつかなくなるおそれがあります。
ともかく・・・なんとなく冷たい態度の部長に・・・蛍は寂しさを感じ・・・瀬乃と痛飲し、ゲロオンブの後で裸の王様と一夜をともにしたあげく、使用済みストッキングを部屋に忘れるのである。
そして・・・瀬乃は部屋に泊まった女の子の忘れ物だけは律儀に届けるタイプなのだ。
もちろん・・・次に泊まった女の子に追求されないためである。
しかし・・・いかにゲロまみれの干物女とはいえ・・・蛍と一緒に寝て関係を持たないとは・・・瀬乃・・・井崎と結ばれるオチか。
そんなこんなで社内で気まずくなる部長と蛍。
モデルの採寸作業にも殺気がただよう。
そこへ・・・部下の桜木からのミス報告である。
蛍の唯一の取柄である「与えられた仕事には全力で取り組む」が爆発する。
部長もその点だけは蛍を高く評価しているのであった。
蛍は裏方として大活躍し・・・「屋形船でガールズ・バー」を成功に導くのだった。
どんな仕事だよ・・・二人の会社・・・経営危機になりつつあるんじゃないのか。
そんな蛍の意外な一面を見て・・・働く女のかっこよさに突如として目覚める桜木。
「雨宮先輩・・・ステキでした・・・私も先輩目指してOLのお仕事がんばります」
桜木の目からキラキラ尊敬ビームを浴びて、消滅しそうになる蛍。
その心には喜びが顔にはひきつりが生じるのだった。
家に飛んで帰る蛍である。
「私・・・三年の間・・・何してたのかって・・・ずっと考えてました・・・私は仕事をしてました・・・いつか部長に逢った時にほめてもらえるように・・・仕事をがんばったんです・・・そしたらあっという間に三年間がすぎちゃったんです・・・」
雨宮の「ぶちょおみやげ」であるサンバ・カーニバルの衣装に着替えた高野は蛍の唯一のラブレターを365日×3で読んでいるのでそんなことは先刻承知なのだった。
ぶちょおへ
香港は楽しいです。
でも、ぶちょおと一緒なら、
きっともっと楽しい。
ぶちょおに会いたいです。
・・・(泣)。
雨宮蛍
「お前が帰ってきたら言おうと思っていたことがある」
「・・・」
「オレと結婚しよう。ずっと二人で暮らしていこう。君は一生オレの女だ」
突然のプロポーズに死んだフリをする蛍。
そんな蛍を「スキヤキ」で釣り上げながら部長は宣言する。
「だが・・・このままなしくずしに結婚するつもりはない」
「ええーっ」
「第一、お前は結婚というものをなんだと思っているんだ?」
貯金残高74円の女は難問を突きつけられ答えに屈するのであった。
高野部長の干物女再教育計画の決戦の火蓋はきられたのである。
・・・ま、美しい水と流れる川とありのままの自然がなければ・・・蛍は生息できないんですけどね。
関連するキッドのブログ『ホタルノヒカリ』
ごっこガーデン。蛍とサンバとすきやきのガーデンセット。まこ「さあーっ、やってまいりました、スプリング・サンバ、サマー・サンバ、お嫁サンバにテントウ虫のサンバ、サンバサンバ、サンバ・カーニバル&フェスティバル!・・・ひと夏の夢をフジッキー部長とともに見るのでしゅ~。いきなりプロポーズとはこれいかに~。チューも連続スカシ攻撃・・・アホ宮とぶちょおのチューは最終回までおあずけの予感なのでちゅ~」みのむし「せっかく・・・部長を獲得したのに・・・またもやまこちゃんとフジッキー争奪戦が始まるとは・・・しかし・・・蛍カラーの私の勝利は宿命るるる」お気楽「ハッピーエンドを迎えておいて・・・ハッピーエンドではありませんでしたって・・・反則だよね・・・もう信じられないもんね・・・はるかちゃんのギリギリサービスはわかるけどね」くう「ふふふ、三年たってもまったく変っていない蛍・・・そして三年間の会えない時間が愛を深く深く掘り下げた部長・・・でも二人のラブ・コメは絶好調・・・楽しいわあ・・・部長が・・・バツイチなのかバツニなのか・・・謎なの・・・この夏最大のミステリー?・・・それはやめてほしい」ikasama4「ふふふ・・・いわゆるひとつのひと夏の花嫁修業なんでしょうね・・・毎回お習字して来週は結婚とは節約?・・・お習字には苦い思い出があるのでほどほどにしてもらいたいですな・・・とにかくラブ・コメとしては絶好調・・・来週も楽しみですねぇ」
金曜日に見る予定のテレビ『崖っぷちのエリー』(テレビ朝日)『こけしのうぬぼれ刑事』(TBSテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
きましたねぇ。
今作は前作のストーリー重視って感じとは違って
綾瀬さん演じる蛍さんと藤木さん演じるぶちょおの
キャラ重視でやってきてますねぇ。
毎回コスプレは当たり前って感じの勢いですねぇ。
が、これ以上ののびしろがあるのかどうか
ちぃとばかし不安もあったりなんかして。
でもって、お習字ネタは
昨年のトラウマがやってきますが
ま、それはそれ
これはこれということで来週から
私も御付き合い致します ̄▽ ̄ゞ
投稿: ikasama4 | 2010年7月 8日 (木) 21時30分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
初回はとりあえず
全体の人間関係の説明でしたが
二人の関係と
部長の決意
雨宮の成長
このあたりをさりげなく見せて
しかも漫才は健在なので
とてもスマートなスタートでございました。
こうしてみるとステキ女子とか
たまにはゲストで出てきてもいいみたいで。
まさか・・・寿退社か?
ふふふ、お習字トラウマは結構深いですよね。
それでも書きますか・・・楽しみです。
テンメイ様についてはおそらく男性だと思います。
ランナーでサイクラーで理数系です。
キッドのお手製似顔絵より
アゴのラインがシャープで
口は小さく
頬はこけて
目は大きい・・・そうです・・・。
ブログにお写真もあるのですが
じいめの目は
しょぼしょぼして・・・よく見えないのでございまする。
ただしあくまでマイペースでお願いします。
投稿: キッド | 2010年7月 8日 (木) 23時50分
わぉ~!HPでのトップ画像の蛍のお洋服が着れて
うれすぃ~~~
ふわふわのスカート部分がかわいいな~と
狙っていたのでごじゃります
だけど、サンバの衣装も着てみたかったでありんす…
幼少期の蛍の描写で、吉田里琴ちゃんの登場が
あるかなと期待してたのに、アニメで済ませやがって
ガッカリ
あと、広島弁設定の武田真治がおらんよぉになったんは
淋しいのぉ~。
まぁ、前シリーズの時点であまり必要性のない
人物じゃったけぇ仕方無いんじゃが・・・
投稿: まこ | 2010年7月 9日 (金) 10時23分
●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●
あれから・・・3年、
吉田里琴様もご成長なされましたからな・・・。
選手交替で石井萌々果様、登場なのでございましょう。
「マイガール」→「怪物くん」→ココと
大活躍ですしな。
「パパムス」の小梅(ガッキー)の幼少時代から
キャリア積んでますからな~。
競争激しい子役の世界はいつも修羅場ですからな~。
ふふふ、要(武田)の恋はどうなったのでございましょうね。
旧インテリア事業部のゲスト出演があるのかどうかも
お楽しみですな。
必要性があってもなくても
なんとなく光るのがホタルリヒカリの世界ですからな。
そういう意味で期待したいですな~。
ラブ・コメなのにラブ・シーンがない。
それが特徴のドラマ。
ゴロゴロしたり、コスプレしたり・・・
ごっこガーデンは遊園地模様になるのでございましょうか?
グリーン・グリーン・グリーンの世界から
ピンクの蛍が飛ぶ日がくるのかどうか・・・
それも楽しみでございますよ~。
投稿: キッド | 2010年7月 9日 (金) 17時12分
こんばんは
虐待された幼児が、更なる弱者としてホタルを
虐待したっていう、悪魔的な話じゃないわけですね ^^
「シゴキ」を「扱き」と書く辺り、マニアック♪
キッドさん、確か『頭文字<イニシャル>D』を
読んでましたよね。
ってことは、今でも『ヤンマガ』読んでるのかな?
古武術が主役の格闘マンガ『喧嘩商売』は、
いよいよあらゆる格闘技のトーナメント開始。
普通の格闘マンガと全く違う、何でもアリの型破りな
世界なので、バトル好きとしてはワクワクしてます☆
『ホタル』が『シンデレラ』の高度な変形だと
いうのは、普通に見ればその通りでしょう。
ま、『じゃじゃ馬ならし』の方が近いと思いますが、
『じゃじゃ馬』も『シンデレラ』の変形と見ることは可能。
ただ、僕としては、『ホタル』は別の解釈をしたいし、
別の方向に進めるべきだとも思ってます。
『ホタル2』第1話を見る限り、『シンデレラ』の変形
としては、『ホタル1』や『月恋』の方がヒネリがある。
だからこそ、見てるこちらがヒネるしかない。
ま、ヒネリがあることが、一般視聴者にとって
いいことかどうかはビミョーですけどね♪
今の所、「嵐山のドキュンコ」と「ストッキング」の
検索アクセスばかり目立ってますが、僕としては
佐藤千亜妃萌えで何とか頑張れるかなって感じ。
あるいは、縁側の映像&音萌えとか
ウチの地デジは、電波が不安定で教育テレビが
映らないから、W杯・決勝戦は見れませんよ (^^;
地デジと選挙が悪いのか、電波増幅用ブースターを
設置しない自分が悪いのか・・♪
ではまた。。
投稿: テンメイ | 2010年7月11日 (日) 23時06分
○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))
ふふふ、愛と殺意は紙一重というお話しでございますよ。
あるいは世の中の家庭的な躾というものに
含まれる美と残酷の話でもございます。
最近はなかなか、すべてのコミックにまで手が
まわらなくなりつつありますが
武術の達人同士の実力勝負は
男子の見果てぬ夢でもありますな。
武闘には正義も礼儀もない。
本質は殺し合いというのは世の常ですしな。
しかし、たとえば社交というものが
存在すれば暗黙のルールも存在する。
目撃者多数の場で敵を殺せば
殺人罪で逮捕されるという物騒な世の中です。
いかに人知れずいかなる証拠も残さず
敵の存在を消去するか・・・という段階になると
もはや武術とはいえない策略がめぐらされる
世知辛い世の中でございます。
まあ・・・そういう機会に
いかに冷静に
単なる手続きとして
殺処分を行えるかが
一種の修行になっていて
そんな心得を幼児に仕込んでどうする・・・という話です。
「シンデレラ」の場合は基本的には
「運命」や「神意」と言ったものが
その原点にあるわけですが
シェイクスピアの場合には「調教」という概念がありますな。
いわば・・・現在の凌辱調教系暗黒ゲームの原点は
「じゃじゃ馬ならし」にあるわけです。
そういう意味で・・・これから
部長が「ホタル」を自分にふさわしい女に
仕立て上げようとする成り行きならば
「じゃじゃ馬ならし」になっていく・・・
ということは流石の慧眼でございます。
ただし・・・結局・・・
調教されるのは・・・部長というのが
落ち着き先と予想もできますな。
結局・・・部長はぶちょおになっていく運命。
なにしろ相手は
一度手放せば音信不通になり
戻ってくればゴロゴロするモンスターですからねえ。
調教しているつもりが
いつしか・・・飼いならされていく・・・。
まあ、男と女にとって
ある意味、理想の関係なのでございますけど。
サッカーは「点の入らないスポーツ」という言葉
そのままの最高のロスタイム3分。
ふふふ・・・男たちは永遠に戦い続ける宿命なのですな。
投稿: キッド | 2010年7月12日 (月) 05時19分
やっと前シーズンを見終わり、シーズン2の#1に追いつきました。
基本恋愛モノですが、ぶちょお・蛍の関係にフォーカスされていていい感じですね。
前シーズン、別居中の妻に
「あの子は外で頑張ってる分、家でゴロゴロしなきゃダメなんだ!!」
と力説したぶちょおが、変わることなく蛍を信頼する・・・。
ほほえましい関係ですね。
紆余曲折を経て2人が結ばれる感じになるんでしょうが、のほほんと見守っていきたいものです。
木村多江の扱いはちょっと心配ですが^^;
投稿: inno-can | 2010年7月14日 (水) 03時18分
♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬inno-can 様いらっしゃいませ♬♬♬のだめデスヨ♬♬♬
ふふふ、シリーズものの場合、
前作を一挙に復習してから
新シリーズを見る・・・。
これは醍醐味ですな。
ガンダム→Zガンダムは
これができたけど
Ζガンダム→ガンダムZZは
間隔なくてできなかった・・・ようなもの。
・・・たとえがわからんわっ。
ある意味、キャラが確立しているので
「サザエさん」のような味わいがあるこのドラマ。
・・・アニメにたとえるのやめないか?
まあ、ほっこりのほほんとゴロゴロしたいのですな。
人類は基本的に。
政治家たちに「きちっと」禁止令を出したい今日この頃。
国民をまったりさせるために働くのが公僕のつとめ。
「きちっと」してもいいがのんびりさせてもらいたい。
語り下手な人々は「ホタルノヒカリ」を見て
勉強するべきなのですな。
ホタル(国民)に対して政治家(ぶちょお)は
どうあるべきなのか・・・教えてくれます。
()内が転倒しているくらい気楽にやりたいものです。
せまい日本、そんなに急いでどこへいく。
役人の暮らしを守るマニフェスト・・・
役人以外は自主防衛ですからなーっ。
まあ、木村・石井母娘はスパイスみたいな存在ですな。
きっと~。
投稿: キッド | 2010年7月14日 (水) 21時06分