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2010年9月 6日 (月)

伏見船宿寺田屋にて幕府公安と戦争仕り候(坂本龍馬)

この頃、龍馬は三吉慎蔵、池内蔵太、そして寺内(新宮)新右門らと行動を共にしていたと思われる。

なにしろ、携帯電話がない時代なので連絡は手紙か面談するしかない。

前日には薩長同盟の密約が成立し、龍馬は京都薩摩藩邸に留まっていてもよかったわけだが、のこのこと伏見寺田屋に戻っていてる。

もちろん、新妻お龍と一夜を過ごすためである。

龍馬が革命前夜の過渡期の中で、治安当局からどの程度、危険視されていたかは・・・歴史の闇に閉ざされているわけで、さらに言えば龍馬がどの程度危険を察知していたかも定かではない。

しかし、実際に京都治安警察は過激派浪士である坂本某を重要参考人として指名手配していたわけである。

そして、充分な人数を動員し、坂本某の捕縛作戦を実行したのである。

それなのに、ただ二人の坂本龍馬と三吉慎蔵を捕縛できなかったというのは前代未聞の大失態だったといえる。どうしてそんなことが起こったのか・・・歴代の作家たちは妄想に妄想を重ねている。

もちろん、坂本龍馬が重傷を負うほどの激闘もあったわけであり、捕り方もそれなりに腕に自信のあったものもいたはずである。

だが、高杉晋作縁の短銃は思わぬ威嚇効果を発揮したのだろう。記録には残らない名もなき捕り方の犠牲は多数あったはずである。その威力に捕り方の上役が恐怖したことは充分に察せられる。

もちろん、キッドの妄想では忍びである龍馬にはそれなりの仕込みがあったことが考えられる。お龍の入浴と裸の疾走もくのいちならではの妖術の気配が漂う。

それはものすごく、面白おかしい状況であったのである。

ま、とにかく、龍馬一人捕縛できない幕府はある意味、この夜、命運を定めたと言える。

で、『龍馬伝』を見た。例によってシナリオに沿ったレビューはikasama4様を推奨します。

関連するキッドのブログ

(仮記事御免)

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コメント

こんにちは、お久しぶりです。Mother以来のリンゴあめです。
この回で初めて龍馬伝を見ました。龍馬という人が何をしたかすらあまりよくわかってない私ですがsweat02
この前、有名な武術の先生がカルチャーセンターでやる講座に行きました。そこでたまたま、
日本が開国するときに、改革を肯定し、今の(西洋の?)ほうが優れているからそのやり方を学ぶという論を肯定するために、暗黒の時代の異物とされて、継承されず、途絶えてしまった型や流派、考え方が沢山あるという話を聞きました。
歴史に明るくないのでよくわかりませんが、龍馬がこの幕府では諸外国に対抗できないと言ってるのを聞くと、それもそうかもとか思ってしまい、他の選択肢というものは歴史にはないのだろうか、等と思ってしまいました。
しかし、余計なことながらこのドラマの時代の日本人は真剣勝負で生きてるなーと、風俗とAKB48の話しかしない会社の若い(でも30代含む)バイト君たちを見てると、思います。

投稿: リンゴあめ | 2010年9月10日 (金) 19時43分

apple◉☮◉Mother~リンゴあめ様、いらっしゃいませ~Mother◉☮◉apple

人生は決断の連続で、
お昼にざるそばを食べると
お昼に冷やし中華を食べたお昼は抹殺されるわけです。

歴史も似たようなもので
核分裂を発見してしまえば
核分裂を見てみぬフリをした過去は消失します。

文学の世界では
そういう「もうひとつの別の世界」を妄想することは
息抜きとして伝統を作っています。

たとえば古武術では
「右手と右足」をそろえる走り方というものもあります。
右手が前なら右足後ろというのは
西洋人の歩き方が輸入された
明治以後の正しい走り方だったりするわけでございます。

剣道をしてみればわかりますが
相手を打つときの基本は
右手を前に伸ばし、右足で踏み込みます。
利き足は常に前で足を捌きます。

相撲でも右手と右足は同時に前で突っ張ります。

つまり、バランスより力の集中が要求されてるわけです。

このように何かを選択すれば何かを得て
何かを失うわけです。

昔は右手と右足をそろえて前に出して
日本人みんなが歩いていた・・・とは
現代の日本人には想像もおよばない・・・とは思います。

まあ、幕末の若い衆も岡場所(風俗)と
浮世絵の美人画(アイドル)は大好きだったわけで
近藤勇も桂小五郎も
芸妓に入れ込んでお妾にしていたりするわけで
そのあたりは
今も昔も一緒さ・・・という考え方もございます~。

投稿: キッド | 2010年9月11日 (土) 16時01分

歩き方のこと沢山講義ありました!
ほんとに想像つかないです。今当たり前と思っていることが、全くそんなことはないのですね。

ところでPCトラブル中(?)で仮記事だったのでしょうか。失礼しました。

投稿: リンゴあめ | 2010年9月11日 (土) 18時19分

apple◉☮◉Mother~リンゴあめ様、いらっしゃいませ~Mother◉☮◉apple

キッドは大体のことを知っていますが
それでも知らないことはたくさんあります。
たとえばマンモスの肉を実食したことはありませんし。
そうするとマンモスの肉の味を知らないわけです。
キッドでさえ知らないことがあるのだから
世の中のほとんどの人はきっと無知だよなあ・・・
と思うわけです。

自分がものしりだと思っている人は
基本的にものをしらない人だと
ソクラテスも言ってますからねえ。

しかし、知らないことを知ることは楽しいことで
知らないことがたくさんあるのは楽しみです。

愛機Priusが瀕死なので
バリスタで書いてますが
コメントは受け付けていますので
いつでもどうぞ。

時々、本文よりコメントの方が長いのは
ブログにはありがちで・・・
しばらく、仮記事状態が続く予定ですので
ご了承くださいますように・・・。

投稿: キッド | 2010年9月12日 (日) 15時51分

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» 大河ドラマ「龍馬伝」第36回『寺田屋騒動』 [徒然”腐”日記]
個人的感想の記事です。ネタバレを含みますのでご注意ください。今回は突っ込みは少ないと思われ(笑)歴史的一大イベント薩長同盟をあれだけさらっと流してしまったんで今回はどう... [続きを読む]

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