やればできる女にぶちょおがブチュウでやがて孫を見守る愛の夢のホタルノヒカリ(綾瀬はるか)
シモーヌじゃなかったシーモネータかよっ。
ついにお茶の間向けであり、この夏一番の哲学的恋愛ドラマの最終回なのだが仮記事です。
ああ・・・なんだかずーっとこのまま仮記事なのかも知れない気がするこの頃。
なにしろ・・・根がグータラだからな。
そもそもホタルノヒカリはこの間、電話で話した旧友も言っていたが「基本はマイ・フェア・レディ」なのである。そして天使テンメイ様的には「じゃじゃ馬ならし」でもあるわけである。
しかし、ネジを巻く相手はあえて言えば相手は野暮天でも御転婆でもなくグータラなのである。
そこで・・・キッドは第2シーズンでは「サルトルとボーヴォワール」についておちょくろうと考えていたわけだが、結構計画倒れに終わっているわけである。まあ、二十世紀の偉大な哲学者とその内縁の妻を嘲笑するという趣向はかなり圧力を感じることなので・・・国際的陰謀で愛機Priusは負傷したかと妄想するほどである。
基本的に部長(藤木直人)とサルトルが違うのは部長は美男子、サルトルは「自ら醜いと自覚するほど醜い」ことだが、愛する女がアホなのも含めて世界で起こるすべての出来事の責任は自分にある」という実存主義的には一致しているのである。劇中で部長は実際にそういうセリフを口にしているのでこれは単なるキッドの妄想とは言いがたい。
前にも書いたが、ボーヴォワールは「女性的なもの」とは「本質ではなく社会的な制度的虚構にすぎない」と主張し、「素敵女子に憧れる干物女のくせに女であることを拒絶する」主人公の蛍(綾瀬)と表裏一体の関係なのである。
サルトルやボーヴォワールを愛する人には気障りかもしれないが・・・実にお坊ちゃま的な底の浅さを感じるサルトルと理屈っぽい生意気な女であるボーヴォワールというカップルを洗練すると部長と蛍のペアになるということである。
そこがこのドラマを傑作にしているのである。
ちなみに実際のサルトルの醜さは実際の年齢差およそ三歳をかなりの年の差カップルに設定することで補完しているわけである。
そして、「女や親子関係を否定し続けたためについに子供を持たなかった」ボーヴォワールに対して・・・蛍は「愛に包まれていたから愛で包みたい」と縁側で野獣の成れの果てと孫を見守る夢を見るのである。
「ツツム(名詞)」は美しい日本の言葉だからである。
で、『ホタルノヒカリ2』を見た。
(パンツがかわいくないとだめだこりゃとはいえ仮記事なのです)
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コメント
キッドさん、こんばんは〜♪
ホタルノヒカリ2最終回になってしまいました。。。
ホントに、綾瀬ホタルのかわいらしさでこのドラマは成り立っていたと言っても、過言じゃない〜と思ってます。
かわいかったなぁ〜ホタル。。。
個人的には、ストーリーとか脈絡関係なく、瀬乃くんとブチュウしてほしかったです。。。単に、私が向井くんをお気に召していただけのことですが。。。
しかし、気になるのはぶちょうの乾きっぷりです〜3年も4年も惚れた女に手を出さないってのは、一種のプレイですかね?
40才って、そっち方面がなくても平気な年齢なんでしょうか?わかりませぬ。。。
世の40才男性は、こんなもんなんでしょうか?
それは、ホタルノヒカリだから。。。そっか。。。
小6と中3の子どもたちといっしょに見てたので、かわいくないパンツのくだりは、ドキッとしました〜子どもたちは、あえてふれては来ませんが。。。子どもの方がいやがってたかも?
パソコンの調子はどうですか?
私も、画像ファイルだけでも整理しとこうとやりかけましたが、なかなかすすみませんね。。。
お互い、ボチボチやっていきましょう〜
ではまた。。。
投稿: ゆきみき | 2010年9月16日 (木) 19時05分
様々な面白さがあるドラマでしたけど
綾瀬はるかの演じる蛍のパフォーマンスと
セリフの面白さでは絶妙と言えました。
前回のトライアングルは
綾瀬・藤木にくらべると一画が
キャスティング的に軽かったのに比べて
今回は今をときめくゲゲゲの女房の旦那なので
ひょっとしたら・・・という
ドキドキがありましたよね。
最後はくどいほどなかなか結ばれない二人の
お約束のコントの連続で
か・な・り楽しみました。
「こんな日に限って穴のあいたパンツをはいてた」
これは物悲しいですからなーっ。
まあ、ある意味、大人の小道具である
「別の意味で穴の開いたパンツ」だった場合も
いろいろ問題ありますけどなーっ。
そうですねえ・・・子供とそういう話題をするのが
苦手な人にも個人差がありますね。
キッドの家ではわりとフランクで
性知識も情報のひとつとして幼少のころから
家庭内に流通しているので
どんなラブシーンでも平気でございますけど。
もちろん、子供も
恥ずかしがりやと恥知らずで
個人差があるわけですけれどーっ。
そして精力にも天狗から金棒まで個人差がございますし・・・・。
愛機Priusはほとんど臨終近し・・・。
今日もバリスタで書いてます~
投稿: キッド | 2010年9月17日 (金) 18時03分