放射能みんなであびればこわくない(キッド)
こわいわっ!
・・・念のために言っておくがツービートのパクリです。
ついでに言っておくが悪魔なので人間としてはダメかもしれないことも書きます。
さらに昨年から続く仮記事体制のままなのでコメントのお返しなどができないまま、更新していることをお詫びします。
その上、3/11の地震で書斎が崩壊し、復旧していないためにキッチンから更新しているので通りすがりのものがあれやこれや話しかけてきてすごく集中できないのである。
福島原発の前代未聞のお粗末極まる超大事故によって放射性物質の漏洩などが発生しており、かってプルサーマル発電の有効性啓発番組を構成したこともあるキッドとしては「なにやってんじゃあ」という気持ちである。
ちなみに周辺の放射線量に関しての記事を天使テンメイ様がお書きになっているので関心のある方はご照覧あれ。
老い先短いものにとっては些少の放射性物質など何ほどもないので水はガバガバ飲むわけだが「ただちに健康被害のない放射線量」もけしてノーリスクではないのである。
だがまあ、現在のところは原発排水溝でおでん風呂でもしない限りは大丈夫だ。
某NHKではニュース・ショーでキャスターが避難圏外で大人も水を飲めない町の人に「最悪のデータだけをセンセーショナルに伝えて面白がるのはやめてくれ」と苦言を呈していたがそもそもテレビ番組とはそういうものなのであまり責めないでもらいたいと同時にNHKのアナウンサーがやりこめられてうろたえるのもそれはそれで面白いのである。
その直後からNHKは時系列でデータの推移を示すようになってそこそこ対応していたのである。
某フジテレビのニュース・ショーでは女性コメンテーターが「半減期というのは大人と子供では変わらないのですか?」と素朴な質問をして場が一瞬、空虚になったのが印象深い。
基本的にはスリーマイル以上、チェルノブイリ未満を目指すらしい今回のケースなのだが、乳児の甲状腺ガン発症問題があり、放射性ヨウ素131の半減期と大人と子供が無関係でないところが「女の勘」の神秘的なところなのである。
さて僥倖と言える「祖母と孫、9日目の生還」で病院での最初のインタビューを生中継でしたのはやや危うかった。父と病床の息子のインタビュー終了後、編集のためのインサート撮りまでが中継されてしまったのである。報道スタッフ「それじゃ、お父さんがベッドのシーツを治してる感じてポーズしてください」父「こんな感じですか」・・・息子のベッドを整える感じの父。・・・つまり、よくある演出なのだが・・・ここは見せないのが大人の姿勢だ。
ところで某テレビ朝日の朝まで生テレビでは司会者が得意の煽り調子で「なんだかんだいっても津波で人は死んだが、原発事故では人死にを出していないのだからその点は評価すべきだ」と言い切った。
しかし・・・9日目の奇跡があった以上、指定されて立ち入り禁止になった地域で救援を待ちながら10日目に死んだ人間がいたことの可能性は否定できないのである。
もちろん、それが誰かの責任であると言っているわけではない。津波が避けられなかった以上、合法的に建設された原発で避けられなった事故が起きても基本的には誰も悪くないのである。自民党時代に作られた施設かもしれないが民主党だってそれを否定したわけではない。
それにしても「この騒ぎはいつまで続くのか?」・・・誰もが問いたいエレーンなのである。
ちなみにチェルノブイリ事故から25年である。当地ではいまだに放射線量は通常ではない。
もはやニ~三日(当初東電見込み)で事態が終息しないのは明らかである。
安定的な冷却体制の確立まで一ヶ月。
原子炉付近の閉塞に一年。
周辺の安定化に十年。
ごく手際よく運んでこんな感じじゃないかと悪魔は考えます。ま、あくまで悪魔ですので。
ま、そのうちに慣れますよ。
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